JP3094723U - 負傷者の制御式救出モジュール - Google Patents

負傷者の制御式救出モジュール

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JP3094723U JP2002007989U JP2002007989U JP3094723U JP 3094723 U JP3094723 U JP 3094723U JP 2002007989 U JP2002007989 U JP 2002007989U JP 2002007989 U JP2002007989 U JP 2002007989U JP 3094723 U JP3094723 U JP 3094723U
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マルセロ・フェルナンド・ラモン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】患者を救出し搬送する間,救出モジュールによ
つて患者の脊椎を安全な状態に保ち,救出及び搬送作業
を行うとき,損傷を更に悪化させる危険性を少なくす
る。 【解決手段】 負傷者救出用のモジュールは、人の背中
と一致する中間領域1と、仙骨尾骨の領域と一致する下
方領域2と、首及び頭と一致する上方領域3とを有する
後側部分を備える硬いプラクを備える。上方領域は、頭
蓋の基部と一致する丸味を付けた端縁4と、該領域をシ
ートの上方端縁に取り付け、2つの装置を連結状態に固
着することを可能にする境界部とを有する。上方領域
は、2つのキャビティ6と、2つの半剛性フィンとを備
える。中間領域はその両端に上側及び下側突起10を備
え、突起の間には側部境界を供給する中間スペース1が
存在し、この境界部が車のシートの側端縁に配置され、
両側部には、ハーネスが存在し、プラクの下方領域に
は、2つのベルトと、多数の手掴み部とが設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の衝突事故の負傷者用の制御式救出モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案が容易に実施可能であるように本考案を理解すべく、推奨される実施の 形態について詳細に説明し、また、以下の文節にて図面に関して説明する。この 説明の目的は、単に説明のためのみであり、本考案自体を制限することを意図す るものではなく、その構成要素は、本明細書にて説明した本考案の原理を無視せ ずに幾つかの均等物の内から選ぶことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
自動車の衝突時の主たる問題点の1つは、車の内部に閉じ込められた負傷者を 救出することである。
【0004】 この状況は、救助員が応急処置の訓練を受けていない場合に悪化する。 実際に、車の衝突によって負傷した者を救助しようとする者は、しばしば負傷 者よりも更に重傷を負うことがある。
【0005】 今の車を加速し且つ停止させるときの反応時間を遅らせることは、ユーザに対 し運転のより大きい多様性を持たせることになるが、その自動車の事故は各事故 にて一層ひどいものとなる。
【0006】 自動車の殆どは、衝突に起因する衝撃力を減少させるため、例えば、安全ケー ジの変形、安全ベルト、エアバッグのような、安全装置を備えているが、これら の安全装置は、事故の度合等により、全く負傷が発生しない、と保証することは できない。
【0007】 斯かる事故時、殆どの場合、筋肉が緊張して脊椎を弱める結果として、及び車 の衝突自体に起因する圧縮、側方向動作等によって、脊椎を損傷することが頻繁 に生ずる。
【0008】 同様に、車の構造体の顕著な潰れ及び高速度によって脊椎の骨折、裂傷、脱臼 、更には破裂することさえもある。これらの損傷は骨髄管の近くで生ずるため、 負傷者は永久的な身体障害者となる可能性がある。
【0009】 上述の如く、これら負傷の多くが自動車の衝突により、負傷者の頭、首又は脊 椎を動かす間、影響を受ける脊椎の骨髄管の変位によって生じることを考慮して 、これらの負傷を少なくすることを目的とする様々な装置が設計されている。
【0010】 実際には、周知の頚部カラー又はフィラディルフィアカラーは、頭及び首を脊 椎に対して所要位置に固定すべく使用される設計とされている。 損傷を少なくする別の装置は、救助員が患者を搬送することをより容易にする 身体及び頭ストラップ並びに側部ハンドルと共に提供される硬い背板である。
【0011】 救出及び患者の搬送作業を行う間、患者を固定するために使用される救出ベス トもまた周知である。 これらの救出ベストが身体を包み込む設計であることは、可撓性をもたせ、ま た、胸部、頭及び首を固定することを可能にする。
