JP3095337B2 - Pcカード用コネクタ - Google Patents
Pcカード用コネクタInfo
- Publication number
- JP3095337B2 JP3095337B2 JP07137446A JP13744695A JP3095337B2 JP 3095337 B2 JP3095337 B2 JP 3095337B2 JP 07137446 A JP07137446 A JP 07137446A JP 13744695 A JP13744695 A JP 13744695A JP 3095337 B2 JP3095337 B2 JP 3095337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- signal connection
- connector
- contact
- connection member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPCカード用コネクタに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】PCカードは板状に作られ、コンピュー
タ等の電子機器のケースに形成されたスロットの内部に
設けられたコネクタに抜出自在に挿入される。該PCカ
ードは前端面に多数の信号用の接触子が設けられ、上記
コネクタに設けられた対応せる接触子と接続される。上
記信号用の接触子は多数設けられているために、PCカ
ードの前端面はほぼ全幅にわたりこの接触子の配設のた
めに使用されている。
タ等の電子機器のケースに形成されたスロットの内部に
設けられたコネクタに抜出自在に挿入される。該PCカ
ードは前端面に多数の信号用の接触子が設けられ、上記
コネクタに設けられた対応せる接触子と接続される。上
記信号用の接触子は多数設けられているために、PCカ
ードの前端面はほぼ全幅にわたりこの接触子の配設のた
めに使用されている。
【0003】PCカードは、その用途によりシールド用
の接続端子が必要となる。従来、上記PCカードの前端
面は全幅にわたり信号用の接触子のために使用されてい
るので、該前端面にシールド用の接続端子を設けること
もできず、これに対処するには、PCカードの前端部に
厚手部を設け、ここにシールド用接続端子を配置するこ
とが考えられる。
の接続端子が必要となる。従来、上記PCカードの前端
面は全幅にわたり信号用の接触子のために使用されてい
るので、該前端面にシールド用の接続端子を設けること
もできず、これに対処するには、PCカードの前端部に
厚手部を設け、ここにシールド用接続端子を配置するこ
とが考えられる。
【0004】したがって、かかるPCカードを受け入れ
る電子機器のコネクタそして挿入用のスロットも上記厚
手部に対応する形状となってしまう。
る電子機器のコネクタそして挿入用のスロットも上記厚
手部に対応する形状となってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
ド用の接続端子は比較的その直径が大きくPCカードの
厚さ近くの直径であるために、厚手部を設けることによ
りPCカードは該厚手部にて従来のPCカードに対して
倍位の厚さになってしまう。そのために、コネクタは大
型化し、スロットも大きく開口してしまい塵埃等が入り
やすい。厚手部を局部的に設けることとしても、上記コ
ネクタやスロットについての問題点の解決にはならな
い。
ド用の接続端子は比較的その直径が大きくPCカードの
厚さ近くの直径であるために、厚手部を設けることによ
りPCカードは該厚手部にて従来のPCカードに対して
倍位の厚さになってしまう。そのために、コネクタは大
型化し、スロットも大きく開口してしまい塵埃等が入り
やすい。厚手部を局部的に設けることとしても、上記コ
ネクタやスロットについての問題点の解決にはならな
い。
【0006】本発明は、かかる問題を解決し、従来の均
一厚さのPCカードを厚くすることなく、また前端面の
信号用の接触子の数を減らすことなく、信号接続部材を
設けることとし、このPCカードを受入れて容易に外部
の信号用接続端子と接続することのできるPCカード用
コネクタを提供することを目的とするものである。本発
明において、信号接続部材はシールド接続端子とするこ
とも、又光ファイバケーブルの接続端子とすることも可
能である。
一厚さのPCカードを厚くすることなく、また前端面の
信号用の接触子の数を減らすことなく、信号接続部材を
設けることとし、このPCカードを受入れて容易に外部
の信号用接続端子と接続することのできるPCカード用
コネクタを提供することを目的とするものである。本発
明において、信号接続部材はシールド接続端子とするこ
とも、又光ファイバケーブルの接続端子とすることも可
能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、前端面に信号用の接触子が複数設けられ、挿入方
向に平行な側面に外部の送信用もしくは受信用の信号接
続部材と接続のための受信用もしくは送信用の信号接続
部材が設けられている板状のPCカードの両側面を該側
面に沿って挿入案内するガイド部を両側に有し、PCカ
ードがコネクタ側の接触子と接続する際に上記PCカー
ドの前端部を受入れる前後移動可能な受入部材が設けら
れている上記のPCカードのためのコネクタにおいて、
PCカードの信号接続部材が設けられている側面に対応
する一方のガイド部には、該側面に対して弾性部材によ
り付勢されて信号接続部材保持体が上記側面に近接移動
可能に設けられ、外部からの操作により上記信号接続部
材保持体への上記弾性部材による付勢力に抗して該信号
接続部材保持体をPCカード側面から離間移動せしめる
接離機構を備えていることにより達成される。
的は、前端面に信号用の接触子が複数設けられ、挿入方
向に平行な側面に外部の送信用もしくは受信用の信号接
続部材と接続のための受信用もしくは送信用の信号接続
部材が設けられている板状のPCカードの両側面を該側
面に沿って挿入案内するガイド部を両側に有し、PCカ
ードがコネクタ側の接触子と接続する際に上記PCカー
ドの前端部を受入れる前後移動可能な受入部材が設けら
れている上記のPCカードのためのコネクタにおいて、
PCカードの信号接続部材が設けられている側面に対応
する一方のガイド部には、該側面に対して弾性部材によ
り付勢されて信号接続部材保持体が上記側面に近接移動
可能に設けられ、外部からの操作により上記信号接続部
材保持体への上記弾性部材による付勢力に抗して該信号
接続部材保持体をPCカード側面から離間移動せしめる
接離機構を備えていることにより達成される。
【0008】
【0009】
【0010】かかる本発明のPCカード用コネクタにあ
っては、接離機構は、ガイド部の案内方向に延びる接離
用レバー部材を有し、該接離用レバー部材の中間部と上
記信号接続部材保持体に設けられたカム機構により成
り、上記接離用レバー部材の外部側端部を前方へ押すこ
とによりカム機構が上記信号接続部材保持体にPCカー
ドの側面への近接動作を与えるようにすることができ
る。
っては、接離機構は、ガイド部の案内方向に延びる接離
用レバー部材を有し、該接離用レバー部材の中間部と上
記信号接続部材保持体に設けられたカム機構により成
り、上記接離用レバー部材の外部側端部を前方へ押すこ
とによりカム機構が上記信号接続部材保持体にPCカー
ドの側面への近接動作を与えるようにすることができ
る。
【0011】さらに、接離機構は、ガイド部の案内方向
に延び支点を中心に揺動自在な接離用レバー部材とを有
し、上記接離用レバー部材の外部側端部の揺動操作のて
こ作用により信号接続部材保持体にPCカードの側面へ
の近接及び離間動作を与えるようにすることもできる。
に延び支点を中心に揺動自在な接離用レバー部材とを有
し、上記接離用レバー部材の外部側端部の揺動操作のて
こ作用により信号接続部材保持体にPCカードの側面へ
