JP3091306U - 装飾体 - Google Patents

装飾体

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JP3091306U
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Inventor
冨春 井上
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トミオ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、光の照射位置が変化し、興趣に富
む装飾体を提供することを課題とする。 【解決手段】 透過性を有する外装容器体(1)と、該
外装容器体(1)に封入された透過性を有する流動体
(2)と、該流動体(2)に混入された粒状の蓄光体
(3)とで構成されたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遊戯に用いたり、キーホルダーなどの飾りとして採用したりする装 飾体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、透過性を有する材料、例えば、樹脂やガラス(以下、これらの材料 を透過材料という)に粉体状の蓄光材料を練り混み、所定形状(例えば、外形が 各種動物の形状)に固めた装飾体が周知である。
【0003】 該装飾体は、自然光や照明光が照射されることで蓄光材料に光を蓄え、暗闇な どでその蓄えた光を外部に照射するようになっており、玩具として用いられたり 、チェーンや紐が取り付けられ、キーホルダーや携帯電話機用ストラップなどの 飾りとして採用されたりしている。すなわち、該装飾体が玩具として採用された 場合には、玩具(装飾体)から発する光によって使用者(幼児など)の玩具に対 する好奇心(興味)を高めさせることができる。また、該装飾体がキーホルダー 等の飾りとして採用された場合には、装飾体から発する光によってキーホルダー 等の装飾機能を趣向に富むものとすることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の装飾体は、透過材料に粉状体の蓄光材料を練り込ん で固めたものであるため、蓄光材料が透過材料に対して一定の位置に留まってお り、蓄えられた光を一定の位置からの照射する興趣の乏しいマンネリ化したもの であった。
【0005】 そこで、本考案は、斯かる実情に鑑み、光の照射位置が変化し、興趣に富む装 飾体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる装飾体は、請求項1記載の如く、透過性を有する外装容器体1 と、該外装容器体1に封入された透過性を有する流動体2と、該流動体2に混入 された粒状の蓄光体3とで構成されたことを特徴とする。なお、流動体2とは、 液状のものをいい、蓄光体3とは、自然光や照明光を受けることで、そのエネル ギーを可視光線として発し、暗所で発光するものをいう。
【0007】 上記装飾体によれば、粒状の蓄光体3を混入した流動体2を外装容器体1に封 入したので、外装容器体1を姿勢変更させるように傾けたり振ったりすることで 、蓄光体3が外装容器体1内で移動する。これにより、蓄光体3による光の照射 位置(発光位置)が変化し興趣に富むものとすることが出来る。また、外装容器 体1に封入した流動体2の抵抗により蓄光体3が急激に移動しないため、ゆっく りと動く(ユニークな動きをする)蓄光体3からの光を楽しむことができる。
【0008】 また、請求項2記載の如く、前記外装容器体1は、可撓性を有し、外力を加え ることで変形可能に構成されてもよい。このようにすれば、外装容器体1に外力 が加わるように使用者が握ったりすると、外装容器体1が変形して流動体2が流 動し、これによって蓄光体3が流動体2の流動に従うように移動する。したがっ て、外装容器体1を振ったりすることなく、蓄光体3を強制的に移動させること ができ、ユニークな光の動きを楽しむことができる。
【0009】 さらに、請求項3記載の如く、前記蓄光体3が、複数混入されれば、複数箇所 で発光するので、装飾機能を一層向上させることができる。
【0010】 また、請求項4記載の如く、前記流動体2が、粘性を有してなれば、該流動体 2の流動抵抗が大きくなり、蓄光体3の移動をゆっくりとしたものにすることが できる。
