JP3093697U - 足の血行促進具 - Google Patents
足の血行促進具Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一人で容易に実践できる正体術に則った足の血
行促進具の提供。 【構成】足の血行促進具20は、基台1と、その上の支
柱2a、2bと、左足Lと右足Rの各ふくらはぎ部分を
載せる左載置部4a、右載置部4bとを備えるとともに
略中央部で前記支柱に横架された第1の水平シャフトS
1に軸着された足載せ台4と、その上に位置して水平軸
挿通孔H1に前記支柱に横架された第2の水平シャフト
S2が遊挿されて軸着されるとともに右端部に右足の所
定部位×等を押圧する加圧突起部7を備え左端部に前記
足載せ台4側からの外力を受ける外力受部5aを備える
アーム5と、アーム5の左端部と前記足載せ台4との間
に配設された力点部材8と、該力点部材8位置を調整す
る調整駒9と、を備える構造であり、テコの原理による
左足Lの荷重加減で右足Rの胃腸を活発にする部位×
印、△印、◇印等を加圧突起部7で押圧することができ
る。
行促進具の提供。 【構成】足の血行促進具20は、基台1と、その上の支
柱2a、2bと、左足Lと右足Rの各ふくらはぎ部分を
載せる左載置部4a、右載置部4bとを備えるとともに
略中央部で前記支柱に横架された第1の水平シャフトS
1に軸着された足載せ台4と、その上に位置して水平軸
挿通孔H1に前記支柱に横架された第2の水平シャフト
S2が遊挿されて軸着されるとともに右端部に右足の所
定部位×等を押圧する加圧突起部7を備え左端部に前記
足載せ台4側からの外力を受ける外力受部5aを備える
アーム5と、アーム5の左端部と前記足載せ台4との間
に配設された力点部材8と、該力点部材8位置を調整す
る調整駒9と、を備える構造であり、テコの原理による
左足Lの荷重加減で右足Rの胃腸を活発にする部位×
印、△印、◇印等を加圧突起部7で押圧することができ
る。
Description
【0001】
本考案は健康器具の分野に属し、特に所謂「正体術」における胃腸を活発にす
る施術を容易に実践できる足の血行促進具に関する。
【0002】
健康器具として、つぼを刺激する指圧器具の類いが多種販売されているが、正
体術矯正法に則った健康器具は未だない。
【0003】
正体術(矯正法)は昭和初期に創始者として高橋金作氏、高橋迪雄氏によって
世に出た人間の生体を研究した健康法、治療法をいう。以後、高田葉風氏らによ
って葉風式として現在も伝授されている(詳しくは正体術矯正法(高橋迪雄講述
;たにぐち書店)、正体術健康法(高橋迪雄原著、鈴木正教現代訳;たにぐち書
店)参照)。
【0004】
お灸施術において古くから足ひざ頭下の外側のくぼんだ所の灸点、所謂足三里
は万病に効くと言われているが、上記正体術では、右足の三里の近傍に胃腸を活
発にする部位があり、ここを押圧すると血行障害を改善し、胃腸が活発になると
されている。
【0005】
しかしながら、慣れない施術者が指圧で行うと親指を痛めることになり、本人
自身が一人で行うことも容易ではない。
【0006】
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、微妙な加圧加減を一人で簡単
に調整可能であり、使い勝手に優れた正体術に則った足の血行促進具を提供する
ものである。
【0007】
本考案は、
(1)水平に軸着されたシーソー状の足載せ台の左右に左足と右足のふくらは
ぎ部分をそれぞれ載せて時計回りの回転応力を左足の荷重の加減で調整する応力
調整手段と、前記足載せ台の上方で水平に軸着されるとともに左端部が力点とな
って時計回りの回転応力を足載せ台側から受けるとともに右端部に作用点となっ
て右足の所定部位を押圧する加圧突起部を備えるアームと、前記アームの左端部
と足載せ台との間に配設されて前記アームに時計回りの応力を加える力点部材と
、を備えることを特徴とする足の血行促進具を提供することにより、上記課題を
達成する。
【0008】
(2)また、基台と、前記基台上に対向して立設された一対の支柱と、左側に
左足のふくらはぎ部分を載せる左載置部と右側に右足のふくらはぎ部分を載せる
右載置部とを備えるとともに略中央部で前記支柱に横架された第1の水平シャフ
トに軸着された長板状の足載せ台と、前記足載せ台の上に位置して水平軸挿通孔
に前記支柱に横架された第2の水平シャフトが遊挿されて軸着されるとともに右
端部に右足の所定部位を押圧する加圧突起部を備え左端部に前記足載せ台側から
の外力を受ける外力受部を備えるアームと、前記アームの左端部と前記足載せ台
との間に配設されたアームに時計回りの回転応力を加える楔状の力点部材と、前
記力点部材の力点位置を調整する調整駒と、からなることを特徴とする足の血行
促進具を提供することにより、上記課題を達成する。
【0009】
本考案に係る足の血行促進具の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本考案の足の血行促進具の構造を示す図である。図2は前記足の血行促
進具の使用開始状態を示す断面図である。図3は前記足の血行促進具の使用中の
状態を示す断面図である。図4は前記足の血行促進具の使用状態を示す斜視図で
ある。
【0011】
先ず、図1〜図4に示されるように、本考案に係る足の血行促進具20は、水