の近接及び離間動作を与えるようにすることもできる。
【0012】又、接離機構をPCカード抜出用の機構と
連動させることもでき、その際には、該接離機構は、P
Cカードの信号接続部材が設けられている側とは反対側
に位置する他方のガイド部にて案内されるPCカード抜
出用の抜出レバー部材と、ガイド部間を連結した連結部
に設けられた支点を中心に揺動自在に支持され一端が上
記抜出レバー部材のもしくはこれに接続された部材の奥
端部と回動自在に連結された梃子部材とを有し、該梃子
部材の他端には受入部材をPCカードの抜出方向に移動
せしめる押圧部が形成され、上記受入部材もしくはこれ
に接続された部材が信号接続部材保持体の一部と協働し
て該信号接続部材保持体を離間移動せしめるカム機構を
形成していることとすることが可能である。その場合、
カム機構は、抜出レバー部材によるPCカード抜出に先
立って動作するようになっていることが好ましい。
連動させることもでき、その際には、該接離機構は、P
Cカードの信号接続部材が設けられている側とは反対側
に位置する他方のガイド部にて案内されるPCカード抜
出用の抜出レバー部材と、ガイド部間を連結した連結部
に設けられた支点を中心に揺動自在に支持され一端が上
記抜出レバー部材のもしくはこれに接続された部材の奥
端部と回動自在に連結された梃子部材とを有し、該梃子
部材の他端には受入部材をPCカードの抜出方向に移動
せしめる押圧部が形成され、上記受入部材もしくはこれ
に接続された部材が信号接続部材保持体の一部と協働し
て該信号接続部材保持体を離間移動せしめるカム機構を
形成していることとすることが可能である。その場合、
カム機構は、抜出レバー部材によるPCカード抜出に先
立って動作するようになっていることが好ましい。
【0013】上記本発明のコネクタにおいて、信号接続
部材保持体はPCカードの係止孔に係合する突部を有し
ていることとすれば、PCカードの信号接続部材とコネ
クタ側の信号接続部材とが正確な位置で接続される。
部材保持体はPCカードの係止孔に係合する突部を有し
ていることとすれば、PCカードの信号接続部材とコネ
クタ側の信号接続部材とが正確な位置で接続される。
【0014】
【作用】かかる本発明のPCカード用コネクタは次の要
領で使用される。
領で使用される。
【0015】先ず、コネクタ側の接離機構が、接離用
レバー部材もしくは抜出レバー部材等により作動し、信
号接続部材保持体は弾性部材の付勢力に抗して外方の離
間位置に移動する。
レバー部材もしくは抜出レバー部材等により作動し、信
号接続部材保持体は弾性部材の付勢力に抗して外方の離
間位置に移動する。
【0016】かかる状態で、PCカードをコネクタに
挿入する。PCカードがコネクタの受入部材にて所定位
置まで挿入され該PCカードの接触子はコネクタの接触
子と接続されると、上記付勢力に抗していた接離機構の
力が解除され、信号接続部材保持体がPCカードの側面
に付勢されて移動し、信号接続部材保持体により保持さ
れている外部の信号接続部材がPCカードの信号接続部
材と接続される。
挿入する。PCカードがコネクタの受入部材にて所定位
置まで挿入され該PCカードの接触子はコネクタの接触
子と接続されると、上記付勢力に抗していた接離機構の
力が解除され、信号接続部材保持体がPCカードの側面
に付勢されて移動し、信号接続部材保持体により保持さ
れている外部の信号接続部材がPCカードの信号接続部
材と接続される。
【0017】PCカードの抜出時には、上記接離機構
を上記の離間位置にもたらし、抜出レバー部材等によ
り抜出する。
を上記の離間位置にもたらし、抜出レバー部材等によ
り抜出する。
【0018】なお、本発明は、電気信号を伝えるケー
ブル又は基板そして光信号を伝える光ファイバーケーブ
ル又は基板の両者に適用可能であり、信号接続部材保持
体により保持される信号接続部材は、前者の場合にあっ
ては、PCカードの接続端子と接触結合されるが、後者
の場合にあっては間隙をもって非接触としてもよい。
ブル又は基板そして光信号を伝える光ファイバーケーブ
ル又は基板の両者に適用可能であり、信号接続部材保持
体により保持される信号接続部材は、前者の場合にあっ
ては、PCカードの接続端子と接触結合されるが、後者
の場合にあっては間隙をもって非接触としてもよい。
【0019】
【実施例】以下、添付図面にもとづき本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例装置のPCカード
用コネクタの分解斜視図、図2は図1装置のコネクタの
平面図、図3は右側面図、図4は左側面図、図5は図2
のコネクタの左半分についての底面図、そして図6は図
1装置のケーブル保持体とその周辺についての断面図で
ある。
用コネクタの分解斜視図、図2は図1装置のコネクタの
平面図、図3は右側面図、図4は左側面図、図5は図2
のコネクタの左半分についての底面図、そして図6は図
1装置のケーブル保持体とその周辺についての断面図で
ある。
【0021】PCカード1は図示のごとく、ほぼ均一な
厚さの板状をなしており、コネクタへの挿入方向A側の
前端面2にはほぼ全幅にわたり複数の信号用の接触子3
が設けられている。本実施例の場合、接触子3は雌型の
接触子で二段に配列されているが、これに限らず雄型で
も、又単段でも三段以上であってもよい。又、ガイド部
11,12及びコネクタ10も単段に図示されている
が、これに限らず二段でも三段以上であってもよい。
厚さの板状をなしており、コネクタへの挿入方向A側の
前端面2にはほぼ全幅にわたり複数の信号用の接触子3
が設けられている。本実施例の場合、接触子3は雌型の
接触子で二段に配列されているが、これに限らず雄型で
も、又単段でも三段以上であってもよい。又、ガイド部
11,12及びコネクタ10も単段に図示されている
が、これに限らず二段でも三段以上であってもよい。
【0022】上記PCカード1の上記方向Aに平行な側
面4,5のうちの一方の側面4には、信号接続部材とし
て同軸シールドケーブル用のシールド接続端子6が前後
に二つ設けられている。この場合シールド接続端子6は
PCカード1内の基板に半田付けされてもよい。又、シ
ールド接続端子は雄型であるが雌型であってもよいこと
は言うまでもない。該シールド接続端子はほぼ上記側面
4と同じ面に位置しており、又、PCカード1の内部で
はそれぞれ対応する回路に接続されている。
面4,5のうちの一方の側面4には、信号接続部材とし
て同軸シールドケーブル用のシールド接続端子6が前後
に二つ設けられている。この場合シールド接続端子6は
PCカード1内の基板に半田付けされてもよい。又、シ
ールド接続端子は雄型であるが雌型であってもよいこと
は言うまでもない。該シールド接続端子はほぼ上記側面
4と同じ面に位置しており、又、PCカード1の内部で
はそれぞれ対応する回路に接続されている。
【0023】上記PCカード1の側面4に設けられた二
つのシールド接続端子6の間には、PCカード1の位置
決めそして抜け防止をするための係止孔7が形成されて
いる。
つのシールド接続端子6の間には、PCカード1の位置
決めそして抜け防止をするための係止孔7が形成されて
いる。
【0024】一方、上記PCカード1を受入れるコネク
タ10は、上記PCカード1の側面4,5を案内するた
めの平行な二本のガイド部11,12を有し、両ガイド
部11,12は方向Aの奥部側で連結部13により一体
的に連結され、該連結部13に複数の雄型の接触子14
が前後に貫通して植設されている。該接触子14はPC
カード1側ではPCカード1の接触子3の配列に対応し
て二段をなすように接続部14Aを有し、外側に向けて
は回路基板(図示せず)上に均一に接面するように屈曲
されて一列に配列された結線部14Bを有している。
タ10は、上記PCカード1の側面4,5を案内するた
めの平行な二本のガイド部11,12を有し、両ガイド
部11,12は方向Aの奥部側で連結部13により一体
的に連結され、該連結部13に複数の雄型の接触子14
