JP3092412B2 - 電 池 - Google Patents

電 池

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JP3092412B2
JP3092412B2 JP05244561A JP24456193A JP3092412B2 JP 3092412 B2 JP3092412 B2 JP 3092412B2 JP 05244561 A JP05244561 A JP 05244561A JP 24456193 A JP24456193 A JP 24456193A JP 3092412 B2 JP3092412 B2 JP 3092412B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂材を表面に露
出させた一次、二次の電池およびパック形電池に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、IC、LSIをはじめとするエレ
クトロニクスの進展は目覚ましく、これらを応用した電
子精密機器の電源、あるいはメモリーバックアップの電
源として一次、二次電池の需要も急激に伸びつつある。
これらの電池は従来より電池の密封材として実開昭53
−138116号公報記載のように機械的強度・耐電解
液性の観点から密封部の肉厚が通常0.2mm以上の合成
樹脂材料が使用されている。また、電池の高容量化にお
いて特開平5−174800号公報記載のように電池の
外装材としてメタルジャケット方式から金属蒸着した厚
みが通常100μ以下の熱収縮性合成樹脂フィルムに粘
着、接着性の糊材を塗布したタックシール材で電池表面
を端子部を除いて被覆し、その後熱によってタックシー
ル材の上下開口部を収縮させ電池の上下肩部、側面部を
絶縁被覆した電池、あるいはチューブ状の厚みが通常5
00μ以下の熱収縮性合成樹脂フィルムで電池の上下肩
部、側面部を絶縁被覆した電池、ならびに医療用電源・
ビデオ用電源・カメラ用電源としてリチウム電池・ボタ
ン形空気亜鉛電池・ニッケルカドミウム電池・イオンリ
チウム蓄電池・鉛蓄電池等の素電池を複数個合成樹脂ケ
ース内に収納し誰でも容易に交換ができるようにしたパ
ック形電池がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電池の密封材として機
械的強度・耐電解液性に優れる合成樹脂材料を使用した
場合、腕時計の電源として多用されているボタン形酸化
銀電池などは電池メーカー・時計メーカーで全数ルーペ
を使って封口部において水酸化ナトリウムを主成分とす
る電解液が漏れていないか目視検査を行い、1ロット中
に1個でもシミ、斑点があった時不良として再度検査さ
れることがあった。しかしながら封口部分におけるシ
ミ、斑点が電解液か否かアルカリ呈色指示薬であるメチ
ルレッド等によって検査した場合、アルカリ呈色反応が
認められないことが多々ある。このシミ、斑点の正体を
分析してみると樹脂表面、あるいはその近傍に発生した
黒コウジカビ・クラドスポリューム等のカビ、あるいは
黄色ブドウ球菌等の雑菌であることが判明した。また、
医療用機器の電源、例えば心電計の情報をデータ処理機
に送信する送信機の電源としてボタン形空気電池を複数
個直列に接続したパック形空気電池等は病院内で多数の
人に接触され、このため大腸菌、ブドウ状菌等の雑菌が
電池表面に付着し、多数の人に感染する一因となりかね
ない。このことは、カメラ用の電源として使用されてい
るリチウム電池を家庭で容易に交換できるように合成樹
脂製のパッケージに収納したパック形電池においても同
様のことが言える。また、電池の外装材としてメタルジ
ャケットに替えて熱収縮性の合成樹脂フィルムをベース
としたタックシール材、チューブ状の熱収縮性の合成樹
脂フィルム材を使用した電池においても同上の問題点が
ある。また、前記電池の表面が部分的に雑菌・カビによ
って変色した製品は性能に問題はなくても外観不良とし
て返品されてくる場合が多々あった。
【0004】本発明は前記問題点を合成樹脂中に抗菌剤
を含有させることによりカビ、雑菌の増殖を防止・抑制
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
発電要素を収納した一方の端子を兼ねる容器と、他方の
端子を兼ねる容器を合成樹脂製の封口パッキングを介し
て密閉する電池、ならびに発電要素を収納した一方の端
