JP3094530U - 流水式強電解水生成装置の電解槽 - Google Patents

流水式強電解水生成装置の電解槽

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JP3094530U JP2002008438U JP2002008438U JP3094530U JP 3094530 U JP3094530 U JP 3094530U JP 2002008438 U JP2002008438 U JP 2002008438U JP 2002008438 U JP2002008438 U JP 2002008438U JP 3094530 U JP3094530 U JP 3094530U
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唯廣 本間
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株式会社ケミコート
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 流水式強電解水生成装置の電解を効率良く、
しかも発熱した電解水が電解槽内に長く滞留して高温に
なるのを防ぐ電解槽を供給する。 【解決手段】 電解槽内の流体が通過する空洞内に突出
部を有する側板1を差し込み、実質的な電解槽内の空洞
部の容積を、電極板面積や流体導入パイプなどの取り付
けに影響を及ぼすことなく小さくする。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は強電解水生成装置、または次亜塩素酸水生成器と呼ばれる流水式の電解 装置に用いる電解槽に関する。 そのなかでも、とりわけ陰極と陽極をプラスチック板とゴムパッキンなどで挟み 、内部に流体を導入、導出する構造を有する、電極が平面状に対向した流水式強 電解水生成装置の電解槽構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 陰極と陽極をプラスチック板とゴムパッキンなどで挟んだ、従来の流水式強電解 水生成装置の電解槽は胴部を筒状にくり抜いたプラスチック板を胴部がくり抜か れていないプラスチック板と電極でサンドイッチ状に挟み、ゴムパッキンを当て てボルトナットで締め付け、筒状にくり抜いたプラスチック板の空洞に流体の導 入、導出部を設けたもので、その構成例を図3に示す。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 従来技術で述べた電解槽は、流体の導入、導出部を取り付けるため、胴部がくり 抜かれているプラスチック板の厚さがある程度必要で、そのため形成される空洞 部は、使用されるプラスチック板の厚み分の容積となる。 流水式で電解する装置の電気分解は、このプラスチック板のくり抜かれた部分の 面積の電極板が実質的に電極面積となり、面積の大きさに応じた電気分解が起こ るため、効率を上げるためにはプラスチック板のくり抜き面積を大きくするほど 良い。 しかし、面積が大きくなれば大きくなるほど、その空洞容積が大きくなり、電解 槽内での電解水の滞留時間も長くなる。 電解槽内に導入、導出する電解水は、水道水などの原水に少量の食塩や塩酸など を添加した水であり、陰極と陽極に電圧を加えると発熱を伴った電気分解が起こ る。 そのため、電解槽内で滞留している電解水の滞留時間が長くなると、急激な昇温 が起こり、構成材料のプラスチックが変形したり、腐食を強く受けるため、あま り長い滞留時間をとることができない。 昇温をおさえるために、電解槽への原水および食塩などの電解質の供給量を過剰 に送り込んで電解するので、電解質が電気分解により消費しきれずに、そのまま 排出され非常に不経済である。 【0004】 【課題を解決するための手段】 そこで上記問題を解決するため、本考案では電解槽の形状を以下のようにした。 【0005】 胴部を筒状にくり抜いたプラスチック板に流体の出入り口を設け、パッキンによ り電極板を挟んで左右からプラスチック板を当ててボルトで締め付け、内部に空 洞を有する電解槽を形成するのは従来通りであるが、挟む電極板を空洞の左右に 配置するのでなく、空洞の片側に配置する。 空洞に隣接する電極板は多孔性の電極板とし、電極板と空洞に対向する側のプラ スチック板が空洞内に突出して空洞を適宜埋める形状とした。 陰極と陽極の電極間は適当な枚数のパッキンを挟んで絶縁する。 【0006】 【考案の実施の形態】 本考案の実施の形態について図面で説明する。 図1において1は突出部を設けたプラスチック板、2は胴部をくり抜き、流体の 導入、導出部を取り付けたプラスチック板、3は孔の有る電極板、4は電極3、 5を絶縁するためのパッキン、5は電極板、6は突出部のないプラスチック板、 7は流体の導入、導出部、8はボルトを通す穴、9は電極板の多孔であり、10 は電極板のターミナル端子をとめる穴である。 図3は従来の電解槽で、符号は図1と同じである。 【0007】 【考案の効果】 本考案は次に記載する効果を有する。 電解槽内に連続的に電解質を含む水を送り、陰極と陽極の間に直流電圧を加える と、電解槽内では発熱を伴った電気分解が起こるが、電解槽は電極の面積が大で あるにもかかわらず、容積の小さい電解槽で電解がおこなわれる。 そのため、電解質が十分に分解反応が起こるのに適した条件が形成される。 しかも、電解槽の容積が小さいので電解される水が電解槽内に滞留する時間が短 くなり、電解槽内が高温になるのを防ぐことが出来る。 突出部の形状、大きさは電気分解効率、電極板サイズ、流体の導入、導出部の形 状などにより、自由に形成できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本考案の具体例を示す電解槽の断面図であ
る。 【図2】 本考案の具体例を示す電解槽の斜視図であ
る。 【図3】 従来の電解槽の構成図である。 【図4】 従来の電解槽の斜視図である。 【符号の説明】 1‥‥‥突起部を設けたプラスチック板 2‥‥‥胴部をくり抜き、流体の導入、導出部を取り付
けたプラスチック板 3‥‥‥孔の有る電極板 4‥‥‥電極絶縁のためのゴムパッキン 5‥‥‥電極板 6‥‥‥突起部のないプラスチック板 7‥‥‥流体の導入、導出部 8‥‥‥ボルトを通す穴 9‥‥‥電極板に空けた多孔 10‥‥電極板のターミナル取付穴

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 胴部を筒状にくり抜いたプラスチック
    板に流体の出入り口を設け、パッキンにより電極板を挟
    んで、左右からプラスチック板を当ててボルトナットで
    締め付けることによって、空洞を形成する構造の強電解
    水生成装置用の電解槽であって、挟んだ電極板と空洞に
    対向するプラスチック板が空洞内に突出する形状をして
    いる流水式強電解槽水生成装置の電解槽
JP2002008438U 2002-12-06 2002-12-06 流水式強電解水生成装置の電解槽 Expired - Fee Related JP3094530U (ja)

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