JP3093341B2 - 電子写真感光体、それを用いた電子写真装置およびファクシミリ - Google Patents

電子写真感光体、それを用いた電子写真装置およびファクシミリ

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JP3093341B2 JP03187660A JP18766091A JP3093341B2 JP 3093341 B2 JP3093341 B2 JP 3093341B2 JP 03187660 A JP03187660 A JP 03187660A JP 18766091 A JP18766091 A JP 18766091A JP 3093341 B2 JP3093341 B2 JP 3093341B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体、該電子
写真感光体を備えた電子写真装置およびファクシミリに
関し、詳しくは特定の構造を有するジスアゾ顔料を含有
する感光層を有する電子写真感光体と該電子写真感光体
を備えた電子写真装置並びにファクシミリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体に用いられる有機
光導電性物質としてはポリ−N−ビニルカルバゾールに
代表される光導電性ポリマーや2,5−ビス(p−ジエ
チルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール
のような低分子の有機光導電性物質、さらにはこのよう
な有機光導電性物質と各種の染料や顔料を組合せたもの
などが知られている。
【0003】有機光導電性物質を用いた電子写真感光体
は極めて生産性が高い、比較的安価であるなどの利点を
有している。また、使用する染料や顔料などを選択する
ことにより、感色性を自在にコントロールできるなどの
利点を有し、これまで、幅広い検討が成されてきた。特
に最近では、有機光導電性染料や顔料を含有した電荷発
生層と前述の光導電性ポリマーや低分子の有機光導電性
物質を含有した電荷輸送層を積層した機能分離型感光体
の開発により、従来の有機電子写真感光体の欠点とされ
ていた感度や耐久性に著しい改善が成されてきた。
【0004】有機光導電性物質の中でもアゾ顔料は優れ
た光導電性を示すものが多く、しかも、アゾ成分とカプ
ラー成分の組み合わせ方で様々な特性を持った化合物が
比較的容易に得られることなどから、これまでに数多く
の化合物が、例えば特開昭54−22834号公報、特
開昭58−70232号公報、特開昭60−13153
9号公報、特開昭61−215556号公報、特開昭6
1−241763号公報および特開昭63−15856
1号公報などですでに公知である。
【0005】しかしながら、近年の更なる高画質化の要
求に伴い、より高感度を有し、繰り返し使用時にも、よ
り優れた電子写真特性を有する電子写真感光体が検討さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な光導電性材料を含有する感光層を有する電子写真感光
体を提供することにある。
【0007】本発明の目的は、優れた感度および特に繰
り返し使用時においても安定した電位特性を有する電子
写真感光体を提供することにある。
【0008】本発明の目的は、上記のような電子写真感
光体を有する電子写真装置およびファクシミリを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は導電性支
持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該感
光層が下記式(1)
【0010】
【外9】 (式中、Z1およびZ2は水素原子、アルキル基、ハロゲ
ン原子、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、トリフル
オロメチル基を表わし、Z1およびZ2は同一でも異なっ
ていてもよく、A1およびA2はフェノール性水酸基を有
するカプラー残基を表わし、A1およびA2は同一でも異
なっていてもよく、nは1または2の整数を表わす。)
で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真
感光体である。
【0011】また、本発明は上記電子写真感光体を有す
る電子写真装置およびファクシミリである。
【0012】式(1)において、Z1およびZ2は水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ニトロ
基、シアノ基、およびトリフルオロメチル基を示し、具
体的にはZ1およびZ2におけるアルキル基としては、メ
チル、エチル、n−プロピルおよびn−ブチルなどの
基、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素
原子およびヨウ素原子、アルコキシ基としてはメトキ