子を兼ねる筒状の電池缶と、他方の端子を兼ねる凸状の
端子板を封口パッキングを介して密閉し、熱収縮性の合
成樹脂フィルム単独からなる外装材を使用する電池な
ど、特に電気絶縁性が必要な部分に使用される合成樹脂
中に絶縁性が大きく、電池起電反応に悪影響を及ぼさな
い成分からなるイミダゾール系、チアゾリン系等の有機
系の抗菌剤を、複数の素電池を接続し、電池の端子部を
除いて絶縁処理を施した集合電池を合成樹脂製のパッケ
ージに収納して構成されるパック電池等電気絶縁性があ
まり重要でない部分に使用される合成樹脂中には金属フ
タロシアニン、チオスルファイト金属錯塩からなる抗菌
剤をゼオライト、シリカゲル、セラミックス等の微粒子
に担持させた無機系抗菌剤を所定量含有させたものを使
用することにより解決するものである。
【0006】
【作用】以上述べた方法で電池を構成することにより、
電池の表面露出部において発生するカビ、雑菌の繁殖を
未然に防止・抑制しシミ、斑点の発生、あるいは雑菌に
よる感染を解消することができる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1は発電
要素を収納した一方の端子を兼ねる容器と、他方の端子
を兼ねる容器を合成樹脂製の封口パッキングを介して密
閉したボタン形酸化銀電池の例を示し、1は酸化銀を主
活物質とする正極合剤、2は正極合剤1を圧着した正極
ケース、5は封口板で内部には苛性カリからなる電解液
と負極合剤4である亜鉛粉末を収納している。3はセパ
レータで正極と負極の内部短絡を防止している。6は本
発明による6,6−ナイロン樹脂からなる封口パッキン
グで正極と負極の外部短絡の防止と電解液の外部への漏
れを防止している。このような構成の時計用酸化銀電池
SR716(径7.9mm、高さ1.6mm、電気容量21
mAh)を本発明の有機系の抗菌剤、具体的にはチアゾ
リン系有機物を合成樹脂に対し重量百分率で1〜3%含
有した封口パッキングを使用したもの、無機系の抗菌
剤、具体的にはチオスルファイト銀錯塩を担持したシリ
カゲル微粒子を同量添加したもの、ならびに抗菌剤を含
有しない従来の封口パッキングを使用した電池夫々50
0個構成し、菌類の増殖しやすい環境下、温度40℃、
湿度80%の雰囲気に30日間保管し、封口部において
シミ、斑点の発生状況を20倍のルーペでもって目視検
査を行った。その結果を(表1)に示す。
【0008】
【表1】
【0009】なお、抗菌剤を合成樹脂に対し重量百分率
で1〜3%含有させたのは1%以下では抗菌剤の樹脂表
面へのブリード(染みだし)が十分でなく抗菌効果が弱
くなり実効性が乏しい。3%以上では成型前の溶融状態
の合成樹脂に添加した時に均一に合成樹脂中に分散しに
くいため、成型品に偏肉が発生するため機械的強度のバ
ラツキが大きくなり電池の封口パッキングとしては不都
合である。(表2)は前記の電池を60℃の高温雰囲気
に90日間保存し、負荷抵抗1kΩで放電したときの初
期容量に対する容量残存率を比較したものである。
【0010】
【表2】
【0011】次に、他の発明として(表3)は、図2に
示すように相手側機器の端子部が接触できる電池の端子
部10を除いて絶縁処理を施し、金属製リード板8で接
続した2個の二酸化マンガンリチウム電池7を、上面に
相手側機器の端子が挿入でき、電池の端子部10に接触
可能な開口部9aを設けたポリカーボネート樹脂製の2
分割パッケージ9に収納して構成されるパック形集合電
池CR−P2(高さ36mm、幅34mm、厚み19.5m
m、電気容量1300mAh)を本発明の無機系の抗菌
剤、具体的には金属(コバルト)フタロシアニン誘導体
をゼオライトの微粒子に担持させたものならびに有機系
の抗菌剤、具体的にはイミダゾール系有機物をポリカー
ボネート樹脂に対し重量百分率で1〜3%含有したパッ
ケージに収納したもの、ならびに抗菌剤を含有しない従
来のパッケージに収納したもの夫々500個構成し、菌
類の繁殖しやすい環境下、温度40℃、湿度80%の雰
囲気に30日間保管し、パック電池表面においてシミ、
斑点の発生状況を5倍のルーペでもって目視検査を行っ
た結果である。
【0012】
【表3】
【0013】なお、抗菌剤を合成樹脂に対して1〜3%
添加したのは前記(表1)に示す実験と同様の理由であ
る。
【0014】(表4)は前記の電池を60℃の高温雰囲
気に90日間保存し、負荷抵抗500Ωで放電したとき
