JP3092379U - マネキンの連結具 - Google Patents

マネキンの連結具

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JP3092379U JP2002005425U JP2002005425U JP3092379U JP 3092379 U JP3092379 U JP 3092379U JP 2002005425 U JP2002005425 U JP 2002005425U JP 2002005425 U JP2002005425 U JP 2002005425U JP 3092379 U JP3092379 U JP 3092379U
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spherical
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芳穂 戸井田
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株式会社トーマネ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マネキンの頭部、肩部、脚部等のパーツ部分
が胴体部に対して自由方向に可動できることにより、ポ
ーズ形成の自在性と、運搬や収納面での利便性を向上さ
せることができるマネキンの連結具を提供する。 【解決手段】 本考案の連結具(1)は、胴体部側金具
(2)とパーツ部側金具(3)とで構成され、この胴体
部側金具(2)は、一端に開口部(15)を設けた筒状
体(10)と、筒状体(10)内側にて開口部(15)
近傍で回動自在に装着させた球状体(14)と、球状体
(14)に一方の端部が固着され、筒状体より外方に延
びる他方の端部に保持部(21)を有する軸体(20)
とをそなえ、パーツ部側金具は、前記軸体(20)の保
持部(21)を嵌入させる固定具(30)をそなえる構
成を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、胴体部に頭部、腕部、脚部等のパーツ部を接続してなるマネキンの 当該胴体部とパーツ部との接続部分に装着して有利な連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、衣裳を着せて飾る陳列用のマネキンにおいては、頭部、腕部、脚部 等からなるパーツ部は、連結具により胴体部から着脱自在に装着されており、こ れにより、衣裳を着替えさせる場合、また、マネキンの収納時や運搬時には、各 パーツ部を胴体部から取り外していた。
【0003】 すなわち、従来から用いられている通常の連結具は、パーツ部の基端部分に突 設された軸体と、胴体部に形成された、前記パーツ部の軸体が嵌入される凹溝と で構成されており、例えば、マネキンの衣裳を着替える際には、胴体部から腕部 を取り外し、胴体部に衣裳を着衣させた後、再度腕部を胴体部に装着するのを可 能にしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の連結具においては、各パーツ部を胴体部に装着したと きに各パーツ部が胴体部に対して一定の状態で固定されてしまう。そのため、マ ネキンのポーズが限定され、ディスプレイとしての表現の変化に欠け、躍動感が 乏しいという問題があった。
【0005】 また、運搬や収納時においても、胴体部に各パーツ部を装着した展示状態のま までは嵩張るため、その都度、各パーツ部を胴体部から取り外す必要があり、取 り外し及び展示時の取り付けのために多くの手間を要すると共に、パーツを紛失 させてしまうという虞れもあった。
【0006】 そこで本考案の目的は、マネキンの頭部、肩部、脚部等のパーツ部が胴体部に 対して方向自由に可動できることにより、ポーズ形成の自在性を達成し、しかも 、運搬や収納面での利便性を向上させることができるマネキンの連結具を提供す ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の構成とすること により上記課題を解決し得ることを見出し、本考案を完成するに至った。すなわ ち、本考案は次に示すとおりである。
【0008】 本考案は、胴体部とパーツ部とをそなえるマネキンの該胴体部と該パーツ部と の接続部分に装着される連結具であって、マネキンのパーツ部が胴体部に対して 方向自由に可動になる構造を有することを特徴とする。
【0009】 また、本考案の前記連結具は胴体部側金具とパーツ部側金具とからなり、該胴 体部側金具は、一端に開口部を設けた筒状体と、筒状体内側にて開口部近傍で回 動自在に収容させた球状体と、球状体に一方の端部が固着され、筒状体より外方 に延びる他方の端部にパーツ部側金具の固定具と嵌まり合う保持部を有する軸体 とをそなえ、該パーツ部側金具は、前記軸体の保持部を嵌入させる固定具をそな える構造を有する。