が前後に貫通して植設されている。該接触子14はPC
カード1側ではPCカード1の接触子3の配列に対応し
て二段をなすように接続部14Aを有し、外側に向けて
は回路基板(図示せず)上に均一に接面するように屈曲
されて一列に配列された結線部14Bを有している。
【0025】上記ガイド部11は、内側にPCカード1
の側面4の縁部を案内する断面が「コ字状」の案内溝1
1Bが長手方向に延びて形成されており、一部に突出部
が形成されここに、該ガイド部11を機器に固定するた
めのねじの頭部を収容するねじ孔部11Aが形成されて
いる。上記ガイド部11の中間部には、内側に開口した
略U字状断面の信号接続部材保持体としてのケーブル保
持体15を収容する収容部16が外側に延出して設けら
れている。
の側面4の縁部を案内する断面が「コ字状」の案内溝1
1Bが長手方向に延びて形成されており、一部に突出部
が形成されここに、該ガイド部11を機器に固定するた
めのねじの頭部を収容するねじ孔部11Aが形成されて
いる。上記ガイド部11の中間部には、内側に開口した
略U字状断面の信号接続部材保持体としてのケーブル保
持体15を収容する収容部16が外側に延出して設けら
れている。
【0026】絶縁体で作られた上記ケーブル保持体15
は、シールドケーブル17が接続された信号接続部材と
しての同軸端子18を収める略U字状の溝19が本実施
例では二つ形成されており、上方から押え蓋20をねじ
20Aで上記ケーブル保持体15に取りつけることによ
り同軸端子18を固定する。同軸端子は、直接的に基板
上の接触部分と接触しても良い。この場合、同軸端子
は、基板上の接触部分をスライド可能であることは言う
までもない。上記ケーブル保持体15の反シールドケー
ブル側の側部には上記PCカード1の係止孔7に突入可
能な位置決め用の突部21が設けられ、シールドケーブ
ル側の側部には弾性部材としてのコイルばね22を支持
するばね係止突部23が設けられている。なお、弾性部
材は他の形式のばねあるいはゴム、プラスチック等の弾
性材でもよい。さらに、上記ケーブル保持体15は前後
面に上記収容部16にて案内されるための被案内突条部
24が設けられている。又、上記ケーブル保持体15の
底面には、後述のカムと係合するカム突部25が下方に
突出している。
は、シールドケーブル17が接続された信号接続部材と
しての同軸端子18を収める略U字状の溝19が本実施
例では二つ形成されており、上方から押え蓋20をねじ
20Aで上記ケーブル保持体15に取りつけることによ
り同軸端子18を固定する。同軸端子は、直接的に基板
上の接触部分と接触しても良い。この場合、同軸端子
は、基板上の接触部分をスライド可能であることは言う
までもない。上記ケーブル保持体15の反シールドケー
ブル側の側部には上記PCカード1の係止孔7に突入可
能な位置決め用の突部21が設けられ、シールドケーブ
ル側の側部には弾性部材としてのコイルばね22を支持
するばね係止突部23が設けられている。なお、弾性部
材は他の形式のばねあるいはゴム、プラスチック等の弾
性材でもよい。さらに、上記ケーブル保持体15は前後
面に上記収容部16にて案内されるための被案内突条部
24が設けられている。又、上記ケーブル保持体15の
底面には、後述のカムと係合するカム突部25が下方に
突出している。
【0027】上記ガイド部11に設けられた収容部16
の両側壁の内面には、上記ケーブル保持体15をその被
案内突条部24で案内挿入するための案内溝26が所定
位置まで延びるように形成されている。該収容部16の
内壁面には、上記ケーブル保持体15が案内溝26に沿
って所定位置まで挿入された際の該ケーブル保持体15
の外側側面に一致する位置にU字溝27が形成されてい
て、ここに上方から、止め板28が圧入されるようにな
っている。該止め板28には上記U字溝27への圧入後
でも、上記同軸端子18に接続されたケーブル17をケ
ーブル保持体15に対して挿抜可能とするように、上方
に開口したU字状の開口29が形成されている。
の両側壁の内面には、上記ケーブル保持体15をその被
案内突条部24で案内挿入するための案内溝26が所定
位置まで延びるように形成されている。該収容部16の
内壁面には、上記ケーブル保持体15が案内溝26に沿
って所定位置まで挿入された際の該ケーブル保持体15
の外側側面に一致する位置にU字溝27が形成されてい
て、ここに上方から、止め板28が圧入されるようにな
っている。該止め板28には上記U字溝27への圧入後
でも、上記同軸端子18に接続されたケーブル17をケ
ーブル保持体15に対して挿抜可能とするように、上方
に開口したU字状の開口29が形成されている。
【0028】上記収容部16に収められたケーブル保持
体15と、上記圧入された止め板28との間には、ばね
係止突部23により位置決めされたばね22が圧縮状態
で入っており、上記ケーブル保持体15を内方に付勢し
ている。ケーブル保持体15の底面に設けられたカム突
部25は、上記収容部の底部に形成された長孔30から
下方に突出した状態で、上記長孔30に沿って移動可能
となっている。
体15と、上記圧入された止め板28との間には、ばね
係止突部23により位置決めされたばね22が圧縮状態
で入っており、上記ケーブル保持体15を内方に付勢し
ている。ケーブル保持体15の底面に設けられたカム突
部25は、上記収容部の底部に形成された長孔30から
下方に突出した状態で、上記長孔30に沿って移動可能
となっている。
【0029】上記ガイド部11の外側面には、ケーブル
保持体15をPCカードに対し接離移動させるための接
離用レバー部材31が配設されている。該接離用レバー
部31は後端に押釦部32を有し、該押釦部32から前
方にレバー部33が延出している。該レバー部33は前
後端部に平坦部分を有し、上記ガイド部11の外側に設
けられた、ガイド溝34,35により前後に移動可能に
案内される。上記レバー部33の中間部には、上記収容
部16に対して下方に迂回するように屈曲された屈曲部
36が形成されており、該屈曲部36にカム部37が設
けられている。該カム部37はV字カム部38と平カム
部39とから成っている。その結果、接離用レバー部材
31が未だ前方に押されていないときには、上記収容部
16の長孔30から突出するカム突部25は平カム部3
9と係合しており、ケーブル保持体15はばね22の力
に抗して外側に位置しており、接離用レバー部材31が
前方に押されたときには、上記カム突部25はV字カム
部38に入り込み、ばね22の付勢力によってケーブル
保持体15は内側(PCカード側)に押し出される。
保持体15をPCカードに対し接離移動させるための接
離用レバー部材31が配設されている。該接離用レバー
部31は後端に押釦部32を有し、該押釦部32から前
方にレバー部33が延出している。該レバー部33は前
後端部に平坦部分を有し、上記ガイド部11の外側に設
けられた、ガイド溝34,35により前後に移動可能に
案内される。上記レバー部33の中間部には、上記収容
部16に対して下方に迂回するように屈曲された屈曲部
36が形成されており、該屈曲部36にカム部37が設
けられている。該カム部37はV字カム部38と平カム
部39とから成っている。その結果、接離用レバー部材
31が未だ前方に押されていないときには、上記収容部
16の長孔30から突出するカム突部25は平カム部3
9と係合しており、ケーブル保持体15はばね22の力
に抗して外側に位置しており、接離用レバー部材31が
前方に押されたときには、上記カム突部25はV字カム
部38に入り込み、ばね22の付勢力によってケーブル
保持体15は内側(PCカード側)に押し出される。
【0030】また、上記レバー部33には、カム部37
と押釦部32との間に、後述する係止溝40が形成され
ている。
と押釦部32との間に、後述する係止溝40が形成され
ている。
【0031】他方のガイド部12にも、既述した対向せ
るガイド部11と同様に、PCカード1の側面5の縁部
