JP3094792B2 - 対地車速検出装置 - Google Patents
対地車速検出装置Info
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- JP3094792B2 JP3094792B2 JP06126133A JP12613394A JP3094792B2 JP 3094792 B2 JP3094792 B2 JP 3094792B2 JP 06126133 A JP06126133 A JP 06126133A JP 12613394 A JP12613394 A JP 12613394A JP 3094792 B2 JP3094792 B2 JP 3094792B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対地車速検出装置に係
り、特に車両の対地速度をより正確に検出できるよう構
成した対地車速検出装置に関する。
り、特に車両の対地速度をより正確に検出できるよう構
成した対地車速検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、低摩擦の路面をより安全に走行す
る装置として、路面の摩擦が低いとき駆動トルクを制御
して車輪の空転を防止するトラクション制御装置、ある
いは摩擦が低い路面で制動したときに車輪がロックしな
いように制動力を制御するアンチロックブレーキ装置等
が開発されている。これらのトラクション制御装置また
はアンチロックブレーキ装置等においては、車輪スリッ
プ時に上記装置の制御を行う上で正確な車速を得る必要
がある。
る装置として、路面の摩擦が低いとき駆動トルクを制御
して車輪の空転を防止するトラクション制御装置、ある
いは摩擦が低い路面で制動したときに車輪がロックしな
いように制動力を制御するアンチロックブレーキ装置等
が開発されている。これらのトラクション制御装置また
はアンチロックブレーキ装置等においては、車輪スリッ
プ時に上記装置の制御を行う上で正確な車速を得る必要
がある。
【0003】しかし、車輪の回転速度から車速を求める
従来の車速検出装置においては、車輪がスリップしやす
い雨で濡れた路面あるいは雪路や凍結した路面を走行す
ると、スリップ状態の車輪の回転速度から速度を算出す
るため、実際の車速、即ち対地速度とずれた値を検出す
ることとなる。従って、上記トラクション制御装置やア
ンチロックブレーキ装置を備える自動車においては、上
記車輪の回転速度から車速を求めるものでなく、スリッ
プ状態においても実際の車速を精度良く検出する他の方
法が要求されている。
従来の車速検出装置においては、車輪がスリップしやす
い雨で濡れた路面あるいは雪路や凍結した路面を走行す
ると、スリップ状態の車輪の回転速度から速度を算出す
るため、実際の車速、即ち対地速度とずれた値を検出す
ることとなる。従って、上記トラクション制御装置やア
ンチロックブレーキ装置を備える自動車においては、上
記車輪の回転速度から車速を求めるものでなく、スリッ
プ状態においても実際の車速を精度良く検出する他の方
法が要求されている。
【0004】そこで考案されたものとして、超音波を地
表面に向けて送信した送信波と地表面で反射した反射波
とが車速に応じて周波数差を生じることを利用し、地表
面に対する車体の速度を検出する対地車速検出装置があ
る。
表面に向けて送信した送信波と地表面で反射した反射波
とが車速に応じて周波数差を生じることを利用し、地表
面に対する車体の速度を検出する対地車速検出装置があ
る。
【0005】この種の対地車速検出装置では、例えば超
音波センサを用いており、車速に応じて送信信号と受信
信号の周波数が変化するドップラシフトが得られるよう
に超音波が路面に照射される際の路面に対する照射角度
(送信角θ)がある角度に設定されている。このような
超音波センサを使用して対地車速を測定する構成では、
この照射角度が小さくなるほど路面で反射した超音波の
受信強度が小さくなり、照射角度が90°に近づくとド
ップラシフトが小さくなって車速を検出することができ
なくなる。
音波センサを用いており、車速に応じて送信信号と受信
信号の周波数が変化するドップラシフトが得られるよう
に超音波が路面に照射される際の路面に対する照射角度
(送信角θ)がある角度に設定されている。このような
超音波センサを使用して対地車速を測定する構成では、
この照射角度が小さくなるほど路面で反射した超音波の
受信強度が小さくなり、照射角度が90°に近づくとド