シ、エトキシ、ブトキシおよびフェノキシなどの基が挙
げられ、Z1およびZ2は同一でも互いに異なっていても
よい。式(1)におけるnは1または2の整数を示す。
1およびA2はフェノール性水酸基を有するカプラー残
基を示し、好ましい具体例としては下記式(2)〜
(6)で示されるカプラー残基が挙げられる。
【0013】
【外10】
【0014】
【外11】
【0015】
【外12】
【0016】
【外13】
【0017】
【外14】
【0018】式(2)、(3)および(4)中のXは式
中のベンゼン環と縮合して置換基を有してもよいナフタ
レン環、アントラセン環、カルバゾール環、ベンズカル
バゾール環、ジベンゾフラン環などの多環芳香環または
複素環を形成するに必要な原子群を表わす。
【0019】式(6)中のY2は置換基を有してもよい
2価の芳香族炭化水素基ないしは窒素原子を環内に含む
2価の複素環基を表わし、具体的にはo−フェニレン、
o−ナフチレン、ベリナフテレン、1,2−アンスリレ
ン、3,4−ピラゾールジイル、2,3−ピリジンジイ
ル、4,5−ピリジンジイル、6,7−インダゾールジ
イル、6,7−キノリンジイルなどの2価の基が挙げら
れる。
【0020】式(2)および(3)中のR1およびR2
水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、アリール
基、アラルキル基または複素環基を表わし、また、
1、R2は互いに結合して窒素原子を環内に含む環状ア
ミノ基を形成してもよい。
【0021】式(4)中のR3は水素原子、置換基を有
してもよいアルキル基、アリール基、アラルキル基また
は複素環基を表わす。
【0022】式(5)中のR4は水素原子、置換基を有
してもよいアルキル基、アリール基、アラルキル基また
は複素環基を表わす。
【0023】上記表現のアルキル基としてはメチル、エ
チル、プロピルなどの基、アリール基の具体例としては
フェニル、ナフチル、アンスリルなどの基、アラルキル
基としてはベンジル、フェネチルなどの基、複素環基と
してはピリジル、チエニル、カルバゾリル、ベンゾイミ
ダゾリル、ベンゾチアゾリルなどの基、窒素原子を環内
に含む環状アミノ基としてはピロール、ピロリン、ピロ
リジン、ピロリドン、インドール、インドリン、カルバ
ゾール、イミダゾール、ピラゾール、ピラゾリン、オキ
サジン、フェノキサジンなどが挙げられる。
【0024】また置換基としては、フッ素、塩素、ヨウ
素、臭素などのハロゲン原子、メチル、エチル、プロピ
ルなどのアルキル基、メトキシ、エトキシなどのアルコ
キシ基、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどのアルキ
ルアミノ基、フェニルカルバモイル基、ニトロ基、シア
ノ基、トリフルオロメチルなどのハロメチル基などが挙
げられる。
【0025】式(2)中のY1は酸素原子または硫黄原
子を表わし、Pは0または1の整数である。
【0026】また、本発明は感光層が式(1)で示すジ
スアゾ顔料を含有する電荷発生層と電荷輸送層の少なく
とも二層からなる請求項1記載の電子写真感光体から構
成される。
【0027】なお、式(1)中、A1、A2が式(2)、
(3)または(4)であり、該式中のXがベンゼン環と
縮合してベンズカルバゾール環を形成している原子群で
ある顔料は、その吸収域が近赤外領域付近まで広がるた
め、特に半導体レーザー用の電荷発生物質として好まし
い。
【0028】本発明に用いられる式(1)で示される化
合物の好ましい具体例を以下に示すが、これらに限定さ
れるものではない。
【0029】
【外15】
【0030】
【外16】
【0031】
【外17】
【0032】
【外18】
【0033】
【外19】
【0034】
【外20】
【0035】
【外21】
【0036】
【外22】
【0037】
【外23】
【0038】
【外24】
【0039】
【外25】
【0040】
【外26】
【0041】
【外27】
【0042】
【外28】
【0043】以下に、式(1)で示される化合物の一般
的な合成方法を示すが、この方法に限られるものではな
い。
【0044】式(1)中のA1とA2が同一である場合は
下記式
【0045】
【外29】 (Z1,Z2およびnは式(1)におけるものと同じ。)
で示されるジアミンを、亜硝酸ソーダまたはニトロシル
硫酸などを用い常法によりテトラゾニウム塩とし、
(a)アルカリの存在下、A1で示される構造を有する
カプラーと水溶液中でカップリングを行なうか、(b)
得られたテトラゾニウム塩をホウフッ化塩や塩化亜鉛複
塩などの安定な塩として取り出した後、ジメチルホルム
アミド(DMF)やジメチルスルホキシドなどの有機溶
媒中で酢酸ソーダ、トリエチルアミン、N−メチルモル
ホリンなどの塩基の存在下、カプラーとカップリングす
ることによって容易に合成することができる。
【0046】A1とA2が異なる場合は(a)カップリン
グ反応の際、前述のテトラゾニウム塩と等モルの第一の
カプラーとカップリングを行ないモノアゾとした後、等
