JP3093899U - 文字カード - Google Patents

文字カード

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JP3093899U
JP3093899U JP2002007055U JP2002007055U JP3093899U JP 3093899 U JP3093899 U JP 3093899U JP 2002007055 U JP2002007055 U JP 2002007055U JP 2002007055 U JP2002007055 U JP 2002007055U JP 3093899 U JP3093899 U JP 3093899U
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浩司 伊藤
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株式会社文溪堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漢字等の文字を書写する際に留意する事項及
びその成立ちを学習者に対して指導することが可能な文
字カードを提供することを課題とする。 【解決手段】 文字カード1は、正方形状の紙基材6の
表面に、該表面を縦横に四分割する破線からなる十字線
7によって分割された各領域8a,8b,8c,8dに
それぞれ跨るようにして学習対象となる一つの文字L
が、画数別に色分けされて印刷された文字表示部9と、
文字表示部9に貼着可能に形成され、文字Lの書写的要
素を記号及び語句によってそれぞれ指示する記号指示部
2及び語句指示部3と、筆順及び始筆位置を指示する筆
順数字指示部4とを具備している。さらに、文字表示部
9の裏面にはマグネットによって貼着可能に形成され、
文字Lの音訓別の読みを表示可能な音訓指示部を備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、文字カードに関するものであり、特に小学校の低学年の授業などに 利用され、学習者に漢字や平仮名などの文字の書写を指導する際に留意事項を指 示することが可能な文字カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、小学校の国語の授業などで、平仮名、片仮名、及び漢字などの文字 の書き方を学習者(児童)に指導することが行われている。例えば、現在では小 学校一年生から六年生の間に、1006文字の漢字を学習させることが学習指導 要領によって定められている。係る文字の学習内容は、文字の形を記憶させて筆 順や「とめる」、「はねる」、「はらう」などの正しい運筆を覚えさせることに より、正しい筆順で文字を書写することができるようにしたり、或いは文字の読 み方(音読み・訓読み)や使い方(熟語の例示など)を覚えさせ、実際に学習者 が使うことができるように指導している。
【0003】 このとき、授業を運営する教師などは、学習単元の中で新たに教科書に出現し た漢字(新出漢字)を、黒板などに板書し、学習者に前述の学習事項について説 明をしている。また、平仮名や片仮名などは、予め一文字毎に印刷されたかなカ ードを用い、板書の代わりに黒板にマグネットなどを利用して貼着することが行 われている(例えば、特許文献1乃至特許文献3など)。
【0004】
【特許文献1】 登録実用新案第3069245号公報
【特許文献2】 登録実用新案第3083816号公報
【特許文献3】 登録実用新案第3087716号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したかなカードは、マグネットを用いて黒板等に掲示し、 文字の形や筆順などについて学習者に指導することは可能であるものの、その他 の書写的事項については、口頭或いは黒板を用いて指導しなければならなかった 。そのため、口頭では学習者が充分に指導内容を認識することができなかったり 、授業の度に指導者が黒板に板書することは非常に手間がかかった。また、特に 漢字などの場合、前述の書写的事項とともに、漢字の成立ちについて象形的に表 した図形(デザイン)を用いて指導することがあったが、これらの成立ちを指導 するための教材がこれまで提供されていなかった。