ップラシフトが小さくなって車速を検出することができ
なくなる。
【0006】ところが、制動時あるいは加速時には、車
両が前後方向に傾くピッチングが生じるため、例えば車
両の後部バンパ近傍に超音波センサが設けられている
と、上記車体のピッチングにより超音波の照射角度が変
化してしまう。これにより、同一の車速でもドップラシ
フトが変化することになり、計測された車速に誤差が生
じる。
両が前後方向に傾くピッチングが生じるため、例えば車
両の後部バンパ近傍に超音波センサが設けられている
と、上記車体のピッチングにより超音波の照射角度が変
化してしまう。これにより、同一の車速でもドップラシ
フトが変化することになり、計測された車速に誤差が生
じる。
【0007】そこで、上記超音波センサの照射角度の変
化を具体的に抑制する対地車速検出装置として、例えば
特願平6−10042号公報に開示されているものがあ
る。この装置では、超音波センサの指向角度を車両に対
し変更可能に取り付け、車両のピッチングに応じて上記
照射角度を可変制御することにより、超音波の路面に対
する照射角度変動を抑制し、超音波センサによる車速の
測定誤差の発生を防止するものである。
化を具体的に抑制する対地車速検出装置として、例えば
特願平6−10042号公報に開示されているものがあ
る。この装置では、超音波センサの指向角度を車両に対
し変更可能に取り付け、車両のピッチングに応じて上記
照射角度を可変制御することにより、超音波の路面に対
する照射角度変動を抑制し、超音波センサによる車速の
測定誤差の発生を防止するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特願平6
−10042号公報の装置では、超音波センサの指向角
度を複雑な指向角度変化駆動装置により可変制御する必
要がある。そして、車両のピッチングにより超音波セン
サの照射角度が急激に変化するのに伴い、前記照射角度
が変化したことを検知してから指向角度変化駆動装置を
駆動し照射角度を変更しようとしても、動作速度に限界
があるため急激な照射角度の変化に追従しきれなくな
る。従って、超音波の路面に対する照射角度が最適値を
外れ、上記のように車速を正確に測定しきれないといっ
た課題がある。
−10042号公報の装置では、超音波センサの指向角
度を複雑な指向角度変化駆動装置により可変制御する必
要がある。そして、車両のピッチングにより超音波セン
サの照射角度が急激に変化するのに伴い、前記照射角度
が変化したことを検知してから指向角度変化駆動装置を
駆動し照射角度を変更しようとしても、動作速度に限界
があるため急激な照射角度の変化に追従しきれなくな
る。従って、超音波の路面に対する照射角度が最適値を
外れ、上記のように車速を正確に測定しきれないといっ
た課題がある。
【0009】そこで、本発明は上記課題に鑑み、送受信
可能な第1と第2の送受信器を設け、その送受信器の送
信側と受信側を車両の走行条件に応じて切り換えること
により、ピッチング等による急激な照射角度の変化に対
する応答性を良好にすることで、車速を正確に計測する
ことを目的とする。
可能な第1と第2の送受信器を設け、その送受信器の送
信側と受信側を車両の走行条件に応じて切り換えること
により、ピッチング等による急激な照射角度の変化に対
する応答性を良好にすることで、車速を正確に計測する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】地表面に向けて送信波を
送信し、地表面から送信波の反射波を受信波として受信
する第1と第2の送受信器を車両に搭載し、しかも送受
信器の指向軸線と地表面との間に挟まれる照射角度を第
1と第2の送受信器とで異ならせて配置され、送信波と
受信波の周波数から対地車速を演算する対地車速検出装
置において、車両のピッチングを検出するピッチング検
出手段と、ピッチング検出手段によりピッチングが検出
されたときに第1と第2の送受信器の送信側と受信側と
を相互に切り換える送受信器切替え手段とを備えたこと
を特徴とする。
送信し、地表面から送信波の反射波を受信波として受信
する第1と第2の送受信器を車両に搭載し、しかも送受
信器の指向軸線と地表面との間に挟まれる照射角度を第
1と第2の送受信器とで異ならせて配置され、送信波と
受信波の周波数から対地車速を演算する対地車速検出装
置において、車両のピッチングを検出するピッチング検
出手段と、ピッチング検出手段によりピッチングが検出
されたときに第1と第2の送受信器の送信側と受信側と
