JP3091793U - 簡易靴箆仕込み杖 - Google Patents

簡易靴箆仕込み杖

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JP3091793U
JP3091793U JP2002004762U JP2002004762U JP3091793U JP 3091793 U JP3091793 U JP 3091793U JP 2002004762 U JP2002004762 U JP 2002004762U JP 2002004762 U JP2002004762 U JP 2002004762U JP 3091793 U JP3091793 U JP 3091793U
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shoe
cane
shoes
foot
rod
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末松 渡辺
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株式会社新潟ティーエルオー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】中腰や片足での作業は必要なく、安定した状態
で靴を履いたり脱いだりすることができる簡易靴箆仕込
み杖を提供する。 【解決手段】靴を履く、脱ぐ及び運搬作業を行うときは
杖3のハンドル1と作動レバー2を手で握ると内部のロ
ッド8が上部に引き上げられる。そしてその動きが伝達
されると靴篦4が回転するような回転機構5を組み付け
る。また作動レバー2を解放したときはロッド8はスプ
リング9に押し下げられ、靴篦4は上向きに反転し格納
できる構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この考案は、靴の履く、脱ぐ、また運搬作業を容易にするための支援器具で、 特に高齢者や障害者に好適な支援器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 本発明に近いものとしては実用新案登録番号第3048418号なるものがあ る。しかし構成と狙いが本願とは異なっている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 これは次のような欠点があった。 (イ)靴等を履く及び脱ぐ等の作業は片足を宙に浮かせながらの作業を強いやら れ、足腰などの不安定な、高齢者、身障者等は安定を得るために椅子などに座っ たり、また尻を床等に着いて作業をする事が一般的とされた。 (ロ)靴の運搬も難儀を要することがしばしばあった。 (ハ)作業終了後の急な立ち上がりによる立ち眩みなども多々発生する事もあっ た。 本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 靴を履く及び脱ぐ作業を行うときは、 杖3のハンドル1と、靴箆作動レバー 2を手で握ると、杖3の内部のロッド8が上部に引き上げられる。 その動きを 回転機構5に伝達し、それに取り付けられた靴篦4が回転するようにする。 本考案は、杖3に一体的に靴篦4を組み込んだ仕込杖である。 【0005】 【作用】 靴を履いたり脱ぐときは従来、中腰で靴箆を使ったり 不安定な片足作業で行 うことが多々あった。 本考案の簡易靴箆仕込み杖を使うことにより、靴の履く 作業が杖を着いたまま、靴のはさみ部6と靴箆4で 靴10の踵部分を挟んだ状 態で靴を固定し、そのまま靴10に足11を滑り入れることができる。 脱ぐと きも靴箆4を靴10と足11の踵の間に差し込み、杖3をついた状態で体を支え 、靴10から足11を取りだし、その靴を所定の場所に移動することができる。 中腰や片足等の作業は必要なく、安定した状態で行うことができる。 【0006】 【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 (イ)杖3は上部にハンドル1が付いていて、必要に応じて下部には床滑止めゴ ム7を取り付けてある。 (ロ)杖3の内部本体には作動レバー2とロッド8、靴篦4を付けた回転機構5 を組み付ける。 (ハ)回転機構5はロッド8の直線の動きを、靴篦4が回転する動作に変えると ころで、本件ではワイヤー12の両端をロッド8の取り付け部14に取り付け、 プーリ13を回転するように構成したが、ラックギャとピニオンギャで構成して もよい。 (ニ)はさみ部6に靴の滑り止め効果を上げるため、滑止めテープを貼ると、な おその効果がある。 (ホ)ロッド8の 上部にはスプリング9が圧縮されて入れてあり、 作動レバー 2を解放したときにスプリング9の力によってロッド8は押し下げられ、靴篦4 は上向きに反転しそのまま固定し格納できる。 【0007】 【考案の効果】 本案は以上のような構造で、この簡易靴箆仕込み杖により靴を履く時は、一般 の杖同様、ハンドル1を持ち靴箆4を靴10の踵部に入れ作動レバー2を握り、 靴を靴箆4と靴のはさみ部6ではさみ、靴を所定の所へ引き寄せ、杖3で体を支 えたまま、図4のように靴10に足11を滑り入れる。靴を脱ぐ時は靴箆4を靴 10と足11の踵の間に差込み作動レバー2を握り、杖3で体を支え安定した状 態で、足11を靴から取り出す。そして靴を所定の場所から場所へ移動するとき は靴の踵部分に靴篦4を差込み、ハンドル1と作動レバー2を握ることで靴篦4 の裏側と、靴はさみ部6で靴を挟み、そのまま移動運搬できる。また作動レバー 2を解放したときはロッド8はスプリング9に押し下げられ、靴篦4は図5に示 すように反転する事で一般の杖として常用できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の正面図である。 【図2】回転機構5部分の拡大図を示す。 【図3】作動レバー2とスプリング9の関係を拡大図で
示す。 【図4】靴篦仕込み杖を用いて足11を靴10に入れて
いる状態を示す図。 【図5】通常の杖として利用する状態に戻した図。 【符号の説明】 1 ハンドル 2 作動レバー 3 杖 4 靴箆 5 回転機構 6 靴はさみ部 7 床底滑り止め 8 ロッド 9 スプリング 10 靴 11 足 12 ワイヤー 13 プーリー 14 取り付け部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 靴を履く及び脱ぐ行為、また靴の運搬な
    どのため杖に靴箆を組込みこんで、この作業を容易にし
    た仕込み杖。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108523596A (zh) * 2018-04-14 2018-09-14 合肥迪视奇智能科技有限公司 一种穿鞋鞋拔器
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JP2020175117A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 ▲晋▼ 中村 靴ベラおよびこれを備えた杖

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