JPH11104158A - 頸部支持装置 - Google Patents

頸部支持装置

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JPH11104158A
JPH11104158A JP10218491A JP21849198A JPH11104158A JP H11104158 A JPH11104158 A JP H11104158A JP 10218491 A JP10218491 A JP 10218491A JP 21849198 A JP21849198 A JP 21849198A JP H11104158 A JPH11104158 A JP H11104158A
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JP
Japan
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neck
support device
supporter
neck support
strap
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Application number
JP10218491A
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English (en)
Inventor
Jiri Zapletal
ザプレタル ジリー
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WORLD HEALTH CLUB
Original Assignee
WORLD HEALTH CLUB
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
    • A61F5/04Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints
    • A61F5/05Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints for immobilising
    • A61F5/055Cervical collars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S128/00Surgery
    • Y10S128/23Cervical collars

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  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頸部が十分に支持され、頸部の後方移動のみ
が制限されるが、他の頭部の動きは制限されず、喉に力
が加わらない。 【解決手段】 使用時にその両端が少なくとも使用者の
頸部両側にほぼ沿うように位置する頸部サポータ10
と、使用時に少なくとも使用者の腰部あたりに回される
腰紐と、前記頸部サポータと前記腰紐とを接続する接続
手段とで構成される頸部支持装置に関する。実施例で
は、接続手段は、使用時に頸部サポータ10の各端部か
ら伸びてまず胸部で互いに交差し、その後使用者の背中
で交差して、少なくとも腹部あたりで相互に固定し合う
と同時に腰紐を形成する、2本の帯紐部20で構成され
る。別の実施例では、腰紐は頸部支持装置の離れた一部
であり、接続手段は各々頸部サポータの端部から伸びて
腰紐に固定できる2本の帯紐部20で構成される。2本
の帯紐部は、使用時には少なくとも使用者の胸部あたり
に位置するクリップ部材によって相互に連結させられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頸部支持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】日常生活には、人が首を痛め得るあらゆ
る場面がある。そうした場面は、例えば、車同士の衝突
で、後ろの車が前の車に衝突する時などに発生する。そ
の時、前の車の乗員は、いわゆる鞭打ち症にかかる大き
な危険にさらされる。基本的に、人体は時速約5kmの
前方移動に対応できるようになっている。時速約5km
以上の動きでは、人体の中で頸部が最も弱い箇所である
ことが分かっている。後方からの衝突によって車の前方
移動が加速されると、座席の背もたれに支えられた乗客
も前方に加速されることになる。しかし、ほとんどの場
合、乗員の後頭部は背もたれやヘッドシートには支えら
れていない。人体の他の部分の前方移動が加速されるこ
とによって、頭部は体に対して後方に移動することにな
