JP3095001B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP3095001B2
JP3095001B2 JP33790098A JP33790098A JP3095001B2 JP 3095001 B2 JP3095001 B2 JP 3095001B2 JP 33790098 A JP33790098 A JP 33790098A JP 33790098 A JP33790098 A JP 33790098A JP 3095001 B2 JP3095001 B2 JP 3095001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)形式でデータ転送を実行する通信制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従前において、音声、映像、データなど
多種類の通信サービスを一元的に提供するものとして、
B−ISDN(Broadband Integrated Services Digita
l Network:広帯域サービス統合ディジタル網)があ
る。B−ISDNを実現する技術としては、ATM(As
ynchronous Toranafer Mode:非同期転送モード)が知
られている。
【0003】このATMにおいては、音声、映像、デー
タ等の全ての転送情報を「セル」と呼ばれる固定長のブ
ロックに分割し、該ブロック単位でデータ伝送してい
る。セルは、53バイトの固定長データであり、48バ
イトのペイロードと呼ばれる情報フィールド部と、宛先
を示す識別子を含む情報が格納される5バイトのヘッダ
部とから構成されている。宛先を示す識別子には、仮想
パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
I)が含まれており、これらの識別子により仮想チャネ
ル(仮想回線)を特定することができる。仮想回線に
は、CBR(Constant Bit Rate:固定ビットレート、
単位:bit/sec)すなわち一定のビットレート(単位:b
it/sec)が予め設定される。
【0004】このようなATM技術を適用したATMネ
ットワークへデータを送信するためには、該ネットワー
クと通信回線を介して接続され、データを送信先へ送信
するATMネットワークインタフェースカード(以下、
ATM−NICという)、及び該ATM-NICを制御する中央
処理装置(以下、CPUという)が必要である。そし
て、ATMネットワーク上で、固定ビットレートを実現
するため、CPUは、当該ネットワーク上に確立された
仮想回線毎に、ATM−NICから送信される割込信号
に基づいて、転送レート(単位:bit/sec)に従ったデ
ータ量のデータを、定期的にATM−NICへ供給して
いる。
【0005】この場合、転送レートの異なる複数の仮想
回線それぞれにデータを送信する場合のATM−NIC
からCPUへの割込信号の通知方法には、当該複数の仮
想回線それぞれに対応して割込信号をCPUへ通知する
方法と、当該複数の仮想回線分について一括して1回の
割込信号でCPUへ通知する方法とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の割込信号の通知方法において、各々の仮想回線
それぞれに対応して割込みを通知する方法にあっては、
送信対象の仮想回線の数が増加するに従って割込み回数
が多くなるので、CPUが実行するプログラムの処理効
率が低下してしまうという欠点がある。
【0007】また、複数の仮想回線分について一括して
1回の割込みで通知する方法においては、転送レートが
異なる複数の仮想回線へ同時に所定のセル量分のデータ
を通信する場合に、転送レートが異なるので、当然に各
々のデータ送信終了のタイミングが異なることとなり、
よって、データ送信完了の同期をとることが極めて困難
である。このため、割込みを通知するタイミングを図る
ことが極めて困難であった。
【0008】そこで、本発明は、転送レートの異なる複
数の仮想回線へデータを送信する場合であっても、割込
み回数を削減し、処理効率を向上させることのできる通
信制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る通信制御装置は、伝送速
度の異なる複数の論理的な通信回線と接続され、非同期
転送モード形式のデータを、送信対象の論理的な通信回
線へ送信するインタフェース手段と、該インタフェース
