JP3092724U - 術後用保護眼鏡 - Google Patents

術後用保護眼鏡

Info

Publication number
JP3092724U
JP3092724U JP2002005769U JP2002005769U JP3092724U JP 3092724 U JP3092724 U JP 3092724U JP 2002005769 U JP2002005769 U JP 2002005769U JP 2002005769 U JP2002005769 U JP 2002005769U JP 3092724 U JP3092724 U JP 3092724U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
headband
temple
operative
glasses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002005769U
Other languages
English (en)
Inventor
成年 小林
Original Assignee
名古屋眼鏡株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 名古屋眼鏡株式会社 filed Critical 名古屋眼鏡株式会社
Priority to JP2002005769U priority Critical patent/JP3092724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3092724U publication Critical patent/JP3092724U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 終日着用される術後用保護眼鏡において、使
用者の必要に応じて、テンプル及びヘッドバンドを簡単
に交換することができる術後用保護眼鏡を提供する。 【解決手段】 保護カバー15を設けた眼鏡枠部12の
両側の蝶番部材20に差込穴部21を設けて、前記差込
穴部21に挿入される差込部35,45を有するテンプ
ル30及びヘッドバンド40を用意して、必要に応じテ
ンプル又はヘッドバンドによる眼鏡着用を可能にした。
前記差込部は前記差込穴部の係合部22に弾性的に係着
する弾性係着片50を有することが好ましく、また、眼
鏡レンズ13の紫外線カット率を99%以上とし、さら
に、眼鏡レンズ及び眼鏡枠部を耐衝撃性のあるポリカー
ボネート樹脂より構成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、術後用保護眼鏡に関し、特には必要に応じテンプルとヘッドバン ドとを交換することができる術後用保護眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な眼鏡にあってはテンプルがレンズフレームに一体的に形成され ており、またゴーグルタイプのものにはヘッドバンドがレンズフレームに一体的 に形成されていて、破損や故障による取替以外にはこれらを取り外すことはなか った。
【0003】 しかるに、近年、テンプル及びヘッドバンドを取り外すことができる眼鏡が提 案されている。例えば、特開平08−166564号公報に記載されているよう に、テンプルにヘッドバンドの取付部を設け、ヘッドバンドを着脱可能としたも のや、特許2866586号公報に記載されているように、眼鏡のレンズフレー ムとテンプル及びレンズフレームとヘッドバンドの介在部材を着脱可能としたも のなどが提案されている。
【0004】 ところで、白内障、緑内障等の眼病に対する手術を受けた際に、手術後の目を 保護するための眼鏡として術後用保護眼鏡がある。この術後用保護眼鏡は手術直 後の目を衝撃や有害光線や異物侵入などから保護するものであって、終日着用さ れる。従来のテンプルタイプの眼鏡にあっては、ベッドで目覚めているときには よいが、就寝時には頭が動くのでテンプルは使いにくく、眼鏡が外れることもあ る。ヘッドバンドタイプは、眼鏡が外れるおそれは少ないものの、目覚めている ときには鬱陶しい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、終日着用される術後用保護眼鏡において、使用者の必要 に応じて、テンプル及びヘッドバンドを簡単に交換することができる術後用保護 眼鏡を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、保護カバーを設けた眼鏡枠部の両側の蝶番部材に差込穴部 を設けて、前記差込穴部に挿入される差込部を有するテンプル及びヘッドバンド を用意して、必要に応じテンプル又はヘッドバンドによる眼鏡着用を可能にした ことを特徴とする術後用保護眼鏡に係る。
【0007】 また、請求項2の考案は、前記差込部に前記差込穴部の係合部に弾性的に係着 する弾性係着片を有する術後用保護眼鏡に係る。
【0008】 請求項3の考案は、眼鏡レンズの紫外線カット率が99%以上である請求項1 又は2に記載の術後用保護眼鏡に係る。
【0009】 さらに請求項4の考案は、眼鏡レンズ及び眼鏡枠部が耐衝撃性のあるポリカー ボネート樹脂よりなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の術後用保護眼鏡 に係る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る術後用保護眼鏡の分解斜視図、図2は差込穴 部及びテンプルに設けられた差込部の斜視図、図3は差込穴部にテンプルに設け られた差込部が挿入された状態を示す断面図、図4は差込穴部及びヘッドバンド に設けられた差込部の斜視図、図5は差込穴部にヘッドバンドに設けられた差込 部が挿入された状態を示す断面図である。
【0011】 図1に図示したように、この考案の術後用保護眼鏡10は、保護カバー15を 設けた眼鏡枠部12の両側の蝶番部材20に差込穴部21を設けて、前記差込穴 部21に挿入される差込部35及び45をそれぞれ有するテンプル30及びヘッ ドバンド40を用意して、必要に応じテンプル30又はヘッドバンド40による 眼鏡着用を可能としたものである。この術後用保護眼鏡10は、前記したように 、目の手術を受けた者が、術後の目を衝撃や有害光線や異物侵入などから保護す るために終日着用されるものであって、例えば、ベッドで目覚めている時はテン プル30を用い、就寝時にはヘッドバンド40を用いて着用される。
【0012】 眼鏡枠部12には眼鏡レンズ13,13が装着され、その外側には保護カバー 15が設けられている。保護カバー15は上下及び外側面から使用者の顔面を覆 うようにフード状15aに形成されていて、使用者の目の周囲をすっぽりと包み 込み保護する。蝶番部材20は眼鏡枠部12の両側、この例では前記保護カバー 15の内側に蝶番部23を介して内側に回動可能自在に設けられている。蝶番部 材20には差込穴部21が形成されていて、テンプル30の差込部35又はヘッ ドバンド40の差込部45が差込連結される。
【0013】 ここで、眼鏡レンズ13について述べると、このレンズは、請求項3の考案と して規定したように、紫外線カット率が99%以上である、いわゆる紫外線カッ トレンズが術後用保護眼鏡10として好ましい。術後の目を有害紫外線から保護 することができる。
