JP3091712U - 利用説明方法付き反射材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】配るだけで性能や効果を理解できる反射材を提
供する。 【解決手段】適宜な頁数の冊子１上に反射材の使用方法
と効果を印刷にて記載し、印刷した小冊子の表面にラミ
ネート材２を設け、裏面に粘着層４を設けた反射材３を
ラミネート材の表面に設けた小冊子の上に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、交通安全協会や警察、役所等で交通安全の普及を目的とした交通安 全の集い等で配布する啓発物品に関する。 【０００２】 【従来の技術】 従来、反射材の簡単な説明の記載された台紙に反射ステッカーをセットにして 袋に入れていた。また、反射材を使用した物品のみであったり、また反射材を普 及させるために反射材の性能・効果を記載したチラシ等はあった。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 これには次のような欠点があった。 （イ）反射ステッカーと台紙を袋に入れた場合、最終的に台紙と袋がゴミになっ てしまった。また、袋に入れる作業とコストがかかってしまった。そして、コス トがかかるため台紙の大きさや内容は十分な物にするのは不可能であった。 （ロ）反射材を使用した物品のみでは、その物品が反射するものだとわからなか った。また、反射材の性能や効果を理解することができず、物品が本来もってい る性能を生かす使い方ができなかった。役所や警察では交通安全キャンペーン時 に反射材の効果を説明したあと反射材用品を配ったりしているが、その為の時間 や場所、人員などがかかっていた。 （ハ）反射材の性能・効果を記載したチラシは主に役所や交通安全協会が、交通 安全のキャンペーン時に配っているが、反射材自体を配るか、もしくは手に入れ る方法を示さなければ、チラシだけもらっても意味をなさなかった。これには反 射材が高価である事や、反射材が一般の店にあまり置いてない事が原因であった 。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 適宜な頁数の小冊子（１）上に反射材の使用方法と効果を印刷にて記載する。印 刷した小冊子の表面にラミネート材（２）を設ける。裏面に粘着層（４）を設け た反射材（３）をラミネート材の表面に設けた小冊子の上に設ける。 本考案は、以上のような構成よりなる利用説明方法付き反射材である。 【０００５】 【考案の実施の形態】 本考案の利用説明方法付き反射材は、交通安全キャンペーン時に限らず様々な 場面で配布し、受取った人は小冊子を読み、反射材の効果と使用方法を理解した うえ、小冊子から反射材を剥して、カバンや自転車、杖や、ランドセル等の自分 の持ち物に自由に貼る事ができる。 【０００６】 【実施例】 以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）適宜な頁数の小冊子（１）上に反射材の使用方法と効果を印刷にて記載す る。 （ロ）印刷した小冊子（１）の表面にステッカーを再剥離させるためにラミネー ト材（２）を設ける。 （ハ）裏面に粘着層（４）を設けた小冊子より小さな反射材（３）を、ラミネー ト材を表面に設けた小冊子の上に適宜な数設ける。 本考案は以上のような構造でこれを使用するときは、交通安全キャンペーン時 に限らず様々な場面で配布し、受取った人は小冊子を読み、反射材の効果と使用 方法を理解したうえ、表面にラミネート材から反射材を剥して、そのままカバン や自転車、杖や、ランドセル等の自分の持ち物に自由に貼る事ができる。 【０００７】 【考案の効果】 本考案の利用説明方法付き反射材は、反射材とパーッケージと説明書が一体化 しているので、実質的用品の反射材を取り外した後残るのは冊子だけであり、袋 のゴミを出すことが無い。また小冊子には夜間反射材がどのぐらいの距離から視 認でき、どのような見えをするのかを写真で示すことができるので、誰かが説明 をする必要もなく児童から高齢者まで反射材の事を理解させることができる。そ して本考案は小冊子にて説明している反射材が、小冊子に実際に付いているので 、写真のように光る素材がこれなんだと誰にでも理解でき、後日反射材をわざわ ざ購入しに行く必要が無く、小冊子を見たその場で小冊子から反射材を剥がして カバン等に貼って使用することができるので、反射材の着用率が向上する。よっ て、全国の警察や役所、交通安全協会等で行なわれている交通安全キャンペーン や、学校で児童に交通ルールの説明会を行なう際、または街頭で住民に配るだけ で効果的に反射材を普及させることができ、交通事故削減に役立つ。 また、子供向けには反射材を使用した交通安全の内容を絵本にし、その絵本の 中の絵として反射材を使用する事で、子供にも興味を持ってもらえ、実際に使っ てもらえる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の斜視図である。 【図２】本考案の斜視図Ａ−Ａ’断面図である。 【符号の説明】 １ 小冊子 ２ ラミネート材 ３ 反射材 ４ 粘着材

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【手続補正書】 【提出日】平成１４年８月２７日（２００２．８．２
７） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】反射材の使用方法と効果を記載した適宜な
頁数の冊子上に、ラミネート材を設け、ラミネート材表
面には裏面に粘着層を設けた反射材を設けた事を特徴と
する、利用説明方法付き反射材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 反射材の使用方法と効果を記載した適宜
   な頁数の冊子上に、ラミネート材を設け、ラミネート材
   表面には裏面に粘着層を設けた反射材を設けて一体化す
   る。