手段を制御する制御手段とを有する通信制御装置であっ
て、前記インタフェース手段は、予め設定された周期毎
に割込信号を前記制御手段へ送信する送信手段を備え、
前記制御手段は、前記送信手段から送信された割込信号
を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した割込信
号に応答して、前記複数の論理的な通信回線毎に、各々
に対応して設定された伝送速度を示す情報と前記周期を
示す情報とに基づいて、送信すべきデータのデータ量を
決定する決定手段と、前記決定手段が決定したデータ量
分のデータを、送信対象の論理的な通信回線へ送信する
ように前記インタフェース手段を送信制御する送信制御
手段と、を備える。
【0010】このような通信制御装置においては、一定
の周期毎に、インタフェース手段から送信された割込信
号に応答した決定手段は、伝送速度の異なる複数の論理
的な通信回線それぞれについて、送信すべきデータのデ
ータ量を決定する。
【0011】そして、送信制御手段は、一定の周期毎
に、決定手段により決定されたデータ量分のデータを、
送信対象の論理的な通信回線へ送信するようにインタフ
ェース手段を送信制御する。
【0012】このため、伝送速度の異なる複数の論理的
な通信回線それぞれへのデータの送信の際に、一定の周
期毎に発生される割込信号に従ってデータの送信が行わ
れることになるので、同一のタイミングでデータの送信
が可能となる。
【0013】上記第1の観点に係る通信制御装置におい
て、前記決定手段は、前記受信手段が受信した割込信号
に応答して、前記複数の論理的な通信回線毎に、各々に
対応して設定された伝送速度を示す情報と、前記周期を
示す情報と、予め設定されたデータ量とに基づいて、今
回の送信すべきデータのデータ量、及び次回に送信すべ
くデータのデータ量を決定するようにしても良い。
【0014】また、前記決定手段は、前記受信手段が受
信した割込信号に応答して、前記複数の論理的な通信回
線毎に、各々に対応して設定された伝送速度を示す情報
と前記周期を示す情報とに基づいて、送信可能なデータ
量の理論値を決定する第1の決定手段と、前記複数の論
理的な通信回線毎に、前記第1の決定手段が決定した前
記理論値と予め設定されたデータ量とに基づいて、送信
すべきデータのデータ量を決定する第2の決定手段と、
を更に備えるようにしても良い。
【0015】また、前記第2の決定手段は、前記理論値
と非同期転送モード形式のデータのデータ量とに基づい
て、送信すべきデータのデータ量を決定する手段、を更
に備えるようにしても良い。
【0016】また、前記第2の決定手段は、前記理論値
を前記セルのデータ量で除し、該除した結果得られた商
を、今回の送信すべきデータのデータ量とし、該除した
結果の余りを、次回に送信すべくデータのデータ量とす
るようにしても良い。
【0017】また、本発明の第2の観点に係る通信制御
装置は、伝送速度の異なる複数の仮想回線と接続され、
非同期転送モード形式のセルを、送信対象の仮想回線へ
送信するインタフェース手段と、該インタフェース手段
を制御する制御手段とを有する通信制御装置であって、
前記インタフェース手段は、予め設定された周期毎に割
込信号を前記制御手段へ送信する送信手段を備え、前記
制御手段は、前記送信手段から送信された割込信号を受
信する受信手段と、前記受信手段が受信した割込信号に
応答して、前記伝送速度を示す情報と前記周期を示す情
報と所定の定数とに基づいて、前記複数の仮想回線毎
に、送信可能なデータ量の理論値を決定する第1の決定
手段と、前記複数の仮想回線毎に、前記第1の決定手段
が決定した前記理論値を前記セルのデータ量を示す値で
除し、該除した結果得られた商を、今回の送信すべきセ
ルのデータ量とし、該除した結果の余りを、次回に送信
すべくセル用のデータ量とすると共に前記所定の定数と
する第2の決定手段と、前記第2の決定手段が決定した
今回の送信すべきセルのデータ量分のデータを、送信対
象の仮想回線へ送信するように、前記インタフェース手
段を送信制御する送信制御手段と、を備える。
【0018】このような通信制御装置においては、一定
の周期毎に、インタフェース手段から送信された割込信
号に応答した第1の決定手段によって、伝送速度の異な
る複数の仮想回線毎に、送信可能なデータ量の理論値が
決定され、更に、第2の決定手段によって、当該複数の
仮想回線それぞれについて、送信すべき非同期転送モー
ド形式のセルのデータ量が決定される。そして、送信制