平に第1のシャフトS1で軸着されたシーソー状の足載せ台4の左右に左足Lと
右足Rのふくらはぎ部分をそれぞれ載せて非施術者本人側から見て時計回りの回
転応力を左足Lの荷重の加減で調整する応力調整手段と、前記足載せ台4の上方
で第2の水平シャフトS2で水平に軸着されるとともに左端部が力点fとなって
時計回りの回転応力を足載せ台4側から受けるとともに右端部に作用点kとなっ
て右足Rの所定部位(足三里近傍の×印、△印、◇印で示す部位等)を押圧する
加圧突起部7(直径30〜60mmの球状乃至押圧接触部が半球状の突起が好適
である。)を備えるアーム5と、前記アーム5の左端部と足載せ台4との間に配
設されて前記アーム5に時計回りの応力を加える力点部材8と、を備える構成で
ある。
【0012】
上記応力調整手段は、図2から判るように、右足Rのふくらはぎ部分の荷重F
2と足載せ台4の第1のシャフトS1(支点)までの距離X2との積(F2・X
2)と、左足Lのふくらはぎ部分の荷重F1と足載せ台4の第1のシャフトS1
(支点)までの距離X1との積(F1・X1)との差に基づく力のモーメントを
左足Lの荷重F1を加減することと荷重点の左右の移動で行われるので、本人自
身の最適な加圧を微妙な体重移動で微調整可能である。そして、前記力のモーメ
ントはアーム5の左端部の当接部分(力点f)で応力F3を印加してアーム5に
矢印Y2のような時計回りの回転応力を与える。このように、本考案の足の血行
促進具20は、2重のテコの原理を応用した加圧機構となっているのである。
【0013】
以上の機構により、非施術者本人は右足のふくらはぎ部分の三里の近傍に存在
する正体術における胃腸を活発にする部位(図4における×印が胃を活発にする
部位、△印が十二指腸を活発にする部位、◇印が腸を活発にする部位)を押圧し
て血行を良くして胃腸を活発にすることが容易に行えるのである。
【0014】
次に、上記足の血行促進具20のより具体的で好適な構造を説明すると、図1
〜図4において、足の血行促進具20は、基台1と、前記基台1上に対向して立
設された一対の支柱2a、2bと、左側に左足Lのふくらはぎ部分を載せる左載
置部4aと右側に右足Rのふくらはぎ部分を載せる右載置部4bとを備えるとと
もに略中央部(図2中で時計回りの回転応力を発生させるためにX1<X2とな
るやや左寄りの位置が好適である。)で前記支柱2a、2bに横架された第1の
水平シャフトS1に軸着された長板状の足載せ台4と、前記足載せ台4の上に位
置して水平軸挿通孔H1に前記支柱2a、2bに横架された第2の水平シャフト
S2が遊挿されて軸着されるとともに右端部に右足Rの所定部位(足三里近傍の
正体術における胃腸を活発にする×印、△印、◇印の部位等)を押圧する加圧突
起部7を備え左端部に前記足載せ台4側からの外力を受ける外力受部5aを備え
るアームと、前記アーム5の左端部と前記足載せ台4との間に配設されたアーム
5に時計回りの回転応力を加える楔状の力点部材8と、前記力点部材8の力点位
置を調整する調整駒9と、からなる構造である。
【0015】
上記アーム5の水平軸挿通孔H1の大きさは第2の水平シャフトS2の径より
も大きくなっており遊びがあるようにすることが望ましい。蓋し、単なるアーム
5の純粋回転のみによる加圧突起部7の押圧だと所定部位で足の中心に向かう応
力とならずに上滑りしてしまうのである。比喩的に言えば食い込み感が足らず効
き目を十分に実感できないのである。上記遊挿状態に軸着されていると、図2及
び図3に示すように、施術時にアーム5が持ち上げられて支点移動(円運動)が
行われて、右足Rの所定部位での押圧Pが内部に向かって働くので、あたかも人
の親指で押圧しているような効き目を実感できるのである。なお、上記アーム5
の水平軸挿通孔H1は第2の水平シャフトS2の径の1.5〜3倍程度の円乃至
楕円形が好適である。
【0016】
前記足載せ台4及び基台1は図4から判るように長手方向寸法が400〜60
0mm、幅寸法が120〜200mmであり、アーム5は長さ約300mm、厚
さ30〜50mm程度であり、いずれも使用に耐える十分な強度を有する木製又
は合成樹脂製又は金属製である。
【0017】
なお、人の足のふくらはぎ部分のサイズは大小様々であるので、アーム5の下
の右足Rのふくらはぎ部分を挿入する空間は十分に確保しつつ足載せ台4の回動
可能範囲で誰でもアーム5の加圧突起部7で所定部位が押圧されなければならな
い。そこで、本考案では楔状の力点部材8とその力点位置を調整する調整駒9に
よって足載せ台4とアーム5の相対位置を調整できるようにしている。即ち、力
点部材8が足載せ台4に設けられた溝に底面側の一部が嵌まって長手方向にスラ
イド可能状態になっており、種々の横寸法を揃えた調整駒9が力点部材8の背面
側に嵌入されることで力点部材8の位置が定められ、力点fの位置の高さ調整が
できるように構成されている。
【0018】
なお、図1においては、好ましい形態として、前記第2の水平シャフトS2と
足載せ台4との間、及びアーム5と前記足載せ台4との間には、引っ張りコイル
バネB1、B2がそれぞれ配設されており、効き具合を補助するとともに施術の
際のアーム5と足載せ台4との動きをある程度規制して使い勝手を向上している
。
【0019】
以上詳述した構造の足の血行促進具20を用い、各家庭で非施術者本人が寝て