モルの第二のカプラーとカップリングしてジスアゾ顔料
とするか、(b)若しくは2種類のカプラーを混合して
カップリングを行なうことで得ることができるが、A1
およびA2で示される構造を同一分子内に有する顔料を
効率的に得るためには上記式で示されるジアミンの一方
のアミノ基をアセチル基などで保護しておき、これをジ
アゾ化し一方のカプラーをカップリングさせた後、保護
基を塩酸などで加水分解し、これを再びジアゾ化し、も
う一方のカプラーとカップリングさせて合成することが
好ましい。
【0047】次に本発明に用いられる化合物の具体的な
合成例を示す。
【0048】合成例(例示顔料(1)の合成) 300mlビーカーに水150ml、濃塩酸20ml
(0.23モル)と下記式
【0049】
【外30】 で示される化合物8.1g(0.032モル)を入れ0
℃まで冷却し、亜硝酸ソーダ4.6g(0.067モ
ル)を水10mlに溶かした液を液温を5℃に保ちなが
ら10分間で滴下した。15分攪拌した後、カーボン濾
過し、この溶液の中へホウフッ化ソーダ10.5g
(0.096モル)を水90mlにとかした液を攪拌下
滴下し、析出したホウフッ化塩を濾取し、冷水で洗浄し
た後アセトニトリルで洗浄し、室温で減圧乾燥した。
【0050】収量は12gで、収率は83%であった。
【0051】次に1lビーカーにDMF500mlを入
れ、下記式
【0052】
【外31】 で示される化合物11g(0.042モル)を溶解し液
温を5℃に冷却した後、先に得たホウフッ化塩9.0g
(0.020モル)を溶解し、次いでトリエチルアミン
5.1g(0.050モル)を5分間で滴下した。2時
間攪拌した後析出した顔料を濾取し、DMFで4回、水
で3回洗浄した後凍結乾燥した。
【0053】収量12.2g、収率76%得られた化合
物の元素分析の結果を以下に示す。
【0054】
【表1】
【0055】本発明においては、感光層が式(1)で示
される化合物を含有するが、感光層の構成としては例え
ば下記の形態が挙げられる。但し、層順は下層/上層で
ある。 (1)電荷発生物質を含有する層(電荷発生層)/電荷
輸送物質を含有する層(電荷輸送層) (2)電荷輸送層/電荷発生層 (3)電荷発生物質と電荷輸送物質を含有する層
【0056】もちろん本発明における感光層の形態はこ
れらに限られるものではない。
【0057】以下に更に詳細に説明する。
【0058】電荷発生層は、式(1)で示されるアゾ顔
料を適当な溶剤を用いバインダー樹脂と共に分散した塗
布液を、導電性支持体上に塗布することによって形成す
ることができ、その膜厚は5μm以下が好ましく、特に
は0.1〜1μmが好ましい。
【0059】用いられるバインダー樹脂は、広範な絶縁
性樹脂あるいは有機光導電性ポリマーから選択すること
ができるが、ポリビニルブチラール、ポリビニルベンザ
ール、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、フェノキシ樹脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂
およびポリウレタンなどが好ましく、バインダー樹脂の
電荷発生層中の含有量は80重量%以下が好ましく、4
0重量%以下が特に好ましい。
【0060】また使用する溶剤は前記の樹脂を溶解すれ
ば何れのものでも良く、具体的には、テトラヒドロフラ
ンおよび1,4−ジオキサンなどのエーテル類;シクロ
ヘキサノンおよびメチルエチルケトンなどのケトン類;
N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;酢酸メ
チルおよび酢酸エチルなどのエステル類;トルエン、キ
シレンおよびクロロベンゼンなどの芳香族類;メタノー
ル、エタノールおよび2−プロパノールなどのアルコー
ル類およびクロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエチ
レン、四塩化炭素およびトリクロルエチレンなどの脂肪
族ハロゲン化炭化水素類など挙げられるが、後述の電荷
輸送層は下引き層を溶解しないものが好ましい。
【0061】本発明に用いられるアゾ顔料の結晶形は非
晶質であっても結晶質であってもよく、また必要に応じ
て式(1)で示されるアゾ顔料を2種類以上組み合わせ
たり、公知の電荷発生物質と組み合わせて使用すること
も可能である。
【0062】電荷輸送層は電荷発生層の上または下に積
層され、電界の存在下電荷発生層から電荷キャリアを受
取り、これを輸送する機能を有している。
【0063】電荷輸送層は電荷輸送物質を必要に応じて
適当なバインダー樹脂と共に溶剤中に溶解し塗布するこ
とによって形成され、その膜厚は5〜40μmが好まし
く、15〜30μmが特に好ましい。
【0064】電荷輸送物質には電子輸送性物質と正孔輸
送性物質があり、電子輸送性物質としては、例えば2,
4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7−テ
トラニトロフルオレノン、クロラニルおよびテトラシア