御手段は、一定の周期毎に、第2の決定手段により決定
されたデータ量分の非同期転送モード形式のセルを、送
信対象の仮想回線へ送信するようにインタフェース手段
を送信制御する。
【0019】このため、伝送速度の異なる複数の仮想回
線それぞれへの非同期転送モード形式のセルの送信の際
に、一定の周期毎に発生する割込信号に従って当該セル
の送信が行われることになるので、同一のタイミングで
非同期転送モード形式のセルを送信することができる。
【0020】上記第2の観点に係る通信制御装置におい
て、前記第1の決定手段は、送信可能なデータ量の理論
値Di(単位:byte)と、転送レートSi(単位:bit/
sec)と、周期T(単位:sec)と、前回の送信までの未
送信のデータのデータ量Ri(単位:byte)とを記憶す
る第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段から各情報を
読み出し、数式3に前記Si、T及びRiの各値を代入し
て演算することにより、送信可能なデータ量の理論値
(Di)を求める第1の演算手段と、
【数3】Di=Si×T+Ri(0≦Ri<48) 備えるようにしても良い。
【0021】また、前記第2の決定手段は、送信可能な
データ量の理論値Di(単位:byte)と、送信すべきデ
ータのデータ量DDi(単位:byte)と、未送信となる
新たなデータのデータ量Ri(単位:byte)とを記憶す
る第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段から各情報を
読み出し、数式4に前記Diの値を代入して演算するこ
とにより、送信すべきデータのデータ量(DDi)を求
める第2の演算手段と、
【数4】Di/48=DDi+Ri(0≦Ri<48) を備えるようにしても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明に係る通信制御装置の一実
施形態を示すブロック図である。同図に示すように、通
信制御装置は、送信データを、非同期転送モード(以
下、ATMという)形式でATMネットワークへ送信す
るものであり、中央処理装置(以下、CPUという)1
と、記憶部2と、ATM−ネットワークインタフェース
カード(以下、ATM−NICという)3とを備えてい
る。また、これらの各部はシステムバス4に接続されて
おり、更に、ATM−NIC3は、通信回線5を介して
ATMネットワーク6と接続されている。
【0024】CPU1は、ATM−NIC3を送信制御
するものであり、受信部11と、決定部12と、送信制
御部13とを備えている。
【0025】受信部11は、ATM−NIC3から送信
される割込信号を受信して、決定部12に渡す。
【0026】決定部12は、受信部11から渡された割
込信号に応答して、複数の仮想回線毎に、各々に対応し
て設定された転送レートを示す情報と、割込発生周期を
示す情報とに基づいて、送信すべきデータのデータ量を
決定する。
【0027】送信制御部13は、決定部12により決定
されるデータ量分のデータを、送信対象の仮想回線へ送
信するようにATM−NIC3を送信制御する。
【0028】記憶部2には、各仮想回線毎すなわち通信
相手先毎の送信データが格納される送信データ領域21
と、CPU1がATM−NIC3を送信制御するために
実行するプログラムが格納されるプログラム領域22と
が設けられている。この記憶部2は、ハードディスク、
メモリなどの記憶媒体から構成されている。
【0029】送信データ領域21に格納される送信デー
タには、音声、映像、データ等の送信データが含まれて
いる。
【0030】プログラム領域22に格納されるプログラ
ムには、下記に示す数式5及び数式6が含まれている。
【0031】
【数5】Di=Si×T+Ri(0≦Ri<48) 但し、 Di=送信可能なデータ量の理論値(単位:byte) Si=仮想回線の転送レート(単位:bit/sec) T =予め設定される周期(単位:sec) Ri=前回の送信までの未送信のデータのデータ量(単
位:byte) (なお、Di、Si、T及びRiは、送信データ領域2
1に格納されている)
【0032】
【数6】Di/48=DDi+Ri(0≦Ri<48) 但し、 Di=送信可能なデータ量の理論値(単位:byte) DDi=送信すべきデータのセル量(単位:cell) Ri=未送信となる新たなデータのデータ量(単位:byt
e) (なお、Di、DDi及びRiは、送信データ領域21
