JP3093828B2 - のみ込む機能の障害の分析及び処置 - Google Patents

のみ込む機能の障害の分析及び処置

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JP3093828B2
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はのみ込む機能の障害に
対する解析及び治療に関する。
【0002】
【従来の技術】のみ込む機能の障害は種々の生理学上の
原因の結果として人体に生じるものであり、被検者のの
み込む行動を解析することは種々の病気の診断において
有益である。さらに被検者に異常なのみ込みの行動が見
いだされた場合に、その問題を認識し、のみ込む行動を
適切に行うよう被検者を教育することは重要である。
【0003】この種の問題の解析はこの分野において従
来行われてきている。例えばShakwer らは、のみ込んで
いる間の被検者の行動を評価するために風船圧力の技法
と超音波スキャナーの技法の組み合わせを基礎とする非
常に複雑な技法を用いた(「のみ込んでいる間の舌、舌
骨、喉頭の運動の超音波解析」Investigative Radiolog
y, 1984,9:82-86 )。これらの著者は、超音波スキャナ
ーで舌の動きを、外部の装置で喉頭の運動を追った。1
0人の被検者のうち2人においては、喉頭の圧力トラン
スジューサーの表示に関する困難性のために、2回のの
み込みのうち最初ののみ込みが測定に用いられ、一方解
析された10人の被検者のうち8人は2回ののみ込みだ
けが追跡され、2回目ののみ込みが恣意的に解析のため
に選択されたものであり、喉頭の動きに関して彼らが得
た結果を繰り返すのが困難であった。上記のような手法
を取る理由は、採用された大がかりな設備が結果を繰り
返し与えることができないものであり、かつ、長期間被
検者の上においておくことができなかったことによる。
この分野における技術者には理解されるようにこれは非
常に重大な欠点である。それは被検者の行動の長時間に
わたる測定や解析が意味のある結論を引き出せるように
するためにしばしば必要であるからである。さらに超音
波はのみ込む行動の最初の口部の段階を追跡するのに使
われうるが、頻度、のみ込みのスピードや深さを追跡す
るためには有益ではなかった。
【0004】最近のレビュウ(のみ込みの病体生理学、
Otolaryngologic Clinic of NorthAmerica, 第21卷、
4号、1988年12月、第637-647 ページ) において、Soni
esとBaumは、のみ込むことの臨床的な評価に利用できる
技法をレビュウした。詳述された技法にはX線体軸断層
写真(CAT)、超音波(US)、X線(静止画及びビ
デオ蛍光透視法)、磁気共鳴イメージ(MRI)、検圧
法及びシンチグラフィーがある。これらの技法はすべて
複雑であり、それらのうちいくつかはCAT、US、X
線、MRIのような高価で非常に複雑な装置を必要と
し、またいくつかは検圧法のように侵入的な技法であ
り、さらにいくつかは外部の物質を注射することを必要
とする。それゆえ、のみ込む行動の間の被検者の行動を
効果的に解析するための簡単な方法を提供することがで
きることは非常に望ましく、またその方法は、多くの被
検者の広範な解析を行うとが可能となるよう、侵入的で
ない技法を利用する簡単でかつ安価な装置を使うことに
より実行されることが望ましい。
【0005】
【発明の要約】この発明の目的は、今利用できる方法の
欠点を克服し、専門的な医者が自分の病院で使うことが
でき、かつ非常に多くの被検者を解析することを可能と
するような方法を提供することである。この発明の他の
目的は、その方法を実行するための装置を提供すること
であり、その装置は比較的高価でなく、操作が簡単であ
る。
【0006】この発明のさらに他の目的は、一方におい
ては、長期間にわたるのみ込む行動について反復した分
析を可能とし、他方では一回ののみ込み及びその段階の
詳細な解析を可能とする方法と装置を提供することにあ
る。この発明のさらに他の目的は、のみ込む行動が追跡
され、バイオフィードバックが被検者に与えられ、それ
により被検者が自分ののみ込みの動作を修正できるよう
にする方法を提供することにある。修正できるのみ込み
のパラメーターは、それに限られるわけではないが、の
み下す作用の頻度、一回ののみ込みの振幅、喉頭部の動
きにおける整合性および連続性、例えば舌や舌骨や口の
筋肉のようなのみ込むことに含まれる付加的な解剖学上