ノキノジメタンなどの電子吸引性物質やこれら電子吸引
性物質を高分子化したものなどが挙げられる。
【0065】正孔輸送性物質としてはピレンおよびアン
トラセンなどの多環芳香族化合物;カルバゾール系、イ
ンドール系、イミダゾール系、オキサゾール系、チアゾ
ール系、オキサジアゾール系、ピラゾール系、ピラゾリ
ン系、チアジアゾール系およびトリアゾール系化合物な
どの複素環化合物;p−ジエチルアミノベンズアルデヒ
ド−N,N−ジフェニルヒドラゾンおよびN,N−ジフ
ェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバ
ゾールなどのヒドラゾン系化合物;α−フェニル−4′
−N,N−ジフェニルアミノスチルベンおよび5−[4
−(ジ−p−トリルアミノ)ベンジリデン]−5H−ジ
ベンゾ[a,d]シクロヘプテンなどのスチリル系化合
物;ベンジジン系化合物;トリアリールメタン系化合
物;トリフェニルアミン系化合物あるいは、これらの化
合物から誘導される基を主鎖または側鎖に有するポリマ
ー(例えばポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
アントラセンなど)などが挙げられる。
【0066】これらの有機電荷輸送物質の他にセレン、
セレン−テルル、アモルファスシリコンおよび硫化カド
ミウムなどの無機材料も用いることができる。
【0067】また、これらの電荷輸送物質は1種または
2種以上組合わせて用いることができる。
【0068】電荷輸送物質が成膜性を有していないとき
には適当なバインダーを用いることができる。具体的に
は、アクリル樹脂、ポリアリレート、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ス
チレンコポリマー、ポリアクリルアミド、ポリアミドお
よび塩素化ゴムなどの絶縁性樹脂あるいはポリ−N−ビ
ニルカルバゾールおよびポリビニルアントラセンなどの
有機光導電性ポリマーなどが挙げられる。
【0069】本発明の別の具体例として、式(1)で示
されるアゾ顔料と、電荷輸送物質を同一層に含有させた
層型の感光層を有する電子写真感光体を挙げることがで
きる。この際、電荷輸送物質として上述したものの他に
もポリ−N−ビニルカルバゾールとトリニトロフルオレ
ノンの組合わせなどからなる電荷移動錯体を用いること
もできる。
【0070】単一層型の感光層の膜厚は5〜40μmが
好ましく、10〜30μmが特に好ましい。
【0071】また、本発明においては、感光層を外部か
らの機械的および化学的悪影響から保護するために、保
護層として樹脂層や、導電性粒子や電荷輸送物質を含有
する樹脂層などを設けることができる。
【0072】更に、本発明においては導電性支持体と感
光層の中間にバリヤー機能と接着機能をもつ下引き層を
設けることもできる。
【0073】下引き層はカゼイン、ポリビニルアルコー
ル、ニトロセルロース、ポリアミド(ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン610、共重合ナイロンおよびアル
コキシメチル化ナイロンなど)、ポリウレタンおよび酸
化アルミニウムなどによって形成できる。
【0074】下引き層の膜厚は5μm以下が好ましく、
特には0.1〜3μmが好ましい。
【0075】上述した各種層は、適当な有機溶媒を用
い、浸積コーティング法、スプレーコーティング法、ビ
ームコーティング法、ローラーコーティング法、マイヤ
ーバーコーティング法、ブレードコーティング法などの
コーティング法によって形成することができる。
【0076】導電性支持体としては、例えばアルミニウ
ム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、パナジ
ウム、モリブデン、クロム、チタン、ニッケル、インジ
ウム、金や白金などが用いられる。またこうした金属あ
るいは合金を、真空蒸着法によって被膜形成したプラス
チック(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、アクリル樹脂
など)や、導電性粒子(例えばカーボンブラック、銀粒
子など)を適当なバインダー樹脂と共にプラスチックま
たは金属基板上に被覆した支持体あるいは導電性粒子を
プラスチックや紙に含浸した支持体などを用いることが
できる。
【0077】支持体の形状としてはドラム状、シート状
およびベルト状などが挙げられるが、適用される電子写
真装置に最も適した形状にすることが好ましい。
【0078】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、ファクシミリ、レーザービーム
プリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液
晶プリンターおよびレーザー製版などの電子写真応用分
野にも広く用いることができる。
【0079】図1に本発明の電子写真感光体を用いた転