を案内する断面が「コ字状」の案内溝12Bが形成され
ている。該案内溝12Bには、ガイド部11、12の案
内溝11B,12Bで案内されるPCカード1との間に
PCカード1に設けられた接点と接触し、基板に接地す
るための接地ばね42が設けられている。又、ガイド部
12には、ガイド部11と同様のねじ孔部12Aが形成
されている。
るガイド部11と同様に、PCカード1の側面5の縁部
を案内する断面が「コ字状」の案内溝12Bが形成され
ている。該案内溝12Bには、ガイド部11、12の案
内溝11B,12Bで案内されるPCカード1との間に
PCカード1に設けられた接点と接触し、基板に接地す
るための接地ばね42が設けられている。又、ガイド部
12には、ガイド部11と同様のねじ孔部12Aが形成
されている。
【0032】上記ガイド部11,12は中間部にても連
結部43により一体に連結されており、その中間部には
ピン状の支点44が設けられ、該支点44を中心に揺動
する揺動部材45が取りつけられている。該揺動部材4
5のガイド部11側の一端には、前述した接離用レバー
部材31のレバー部33に形成された係止溝40と回動
自在に係止する係止端46が屈曲形成されている。
結部43により一体に連結されており、その中間部には
ピン状の支点44が設けられ、該支点44を中心に揺動
する揺動部材45が取りつけられている。該揺動部材4
5のガイド部11側の一端には、前述した接離用レバー
部材31のレバー部33に形成された係止溝40と回動
自在に係止する係止端46が屈曲形成されている。
【0033】上記ガイド部12の外側には、PCカード
の抜出のための抜出レバー部材47が配設されている。
該抜出レバー部材47は押釦部48から前方に延出する
レバー部材49と、これに接続される副レバー部材50
とを有している。押釦部48には、内側に溝51が形成
されていて、ガイド部12の外側に形成されているガイ
ド突部52により前後に案内される。上記レバー部材4
9の中間部には係止スロット53が形成されていて、上
記揺動部材45の他端に屈曲形成された係止鉤部54が
回動自在に係止している。上記レバー部材49の前部に
は、長い係止孔55が形成されており、上記副レバー部
材50の後端のL字状の係止部56が該係止孔55に係
止している。該副レバー部材50の前端部にも、係止溝
57が形成されている。
の抜出のための抜出レバー部材47が配設されている。
該抜出レバー部材47は押釦部48から前方に延出する
レバー部材49と、これに接続される副レバー部材50
とを有している。押釦部48には、内側に溝51が形成
されていて、ガイド部12の外側に形成されているガイ
ド突部52により前後に案内される。上記レバー部材4
9の中間部には係止スロット53が形成されていて、上
記揺動部材45の他端に屈曲形成された係止鉤部54が
回動自在に係止している。上記レバー部材49の前部に
は、長い係止孔55が形成されており、上記副レバー部
材50の後端のL字状の係止部56が該係止孔55に係
止している。該副レバー部材50の前端部にも、係止溝
57が形成されている。
【0034】上記連結部13により前部同士が一体に連
結された上記二つのガイド部11,12の連結部13の
近傍には、二つのガイド部11,12を跨がるようにし
て受入部材58が架設されている。該受入部材58はP
Cカードの前端部を受け入れ前後に移動可能となってい
る。該受入部材58には、窓部の一辺を屈曲してPCカ
ード1の前端面に当接する当接辺59が下方に延びてい
る。又、該受入部材58の前部には、下述する板状の梃
子部材により後方に押圧される当接部60が形成されて
いる。
結された上記二つのガイド部11,12の連結部13の
近傍には、二つのガイド部11,12を跨がるようにし
て受入部材58が架設されている。該受入部材58はP
Cカードの前端部を受け入れ前後に移動可能となってい
る。該受入部材58には、窓部の一辺を屈曲してPCカ
ード1の前端面に当接する当接辺59が下方に延びてい
る。又、該受入部材58の前部には、下述する板状の梃
子部材により後方に押圧される当接部60が形成されて
いる。
【0035】連結部13には、上記梃子部材61がピン
62まわりに回動自在に取りつけられ、一端63が上記
副レバー部材50の係止溝57と係止し、他端部に隆起
して形成された押圧部64が上記当接部60に当接する
ようになっている。
62まわりに回動自在に取りつけられ、一端63が上記
副レバー部材50の係止溝57と係止し、他端部に隆起
して形成された押圧部64が上記当接部60に当接する
ようになっている。
【0036】かかる構成の本実施例にあってはPCカー
ドは次の要領でコネクタに対して挿抜される。
ドは次の要領でコネクタに対して挿抜される。
【0037】先ず、PCカード1のコネクタへの挿入
前の時点にあっては、接離用レバー部材31の押釦部3
2は装置の外方(後方)に突出しており、したがって、
ケーブル保持体15の底部に設けられた突部25は上記
接離用レバー部材31の平カム部39と係止していて、
上記ケーブル保持体15はばね22の力に抗して収容部
16内で外側に移動した位置にある。
前の時点にあっては、接離用レバー部材31の押釦部3
2は装置の外方(後方)に突出しており、したがって、
ケーブル保持体15の底部に設けられた突部25は上記
接離用レバー部材31の平カム部39と係止していて、
上記ケーブル保持体15はばね22の力に抗して収容部
16内で外側に移動した位置にある。
【0038】次に、PCカード1をガイド部11,1
2の案内溝11B,12Bに所定位置まで挿入する。挿
入されたPCカード1はコネクタの接続部14Aと嵌合
し電気的に接続される。
2の案内溝11B,12Bに所定位置まで挿入する。挿
入されたPCカード1はコネクタの接続部14Aと嵌合
し電気的に接続される。
【0039】かかる状態で、接離用レバー部材31の
押釦部32を前方に押し込む。上記平カム部39と係合
していたケーブル保持体15の突部25はV字カム部3
8に移行し、ケーブル保持体15はばね22に付勢され
て上記PCカード1の方へ前進する。そして、ケーブル
保持体の突部21がPCカード1の係止孔7に進入し位
置決めそしてPCカード1の抜けを防止すると共に、同
軸端子18はPCカード1のシールド接続端子6と結合
される。
押釦部32を前方に押し込む。上記平カム部39と係合
していたケーブル保持体15の突部25はV字カム部3
8に移行し、ケーブル保持体15はばね22に付勢され
て上記PCカード1の方へ前進する。そして、ケーブル
保持体の突部21がPCカード1の係止孔7に進入し位
置決めそしてPCカード1の抜けを防止すると共に、同
軸端子18はPCカード1のシールド接続端子6と結合
される。
【0040】次に、PCカード1をコネクタから抜出
するときには、抜出レバー部材47を用いる。該抜出レ
バー部材47の押釦部48を前方へ押すと該抜出レバー
部材47の係止スロット53に係止している揺動部材4
5は支点44まわりに揺動し、該揺動部材45の係止端
46にて接離用レバー31を後退せしめる。すなわち、
ケーブル保持体15の突部25はV字カム部38から平
カム部39へ移行してケーブル保持体15がPCカード
から離れ、突部21はPCカード1の係止孔7から外れ
同軸端子18もPCカード1のシールド接続端子から抜
出され、PCカード1の抜出に支障のない状態となる。
なお、上記のごとく、当初抜出レバー部材47を押した
ときには、上記揺動部材45が揺動作用を起こすが、副
レバー部材50の係止部56が係止している上記抜出レ
バー部材47の係止孔55は長孔となっているので、該
係止孔55の後縁が上記係止部56に当接するまでは副
レバー部材50は何ら作動しない。
するときには、抜出レバー部材47を用いる。該抜出レ
バー部材47の押釦部48を前方へ押すと該抜出レバー
部材47の係止スロット53に係止している揺動部材4
5は支点44まわりに揺動し、該揺動部材45の係止端