【0010】 そのため、本考案の連結具では、胴体部側金具の軸体の保持部をパーツ部側の 固定具に嵌着させると、頭部、腕部、脚部等のパーツ部は、球状体の回動に伴い 、胴体部に対して前後、左右、回転方向に自在に可動させることができ、よって マネキンのポーズ形成の自在性と、運搬や収納面での利便性とを向上させること ができる。
【0011】 また、本考案の連結具では、前記筒状体に、球状体の回動を抑止する締付具を 設けることができ、これにより、各パーツ部の胴体部に対する締付強度が調節で き、よってパーツ部の固定性を、可動時の自在性を損なうことなく向上させるこ とができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】 図1に、本考案に従うマネキンの連結具の分解斜視図の一例を示す。かかる連 結具1は、図5及び図6に連結具の装着状態の説明図を示すように、マネキンA の胴体部aと、頭部、腕部、脚部等からなるパーツ部b(図5においてはパーツ 部として頭部を、図6においては腕部をそれぞれ示している。)との接続部分に 装着されるものであり、パーツ部bが胴体部aに対して方向自由に可動になる構 造に形成されている。
【0014】 図1に示した連結具1は、胴体部側金具2とパーツ部側金具3とで構成されて いる。かかる胴体部側金具2は、一端に開口部15を有する筒状体10と、筒状 体10の内側端部にて回動自在に収容させた球状体14と、球状体14に一方の 端部が固着され筒状体10の開口部15から外方に延びる他方の端部に保持部2 1を有する軸体20と、筒状体10の外周面上に設けられた固定具16と結合す る樹脂係止具17とを有する。一方、パーツ部側金具3は、前記軸体20の保持 部21を嵌入させる固定具30を有し、この固定具30の外面に樹脂係止具32 を設けている。
【0015】 図3及び図4に、本考案に従う連結具をマネキンAの胴体部aとパーツ部bと の接続部分に装着した状態を、斜視図及び断面図でそれぞれ示す。連結具の胴体 部側金具2は、マネキンの胴体部側に装着され、樹脂係止具17の突片19の周 囲に樹脂cを付着させることにより胴体部aと一体的に固定されている。また、 パーツ部側金具3は、固定具30の樹脂係止具32に樹脂cを付着させることに より、パーツ部bに一体的に固定される。
【0016】 図2に、図1に示した連結具の断面図を示す。筒状体10は、中空状の金属素 材からなり、内側にはコイルバネ11と、コイルバネ11の一方の端部に配置し た球状体保持具12と、球状体14とが収容されている。前記筒状体10の一方 の端部には球状体14の直径よりも小さい径の開口部15が形成されており、開 口部15からは、コイルバネ11の付勢力により球状体14が開口部15に押圧 されて、筒状体11の内側に収容されている球状体14の表面が外方に露出され ている。また、前記筒状体10の上端近傍には円板状の固定板16が設置されて おり、該固定板16には、前記樹脂係止具17がビス18にて固定されている。 なお、前記樹脂係止具17の周囲には、樹脂cとの結合を高める複数の凸片19 が設けられている。
【0017】 球状体14は、筒状体10の内側端部にて球状体保持具12及び開口部15と 摺動可能に保持され、保持部21を具備した軸体20がこの球状体14に固着さ れている。前記軸体20の保持部21は、パーツ部側金具3の固定具30内に嵌 着されるもので、図1に示した例においては、コ字形断面を呈する枠体22と、 枠体22内に設置されたバネ作用を有する係止具23にて形成されている。この 保持部と固定具との係止手段は図示したバネによるものに限定されない。
【0018】 パーツ部側金具3は、マネキンAの頭部、腕部、脚部等のパーツ部bの接続部 分に装着されるもので、開口部31を有する中空状の固定具30と、固定具30 の外面に設置された一対の樹脂係止具32とで形成されている。
【0019】 以上のような構成になる本考案に従う連結具においては、マネキンの胴体部に 装着した胴体部側金具2の保持部21を、パーツ部に装着したパーツ部側金具3 の固定具30内に嵌着させることにより、図5に示すように、パーツb(頭部) が胴体部aに対して、球状体14を中心に前後、左右、回転方向に自由に可動さ せることができる。また、図6に示すように、パーツbとして腕部の場合であっ ても、胴体部aに対して、球状体14を中心に前後、左右、回転方向に自由に可 動させることができる。
【0020】 また、本考案の他の好適例として、球状体の回動を抑止する締付具を設けるこ とができる。この締付具40は、例えば図1及び図2に示すように、コイルバネ 11の付勢力により球状体14を押圧保持する球体保持具12と、筒状体の内側 にてコイルバネ11を挟んで球体保持具12とは逆側に配置された可動具13と 、筒状体10の他方の端部に設けられたネジ孔42に螺合されるボルト41とで 構成されている。