写式電子写真装置の概略構成例を示す。
【0080】図において、1は像担持体としてのドラム
型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動される。該感光体1はその回転過程で帯電手
段2によりその周面に正または負の所定電位の均一帯電
を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段により
光像露光L(スリット露光・レーザービーム操作露光な
ど)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応し
た静電潜像が順次形成されていく。
【0081】その静電潜像はついで現像手段4でトナー
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取りされて給送された転写材Pの面に順次転写
されていく。
【0082】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0083】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により徐電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
【0084】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手
段、現像手段およびクリーニング手段の少なくとも1つ
を感光体とともに一体に支持してユニットを形成し、装
置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレー
ルなどの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良
い。このとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段お
よび/または現像手段を伴って構成しても良い。
【0085】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読取り信号化し、この信号に従ってレーザービー
ムの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シャッター
アレイの駆動を行ない感光体に光を照射することなどに
より行なわれる。
【0086】ファクシミリのプリンターとして使用する
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図2はこの場合の1例をブロック図で示
したものである。
【0087】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。画像メモリには所定の画像データが
記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター1
9を制御している。14は電話である。
【0088】回線15から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17は画像情報の複合処
理を行ない順次画像メモり16に格納される。そして、
少なくとも1ページの画像がメモリ16に格納される
と、そのページの画像記録を行なう。CPU17は、メ
モリ16より1ページの画像情報を読み出しプリンタコ
ントローラ18に複合化された1ページの画像情報を送
出する。プリンタコントローラ18は、CPU17から
の1ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情
報記録を行なうべく、プリンタ19を制御する。
【0089】尚、CPU17は、プリンタ19による記
録中に、次のページの受信を行なっている。
【0090】以上の様にして画像の受信と記録が行なわ
れる。
【0091】以下に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に
説明する。
【0092】
【実施例】1.アルミ基板上にメトキシメチル化ナイロ
ン(重量平均分子量32,000)5gとアルコール可
溶性共重合ナイロン(重量平均分子量29,000)1
0gをメタノール95gに溶解した液をマイヤーバーで
塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成した。
【0093】次に例示顔料(2)5gを、シクロヘキサ
ノン95gにブチラール樹脂(ブチラール化度63モル
%)を2gを溶かした液に加え、サンドミルで20時間
分散した。この分散液を先に形成した下引き層の上に乾
燥後の膜厚が0.3μmとなるようにマイヤーバーで塗
布し、乾燥して電荷発生層を形成した。
【0094】次に、下記式
【0095】
【外32】 で示されるヒドラゾン化合物5gとポリメチルメタクリ
レート樹脂(重量平均分子量7万5千)10gをクロロ
ベンゼン40gに溶解した溶液を電荷発生層の上に乾燥