の初期容量に対する容量残存率を比較したものである。
【0015】
【表4】
【0016】次に、他の発明として図3は、図4に示す
構成のタックシールBを外装材として使用した電池の立
体図で、図5は、その要部断面図で、図において発電要
素(図示せず)を収納した一方の端子を兼ねる筒状のS
US材等からなる金属製電池缶11と、他方の端子を兼
ねる凸状の金属製端子板12をポリオレフィン系樹脂か
らなる封口パッキング13を介して密閉した構造とし電
池缶11の底部には厚みが1〜2mmのリング状の合成樹
脂材からなるスペーサー14を挿入して前述のタックシ
ールBを外装材とし素電池の上下肩部A1、A2、およ
び外側面部A3を絶縁被覆して電池を構成している。1
5は電池缶とリング状のスペーサーの接合部分に相当す
る空隙部を充填閉塞する充填材である。タックシールB
は図4に示す断面構成からなり、B1はアクリル樹脂を
主成分とする糊材、B2はアルミ蒸着膜、B3は厚みが
30μ〜80μの本発明の熱収縮性樹脂フィルムでポリ
エチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)である。こ
れらのフィルムは、電池の高さ方向への収縮率が40〜
60%、径方向への収縮率が0〜5%程度のものであ
る。(表5)は、具体的な実施例について二酸化マンガ
ンリチウム電池、CR123A(電圧3V、直径17m
m、高さ34.5mm、電気容量1.3Ah)をタックシ
ールBの熱収縮性樹脂フィルムとして本発明の有機系・
無機系の抗菌剤を合成樹脂に対し重量百分率で0.3〜
0.5%含有したもの、ならびに抗菌剤を含有しない従
来のものを使用した。有機系の抗菌剤としてはイミダゾ
ール系有機物を、無機系の抗菌剤としては銀イオンを含
有するチオスルファイト銀錯塩をシリカゲルの微粒子に
担持させたものを使用し、電池夫々500個構成し、菌
類の繁殖しやすい環境下、温度40℃、湿度80%の雰
囲気に30日間保管し、電池表面においてシミ、斑点の
発生状況を5倍のルーペで目視検査を行った結果であ
る。
【0017】
【表5】
【0018】なお、抗菌剤を合成樹脂に対し重量百分率
で0.3〜0.5%含有させたのは0.3%以下では抗
菌剤の樹脂フィルム表面へのブリード(染みだし)が十
分でなく抗菌効果が弱くなり実効性が乏しい、0.5%
以上では樹脂を厚みが30μ〜80μにフィルム状に押
し出し成型する時にピンホールが多発し不都合である。
【0019】(表6)は前記の電池それぞれを60℃の
高温雰囲気に90日間保存し、負荷抵抗500Ωで放電
したときの初期容量に対する容量残存率を比較したもの
である。
【0020】なお、本実施例の熱収縮性樹脂フィルムと
してポリエチレンテレフタレート樹脂を示したが、検討
の結果ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂で
あれば同様の結果が得られるものである。
【0021】
【表6】
【0022】次に他の発明としては、厚みが50〜15
0μの熱収縮性のポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
ルムを電池の外装材として使用した図3と同様の電池
で、Aは素電池で、Cは本発明に係る外装材で通常、径
方向の収縮率を2〜15%、高さ方向への収縮率40〜
60%の熱収縮性の樹脂フィルムである。(表7)は具
体的な実施例についてフッ化黒鉛リチウム電池、BR1
23A(電圧3V、直径17mm、高さ34.5mm、電気
容量1.2Ah)を熱収縮性樹脂フィルムBとして本発
明の有機系の抗菌剤、具体的にはチアゾリン系有機物を
合成樹脂に対し重量百分率で0.3〜0.5%含有した
ものを使用、無機系の抗菌剤、具体的にはチオスルファ
イト亜鉛錯塩を同量添加したもの、ならびに抗菌剤を含
有しないものを使用した電池夫々500個構成し、菌類
の増殖しやすい環境下、温度40℃、湿度80%の雰囲
気に30日間保管し、電池表面部においてシミ、斑点の
発生状況を5倍のルーペでもって目視検査を行った結果
である。
【0023】
【表7】
【0024】なお、抗菌剤を合成樹脂に対し重量百分率
で0.3〜0.5%含有させたのは、前記(表5)に示
す実験と同様の理由である。(表8)は前記の電池をそ
れぞれ60℃の高温雰囲気に90日間保存し、負荷抵抗
500Ωで放電したときの初期容量に対する容量残存率
を比較したものである。
【0025】
【表8】