に格納されている)
【0033】ATMにおいては、送信単位であるATM
セルは、48バイトのペイロードと呼ばれる情報フィー
ルド部と、宛先を示す識別子を含む情報が格納される5
バイトのヘッダ部と、から構成される53バイトの固定
長データである。
【0034】しかし、本実施形態においては、仮想回線
のデータの伝送能力、すなわち、送信すべきデータのセ
ル量(DDi=セル数)の算出に関してのみ、ATMセ
ルのヘッダ部(5バイト)については考慮しないものと
する。
【0035】従って、上述した送信すべきデータのセル
量を算出するに際し、1つのATMセルに載せることの
できるデータ量を48バイトとするので、1度に送信可
能なデータ量(即ちセル量)は、48バイトの整数倍と
なる。よって、上記数式6の演算結果において、「D
i」を「48」で除した時の「商」が送信データのセル
量であり、除した「余り」は次回の送信に回されるデー
タのデータ量となる。
【0036】実際には、ATMセル=53バイトとした
場合の送信すべきデータのセル量(DDi)との差を考
慮して、例えば、上記数式5及び数式6を演算して求め
た送信すべきデータのセル量(DDi=セル数)から、
所定のセル数を減じて得られたセル数を、実際に、送信
すべきデータのセル量とすれば良い。従って、後述する
ATMセルの生成・送信処理の説明においては、ATM
セル=53バイトとする。
【0037】ATM−NIC3は、CPU1の制御に従
って、セルを生成して、ATMネットワーク6へ送信す
るものであり、信号送信部31と、受信部32と、セル
生成部33と、セル送信部34とを備えている。
【0038】信号送信部31は、周期的に、ATMセル
の送信終了を示す旨の割込信号をCPU1へ送信する。
【0039】この周期的に割込信号を発生させる理由に
ついて説明する。転送レートの異なる複数の仮想回線
へ、例えば同一のATMセル量のデータを送信した場合
には、各々の仮想回線の伝送能力(すなわち転送レー
ト)が異なるので、当然、データ送信の終了する時間も
異なる。このため、ATM−NIC3からCPU1へ、
同一のタイミングで割込信号を発生させることは極めて
困難となる。
【0040】そこで、本発明においては、送信対象とな
っている複数の仮想回線全てについて、強制的に、同一
のタイミングでデータの送信を終了させる意味で、AT
M−NIC3からCPU1へ、定期的に、データの送信
終了を示す旨の割込信号を通知するようにしている。
【0041】受信部32は、CPU1からの送信要求を
受信し、送信要求が有った旨をセル生成部33に通知す
る。
【0042】セル生成部33は、CPU1の送信制御に
従って、上述した送信すべきデータ量(DDi)のデー
タを、48バイト毎のペイロードに分割すると共に、該
分割したペイロード毎に、5バイトのヘッダを付加し
て、53バイト(固定長)のATMセルを生成し、セル
送信部34に渡す。
【0043】このATMセルのヘッダには、宛先を示す
識別子として、仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャ
ネル識別子(VCI)が含まれている。
【0044】仮想パス識別子は、仮想回線(仮想チャネ
ル)を多数収容する仮想パスの経路選択情報であり、仮
想チャネル識別子は仮想パス内の仮想回線を特定するた
めの情報である。従って、仮想パス識別子及び仮想チャ
ネル識別子に基づいて、ATMセルを送信べき仮想回線
が特定される。
【0045】セル送信部34は、セル生成部33から渡
されたATMセルを、当該ヘッダを参照して得られる宛
先を示す識別子に対応する仮想回線へ送信する。
【0046】係る構成の通信制御装置におけるCPU1
の送信制御処理動作を、図2に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0047】受信部11は、送信準備要求をATM−N
IC3に送信すると共に(ステップS11)、その要求
を受信したATM−NIC3から、一定の周期で割込信
号が送信されて来たか否かを判断する(ステップS1
2)。
【0048】そして、受信部11は、ステップS12に
おいて、一定の周期を経過しても割込信号が送信されて
来ない場合には、送信制御処理を終了し、一定の周期に
割込信号が送信されて来た場合は、その割込信号を受信
して(ステップS13)、決定部12に渡す。
【0049】決定部12は、渡された割込信号に応答し
て、全ての仮想回線(VC)についてデータ量の算出処