を相互に切り換える送受信器切替え手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の対地車速検出装置では、車両にピッチ
ングが生じ車両の地表面との相対角度が変化したとき、
即ち第1と第2の送受信器の地表面に対する照射角度が
変化すると、第1および第2の送受信器のうち送信側の
送受信器を受信側に、受信側の送受信器を送信側に相互
に切り換えることにより、第1と第2の送受信器を固定
したままで送信側の照射角度を変更することができる。
即ち、車両のピッチング等の急激な照射角度の変化に対
し、瞬時に照射角度を変更、追従することができる。
ングが生じ車両の地表面との相対角度が変化したとき、
即ち第1と第2の送受信器の地表面に対する照射角度が
変化すると、第1および第2の送受信器のうち送信側の
送受信器を受信側に、受信側の送受信器を送信側に相互
に切り換えることにより、第1と第2の送受信器を固定
したままで送信側の照射角度を変更することができる。
即ち、車両のピッチング等の急激な照射角度の変化に対
し、瞬時に照射角度を変更、追従することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の対地車速検出装置の実施例
におけるブロック構成図である。図1において、第1の
送受信器である送受信器1が地表面3に対し照射角度が
90°となるように配置されている。また、第2の送受
信器である送受信器2が前記送受信器1より車両前方
に、地表面3に対し所定の照射角度55°にて車両後方
に向けて配置されている。そして、車両にピッチング等
の外乱による影響がないときには送受信器1を受信側
に、また送受信器2を送信側に設定され、且つ送受信器
2から地表面3に向けて発せられた送信信号の反射波
が、受信信号として送受信器1に伝播されるように設定
されている。
におけるブロック構成図である。図1において、第1の
送受信器である送受信器1が地表面3に対し照射角度が
90°となるように配置されている。また、第2の送受
信器である送受信器2が前記送受信器1より車両前方
に、地表面3に対し所定の照射角度55°にて車両後方
に向けて配置されている。そして、車両にピッチング等
の外乱による影響がないときには送受信器1を受信側
に、また送受信器2を送信側に設定され、且つ送受信器
2から地表面3に向けて発せられた送信信号の反射波
が、受信信号として送受信器1に伝播されるように設定
されている。
【0013】発信源13には、送信周波数切換え増幅回
路12およびECU15を介して発信器となる送受信器
1または送受信器2が接続されている。従って、発信器
となる送受信器1または送受信器2には、所定周波数、
所定電力の超音波信号が供給されることになる。
路12およびECU15を介して発信器となる送受信器
1または送受信器2が接続されている。従って、発信器
となる送受信器1または送受信器2には、所定周波数、
所定電力の超音波信号が供給されることになる。
【0014】受信器となる送受信器1または送受信器2
には、ECU15、プリアンプ4,フィルタ5,アンプ
6を介してミキシング回路7が接続されている。そし
て、このミキシング回路7には、更に上記した発信源1
3が送信周波数切換え増幅回路12を介して接続されて
いる。即ち、このミキシング回路7には、送受信器1ま
たは送受信器2から出力される検出信号と、送受信器1
または送受信器2に供給される発信信号とが供給され
る。
には、ECU15、プリアンプ4,フィルタ5,アンプ
6を介してミキシング回路7が接続されている。そし
て、このミキシング回路7には、更に上記した発信源1
3が送信周波数切換え増幅回路12を介して接続されて
いる。即ち、このミキシング回路7には、送受信器1ま
たは送受信器2から出力される検出信号と、送受信器1
または送受信器2に供給される発信信号とが供給され
る。
【0015】そして、そのミキシング回路7は、これら
検出信号と発信信号とを混合することにより、具体的に
は検出信号と発信信号とを乗算することにより、後述の
両者の周波数差に相当する周波数のうねりを伴った信号
を生成,出力する。更にその信号をノイズを削除し出力
信号を増幅するローパスフィルタ・アンプ回路8を介す
ことにより、上記の周波数差を振動周波数とするうねり
を抽出し、そのうねりを最終的な出力信号として出力す
る。
検出信号と発信信号とを混合することにより、具体的に
は検出信号と発信信号とを乗算することにより、後述の