46にて接離用レバー31を後退せしめる。すなわち、
ケーブル保持体15の突部25はV字カム部38から平
カム部39へ移行してケーブル保持体15がPCカード
から離れ、突部21はPCカード1の係止孔7から外れ
同軸端子18もPCカード1のシールド接続端子から抜
出され、PCカード1の抜出に支障のない状態となる。
なお、上記のごとく、当初抜出レバー部材47を押した
ときには、上記揺動部材45が揺動作用を起こすが、副
レバー部材50の係止部56が係止している上記抜出レ
バー部材47の係止孔55は長孔となっているので、該
係止孔55の後縁が上記係止部56に当接するまでは副
レバー部材50は何ら作動しない。
【0041】上記抜出レバー部材47をさらに前方へ
押し込むと、該抜出レバー部材47の係止孔55の後縁
が副レバー部材50の係止部56を前方に押し、該副レ
バー部材50が梃子部材61をピン62まわりに回動せ
しめる。回動する梃子部材61は押圧部64にて受入部
材58の当接部60を後方に押圧し、該受入部材58を
後方に移動せしめる。受入部材58は該受入部材58の
当接片59にてPCカード1の前端面に当接しているの
で、受入部材58の後退移動によりPCカード1も後方
に押しやられ、コネクタとの接続も解除され、使用者は
該PCカード1を抜きとることが可能となる。
押し込むと、該抜出レバー部材47の係止孔55の後縁
が副レバー部材50の係止部56を前方に押し、該副レ
バー部材50が梃子部材61をピン62まわりに回動せ
しめる。回動する梃子部材61は押圧部64にて受入部
材58の当接部60を後方に押圧し、該受入部材58を
後方に移動せしめる。受入部材58は該受入部材58の
当接片59にてPCカード1の前端面に当接しているの
で、受入部材58の後退移動によりPCカード1も後方
に押しやられ、コネクタとの接続も解除され、使用者は
該PCカード1を抜きとることが可能となる。
【0042】なお、本実施例では接離用レバー部材31
の屈曲部36をケーブル保持体15の下方に迂回するよ
うにしたが、図7に示すように上方に迂回するように屈
曲部36Aを形成し、ここにV字カム部38Aと平カム
部39Aをカム部37Aとして設けてもよい。当然のこ
とながら、ケーブル保持体15に設けられる突部25A
も上方に突出して、上記V字カム部38Aと平カム部3
9Aと協働するようになる。
の屈曲部36をケーブル保持体15の下方に迂回するよ
うにしたが、図7に示すように上方に迂回するように屈
曲部36Aを形成し、ここにV字カム部38Aと平カム
部39Aをカム部37Aとして設けてもよい。当然のこ
とながら、ケーブル保持体15に設けられる突部25A
も上方に突出して、上記V字カム部38Aと平カム部3
9Aと協働するようになる。
【0043】さらに、既述の実施例ではシールドケーブ
ル17が接続された同軸端子18は、ねじ20Aにより
取りつけられる押え蓋20によってケーブル保持体15
に保持されるようになっていたが、これに限定されず、
図8に示すごとく同軸端子18Aにランス18Bを設け
ることとすれば、ケーブル保持体15の挿入孔19Aに
挿入するだけで同軸端子18Aは十分に保持され、上記
の押え蓋は不要となる。
ル17が接続された同軸端子18は、ねじ20Aにより
取りつけられる押え蓋20によってケーブル保持体15
に保持されるようになっていたが、これに限定されず、
図8に示すごとく同軸端子18Aにランス18Bを設け
ることとすれば、ケーブル保持体15の挿入孔19Aに
挿入するだけで同軸端子18Aは十分に保持され、上記
の押え蓋は不要となる。
【0044】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図1ないし図6に示した前実施例においては接離用
レバー部材は、PCカードの挿入方向に往復移動する形
式のものであったが、図9に示す本実施例では接離用レ
バー部材71は図示の支点72を中心にA及びB方向に
揺動自在となっている。該接離用レバー部材71は奥部
でピン73によりケーブル保持体74と回動自在に連結
されており、該接離用レバー部材71をA方向に操作し
たときにはケーブル保持体74はPCカード(図示せ
ず)から離間し、B方向に操作したときにはPCカード
に近接する。
る。図1ないし図6に示した前実施例においては接離用
レバー部材は、PCカードの挿入方向に往復移動する形
式のものであったが、図9に示す本実施例では接離用レ
バー部材71は図示の支点72を中心にA及びB方向に
揺動自在となっている。該接離用レバー部材71は奥部
でピン73によりケーブル保持体74と回動自在に連結
されており、該接離用レバー部材71をA方向に操作し
たときにはケーブル保持体74はPCカード(図示せ
ず)から離間し、B方向に操作したときにはPCカード
に近接する。
【0045】次に、本発明のさらに他の実施例を説明す
る。前出の二つの実施例では、PCカード抜出用の抜出
レバー部材47とケーブル保持体のPCカードへの接離
のための接離用レバー部材と二つのレバー部材を必要と
したが、図10ないし図12に示す本実施例では抜出レ
バー部材のみでケーブル保持体の上記接離動作を行うこ
とができることを特徴としている。
る。前出の二つの実施例では、PCカード抜出用の抜出
レバー部材47とケーブル保持体のPCカードへの接離
のための接離用レバー部材と二つのレバー部材を必要と
したが、図10ないし図12に示す本実施例では抜出レ
バー部材のみでケーブル保持体の上記接離動作を行うこ
とができることを特徴としている。
【0046】図10の本実施例においては、抜出レバー
部材81の押釦部82の前方にはレバー部材83が延出
して設けられ、後部ではガイド部84に設けられた案内
部84Aにて前後移動方向に案内され、前部では梃子部
材61に回動自在に連結されている。なお、ここで、該
梃子部材61及びこれと協働する受入部材58について
は図1〜図6の例の場合と同じなので、同一符号を付し
その説明は省略する。
部材81の押釦部82の前方にはレバー部材83が延出
して設けられ、後部ではガイド部84に設けられた案内
部84Aにて前後移動方向に案内され、前部では梃子部
材61に回動自在に連結されている。なお、ここで、該
梃子部材61及びこれと協働する受入部材58について
は図1〜図6の例の場合と同じなので、同一符号を付し
その説明は省略する。
【0047】本実施例では、ケーブル保持体15が設け
られている側のガイド部11の外側面に沿って、上記受
入部材58の端部に台形状に成形された屈曲部85が設
けられている。一方、上記ケーブル保持体15は一部が
前方に突出しており、ここにテーパ部86が形成されて
いる。かかる本実施例では、抜出レバー部材81による
PCカード1の抜出動作の直前に、上記屈曲部85がテ
ーパ部86に作用してケーブル保持体15をPCカード
1から離間せしめる(図10及び図11)。
られている側のガイド部11の外側面に沿って、上記受
入部材58の端部に台形状に成形された屈曲部85が設
けられている。一方、上記ケーブル保持体15は一部が
前方に突出しており、ここにテーパ部86が形成されて
いる。かかる本実施例では、抜出レバー部材81による
PCカード1の抜出動作の直前に、上記屈曲部85がテ
ーパ部86に作用してケーブル保持体15をPCカード
1から離間せしめる(図10及び図11)。
【0048】案内部84Aと押釦部82との間には、弾
性部材としてのコイルバネ89が設けられており、PC
カード1の抜出動作時は、コイルバネ89に付勢されて
おり、抜出動作終了後は、抜出レバー部材81は、抜出
動作開始前の状態へもどることにより、屈曲部85はテ
ーパ部86に作用していない状態となりケーブル保持体
も元の位置にもどる。
性部材としてのコイルバネ89が設けられており、PC
カード1の抜出動作時は、コイルバネ89に付勢されて
おり、抜出動作終了後は、抜出レバー部材81は、抜出
動作開始前の状態へもどることにより、屈曲部85はテ
ーパ部86に作用していない状態となりケーブル保持体