【0012】 標準型の救出ベストは、一般に、取り付け及び患者の搬送をより安全にする手 掴み部が設けられ及び容易に取り付け且つ救出ベストを除去せずに、X線撮影を 行い、また、応急措置を行うためのカラーコード化したストラップが設けられて いる。
【0013】 斯かる救出ベストは、子供及び妊婦に使用でき、また、腰部の副木として使用 することができる。これらのベストは、また、折り畳み且つ操作することも容易 である。
【0014】 しかし、上述した方法の幾つかにて要求されるように、救出装置を使用し又は 取り付けるため、負傷者を動かし且つ場合によっては、除去することが必要であ る。
【0015】 本考案を開発するため、当該考案者は、斯かる動作は、医療専門家が行った場 合でさえ、危険を伴い重大な結果を生ずることを考慮した。 また、当該考案者は、患者を動かさずに、上述した幾つかの装置を使用するこ とは不可能な場合があることも考慮した。
【0016】 また、当該考案者は、胸部−腹部の損傷は、過去数年の間、人口及び車の台数 に比して幾何学的に増加していることを考慮した。 また、当該考案者はレース用に製作された車の様な幾つかの車において、救出 手順を行うことは困難であり、それは、レース用車は、通常、ドライバ用に、ま た、場合によっては、搭乗者用のドア、サイドバー及び安全ケージが溶接されて いるからである。
【0017】 こうした要素に加えて、オイルパン、予備の装置、工具及び電子装置は、救出 手順を行うのに利用可能なスペースを減少させるが、救助員にとって最も難しい ことは、主としてレース用シートによって生ずる。
【0018】 当該考案者は、上述した特別なモジュールを使用することは不便な状況がある ことを考慮した。 当該考案者は、任意の型式の救出ベストを使用することの医療的に相反するこ とは一部の負傷者に胸血症又は気胸症が見られることであることを知っている。
【0019】 しかし、当該考案者は、斯かる相反する結果は相対的なものであり、基本的に 、ベストをいかに迅速に且つ容易に取り付けることができるかに依存すると考え る。
【0020】 本考案の特徴を考えて、本考案者は、技術及び必要とされる知識を考慮したな らば、患者が型IIIの呼吸困難の状態にあるときでさえ、モジュールを使用す ることが好ましいと考える。
【0021】 実際に、上述した考案を適用することは、患者の胸部を圧縮するが、モジュー ルに起因する負傷は、負傷者の脊椎を安全に保つ重要性に比べて重要ではないか ら、その使用は、負傷者を車から除去するのに必要な最小程度に制限することが できる。
【0022】 本考案者は、外傷が胸部を損傷させるのに十分に重大であるならば、患者が脊 椎も損傷している可能性が高く、このため、患者を車から除去したならば、スト ラップを緩め、また、必要であるならば、モジュールを取り外すことができると 考える。
【0023】 この状況下にて、負傷者の負傷、すなわち胸部の損傷は、患者の脊椎は固定さ れているため、更なる脊椎の損傷の危険を伴わずに、治療することができる。 本考案を使用する結果として、ストラップの圧縮に起因して息切れの程度が増 し、患者の低酸素症が顕著になったとしても、骨髄が損傷する結果と比べて、斯 かる危険性は最小程度である。更に、適切な処置、すなわち胸膜ドレナージ、酸 素療法等を可逆的に適用することができる。
【0024】 上述した事実のため、車の衝突事故は、脊椎を損傷させ、また不可逆的な結果 を回避するため、脊椎を直ちに固定することが1つの好ましい解決策であると断 定することができる。
【0025】 この理由のため、負傷者に対する制御式の救出モジュールから成る本考案の目 的は、人間の胸部腹部領域を保持し得るようにされた硬いモジュールを提供する ことである。
【0026】 本考案の別の目的は、患者を救出し且つ搬送する間、救出モジュールによって 患者の脊椎を安全な状態に保ち、救出及び搬送作業を行うとき、損傷を更に悪化 させる危険性を少なくすることである。
【0027】 また、本考案の目的は、上述したモジュールを強固に取り付けて、そのモジュ ールを使用する救助員に対し、身体を固定する手段を提供することである。 また、本考案の別の目的は、救助チームに対し、患者の搬送を容易にするため の確実な取り扱い手段を提供することである。
【0028】 本考案の更なる目的は、ドライバ又は搭乗者用の車シートに救出モジュールを 含めることである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
