JP3094669U - 置物類の室内装飾品の展示具 - Google Patents

置物類の室内装飾品の展示具

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JP3094669U JP2002007941U JP2002007941U JP3094669U JP 3094669 U JP3094669 U JP 3094669U JP 2002007941 U JP2002007941 U JP 2002007941U JP 2002007941 U JP2002007941 U JP 2002007941U JP 3094669 U JP3094669 U JP 3094669U
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務 中濱
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株式会社京都人形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示具本体を立置可能に構成すると共に、吊
下げ可能に構成して、二通りの展示態様を図った置物類
の室内装飾品の展示具を提供すること。 【解決手段】 この置物類の室内装飾品の展示具は、前
面に形成した開口部5と、該開口部5から後方に向って
形成した所要長さの奥行を有するスペース6と、該スペ
ース6の底面により形成した室内装飾品の載置部7とに
より、置物類の室内装飾品の展示具本体1を構成し、こ
の展示具本体1の背面に展示具本体1の立置用部材2を
設け、展示具本体1の上半部の適宜の位置に展示具本体
1の吊下げ用部材3を設けて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、人形、土鈴、香炉その他の置物類の室内装飾品の展示具の 改良に関し、特に、この種の展示具を室内の所要の個所に、立置使用が可能であ ると共に、吊下げ使用も可能である利点を備えた置物類の室内装飾品の展示具に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のような置物類の室内装飾品を店頭に陳列展示する場合は、これら の装飾品を台上に載置した状態でショーウインドウ或は店内の展示室内に並べら れており、また、装飾品として室内で使用される場合も略同様であって、時にガ ラスケース内に収容して使用されることもある。
【0003】 また、本考案の出願人によって先に出願された実開平6−77611号公開公 報に記載された、前面を開放したボックス本体内に人形、土鈴、その他の室内装 飾品の陳列棚、壁面等を形設して、ボックス本体内部を室内風に構成したことを 特徴とするディスプレー用及び室内装飾用ボックスもよく知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のうちの前者のような陳列展示態様では、例えば 、或る舞子人形を室内の床の間、或いは違い棚等に陳列した際に、室内の雰囲気 を実感できないため、不似合いの品物を購入して仕舞う場合があると共に、単に 舞子人形自体を陳列するだけでは室内の装飾効果が単調過ぎる場合もあるという 問題がある。
【0005】 また、後者の場合は、上記の問題は解決できるが、ボックスで本体を構成して いるため、その使用態様は、例えば室内の床の間、棚或はショーウインドウ内等 に「載置する」という使用態様に限定されると言う問題がある。
【0006】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として開発されたものであって、 展示具本体を立置可能に構成すると共に、吊下げ可能に構成して、二通りの展示 態様を図った置物類の室内装飾品の展示具を提供することを目的とする。 なお、本考案で言う「置物」とは、飾り用の人形、土鈴、香炉、花瓶、モビー ルその他の比較的に小形の室内装飾品を指称するものであり、また、「置物類」 とは、上記に加えて掛軸、写真、絵画等を指称するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、前面に形成 した開口部と、該開口部から後方に向って形成した所要長さの奥行を有する、少 なくとも底面及び奥面を備えたスペースと、該スペースの底面により形成した室 内装飾品の載置部とにより、置物類の室内装飾品の展示具本体を構成し、この展 示具本体の背面に展示具本体の立置用部材を設けると共に、展示具本体の上半部 の適宜の位置に展示具本体の吊下げ用部材を設けて、展示具本体を立置使用、吊 下げ使用のいずれの形態でも使用可能に構成したことを特徴とする置物類の室内 装飾品の展示具を提供するものである。