も元の位置にもどる。
【0049】なお、本実施例でも、ケーブル保持体15
のPCカード1方向への付勢はばね22により行われて
いるが、PCカード1の挿入時には、上記ケーブル保持
体15の後部に設けられたテーパ突部87にPCカード
の側面が当接してケーブル保持体15をPCカード1か
ら離間せしめ、所定位置までPCカードが挿入されたと
きに、上記ばね22に付勢されて、PCカードに形成さ
れたテーパ凹部88へ上記テーパ突部87が突入するよ
うになっている(図12参照)。また、本実施例におい
ても、PCカードの挿入位置は、ケーブル保持体15の
突部21とPCカードの係止孔7により定められる。
のPCカード1方向への付勢はばね22により行われて
いるが、PCカード1の挿入時には、上記ケーブル保持
体15の後部に設けられたテーパ突部87にPCカード
の側面が当接してケーブル保持体15をPCカード1か
ら離間せしめ、所定位置までPCカードが挿入されたと
きに、上記ばね22に付勢されて、PCカードに形成さ
れたテーパ凹部88へ上記テーパ突部87が突入するよ
うになっている(図12参照)。また、本実施例におい
ても、PCカードの挿入位置は、ケーブル保持体15の
突部21とPCカードの係止孔7により定められる。
【0050】図10ないし図12に示した例では、ケー
ブル保持体はPCカードから離間する際に中心からずれ
た位置で押圧されるので傾いてしまう虞れもある。図1
3に示すさらに他の実施例ではこの問題を解している。
ブル保持体はPCカードから離間する際に中心からずれ
た位置で押圧されるので傾いてしまう虞れもある。図1
3に示すさらに他の実施例ではこの問題を解している。
【0051】図13においてケーブル保持体91は上部
に前面が傾斜した当接面92をもつ凸部93がほぼ中央
位置に設けられている。該ケーブル保持体91は、後部
に軸94の前部が嵌入され、該軸にばね95が取りつけ
られた状態で収容部16に収められる。該ばね95はケ
ーブル保持体91をPCカードの方に付勢するためのも
のである。
に前面が傾斜した当接面92をもつ凸部93がほぼ中央
位置に設けられている。該ケーブル保持体91は、後部
に軸94の前部が嵌入され、該軸にばね95が取りつけ
られた状態で収容部16に収められる。該ばね95はケ
ーブル保持体91をPCカードの方に付勢するためのも
のである。
【0052】本実施例において受入部材58から後方に
離間レバーが延出し、上記ケーブル保持体91の傾斜せ
る当接面92に当接するための傾斜突部97が設けられ
ている。かかる本実施例によれば、受入部材58の後退
時に上記傾斜突部97が上記当接面92に当接してケー
ブル保持体91をほぼ中央位置でPCカードから離間せ
しめるように作用するので、離間時にケーブル保持体が
傾くことはない。
離間レバーが延出し、上記ケーブル保持体91の傾斜せ
る当接面92に当接するための傾斜突部97が設けられ
ている。かかる本実施例によれば、受入部材58の後退
時に上記傾斜突部97が上記当接面92に当接してケー
ブル保持体91をほぼ中央位置でPCカードから離間せ
しめるように作用するので、離間時にケーブル保持体が
傾くことはない。
【0053】なお、いずれの実施例においても、ケーブ
ル保持体を付勢するためのばねは、ばね位置を安定させ
るために、突起に支持させたりあるいは軸体に遊嵌させ
ることもできる。又、同軸端子についてもランスを設け
ることによりケーブル保持体の押え蓋を省略できる。
ル保持体を付勢するためのばねは、ばね位置を安定させ
るために、突起に支持させたりあるいは軸体に遊嵌させ
ることもできる。又、同軸端子についてもランスを設け
ることによりケーブル保持体の押え蓋を省略できる。
【0054】さらに、本願発明は電気コネクタとしても
光ファイバコネクタとしても使用可能である。前者の場
合は、同軸端子はPCカードの側面に設けられた接続端
子に嵌合して接続されるが、後者の場合には嵌合せずと
も単なる当接もしくは若干の間隙を形成していても、接
続できる。
光ファイバコネクタとしても使用可能である。前者の場
合は、同軸端子はPCカードの側面に設けられた接続端
子に嵌合して接続されるが、後者の場合には嵌合せずと
も単なる当接もしくは若干の間隙を形成していても、接
続できる。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上のごとく、PCカードと外
部の信号接続端子とをPCカードの側面にて接続するこ
とを可能としたので、PCカードの前端面の信号端子数
を減らすことなく、PCカードを従来の均一の厚さに保
つことができるため、コネクタはPCカード挿入のため
のスロットを特殊な形状とすることなく製作容易であ
り、スロットを大きく開口する必要もないのでスロット
からの塵埃が入り易くなるという問題も防止できる。
部の信号接続端子とをPCカードの側面にて接続するこ
とを可能としたので、PCカードの前端面の信号端子数
を減らすことなく、PCカードを従来の均一の厚さに保
つことができるため、コネクタはPCカード挿入のため
のスロットを特殊な形状とすることなく製作容易であ
り、スロットを大きく開口する必要もないのでスロット
からの塵埃が入り易くなるという問題も防止できる。
【図1】本発明の一実施例のPCカード用コネクタの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1装置のコネクタの平面図である。
【図3】図2における右側面図である。
【図4】図2における左側面図である。
【図5】図2のコネクタの左半分についての底面図であ
る。
る。
【図6】図2におけるケーブル保持体及びその周辺につ
いての断面図である。
いての断面図である。
【図7】図1装置における接離用レバー部材の変形例を
示す要部平面図である。
示す要部平面図である。
【図8】図1装置におけるケーブル保持体及び同軸端子
についての変形例を示す斜視図である。
についての変形例を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す平面図であ
り、ケーブル保持体の離間動作開始時を示す図である。
り、ケーブル保持体の離間動作開始時を示す図である。
【図11】図10装置を示しケーブル保持体の離間動作
完了時を示す図である。
完了時を示す図である。
【図12】図10装置を示しケーブル保持体のPCカー
ドへの接続時を示す図である。
ドへの接続時を示す図である。
【図13】本実施例のさらに他の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 PCカード 2 前端面 3 接触子 4 側面 6 シールド接続端子(信号接続部材) 7 係止孔 10 コネクタ 11,12 ガイド部 15 ケーブル保持体(信号接続部材保持体) 21 突部 22 ばね(弾性部材) 25 突部(カム機構) 31 接離用レバー部材 37 カム部(カム機構) 37A カム部(カム機構) 47 抜出レバー部材 58 受入部材 61 梃子部材 64 押圧部 71 接離用レバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 - 19/077 H01R 13/629 H01R 24/00 - 24/18
Claims (6)
- 【請求項1】 前端面に信号用の接触子が複数設けら
れ、挿入方向に平行な側面に外部の送信用もしくは受信
用の信号接続部材と接続のための受信用もしくは送信用
の信号接続部材が設けられている板状のPCカードの両
側面を該側面に沿って挿入案内するガイド部を両側に有
し、上記PCカードがコネクタ側の接触子と接続する際
に上記PCカードの前端部を受入れる前後移動可能な受
入部材が設けられているPCカードのためのコネクタに
おいて、PCカードの信号接続部材が設けられている側
面に対応する一方のガイド部には、該側面に対して弾性
部材により付勢されて信号接続部材保持体が上記側面に
