JP3093995U - 球変化装置付き鏡卓球台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 鏡を見ながら手と足と目を使うことにより，
全身のバランスを取りながら，安定性のある卓球がで
き，なおかつ安全な健康器具を提供する。 【構成】 卓球台（１）の後支柱に枠鏡取り付け用支柱
（２），（２）’を設け，その（２），（２）’の上部
に枠鏡取り付け角度調整用ボルト・ナット金具（３，
（３）’を設け、その３），（３）’によって（２），
（２）’に枠鏡（４）を取り付け，その枠鏡（４）の左
側に左右球変化装置板（５）を，右側に上下球変化装置
板（６）をセロテープ等で装着することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この発明は，鏡に球変化装置板を取り付けた，卓球台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，９０度の壁に向かってする壁ピンポンがあった。また、最近、球が一定 の決められた方向に打ち出される，練習用卓球機がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには，次のような欠点があった。 （イ）壁ピンポンは，球が一定の方向に返るので単調であった。 （ロ）練習用卓球機は，球が色々に変化できるようになっているが，設定した方 向だけに球が機械的に打ち出されるので，慣れてしまうと単調であり，また，高 価で購入して使いほどの魅力がない。 本発明は，これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）枠鏡取り付け用支柱（２），（２）’に（３），（３）’を設け，枠鏡（ ４）の取り付け角度を９０度から約７０度までの範囲で装着する。 （ロ）請求項２の（５），（６）を枠鏡（４）に装着する。従って，球は（５） ，（６）に当たると，上下，左右に不規則に変化する。 本考案は，以上のような構成よりなる，球変化装置付き鏡卓球台である。

【０００５】

【作用】

打った球が鏡に当たれば正反射し，（５）の縦に巻いた糸の右側に当たれば右 に変化し，左に当たれば左に変化する。また（６）の横に巻いた糸の上側に当た れば上に変化し、下側に当たれば下に変化する。

【０００６】

【実施例】

以下，本考案の実施例について説明する。 （イ）卓球台（１）の後ろ支柱に枠鏡取り付け用支柱（２），（２）’を設ける 。 （ロ）（２），（２）’の上部に枠鏡取り付け角度調整用ボルト・ナット金具（ ３），（３）’を設ける。 （ハ）（３），（３）’に枠鏡（４）を９０度から７０度の範囲で取り付ける。 （ニ）枠鏡（４）の面に球が当たった位置の目安を知るために，卓球ネットの高 さ１５．２５ｃｍの位置に赤テープを，さらに７ｃｍ上がった位置に青テープを ，さらに卓球ネットの高さ１５．２５ｃｍ×２の位置に緑テープを貼る。この高 さならば球は放物線を描いて飛ぶために，卓球台（１）から飛び出さない場合が 多い。 （ホ）枠鏡（４）の面の左側に，球変化装置板（５）を卓球台（１）の中心に向 かって球が跳ね返るように，角度を付けてセロテープ等で装着する。 （ヘ）枠鏡（４）の面の右側に，球変化装置板（６）を卓球台（１）の中心に向 かって球が跳ね返るように，角度を付けてセロテープ等で装着する。 本考案は，以上のような構造で，これを使用すると上手な人と卓球をしている ようで卓球が上手になる。また，卓球台（１）の下の部分に廃品になった鉄製机 などを利用するとよい。

【０００７】

【考案の効果】

鏡がついているので、手，足，目を使って、もう一人の上手な自分と卓球をし ているような気分で楽しい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図。

【図２】本発明の背面図。

【符号の説明】

１ 卓球台 ２ 枠鏡取り付け用支柱 ３ 枠鏡取り付け角度調整用ボルト・ナット金具 ４ 枠鏡 ５ 左右球変化装置板 ６ 上下球変化装置板

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 卓球台（１）の後支柱に枠鏡取り付け用
   支柱（２），（２）’を設け，その（２），（２）’の
   上部に枠鏡取り付け角度調整用ボルト・ナット金具
   （３），（３）’を設け、その（３），（３）’によっ
   て（２），（２）’に枠鏡（４）を取り付けた，球変化
   装置付き鏡卓球台。
2. 【請求項２】 枠鏡（４）の面の左側に左右に球が変化
   する、釣り糸を一定間隔（約１．５ｃｍ幅）に縦に巻い
   た左右球変化装置板（５）を，また，右側に上下に球が
   変化する、釣り糸を一定間隔（約１．５ｃｍ幅）に横に
   巻いた上下球変化装置板（６）を装着した球変化装置付
   き鏡卓球台。