負傷者を固定する幾つかの手段を備える本体から成り、取り扱い操作及び搬送 手段が設けられた、負傷者の制御式救出モジュールにおいて、人の背中と一致す る中間領域と、仙骨尾骨の領域と一致する下方領域と、首及び頭と一致する上方 領域とを有する後側部分を備える硬いプラク(plaque)から成り、該上方 領域は、頭蓋の基部と一致する丸味を付けた端縁と、該領域をシートの上方端縁 に取り付け、2つの装置を連結状態に固着することを可能にする境界部とを有し 、上方領域は、中央ヘルプの境を画成する頚部カラーストラップを配置する2つ のキャビティと、それ自体の間で端部により取り付け得るようにストラップに接 続された2つの半剛性フィンとを備え、中間領域の両端が、上側及び下側突起を 備え、該突起の間には、側部境界を供給する中間スペースが存在し、この境界部 が車のシートの側端縁に配置され、両側部には、上側及び下側ストラップから成 るハーネスが存在し、前記プラクの下方領域には、2つのベルトと、多数の手掴 み部とが設けられることを特徴とする、制御式救出モジュールによって、上記の 目的は達成される。
【0030】
【実施の形態の説明】
基本的に、本考案は、胸部腹部領域に人間工学的に適応され且つ手の握り部並 びに負傷者の脚、体幹、首、頭の固定装置と共に供給される硬いプラクを提供す るものである。
【0031】 斯かる硬いプラクは、車のシート内に内蔵されることが好ましい。機能 本考案の異なる構成要素について説明したが、本考案の構成要素の機能上 及び作動上の関係並びにそれらの結果について説明する。
【0032】 負傷者用の制御式の救出モジュールを得るためには、人間の胸部腹部領域を配 置するための適正な設計を提供する硬いプラク(a)が必要とされる。 このプラクは、患者の背中と一致する中間領域(1)と、仙骨尾骨の領域を覆 う下方領域(2)と、首及び頭と一致する上方領域(3)とを有する後側部分を 備えている。
【0033】 この上方領域は、頭蓋の基部と、一致する丸味を付けた端縁(4)と、該領域 をシート(5)の上方端縁に取り付け、2つの装置を連結状態に固着することを 可能にする境界部とを有している。
【0034】 上方領域(3)は、中央ヘルプ(7)の両側部に配置された頚部カラーストラ ップを配置する2つのキャビティ(6)を有しており、首の支持体と、頚部カラ ーがそれに対して圧縮力を提供する手段とを備えている。
【0035】 頚部カラーストラップの前端縁は、調節を許容し且つ患者の首を固着しつつ、 確実に接続することを可能にする。中間領域(1)内にて、側部ストラップ(8 )は胸部を取り巻き、上方境界部(9)が肩の位置にあり、下方境界部(10) が腹部の位置にあり、腕の動作を許容する中間のスペースが残るようにする。
【0036】 上側突起(9)と下側突起(10)との間には、プラク(a)に対するシート の接続を確実にし得るように、シート(5)の側端縁(12)上に配置された側 部境界部(11)がある。
【0037】 プラクの両側部(8)には、上側ストラップ及び下側ストラップから成るハー ネス(13)が存在しており、このハーネスは、装置が一度び組み込まれたなら ば、負傷者の胸部腹部領域を固定することを可能にする。
【0038】 最後に、プラクの下方領域(a)は、鼠蹊部領域を固定することを許容する2 つのベルト(14)を提供する。 これらのベルトにより、負傷者は、4つの点にてプラク(a)に強固に取り付 けられる。
【0039】 頭は、前頭頭頂の領域上に配置され且つストラップ(16)によって接続され た2つの半剛性フィン(15)により固着され、このストラップの端部は、前頭 を固定するため適宜な手段により接続されている。
【0040】 首は中央ヘルプ(7)により取り付けられた頚部カラーによって固着される。 胸部腹部領域はハーネス(13)によって固着され、大腿はベルト(14)に よって固着される。
【0041】 患者の救出及び搬送を容易にするため、プラク(a)は、安全ベルトに使用さ れる型式の材料と同様の抵抗性材料で出来た多数の手掴み部(17)を有してい る。
【0042】 プラク(a)と、固着装置とから成る上述のモジュールは任意の車のシート( 5)にて使用することができ、プラクの寸法及び形態をシートの寸法及び形態に 適応させることができる。
【0043】 この理由のため、斯かるシート(5)の製造メーカと同一のメーカが救出モジ ュールの製造を担当し、これにより該モジュールを異なる仕方にて配置すること を可能にすることになろう。
【0044】 しかし、製造メーカは、プラク(a)を車のシート(5)の背もたれに対して 押し付け、次に、内部及びタペストリーを充填して最初のシートの設計を維持す ることを選ぶであろう。
【0045】 シート(5)の特定の位置において、ハーネス端部(13)、ベルト(14) 、フィン(15)、頚部カラー及び手の掴み部(17)は、ストラップを引張り 且つ患者に合い且つ患者を固定し得るように調節するだけで救出作業を迅速に且 つ効率的に行うことも許容し得るよう所要位置に配置されよう。