理を実行したか否かを判断する(ステップS14)。こ
のステップにおいて、全ての仮想回線についての算出処
理が実行された場合は、上記ステップS12に戻り、こ
のステップ以降が実行される。
【0050】ステップS14において、算出処理を実行
していない仮想回線がある場合、決定部12は、当該仮
想回線についてのデータ量(すなわちセル量)の算出処
理を実行する。
【0051】すなわち、決定部12は、上記数式5に各
値を代入して実行することにより、送信可能なセル量の
理論値(Di)を求め(ステップS15)、更に、上記
数式6に各値を代入して実行することにより、送信すべ
きデータのセル量(DDi)を求める(ステップS1
6)。
【0052】送信制御部13は、記憶部2の送信データ
領域21をアクセスし、送信対象の送信データを参照し
て、決定部12により決定されたセル量(DDi)分の
データを準備すると共に(ステップS17)、このDD
i分のデータを、送信データ領域21の所定領域に保存
する。そして、送信制御制御部13は、準備した前記D
Di分のデータを送信対象の仮想回線へ送信すべき旨の
送信要求を、ATM−NIC3へ送信する(ステップS
18)。
【0053】このステップS18が終了した場合は、上
記ステップS14に戻り、このステップ以降が実行され
る。
【0054】次に、ATM−NIC3のセル送信処理動
作を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】信号送信部31は、CPU1から送信され
る送信準備要求を受信すると(ステップS21)、一定
の周期毎に、割込信号をATM−NIC3へ送信する
(ステップS22)。
【0056】受信部32は、その割込信号を受信したC
PU1から送信要求が送信されて来るか否かを判断し
(ステップS23)、送信要求が来ない場合には、送信
されて来るまで待機し、一方、送信要求が来た場合は、
その送信要求を受信し(ステップS24)、送信要求が
有った旨、及び送信要求と共に送信されて来たDDi分
のデータの保存領域を示す情報を、セル生成部33に通
知する。
【0057】セル生成部32は、上記DDi分のデータ
の保存領域を示す情報に基づいて、CPU1が準備した
データを取得して、48バイトのペイロードに分割する
と共に、ペイロード毎に、5バイトのヘッダを付加して
53バイトのATMセルを生成し(ステップS25)、
そのセル数分のデータをセル送信部34に渡す(ステッ
プS26)。
【0058】すると、セル送信部34は、渡された複数
のATMセルを、それぞれのヘッダ部を参照して得られ
る識別子に基づいて仮想回線へ送信すると共に、全ての
仮想回線にATMセルを送信したか否かを判断する(ス
テップS27)。
【0059】ステップS27において、セルを送信して
いない仮想回線が存在する場合、セル送信部34は、ス
テップS25に戻り、このステップ以降を実行する。そ
して、全ての仮想回線にセルが送信されるまで、ステッ
プS25〜S27が繰り返される。
【0060】ステップS27を終了した場合、セル生成
部33は、記憶部2の送信データ領域21の所定領域を
参照することにより、送信すべきデータはまだ存在する
か否かを判断する(ステップS28)。データが存在す
る場合には、上記ステップS22に戻り、このステップ
以降が実行され、データが存在しない場合は、この送信
処理が終了される。
【0061】続いて、本実施形態の具体例を説明する。
ATM−NIC3からの割込みは「30m秒」の周期で
発生し、転送レートが「1.5Mbps」の仮想回線1(V
C1)と、転送レートが「2.0Mbps」の仮想回線2
(VC2)の2つ仮想回線へのセル送信を行う場合を例
にする。また、2つの仮想回線への未送信データのデー
タ量は、今現在、共に「Ri=0」であるとする。
【0062】このような条件の下において、CPU1
は、ATM−NIC3から割込信号を受信すると、以下
の処理を実行する。上記ステップS15において、VC
1を対象に、数式7の演算処理が実行される。
【数7】 D1=1.5×10(bit/sec)×30×10―3(sec) = 45×10(bit) = 5625(byte)
【0063】次に、上記ステップS16において、VC
1を対象に、数式8の演算処理が実行される。
【数8】 D1÷48=5625÷48 =117 ... 9
【0064】従って、DDi=DD1は117セル分の
送信データ量(セル量)となり、Ri=R1は「9」と
なる。ステップS17において、送信制御部13によっ
