JP3091940U - 拡縮式栽培器 - Google Patents

拡縮式栽培器

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JP3091940U
JP3091940U JP2002004920U JP2002004920U JP3091940U JP 3091940 U JP3091940 U JP 3091940U JP 2002004920 U JP2002004920 U JP 2002004920U JP 2002004920 U JP2002004920 U JP 2002004920U JP 3091940 U JP3091940 U JP 3091940U
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side wall
flexible resin
cultivator
expansion
wall body
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JP2002004920U
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Inventor
弘典 小林
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ARTEC CO.,LTD.
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ARTEC CO.,LTD.
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軽量でコンパクトに積み重ねて取り扱うこと
ができ、破壊し難く、汎用の印刷方法によって容易に美
麗な外観とすることができる、多用途に利用できて経済
的な拡縮式栽培器を提供する。 【解決手段】 本考案の拡縮式栽培器は、可撓性樹脂シ
ートからなる筒状側壁体1の下部内周面に、可撓性樹脂
フィルムからなる底体2の外周部を接着してなり、筒状
側壁体1は周面の対称位置に軸と平行に形成した2本の
折曲線に沿って折り畳むことによって前壁と後壁とを重
合させることができ、その際底体2は2本の折曲線と交
差する位置を結ぶ直線に沿って折り畳まれると共に、前
記前壁と前記後壁との間に収容されるよう構成されてい
ることを要旨とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は拡縮式栽培器に関し、更に詳しくは、軽量ながら破壊し難くて取扱が 容易であって水栽培も可能であり、表面に印刷や記録もできて、小型に折り畳む ことで多数個をコンパクトに積み重ねできる、拡縮式の栽培器に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、植木鉢には陶器などが用いられており、重くて取扱いが容易でない うえ、衝撃によって破壊しやすいという欠点があった。またセメントなどで形成 されたものもあるが、衝撃に強くできても重くて取扱いが容易でない点は改良さ れない。また球根などを水栽培するには、根の状態を観察することができるガラ ス製の培養器もあるが、破壊しやすい欠点があるほか、廃棄が簡単でないという 問題もある。更にプラスチックで形成された植木鉢や苗用ポットなどもあるが、 軽いけれども積み重ねが容易でなく、嵩張る欠点は解消されないほか、美麗な外 観を持たせるためには費用が嵩むという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、軽量であってコンパクトに積み重ねることができ、破壊し難 く、汎用の印刷方法によって容易に美麗な外観とすることができる、多用途に利 用できて経済的な拡縮式栽培器を提供することを目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の本考案の目的は、可撓性樹脂シートからなる筒状側壁体の下部内周面に 、可撓性樹脂フィルムからなる底体の外周部を接着してなり、前記筒状側壁体は 周面の対称位置に軸と平行に形成した2本の折曲線に沿って折り畳むことによっ て前壁と後壁とを重合させることができ、その際前記底体は前記2本の折曲線と 交差する位置を結ぶ直線に沿って折り畳まれると共に、前記前壁と前記後壁との 間に収容されるよう構成されていることを特徴とする拡縮式栽培器によって、達 成することができる。
【0005】 また、本考案の拡縮式栽培器において、請求項2の記載のように、前記可撓性 樹脂シートと前記可撓性樹脂フィルムとは、少なくとも非透水性を備えているこ とにより、設置場所を選ぶことなく安全に水栽培を行うことができ、場合により 植物ばかりでなくメダカなどの水生動物などを飼うこともできる。
【0006】 また、本考案の拡縮式栽培器において、請求項3の記載のように、前記筒状側 壁体の外周面に印刷を施したものでは、印刷された模様や色調などにより、栽培 器を置く環境の雰囲気を変えることができ、また所望に応じた広告宣伝効果を持 たせることもできる。
【0007】 更に、請求項4の記載のように、前記筒状側壁体の、少なくとも一部が内部の 透視が可能であるようにしてあると、栽培器中に充填した培土や培養液、或いは 飼育液などの状態が側方から容易に観察でき、生物の生育環境の調整が容易とな る利点がある。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の拡縮式栽培器の例を図に基づいて説明するが、本考案はここに 記載した例に限られるものではなく、その要旨の範囲内で適宜の変更を加えて、 実施することができる。
【0009】 図1は本考案の拡縮式栽培器の例の、正面から見た外観を示す図であるが、1 は筒状側壁体であり、1aは筒状側壁体1の前面を構成する前面シートである。 そして、2は可撓性樹脂フィルムで構成された底体である。ここで、前面シート 1aは、可撓性の硬質乃至半硬質樹脂シートからなるものであって、好ましくは ポリオレフィンやポリエステルなどの合成樹脂シートが使用できるが、アセテー トなどのセルロース系樹脂シートであってもよいが、非透水性乃至は耐水性を備 えていることが望ましい。また底体2を構成する可撓性樹脂フィルムは、前記の 前面シート1aを構成する樹脂と同様な、半硬質樹脂などから製造されたもので あってよいが、非透水性乃至は耐水性を備えていることが望ましい。