る。
【0003】この間に、乗員の頸部や頭部に大きな力が
加わる。これらの力が、頸部や頭部に重大な損傷を与え
ることがある。こうした損傷やそれによって引き起こさ
れる症状を鞭打ち症と呼ぶ。鞭打ち症の発生を防ぐこと
によって、多くの被害や不快感また出費を回避すること
ができる。
【0004】通常の治療方法として、鞭打ち症患者や他
の頸部症状を患った患者の喉と首筋の周りに、ほぼ完全
に固定してしまう硬い頸椎カラーを装着させて頸部を支
持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、頸
部の関節や筋肉などに逆効果である。完全に固定してし
まうことは適切な治療ではないこと、また頸部の早期運
動開始が鞭打ち症治療を成功に導くためには重要である
ことが、研究によって判明している。他の短所は、カラ
ーが非常に目立つため、患者の疾患が周囲の人達に明ら
かになり、患者のプライバシーが侵害されるという点で
ある。
【0006】頸部が損傷を受ける他の場面として、コン
ピュータ画面の前での作業がある。この作業は、頸部の
疲労症状を引き起こし、その後、治療を必要とする症状
にいたることがある。こうした疲労症状を防ぐことが出
来るならば、治療を必要とする症状も引き起こされな
い。
【0007】これまで使われている既知の頸部支持装置
では、帯紐を使用者の首から脇の下を通して背中は回し
て、頸部サポータを首に押し当てる。このような装置で
は、喉の大部分が囲まれてしまい、頸部や喉や頭部が広
く固定されてしまう。頸部および/または喉のサポータ
をしっかり支えるように体に押し当てるには、帯紐にか
なりの力を加えなくてはならない。すなわち、喉の柔ら
かい部分に圧力がかかる事になり、不快感を生じ、危険
でもある。頸部支持装置に加えられた力はさらに使用者
の体の前面ではなく、頸部を適正に支持するに望ましい
場所として、使用者の体側に主として向けられる。さら
に、これら既知の装置では、胸の周りと脇の下に締め付
け力がかかる。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の頸部支持装置は、使用時にその両端が少
なくとも使用者の頸部両側にほぼ沿って位置する頸部サ
ポータと、使用時に、少なくとも使用者の腰部に回され
る腰紐と、前記頸部サポータと前記腰紐とを接続する接
続手段とで構成される。
【0010】このような頸部支持装置によって、頸部は
十分に支持され、頸部の後方移動のみが制限されるだけ
で、他の頭部の動きは制限されず、また喉に力が加わる
こともない。
【0011】好適な実施例では、使用時の前記接続手段
は、各々頸部サポータの両端から伸びてまず胸の上で交
差し、次に背中で交差して、少なくとも腹部あたりで相
互に固定し合うと同時に腰紐を形成する。簡単かつ迅速
な固定のために、このような実施例の帯紐部分が、少な
くとも使用者の腹部あたりで 連結装置によって相互に
固定できることが望ましい。
【0012】別の好適な実施例では、腰紐と頸部支持装
置とは別個の部分であり、接続手段は、各々頸部サポー
タの両端から伸びて腰紐に固定される2本の帯紐部で構
成されている。簡単かつ迅速な固定のためには、前記2
本の帯紐部を一緒に腰紐に固定することが好ましい。こ
の固定をさらに改良するために、前記帯紐部を連結装置
によって腰紐に固定できることが望ましい。
【0013】好ましい実施例では、帯紐部の張りを調整
装置によって変化させられるので、頸部サポータを頸部
に押し当てる力を変化させることができ、その結果、頸
部の後方移動可能な範囲を変化させることができる。
【0014】特に好ましい実施例では、使用時には少な
くとも使用者の胸部あたりに位置するクリップ部材によ
って2本の帯紐部を相互に連結することができる。この
クリップ部材によって、使用者の体に取り付けられた頸
部支持装置の安定性はさらに高められる。
【0015】前記クリップ部材は、帯紐部を滑り移動可
能とすることが好ましい。このクリップ部材を滑り移動
させることによって、使用者の体の上を交差する帯紐部
の経路、および使用者の頸部および/または喉に加わる
力とを望みどおりに変化させることができる。使用中の
クリップ部材の意図しない滑り移動を防ぐために、クリ
ップ部材を帯紐部に固定させることが望ましい。
【0016】頸部サポータがその形状を確実に維持する
ために、体の外側を向く頸部サポータの後ろ側を丈夫で
伸縮性のある材料で構成することが望ましい。このよう
な材料によって、頸部の形状と体の動きに合わせなが
ら、頸部サポータは頸部の最適な支持を行う。
【0017】体と接触する、頸部サポータの前側、後ろ
および上側を柔らかい発泡体材料で構成することが望ま
しい。これによって、頸部サポータは頸部と頭部の形状