足を載せ、所定部位3〜4箇所を大きく5〜6回呼吸しながら押圧することを3
〜5分位行うという正体術に則った施術を行うことにより、薬害による胃腸障害
、右足のしびれや張り、長年の胃腸障害、首筋から左肩の凝り、便秘、腹の張り
、二日酔いの緩和等の効用が得られる。
【0020】
念のために付言すれば、上記基台1、足載せ台4、アーム5及びその加圧突起
部7の形状は本実施の形態以外の他の形状でもよく、本考案の足の血行促進具は
主として正体術における右足の足三里の灸点近傍の胃腸を活発にする部位を施術
する(押圧する)目的であるが、勿論、指圧における左右の足の足三里の灸点そ
の他のつぼを押圧することにも利用できることは言うまでもない。
【0021】
本考案に係る足の血行促進具は、上記のように構成されているため、
(1)正体術に則った胃腸を活発にする右足のひざ頭下の所定部位の圧迫刺激
による血行促進の施術が一人で容易に行える。
【0022】
(2)微妙な加圧加減を左足の荷重加減で簡単に調整可能であり使い勝手に優
れている。
【0023】
(3)足三里のつぼ等の指圧にも有効である。
【図1】本考案の足の血行促進具の構造を示す図であ
る。
る。
【図2】本考案の足の血行促進具の使用開始状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本考案の足の血行促進具の使用中の状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】本考案の足の血行促進具の使用状態を示す斜視
図である。
図である。
1 基台
2a、2b 支柱
4 足載せ台
4a 左載置部
4b 右載置部
5 アーム
5a 外力受部
7 加圧突起部
8 力点部材
9 調整駒
20 足の血行促進具
L 左足
R 右足
S1 第1のシャフト
S2 第2の水平シャフト
B1、B2 引っ張りコイルバネ
f 力点
k 作用点
F1、F2 荷重
X1、X2 シャフト(支点)までの距離
F3 応力
H1 水平軸挿通孔
P 押圧
× 胃を活発にする部位
△ 十二指腸を活発にする部位
◇ 腸を活発にする部位
Claims (2)
- 【請求項1】 水平に軸着されたシーソー状の足載せ台
の左右に左足と右足のふくらはぎ部分をそれぞれ載せて
時計回りの回転応力を左足の荷重の加減で調整する応力
調整手段と、前記足載せ台の上方で水平に軸着されると
ともに左端部が力点となって時計回りの回転応力を足載
せ台側から受けるとともに右端部に作用点となって右足
の所定部位を押圧する加圧突起部を備えるアームと、前
記アームの左端部と足載せ台との間に配設されて前記ア
ームに時計回りの応力を加える力点部材と、を備えるこ
とを特徴とする足の血行促進具。 - 【請求項2】 基台と、前記基台上に対向して立設され
た一対の支柱と、左側に左足のふくらはぎ部分を載せる
左載置部と右側に右足のふくらはぎ部分を載せる右載置
部とを備えるとともに略中央部で前記支柱に横架された
第1の水平シャフトに軸着された長板状の足載せ台と、
前記足載せ台の上に位置して水平軸挿通孔に前記支柱に
横架された第2の水平シャフトが遊挿されて軸着される
とともに右端部に右足の所定部位を押圧する加圧突起部
を備え左端部に前記足載せ台側からの外力を受ける外力
受部を備えるアームと、前記アームの左端部と前記足載
せ台との間に配設されたアームに時計回りの回転応力を
加える楔状の力点部材と、前記力点部材の力点位置を調
整する調整駒と、からなることを特徴とする足の血行促
進具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006844U JP3093697U (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 足の血行促進具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006844U JP3093697U (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 足の血行促進具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093697U true JP3093697U (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=43247711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006844U Expired - Fee Related JP3093697U (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 足の血行促進具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093697U (ja) |
-
2002
- 2002-10-29 JP JP2002006844U patent/JP3093697U/ja not_active Expired - Fee Related
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