の構造の動きが含まれる。
【0007】この発明のさらに他の目的は、医者や被検
者自身が使うことができ、操作が簡単で効果的なバイオ
フィードバックの装置を提供することにある。この発明
の他の目的は、正しいのみ込みの動作を練習する目的の
ために、資格のある医者により治療され及び/又は解析
された後に自宅で治療の必要がある人によって使われう
るバイオフィードバック装置を提供することにある。
【0008】この発明によれば、被検者ののみ込みにつ
いて解析する方法は次の各工程からなる: 1)変位及び/又は圧力によって動作するトランジュー
サー手段を備える工程、 2)上記のトランスジューサー手段を、例えば喉頭など
のように呑み込みの間にその行動を解析することが望ま
れる被検者の解剖学的な構造との関係で、所望の位置関
係に配置する工程、 3)のみ込みがなされたときトランスジューサー手段に
より生成された信号をサンプルする工程、 4)上記の信号を、のみ込みの始まりと終わりの時間の
決定、及びサンプリング時間でサンプルされた信号の相
対的に誘起された強度、その誘起された強度はトランス
ジューサーに作用する解剖学的な構造の動きに依存す
る、の決定のために精査する工程、及び、 5)被検者ののみ込む行動を表すサンプルされた信号の
誘起された強度を表す目に見えるデータまたはデータ点
を与える工程。
【0009】異なった信号を異なったのみ込みのパラメ
ーターとして準備ることができる。のみ込みのパラメー
ターは、例えばのみ込みの始まりと終わりの時間、その
形、順序、連続性、及び例えば喉頭、舌、舌骨、口の筋
肉などのみ込みに含まれるさまざまな解剖学上の整合性
などがある。変位及び/又は圧力によって動作するトラ
ンジューサー手段としては知られているさまざまな装置
を使うことができる。例えばストレインゲージや圧電気
のトランスジューサーが使われうるが、それに発明は限
定されない。圧電気のトランスジューサーは望ましい態
様である。その理由は、小さな圧力に反応し、軽く、喉
頭や被検者のその他の解剖学的な構造の近くに配置し易
いからである。しかし、技術者にとっては明らかである
が、被検者に対し都合よく配置されうる同等のトランス
ジューサーはどの様なものであっても使用することがで
きる。より好適な圧電気の物質トランスジューサーに
は、Kynar という商標でPennwalt Corporationにより生
産されている圧電気フィルムのようなものがある。Kyna
r フィルムのような圧電気フィルムが使われると、マト
リックス的な出力を出すことも可能になり、その出力で
はフィルム上の異なる場所が独立に圧力が動作したとき
に強度と位置を示す信号を作り出す。この方法では時間
による喉頭の動きを追跡することができる。
【0010】トランスジューサー及びそのようなトラン
スジューサーの種々の使用法の例は、例えばヨーロッパ
特許出願第14、693号、英国特許出願第2、13
8、144号、米国特許4、359、726号に見いだ
せる。Farrden, J. による「医療トランスジューサーに
おける圧/焦電気フィルムの応用」J. Clin. Engg., 3
/4月 1988, 第133-138 ページ、という論文も注目す
べきである。
【0011】さらに光学的変位トランスジューサーがの
み込みの動きに関係した信号を生成するために使うこと
ができ、例えば光ファイバーからなる光学的装置のよう
なものである。トランスジューサーが接触して動作する
装置である場合には、検査されるべき物体に対して接触
して配置される。しかしながらトランスジューサーが光
により動作する要素からなると、センサーの現実の性質
に依存して、それを検査される構造から離れたところに
配置することができる。もちろんトランスジューサーを
適切な位置に配置することはその仕事を行う者の技能の
範囲内にあり、また、現在利用可能なあるいは将来の使
用のために開発されるであろうトランスジューサーの種
々の形態に依存している。
【0012】もし他の指示がなければ、明細書の記載に
おいて、喉頭の動きの監視に言及しているときは、それ
はいつでも舌や舌骨や口の筋肉のようなのみ込みに伴う
すべての解剖学上の構造を含むことが意図されているこ
とを理解すべきである。そうして例えばのみ込みの間の
舌の動きを解析したいときはKynar フィルムのようなト
ランスジューサーが舌に配置され、各のみ込みの終わり
には除去されるか再配置される。
【0013】この発明において、被検者ののみ込みの解
析のための装置も提供され、その装置は以下に記載され
