JP3091780U - 錠芯の改良構造 - Google Patents

錠芯の改良構造

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JP3091780U JP2002004742U JP2002004742U JP3091780U JP 3091780 U JP3091780 U JP 3091780U JP 2002004742 U JP2002004742 U JP 2002004742U JP 2002004742 U JP2002004742 U JP 2002004742U JP 3091780 U JP3091780 U JP 3091780U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快速に錠芯を開けられない錠芯の改良構造を
提供すること。 【解決手段】 錠芯に筒形殻と、その中孔の中に収容さ
れる筒形ピストンとを有し、筒形殻に有した溝に複数の
並列する上玉室が形成され、上玉室の中にバネと上ピン
とが収容し、係り止め片で溝をカバーし、中孔の周壁に
嵌め溝があり、筒形ピストンに筒形殻の上玉室と応じる
複数の下玉室が設けられ、各下玉室の中に別々に一下ピ
ンが収容され、下ピンの中段には環状弧形溝、底端は円
錐状を呈し、筒形ピストンの周面に溝を設け、溝の中に
は各下玉室と応じる係り止め室を有し、各係り止め室は
別々に応じる各下玉室と連通し、係り止め室の中には係
り止めピンが収容されており、定位棒を溝に嵌め込ま
せ、この定位棒はちょうど筒形殻に設けられた嵌め溝と
応じ、下玉室と連通する係り止め室は下玉室と成す角度
θが90度又は90度より小さいことを特徴とする錠芯
の改良構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は錠芯の改良構造に係わり、特に従来のような係り止め片の設立角度 は単一である欠点を改善して、複数の係り止めピンで従来の係り止め片に取り代 わり、係り止めピンの設立角度の変化及び係り止めピンと下ピンの連動により、 泥棒が容易に開けられない錠芯の改良構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すのは従来の錠芯の構造であり、これは一筒形殻10と一筒形ピスト ン20とを含み、前記筒形ピストン20は前記筒形殻10の中孔101の中に収 容され、前記筒形殻10には一溝102を有し、前記溝102のなかに複数の上 玉室103が形成され、各上玉室103は前記中孔101と連通し、また、各上 玉室103の中には上ピン104とバネ105とが収容され、且つ一止め板10 6で前記溝102をカバーして上ピン104とバネ105との脱出を防止し、そ して、前記筒形ピストン20のなかには前記上玉室103と応じて複数の下玉室 201が設けられ、且つ下ピン202を前記下玉室201のなかに設け、前記下 ピン202の両側に凹円弧2021が設けられ、また、前記筒形ピストン20の 側辺に一収容溝203が設置され、この収容溝203は下玉室201と連通し、 且つ一係り止め片204が前記収容溝203のなかに収容され、前記係り止め片 204の一側がバネ205に支えられて他側は前記筒形殻10の中孔に設けられ た嵌め溝(図示省略)に嵌め込まれる。
【0003】 平常時に、上ピン104と下ピン202とはバネ105に支えられるので、下 ピン202は完全に下玉室201の中に収容され、なお、上ピン104の一部分 も下玉室201の中に延び、このときに、上ピン104は前記筒形殻10と前記 筒形ピストン20との間のせん断線Aを跨り、且つ前記係り止め片204もバネ 205に支えられて他側が前記筒形殻10の嵌め溝のなかに嵌められ、これで、 前記筒形ピストン20は前記筒形殻10のなかで旋回することができない。すな わち、前記筒形ピストン20を旋回しようとすれば、上ピン104と下ピン20 2の境界線は必ずせん断線Aと一致し、且つ各下ピン202の凹円弧2021を 係り止め片204の高さに応じさせ、係り止め片204の横へ移動する空間を提 供し、これで、前記筒形ピストン20を旋回することができる。
【0004】 しかしながら、このタイプの錠芯の構造における係り止め片204の設置され る位置と角度は、全て水平に前記筒形ピストン20のなかに嵌めて設けられ、且 つ前からずっと変更しなかったので、泥棒はこのタイプの錠芯を簡単に把握でき 、従来の錠芯を快速に破壊して住宅へ侵入することができる。