により良く適合でき、装着感も極めて快適になる。
【0018】有利な実施例において、頸部サポータの形
状は頸部の形状に適合する。この形状が、頸部サポータ
の支持能力と快適さとを高める。頸部サポータをできる
ならば綿タオルのような織物材料のカバーで包むことが
望ましい。この材料は、使用中の頸部サポータの感触を
極めて快適なものとし、皮膚に刺激を与えることがな
い。
【0019】便利な実施例においては、カバーに取り付
けられたファスナー手段によってカバーの取り外しがで
きる。これによって、頸部サポータを包むカバーは取り
外して洗濯することができる。また、例えば衣服に合わ
せた色のカバーとして、異なった色彩および/または柄
のカバーを使って、装置をできるだけ目立たなくするこ
ともできる。
【0020】ファスナー手段は、カバーを効果的に開閉
させる、面ファスナーあるいはジッパーであってよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付の図面を参照
しながら明らかにする。図面では、類似の部材は同じ符
号で表示してある。図面において、図1は、本発明の頸
部支持装置の第一実施例を示し、図2a、図2b、図2c
は、図1の頸部支持装置が使用者に装着された時の、各
々概略正面図、側面図、背面図であり、図3a、図3b、
図3c、図3dおよび図3eは、本発明の第二実施例の頸
部支持装置の使用者への装着方法を示しており、図4
は、本発明の頸部サポータの概略断面図を示している。
【0022】図1に示された本発明の頸部支持装置の第
一実施例は、頸部サポータ10と、この頸部サポータ1
0の各端部に取り付けられた2本の帯紐部20とで構成
される。両帯紐部20とも、一端は頸部サポータ10に
取り付けられ、他端はバックルのような連結具30によ
って互いに連結することができる。帯紐部20は、頸部
サポータの周りに渡した一本の帯紐で形成することも可
能である。この帯紐は、一箇所、例えば頸部サポータ1
0の後ろ側中央に取り付けることもできるし、複数箇
所、例えばサポータ10の両端に取り付けることもでき
る。また、帯紐は、頸部サポータに取り付けることな
く、頸部サポータの周りに渡すこともできる。
【0023】図示された実施例では、互いに連結できる
帯紐部20の両端部には、連結してバックルを形成する
既知のバックル部品31、32がそれぞれ取り付けられ
ている。このバックル30は、外すのも簡単である。さ
らに、本発明の頸部サポートは、交差した帯紐部20を
互いに連結させるクリップ部材40を有する。
【0024】図2は、使用者に装着された図1の頸部支
持装置を示す。装着の際、頸部サポータ10と帯紐部2
0とクリップ部材40とで形成された開口部に頭部を通
す。頸部サポータ10を使用者の肩に当て、首に押し当
てた後、帯紐部20を胸の上から背中、腹部へと案内す
る。腹部で、バックル30によって帯紐部20を連結さ
せる。こうして、帯紐部20は腰紐50をも形成する。
【0025】連結された帯紐部20は、その端を引っ張
って締め付けることができる。この帯紐部20の端部
は、挿通具として構成されバックルに取り付けられた調
整具(図示されていないが、そのようなものとして一般
的に知られている)に通される。頸部支持装置を引き寄
せて体の周りにしっかりと装着できるように、帯紐部2
0は、前記挿通具を一方向にスライドできるが、他方向
にはスライドできない。バックルを外した際に、帯紐部
20は他方向にもスライドできる。調整具は、一方ある
いは両方のバックル部品31、32に取り付けることが
できる。上記調整具を取り付けたバックルが一般に知ら
れている。
【0026】例えば、一方の帯紐部だけに取り付けられ
たバックルに他方の帯紐部を通し、この他方の帯紐部の
穴にバックルのピンを挿入することによって連結を行う
ような、別のタイプのバックルを使うことも可能であ
る。他方の帯紐部に多数の穴を形成することによって、
頸部支持装置の装着をきつくすることもゆるくすること
もできる。これ以外の多くのバックル連結の実施例の適
用も可能である。2本の帯紐部を面ファスナーあるいは
紐結びによって連結させることも可能である。
【0027】図3aから図3eに示された本発明の頸部支
持装置の第二実施例は、頸部サポータ10と、この頸部
サポータ10に回されて、この頸部サポータ10の端部
と後ろ側中央とに取り付けられた(図示せず)帯紐とで
構成される。これによって、2本の帯紐部20は各々頸
部サポータの別々の端部に取り付けられる。図に示され
た実施例では、前記帯紐部20はクリップ部材40に通
される。第二実施例の、帯紐部20とクリップ部材40
とを備えた頸部サポータ10は、第一実施例と同様の方
法で使用者に装着される。
【0028】図3eに示されたこの実施例の適用では、
