JP3090675U - 突起状装飾部を有する履物 - Google Patents

突起状装飾部を有する履物

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JP3090675U
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勉 池田
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大阪ケミカル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ファッション性の質を落とす
ことなく、製造方法が容易で、安価で、しかも安全であ
る突起状装飾部を有する履物を提供する。 【解決手段】 突起状装飾部を有する装飾体をゴムから
一体成形し、履物の外面の少なくとも一部に取り付ける
ことにより、突起状装飾部を装飾体に個別に取り付ける
ための技術や手間が不要になるために製造工程を簡素化
でき、安価で、ファッション性の質を落とすことなく、
しかも安全である突起状装飾部を有する履物を得ること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、突起状装飾部を有する履物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、履物を装飾してファッション性を高める場合には、履物の形状を変える ほかにも、履物本体の表皮の素材を変えたり、紐、ボタンなどを用いたりしてい た。また、近年、若年層の間では、スパイク状の金属製の突起状装飾部を有する リストバンドや、チョーカーなどの装飾品が好んで身に付けられ、履物にも金属 製の突起状装飾部を有するものが見られるようになった。
【0003】 しかし、突起状装飾部として金属を使用すると、製造コストがかかり、また、 金属製の突起状装飾部を布や革等に取り付ける際の接着方法に技術を要するなど 、製造工程が煩雑であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案者は、製造方法が容易でかつ安価である突起状装飾部を施した 履物を考案した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の構成は、ゴムから一体成形されてなる突起状装飾部を有す る装飾体を、外面の少なくとも一部に取り付けてなることを特徴としている。こ れにより、ファッション性の質を落とすことなく、突起状装飾部を装飾体に個別 に取り付けるための技術や手間が不要になるため製造工程の簡素化を図ることが でき、安価で、しかも安全である突起状装飾部を有する履物を提供できる。
【0006】 請求項2の構成によると、装飾体が突起状装飾部を複数有することを特徴とし ており、これにより、一つの装飾体で多くの突起状装飾部を履物に取り付けるこ とができる。
【0007】 請求項3の構成によると、突起状装飾部が円錐又は多角錐であることを特徴と しており、これにより、スパイク状の金属製の突起状装飾部と同様に先端の尖っ た装飾部を成形することができる。
【0008】 請求項4の構成によると、装飾体は本底つま先部、本底踵部及び足首周辺部に 取り付けられることを特徴としており、これにより、スパイク状の金属製の突起 状装飾部を有する履物と同様に、ゴムからなる突起状装飾部を有する履物におい てもファッション性の高い、しかも安全な履物を得ることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施の形態を、図面を用いて、さらに詳細に説明する。 図1〜7に、本考案の一実施形態である履物を示す。図1は本考案の履物の側 面方向から見た説明図、図2は本考案の履物の背面方向から見た説明図、図3は 本考案の履物の上部方向から見た説明図、図4は装飾体を接着させる前の図1に おけるX−X断面の説明図、図5は本考案の装飾体の斜視図、図6は図5におけ るY−Y断面図の一部、図7は本考案の突起状装飾部の形状を例示した平面図及 び斜視図である。
【0010】 図1に示すように、本考案の履物1は、着用部2、底面基部3a、本底つま先 部3b、本底踵部3cを具備する。着用部2の足首周辺部、本底つま先部3b、 本底踵部3cに、図6で示す装飾体4を取り付けることにより、本考案における 突起状装飾部を有する履物を得ることができる。
【0011】 図5で示すように、装飾体4は、突起状装飾部5を複数有するように一体成形 されたイソプレンゴムから成形される。装飾体4は平面状に成形し、取り付ける 箇所により幅及び長さを調節する。突起状装飾部5の形状は円錐であり、円錐の 高さhは2cm、直径rは6mmである。突起状装飾部5は、装飾体に対して垂 直に、任意の間隔で配列させるように成形させる。ボタン6は、装飾体4におい て突起状装飾部5を成形した後、突起状装飾部同士の間に配列させ、接着させる 。