【0005】 この考案の出願者は、従来の錠芯の欠点を見て、専門知識と長年の設計製造の 経験を活用して終にこの考案の錠芯を開発した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、係り止め組みと下ピンとの応じる構成により、両側の係り止め組 みの設立角度を変更できるようにし、単純に水平に設立することではないので、 泥棒は係り止め組みの設立角度をはっきり知らないので、快速に前記錠芯を開け ることができない錠芯の改良構造を提供することを主要な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために成された本願の請求項1は、錠芯に一筒形殻と前記 筒形殻の中孔のなかに収容される一筒形ピストンとを有し、前記筒形殻に一溝を 有し、前記溝に複数の並列している上玉室が形成され、前記上玉室のなかにバネ と上ピンとが収容しており、且つ一係り止め片で前記溝をカバーし、そして、前 記中孔の周壁に内へ凹んだ嵌め溝が設けており、一方、前記筒形ピストンに前記 筒形殻の上玉室と応じる複数の下玉室が設けられ、各下玉室のなかに別々に一下 ピンが収容され、前記下ピンの中段には環状弧形溝が設けており、前記下ピンの 底端は円錐状を呈し、また、前記筒形ピストンの周面に溝を設け、前記溝のなか には各下玉室と応じる係り止め室を有し、且つ各係り止め室は別々に応じる各下 玉室と連通し、なお、前記係り止め室のなかには係り止めピンが収容されており 、また、定位棒を前記溝に嵌め込ませ、この定位棒はちょうど前記筒形殻に設け られた嵌め溝と応じ、また、下玉室と連通する係り止め室は下玉室と成す角度θ が90度又は90度より小さいことを特徴とする錠芯の改良構造であることを要 旨としている。
【0008】 本願の請求項2では、下ピンの構造は中段に環状弧形溝が設けており、その底 端は凹弧形先端を呈することを特徴とする請求項1に記載の錠芯の改良構造であ ることを要旨としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、この考案の実施の技術内容について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】 図2に示すのはこの考案に係る錠芯の構造の一実施形態であり、錠芯に一筒形 殻1と前記筒形殻1の中孔11のなかに収容される一筒形ピストン2とを有し、 前記筒形殻1に一溝12を有し、前記溝12に複数の並列している上玉室13が 形成され、前記上玉室13のなかにバネ14と上ピン15とが収容しており、且 つ一係り止め片16で前記溝12をカバーし、そして、前記中孔11の周壁に内 へ凹んだ二嵌め溝17が設けており、一方、前記筒形ピストン2に前記筒形殻1 の上玉室13と応じる複数の下玉室21が設けられ、各下玉室21のなかに別々 に一下ピン22が収容され、前記下ピン22(図3を参照)の中段には環状弧形 溝221が設けており、前記下ピン22の底端には円錐状を呈する凹弧形先端2 22が設けており、また、前記筒形ピストン2の周面の両側に別々に一収容溝2 4(以下に図2と図4を参照)を設け、前記収容溝24のなかには各下玉室21 と応じる係り止め室25を有し、且つ各係り止め室25は別々に応じる各下玉室 21と連通し、なお、前記係り止め室25のなかには係り止めピン26が収容さ れており、また、定位棒27を前記収容溝24に嵌め込ませ、この定位棒27は ちょうど前記筒形殻1に設けられた嵌め溝17と応じ、また、下玉室21と連通 する両側の係り止め室25は下玉室21と成す角度θが90度又は90度より小 さく、これで、各錠芯の係り止め組みと下ピン22との成す角度は一定ではなく なり、図4と図7と図8に示すのは、係り止め室25を異なる角度に設立する実 施形態の概略図である。
【0011】 また、筒形からの中孔11の周壁にただ片側で嵌め溝17を設け、筒形ピスト ン2にも片側で溝24と係り止め室25を設けて係り止めピン26と定位棒27 とを収容し、且つ前記嵌め溝17と応じ、これにより、片側で下ピン22を係り 止める構造になる。