て、117セル分の送信データが送信データ領域21に
準備され、ステップS18において、送信制御部13に
よって、VC1へのセルの送信要求がATM−NIC3
に送信される。
【0065】次に、上記ステップS15において、VC
2を対象に、数式9の演算処理が実行される。
【数9】 D1=2.0×10(bit/sec)×30×10―3(sec) =60×10(bit) =77000(byte)
【0066】次に、上記ステップS16において、VC
1を対象に、演算式(2)の演算処理が実行される。
【数10】 D2÷48=7500÷48 =156... 2
【0067】従って、DDi=DD2は156セル分の
送信データ量(セル量)となり、Ri=R2は「2」と
なる。ステップS17において、送信制御部13によっ
て、156セル分の送信データが準備され、ステップS
18において、送信制御部13によって、VC2へのセ
ルの送信要求がATM−NIC3に送信される。
【0068】上述したような処理が繰り返されて実行さ
れた結果を、図4に示す。図4に示した結果は、例えば
「117×10」のセル数分のデータを、VC1及びV
C2それぞれに送信する場合を例にすると、VC1及び
VC2について、ATM−NIC3からCPU1へ、同
時に割込信号を送信することができ、且つ、10回の割
込信号の送信で良いこと示している。
【0069】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、一定の周期毎に、ATM−NIC3から送信された
割込信号に応答した決定部12によって、伝送速度(転
送レート)の異なる複数の仮想回線毎に、送信可能なデ
ータ量の理論値が決定され、更に、当該複数の仮想回線
それぞれについて、送信すべきATMセルのデータ量が
決定される。
【0070】そして、送信制御部13は、一定の周期毎
に、決定部12により決定されたデータ量分のATMセ
ルを、送信対象の仮想回線へ送信するようにATM−N
IC3を送信制御する。
【0071】このため、伝送速度の異なる複数の仮想回
線それぞれへのATM形式のセルを送信するに際し、一
定の周期毎に発生する割込信号に従って当該セルの送信
が行われることになるので、同一のタイミングでATM
形式のセルを送信することができる。
【0072】また、転送レートの異なる複数の仮想回線
へのATMセルの送信の場合、すなわち、複数のCBR
(固定ビットレート)の送信を行う場合であっても、同
一のタイミングでATM形式のセルを送信することがで
るので、割込み回数を削減し、CPUが実行するプログ
ラムの処理効率を向上させることができる。例えば「1
17×10」のセル数分のデータを、VC1及びVC2
それぞれに送信する場合においては、本実施形態によれ
ば、10回の割込信号の送信で良いことになる。しか
し、従来の割込みの通知方法においては、VC1及びV
C2それぞれについて10回の割込信号、すなわち全部
20回の割込信号を送信しなければならなかった。
【0073】また、同一のタイミングでATM形式のセ
ルを送信することがでることから、転送レートの異なる
複数の仮想回線について一括して1回の割込みを通知す
ることができることとなり、よって、当該複数の仮想回
線へ、同時にATMセルを送信することができる。
【0074】さらに、本実施形態においては、送信すべ
きデータのセル量を求める際に、ATMセルを、53バ
イト(ペイロード及びヘッダ)ではなく、48バイト
(ペイロードのみ)にしているが、これは、以下の利点
があるからである。すなわち、上記数式6における左辺
「Di/48」の除算は、「3の除算」と「16の除
算」とで可能であり、また16の除算は、4ビット右算
術シフトのシフト演算を実行することにより可能とな
る。このことは、「Di/48」の除算処理の方が、
「Di/53」の除算処理と比較して、処理速度が速い
ことを意味する。従って、CPU1の上記数式6の演算
処理効率を向上させることができる。
【0075】本実施形態の応用例について説明する。上
記数式5及び数式6の演算処理を行う機能を、専用のハ
ードウェア例えば、演算ユニット、シフトレジスタ、処
理装置、メモリ等から構成されるハードウェアで構成す
るようにしても良い。
【0076】また、上記数式5及び数式6の演算処理を
行う機能を、マイクロ命令で記述し、そのマイクロプロ
グラムを例えばROM(読み出し専用メモリ)に格納し
ておき、CPUが、ROMからマイクロプログラムを読