【0026】なお、本実施例の熱収縮性樹脂フィルムと
してポリエチレンテレフタレート樹脂を示したが、検討
の結果ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂で
あれば同様の結果が得られるものである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明のような抗菌性
を有する素材を添加してなる電池の封口パッキング、外
装材、パック電池のパッケージに付与させることによ
り、電池の封口パッキングにおけるカビの発生に起因す
る電解液の漏れ判定の防止、ならびに電池の外装材表面
におけるカビ・雑菌によるシミ、斑点の発生を防止する
ことで電池の外観不良の発生を皆無にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による封口パッキングを使用した電池の
断面図
【図2】本発明によるパッケージを使用したパック電池
の分解斜視図
【図3】本発明による外装材を使用した電池の斜視図
【図4】本発明による外装材の部分断面図
【図5】本発明によるタックシール外装材を使用した電
池の部分断面図
【符号の説明】
1 正極合剤 2 正極ケース 3 セパレータ 4 負極合剤 5 封口板 6 封口パッキング 7 電池 8 金属製リード板 9 パッケージ 9a 開口部 10 電池の端子部 11 電池缶 12 金属製端子板 13 封口パッキング 14 スペーサー 15 充填材 A 素電池 B タックシール C 熱収縮チューブ A1 上肩部 A2 下肩部 A3 外側面部 B1 糊材 B2 アルミ蒸着膜 B3 熱収縮性樹脂フィルム

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電要素を収納した一方の端子を兼ねる
    容器と、他方の端子を兼ねる容器を合成樹脂製の封口パ
    ッキングを介して密閉した電池であって、合成樹脂製の
    封口パッキングが抗菌性を有する素材を添加してなるこ
    とを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 複数の素電池を接続し、電池の端子部を
    除いて絶縁処理した集合電池を合成樹脂製のパッケージ
    に収納したパック電池であって、合成樹脂製のパッケー
    ジが抗菌性を有する素材を添加してなることを特徴とす
    る電池。
  3. 【請求項3】 発電要素を収納した一方の端子を兼ねる
    筒状の電池缶と、他方の端子を兼ねる凸状の端子板を封
    口パッキングを介して密閉し、電池の高さ方向のみ収縮
    する合成樹脂フィルムからなるタックシール材を外装材
    として使用される電池であって、タックシール材の表面
    露出部が抗菌性を有する素材を添加してなることを特徴
    とする電池。
  4. 【請求項4】 発電要素を収納した一方の端子を兼ねる
    筒状の電池缶と、他方の端子を兼ねる凸状の端子板を封
    口パッキングを介して密閉し、熱収縮性の合成樹脂フィ
    ルムからなる外装材を使用する電池であって、熱収縮性
    の合成樹脂フィルムが抗菌性を有する素材を添加してな
    ることを特徴とする電池。
  5. 【請求項5】 抗菌性を有する素材が有機系の素材であ
    る請求項1,2,3または4記載の電池。
  6. 【請求項6】 抗菌性を有する素材が無機系の素材であ
    る請求項2または3記載の電池。
  7. 【請求項7】 抗菌性を有する有機系の素材がイミダゾ
    ール系有機物、チアゾリン系有機物の群から選択される
    少なくとも1種である請求項5記載の電池。
  8. 【請求項8】 抗菌性を有する無機系の素材がゼオライ
    ト、シリカゲル、セラミックの少なくとも何れか1種か
    らなる微粒子に金属フタロシアニン及び/もしくは金属
    チオスルファイト錯塩を担持させたものである請求項6
    記載の電池。
  9. 【請求項9】 抗菌性を有する素材の添加量が合成樹脂
    に対し重量百分率で1〜3%である請求項1または2記
    載の電池。
  10. 【請求項10】 抗菌性を有する素材の添加量が合成樹
    脂に対し重量百分率で0.3〜0.5%である請求項3
    または4記載の電池。
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