両者の周波数差に相当する周波数のうねりを伴った信号
を生成,出力する。更にその信号をノイズを削除し出力
信号を増幅するローパスフィルタ・アンプ回路8を介す
ことにより、上記の周波数差を振動周波数とするうねり
を抽出し、そのうねりを最終的な出力信号として出力す
る。
【0016】そして、上記ローパスフィルタ・アンプ回
路8より出力された出力信号は、予め所定の電圧が掛け
られたコンパレータ9に入力される。従って、ローパス
フィルタ・アンプ回路8より出力される電圧が予め掛け
られていた所定の電圧よりも高圧である場合にはハイレ
ベル信号が、その逆の場合にはローレベル信号がそれぞ
れコンパレータ9から出力され、いわゆる矩形波の出力
信号となる。
路8より出力された出力信号は、予め所定の電圧が掛け
られたコンパレータ9に入力される。従って、ローパス
フィルタ・アンプ回路8より出力される電圧が予め掛け
られていた所定の電圧よりも高圧である場合にはハイレ
ベル信号が、その逆の場合にはローレベル信号がそれぞ
れコンパレータ9から出力され、いわゆる矩形波の出力
信号となる。
【0017】コンパレータ9の出力端子は、対地車速演
算回路14に接続されている。従って、コンパレータ9
から送られてきた矩形波の出力信号において、ハイレベ
ルに立ち上がる時の周期を信号として取り出し、この周
波数を検出することにより車速を検出し、対地車速デー
タを要求する外部システムに向けて出力する。
算回路14に接続されている。従って、コンパレータ9
から送られてきた矩形波の出力信号において、ハイレベ
ルに立ち上がる時の周期を信号として取り出し、この周
波数を検出することにより車速を検出し、対地車速デー
タを要求する外部システムに向けて出力する。
【0018】また、ローパスフィルタ・アンプ回路8よ
り出力される出力信号はF/V変換器10および送信周
波数切換え回路11を介して、前記送信周波数切換え増
幅回路12に接続されている。すなわち、ローパスフィ
ルタ・アンプ回路8より出力されたうねりのある信号を
F/V変換器10を介し電圧に変換され、その電圧を基
に送信周波数切換え回路11により最適な送信周波数を
決定し、前記送信周波数切換え増幅回路12に最適な送
信周波数が供給される。
り出力される出力信号はF/V変換器10および送信周
波数切換え回路11を介して、前記送信周波数切換え増
幅回路12に接続されている。すなわち、ローパスフィ
ルタ・アンプ回路8より出力されたうねりのある信号を
F/V変換器10を介し電圧に変換され、その電圧を基
に送信周波数切換え回路11により最適な送信周波数を
決定し、前記送信周波数切換え増幅回路12に最適な送
信周波数が供給される。
【0019】従って、かかる構成によれば、車両停車中
は送信側の送受信器2から発せられた送信信号は、地表
面3で反射され、受信側の送受信器1で受信される。こ
の時、送受信器2の発する送信信号の周波数と送受信器
2が受信する受信信号の周波数は、車速が0であるから
送信信号と受信信号とが伝播する経路状態が全く同一と
なるため、検出される信号と送信信号との間に周波数
差、即ちドップラシフトは生じない。
は送信側の送受信器2から発せられた送信信号は、地表
面3で反射され、受信側の送受信器1で受信される。こ
の時、送受信器2の発する送信信号の周波数と送受信器
2が受信する受信信号の周波数は、車速が0であるから
送信信号と受信信号とが伝播する経路状態が全く同一と
なるため、検出される信号と送信信号との間に周波数
差、即ちドップラシフトは生じない。
【0020】つまり、この場合は、ミキシング回路7に
対して周波数差のない2つの信号が供給されるに過ぎ
ず、検出信号と発信信号とを乗算してもうねりが生じる
ことはなく、何らの変動も示さない信号が出力されるこ
とになる。
対して周波数差のない2つの信号が供給されるに過ぎ
ず、検出信号と発信信号とを乗算してもうねりが生じる
ことはなく、何らの変動も示さない信号が出力されるこ
とになる。
【0021】これに対して、車両に車速が生じた場合
は、送受信器2から出力された送信信号が送受信器1に
到達する伝播過程において、送信信号として出力された
超音波信号には、車速に応じたドップラシフトが生じ
る。従って、送受信器2から出力された際の送信信号の
周波数と、送受信器1に到達した際の受信信号の周波数
との間には、ドップラシフトに起因して車速に応じた周
波数差が生ずる。
は、送受信器2から出力された送信信号が送受信器1に
到達する伝播過程において、送信信号として出力された