頸部サポータの外側を向いた帯紐部20の端部が、連結
具35によって腰紐50に取り付けられる。この連結具
35はバックルであって良いが、図示された実施例にお
いては挿通具として構成され、さらに調整具としても機
能して、2本の帯紐部20を頸部サポータ10と腰紐5
0の間で締め付けることができる。2本の帯紐部20
は、クリップ部材40と胴帯紐50の間に伸ばされて、
一つに束ねられる。
【0029】腰紐50は、帯紐部20用の連結具(の一
部)を取り付けたズボンベルトであっても良い。図3a
から図3eに示された実施例では、腰紐50は、バック
ル52で連結することのできる2つの端部を有した帯紐
で形成される。バックル52には、挿通具として構成さ
れた調整具53が取り付けられて、腰紐50を締め付け
られるようになっている。
【0030】2本の帯紐部20が通されたクリップ部材
40は、図示された二つの実施例の帯紐部20を滑り移
動ることができる。この滑り移動可能なクリップ部材4
0によって、使用者の胸部に渡された帯紐部20の経路
を調整することができる。クリップ部材40が頸部サポ
ータ10の方向に滑り移動すればするほど、頸部サポー
タは使用者の頸部周りに固定される。クリップ部材40
の位置は必要に応じて変えることができる。クリップ部
材40を帯紐部20の選択位置に保持させるため、図示
されていない手段を用いてクリップ部材40を帯紐部2
0に固定させることもできる。
【0031】頸部サポータ10の形状は、図1から分か
るように、頸部、肩および頭部の形状に好適に適合し、
体と接触する前側、上および下側は、図4の概略図のよ
うに、柔らかい発泡体材料110で形成される。頸部サ
ポータ10の後ろ側は、丈夫で伸縮性のある材料120
で構成されるのが望ましい。これによって、頸部サポー
タ10の最適な頸部支持が確保され、装着感も快適なも
のとなる。帯紐部20は、丈夫で伸縮性のある材料12
0に取り付けられる。図4は、本発明の頸部サポータ1
0の概略断面図である。
【0032】頸部サポータ10は、例えば綿製の、第一
材料層130で覆ってしまうことができる。例えば、肌
に心地よいタオル地のような織物製の、第二材料層14
0があることが好ましい。好適な実施例では、この第二
材料層140にジッパーや面ファスナーのようなファス
ナー手段150が備えられ、第二材料層を取り外して交
換できるようになっている。これによって、第二材料層
140のクリーニングや使用者の衣服に合わせた色や柄
の選択が可能になる。
【0033】図示した本発明の頸部支持装置の実施例
は、使用者の体に数秒で簡単に装着することができる。
また、使用者各人に合わせて調整することができる。本
発明の頸部支持装置の大きな長所は、動きの自由度が大
きいことであり、日常の活動の制限を最小限にしなが
ら、鞭打症の治療効果を確かなものにするように頸部を
正しく支持することができる。さらに、この頸部支持装
置はほとんど目立たず、例えばショールを羽織るなどし
て、装着していることを完全に隠すことができる。
【0034】本発明の頸部支持装置は、後方からの車の
追突など、頭部や頸部の捻挫(鞭打ち)を引き起こす事
故に対する防御手段として優れた働きをする。この装置
は、この種の傷害に対する防御手段としてだけでなく、
例えば、鞭打ちやそれ以外の捻挫、また頸部ヘルニアや
頸部ヘルニア手術後の頸部捻挫等から派生する頸部の病
気に悩んでいる人達にとっても、また頸部傷害や変性
(変形関節症)等の治療のための支持装置としても使用
することができる。
【0035】上記実施例は本発明を限定するものではな
い。この頸部支持装置は、実施例を色々変化させた場合
にも適用でき、これら全てが請求の範囲に属するものと
考えられる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
このような頸部支持装置によって、頸部は十分に支持さ
れ、頸部の後方移動のみが制限されるだけで、他の頭部
の動きは制限されず、また喉に力が加わることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の頸部支持装置の説明図で
ある。
【図2】図2a、図2b、図2cは、図1の頸部支持装置
が使用者に装着された時の、各々概略正面図、側面図、
背面図である。
【図3】図3a、図3b、図3c、図3dおよび図3eは、
本発明の第二実施例の頸部支持装置の使用者への装着方
法を示した使用状態図である。
【図4】本発明の頸部サポータの概略断面である。
【符号の説明】
10 頸部サポータ 20 帯紐部 30 連結具(調整具) 35 連結具(調整具) 40 クリップ部材 50 腰紐 120 丈夫で伸縮性のある材料 140 カバー 150 ファスナー手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に少なくとも使用者の頸部の両側