るような各手段を有する。 1)変位及び/又は圧力で動作するトランスジューサー
手段、 2)上記のトランスジューサー手段を、例えば喉頭など
のように呑み込みの間にその行動を解析することが望ま
れる被検者の解剖学的な構造との関係で、所望の位置関
係に配置するための手段、 3)トランスジューサー手段により生成された信号を連
続的にまたは周期的にサンプルするためのサンプリング
手段、これらは例えば増幅手段を含み、その増幅手段は
圧電気フィルムのようなトランスジューサーにより生成
された電気的な信号を受け取り、信号を増幅し、マイク
ロプロセッサーに与えられうる信号に変換する、 4)上記の信号を、のみ込みの始まりと終わりの時間の
決定、及びサンプリング時間でサンプルされた信号の相
対的に誘起された強度の決定のために精査するための精
査手段、その精査手段は例えばA−D変換器を含む、及
び、 5)サンプルされた信号の圧力により誘起された強度を
表すデータを表示するための目に見えるデータまたはデ
ータ点表示手段。
【0014】精査手段はマイクロプロセッサーまたはマ
イクロコンピューターを用いうる。好ましくはIBMの
PCのようなパーソナルコンピュータがこの目的のため
に使われる。そしてトランスジューサー手段により生成
され、伝送され、サンプリング手段により受け取られた
信号は技術者には知られている手段によりマイクロコン
ピューターにあたえられる。その手段はここでは議論し
ない。
【0015】表示手段は、医師が解析の結果を見ること
ができるものであれば、任意の形態のディスプレイでよ
い。しばしばパーソナルコンピュータの普通のディスプ
レイのようなディスプレイが最初の診察のために使われ
るだろう。しかしより詳しい解析や記録を残すために、
解析の結果を印刷した記録として備えることが望まし
い。この目的のために、表示手段としてしばしばプリン
ターやプロッターを用いることかできる。さらに解析に
間に生成されたデータは、例えば磁気または光ディス
ク、PCのハードディスクなどの適切な保管手段によ
り、後に参照したり精査するために蓄積することができ
る。
【0016】この発明は、さらにのみ込みの動きを正し
く行わない被検者に信号を送る方法を開示しており、そ
れにより被検者はバイオフィードバックののみ込み技法
により修正されたのみ込みを行うように自分自身を教育
することができる。その方法は次の各工程からなる。 1)変位及び/又は圧力によって動作するトランジュー
サー手段を備える工程、 2)上記のトランスジューサー手段を、例えば被検者の
喉頭などのように呑み込みの間にその行動を解析するこ
とが望まれる被検者の解剖学的な構造との関係で、所望
の位置関係に配置する工程、 3)のみ込みがなされたときトランスジューサー手段に
より生成された信号をサンプルする工程、 4)上記の信号を、2つの離れているのみ込みの間の時
間の間隔の決定、及びサンプリング時間でサンプルされ
た信号の相対的に誘起された強度の決定のために精査す
る工程、 5)2つの離れているのみ込みの間の間隔が、予め決め
られている時間の間隔を超えているかどうかを決定し、
もし予め決められている時間の間隔が超えている場合に
は、被検者にのみ込みを行うように教える信号を生成す
る工程、及び、 6)解析された各々ののみ込みのパラメーターに対して
サンプルされた信号の強度及び/又は頻度が予め決めら
れた値または値の範囲から離れていないかを決定し、も
しサンプルされた信号の値及び/又は頻度が上記の予め
決められた値または値の範囲から離れている場合には被
検者に正しいのみ込みを行うように教える信号を生成す
る工程、である。従って、例えば十分に深いのみ込みを
行わない被検者においては、そのサンプルされた信号の
値はのみ込みの深さを示し、かつ予め決められた信号の
値は最小限の許容できるのみ込みの深さとなろう。ま
た、もし被検者が十分に深くのみ込みをしない場合に
は、サンプルされた信号の値は最小限の予め決められた
のみ込みの深さよりも小さく、被検者により深いのみ込
みを行うように教える信号が生成されるであろう。一
方、もしのみ込み工程の順序が正しくない場合には、適
切な信号が生成され、その信号は例えば十分には深くな
いのみ込みにより生成される信号とはタイプ及び/又は
強度において異なっているであろう。
【0017】
【実施例】さらに発明を説明するために図1を参照す
る。図1はこの発明の一実施例による装置の代表的な構
成をり示しており、この発明の方法を実行するために使
われうるものである。被検者の解析される場所、例えば
首(喉頭)または舌は番号1により図により示されてい