【0008】 また、本考案は、上記のように構成した置物類の室内装飾品の展示具において 、スペースの奥面により掛軸、写真、絵画等を展示できるように構成した置物類 の室内装飾品の展示具、及び立置用部材は、展示具本体の背面に枢着した支持具 により起伏自在に構成されている置物類の室内装飾品の展示具、及び室内装飾品 の載置部には、室内装飾品の滑落,倒伏防止手段が設けられている置物類の室内 装飾品の展示具、並びに室内装飾品の滑落,倒伏防止手段は、室内装飾品の下部 を嵌入する孔,溝または室内装飾品の下部を取囲む突出部により構成されている 置物類の室内装飾品の展示具をそれぞれ提供するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態の一例を添付図面に基づいて説明すれば、本考案に 係わる置物類の室内装飾品の展示具は、展示具本体1と、展示具本体1の立置用 部材2と、展示具本体1の吊下げ用部材3とから構成されている。
【0010】 上記展示具本体1は、この実施の形態では、桐の板を材料として作製してあり 、前面に、四辺に広巾の縁枠4・・4を設けて形成した横なが長方形状の開口部5 と、該開口部5の縁枠4・・4の背面に、例えば、上面を開放したボックス状部材 Bを、その開放側の四辺の各端面を一体的に接合するなどの手段を用いて、開口 部5から後方に向って形成した所要長さの、深めの奥行きLを有する横なが長立 方形状のスペース6と、該スペース6の底面により形成した室内装飾品の載置部 7とにより構成されており、また、スペース6の奥面6aにより掛軸、写真、絵 画等が展示できるように構成されている。
【0011】 また、上記立置用部材2は、この実施の形態では、長めの斜辺2a、長めの直 辺2b、短かめの直辺2cを備えた略々直角三角形状の小さい桐板で形成した支 持具で構成されており、この立置用部材2を、その斜辺2aを下側にし、直辺2 bを上側にして、直辺2cを上記展示具本体1の後側に突出しているボックス状 部材Bの真下において、展示具本体1の中間部に蝶番8で回動可能に枢着してあ る。したがって、この立置用部材2を後方に回動突出させ、その斜辺2aを飾り 棚T等の平らな個所に当接して展示具本体1を立置した際に、該展示具本体1は やゝ斜め上向きに立置支持される。
【0012】 また、上記吊下げ用部材3は、この実施の形態では、上記ボックス状部材Bの 両側上端部に、前後方向に回動可能に取付け金具3a、3aを枢着し、この取付 け金具3a、3aに挿通した美しい吊下げ用組紐3bの両端を結着して構成され ている。
【0013】 次に、上記のように構成した展示具本体1と、立置用部材2と、吊下げ用部材 3とからなる置物類の室内装飾品の展示具の一使用状態を説明する。 図4に示すように、立置用部材2を展示具本体1と直交する位置まで回動して 起立させ、その斜辺2aを介して、例えば、飾り棚Tの上面に載せた後、図1に 示すように、展示具本体1のスペース6の平らな底面により形成された載置部7 の上面に開口部5を通して置物用の飾り人形から成る室内装飾品Dを載置する。
【0014】 この展示具本体1の開口部5は四周を広巾の縁枠4・・4で囲まれているので、 室内装飾品Dは奥行の深い額縁内に収納されたような独特の立体的外観を備えて おり、したがって、室内の美観を著しく向上できると共に、展示具本体1は、図 4に示すように、立置用部材2の斜辺2aにより、やゝ上向きに支えられている ため安定し、振動により前に倒れるおそれがなく、開口部5にガラスが嵌められ ていなくても室内装飾品Dが転落するのを防止できる。
【0015】 次に、この置物類の室内装飾品の展示具の他の使用状態を説明すれば、図5に 示すように、上記の立置用部材2を蝶番8の個所から回動してボックス状部材B の下側に位置するように倒伏し、前述した吊下げ用部材3の輪奈状の組紐3bを 室内の壁面W等に取付けたフック等に係着して展示具本体1を吊下げ、前述した ように、その載置部7の上面に室内装飾品Dを載置するものである。
【0016】 このとき、展示具本体1が前傾して室内装飾品Dの載置状態が不安定な場合は 、上記立置用部材2を適宜に回動起立させて後方に必要な長さだけ突出させるこ とにより、展示具本体1の過度な前傾状態を是正できるものである。
【0017】 なお、上記二通りの使用状態において、展示具本体1の載置部7に室内装飾品 Dを載置する場合に、接着剤を使用して接着載置することも当然可能であって好 ましいが、室内装飾品Dの種類を簡単には取替えることができない問題はある。