【0012】 図4で示すように、装飾体4は、本底つま先部3bに接着剤を用いて接着させ る。また、着用部2の足首周辺部には、装飾体4の円錐高さ方向が地面に対し平 行になるように糸で縫い付けることにより装飾体4を取り付けている。
【0013】 本考案におけるゴムの材質としては、特に限定されず、例えば天然ゴム又は合 成ゴムが用いられる。合成ゴムとしては、例えばブタジエンゴム、スチレン−ブ タジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム、クロ ロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、多 硫化ゴム等が挙げられる。
【0014】 本考案における装飾体4は、突起状装飾部5を複数有する平面状に成形される 。成形方法としては特に限定されないが、射出成形など通常一般の成形方法によ り成形できる。なお、装飾体4は、取り付ける箇所により幅や長さ等の形状を成 形後の裁断等により調節することが好ましい。
【0015】 本考案における突起状装飾部5の形状は円錐又は多角錐であることが好ましく 、図7(a)〜(f)に示すように、円錐又は多角錐の高さ方向に垂直な方向の 断面が円形、略円形、多角形、略多角形、星形等の形状をしていてもよい。高さ は2cm〜2.5cm、断面の最大径は6mm〜8mmであることが好ましい。 突起状装飾部5は、装飾体4に対してほぼ垂直方向に起立するように装飾体4と 一体成形されるが、成形方法としては特に限定されない。
【0016】 本考案における履物の種類は特に限定されず、短靴、長靴、サンダル等が挙げ られる。このような履物の外面に装飾体4を取り付けることにより、本考案にお ける突起状装飾部5を有する履物を得ることができる。装飾体4を取り付ける箇 所は特に限定されず、底面基部3a外周面、本底つま先部3b、本底踵部3c等 の履物底面部並びに着用部2の足首周辺部、甲部、つま先部、踵部、履き口部等 にも取り付けることができる。
【0017】 また、装飾体4は、弾性体による一体成形された突起状装飾部5を有するもの であれば、ファッション性を高めるために他の装飾を施しても構わない。他の装 飾としては、例えば、ボタン、ビーズ、紐、ガラス玉等の光沢のある装飾品が好 ましい。さらに、成形過程において着色料を加えることにより色を変化させたり 、模様を付したりしても構わない。
【0018】 本考案において装飾体4を履物に取り付ける方法としては特に限定されず、取 り付ける箇所の材質により変化させる。例えば、接着剤により接着させる方法、 ミシン糸等により縫い付ける方法、装飾体の突起状装飾部を有していない面を溶 融した後に履物の外面に溶着させる方法等が挙げられる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、ゴムから一体成形されてなる突起状装飾部を有する装飾体を、外面 の一部に取り付けることにより構成されるものである。これにより、若者に好ま れるようなファッション性の質を落とすことなく、突起状装飾部を装飾体に個別 に取り付けるための技術や手間が不要になることから製造工程の簡素化を図るこ とができ、安価で、しかも安全である突起状装飾部を有する装飾体を取り付けて なる履物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施形態である履物の側面
方向から見た説明図である。
【図2】図2は、本考案の一実施形態である履物の背面
方向から見た説明図である。
【図3】図3は、本考案の一実施形態である履物の上部
方向から見た説明図である。
【図4】図4は、装飾体を接着させる前の図1における
X−X断面の説明図である。
【図5】図5は、本考案の一実施形態である装飾体の斜
視図である。
【図6】図6は、図5におけるY−Y断面図の一部であ
る。
【図7】図7(a)〜(f)は、本考案の突起状装飾部
の形状を例示した平面図及び斜視図である。
【符号の説明】
1 履物 2 着用部 3a 底面基部 3b 本底つま先部 3c 本底踵部 4 装飾体 5 突起状装飾部 6 ボタン 7 ファスナー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムから一体成形されてなる突起状装飾
    部を有する装飾体を、外面の少なくとも一部に取り付け
    てなる履物。
  2. 【請求項2】 前記装飾体が前記突起状装飾部を複数有
    することを特徴とする請求項1に記載の履物。
  3. 【請求項3】 前記突起状装飾部が円錐又は多角錐であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の履物。
  4. 【請求項4】 前記装飾体を、本底つま先部、本底踵部
    及び足首周辺部に取り付けてなることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一項に記載の履物。
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