JP3091481U - 怪我防止用装着粋 - Google Patents

怪我防止用装着粋

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史大 渡邉
正 村山
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株式会社広布
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走行中の車両のバウンドで開いた窓のガラスに
ぶつかり起こる怪我から幼児及びペットを保護する。 【構成】弾力性のある樹脂の本体1に滑り止めの鋸歯状
突起3や両面テープ4を付けた溝2を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は車両特に乗用車における幼児及びペット乗員の安全対策用付属部 品として利用する。 【0002】 【従来の技術】 近年、一般家庭における自家用乗用車の普及も進み、かつ、ペットを飼育 する家庭が増え、そのため幼児やペットを車両に乗せて運転する機会が多くなっ ている。その際、大型のペットや幼児が乗り物酔いをしないように、また、爽快 感を楽しませるためにぺっとの顔を出して外気に触れられるように窓ガラスを半 分程開けて走行する事が行われている。それに伴い走行中に車両がバウンドする などして、窓の外に顔を出したペットが顎の下に怪我をしたり口の中を切る事故 が発生している。現状ではこのような事故を防止するために考案されたものは見 当たらない。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 弾力性があり、かつ軽量で、車両の窓ガラスに簡単に着脱でき、複数回の 着脱に耐える必要がある。装着されたものは走行中の車両のバウンドや風圧で剥 離、離脱しないことが必要となる。また、車両の窓ガラスは上辺が曲面になって いるものも多く、曲面部分でも装着できることが望ましい。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本考案は、図1及び図2を用いて説明する。衝撃を緩和するための弾力性 を持ち、かつ容易に湾曲させることができる素材で作られた本体1と、本体1を 窓ガラス5に跨らせるための溝2と溝2に付けた鋸歯状突起3により窓ガラス5 を両面から挟み付けることになり、本体1を窓ガラス5から容易に剥離する事を 防止するようにしてある。 【0005】 また、図2のように本体1の溝2の内面に接着面と密着面を持つ両面テープ4の 接着面41を張り合わせ、テープ4の密着面42と窓ガラス5を密着させ剥離を 防止するようにしてある。本考案で使用する両面テープ4の密着面は接着剤を使 用しておらず、窓ガラスから剥離しても再び装着すると密着するような加工をし てある。 【0006】 【実施例】 本考案の実施例として図3を用いて説明する。乗用車の窓ガラス5に本体 1の溝2を両側に開くようにして溝2の奥まで窓ガラス5の上端が届くように挿 入する。挿入後、本体1を窓ガラス5に密着させるように跨がせた両側から押し つける。 【0007】 【考案の効果】 上記実施例に述べたように車両の窓ガラスに本考案による怪我防止用装着 枠を装着して、実地走行したところ、同乗させた犬は車両がバウンドしても気持 ちよさそうに本考案による怪我防止用装着枠に顎を乗せたままであった。この実 施例からも車両のバウンドによる怪我から幼児やペットを守る効果がある。 【0008】 本考案による怪我防止用装着枠を車両の窓ガラスに装着した状態で高速道 路の制限速度で走行したところ、全く剥離することはなかった。また、使用後本 考案による怪我防止用装着枠を車両の窓ガラスから取り外し、数日後再度装着す る事を繰り返したが、剥離防止の効果は変わることがなかった。これにより本考 案による怪我防止用装着枠は複数回の使用に耐え窓ガラスから剥離することはな い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の全体図である。 【図2】本考案の断面図その1である。 【図3】本考案の断面図その2である。 【符号の説明】 1 本体 2 溝 3 鋸歯状突起 4 両面テープ 41 両面テープの接着面 42 両面テープの密着面 5 窓ガラス

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】発泡ポリウレタン樹脂等弾力性のある素材
    で、自動車の開閉できる窓ガラスの上部に跨がせて装着
    するための溝を持ち、溝の内側はガラスに密着する形状
    をするか、または、片面は溝の外面に接着し、他面は窓
    ガラスに密着するような両面テープを張り合わせること
    により、車両の振動及び風圧等で容易に剥離しない構造
    を持つた、車両の振動による打撲等の怪我を防止を目的
    とする怪我防止用装着枠
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