超音波信号には、車速に応じたドップラシフトが生じ
る。従って、送受信器2から出力された際の送信信号の
周波数と、送受信器1に到達した際の受信信号の周波数
との間には、ドップラシフトに起因して車速に応じた周
波数差が生ずる。
【0022】次に、図1におけるECU15が送受信器
1と送受信器2の送信,受信を切り換える動作について
図2に示す送受信器切換え制御のフローチャートを参照
し説明する。
1と送受信器2の送信,受信を切り換える動作について
図2に示す送受信器切換え制御のフローチャートを参照
し説明する。
【0023】送受信器の切換え制御が行われていない初
期の状態においては、送受信器1は受信側に、送受信器
2は送信側に設定されている。先ずステップ100に進
み、車両の4ヵ所の懸架装置各々に取り付けられた車高
センサ18,19,20,21により車両の初期車高を
読み込み、記憶する。次に、ステップ102に進みブレ
ーキが掛けられているのか否かを示すブレーキ信号セン
サ16の信号を入力する。次に、ステップ104へ進
み、上記信号によってブレーキが掛けられていると判断
されれば、ステップ114へ進み、ブレーキが掛けられ
ていない時にはステップ106へ進む。
期の状態においては、送受信器1は受信側に、送受信器
2は送信側に設定されている。先ずステップ100に進
み、車両の4ヵ所の懸架装置各々に取り付けられた車高
センサ18,19,20,21により車両の初期車高を
読み込み、記憶する。次に、ステップ102に進みブレ
ーキが掛けられているのか否かを示すブレーキ信号セン
サ16の信号を入力する。次に、ステップ104へ進
み、上記信号によってブレーキが掛けられていると判断
されれば、ステップ114へ進み、ブレーキが掛けられ
ていない時にはステップ106へ進む。
【0024】そして、ブレーキが掛かっていないと判断
されて、ステップ106へ進むと、車高センサ18,1
9,20,21により現在の車高を読み込む。そして、
ステップ108へ進み、車高センサ18,19,20,
21各々の取り付け位置とステップ100において読み
込み記憶された初期の車高値とから、初期状態、即ち基
準となる傾きを演算し、ステップ106にて車高センサ
18,19,20,21から現在の車高値から車両が初
期状態よりどれだけ傾いたか車両のピッチを演算する。
即ち、車両のピッチを演算することにより、車両に固定
された送受信器1および送受信器2の照射角度の初期状
態と比べてどれだけ傾いたかを検出するのである。そし
て、ステップ110へ進み、前記ステップ108で求め
た車両のピッチ量によって、車両の前部が沈み込むよう
な車両の姿勢変化であるノーズダイブであるか否かを判
断する。即ち、ピッチ量が所定値よりも大きければ車両
がノーズダイブしていると判断し、ステップ114へ進
み、ノーズダイブしていなければ112へ進む。
されて、ステップ106へ進むと、車高センサ18,1
9,20,21により現在の車高を読み込む。そして、
ステップ108へ進み、車高センサ18,19,20,
21各々の取り付け位置とステップ100において読み
込み記憶された初期の車高値とから、初期状態、即ち基
準となる傾きを演算し、ステップ106にて車高センサ
18,19,20,21から現在の車高値から車両が初
期状態よりどれだけ傾いたか車両のピッチを演算する。
即ち、車両のピッチを演算することにより、車両に固定
された送受信器1および送受信器2の照射角度の初期状
態と比べてどれだけ傾いたかを検出するのである。そし
て、ステップ110へ進み、前記ステップ108で求め
た車両のピッチ量によって、車両の前部が沈み込むよう
な車両の姿勢変化であるノーズダイブであるか否かを判
断する。即ち、ピッチ量が所定値よりも大きければ車両
がノーズダイブしていると判断し、ステップ114へ進
み、ノーズダイブしていなければ112へ進む。
【0025】ステップ110にて、ノーズダイブしてい
ると判断されたとき、またはステップ104にてブレー
キがONの状態と判断されたときにはステップ114,
118へ進み、送受信器1を送信側に、そして送受信器
2を受信側に切り換えるように設定し、そしてステップ
120へ進む。
ると判断されたとき、またはステップ104にてブレー
キがONの状態と判断されたときにはステップ114,
118へ進み、送受信器1を送信側に、そして送受信器
2を受信側に切り換えるように設定し、そしてステップ
120へ進む。
【0026】また、ステップ110で、、車両がノーズ
ダイブしていないと判断されてステップ112へ進む