み出して実行することにより、実現するようにしても良
い。
【0077】さらに、上記数式5において、「Si」、
「T」の各値は定数とみなせるので、上記数式5及び数
式6の演算処理を前もって実行し、例えば、図4に示し
たような結果を、テーブル形式でメモリに記憶させてお
く。そして、CPU1が、割込信号の受信回数を検知
し、該検知した回数と一致する、当該テーブルの割込み
回数の存在する行を参照して、送信セル数(送信すべき
セル量)を求めるようにしても良い。
【0078】次に、他の実施形態について説明する。送
信すべきデータのATMセル量を求める際に、上記数式
6の左辺を「Di/53」とする、すなわち、1つのA
TMセルを48バイトのペイロードと5バイトのヘッダ
の53バイトとして、上記数式6を演算するようにして
も良い。この場合、Riは「0≦Ri<53」となる。
そして、上記具体例で説明したような処理を実行した結
果を、図5に示す。この図に示した結果は、図4を用い
て説明した内容と同様のことを意味している。
【0079】この他の実施形態においても、CPU1の
上記数式6の演算処理効率が、「Di/48」の除算処
理に比較して低下するということ以外は、上述した実施
形態の効果と同様の効果が得られる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送速度の異なる複数の論理的な通信回線(例えば複数
の仮想回線)それぞれへのデータ(例えば非同期転送モ
ード形式のセル)の送信の際に、一定の周期毎に発生す
る割込信号に従ってデータの送信が行われることになる
ので、同一のタイミングでデータ(例えば非同期転送モ
ード形式のセル)を送信することがでる。
【0081】従って、異なる転送レートの複数の仮想回
線へデータを送信する場合であっても、割込み回数を削
減し、処理効率を向上させることができる通信制御装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信制御装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した通信制御装置のCPUの送信制御
処理動作を示すフローチャート図である。
【図3】図1に示した通信制御装置のATM−NICの
ATMセル送信処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態における送信状況を説明するための
図である。
【図5】他の実施形態における送信状況を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 記憶部 4 システムバス 3 ATMネットワークインタフェースカード 5 通信回線 6 ATMネットワーク 11 受信部 12 決定部 13 送信制御部 21 送信データ領域 22 プログラム領域 31 信号送信部 32 受信部 33 セル生成部 34 セル送信部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送速度の異なる複数の論理的な通信回線
    と接続され、非同期転送モード形式のデータを、送信対
    象の論理的な通信回線へ送信するインタフェース手段
    と、該インタフェース手段を制御する制御手段とを有す
    る通信制御装置であって、 前記インタフェース手段は、 予め設定された周期毎に割込信号を前記制御手段へ送信
    する送信手段を備え、 前記制御手段は、 前記送信手段から送信された割込信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段が受信した割込信号に応答して、前記複数
    の論理的な通信回線毎に、各々に対応して設定された伝
    送速度を示す情報と前記周期を示す情報とに基づいて、
    送信すべきデータのデータ量を決定する決定手段と、 前記決定手段が決定したデータ量分のデータを、送信対
    象の論理的な通信回線へ送信するように前記インタフェ
    ース手段を送信制御する送信制御手段と、 を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】前記決定手段は、 前記受信手段が受信した割込信号に応答して、前記複数
    の論理的な通信回線毎に、各々に対応して設定された伝
    送速度を示す情報と、前記周期を示す情報と、予め設定
    されたデータ量とに基づいて、今回の送信すべきデータ
    のデータ量、及び次回に送信すべくデータのデータ量を
