JP3094494U - 靴の装飾体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴紐に装着するものであって立体感を備え趣
向に富んだ靴の装飾体を提供すること。 【解決手段】 装飾体１０，２０，３０は靴紐２に装着
するための環体を備えており、環体に装飾を施しまたは
環体に装飾部材を取り付けたものである。装飾体１０は
環体が管状に形成され当該環体に装飾が施されているも
のである。装飾体２０は環体に装飾部材を取り付けたも
のである。装飾体３０は環体が開閉機能付きのリングで
あり環体に装飾部材を取り付けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、靴の装飾体に関しており、さらに詳しくは、靴紐に装着してオシャ レ感覚を楽しむことができる装飾体に関している。

【０００２】

【従来の技術】

特開２００１-３５３００８号公報（文献１）には、外部から見える部分にワ ッペン等の装飾片を貼着して楽しむことができる靴の装飾体が提案されている。

【０００３】 文献１の装飾体は、ワッペン状の装飾片を靴の表面に貼り付けただけのもので あるから、立体感に乏しくオシャレ感覚に乏しいものであった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、靴紐に装着するものであって立体感を備え趣向に富んだ靴の装飾体 を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

解決手段は、靴紐に装着するための環体を備えており、環体に装飾を施しまた は環体に装飾部材を取り付けたものであって、靴紐を紐通し穴に通す時にあるい は紐通し穴に通した後に当該靴紐に装着することができることを特徴とする。

【０００６】 また、上記手段において、環体が管状に形成されており表面に装飾を施しまた は無地に形成されたことを特徴とする。

【０００７】 また、上記手段において、環体がリングであり該環体を装飾部材に取り付けた ことを特徴とする。

【０００８】 さらに、上記手段において、環体が開閉機能付きリングであり該環体を装飾部 材に取り付けたことを特徴とする。

【０００９】

【考案の実施の形態】

図１は本考案の装飾体を靴紐に装着した状態を示す斜視図であり、図２は装飾 体の実施例を示す斜視図である。

【００１０】 図において、１は靴紐２を使用する構造の靴であって、本考案の装飾体１０， ２０，３０が靴紐２に装着されている。装飾体１０，２０，３０は何れも環体１ １，２１，３１を備えており、該環体１１，２１，３１に靴紐２を通して装着さ れている。

【００１１】 図２を参照して装飾体の具体例を説明する。図２Ａに示す装飾体１０は、環体 １１が管状に形成されており該環体１１自体を装飾したものである。図２Ｂに示 す装飾体２０は、環体２１がリングであり該環体２１を装飾部材２２に取り付け たものである。また、図２Ｃに示す装飾体３０は、環体３０が開閉機能を備えた 開閉機能付きリングであり該環体３１を装飾部材３２に取り付けたものである。

【００１２】 装飾体１０は、靴紐２を紐通し穴３に通す時に環体１１を通すものである。環 体１１の長さは、実施形態に限定されず左右の紐通し穴３の間に装着できる範囲 の長さが選択できる。また、実施形態では環体１１の表面に装飾を施しているが 、必ずしも装飾をしなくてもよく着色しただけのものでもよい。

【００１３】 また、装飾体２０は、環体２１を装飾部材２２に形成したリング取付け環２３ に取り付けたものである。装飾部材２２の実施形態はローマ字の「Ｒ」としてい るが、該装飾部材２２は数字、音符記号、花、動物キャラクターなど各種のもの が適用できるものである。なお、装飾体２０は靴紐２を紐通し穴３に通す時に環 体２１を通して装着する。

【００１４】 さらに、装飾体３０は、開閉機能付きの環体３１を小リング３３を介して装飾 部材３２に取り付けたものであって、環体３１が開閉機能を備えているので、当 該装飾体３０は靴紐２を紐通し穴３に通した後であっても靴紐２に装着すること ができるようになっている。装飾部材３２の実施形態は星型形状に形成されてい るが、この場合も数字をはじめ各種のものが適用できることは勿論である。

【００１５】 本考案の装飾体１０，２０，３０は靴紐２に装着するための環体１１，２１， ３１を備えていることが共通する要素であるが、実施形態は各種の形態が存在す るので、本考案の装飾体は、好みのものを選択して１個または複数個を装着する ことができるものである。

【００１６】 また、本考案の装飾体を装着する靴は、スニーカー型に限らずブーツやサンダ ルなどにも適用できるものである。

【００１７】

【考案の効果】

本考案は、多くの種類を備えかつ立体感がある装飾体であるから、靴紐を紐通 し穴に通す時あるいは靴紐を紐通し穴に通した後に靴紐に装着できるものであっ て、１個または複数個を装着することにより変化に富みオシャレ感覚を楽しむこ とができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の装飾体を靴紐に装着した状態を示す斜
視図。

【図２】装飾体の実施形態を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 靴 ２ 靴紐 ３ 紐通し穴 １０ 装飾体 １１ 環体 ２０ 装飾体 ２１ 環体 ２２ 装飾部材 ２３ 取付け環 ３０ 装飾体 ３１ 環体 ３２ 装飾部材 ３３ 小リング

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 靴紐に装着するための環体（１１，２
   １，３１）を備えており、環体（１１）に装飾を施しま
   たは環体（２１，３１）に装飾部材（２２，３２）を取
   り付けたものであって、靴紐を紐通し穴に通す時にある
   いは紐通し穴に通した後に当該靴紐に装着することがで
   きることを特徴とする靴の装飾体。
2. 【請求項２】 環体（１１）が管状に形成されており表
   面に装飾を施しまたは無地に形成されたことを特徴とす
   る請求項１に記載の靴の装飾体。
3. 【請求項３】 環体（２１）がリングであり該環体（２
   １）を装飾部材（２２）に取り付けたことを特徴とする
   請求項１に記載の靴の装飾体。
4. 【請求項４】 環体（３１）が開閉機能付きリングであ
   り該環体（３１）を装飾部材（３２）に取り付けたこと
   を特徴とする請求項１に記載の靴の装飾体。