【0014】 さらに、請求項4の考案として規定したように、眼鏡レンズ13及び眼鏡枠部 12は耐衝撃性のあるポリカーボネート樹脂よりなることが好ましい。この種術 後用眼鏡10は終日着用されるものであるから、当然就寝時にも着用され寝返り などによって圧迫されたり、また診療時等における脱着の機会も多く、軽くて耐 衝撃性のあるポリカーボネート樹脂であれば損傷や変形を受けにくい。
【0015】 テンプル30は、この例では図示のように前側本体部31と後側耳掛け部32 とからなり、後側耳掛け部32は屈曲変形自在となっていて、使用者の好みに応 じて変形して着用できるようになっている。前側本体部31の先端には前記蝶番 部材20の差込穴部21に差し込み連結される差込部35が形成されている。
【0016】 ヘッドバンド40は、ゴム等を主体とする伸縮性のあるバンド部41からなり 、長さ調節部42によって全体長が調節できるようになっている。バンド部41 の両端の輪部43,43にはプラスチック製の差込部材44、44が取り付けら れていて、該差込部材44には前記蝶番部材20の差込穴部21に差し込み連結 される差込部45が形成されている。
【0017】 次に、差込部35,45について説明すると、テンプル30の前側本体部31 の差込部35と、ヘッドバンド40の差込部材44の差込部45とは同一構造を 有する。この差込部35,45は、請求項2の考案として規定しかつ図2ないし 図5に示すように、差込穴部21の係合部22に弾性的に係着する弾性係着片5 0を有するものが好ましい。なお、図2及び図3がテンプル30の例で、図4及 び図5がヘッドバンド40の例である。
【0018】 図2に示すように、テンプル30の差込部35は枠状本体51の枠内に後部が 傾斜状に突出した弾性係着片50を有している。符号52は突出部である。一方 の眼鏡枠部12の蝶番部材20の差込穴部21には、前記弾性係着片50をガイ ドするガイド溝部24が形成されていて、該弾性係着片50がガイド溝部24を 通過した後に、前記突出部52の後端が図3のように係合部22に弾性係着する ようになっている。符号25は係合窓である。これによって、テンプル30と眼 鏡枠部12とがワンタッチで連結される。なお、連結されたテンプル30は蝶番 部材20によって内側へ折り畳むことができる。そして、テンプル30を眼鏡枠 部12から取り外すときは、弾性係着片50の突出部52を押圧して係合部22 との係着を解いて後方へ引けば、容易に取り外すことができる。
【0019】 ヘッドバンド40の差込部材44の差込部45と眼鏡枠部12の蝶番部材20 の差込穴部21との着脱も全く同様であって、図4及び図5において同一部材が 同一符号によって示される。
【0020】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案によれば、保護カバーを設けた眼鏡枠部 の両側の蝶番部材に差込穴部を設けて、前記差込穴部に挿入される差込部を有す るテンプル及びヘッドバンドを用意して、必要に応じテンプル又はヘッドバンド による眼鏡着用を可能にしたものであるから、終日着用される術後用保護眼鏡に おいて、使用者の必要に応じて、テンプル及びヘッドバンドを簡単に交換するこ とができ、快適に使用できる。
【0021】 また、請求項2の考案のように、前記差込部に前記差込穴部の係合部に弾性的 に係着する弾性係着片を有するにあっては、テンプル及びヘッドバンドの着脱が ワンタッチで可能となり、差込穴部と差込部の係合も安定確実となり使用感が向 上する。
【0022】 さらに、請求項3の考案のように、眼鏡レンズの紫外線カット率が99%以上 のいわゆる紫外線カットレンズとすることにより、術後の目を有害紫外線から保 護することができる。
【0023】 さらにまた、請求項4の考案のように、眼鏡レンズ及び眼鏡枠部を耐衝撃性の あるポリカーボネート樹脂より構成することにより、就寝時の寝返りなどによっ て圧迫されたりまた度重なる脱着に際しても、損傷や変形を受けにくい。
【提出日】平成14年10月3日(2002.10.3)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 また、請求項2の考案は、前記差込部に前記差込穴部の係合部に弾性的に係着 する弾性係着片を有する請求項1に記載の術後用保護眼鏡に係る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る術後用保護眼鏡の分
解斜視図である。
【図2】差込穴部及びテンプルに設けられた差込部の斜
視図である。
【図3】差込穴部にテンプルに設けられた差込部が挿入
された状態を示す断面図である。
【図4】差込穴部及びヘッドバンドに設けられた差込部
の斜視図である。
【図5】差込穴部にヘッドバンドに設けられた差込部が
挿入された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 術後用保護眼鏡 12 眼鏡枠部 13 眼鏡レンズ 15 保護カバー 20 蝶番部材 21 差込穴部 22 係合部 23 蝶番部 30 テンプル 35 差込部 40 ヘッドバンド 45 差込部 50 弾性係着片 51 枠状本体 52 突出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月3日(2002.10.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護カバーを設けた眼鏡枠部の両側の蝶
    番部材に差込穴部を設けて、前記差込穴部に挿入される
    差込部を有するテンプル及びヘッドバンドを用意して、
    必要に応じテンプル又はヘッドバンドによる眼鏡着用を
    可能にしたことを特徴とする術後用保護眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記差込部に前記差込穴部の係合部に弾
    性的に係着する弾性係着片を有する術後用保護眼鏡。
  3. 【請求項3】 眼鏡レンズの紫外線カット率が99%以
    上である請求項1又は2に記載の術後用保護眼鏡。
  4. 【請求項4】 眼鏡レンズ及び眼鏡枠部が耐衝撃性のあ
    るポリカーボネート樹脂よりなる請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載の術後用保護眼鏡。
JP2002005769U 2002-09-11 2002-09-11 術後用保護眼鏡 Expired - Lifetime JP3092724U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005769U JP3092724U (ja) 2002-09-11 2002-09-11 術後用保護眼鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005769U JP3092724U (ja) 2002-09-11 2002-09-11 術後用保護眼鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3092724U true JP3092724U (ja) 2003-03-28