後の膜厚が18μmとなるようにマイヤーバーで塗布
し、乾燥して電荷輸送層を形成することにより電子写真
感光体を作成した。
【0096】このようにして得た電子写真感光体を川口
電機(株)製、静電複写紙試験装置Model SP−
428を用いて−5KVのコロナ放電で負に帯電し、暗
所で1秒間保持した後、ハロゲンランプを用いて照度1
0ルックスで露光し、帯電特性を評価した。
【0097】帯電特性としては、表面電位(V0)と1
秒間の暗所放置後の表面電位を1/2に減衰させるのに
必要な露光量(E1/2)、即ち感度を測定した。
【0098】結果を表1に示す。 2〜15.例示顔料(2)のかわりに表1に示される顔
料を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成し、評価した。
【0099】結果を表1に示す。
【0100】
【表2】
【0101】(比較例1および2)例示顔料(2)のか
わりに下記に示す比較顔料(A)および(B) 比較顔料(A)
【0102】
【外33】 比較顔料(B)
【0103】
【外34】 を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。
【0104】結果を表2に示す。
【0105】
【表3】
【0106】16〜18.実施例1、5および9で作成
した電子写真感光体を−6.5KVのコロナ帯電器、露
光光学系、現像器、転写帯電器、除電露光光学系および
クリーナーを備えた電子写真複写機のシリンダーに貼り
付けた。
【0107】初期の暗部電位VDと明部電位VLをそれぞ
れ−700V、−200V付近に設定し、5千回繰り返
し使用した際の暗部電位の変動量(ΔVD)と明部電位
の変動量(ΔVL)を測定することにより耐久特性を評
価した。
【0108】結果を表3に示す。
【0109】なお、電位の変動量の値が負の値のときは
電位の絶対値が低下したことを表わし、正の値のときは
電位の絶対値が増加したことを表わす。
【0110】
【表4】
【0111】(比較例3および4)比較例1および2で
作成した電子写真感光体について実施例16と同じ方法
で繰り返し使用時の電位変動量を測定することにより耐
久特性を評価した。
【0112】結果を表4に示す。
【0113】
【表5】
【0114】19.アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムのアルミ面上に膜厚0.3μmのポリビニ
ルアルコールの下引き層を形成した。この上に実施例2
で用いたジスアゾ顔料の分散液をマイヤーバーで塗布乾
燥して、膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
【0115】次いで下記式
【0116】
【外35】 で示されるスチリル化合物5gとポリカーボネート樹脂
(数平均分子量55,000)5gをテトラヒドロフラ
ン40gに溶かした液を電荷発生層の上に塗布乾燥し
て、膜厚18μmの電荷輸送層を形成することにより電
子写真感光体を作成した。
【0117】得られた電子写真感光体について帯電特性
と耐久特性を実施例1と実施例16と同じ方法で評価し
た。結果を示す。 V0:−710V E1/2:2.3lux・sec ΔVD:−10V ΔVL:+5V
【0118】20.実施例5で作成した電子写真感光体
の電荷発生層と電荷輸送層を逆の順番で塗布した電子写
真感光体を作成し、実施例1と同じ方法で帯電特性を評
価した。ただし、帯電は正帯電とした。 V0:+685V E1/2:2.4lux・sec
【0119】21.実施例7で作成した電荷発生層上に
2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン5gとポリ
ー4,4’−ジオキシジフェニル−2,2−プロパンカ
ーボネート(数平均分子量300,000)5gをテト
ラヒドロフラン50gに溶解した液をマイヤーバーで塗
布乾燥して、膜厚19μmの電荷輸送層を形成すること
により電子写真感光体を作成した。得られた電子写真感
光体について実施例1と同じ方法で帯電特性を評価し
た。ただし、帯電は正帯電とした。 V0:+690V E1/2:2.7lux・sec
【0120】22.例示顔料(2)を0.5gをシクロ
ヘキサノン9.5gと共にペイントシェイカーで5時間
分散した。ここへ実施例1で用いた電荷輸送材料5gと
ポリカーボネート樹脂5gをテトラヒドロフラン40g
に溶かした液を加え、更に、1時間振とうした。こうし
て調製した塗布液をアルミ基板上にマイヤーバーで塗布
乾燥して膜厚19μmの感光層を形成した。
【0121】作成した電子写真感光体を実施例1と同じ
方法で帯電特性を評価した。帯電は正帯電とした。 V0:+700V E1/2:2.3lux・sec
【0122】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、優れた
感度および電位特性を有する電子写真感光体、それを用