【0006】 そこで、本考案は、上記実情に鑑み、漢字等の文字を書写する際に留意する事 項及びその成立ちを学習者に対して指導することが可能な文字カードの提供を課 題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の考案にかかる文字カードは、基材表面 に習得対象の文字が画数別に色分けして表示された文字表示部と、前記文字表示 部に貼着可能な貼着手段を有し、前記文字を書写する際の留意事項を「とめる」 、「はねる」、「はらう」、「まげる」、「そる」、「おりかえす」、及び「む すぶ」を含む語句で指示する語句指示部、及び前記留意事項を書写記号で指示す る記号指示部の少なくともいずれか一つを備える書写指示部とを具備するもので ある。
【0008】 ここで、習得対象の文字とは、例えば、平仮名、片仮名、漢字、及び数字を含 むものであり、係る文字が基材表面に印刷等によって示されている。さらに、貼 着手段とは、磁気の力を利用して黒板などに貼着けるマグネットや、易剥離性を 有するシール材などが挙げられる。
【0009】 また、書写指示部とは、文字を書写する際の「とめる」、「はねる」、「はら う」などの留意事項を文字表示部に示された文字に対して語句によって指し示す ものや、筆運びの方向を矢印で示したり、「とめる」箇所を「●」などの記号で 示すものが挙げられる。
【0010】 したがって、請求項1の考案の文字カードによれば、基材表面に対象となる文 字が画数別に色分けして表示されるとともに、さらに書写の際の留意事項を指示 する書写指示部が文字表示部に対して貼着可能に形成されている。これにより、 学習者は、文字の形状とともに、書写する際の留意事項について併せて学習する ことが可能となる。また、指導する教師にとっては、書写指示部が貼着可能に形 成されているため、最初に文字の形状等を教え、学習が進むにつれて書写的事項 を教えるなど、指導を段階的に行える。これにより、学習者の理解度に応じて授 業を適切に進行することが可能となる。
【0011】 請求項2の考案の文字カードは、請求項1に記載の考案の文字カードにおいて 、前記文字表示部に貼着可能な第二貼着手段を有し、表示された前記文字の音訓 毎の読み方が示された音訓表示部をさらに具備するものである。
【0012】 ここで、第二貼着手段とは、前述した貼着手段と同様に、マグネットなどの周 知の技術が利用可能である。また、音訓表示部とは、文字表示部に表示された文 字の音訓読み、例えば、「山」でならば(サン・やま)がそれぞれ示されている ものである。
【0013】 したがって、請求項2の考案の文字カードによれば、請求項1の考案の文字カ ードの作用に加え、書写的事項とともに、漢字の場合、文字の音訓別の読み方に ついて併せて学習することが可能となる。これにより、さらに正しい文字の学習 を行える。
【0014】 請求項3の考案の文字カードは、請求項1または請求項2に記載の考案の文字 カードにおいて、前記文字表示部は、裏面に前記文字の成立ちを表示する成立ち 表示部をさらに有するものである。
【0015】 したがって、請求項3の考案の文字カードによれば、請求項1または請求項2 の考案の文字カードの作用に加え、特に漢字の場合の成立ちを図柄から変化した 象形文字などによって書写的事項と併せて学習することが行える。これにより、 図柄などによって学習意欲を持たせながら、文字ついての学習を総合的に行うこ とが可能となる。
【0016】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の第一実施形態である文字カード1について、図1乃至図6に基 づいて説明する。図1は第一実施形態の文字カード1の構成を示す説明図であり 、図2は記号指示部2を示す説明図であり、図3は語句指示部3を示す説明図で あり、図4は筆順数字指示部4を示す説明図であり、図5は音訓指示部5を示す 説明図であり、図6は音訓指示部5の使用例を示す説明図である。
【0017】 本考案の第一実施形態の文字カード1は、図1に示すように、正方形状の紙基 材6の表面に、該表面を縦横に四分割する破線からなる十字線7によって分割さ れた各領域8a,8b,8c,8dにそれぞれ跨るようにして学習対象となる一 つの文字Lが、画数別に色分けされて印刷された文字表示部9と、文字表示部9 に貼着可能に形成された種々の書写的要素を指示する指示部2,3,4(詳細に ついては後述する)とから主に構成されている。ここで、文字Lは、画数毎に色 分けされており、例えば、一画目が赤色、二画目は青色、三画目は緑色、四画目 は黄色、五画目以降は黒色などで表示されている。なお、図1及び図5において は、ハッチングを変更することにより、画数毎の色の違いを表現している。
【0018】 ここで、文字表示部9の裏面には、マグネットなどが取付けられ、黒板に貼着 し、掲示することができるようになっている。なお、文字表示部9の寸法は、特 に限定されないが、例えば、印刷される文字Lが平仮名や片仮名などの場合は、 「あ行」や「カ行」をまとめて学習するために、黒板に「あ」〜「お」或いは「 カ」〜「コ」などを縦に並べることができるサイズが好ましく、例えば18cm ×18cmの正方形状に整えることが望ましい。また、文字Lの種類は限定され るものではなく、平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベットなどについて表 示することができる。
【0019】 さらに、指示部2,3,4のそれぞれについて説明すると、記号指示部2は、 図2に示すように、文字表示部9に示された文字Lの書写的な留意事項を記号に よって表したものであり、例えば、「とめる」を「●」、「はねる」を「△」な どの記号、また「はらう」、「そる」などは、筆の流れ及び運筆方向を曲線と矢 印との組合わせによって表現したものである。さらに、それぞれの記号指示部2 の裏面には、マグネット10aが取付けられており、前述したように文字表示部 9が黒板などに掲示された場合、文字表示部9の表面に記号指示部2が貼着され た状態を保持することができるようになっている。
【0020】 また、語句指示部3は、図3に示すように、前述した記号指示部2の記号を、 語句に置き換えたものである。すなわち、「とめる」、「はねる」、「はらう」 、「まげる」、「むすぶ」などの書写的な留意事項を語句として認識することが できるものである。これにより、記号指示部2に比べて留意事項の指示がより直 接的となる。さらに、語句指示部3の裏面にも、記号指示部2と同様にマグネッ ト10bが取付けられており、文字表示部9の表面に貼着けることができるよう になっている。
【0021】 加えて、筆順数字指示部4は、図4に示すように、文字Lの筆順及び始筆位置 を示すものである。なお、筆順数字指示部4の裏面にも記号指示部2及び語句指 示部3と同様にマグネット10cが取付けられており、文字表示部9の表面に貼 着けることができる。ここで、マグネット10a,10b,10cが本考案にお ける貼着手段に相当している。なお、マグネット10a等によって指示部2,3 ,4が貼着されるため、同様に文字表示部9の表面からの除去も容易に行えるこ とはいうまでもない。
【0022】 さらに、本考案の文字カード1は、前述した書写的な留意事項を指示する各種 の指示部2,3,4の他に、さらに音訓指示部5を備えている。すなわち、図5 に示すように、文字表示部9に表示された文字Lに対する音訓別の読み方が印刷 された音読表示部5a及び訓読表示部5bを備えている。そして、図5に例示し たように、例えば、文字Lが「山」の場合、山に係る「サン」と示された音読表 示部5aと、「やま」と示された訓読表示部5bとに分けることができる。そし て、図5に示すように、文字表示部9の表面の略中央付近に表された文字Lの左 右に、各種の指示部2,3,4と同様に裏面にマグネット11が取付けられた音 読表示部5a及び訓読表示部5bを示すことができる。ここで、マグネット11 が本考案における第二貼着手段に相当する。
【0023】 上記構成により、第一実施形態の文字カード1は、指導者は学習者に対し、文 字Lを書写する際の留意事項を付しながら段階的に指導をすることができる。例 えば、始めに教師によって上述した各指示部2,3,4,5を貼着しない状態( 文字表示部9の文字L及び十字線7だけが表示されている状態)で、黒板等に掲 示し、学習者に対して文字Lの形状や色分けされた画数順などを学習者に対して 指導する。つまり、文字Lの学習の初期段階においては、始めから多くの情報が 文字カード1に含まれていると、かえって学習者に混乱を生じさせる恐れがあり 、学習理解の進行に支障を来すことがある。
【0024】 そこで、上述したように、最初の段階では、比較的簡単に理解できる文字Lの 形状や筆順のみが指導される。その後、次の学習段階では、図1に示すように、 文字Lを書写する際の留意事項について、記号指示部2、語句指示部3、及び筆 順数字指示部4などを適宜利用した指導が為される。係る指示部2,3,4は、 文字Lを正確に書写する際の補助となるものであり、例えば、黒板に掲示された 係る指示部2,3,4の貼着した文字カード1を確認しながら、個々の学習者が ノートなどに書き方の学習を行うことができる。これにより、各指示部2,3, 4の指示を忠実に守りながら、文字Lの書写を行うことにより、筆順及び運筆な どの整った正確な形状の文字Lが書けるようになる。
【0025】 なお、前述したように、文字表示部9に一度に多くの文字Lに係る情報を付与 することは、学習者の学習理解に支障を来す恐れがあるため、各指示部2,3, 4の貼着も要点を絞って適宜行うことが望ましく、あまり多くの指示部2,3, 4を貼着することは、指導上避けることが望ましい。
【0026】 加えて、第一実施形態の文字カード1は、文字表示部9に示された文字Lの音 読を学習するために、文字L(この場合は漢字に相当)についての音訓指示部5 を備えている。これにより、書写的事項の学習とともに、文字Lの読み方につい ても併せて学習することができる。
【0027】 以上述べたように、第一実施形態の文字カード1を文字Lの学習指導に用いる ことにより、文字Lの形状などの基礎的事項、筆順や運筆などの書写的事項、及 び漢字の場合の音訓読みなどの音訓読事項について、それぞれ適切な学習時期に おいて段階的に学習することができる。これにより、学習者の学習進度に応じて 適切に係る文字カード1を利用して指導を行うことが可能であり、指導者にとっ て学習指導が容易に行えるとともに、学習者の学習理解が速やかに行われるよう になる。
【0028】 次に、本考案における第二実施形態の文字カード20について、図7及び図8 に基づいて説明する。図7は第二実施形態の文字カード20における表面の構成 を示す説明図であり、図8は第二実施形態の文字カード20における裏面の構成 を示す説明図である。ここで、第二実施形態の文字カード20において、第一実 施形態の文字カード1と同一の機能及び構成を有するものは、同一番号を付し、 詳細な説明を省略するものとする。
【0029】 第二実施形態の文字カード20は、図7に示すように、表側(すなわち、文字 Lが表示された側)は、第一実施形態の文字カード1と同一の構成をしている。 すなわち、文字表示部9の表面23aには、学習対象の文字Lとして「山」が選 択され、印刷されている。そして、「山」を書写する際の留意事項が、各指示部 2,3等が文字表示部9の上に貼着されることにより示されている。
【0030】 一方、第二実施形態の文字カード20の裏面23bは、図8に示すように、文 字Lの成立ちをデザイン化した象形文字を段階的に変化させた成立ち表示部21 が印刷されている。ここで、「山」の場合、実際の山をイラスト化したデザイン 22a、デザイン22aをさらに象形文字化したデザイン22b、さらに変化を させたデザイン22cが裏面23に示されている。
【0031】 これにより、第一実施形態の文字カード1の効果に加え、学習者に対して文字 L(特に、漢字)の成立ちについてそれぞれのデザイン22a,22b,22c を用いて視覚を通じて学習させることができる。これにより、前述した書写的な 留意事項とともに、文字Lの成立ちについての学習が行え、文字Lについての総 合的な学習を本考案の第二実施形態の文字カード20によって行うことができる 。これにより、学習者の学習理解が速やかに達成される。加えて、種々のデザイ ン22a等を示すことにより、小学校の低学年の学習者などに対しても授業内容 に興味を持たせた状態にすることができ、授業の進行をスムーズに行うことが可 能となる。
【0032】 以上、本考案について好適な第一実施形態及び第二実施形態を挙げて説明した が、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、 本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能であ る。
【0033】 すなわち、第一及び第二実施形態の文字カード1,20において、文字Lを漢 字の「山」を用いて説明したが、これ以外の漢字、または漢字以外の文字(平仮 名、片仮名、数字、及びアルファベット)などを学習するためのものであっても よい。さらに、平仮名及び片仮名には、それぞれ濁音や半濁音などを文字Lとし て含んでもよい。
【0034】 さらに、貼着手段及び第二貼着手段としてそれぞれマグネット10a,10b ,10c,11を用いるものを示したが、これに限定されるものではなく、例え ば、易剥離性の接着剤が塗布されたシール材を利用して文字表示部9に貼着する ものであっても構わない。
【0035】 加えて、記号指示部2は、記号部分を含んだ四角形状の基材に印刷したもの( 図2参照)であっても、或いは記号の部分のみを切抜いて使用するもの(図1参 照)であってもよい。記号の部分のみが切抜かれた記号指示部2は、文字表示部 9に印刷された文字Lと、記号指示部2の一部とが重なり合うことがないため、 文字Lの形状をより明確に把握することができ、学習者の理解を妨げることがな い。さらに、各指示部2,3,4,5の基材をプラスチックなどの透明性を有す る素材で形成し、記号や文字の箇所を黒色等で示したものであってもよい。これ により、指示部2等が貼着された上からでも文字Lを認識することができる。加 えて、各指示部2,3,4の語句や文字などの色は、特に限定されないが、学習 者の学習理解の妨げとならないように、文字Lの画数別に分けられた色(一画目 =赤、二画目=青・・・)以外の色が用いられることが好ましい。
【0036】 さらに、第二実施形態の文字カード20において、文字表示部9の裏面23b に文字Lの成立ちを示す成立ち表示部21を印刷したものを示したが、これに限 定されるものではなく、裏面23bには文字Lに関する種々の情報を併せて印刷 することができる。例えば、文字Lが平仮名や片仮名などの場合、文字Lを頭に 使う単語の絵を示したり、漢字の場合には、漢字を使った熟語及びその熟語の読 み方、さらに漢字を構成する部首などを示すことができる。これにより、文字L のさらに総合的な学習を行うことができる。
【0037】
【考案の効果】 以上のように、請求項1の考案の文字カードは、文字を書写する際の留意事項 が、記号または語句によって指示される。これにより、学習者は文字表示部に画 数別に色分けして表示された文字について、文字の形状とともに、「はらう」や 「とめる」など、書写に関する情報を得ることができる。このため、係る文字カ ードを見ながら文字を書く練習をすることにより、正確な書写をすることができ るようになる。
【0038】 請求項2の考案の文字カードは、請求項1の考案の文字カードの効果に加え、 文字についての書写的な留意事項と、文字の音訓別の読み方とを併せて学習する ことができる。これにより、文字についてさらに総合的な学習を行うことができ る。
【0039】 請求項3の考案の文字カードは、請求項1または請求項2の考案の文字カード の効果に加え、裏面に形成された成立ち表示部によって、漢字などの文字の成立 をデザイン化されたイラストによって段階的に学習することができる。これによ り、学習者の文字に対する学習理解がより進展し、理解度を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の文字カードの構成を示す説明図
である。
【図2】第一実施形態の文字カードにおける記号指示部
を示す説明図である。
【図3】第一実施形態の文字カードにおける語句指示部
を示す説明図である。
【図4】第一実施形態の文字カードにおける筆順数字指
示部を示す説明図である。
【図5】第一実施形態の文字カードにおける音訓指示部
を示す説明図である。
【図6】音訓指示部の使用例を示す説明図である。
【図7】第二実施形態の文字カードにおける表面の構成
を示す説明図である。
【図8】第二実施形態の文字カードにおける裏面の構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
1,20 文字カード 2 記号指示部(書写指示部) 3 語句指示部(書写指示部) 5 音訓指示部(書写指示部) 5a 音読表示部 5b 訓読表示部 9 文字表示部 10a,10b,10c マグネット(貼着手段) 11 マグネット(第二貼着手段) 21 成立ち表示部 22a,22b,22c デザイン L 文字

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材表面に習得対象の文字が画数別に色
    分けして表示された文字表示部と、 前記文字表示部に貼着可能な貼着手段を有し、前記文字
    を書写する際の留意事項を「とめる」、「はねる」、
    「はらう」、「まげる」、「そる」、「おりかえす」、
    及び「むすぶ」を含む語句で指示する語句指示部、及び
    前記留意事項を書写記号で指示する記号指示部の少なく
    ともいずれか一つを備える書写指示部とを具備すること
    を特徴とする文字カード。
  2. 【請求項2】 前記文字表示部に貼着可能な第二貼着手
    段を有し、表示された前記文字の音訓毎の読み方が示さ
    れた音訓表示部をさらに具備することを特徴とする請求
    項1に記載の文字カード。
  3. 【請求項3】 前記文字表示部は、 前記文字の成立ちを示す成立ち表示部をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文字カ
    ード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017083685A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 株式会社シルヴァンブリーズ 文字学習用教材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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