【0010】 また図2は、上記の拡縮式栽培器の例の側方から見た外観図(A)と、図1に おけるX−X線に沿った、半ば拡開された断面を示す拡大断面図(B)である。 この図から判るように、下向きに折り返した状態の樹脂フィルムからなる底体2 は、前記の前面シート1aと、該前面シート1aと同様な構成の後面シート1b との間に挟んで、それぞれのシートの下部が、底体2の前側下部2aと後側下部 2bとに、それぞれ接着された構造となっている。
【0011】 ところで、この前面シート1aと後面シート1bとは、それぞれの左右の端部 で一体となるように接合して得た筒状側壁体1の、それぞれの前部分と後部分で あってもよく、或いは最初から筒状又は管状に成形したのち、所望の長さに切断 して得た筒状側壁体1の、それぞれ前面側部分と後面側部分であってもよい。
【0012】 上記のように、前面シート1aと後面シート1bとの間に挟まれて、筒状側壁 体1の下部の内側に、折り畳まれた状態で接着された底体2は、図3に示したよ うな展開形状を持つ可撓性樹脂フィルムの周囲部分を、それぞれ前面シート1a の内面と後面シート1bの内面に接着して形成されたものである。従って、図1 に示したように折り畳まれた状態にある本考案の拡縮式栽培器を、前面シート1 aと後面シート1bとの隙間を押し拡げるようにして、筒状側壁体1が略円筒状 となるまで拡開すると、図4の外観図に示すような、略円筒面に沿った形状の底 体2を備えた、拡開された栽培器が得られる。
【0013】 このような本考案の拡縮式栽培器は、折り畳んだ形態では平坦な形状となって いるので、多数を積み重ねても変形を起こすことがなく、コンパクトに隙間なく 積み重ねて取り扱うことができる。また、筒状側壁体1、特にその前面シート1 aや後面シート1bが平坦な状態にあるときに、汎用の印刷手段を利用して種々 の図柄を印刷できるので、小ロットの美麗な図柄などの栽培器を、経済的に製造 することができる。なお1cは、印刷に際して筒状側壁体1の一部に透明な部分 を残して、内部を観察できるようにした窓部であり、培土や培養液、或いは飼育 液などの状態を調整して、生物の生育環境を整えるのに有用である。
【0014】 更に、本考案の拡縮式栽培器は、折り畳んだ状態のときに鋏などにより上部を 切り縮めることで、簡単に高さを低くすることができ、使用環境に合わせて高さ の調整が容易に行える。また折り畳んだ拡縮式栽培器を拡大することは、極めて 容易であるうえ、拡大した栽培器に培土や培養液、或いは飼育液などを充填する ときは、筒状側壁体内部への充填が進むにつれて、変形が起こり難くなり、自立 性が増大するので、設置が極めて容易となる。更に、使用環境に応じて、側壁体 や底体の一部に孔などを設けて利用することは、本考案の主旨に反するものでは ない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の拡縮式栽培器は、小型に折り畳んだときは、極めて取扱いが容易であ り、しかも簡単に高さの調整ができるうえ、簡単に使用状態への拡大ができて、 培土や培養液、或いは飼育液などの充填と共に形状保持性や自立性が高まるなど 、操作性が優れている。そして、内部の観察もできるので、生物の育成に適した 環境を容易に整えることができる。更に栽培器の外面に経済的に印刷を行うこと ができ、また書き込みなども自由にできるので、栽培器の設置環境に合わせて、 好みのデザインとすることできる利点があり、同時に広告や宣伝の効果を持たせ ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の拡縮式栽培器の例の、正面の外観図で
ある。
【図2】本考案の図1の例の、(A)は側面の外観図で
あり、(B)は図1におけるX−X線に沿った拡大断面
図である。
【図3】本考案の図1の例における底体に用いた可撓性
樹脂フィルムの展開図である。
【図4】本考案の拡縮式栽培器の図1の例を、拡開した
状態の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 筒状側壁体 1a 前面シート 1b 後面シート 1c 窓部 2 底体 2a 前側下部 2b 後側下部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性樹脂シートからなる筒状側壁体の
    下部内周面に、可撓性樹脂フィルムからなる底体の外周
    部を接着してなり、前記筒状側壁体は周面の対称位置に
    軸と平行に形成した2本の折曲線に沿って折り畳むこと
    によって前壁と後壁とを重合させることができ、その際
    前記底体は前記2本の折曲線と交差する位置を結ぶ直線
    に沿って折り畳まれると共に、前記前壁と前記後壁との
    間に収容されるよう構成されていることを特徴とする、
    拡縮式栽培器。
  2. 【請求項2】 前記可撓性樹脂シートと前記可撓性樹脂
    フィルムとは、少なくとも非透水性を備えている、請求
    項1に記載の拡縮式栽培器。
  3. 【請求項3】 前記筒状側壁体の外周面に印刷が施され
    ている、請求項1又は2に記載の拡縮式栽培器。
  4. 【請求項4】 前記筒状側壁体は、少なくとも一部が内
    部を透視可能に構成されている、請求項1乃至3のいず
    れかに記載の拡縮式栽培器。
JP2002004920U 2002-08-06 2002-08-06 拡縮式栽培器 Expired - Lifetime JP3091940U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102575488B1 (ko) * 2023-01-12 2023-09-06 서성규 보관이 용이하고 재사용이 가능하며 접힘되는 콩나물재배용 합성수지용기

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