と、送受信器1を受信側に、そしてステップ116へ進
み送受信器2を送信側に設定し、次にステップ120へ
進む。
ダイブしていないと判断されてステップ112へ進む
と、送受信器1を受信側に、そしてステップ116へ進
み送受信器2を送信側に設定し、次にステップ120へ
進む。
【0027】ステップ120では、送受信器1および2
が各々送信側または受信側に設定したのに従って、送受
信器1および2を同時に切り換え、最終的にステップ1
02へ進み、前記102から120の一連のフローを繰
り返すことにより、常に最適な送受信器の照射角度に設
定することができる。
が各々送信側または受信側に設定したのに従って、送受
信器1および2を同時に切り換え、最終的にステップ1
02へ進み、前記102から120の一連のフローを繰
り返すことにより、常に最適な送受信器の照射角度に設
定することができる。
【0028】ここで、送受信器切換え手段とは、送受信
器切換え制御のフローチャートにおけるステップ10
4,および110〜120の送信側の送受信器を受信側
に、他方を送信側に切り換える部分に相当する。また、
ピッチング検出手段とは、ステップ100,106,1
08による車高センサ18,19,20,21による車
両のピッチを算出し、このピッチから車両の角度の変化
量、即ち送受信器1および送受信器2の角度の偏差量を
求め、送受信器1および送受信器2の照射角度の偏差量
を算出する部分と、ステップ102のブレーキによる車
高の変化を算出し、上記と同様に送受信器1および送受
信器2の照射角度の偏差量を算出する部分に相当する。
器切換え制御のフローチャートにおけるステップ10
4,および110〜120の送信側の送受信器を受信側
に、他方を送信側に切り換える部分に相当する。また、
ピッチング検出手段とは、ステップ100,106,1
08による車高センサ18,19,20,21による車
両のピッチを算出し、このピッチから車両の角度の変化
量、即ち送受信器1および送受信器2の角度の偏差量を
求め、送受信器1および送受信器2の照射角度の偏差量
を算出する部分と、ステップ102のブレーキによる車
高の変化を算出し、上記と同様に送受信器1および送受
信器2の照射角度の偏差量を算出する部分に相当する。
【0029】図3に、本実施例のモデル図を示す。ここ
で、図3(a)は車両がピッチングを起こしていない通
常時のモデル図であり、図3(b)は車両がピッチング
を起こしたようなときに送受信器切換え制御を行った時
のモデル図である。
で、図3(a)は車両がピッチングを起こしていない通
常時のモデル図であり、図3(b)は車両がピッチング
を起こしたようなときに送受信器切換え制御を行った時
のモデル図である。
【0030】先ず、図3(a)において、送受信器1は
受信器として作用しており、送受信器2は送信器として
作用している。即ち、送信側である送受信器2の照射角
度は所定の偏差量を越えていない状態にある。そして、
送受信器2から送信された送信波は地表面3の反射点P
0 にて拡散反射し、その反射波を送受信器1が受信す
る。
受信器として作用しており、送受信器2は送信器として
作用している。即ち、送信側である送受信器2の照射角
度は所定の偏差量を越えていない状態にある。そして、
送受信器2から送信された送信波は地表面3の反射点P
0 にて拡散反射し、その反射波を送受信器1が受信す
る。
【0031】次に車両にピッチングが生じ、図3(b)
のように送受信器1および送受信器2の照射角度がそれ
ぞれピッチ角θ1 だけずれることにより、送信側の送受
信器2から送信された送信波は、地表面3の反射点P2
にて反射され、受信側の送受信器1により受信されるこ
ととなる。この時、送信側の送受信器2の照射角度の偏
差量θ1 が所定量を越えていれば、送受信器1を送信側
に、送受信器2を受信側に切り換えられ、送受信器1か
ら送信された送信波は、地表面3の反射点P1にて反射
され、受信側の送受信器2により受信されることとな
る。
のように送受信器1および送受信器2の照射角度がそれ
ぞれピッチ角θ1 だけずれることにより、送信側の送受
信器2から送信された送信波は、地表面3の反射点P2
にて反射され、受信側の送受信器1により受信されるこ
ととなる。この時、送信側の送受信器2の照射角度の偏
差量θ1 が所定量を越えていれば、送受信器1を送信側
に、送受信器2を受信側に切り換えられ、送受信器1か
ら送信された送信波は、地表面3の反射点P1にて反射
され、受信側の送受信器2により受信されることとな