    にほぼ沿って位置する二端を有する頸部サポータ(1
    0)と、使用時に少なくとも使用者の腰部にほぼ沿って
    回される腰紐(50)と、頸部サポータ(10)を腰紐
    (50)に結び付ける接続手段とで構成された、頸部支
    持装置。
  2. 【請求項2】 使用時に、頸部サポータ(10)の各端
    部から伸びてまず胸部で互いに交差し、その後使用者の
    背中で交差し、少なくとも腹部あたりで互いに固定し合
    い、同時に腰紐(50)を形成する、2本の帯紐部(2
    0)が接続手段を構成することを特徴とする、請求項1
    記載の頸部支持装置。
  3. 【請求項3】 連結具(30)によって帯紐部(20)
    を少なくとも使用者の腹部あたりでで互いに固定させら
    れることを特徴とする、請求項2記載の頸部支持装置。
  4. 【請求項4】 腰紐が頸部支持装置の離れた一部であ
    り、接続手段が、頸部サポータ(10)の別端部から各
    々伸びて腰紐(50)に固定される2本の帯紐部(2
    0)で構成されていることを特徴とする、請求項1記載
    の頸部支持装置。
  5. 【請求項5】 2本の帯紐部(20)を腰紐(50)に
    一緒に固定できることを特徴とする、請求項4記載の頸
    部支持装置。
  6. 【請求項6】 帯紐部(20)を腰紐(50)に連結具
    (35)で固定できることを特徴とする、請求項4ある
    いは5記載の頸部支持装置。
  7. 【請求項7】 帯紐部(20)の張りを調整具(30,
    35)で変化させられることを特徴とする、請求項2か
    ら6のいずれか記載の頸部支持装置。
  8. 【請求項8】 2本の帯紐部(20)を、使用時には少
    なくとも使用者の胸部あたりに位置するクリップ部材
    (40)で互いに連結させられることを特徴とする、請
    求項2から7のいずれか記載の頸部支持装置。
  9. 【請求項9】 クリップ部材(40)が帯紐部(20)
    を滑り移動自在であることを特徴とする、請求項8記載
    の頸部支持装置。
  10. 【請求項10】 クリップ部材(40)を帯紐部(2
    0)に固定できることを特徴とする、請求項9記載の頸
    部支持装置。
  11. 【請求項11】 体の外側に向いた頸部サポータ(1
    0)の後ろ側が、丈夫で伸縮性のある材料(120)で
    構成されていることを特徴とする、前記請求項のうちの
    いずれか1項に記載の頸部支持装置。
  12. 【請求項12】 体と接触する頸部サポータ(10)の
    前側、後ろおよび上側が、柔らかい発泡体材料で構成さ
    れていることを特徴とする、前記請求項のうちのいずれ
    か1項に記載の頸部支持装置。
  13. 【請求項13】 頸部サポータ(10)の形状が頸部の
    形状に合わせられていることを特徴とする、前記請求項
    のうちいずれか1項に記載の頸部支持装置。
  14. 【請求項14】 頸部サポータ(10)が織物製カバー
    で被覆されていることを特徴とする、前記請求項のうち
    いずれか1項に記載の頸部支持装置。
  15. 【請求項15】 織物が綿タオルであることを特徴とす
    る、請求項14記載の頸部支持装置。
  16. 【請求項16】 カバー(140)がカバーに取り付け
    たファスナー手段(150)によって取り外し可能であ
    ることを特徴とする、請求項14記載の頸部支持装置。
  17. 【請求項17】 ファスナー手段(150)が面ファス
    ナーであることを特徴とする、請求項16記載の頸部支
    持装置。
  18. 【請求項18】 ファスナー手段(150)がジッパー
    であることを特徴とする、請求項16記載の頸部支持装
    置。
JP10218491A 1997-08-07 1998-06-25 頸部支持装置 Pending JPH11104158A (ja)

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NL1006735 1997-08-07
NL1006735A NL1006735C2 (nl) 1997-08-07 1997-08-07 Nekondersteuningsinrichting.

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EP (1) EP0895763A1 (ja)
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