【0021】 そのため、ボルト41を筒状体10の内側方向にねじ込むことにより、可動具 13がコイルバネ11の圧縮方向に移動し、コイルバネ11が球状体保持具12 を押し込み、球状体14の下側部分を押圧して球状体14の可動状態を抑制して 、固着可能にする。また、ボルト41を反転させることにより、球状体14と球 状体保持具12との間の圧着状態を低下させ摺動可能にして、球状体14の可動 をスムーズに行うことができる。
【0022】 なお、本考案のマネキンの連結具は、図示した例では頭部、腕部の接続部分に 装着されているが、これに限らず、脚部、手首、膝部、ウエスト部等の他のパー ツとの接続部分にも広範囲に利用できることは言うまでもない。
【0023】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案のマネキンの連結具は、上述の構成とするこ とで以下に示す効果を奏するものである。
【0024】 連結具は、胴体部側金具とパーツ部側金具とからなり、該胴体部側金具は、一 端に開口部を設けた筒状体と、筒状体内側にて開口部近傍で回動自在に収容させ た球状体と、球状体に一方の端部が固着され、筒状体より外方に延びる他方の端 部にパーツ部側金具の固定具と嵌まり合う保持部を有する軸体とをそなえ、該パ ーツ部側金具は、前記軸体の保持部を嵌入させる固定具をそなえる構造を有する 。そのため、胴体部側金具の軸体の保持部を、パーツ部側金具の固定具に嵌着さ せることにより、頭部、腕部、脚部等のパーツ部は、球状体の回動に伴い、胴体 部に対して前後、左右、回転方向に自在に可動させることができ、マネキンのポ ーズ形成の自在性と、運搬や収納面での利便性を向上させることが可能となる。
【0025】 また筒状体に、球状体の回動を抑止する締付具を設け、例えばコイルバネを伸 縮させて球状体の可動状態を調節するようにしたことにより、各パーツの締付強 度が調節でき、パーツの固定性を向上させると共に、可動時の自在性を高めるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるマネキンの連結具の分解斜視図
である。
【図2】胴体部側金具とパーツ部側金具とを嵌着した状
態の断面図である。
【図3】連結具にマネキンの胴体部とパーツ部を設置し
た状態を示す斜視図である。
【図4】各パーツに連結具を設置した状態を示す断面図
である。
【図5】前記連結具を頭部の接続部分に装着させた状態
を示す説明図である。
【図6】前記連結具を腕部の接続部分に装着させた状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 連結具 2 胴体部側金具 3 パーツ部側金具 10 筒状体 11 コイルバネ 12 球体保持具 13 可動具 14 球状体 15 開口部 16 固定板 17 樹脂係止具 18 ビス 19 突片 20 軸体 21 保持部 22 枠体 23 係止具 30 固定具 31 開口部 32 樹脂係止具 40 締付具 41 ボルト 42 ネジ孔 A マネキン a 胴体部 b パーツ部 c 樹脂

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部とパーツ部とをそなえるマネキン
    の該胴体部と該パーツ部との接続部分に装着される連結
    具であって、マネキンのパーツ部が胴体部に対して方向
    自由に可動になる構造を有することを特徴とするマネキ
    ンの連結具。
  2. 【請求項2】 前記連結具が胴体部側金具とパーツ部側
    金具とからなり、該胴体部側金具は、一端に開口部を設
    けた筒状体と、筒状体内側にて開口部近傍で回動自在に
    収容させた球状体と、球状体に一方の端部が固着され、
    筒状体より外方に延びる他方の端部にパーツ部側金具の
    固定具と嵌まり合う保持部を有する軸体とをそなえ、該
    パーツ部側金具は、前記軸体の保持部を嵌入させる固定
    具をそなえる構造を有する請求項1記載のマネキンの連
    結具。
  3. 【請求項3】 前記筒状体に、球状体の回動を抑止する
    締付具を設けた請求項2記載のマネキンの連結具。
JP2002005425U 2002-08-28 2002-08-28 マネキンの連結具 Expired - Lifetime JP3092379U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013539993A (ja) * 2010-07-30 2013-10-31 イノヴェイティブ ムービング ディスプレイズ エセ.デーエー エレ.エル.デーエー セー.ヴェー. 多様な組立機構を備えた多関節マネキン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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