る。
【0032】このように、送信側の送受信器の照射角度
が小さくなる方向に所定の偏差量以上変化すれば、送信
側の送受信器と受信側の送受信器を相互に切り換えるこ
とにより、送信器側の照射角度を送信状態の悪くならな
い角度に保つことができ、対地車速を精度良く測定する
ことができる。
が小さくなる方向に所定の偏差量以上変化すれば、送信
側の送受信器と受信側の送受信器を相互に切り換えるこ
とにより、送信器側の照射角度を送信状態の悪くならな
い角度に保つことができ、対地車速を精度良く測定する
ことができる。
【0033】図4は、この送受信器の切換えを表した切
換え制御図である。図4において、初め送受信器1は直
線で示される受信側に、送受信器2は波線で示される送
信側に設定されている。そして、図2におけるステップ
102および104において、ブレーキ信号がONの時
に、ピッチング検出手段により照射角度の偏差量が所定
値以上と判定され、送受信器切換え手段および送受信器
切換え制御手段により送受信器1と送受信器2とが切換
えられる。また、図2におけるステップ106〜110
において、ノーズダイブが検出されると、上述のように
照射角度の偏差量が所定値以上と判定されたため、送受
信器1と送受信器2とが瞬時に切り換えられる。
換え制御図である。図4において、初め送受信器1は直
線で示される受信側に、送受信器2は波線で示される送
信側に設定されている。そして、図2におけるステップ
102および104において、ブレーキ信号がONの時
に、ピッチング検出手段により照射角度の偏差量が所定
値以上と判定され、送受信器切換え手段および送受信器
切換え制御手段により送受信器1と送受信器2とが切換
えられる。また、図2におけるステップ106〜110
において、ノーズダイブが検出されると、上述のように
照射角度の偏差量が所定値以上と判定されたため、送受
信器1と送受信器2とが瞬時に切り換えられる。
【0034】従って、制動時のように車両がピッチング
状態にあっても、地表面3に対する照射角度が大きく変
化しいないため、送受信器1および送受信器2による対
地速度を測定する際にドップラシフトが影響を受けるこ
とがなく、対地速度を正確に測定することができる。よ
って、送信周波数と受信周波数の間に生じる周波数差の
うち、装置の傾斜による測定誤差が抑制される。
状態にあっても、地表面3に対する照射角度が大きく変
化しいないため、送受信器1および送受信器2による対
地速度を測定する際にドップラシフトが影響を受けるこ
とがなく、対地速度を正確に測定することができる。よ
って、送信周波数と受信周波数の間に生じる周波数差の
うち、装置の傾斜による測定誤差が抑制される。
【0035】また、この切換えは電気的な回路により行
われ、瞬時に送受信器の切換えが行われるため、急激な
車両のピッチングに対し即座に切換え対応することがで
きる。また、送受信器自体は車両に固定したまま送受信
器の照射角度を切り換えることができるため、装置の信
頼性,耐久性が向上する。
われ、瞬時に送受信器の切換えが行われるため、急激な
車両のピッチングに対し即座に切換え対応することがで
きる。また、送受信器自体は車両に固定したまま送受信
器の照射角度を切り換えることができるため、装置の信
頼性,耐久性が向上する。
【0036】本実施例において、車高を測定するのに車
高センサ18〜21を用いていたが、車高センサ18〜
21の代わりにGセンサを設けて急制動時のノーズダイ
ブによるピッチング量を検出するようにしても良いのは
勿論である。
高センサ18〜21を用いていたが、車高センサ18〜
21の代わりにGセンサを設けて急制動時のノーズダイ
ブによるピッチング量を検出するようにしても良いのは
勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明の対地車速検出装置では、車両に
ピッチングが生じ車両の地表面との相対角度が変化した
とき、即ち第1と第2の送受信器の地表面に対する照射
角度が変化すると、第1および第2の送受信器のうち送
信側の送受信器を受信側に、受信側の送受信器を送信側
に相互に切り換えることにより、第1と第2の送受信器
を固定したままで送信側の照射角度を変更することがで
きる。即ち、車両のピッチング等の急激な照射角度の変
化に対し、瞬時に照射角度を変更、追従することがで
き、対地車速の測定精度が向上する。しかも装置を簡略
化することができ、装置の信頼性,耐久性が向上する。
ピッチングが生じ車両の地表面との相対角度が変化した