る。そしてトランスジューサー、例えば圧電気のトラン
スジューサーは番号2により示されている。圧電気のト
ランスジューサー2により生成された電気的な信号は、
電線3を通じてサンプリング手段4に伝送され、サンプ
リング手段は例えば増幅器であり、さらにAーDカード
(card)に結合している。通常、AーDカードはコンピ
ューターに含まれており、もし増幅器が必要でなければ
トランスジューサー2の出力と直接結びつけられるマイ
クロプロセッサー5は、前記のようにマイクロプロセッ
サー5と統合されているサンプリング手段4からのデー
タを受け取り、データを精査する。時間に対する強度を
表すデータの形で精査されたデータはディスプレイ6上
に表示される。そのディスプレイは、もしマイクロプロ
セッサー5がパーソナルコンピュータに収納されている
場合にはパーソナルコンピュータのディスプレイとな
る。そしてそのデータはさらにまたは二者択一的にプリ
ンター7でプリントアウトされる。
【0018】もし図1の装置を被検者のバイオフィード
バックの教育をする装置として使う場合には、表示手段
6と7は省略することができ、かつ図において破線で示
さる信号を与える手段8を設けることができる。信号を
与える手段は被検者に対しのみ込みの動作が所望の動作
以下であるという信号を出すであろう。信号を与える手
段8は、例えばビープ音を発生する装置のような音によ
り信号を与える手段またはディスプレイにような視覚的
に信号を与える手段、または被検者の皮膚に接して置か
れた振動/接触刺激のような接触して信号を与える手段
でありうる。さらに異なった強度の信号に加え2つの異
なったタイプの信号が、のみ込みが頻度、深さ、形、反
復性、連続性または整合性において不十分であるかどう
か、そしてそれがどの程度であるかを示すために、被検
者に与えられるだろう。もちろん異なった信号をのみ込
みの異なった欠陥を示すために与えられることができ
る。例えば、喉頭や舌骨に対しては、その動きの連続性
と同様に2つの平面内(垂直/水平)での動きが重要で
あり、のみ込みにおける事象のタイミングと順序はすべ
ての解剖学上の構造について考慮されるであろうし、ま
た、口の筋肉の伸縮も解析されうるであろう。
【0019】図1に示される装置は、前述したように、
バイオフィードバックの装置としても使用できる解析用
の装置である。しかしながらこの発明は、なされた解析
の結果として医者により前もってセットされたパラメー
ターに従って練習するために被検者により使われうる、
より簡単でより安い装置を提供することをも意図してい
る。この簡略化された装置は、広くいえば、図1で言及
した要素からなるものであってもよいが、信号を与える
手段によりバイオフィードバックのみを提供することが
できるものである。一方、説明したように図1の解析の
装置はそのままでバイオフィードバックの装置として使
われうるが、普通は自宅での練習の目的には不必要に高
価であり複雑であろう。
【0020】図2は、例えばプリンターやPCのディス
プレイに表示される幾つかののみ込みを図により示すも
のである。この図は検査される時間に生じた各々ののみ
込みの強度とすべてののみ込みを示している。図に示さ
れるデータの点から、のみ込みの深さの観点から又は頻
度(2つののみ込みの間の時間経過)の観点から、不十
分なのみ込みを決定することができる。
【0021】図3は、1回ののみ込みの解析を示し、2
つののみ込みが示されている。S10によって示される
最初ののみ込みは時間t1 に始まり、時間t'1に終わ
る。最大ののみ込みは、特定の被検者に対してセットさ
れたのみ込みの最小の強度MSより大きくなっている。
従って、のみ込みS10は正しいのみ込みであり、もし
バイオフィードバックシステムが使われていれば、シス
テムからはなんの信号も出てこないであろう。2番目の
のみ込みS20は時間t2 に始まり、時間t'2に終わ
る。こののみ込みは、被検者にとって望ましい最小の相
対的強度よりも小さい最大値を有している。そうしてバ
イオフィードバックのシステムが使かわれていれば、被
検者にのみ込みの深さが不十分であるということを示す
信号が生成されるであろう。
【0022】さらにt'1とt2 との間にある時間は予め
セットされた時間間隔と比較されるであろう。もし時間
間隔t2 −t'1が予めセットした最大の時間間隔より短
ければ、のみ込み20は自発的に生じるものであろう。
一方もし時間間隔が許容しうる最大の時間間隔の値に達
すると、被検者に対し時間t2 で次ののみ込みをするよ