いた電子写真装置およびファクシミリを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成例である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図例である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該感光層が下記式(1) 【外1】 (式中、Z1およびZ2は水素原子、アルキル基、ハロゲ
    ン原子、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、トリフル
    オロメチル基を表わし、Z1およびZ2は同一でも異なっ
    ていてもよく、A1およびA2はフェノール性水酸基を有
    するカプラー残基を表わし、A1およびA2は同一でも異
    なっていてもよく、nは1または2の整数を表わす。)
    で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真
    感光体。
  2. 【請求項2】 前記A1およびA2が下記式(2)乃至
    (6) 【外2】 (式中、Xは式中のベンゼン環と縮合して置換基を有し
    てもよい多環芳香環または置換基を有してもよい複素環
    を形成するのに必要な原子群を示し、Y1は酸素原子ま
    たは硫黄原子を示し、R1およびR2は水素原子、置換基
    を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリ
    ール基、置換基を有してもよいアラルキル基または置換
    基を有してもよい複素環基を示し、R1とR2は同一でも
    異なっていてもよく、またR1とR2は互いに結合するこ
    とにより式中の窒素原子とともに環状アミノ基を形成し
    てもよく、pは0または1の整数を示す。) 【外3】 (式中、X,R1およびR2は前記と同じものを示す。) 【外4】 (式中、Xは前記と同じものを示し、R3は水素原子、
    置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよ
    いアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基また
    は置換基を有してもよい複素環基を示す。) 【外5】 (式中、R4は水素原子、置換基を有してもよいアルキ
    ル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有し
    てもよいアラルキル基または置換基を有してもよい複素
    環基を示す。) 【外6】 (式中、Y2は置換基を有してもよい2価の芳香族炭化
    水素基ないしは窒素原子を環内に含む2価の複素環基を
    形成するのに必要な原子群を示す。)で示される基より
    なる群から選ばれる基である請求項1記載の電子写真感
    光体。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体、静電潜像形成手段、形
    成した静電潜像を現像する手段および現像した像を転写
    材に転写する手段を有する電子写真装置において、該電
    子写真感光体が、導電性支持体上に感光層を有し、該感
    光層が下記式(1) 【外7】 (式中、Z1およびZ2は水素原子、アルキル基、ハロゲ
    ン原子、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、トリフル
    オロメチル基を表わし、Z1およびZ2は同一でも異なっ
    ていてもよく、A1およびA2はフェノール性水酸基を有
    するカプラー残基を表わし、A1およびA2は同一でも異
    なっていてもよく、nは1または2の整数を表わす。)
    で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真
    装置。
  4. 【請求項4】 電子写真装置およびリモート端末からの
    画像情報を受信する受信手段を有するファクシミリにお
    いて、該電子写真装置が導電性支持体上に感光層を有す
    る電子写真感光体を有し、該感光層が下記式(1) 【外8】 (式中、Z1およびZ2は水素原子、アルキル基、ハロゲ
    ン原子、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、トリフル
    オロメチル基を表わし、Z1およびZ2は同一でも異なっ
    ていてもよく、A1およびA2はフェノール性水酸基を有
    するカプラー残基を表わし、A1およびA2は同一でも異
    なっていてもよく、nは1または2の整数を表わす。)
    で示される化合物を含有することを特徴とするファクシ
    ミリ。
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