【0018】 図6及び図7は、本考案の他の実施の形態2及び3を略示したものであって、 上記実施の形態と相違するのは、第2の実施の形態では、展示具本体1の載置部 7の上面に室内装飾品Dの下部を嵌入するための浅い凹孔、溝9aから成る滑落 ,倒伏防止手段9を設けた点のみであり、第3の実施の形態では、展示具本体1 の載置部7の上面に室内装飾品Dの下部を取り囲むための短い突出部9bから成 る滑落,倒伏防止手段9を設けた点のみであって、その他の構成は第1の実施の 形態と同一であるから、同一部分には同一符号を伏すと共に、その説明は省略す る。
【0019】 以上、本考案の主要な実施の形態について説明したが、本考案は、これらの実 施の形態に限定されるものではなく、例えば、展示具本体1をプラスチックによ り一体成形したり、開口部4の形状を下弦半月形状や、その他の形状に形成した り、吊下げ用部材3に吊輪等を使用したりするも自由であって、要するに考案の 目的を達成でき且つ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計的な変更が可能 である。
【0020】
【考案の効果】
請求項1及び2に記載された考案によれば、室内の状態や個人の好みに対応さ せて、展示具を壁面等に吊下げたり、飾り棚等に立置したりして、二通りの使用 態様で 室内装飾品を展示できるので、室内の装飾効果を著しく向上できる。
【0021】 請求項3に記載された考案によれば、展示具本体の立置用部材は本体の背面に 起伏自在に枢着されているので、上記の効果に加えて、この展示具を吊下げて使 用した際に、展示具本体が前傾して、室内装飾品の載置状態が不安定な場合は、 上記立置用部材を回動突出させることにより、展示具本体の過度な前傾状態を是 正できる。
【0022】 請求項4に記載された考案によれば、室内装飾品の載置部には、室内装飾品の 滑落,倒伏防止手段が設けてあるので、上記の効果に加えて、展示具本体が、可 成り前傾又は後傾しても、載置部上の室内装飾品が滑落,倒伏するのを効果的に 防止でき、室内装飾品を載置部に固設する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】その背面図である。
【図3】その左側面図である。
【図4】立置状態を示す側面図である。
【図5】吊下げ状態を示す側面図である。
【図6】本考案の第2の実施の形態を示す要部の縦断側
面図である。
【図7】本考案の第3の実施の形態を示す要部の縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 展示具本体 2 立置用部材 2a 長めの斜辺 2b 長めの直辺 2c 短かめの直辺 3 吊下げ用部材 3a 取付け金具 3b 吊下げ用組紐 4 縁枠 5 開口部 B ボックス状部材 L 奥行 6 スペース 6a 奥面 7 載置部 8 蝶番 9 滑落,倒伏防止手段 9a 凹孔,溝 9b 突出部 D 室内装飾品 T 飾り棚 W 壁面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に形成した開口部と、該開口部から
    後方に向って形成した所要長さの奥行を有する、少なく
    とも底面及び奥面を備えたスペースと、該スペースの底
    面により形成した室内装飾品の載置部とにより、置物類
    の室内装飾品の展示具本体を構成し、この展示具本体の
    背面に展示具本体の立置用部材を設けると共に、展示具
    本体の上半部の適宜の位置に展示具本体の吊下げ用部材
    を設けて、展示具本体を立置使用と吊下げ使用のいずれ
    の形態でも使用可能に構成したことを特徴とする置物類
    の室内装飾品の展示具。
  2. 【請求項2】 スペースの奥面により掛軸、写真、絵画
    等を展示できるように構成した請求項1に記載の置物類
    の室内装飾品の展示具。
  3. 【請求項3】 立置用部材は、展示具本体の背面に枢着
    した支持具により起伏自在に構成されている請求項1に
    記載の置物類の室内装飾品の展示具。
  4. 【請求項4】 室内装飾品の載置部には、室内装飾品の
    滑落,倒伏防止手段が設けられている請求項1に記載の
    置物類の室内装飾品の展示具。
  5. 【請求項5】 室内装飾品の滑落,倒伏防止手段は、室
    内装飾品の下部を嵌入する孔,溝または室内装飾品の下
    部を取囲む突出部により構成されている請求項4に記載
    の置物類の室内装飾品の展示具。
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