【0012】 平常時に、上ピン15と下ピン22とはバネ14に支えられて下へ移動され、 上ピン15の一部は下玉室21のなかに落ちるとともに(図5を参照)、係り止 めピン26の一端は環状弧形溝221に当接しなくて下ピン22の周壁に当接す るので、係り止めピン26の他端に位置する定位棒27は筒形殻1の嵌め溝17 に嵌められて筒形ピストン2が旋回できない(図6に示すように)。
【0013】 前記錠芯の鍵3を筒形ピストン2における錠孔に挿入したときに(以下、図4 を参照)上ピン15と下ピン22との境界線はせん断線Aと一致し、このときに 、係り止めピン26の一端はちょうど下ピン22の環状弧形溝221と合って嵌 め込まれ、且つ係り止めピン26の他端の定位棒27は筒形殻1の嵌め溝17を 離脱して、前記筒形ピストン2が旋回できるようになる。
【0014】 また、前記下ピン22に環状弧形溝221が設けられるので、係り止めピン2 6をどのような角度に設置されても、係り止めピン26の一端は環状弧形溝22 1と互いに合って嵌めることができ、なお、各筒形ピストン2のなかに設置され た係り止めピン26の設置角度は必ずしも一定でないので、市販の同型の錠芯の 係り止めピン26の設置角度は互いに異なり、泥棒が錠芯を開けるときに、前記 係り止めピン26の設置角度を確実に知らないため、短時間に前記錠芯を開ける ことができなく、安全性を向上することができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案は次のような効果がある。 係り止め組みと下ピンとの応じる構成により、両側の係り止め組みの設立角度 を変更できるようにし、単純に水平に設立することではないので、泥棒は係り止 め組みの設立角度をはっきり知らないため、快速に前記錠芯を開けることができ なく、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の錠芯の構造を示す図である。
【図2】この考案に係る錠芯の構造の分解斜視図であ
る。
【図3】この考案に係る錠芯の構造における下ピン玉の
斜視図である。
【図4】この考案に係る錠芯の構造の組立てた状態を示
す正面図である。
【図5】この考案に係る錠芯の構造の組立てた状態を示
す側面図である。
【図6】この考案に係る錠芯の構造の作動を示す正面図
である。
【図7】この考案に係る錠芯の構造のもう一実施形態
(鍵が錠孔に挿入していないところ)である。
【図8】この考案に係る錠芯の構造のもう一実施形態
(鍵が錠孔に挿入したところ)である。
【符号の説明】
1 筒形殻 11 中孔 12 溝 13 上玉室 14 バネ 15 上ピン 16 係り止め片 17 嵌め溝 2 筒形ピストン 21 下玉室 22 下ピン 221 環状弧形溝 222 凹弧形先端 24 収容溝 25 係り止め室 26 係り止めピン 27 定位棒 28 錠孔 3 鍵

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠芯に一筒形殻と前記筒形殻の中孔のな
    かに収容される一筒形ピストンとを有し、前記筒形殻に
    一溝を有し、前記溝に複数の並列している上玉室が形成
    され、前記上玉室のなかにバネと上ピンとが収容してお
    り、且つ一係り止め片で前記溝をカバーし、そして、前
    記中孔の周壁に内へ凹んだ嵌め溝が設けており、一方、
    前記筒形ピストンに前記筒形殻の上玉室と応じる複数の
    下玉室が設けられ、各下玉室のなかに別々に一下ピンが
    収容され、前記下ピンの中段には環状弧形溝が設けてお
    り、前記下ピンの底端は円錐状を呈し、また、前記筒形
    ピストンの周面に溝を設け、前記溝のなかには各下玉室
    と応じる係り止め室を有し、且つ各係り止め室は別々に
    応じる各下玉室と連通し、なお、前記係り止め室のなか
    には係り止めピンが収容されており、また、定位棒を前
    記溝に嵌め込ませ、この定位棒はちょうど前記筒形殻に
    設けられた嵌め溝と応じ、また、下玉室と連通する係り
    止め室は下玉室と成す角度θが90度又は90度より小
    さいことを特徴とする錠芯の改良構造。
  2. 【請求項2】 下ピンの構造は中段に環状弧形溝が設け
    ており、その底端は凹弧形先端を呈することを特徴とす
    る請求項1に記載の錠芯の改良構造。
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