とき、即ち第1と第2の送受信器の地表面に対する照射
角度が変化すると、第1および第2の送受信器のうち送
信側の送受信器を受信側に、受信側の送受信器を送信側
に相互に切り換えることにより、第1と第2の送受信器
を固定したままで送信側の照射角度を変更することがで
きる。即ち、車両のピッチング等の急激な照射角度の変
化に対し、瞬時に照射角度を変更、追従することがで
き、対地車速の測定精度が向上する。しかも装置を簡略
化することができ、装置の信頼性,耐久性が向上する。
【図1】 全体構成を表すブロック構成図
【図2】 対地車速検出の制御フローチャート
【図3】 対地車速検出のモデル図
【図4】 対地車速検出の送受信器切換え制御図
1 ・・・ 送受信器 2 ・・・ 送受信器 3 ・・・ 地表面 4 ・・・ プリアンプ 5 ・・・ フィルタ 6 ・・・ アンプ 7 ・・・ ミキシング回路 8 ・・・ ローパスフィルタ・アン
プ回路 9 ・・・ コンパレータ 10 ・・・ F/V変換器 11 ・・・ 送信周波数切換え回路 12 ・・・ 送信周波数切換え増幅
回路 13 ・・・ 発信源 14 ・・・ 対地車速演算回路 15 ・・・ ECU 16 ・・・ ブレーキ信号センサ 17 ・・・ シフトポジションセン
サ 18、19、20、21・・・ 車高センサ
プ回路 9 ・・・ コンパレータ 10 ・・・ F/V変換器 11 ・・・ 送信周波数切換え回路 12 ・・・ 送信周波数切換え増幅
回路 13 ・・・ 発信源 14 ・・・ 対地車速演算回路 15 ・・・ ECU 16 ・・・ ブレーキ信号センサ 17 ・・・ シフトポジションセン
サ 18、19、20、21・・・ 車高センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 地表面に向けて送信波を送信し、前記地
表面から前記送信波の反射波を受信波として受信する第
1と第2の送受信器を車両に搭載し、しかも送受信器の
指向軸線と前記地表面との間に挟まれる照射角度を前記
第1と第2の送受信器とで異ならせて配置され、前記送
信波と前記受信波の周波数から対地車速を演算する対地
車速検出装置において、車両のピッチングを検出するピ
ッチング検出手段と、該ピッチング検出手段によりピッ
チングが検出されたときに前記第1と第2の送受信器の
送信側と受信側とを相互に切り換える送受信器切替え手
段とを備えたことを特徴とする対地車速検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06126133A JP3094792B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 対地車速検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06126133A JP3094792B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 対地車速検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07333334A JPH07333334A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3094792B2 true JP3094792B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14927493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06126133A Expired - Fee Related JP3094792B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 対地車速検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3094792B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP06126133A patent/JP3094792B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07333334A (ja) | 1995-12-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |