JP3094311U - 回路板の接続に用いられる薄板ばね - Google Patents

回路板の接続に用いられる薄板ばね

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案の目的は、過度変形を防止することが
できる、回路板の接続に用いられる薄板ばねを提供す
る。 【解決手段】 本考案は、回路板2上に接合される取付
けセクション11と、取付けセクション11の一端縁か
ら他端縁の方向へ曲がって延伸してなる弾力アームセク
ション12と、弾力アームセクションの延伸端縁121
から、更に取付けセクション11と略平行するように延
伸してなる接続セクション13と、接続セクションの延
伸端縁131から、更に取付けセクションの他端縁11
2に向けて延伸してなる第1の延伸セクション14と、
取付けセクションの他端縁112から接続セクションの
延伸端縁131に向けて延伸してなる第2の延伸セクシ
ョン15とを備え、第1の延伸セクション14の第1の
案内係止手段141と第2の延伸セクション15の第2
の案内係止手段151とは、弾性復帰可能な範囲におい
て、互いに係止案内し合ってそれぞれの根元部が近接す
る方向のみに摺動することができる、回路板2の接続に
用いられる薄板ばね1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、薄板ばねに関し、もっと詳しくは、回路板の接続に用いられる薄板 ばねに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的には、エレクトロニクス業界で使用されている薄板ばねは、銅などの金 属板材を折ってなるものを、表面実装(SMT)の方法で回路板に溶接してその 材料自体の弾力によって回路板を電子デバイスと電気的に接続させ、それにより 、回路板を介して電子デバイスを接地(Grounding)させたり電磁干渉 (EMI,electro−magnetic interference)か ら保護したりしながら、接続間に緩衝作用を与えるものである。
【0003】 図1に示すのは従来の回路板における接続用薄板ばねの一例である。図示の薄 板ばね3は、反対する両端縁を有する平板体であって、回路板(図示せず)上に 接合される取付けセクション31と、前記取付けセクション31の一端縁から他 端縁の方向へ曲がって延伸してなる弾力アームセクション32と、前記弾力アー ムセクション32の延伸端縁から更に前記取付けセクション31と平行するよう に延伸してなる接続セクション33とからなる。このように、前記接続セクショ ン33の延伸端縁は、前記弾力アームセクション32の延伸端縁から前記取付け セクション31の他端縁の方へ延伸してなるので、前記接続セクション33と前 記取付けセクション31と前記弾力アームセクション32とは開口34を形成し ている。
【0004】 このような薄板ばね3を回路板(図示せず)と接合する時、まず真空吸着装置 (図示せず)で前記接続セクション33を吸着し、前記薄板ばね3を回路板の所 定箇所に移動させ、そして、表面実装の方法で前記取付けセクション31を前記 回路板の表面上に溶接した後、前記真空吸着装置を取り除く。そして、薄板ばね 3の弾性を利用して前記接続セクション33を電子デバイスに接続させる。
【0005】 しかしながら、このような薄板ばね3は、前記開口34が形成してある開放性 構造を持つため、搬送中で、他の薄板ばねと互いに掛合しやすいので、その掛合 を解除するには、かなり時間がかかるという問題がある。
【0006】 また、回路板のテスト検査プロセスにおいて、通常では回路板のテスト結果を 記録するためのタグ・カード(図示せず)がひも(図示せず)によって回路板に 結びつけられているので、このひもは前記開口34に引っ掛けられて薄板ばね3 を引っ張って変形させやすいという問題もある。
【0007】 また、過度の圧力が、前記薄板ばね3、特にその接続セクション33にかかる と、前記薄板ばね3は、弾性変形の範囲を超えて塑性変形され、あるいはせん断 されて使用不能になる可能性もある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記に鑑みて、本考案の目的は、ある程度の圧力に抗して変形を防止すること ができる、回路板の接続に用いられる薄板ばねを提供しようとすることにある。
【0009】 また、本考案の他の目的は、閉鎖状の構造を持つ前記薄板ばねを提供しようと することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、互いに離れている両端縁を有する平板 体であって、回路板上に接合される取付けセクションと、前記取付けセクション の一端縁から他端縁の方向へ曲がって延伸してなる弾力アームセクションと、前 記取付けセクションに連続する端縁とは反対側の前記弾力アームセクションの延 伸端縁から、更に前記取付けセクションと略平行するように延伸してなる接続セ クションと、前記接続セクションに連続する端縁とは反対側の前記接続セクショ ンの延伸端縁から、更に前記取付けセクションの他端縁に向けて延伸してなる第 1の延伸セクションと、前記取付けセクションの前記他端縁から前記接続セクシ ョンの前記延伸端縁に向けて延伸してなる第2の延伸セクションとを備えてなり 、前記第1の延伸セクションは第1の案内係止手段が設けられ、前記第2の延伸 セクションは第2の案内係止手段が設けられ、前記第1の案内係止手段と第2の 案内係止手段とは、弾性復帰可能な範囲において、互いに係止案内し合って前記 第1の延伸セクションと前記第2の延伸セクションとをそれぞれの根元部が近接 する方向のみに摺動することができることを特徴とする、回路板の接続に用いら れる薄板ばねを提供する。
【0011】 このように構成されている本考案の薄板ばねは、前記第1と第2の案内係止手 段とが互いに係止することにより、閉鎖状の構造を形成することができるので、 他の薄板ばねとの掛合を防止することができるのみならず、タグ・カードを結び つけているひもに引っ張られて変形させられることをも防止することもできる。 また、前記第1と第2の案内係止手段とは互いに係止案内し合って前記第1の延 伸セクションと前記第2の延伸セクションとをそれぞれの根元部が弾性復帰可能 に近接する方向のみに摺動させることができるため、過度の圧力が本考案の薄板 ばね、特にその接続セクションにかかる場合、前記第1及び第2の延伸セクショ ンの少なくとも一つの摺動は前記接続セクション、前記取付けセクションまたは 他の延伸セクションに阻止されるので、前記接続セクションまたは前記取付けセ クションの変形はそれ自体の弾性復帰可能な範囲内に制限されて過度変形を防止 することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本考案にかかる回路板の接続に用いられる薄板ば ねの好ましい実施形態を説明する。先ず、図2及び図3に示すのは本考案の第1 の実施形態である。本実施形態における薄板ばね1はプレス加工で形成してなり 、弾性的乃至電気的な接続をするためのものとして回路板2に用いられている。
【0013】 この薄板ばね1は、互いに離れている両端縁111,112を有する平板体で あって、前記回路板(2)上に接合される取付けセクション11と、前記取付け セクション11の一端縁111から他端縁112の方向へ曲がって延伸してなる 弾力アームセクション12と、前記取付けセクション11に連続する端縁とは反 対側の前記弾力アームセクション12の延伸端縁121から、更に前記取付けセ クション11と略平行するように延伸してなる接続セクション13と、前記接続 セクション13に連続する端縁とは反対側の前記接続セクション13の延伸端縁 131から、更に前記取付けセクション11の他端縁(112)に向けてその近 くの方へ延伸してなる第1の延伸セクション14と、前記取付けセクション11 の前記他端縁112から前記接続セクション13の前記延伸端縁(131)に向 けてその近くの方へ延伸してなる第2の延伸セクション15とを備えてなる。
【0014】 前記第1の延伸セクション14は、第1の案内係止手段141が設けてあり、 前記第2の延伸セクション15は、第2の案内係止手段151が設けてある。 前記第1の案内係止手段141と第2の案内係止手段151とは、互いに係止 され案内し合って相対移動するように構成されている。 そして、弾性復帰可能な範囲内において、前記第1の延伸セクション14と前 記第2の延伸セクション15とは、それぞれの根元部、即ち前記接続セクション 13の前記延伸端縁131と前記取付けセクション11の前記他端縁112とが 近接する方向のみに摺動させることができるように構成されている。 本実施形態において、前記第1の案内係止手段141は、前記第1の延伸セク ション14の延伸方向Aに伸びている切欠きであり、前記第2の案内係止手段1 51は、前記切欠き内に摺動可能に嵌入するように前記第2の延伸セクション1 5の延伸端縁150から延伸してなる突起である。
【0015】 このようにして、前記突起、即ち前記第2の案内係止手段151は、前記切欠 き(前記第1の案内係止手段141)内に案内係止されているため、前記第1の 延伸セクション14と前記第2の延伸セクション15とは、それぞれの根元部、 即ち前記接続セクション13の前記延伸端縁131と前記取付けセクション11 の前記他端縁112とが左右の揺れがなく互いに近接する方向のみに沿ってそれ 自体の弾性復帰可能な範囲内において摺動することができる。したがって、過度 の圧力が前記薄板ばね1、特に前記接続セクション13にかかる場合、前記第1 の延伸セクション14の前記A方向への摺動は、前記突起151の前記第1の案 内係止手段141を構成する前記切欠きの上端による移動制限によって前記接続 セクション13の下降が阻止されるので、前記接続セクション13乃至それと連 続している前記弾力アームセクション12の変形は、それ自体の弾性復帰可能な 範囲(弾性変形)内に制限されて、過度な変形(塑性変形)を防止することがで きる。 また、前記突起151が前記第1の案内係止手段141を構成する切欠き内に 係止されているため、この実施形態の薄板ばね1は、従来のような開口(図1に おける34参照)がなく閉鎖状の構造になっているので、他の薄板ばねとの掛合 を防止することができるのみならず、タグ・カードを結びつけているひもに引っ 張られて変形させられることを防止することもできる。
【0016】 次に、図4及び図5を参照しながら、本考案の第2の実施形態を説明する。本 実施形態における薄板ばね1aの前記第1の実施形態と異なる点は、その第1の 案内係止手段141aは、その第1の延伸セクション14aの延伸方向Aに伸び て前記第1の延伸セクション14aの延伸端縁に開口した切欠きであることであ る。即ち、第1の延伸セクション14の延伸端縁に開口がない第1の実施形態と 異なって、その第1の延伸セクション14aの延伸端縁に開口があることにある 。 そして、その第2の案内係止手段151aは、前記第1の実施形態と同様に、 前記第1の案内係止手段141aを構成する前記切欠き内に摺動可能に嵌入する ように、その第2の延伸セクション15aの延伸端縁から突起してなる。なお、 本実施形態における薄板ばね1aの前記第1の実施形態と同様な構成は、同一な 符号を付加し、その説明を省略する。
【0017】 このようにして、前記第2の案内係止手段151aは、前記第1の実施形態に おける第2の案内係止手段151と同様に、前記第1の案内係止手段141aを 構成する前記切欠き内において案内係止されているため、過度の圧力が前記薄板 ばね1aにかかる場合、前記第1の実施形態と同じく、前記第1の延伸セクショ ン14aの図示中における摺動をその接続セクション13乃至それと連続してい る弾力アームセクション12それ自体の弾性復帰可能な変形範囲内に制限して過 度変形を防止することができる。 また、前記第2の案内係止手段151aが前記第1の案内係止手段141aを 構成する前記切欠き内に係止されているため、薄板ばね1a全体は従来のような 開口(図1における34参照)がなく閉鎖状になっているので、他の薄板ばねと の掛合を防止することができるのみならず、タグ・カードを結びつけているひも に引っ張られて変形させられることを防止することもできる。もちろん、他の不 意な理由によって強力に引っ張られて変形させられることを防止することにおい ては、前記第2の案内係止手段151の脱出を阻止できる第1の延伸セクション 14の延伸端縁に開口のない第1の実施形態の方が良いが、実用上この第2の実 施形態は、製造時前記第1の案内係止手段141aと前記第2の案内係止手段1 51aとの係止させる工程が容易となり、使用もできる。
【0018】 次に、図6に示すのは、前記第1の実施形態の変形例である。本変形例におけ る薄板ばね1bの前記第1の実施形態と異なる点は、第1の延伸セクション14 bの延伸端縁近くと第2の延伸セクション15bの延伸端縁近くとは互いに隣接 しており、第1の案内係止手段141bは、前記第1の延伸セクション14bの 延伸端縁近くの、前記第2の案内係止手段151bの延伸端縁近くと隣接して対 向する面に、前記第1の延伸セクション14bの延伸方向に伸びている凹溝が形 成されてなり、第2の案内係止手段151bは、前記第2の延伸セクション15 bの延伸端縁近くの、前記第1の案内係止手段141bの延伸端縁近くと隣接す る面に、前記凹溝内までに伸びてなる突体からなることにある。なお、本実施形 態における薄板ばね1bの前記第1の実施形態と同様な構成は、同一な符号を付 加し、その説明を省略する。
【0019】 このようにして、前記突体151bが前記第1の案内係止手段141bを構成 する凹溝内に案内係止されているため、過度の圧力が前記薄板ばね1bにかかる 場合、前記第1の延伸セクション14bの延伸方向への移動は、前記第2の案内 係止手段151bを構成する突体が前記第1の案内係止手段141bを構成する 凹溝内において前記接続セクション13の延伸端縁131へ近接する方向に摺動 して、図示中における前記第1の案内係止手段141bを構成する凹溝の上端縁 に阻止されることによって制限される。したがって、前記接続セクション13乃 至それと連続している弾力アームセクション12の変形は、それ自体の弾性復帰 可能な範囲内に制限されて過度変形を防止することができる。 また、前記突体151bが前記第1の案内係止手段141bを構成する凹溝内 に係止されているため、薄板ばね全体は従来のような開口(図1における34参 照)がなく閉鎖状になっているので、他の薄板ばねとの掛合を防止することがで きるのみならず、タグ・カードを結びつけているひもに引っ張られて変形させら れることを防止することもできる。
【0020】 次に、図7及び図8を参照しながら、本考案の第3の実施形態を説明する。本 実施形態における薄板ばね1cの前記第1の実施形態と異なる点は、取付けセク ション11c上に取付用開口110が開けてあり、第1の案内係止手段141c は、前記第1の延伸セクション14cの延伸方向Aに伸びている通孔であり、第 2の案内係止手段151cは、前記第2の延伸セクション15cの延伸端縁から 更に前記第1の案内係止手段141cを構成する通孔を貫通し前記取付用開口1 10内に延伸され且つその延伸端部152の底面が前記取付けセクション11c の底面とほぼ同一面に延伸してなるアークシートであることにある。第2の案内 係止手段151cは、延伸端部152の底面が取付けセクション11cの底面と ほぼ同一面に延伸してあるが、それは、第2の案内係止手段151cの延伸端部 152を前記取付けセクション11cと共に回路板上に溶接し、それにより、薄 板ばね1cの開口を閉じて閉鎖状にするためである。また、第3の実施形態にお いて、第2の案内係止手段151cをアークシートと称するのは、この第2の案 内係止手段151cは、前記第1の案内係止手段141cを構成する通孔を通っ てから傾斜して延伸してなるアーク状(弧状)の板体であるからである。 なお、本実施形態における薄板ばね1cの前記第1の実施形態と同様な構成は 、同一な符号を付加し、その説明を省略する。
【0021】 このようにして、前記第2の案内係止手段151cの前記第1の案内係止手段 141cに対する相対移動は、前記第1の案内係止手段141cを構成する通孔 内に制限されるため、過度の圧力が前記薄板ばね1cにかかる場合、前記第1の 延伸セクション14cのその延伸方向への移動は、前記第2の案内係止手段15 1cが前記第1の案内係止手段141cを構成する通孔内において前記接続セク ション13の延伸端縁131へ近接するように摺動して、前記第1の案内係止手 段141cを構成する通孔の上端縁に阻止されることによって制限される。した がって、前記接続セクション13乃至それと連続している弾力アームセクション 12の変形はそれ自体の弾性復帰可能な範囲内に制限されて過度変形を防止する ことができる。 また、前記第2の案内係止手段151cが前記第1の案内係止手段141cを 構成する通孔を通ってから前記取付用開口110内に延伸して回路板上に接合さ れているため、薄板ばね1c全体は、従来のような開口(図1における34参照 )がなく閉鎖状になっているので、他の薄板ばねとの掛合を防止することができ るのみならず、タグ・カードを結びつけているひもに引っ張られて変形させられ ることを防止することもできる。
【0022】 次に、図9に示すのは前記第3の実施形態における変形例である。本変形例の 薄板ばね1dの前記第3の実施形態と異なる点は、取付けセクション11dの両 側に、回路板2の取付用切欠110dが開けてあり、第2の延伸セクション15 dは、前記取付けセクション11dの他端縁112dの幅方向における両側から 延伸してなる2枚の延伸板からなり、前記第1の案内係止手段141dは、第1 の延伸セクション14dの延伸端縁の幅方向におけるほぼ中央位置から伸び、且 つ、その延伸端縁の先端の両側から更に2つの突起142が幅方向に張り出てな り、前記第2の案内係止手段151dは、前記2枚の延伸板141dの延伸端縁 から更に前記2つの突起142の上を超えてから前記2の取付用切欠110dに 延伸され、それらの延伸端部152dの底面が前記取付けセクション11dの底 面とほぼ同一面に延伸してなる2枚のアークシートであることにある。なお、本 実施形態における薄板ばね1dの前記第3の実施形態と同様な構成は、同一な符 号を付加し、その説明を省略する。