【0046】 このように、斯かる車に対し、本考案のモジュール体を効果的に利用する1つ の方法は、シートの設計に適した設計にて適宜な材料からプラク(a)を形成す ることである。
【0047】 プラク(a)の上方領域は、頚部カラーが装着されるシートの頭載せにて関節 動作式とされ且つ接続される。 半剛性の2つのフィン(15)は、頚部カラーの下方に配置され、必要である ならば、これらのフィンは回転させ且つ患者の前頭頭頂の領域上に配置し、その 後、両端部を接続し且つ患者の前頭の上で強固に調節する。
【0048】 胸部腹部領域を固定する設計とされたハーネス(13)が腎臓領域内で両側に シートのタペストリーの下方に装着されており、それは、この位置は救助チーム にとって極めてアクセス可能な位置であり、また、車のシート(5)の当初の設 計を変更しないからである。
【0049】 シート(5)の下側部分は、鼠蹊部領域を固定するために使用されるベルト( 14)を有しており、ベルトの一端がプラク(a)に接続され、他端が同一のシ ートの前側に配置されている。
【0050】 救出手順を行う間、モジュールが患者に合うように調節されたならば、モジュ ールを固定するため4つ、好ましくは6つの手掴み部(17)を取り付けること が必要であろう。
【0051】 少なくとも1つの手掴み部は、シートの頭載せに配置され、その2つは両側部 にて背腰領域に配置され、最後に、より長い手掴み部はシートの前側領域に配置 されるシートを横断する股関節領域内に配置されよう。
【0052】 これに反して、より事故を生じさせ易いレースカーのような一部の車において 、搭乗者は、急速解放バックル(図示せず)によりシート(5)に取り付けられ たプラク(a)と直接接触することが好ましい。
【0053】 主として、レース用カーにおいて、モジュールには、患者の心臓の状態を常時 且つ迅速にチェックするため、ハーネス(13)に取り付けることのできるパル スメータのような異なる型式の制御医療器具を設けることができる。
【0054】 呼吸困難な症例に対しシート(5)の下方に酸素マスク及び酸素供給管を備え ることも便宜である。 自動車の衝突事故の場合、このモジュールを取り付ける手順は極めて簡単であ り、衝突した車の位置に従って採るべき手順は異なる。
【0055】 実際に、衝突した車がその4つの車輪にて立つ状態を保つならば、最初に、安 全ベルトを解放し、次に、頚部カラーを調節する必要がある。患者がヘルメット を装着しているならば、カラーはヘルメットを付けたままで調節することが可能 であるから、そのヘルメットを取り外す必要はない。
【0056】 次に、ハーネス(13)は、最初に胸部を亙る上側ストラップにより調節し、 次に、腹部を亙る下側ストラップにより調節し、最後に、鼠蹊部領域を締結する ベルト(14)により調節する。
【0057】 最後に、プラク(a)をバックルを解放してシート(5)から取り外し負傷者 を除去する必要がある。 衝突した車が横転し又は逆さになっている場合、上述した手順に従う必要があ るが、第二のステップから開始し、次に、最後のステップにて安全ベルトを解放 し、患者がシートから落下して患者に生ずるであろう負傷の程度を悪化させる危 険性を回避する必要がある。
【0058】 救出モジュールを車のシートに内蔵することにより、負傷者をより迅速に解放 し、これによりより良い身体及び生理学的状態で病院に搬送することができ、回 復の可能性を向上させることが可能であることを指摘することが重要である。
【0059】 患者がモジュールに固定されたならば、患者はモジュールをゆっくりと回転さ せることにより救出する必要がある。最初に脚部を救出し、次に、別の人の助け を得て手掴み部を保持することにより、患者を救出し且つ背板に載せる必要があ る。
【0060】 プラク(a)を製造する1つの好ましい方法として、該プラクは繊維及びケブ ラー材料から成る薄板で製造される。 斯かる好ましい製造方法において、モジュールは、プラク(a)と身体との直 接的な接触による皮膚のすりむきを回避すると同時に、見栄えの良い仕上がり程 度を提供し得るように布材料で覆われている。
【0061】 このようにして、本考案の目的及びその機能方法について説明した。この明細 書には本考案を合わせて説明する特許請求の範囲が含まれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この救出モジュールを構成する半剛性のプラク
が取り付けられるシートの斜視図である。
【図2】シートが取り外された完全な救出モジュールの
別の縮尺による斜視図である。
【符号の説明】