    決定することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記決定手段は、 前記受信手段が受信した割込信号に応答して、前記複数
    の論理的な通信回線毎に、各々に対応して設定された伝
    送速度を示す情報と前記周期を示す情報とに基づいて、
    送信可能なデータ量の理論値を決定する第1の決定手段
    と、 前記複数の論理的な通信回線毎に、前記第1の決定手段
    が決定した前記理論値と予め設定されたデータ量とに基
    づいて、送信すべきデータのデータ量を決定する第2の
    決定手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】前記第2の決定手段は、 前記理論値と非同期転送モード形式のデータのデータ量
    とに基づいて、送信すべきデータのデータ量を決定する
    手段、 を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の通信制
    御装置。
  5. 【請求項5】前記第2の決定手段は、 前記理論値を前記セルのデータ量で除し、該除した結果
    得られた商を、今回の送信すべきデータのデータ量と
    し、該除した結果の余りを、次回に送信すべくデータの
    データ量とすることを特徴とする請求項4に記載の通信
    制御装置。
  6. 【請求項6】伝送速度の異なる複数の仮想回線と接続さ
    れ、非同期転送モード形式のセルを、送信対象の仮想回
    線へ送信するインタフェース手段と、該インタフェース
    手段を制御する制御手段とを有する通信制御装置であっ
    て、 前記インタフェース手段は、 予め設定された周期毎に割込信号を前記制御手段へ送信
    する送信手段を備え、 前記制御手段は、 前記送信手段から送信された割込信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段が受信した割込信号に応答して、前記伝送
    速度を示す情報と前記周期を示す情報と所定の定数とに
    基づいて、前記複数の仮想回線毎に、送信可能なデータ
    量の理論値を決定する第1の決定手段と、 前記複数の仮想回線毎に、前記第1の決定手段が決定し
    た前記理論値を前記セルのデータ量を示す値で除し、該
    除した結果得られた商を、今回の送信すべきセルのデー
    タ量とし、該除した結果の余りを、次回に送信すべくセ
    ル用のデータ量とすると共に前記所定の定数とする第2
    の決定手段と、 前記第2の決定手段が決定した今回の送信すべきセルの
    データ量分のデータを、送信対象の仮想回線へ送信する
    ように、前記インタフェース手段を送信制御する送信制
    御手段と、 を備えることを特徴とする通信制御装置。
  7. 【請求項7】前記第1の決定手段は、 送信可能なデータ量の理論値Di(単位:byte)と、転
    送レートSi(単位:bit/sec)と、周期T(単位:se
    c)と、前回の送信までの未送信のデータのデータ量R
    i(単位:byte)とを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から各情報を読み出し、数式1に前
    記Si、T及びRiの各値を代入して演算することによ
    り、送信可能なデータ量の理論値(Di)を求める第1
    の演算手段と、 【数1】Di=Si×T+Ri(0≦Ri<48) を備えることを特徴とする請求項6に記載の通信制御装
    置。
  8. 【請求項8】前記第2の決定手段は、 送信可能なデータ量の理論値Di(単位:byte)と、送
    信すべきデータのデータ量DDi(単位:byte)と、未
    送信となる新たなデータのデータ量Ri(単位:byte)
    とを記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から各情報を読み出し、数式2に前
    記Diの値を代入して演算することにより、送信すべき
    データのデータ量(DDi)を求める第2の演算手段
    と、 【数2】Di/48=DDi+Ri(0≦Ri<48) を備えることを特徴とする請求項6に記載の通信制御装
    置。
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