【0023】 このようにして、前記第1の案内係止手段141dの前記第2の案内係止手段 151dに対する相対移動は、前記第1の案内係止手段141dの両側縁に形成 された空間(図示における5)に制限されるため、過度の圧力が前記薄板ばね1 dにかかる場合、前記第1の延伸セクション14dのその延伸方向への移動は、 前記第2の案内係止手段151dが前記第1の案内係止手段14dの両側縁に沿 って前記接続セクション13の延伸端縁131へ近接するように摺動して前記第 1の延伸セクション14dの延伸端縁の両側に形成された空間5の上端縁に阻止 されることによって制限されるので、前記接続セクション13乃至それと連続し ている弾力アームセクション12の変形は、それ自体の弾性復帰可能な範囲内に 制限されて過度変形を防止することができる。また、前記第2の案内係止手段1 51dが前記2の突起142を越えてから前記取付用切欠(110d)内に延伸 して回路板(2)上に接合されているため、薄板ばね全体は従来のような開口( 図1における34参照)がなく閉鎖状になっているので、他の薄板ばねとの掛合 を防止することができるのみならず、タグ・カードを結びつけているひもに引っ 張られて変形させられることを防止することもできる。
【0024】
【考案の効果】
上記のように、本考案の薄板ばねは、前記第1と第2の案内係止手段とが互い に係止することにより、閉鎖状の構造を形成することができるので、他の薄板ば ねとの掛合を防止することができるのみならず、タグ・カードを結びつけている ひもに引っ張られて変形させられることをも防止することができる。また、前記 第1と第2の案内係止手段とは互いに係止案内し合って前記第1の延伸セクショ ンと前記第2の延伸セクションとをそれぞれの根元部が弾性復帰可能に近接する 方向のみに摺動させることができるため、過度の圧力が本考案の薄板ばねにかか る場合、前記第1及び第2の延伸セクションの少なくとも一つの移動は前記接続 セクション、前記取付けセクションまたは他の延伸セクションに阻止されるので 、前記接続セクションまたは前記取付けセクションの変形はそれ自体の弾性復帰 可能な範囲内に制限されて過度変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の薄板ばねを示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施形態の薄板ばねを示す斜視図
である。
【図3】前記第1の実施形態の薄板ばねを示す断面図で
ある。
【図4】本考案の第2の実施形態の薄板ばねを示す斜視
図である。
【図5】前記第2の実施形態の薄板ばねを示す断面図で
ある。
【図6】前記第1の実施形態の変形例である薄板ばねを
示す断面図である。
【図7】本考案の第3の実施形態の薄板ばねを示す斜視
図である。
【図8】前記第3の実施形態の薄板ばねを示す断面図で
ある。
【図9】前記第3の実施形態の変形例である薄板ばねを
示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,3 薄板ばね 2 回路板 34 開口 11,11c,11d,31 取付けセクション 110 取付用開口 110d 取付用切欠 111 取付けセクションの一端縁 112,112d 取付けセクションの他端縁 12,32 弾力アームセクション 121 弾力アームセクションの延伸端縁 13,33 接続セクション 131 接続セクションの延伸端縁 14,14a,14b,14c,14d 第1の延伸セ
クション 141,141a,141b,141c,141d 第
1の案内係止手段 142 突起 15,15a,15b,15c,15d 第2の延伸セ
クション 150 第2の延伸セクションの延伸端縁 151,151a,151b,151c,151d 第
2の案内係止手段 152 第2の案内手段の延伸端部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離れている両端縁を有する平板体
    であって、回路板上に接合される取付けセクションと、 前記取付けセクションの一端縁から他端縁の方向へ曲が
    って延伸してなる弾力アームセクションと、 前記取付けセクションに連続する端縁とは反対側の前記
    弾力アームセクションの延伸端縁から、更に前記取付け
    セクションと略平行するように延伸してなる接続セクシ
    ョンと、 前記接続セクションに連続する端縁とは反対側の前記接
    続セクションの延伸端縁から、更に前記取付けセクショ
    ンの他端縁に向けて延伸してなる第1の延伸セクション
    と、 前記取付けセクションの前記他端縁から前記接続セクシ
    ョンの前記延伸端縁に向けて延伸してなる第2の延伸セ
    クションとを備えてなり、 前記第1の延伸セクションは第1の案内係止手段が設け
    られ、前記第2の延伸セクションは第2の案内係止手段
    が設けられ、 前記第1の案内係止手段と第2の案内係止手段とは、弾
    性復帰可能な範囲において、互いに係止案内し合って前
    記第1の延伸セクションと前記第2の延伸セクションと
    をそれぞれの根元部が近接する方向のみに摺動すること
    ができることを特徴とする、回路板の接続に用いられる
    薄板ばね。
  2. 【請求項2】 前記第1の案内係止手段は、前記第1の
    延伸セクションの延伸方向に伸びている切欠きであり、
    前記第2の案内係止手段は、前記切欠き内に摺動可能に
    嵌入するように、前記第2の延伸セクションの延伸端縁
    から延伸してなる突起であることを特徴とする、請求項
    1に記載の回路板の接続に用いられる薄板ばね。
  3. 【請求項3】 前記第1の案内係止手段は、前記第1の
    延伸セクションの延伸方向に伸び且つ前記第1の延伸セ
    クションの延伸端縁において開口した切欠きであり、前
    記第2の案内係止手段は、前記切欠き内に摺動可能に嵌
    入するように前記第2の延伸セクションの延伸端縁から
    延伸してなる突起であることを特徴とする、請求項1に
    記載の回路板の接続に用いられる薄板ばね。
  4. 【請求項4】 前記第1の延伸セクションの延伸端縁近
    傍と前記第2の延伸セクションの延伸端縁近傍とは、互
    いに隣接しており、 前記第1の案内係止手段は、前記第1の延伸セクション
    の延伸端縁近くであって、前記第2の案内係止手段の延
    伸端縁近傍と対向する面において、前記第1の延伸セク
    ションの延伸方向に伸びて形成された凹溝からなり、 前記第2の案内係止手段は、前記第2の延伸セクション
    の延伸端縁近くであって、前記第1の案内係止手段の延
    伸端縁近傍に向けて、前記凹溝内までに伸びて形成され
    た突体からなることを特徴とする、請求項1に記載の回
    路板の接続に用いられる薄板ばね。
  5. 【請求項5】 前記取付けセクションに取付用開口が開
    けられ、 前記第1の案内係止手段は、前記第1の延伸セクション
    の延伸方向に伸びている通孔であり、 前記第2の案内係止手段は、前記第2の延伸セクション
    の延伸端縁から更に前記通孔を貫通し前記取付用開口内
    に延伸され且つその延伸端部の底面が前記取付けセクシ
    ョンの底面とほぼ同一面に延伸してなるアークシートで
    あることを特徴とする、請求項1に記載の回路板の接続
    に用いられる薄板ばね。
  6. 【請求項6】 前記取付けセクションの両側に、2つの
    取付用切欠きが開けてあり、 前記第2の延伸セクションは、前記取付けセクションの
    他端縁の両側から延伸してなる2枚の延伸板からなり、 前記第1の案内係止手段は、前記第1の延伸セクション
    の延伸端縁のほぼ中央位置から伸び、且つ、その延伸端
    縁の両側から更に2つの突起が張り出てなり、 前記第2の案内係止手段は、前記2枚の延伸板の延伸端
    縁から更に前記2つの突起の上を超えて前記2つの取付
    用切欠きに延伸され且つそれらの延伸端部の底面が前記
    取付けセクションの底面とほぼ同一面に延伸してなるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の回路板の接続に用い
    られる薄板ばね。
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