近接移動可能に設けられ、外部からの操作により上記信
号接続部材保持体への上記弾性部材による付勢力に抗し
て該信号接続部材保持体をPCカード側面から離間移動
せしめる接離機構を備えていることを特徴とするPCカ
ード用コネクタ。 - 【請求項2】 接離機構は、ガイド部の案内方向に延び
る接離用レバー部材を有し、該接離用レバー部材の中間
部と信号接続部材保持体に設けられたカム機構により成
り、上記接離用レバーの外部側端部を前方へ押すことに
よりカム機構が上記信号接続部材保持体にPCカードの
側面の近接動作を与えることとする請求項1に記載のP
Cカード用コネクタ。 - 【請求項3】 接離機構は、ガイド部の案内方向に延び
支点を中心に揺動自在な接離用レバー部材を有し、上記
接離用レバー部材の外部側端部の揺動操作のてこ作用に
より、信号接続部材保持体にPCカードの側面に対する
近接及び離間動作を与えることとする請求項1に記載の
PCカード用コネクタ。 - 【請求項4】 接離機構は、PCカードの信号接続部材
が設けられている側とは反対側に位置する他方のガイド
部にて案内されるPCカード抜出用の抜出レバー部材
と、ガイド部間を連結した連結部に設けられた支点を中
心に揺動自在に支持され一端が上記抜出レバー部材もし
くはこれに接続された部材の奥端部と回動自在に連結さ
れた梃子部材とを有し、該梃子部材の他端には受入部材
をPCカードの抜出方向に移動せしめる押圧部が形成さ
れ、上記受入部材もしくはこれに接続された部材が信号
接続部材保持体の一部と協働して該信号接続部材保持体
を離間移動せしめるカム機構を形成していることとする
請求項1に記載のPCカード用コネクタ。 - 【請求項5】 カム機構は、抜出レバー部材によるPC
カード抜出に先立って動作するようになっていることと
する請求項4に記載のPCカード用コネクタ。 - 【請求項6】 信号接続部材保持体はPCカードの係止
孔に係合する突部を有していることとする請求項1ない
し請求項5のうちの一つに記載のPCカード用コネク
タ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07137446A JP3095337B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | Pcカード用コネクタ |
TW084209674U TW295312U (en) | 1995-05-12 | 1995-07-11 | PC card and PC card connector |
US08/634,227 US5829996A (en) | 1995-05-12 | 1996-04-18 | PC card and PC card connector |
CA002175258A CA2175258A1 (en) | 1995-05-12 | 1996-04-29 | Pc card and pc card connector |
EP96650013A EP0742609B1 (en) | 1995-05-12 | 1996-05-08 | PC card and PC card connector |
DE69618070T DE69618070T2 (de) | 1995-05-12 | 1996-05-08 | Gedruckte Schaltungskarte und Steckverbinder für eine gedruckte Schaltungskarte |
KR1019960015500A KR960043363A (ko) | 1995-05-12 | 1996-05-10 | Pc 카드 및 그를 위한 케넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07137446A JP3095337B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | Pcカード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315087A JPH08315087A (ja) | 1996-11-29 |
JP3095337B2 true JP3095337B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=15198813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07137446A Expired - Fee Related JP3095337B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | Pcカード用コネクタ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5829996A (ja) |
EP (1) | EP0742609B1 (ja) |
JP (1) | JP3095337B2 (ja) |
KR (1) | KR960043363A (ja) |
CA (1) | CA2175258A1 (ja) |
DE (1) | DE69618070T2 (ja) |
TW (1) | TW295312U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6945797B2 (en) | 2003-06-11 | 2005-09-20 | Hirose Electric Co., Ltd. | Card electrical connector apparatus |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3886182B2 (ja) * | 1996-10-02 | 2007-02-28 | バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド | エジェクト装置 |
KR100518282B1 (en) * | 1997-10-02 | 2005-12-21 | Ejecting Apparatus | |
TW411048U (en) * | 1998-12-22 | 2000-11-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electronic card connector |
DE29900768U1 (de) * | 1999-01-18 | 2000-03-02 | Siemens AG, 80333 München | Einrichtung zum Anschluß eines Bussystems an eine Recheneinheit, eine Steckkarte für eine Schnittstelle nach Art des PCMCIA-Standards sowie ein Adapter für eine derartige Einrichtung |
US6863448B2 (en) * | 2001-04-14 | 2005-03-08 | Jds Uniphase Corporation | Method and apparatus for push button release fiber optic modules |
US6796715B2 (en) | 2001-04-14 | 2004-09-28 | E20 Communications, Inc. | Fiber optic modules with pull-action de-latching mechanisms |
US6692159B2 (en) | 2001-04-14 | 2004-02-17 | E20 Communications, Inc. | De-latching mechanisms for fiber optic modules |