Family

ID=43246778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005769U Expired - Lifetime JP3092724U (ja) 2002-09-11 2002-09-11 術後用保護眼鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3092724U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528274A (ja) * 2011-10-03 2014-10-27 フラタウ, アリソンFLATAU, Alison 睡眠位置に関する眼球負荷を軽減するための非侵襲的システムおよび方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528274A (ja) * 2011-10-03 2014-10-27 フラタウ, アリソンFLATAU, Alison 睡眠位置に関する眼球負荷を軽減するための非侵襲的システムおよび方法
US10076446B2 (en) 2011-10-03 2018-09-18 Alison B. Flatau Noninvasive system and method for mitigating sleep-position related eye loads

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8365732B2 (en) Wearable protective device
US6511177B1 (en) Protective eyewear with adjustable strap
US5862530A (en) Protective eyewear with frame and detachable lens
US6074060A (en) Eyesight and hearing safety apparatus
US6666554B2 (en) Protective eyewear kit
US7020901B2 (en) Eye and ear protection apparatus
WO1998038544A9 (en) Protective eyewear with adjustable strap
EP1030630B1 (en) Sport glasses
US20060244897A1 (en) Modular eyewear
US20200046561A1 (en) Safety Eyewear for Reclining and Supine Positions
JP5876531B2 (ja) 眼鏡曇り防止器具
JP3153206U (ja) マスク付ゴーグルおよびそのマスク
WO2017103964A1 (ja) 眼鏡曇り防止器具
JP3092724U (ja) 術後用保護眼鏡
US8770740B2 (en) Eyewear
AU2009245816B2 (en) Wearable protective device
KR20100131090A (ko) 이중 힌지부와 길이조절부를 갖는 브릿지 분할형 안경
JP4974785B2 (ja) 保護眼鏡
WO2007057470A1 (en) Flexible eyeglasses and process for making same
US6704935B1 (en) Clear tanning glasses with opaque eyepieces
JP2007163625A (ja) 眼鏡装置および眼鏡ならびに眼鏡用装着具
KR101798033B1 (ko) 안경다리
JP3185602U (ja) フード付き眼鏡
KR200303707Y1 (ko) 안구 보호대
KR20170069371A (ko) 시력 보정용 고글

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

Year of fee payment: 6