うに教えるために信号が生成され、のみ込み20はバイ
オフィードバックの装置により作り出された教示の結果
となるであるだろう。各のみ込みの態様に関する追加的
な情報は、1回ののみ込みに対するデータから同様にし
て得られるであろう。
【0023】これまでの記述と例のすべては、説明とい
う目的のために与えられいる。特許請求の範囲に記載し
た発明の範囲を超えることなしに、多くの異なる態様
が、種々の装置、構成要素、及び方法においてなされう
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による装置の構成を示す結
線図。
【図2】プリンターまたはディスプレイに表示されたの
み込みを示す図。
【図3】一回ののみ込みの解析を示す図。
【符号の説明】
1─被検者の解析される場所 2─トランスジューサー 3─電線 4─サンプリング手段 5─マイクロプロセッサ 6─ディスプレイ 7─プリンタ 8─信号を与える手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 10/00 A61B 5/00 101 A61B 5/08 ECLA

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各工程を有する、被検者ののみ込み
    について解析する方法。 1)変位及び/又は圧力によって動作するトランジュー
    サー手段を備える工程、 2)上記のトランスジューサー手段を、例えば喉頭など
    のように呑み込みの間にその行動を解析することが望ま
    れる被検者の解剖学的な構造との関係で、所望の位置関
    係に配置する工程、 3)のみ込みがなされたときトランスジューサー手段に
    より生成された信号をサンプルする工程、 4)上記の信号を、のみ込みの始まりと終わりの時間の
    決定、及びサンプリング時間でサンプルされた信号の相
    対的に誘起された強度の決定のために精査する工程、及
    び 5)被検者ののみ込む行動を表すサンプルされた信号の
    誘起された強度を表す目に見えるデータまたはデータ点
    を与える工程。
  2. 【請求項2】 解剖学上の構造が喉頭、舌骨、舌、口の
    筋肉から選択される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 圧力によって動作するトランスジューサ
    ー手段がストレインゲージからなる、請求項1又は2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 圧力によって動作するトランスジューサ
    ー手段が圧電気のトランスジューサーからなる、請求項
    1又は2記載の方法。
  5. 【請求項5】 圧電気のトランスジューサーが圧電気の
    フィルムである、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 圧電気のフィルムがKynarフィルム
    である、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 圧電気のフィルムがマトリックス状に設
    計された圧電気のフィルムセンサーであって、複数の位
    置における複数の圧力により誘起された信号を提供す
    る、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 次の各手段を有する、被検者ののみ込み
    の解析のための装置。 1)変位及び/又は圧力で動作するトランスジューサー
    手段、 2)上記のトランスジューサー手段を、例えば喉頭など
    のように呑み込みの間にその行動を解析することが望ま
    れる被検者の解剖学的な構造との関係で、所望の位置関
    係に配置するための手段 3)トランスジューサー手段により生成された信号を連
    続的にまたは周期的にサンプルするためのサンプリング
    手段、 4)上記の信号を、のみ込みの始まりと終わりの時間の
    決定、及びサンプリング時間でサンプルされた信号の相
    対的に誘起された強度の決定のために精査するための精
    査手段、及び、 5)サンプルされた信号の圧力により誘起された強度を
    表すデータを表示するための目に見えるデータまたはデ
    ータ点表示手段。
  9. 【請求項9】 異なる段階での持続やその連続性や形の
    ようなのみ込みの事象を決定するためにトランスジュー