CN103188906A (zh) * | 2011-12-28 | 2013-07-03 | 富泰华工业(深圳)有限公司 | 自动弹出装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63133768A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車輌用テレビ受像機装置 |
US4887188A (en) * | 1987-12-22 | 1989-12-12 | Casio Computer Co., Ltd. | Connector for a memory card |
US5205753A (en) * | 1992-04-07 | 1993-04-27 | Nvision, Inc. | Circuit board structure |
US5649224A (en) * | 1993-01-26 | 1997-07-15 | Intel Corporation | Integrated circuit card having contacts along the side rails and method for transferring information using the contacts |
JP3657016B2 (ja) * | 1993-05-13 | 2005-06-08 | バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド | コネクタ装置 |
US5517387A (en) * | 1994-04-29 | 1996-05-14 | Ast Research, Inc. | Selectively engageable interface for circuit cards |
US5525795A (en) * | 1994-05-24 | 1996-06-11 | Intel Corporation | Voltage protection for add in cards with sideswipe contacts |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP07137446A patent/JP3095337B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-11 TW TW084209674U patent/TW295312U/zh unknown
-
1996
- 1996-04-18 US US08/634,227 patent/US5829996A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-29 CA CA002175258A patent/CA2175258A1/en not_active Abandoned
- 1996-05-08 EP EP96650013A patent/EP0742609B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 DE DE69618070T patent/DE69618070T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-10 KR KR1019960015500A patent/KR960043363A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6945797B2 (en) | 2003-06-11 | 2005-09-20 | Hirose Electric Co., Ltd. | Card electrical connector apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08315087A (ja) | 1996-11-29 |
KR960043363A (ko) | 1996-12-23 |
TW295312U (en) | 1997-01-01 |
CA2175258A1 (en) | 1996-11-13 |
DE69618070D1 (de) | 2002-01-31 |
EP0742609A2 (en) | 1996-11-13 |
EP0742609B1 (en) | 2001-12-19 |
US5829996A (en) | 1998-11-03 |
EP0742609A3 (en) | 1999-03-10 |
DE69618070T2 (de) | 2002-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7402070B1 (en) | Latch mechanism with spring back function | |
EP0947944B1 (en) | Card reader connector | |
KR940002139Y1 (ko) | 메모리카아드 커넥터 | |
US7238034B2 (en) | Memory card connector | |
US7410375B2 (en) | Card connector with ejecting mechanism | |
US5548484A (en) | IC card-receiving host | |
US20050233631A1 (en) | Cable end connector assembly having pull mechanism | |
US6149450A (en) | Smart card adapter latch | |
US7232320B2 (en) | Card connector | |
US6364674B1 (en) | Ejecting apparatus | |
JPH1154207A (ja) | カードコネクタ | |
WO2005073899A1 (en) | Memory card connector | |
JP3095337B2 (ja) | Pcカード用コネクタ | |
US6478592B1 (en) | Card ejecting mechanism for CF card connector | |
US20070037439A1 (en) | Electrical connector | |
US7927117B2 (en) | Electrical card connector | |
US7445473B2 (en) | Memory card connector with improved foldable baffler | |
US20150126065A1 (en) | Electrical connector having a rotatable buckle | |
US20040092146A1 (en) | Electrical card connector having card retention mechanism integrally formed with an ejector | |
US6981885B2 (en) | Secure digital memory card socket | |
US20050282440A1 (en) | Card connector | |
EP1556926B1 (en) | Memory card connector | |
US6702599B2 (en) | Card ejecting mechanism for an electronic card connector | |
US6945797B2 (en) | Card electrical connector apparatus | |
WO2003055009A1 (en) | Secure digital memory card socket |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |