JP3091331U - ドライヤ装着用ヘアブラシ及び櫛並びにこれらを備えたドライヤ。 - Google Patents

ドライヤ装着用ヘアブラシ及び櫛並びにこれらを備えたドライヤ。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライヤ装着するヘアブラシおよび櫛におい
て、毛の根元およびその付近の皮膚にまでドライヤから
の空気を届くようにする。 【解決手段】 ドライヤ本体3に装着するための装着部
14を有するブラシ基部1と、複数のブリッスル21が
形成されたブラシ部2とを備える。ブラシ基部1の内部
に、ドライヤ本体3からの空気が流れる流路11を形成
する一方、ブリッスル21の先端部に流路11に連通す
る貫通孔22を形成し、ドライヤ本体3からの空気をブ
リッスル21の先端部から噴出させる。ここで、ブリッ
スル21の先端部から一層勢いよく空気を噴出させる観
点から、貫通孔22の断面積を、流路側からブリッスル
21の先端部に向かって連続して小さくしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はドライヤ本体に装着するヘアブラシ及び櫛並びにこれらを備えたドラ イヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
毛を乾かしたりあるいは整える場合、一方の手でドライヤを、そしてもう一方 の手でヘアブラシや櫛を持ち、ドライヤからの温風(送風)を毛に当てながらヘ アブラシや櫛で毛を梳かすことが日常よく行われている。この作業をより容易且 つ効率的に行うことを目的として、ドライヤ送風口に専用のヘアブラシを装着し たドライヤが広く使用されている。
【0003】 図5に、ドライヤ本体の送風口に取り付けるヘアブラシの一例を示す斜視図を 示す。この図のヘアブラシは、ブラシ基部1とブラシ部2とが一体成形されてい る。ブラシ基部1は中空となっている。一方、ブラシ部2には複数のブリッスル 21が植設され、ブラシ部2のブリッスル21の根元には開口部24が形成され ている。このようなヘアブラシをドライヤ本体(不図示)に装着する場合には、 ブラシ基部1に設けられた係合溝(装着部)14をドライヤ本体に形成された突 部(不図示)に係合させることによりヘアブラシをドライヤ本体に装着する。そ してドライヤ本体を駆動させると、ドライヤ本体の送風口(不図示)から送出さ れた空気はブラシ基部1の中空を通って、ブラシ部2の開口部24から噴出する 。これにより、ヘアブラシで毛を梳かしながら毛の乾燥を行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のドライヤ装着用ヘアブラシでは、ブラシ部2 に形成された開口部24からしか空気が噴出しないので、噴出する空気を毛の根 元にまで行き渡らせることは困難であった。このため、例えば濡れた毛を乾燥さ せる場合には毛の根元の乾きが悪かった。特に、犬や猫といった毛密度の多いペ ットの場合にこの問題が顕著に現れていた。また、ドライヤ本体からの送風によ って毛根付近の皮膚に刺激を与えることはもとよりできなかった。
【0005】 そこで、本考案はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、毛の根 元およびその付近の皮膚にまでドライヤ本体からの空気を届くようにしたドライ ヤ装着用ヘアブラシおよび櫛を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、ドライヤ本体に装着するための装着部を有するブラシ基部と 、複数のブリッスルが形成されたブラシ部とを備えたドライヤ装着用ヘアブラシ において、前記ブラシ基部の内部には、ドライヤ本体からの空気が流れる流路が 形成され、前記ブリッスルの先端部には前記流路に連通する貫通孔が形成され、 ドライヤ本体からの空気が前記ブリッスルの先端部から噴出することを特徴とす るドライヤ装着用ヘアブラシが提供される。なお、本発明における、ドライヤ本 体から供給される空気には、温風、冷風のみならずスチームも含まれる。
【0007】 ここで、ブリッスルの先端部から空気を一層勢いよく噴出させる観点から、前 記貫通孔の断面積を、前記流路側から前記ブリッスルの先端部に向かって連続し て小さくしてもよい。
【0008】 またドライヤ本体からの空気を毛に広く当てる観点から、前記ブラシ部に、前 記流路に繋がる複数の孔を設けるのが好ましい。またブリッスルの先端部から噴 出する空気量を均一にする観点から、前記貫通孔の前記流路側の断面積を、前記 装着部から離れるほど大きくしてもよい。さらには前記ブラシ部の内側面に板状 部材を摺動可能に設け、前記貫通孔からの空気の噴出量を調整してもよい。
【0009】 生産性や清掃性などの観点から、前記ブラシ基部に開口部を形成し、この開口 部に前記ブラシ部を着脱自在に填める構成としてもよい。
【0010】 また本考案によれば、ドライヤ本体に装着するための装着部を有する櫛基部と 、この櫛基部に所定間隔で連設された複数の櫛歯とを備えたドライヤ装着用櫛に おいて、前記櫛基部の内部には、ドライヤ本体からの空気が流れる流路が形成さ れ、前記櫛歯には、前記流路から櫛歯の先端部に至る貫通孔が形成され、ドライ ヤ本体からの空気が前記櫛歯の先端部から櫛歯の長手方向外方に噴出することを 特徴とするドライヤ装着用櫛が提供される。
【0011】 ここで櫛歯の先端部から空気を一層勢いよく噴出させる観点から、前記貫通孔 の断面積を、前記流路側から前記櫛歯の先端部に向かって連続して小さくしても よい。また、ドライヤ本体からの空気を毛に広く当てる観点から、前記流路に繋 がる複数の孔を櫛基部に設けるのが好ましい。また櫛歯の先端部から噴出する空 気量を均一にする観点から、前記貫通孔の前記流路側の断面積を、前記装着部か ら離れるほど大きくしてもよい。
【0012】 そしてまた本考案によれば、前記のいずれかに記載のブラシ又は櫛と、ドライ ヤ本体とを備えたことを特徴とするドライヤが提供される。
【0013】 毛の生えている皮膚から分泌される臭いの元を除去したり、あるいは毛に潤い を与える観点から、前記ドライヤ本体はマイナスイオンを発生するものが好まし い。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案者は、毛の根元およびその付近の皮膚にドライヤからの空気を当てるこ とができないか鋭意検討重ねた結果、ヘアブラシにおいてはブリッスル、櫛にお いては櫛歯のそれぞれの先端部からドライヤ本体からの空気を噴出させるように すればよいという、一見簡単ながらこれまで何人も思いつかなかった着想に基づ き本考案をなすに至った。かかる構成により、毛の根元部分であっても迅速に乾 燥させることができるのみならず、根元付近を皮膚をドライヤ本体からの空気で 刺激することがもできる。さらには、毛の根元や皮膚に付着したゴミや埃、ある いは皮膚から分泌される体臭をもヘアブラシから噴出する空気で除去できる。
【0015】 以下、まず本考案のドライヤ装着用ヘアブラシについて図に基づいて説明する 。なお、本考案はこれらの実施態様に何ら限定されるものではない。
【0016】 図1のヘアブラシBは、内部に流路11が形成された略円筒状のブラシ基部1 の一方端側の開口部12に、複数のブリッスル21が形成されたブラシ部2を接 合してなる。ブラシ部2はブラシ基部1に固定してもよいし着脱可能としてもよ い。ブリッスル21の先端部にはブラシ基部1の流路11に連通する貫通孔22 が形成されている。またブリッスル21の根元のブラシ部2にも、流路11に連 通する孔23が形成されている。このような構成のヘアブラシBにおいて、供給 されたドライヤ本体3からの空気はブラシ基部1の下端開口部13から流路11 を通り、その一部は流路11から各貫通孔22を通って各ブリッスル21の先端 部から外方に噴出され、残りは孔23を通ってブラシ部2の表面から外方に噴出 される。これにより、例えば濡れた毛を乾燥させる場合には、ブリッスル21で 毛を梳かしながら、ブラシ部2の表面の孔23から噴出される温風により毛の中 間部および先端部を乾燥させると同時に、ブリッスル21の先端部から噴出され る温風により毛の根元部を乾燥させることができる。したがって、従来に比べて 乾燥時間を格段に短くでき、また毛の根元まで完全に乾燥させることができる。
【0017】 ブリッスル21の先端部から噴出する空気速度を速くするほど、毛の根元や皮 膚に対して大きな刺激が与えられ、また毛の根元や皮膚に付着したゴミや埃、あ るいは皮膚から分泌される臭いの元を除去しやすくなる。空気速度を速くするに は、ドライヤ本体3からの空気供給量を増加させればよいことはもちろんのこと 、ドライヤ本体3からの空気供給量が一定であっても、貫通孔22の断面積をブ リッスル21の先端部に向かって連続して小さくすることによって空気速度を速 くできる。計算上、貫通孔22の先端部側の断面積を流路側の断面積に対して1 /2にすると、空気速度はその逆数の2乗すなわち4倍速くなる。本考案者の実 験によれば、長さ20〜25mmのブリッスルで流路側の断面積に対する先端部 側の断面積の縮小比を30〜70%の範囲(より好ましくは40〜60%の範囲 )とすれば、皮膚に刺激を十分に与えられる空気速度が得られた。
【0018】 また、ブラシ部の内壁に板状部材をスライド可能に配設し、この板状部材をス ライドさせることにより孔の開度を調整して、ブリッスル先端部からの空気速度 を調整することもできる。図2に板状部材の一例を示す。図2は、ブラシ部2の 裏面図である。板状部材4は、図において上下方向にスライド可能に取り付けら れている。板状部材4には切り欠き41及び丸穴42、長穴43が形成されてお り、板状部材4を上方向にスライドさせることにより、貫通孔22は開いた状態 のままで孔23(図中、斜線入り)の開口度を調整できる。もちろん、板状部材 を用いて、孔23は開いた状態のままで貫通孔22の開口度を調整するようにし ても構わない。また、貫通孔22の流路側の断面積を装着部から離れるほど大き くして、各ブリッスル先端部から噴出する空気速度を均一化してもよい。
【0019】 ブリッスル21はブラシ部2と別体に作製した後、ブラシ部2に固着してもよ いし、ブラシ部2と一体に成形していもよい。生産性や耐久性の観点からは後者 が望ましい。またブリッスル21の本数については特に限定はなく、毛を梳かす 作用が奏されるようにブリッスル21の太さやブラシ部2の面積などから適宜決 定すればよい。ブリッスル21の長さについても、毛を梳かす作用を奏する限り 特に限定はない。通常、ブリッスル21の太さとしては根元部分で10mm以下 、より好ましくは7mm以下、長さとしては40mm以下、より好ましくは10 〜25mmの範囲である。なお、ブリッスル21の先端部は皮膚に接することが 多いので、丸め又は面取り加工を施しておくことが望ましく、先端部を球状にし てもよい。
【0020】 ブリッスルの材質としては特に限定はないが、毛を梳かしやすく、また皮膚と の接触を柔らかなものとするためには可撓性を有するものが望ましい。このよう な材料としては例えばポリエチレンやポリプロピレン、あるいはゴムなどの弾性 部材が挙げられる。
【0021】 図1において、ブラシ基部1のもう一方の開口部13に形成された装着部にド ライヤ本体3が装着される。ブラシ基部1の下端外周面には、下端から軸方向に 所定長さ進んだ後、周方向に所定長さ進んだL字状の係合溝(装着部)14が軸 対称に一対形成され、この係合溝14の軸方向部分は切り欠き部14aとなって いる。一方、図3に示すように、ドライヤ送風部は、筒状の送風口31と、この 送風口31の外周面に軸対称に形成された一対の舌状片32とを有する。この一 対の舌状片32の内面には突部321が形成されている。また、一方の舌状片3 2の根元部には、押圧部331と凸部332とを有する固定部材33が、ドライ ヤ本体3に形成された溝34に弾性部材35により半径方向外方に偏倚され、送 風口31と舌状片32の間隙に凸部332が突出した状態で設けられている。
【0022】 図3において、ヘアブラシBをドライヤ本体3に装着する場合には、ブラシ基 部1の係合溝14の軸方向部とドライヤ本体の突部321とが軸方向に一致する ように配置する。そして、突部321を係合溝14の切り欠き部14aに係合さ せながら、係合溝14の軸方向部の終端壁に当接するまでヘアブラシBを軸方向 に差し込む。このとき、固定部材33の凸部332はブラシ基部1の周壁に押さ れて半径方向内方に退いた状態となる。次に突部321を係合溝14の周方向部 に係合させながら、突部321が係合溝14の周方向部の終端壁に当接するまで ヘアブラシBを回転させる。突部321が係合溝14の終端壁に当接する位置の とき、前記固定部材32の凸部332はちょうど切り欠き部14aに達し、凸部 332は送風口31と舌状片32の間隙に突出した状態となって、切り欠き部1 4aと凸部332とが係合する。これによりドライヤ本体3に対するヘアブラシ Bの回転が阻止され、ヘアブラシBはドライヤ本体3から外れなくなる。
【0023】 他方、ヘアブラシBをドライヤ本体3から外す場合には、固定部材33の押圧 部331を半径方向内方に押圧する。すると、固定部材33の凸部332が弾性 部材35に抗して半径方向内方に退いた状態となり、切り欠き部14aとの係合 が解消される。これによりドライヤ本体3に対してヘアブラシBの回転が可能と なり、前記装着時と逆の手順、すなわち係合溝14の周方向部に突部321を係 合させながらヘアブラシBを回転させ、次に係合溝14の軸方向部に突部321 を係合させながら、ドライヤ本体3から離れる方向にヘアブラシBを移動させる ことによりドライヤ本体3からヘアブラシBを取り外すことができる。
【0024】 もちろん、本考案におけるヘアブラシBのドライヤ本体3への装着は前記構造 に限定されるものではなく、従来公知の装着方法を用いることができる。
【0025】 また本考案で使用するドライヤ本体3は、従来公知のものを使用することがで きる。中でも、体から発散される臭いを除去したり、あるいは毛に潤いを与える 観点からマイナスイオンを発生するものが好ましい。また、ドライヤ本体は温風 および冷風(送風)の少なくとも一方を供給するものであればよいが、風量や熱 量を調節できるものが好ましい。人に使用する場合には最大熱量は700W程度 とするのが望ましく、犬や猫といった動物に使用する場合には安全性の観点から 最大熱量は200W程度とするのが望ましい。
【0026】 次に、本考案のドライヤ装着用櫛について図に基づいて説明する。図4の櫛は 、ドライヤ本体3に装着するための装着部51を有する櫛基部5と、この櫛基部 5の長手方向に所定間隔で列立された複数の櫛歯6とからなる。櫛基部5の内部 には、開口端51に連続して長手方向に流路52が形成されている。一方、櫛歯 6には、その先端部から流路52に連通する貫通孔61が形成されている。この ような構成の櫛Cにおいて、ドライヤ本体から供給された空気は櫛基部5の装着 部側の開口部51から流路52を通り、さらに流路52から各貫通孔61を通っ て各櫛歯6の先端部から櫛歯6の長手方向外方に噴出する。これにより、例えば 濡れた毛を乾燥させる場合には、櫛Cで毛を梳かしながら櫛歯6の先端部から噴 出される温風により毛の根元部を中心に乾燥させることができる。加えて、毛の 根元付近の皮膚を刺激する、あるいは毛の根元や皮膚に付着したゴミや埃、ある いは皮膚から分泌される臭いの元を除去することもできる。
【0027】 毛の根元や皮膚に対して大きな刺激を与え、また毛の根元や皮膚に付着したゴ ミや埃、あるいは皮膚から分泌される臭いの元を除去しやすくするためには、櫛 歯6の先端部から噴出する空気速度を速くすればよく、このためには、前記ヘア ブラシと同様に、ドライヤ本体3からの空気供給量を増加させる、あるいは貫通 孔61の断面積を櫛歯6の先端部に向かって連続して小さくすればよい。貫通孔 61の断面積を小さくする場合には、流路側の断面積に対する先端部側の断面積 の縮小比を30〜70%の範囲(より好ましくは40〜60%の範囲)とするの が好ましい。
【0028】 また、ドライヤ本体3からの空気を毛の全体に当てる観点から、櫛歯6の側面 や櫛基部5に孔を形成し、ドライヤ本体3からの空気をこの孔から噴出させるよ うにしてももちろん構わない。
【0029】 櫛歯6は櫛基部5と別体に作製した後、櫛基部5に固着してもよいし、櫛基部 5と一体に成形していもよい。また櫛歯6の形状、本数および列立間隔について は特に限定はなく、毛を梳かす作用が奏される範囲において適宜決定すればよい 。櫛歯6の長さについても、毛を梳かす作用を奏する限り特に限定はない。また 櫛歯6の先端部は皮膚に接することが多いので、丸めや面取り加工を行ってもよ く、あるいは球状にしても構わない。
【0030】 櫛基部5に設ける、ドライヤ本体3を装着するための装着部については、ドラ イヤ本体3に櫛Cを着脱自在に装着できるものであれば特に限定はなく、従来公 知のものを用いることができる。例えば、前記ヘアブラシの場合と同様の装着部 を用いることができる。
【0031】 櫛歯6の材質としては特に限定はないが、従来公知の材料を用いることができ る。このような材料としては例えばポリエチレンやポリプロピレンなどのプラス チックなどが挙げられる。また,
【0032】 また本考案で使用するドライヤ本体3については、前記ヘアドライヤで使用す るものがここでも使用することが推奨される。
【0033】
【考案の効果】
本考案のドライヤ装着用ヘアブラシでは、ドライヤ本体に装着するための装着 部を有するブラシ基部と、複数のブリッスルが形成されたブラシ部とを備え、ブ ラシ基部の内部には、ドライヤ本体からの空気が流れる流路が形成され、リッス ルの先端部には流路に連通する貫通孔が形成され、ドライヤ本体からの空気がブ リッスルの先端部から噴出する構成としたので、毛の根元およびその付近の皮膚 にまでドライヤからの空気が確実に届けることができ、毛の根元部分であっても 迅速に乾燥させることができるのみならず、根元付近を皮膚をドライヤからの空 気で刺激することもできる。さらには、毛の根元や皮膚に付着したゴミや埃、あ るいは皮膚から分泌される臭いの元をもヘアブラシから噴出する空気で除去でき る。特に犬や猫などのペットに用いるとより顕著な効果が得られる。
【0034】 貫通孔の断面積を、流路側からブリッスルの先端部に向かって連続して小さく すると、ブリッスルの先端部から一層勢いよく空気を噴出させることができ、よ り高い効果が得られる。
【0035】 また、ブラシ部に、前記流路に繋がる複数の孔を設けると、ドライヤ本体から の空気を毛に広く当てることができる。また貫通孔の流路側の断面積を、装着部 から離れるほど大きくすると、ブリッスルの先端部から噴出する空気量を均一で きる。さらにはブラシ部の内側面に板状部材を摺動可能に設け、板状部材で貫通 孔及び/又は孔の開度を調整することにより、貫通孔からの空気の噴出量を調整 できる。
【0036】 ブラシ基部に開口部を設け、この開口部にブラシ部を着脱自在に装着する構成 にすると、使用により汚れた場合にはブラシ基部からブラシ部を取り外して、ブ ラシ部だけを清掃できるので清掃が容易となる。またブラシ基部とブラシ部とが 別体となるので、一体成形する場合に比べ成形加工が容易となり生産性が向上す る。
【0037】 また本考案のドライヤ装着用櫛では、ドライヤ本体に装着するための装着部を 有する櫛基部と、この櫛基部に所定間隔で連設された複数の櫛歯とを備え、櫛基 部の内部には、ドライヤ本体からの空気が流れる流路が形成され、櫛歯には、流 路から櫛歯の先端部に至る貫通孔が形成され、ドライヤ本体からの空気が櫛歯の 先端部から櫛歯の長手方向外方に噴出する構成としたので、前記ドライヤ用ヘア ブラシと同様に、毛の根元およびその付近の皮膚にドライヤからの空気を確実に 行き渡らすことができ、毛の根元部分であっても迅速に乾燥させることができる とともに、根元付近を皮膚をドライヤからの空気で刺激することもできる。さら には、毛の根元や皮膚に付着したゴミや埃、あるいは皮膚から分泌される体臭を もヘアブラシから噴出する空気で除去できる。特に犬や猫などのペットに用いる とより顕著な効果が得られる。
【0038】 ここで貫通孔の断面積を、流路側から櫛歯の先端部に向かって連続して小さく すると、櫛歯の先端部から一層勢いよく空気を噴出させることができ、より高い 効果が得られる。
【0039】 また、流路に繋がる複数の孔を櫛基部に設けると、ドライヤ本体からの空気を 毛に広く当てることができる。また、貫通孔の流路側の断面積を、装着部から離 れるほど大きくすると、櫛歯の先端部から噴出する空気量を均一できる。
【0040】 本考案のドライヤでは、前記のヘアブラシ又は櫛と、ドライヤ本体とを備えて いるので、前記ヘアブラシ及び櫛で得られる効果がここでも得られる。
【0041】 ここでドライヤ本体としてマイナスイオンを発生するものを用いると、皮膚か ら臭いの元の元を除去でき、そして毛に潤いを与えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のヘアブラシの一例を示す組立斜視図
である。
【図2】 内面側に板状部材を取り付けたブラシ部の裏
面図である。
【図3】 ヘアブラシのドライヤ本体への装着状態を示
す断面図である。
【図4】 本考案の櫛の一例を示す断面図である。
【図5】 従来のヘアブラシを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ブラシ基部 2 ブラシ部 3 ドライヤ本体 4 板状部材 5 櫛基部 6 櫛歯 B ヘアブラシ C 櫛 11 流路 14 係合溝(装着部) 21 ブリッスル 22 貫通孔 23 孔 52 流路 53 係合溝(装着部) 61 貫通孔

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライヤ本体に装着するための装着部を
    有するブラシ基部と、複数のブリッスルが形成されたブ
    ラシ部とを備えたドライヤ装着用ヘアブラシにおいて、 前記ブラシ基部の内部には、ドライヤ本体からの空気が
    流れる流路が形成され、 前記ブリッスルの先端部には前記流路に連通する貫通孔
    が形成され、 ドライヤ本体からの空気が前記ブリッスルの先端部から
    噴出することを特徴とするドライヤ装着用ヘアブラシ。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔の断面積が、前記流路側から
    前記ブリッスルの先端部に向かって連続して小さくなっ
    ている請求項1記載のドライヤ装着用ヘアブラシ。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ部に、前記流路に連通する複
    数の孔が設けられている請求項1又は2記載のドライヤ
    装着用へアブラシ。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔の前記流路側の断面積を、前
    記装着部から離れるほど大きくした請求項1〜3のいず
    れかに記載のドライヤ装着用ヘアブラシ。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ部の内側面に板状部材を摺動
    可能に設け、前記貫通孔からの空気の噴出量を調整する
    請求項1〜4のいずれかに記載のドライヤ装着用ヘアブ
    ラシ。
  6. 【請求項6】 前記ブラシ基部が開口部を有し、この開
    口部に前記ブラシ部を着脱自在に装着する請求項1〜5
    のいずれかに記載のドライヤ装着用ヘアブラシ。
  7. 【請求項7】 ドライヤ本体に装着するための装着部を
    有する櫛基部と、この櫛基部に所定間隔で列立する複数
    の櫛歯とを備えたドライヤ装着用櫛において、 前記櫛基部の内部には、ドライヤ本体からの空気が流れ
    る流路が形成され、 前記櫛歯の先端部には前記流路に連通する貫通孔が形成
    され、 ドライヤ本体からの空気が前記櫛歯の先端部から櫛歯の
    長手方向外方に噴出することを特徴とするドライヤ装着
    用櫛。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔の断面積が、前記流路側から
    前記櫛歯の先端部に向かって連続して小さくなっている
    請求項7記載のドライヤ装着用ヘアブラシ。
  9. 【請求項9】 前記櫛基部に、前記流路に連通する複数
    の孔が設けられている請求項7又は8記載のドライヤ装
    着用櫛。
  10. 【請求項10】 前記貫通孔の前記流路側の断面積を、
    前記装着部から離れるほど大きくした請求項7〜9のい
    ずれかに記載のドライヤ装着用櫛。
  11. 【請求項11】 請求項1〜6のいずれかに記載のヘア
    ブラシ、又は請求項7〜10のいずれかに記載の櫛と、
    ドライヤ本体とを備えたことを特徴とするドライヤ。
  12. 【請求項12】 前記ドライヤ本体がマイナスイオンを
    発生させるものである請求項11記載のドライヤ。
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WO2010150634A1 (ja) * 2009-06-25 2010-12-29 パナソニック電工 株式会社 頭皮ケア装置
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