    サー手段により生成された信号を精査するめの精査手段
    を含む、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 精査手段がマイクロプロセッサーまた
    はマイクロコンピューター、好ましくはパーソナルコン
    ピュータからなる、請求項8又は9記載の装置。
  11. 【請求項11】 表示手段がプリンターまたはプロッタ
    ーからなる、請求項8ないし10いずれか記載の装置。
  12. 【請求項12】 変位トランスジューサー手段が光学的
    なセンサ手段からなる、請求項8又は9記載の装置。
  13. 【請求項13】 光学的なセンサ手段が1つもしくはそ
    れ以上の光ファイバーからなる、請求項12記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 次の各工程を有する、修正されたのみ
    込みを行うために被検者に信号を送る方法。 1)変位及び/又は圧力によって動作するトランジュー
    サー手段を備える工程、 2)上記のトランスジューサー手段を、呑み込みの間に
    その行動を解析することが望まれる被検者の解剖学的な
    構造との関係で、所望の位置関係に配置する工程、 3)のみ込みがなされたときトランスジューサー手段に
    より生成された信号をサンプルする工程、 4)上記の信号を、2つの離れているのみ込みの間の時
    間の間隔の決定、及びサンプリング時間でサンプルされ
    た信号の相対的に誘起された強度の決定のために精査す
    る工程、 5)2つの離れているのみ込みの間の間隔が、予め決め
    られている時間の間隔を超えているかどうかを決定し、
    もし予め決められている時間の間隔が超えている場合に
    は、被検者にのみ込みを行うように教える信号を生成す
    る工程、及び、 6)解析された各々ののみ込みのパラメーターに対して
    サンプルされた信号の強度及び/又は頻度が予め決めら
    れた値または値の範囲から離れていないかを決定し、も
    しサンプルされた信号の値及び/又は頻度が上記の予め
    決められた値または値の範囲から離れている場合には被
    検者に正しいのみ込みを行うように教える信号を生成す
    る工程。
  15. 【請求項15】 次の各手段を有する、修正されたのみ
    込みを行うように被検者に信号を送るための、特に家庭
    用として、バイオフィードバック装置。 1)変位及び/又は圧力で動作するトランスジューサー
    手段、 2)上記のトランスジューサー手段を被検者の喉頭また
    は他の解剖学的な構造との関係で、所望の位置関係に配
    置するための手段、 3)トランスジューサー手段により生成された信号を連
    続的にまたは周期的にサンプルするためのサンプリング
    手段、 4)上記の信号を、のみ込みの始まりと終わりの時間の
    決定、及び/又は事象の順序とサンプリング時間でサン
    プルされた信号の相対的に誘起された強度の決定のため
    に精査するための精査手段、 5)上記の相対的に誘起された強度及び/又は順序と予
    めセットされた制限的な値とを比較する比較手段、及
    び、 6)サンプルされた信号の強度及び/又は順序が予めセ
    ットされた制限的な値から離れているとき、信号を生成
    するための信号生成手段。
  16. 【請求項16】 信号生成手段はビープ音及び/又は視
    覚的な信号及び/又はタッチ信号を生成する、請求項1
    5記載の装置。
  17. 【請求項17】 本質的に記述され図解されている、上
    記の請求項のいずれか1に記載の装置。
  18. 【請求項18】 次の各工程を有する、被検者に修正さ
    れたのみ込みを行うことを教える方法。 1)特定の被検者のための望ましいのみ込みのパラメー
    ターの値及び/又は範囲を決定するために、請求項1な
    いし7いずれか記載の方法により被検者ののみ込みの行
    動を解析する工程、 2)請求項15ないし17いずれか記載のバイオフィー
    ドバック装置における決められた望ましいのみ込みのパ
    ラメーターの値及び/又は範囲を予めセットする工程、 3)被検者に上記のバイオフィードバックの装置及び請
    求項14に記載の方法を実施するための指示を与える工
    程。
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