(1)中間領域 (2)下方領域 (3)上方領域 (4)丸味を付け
た端縁 (5)シート (6)キャビティ (7)中央ヘルプ (8)側部ストラ
ップ (9) 上側突起/上方境界部 (10)下側突起
/下方境界部 (11)側部境界部 (12)側端縁 (13)ハーネス (14)ベルト (15)フィン (16)ストラッ
プ (17)手掴み部 (a)プラク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 502454880 エルネスト・アリアガ・パス アルゼンティン国 5155 コルドバ,タン ティ,グラル・ブストス 545 (72)考案者 マルセロ・フェルナンド・ラモン アルゼンティン国 5000 コルドバ,ボ・ タブラダ・パーク,ヴィレイ・デル・ピノ ヌメロ 2336 (72)考案者 アグスティン・ラスカノ・ガルソン アルゼンティン国 5000 コルドバ,サ ン・ホセ・デ・カラサンス ヌメロ 43− 2“ベ" (72)考案者 エルネスト・アリアガ・パス アルゼンティン国 5155 コルドバ,タン ティ,グラル・ブストス 545

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負傷者を固定する幾つかの手段を備える
    本体から成り、取り扱い操作及び搬送手段が設けられ
    た、負傷者の制御式救出モジュールにおいて、 人の背中と一致する中間領域と、仙骨尾骨の領域と一致
    する下方領域と、首及び頭と一致する上方領域とを有す
    る後側部分を備える硬いプラクから成り、該上方領域
    は、頭蓋の基部と一致する丸味を付けた端縁と、該領域
    をシートの上方端縁に取り付け、2つの装置を連結状態
    に固着することを可能にする境界部とを有し、上方領域
    は、中央ヘルプの境を画成する頚部カラーストラップを
    配置する2つのキャビティと、それ自体の間で端部によ
    り取り付け得るようにストラップに接続された2つの半
    剛性フィンとを備え、中間領域の両端が、上側及び下側
    突起を備え、該突起の間には、側部境界を供給する中間
    スペースが存在し、この境界部が車のシートの側端縁に
    配置され、両側部には、上側及び下側ストラップから成
    るハーネスが存在し、前記プラクの下方領域には、2つ
    のベルトと、多数の手掴み部とが設けられることを特徴
    とする、制御式救出モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    硬いプラクの上側部分が、シートの頭載せ上にて均一な
    関節動作式とされ且つ接続されることを特徴とする、モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモジュールにおいて、
    頚部カラーがシートの頭載せの内部に装着されることを
    特徴とする、モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    半剛性の2つのフィンが、頚部カラーの下方に配置され
    且つ患者の前頭頭頂の領域に配置されるように回転され
    ることを特徴とする、モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    上側境界部が肩の位置に配置され、下側境界部が腹部の
    位置に配置され、中間のスペースが腕を動かすことを許
    容することを特徴とする、モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    プラクの下側領域には鼠蹊部領域を固定する2つの安全
    ベルトが設けられることを特徴とする、モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    プラクには、安全ベルトに使用される材料と同一の抵抗
    性材料で出来た多数の手掴み部が設けられることを特徴
    とする、モジュール。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    ストラップ、頚部カラーストラップ、ハーネス及びベル
    トの端部には、それ自体の取り付け手段すなわちループ
    係止端部が設けられることを特徴とする、モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    プラクが薄い繊維プラク及びケブラーで出来ていること
    を特徴とする、モジュール。
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