【0011】 さらに、請求項5記載の如く、所定形状にデザインされた小径の装飾片4が、 更に前記流動体2に混入されてなれば、蓄光体3から発せられる光が装飾片4に 照射され、該装飾片4を浮き立たせることができ、いっそう興趣に富むものにす ることができる。
【0012】 また、請求項6記載の如く、前記外装容器体1は、外表面の一部に被取付体S を取り付ける取付部5が形成されてもよい。このようにすれば、被取付体Sが携 帯電話機用のストラップや、キーホルダーのチェーンなどである場合に、該装飾 体をストラップやキーホルダーの飾りとして採用することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態にかかる装飾体について、添付図面を参酌しつつ説 明する。
【0014】 本実施形態にかかる装飾体は、図1に示す如く、携帯電話機用のストラップの 飾りとして用いられている。該装飾体Dは、内部空間を形成して密閉状態をなす 透過性を有する外装容器体である本体1と、該本体1の内部空間に封入された透 過性を有する流動体2と、該流動体2に混入された粒状をなす複数の蓄光体3と 、前記流動体2に前記蓄光体3とともに混入された小径の装飾片4とで構成され ている。
【0015】 前記本体1は、透過性を有する(光を通過させ得る)ように、無色透明な樹脂 で形成されている。該本体1を形成する樹脂は、外力が加えられることで変形し 得る可撓性を有するものが採用されている。
【0016】 該本体1は、外形が所定形状(本実施形態においてはペンギンに模した形状) に設定されるとともに、該外形と略相似した内部空間を有している。該本体1の 上部(ペンギンの頭部)には、被取付体であるストラップS(環状の紐)が取り 付けられている。具体的には、本体1の上部(ペンギンの頭部)の外表面に、ス トラップSを取り付ける取付部5が凸設されており、該取付部5には、ストラッ プSのリングRを挿通する穴Hが穿設されている。このようにすることで、スト ラップSを本体1に容易に取り付けることができる。
【0017】 前記流動体2は、透過性を有する(光を通過させ得る)無色透明な液体であり 、粘性を有している。該流動体2は、前記本体1の内部空間に封入されている。
【0018】 前記蓄光体3は、蓄光顔料を含有する樹脂が粒状に形成されたものである。な お、ここで蓄光顔料とは、自然光や照明光を照射することで、該光(電磁波や放 射線のエネルギー)を吸収して蓄え、暗闇でこの蓄積した光(エネルギー)を徐 々に放出して発光する顔料をいう。
【0019】 前記装飾片4は、所望するデザインに形状設定されたものであり、本体1内で 移動し得るように小径に設定されている。本実施形態にかかる装飾片4は、十文 字状に形成さている。該複数の装飾片4のそれぞれは、赤色、青色、黄色などの 色とりどりの着色樹脂により形成されている。
【0020】 上記構成の装飾体Dは、静止状態にある場合には、図2(イ)に示す如く、流 動体2の粘性(抵抗)により、複数の蓄光体3、及び装飾片4が本体1内の略定 位置に位置するようになっている。
【0021】 そして、図2(ロ)に示す如く、本体1を変形させるように外力Fを加える( 使用者が掴む)と、本体1の変形により流動体2が押されて流動する。この際、 蓄光体3及び装飾片4も流動体2の流れ(流動)に従うように移動する。そして 、外力Fを取り除くと、本体1が元の形に戻り、内部の流動体2は、本体1の形 状に対応するように本体1内を移動するとともに、蓄光体3及び装飾片4も移動 する。したがって、本体1に外力Fを加えたり、該外力Fを取り除くことで、蓄 光体3が本体1内で移動するので、暗所でこのような動作を行えば、蓄光体3か ら発せされる光も移動する。これにより、ユニークな光の演出を楽しむことがで き、携帯電話機用のストラップを興趣に富むものとすることができる。
【0022】 尚、本考案の装飾体は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要 旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0023】 本実施形態において、装飾体Dを携帯電話機用のストラップSの飾りとして用 いたが、該装飾体Dは、携帯電話機用のストラップSの飾りに限定されるもので はなく、該装飾体Dにチェーンなどを取り付け、該装飾体Dをキーホルダーなど の飾りとしても用いることができる。
【0024】 また、装飾体Dは、携帯電話機用のストラップSやキーホルダーの飾りに限定 されるものではなく、装飾体DにストラップSやチェーンなどを取り付けず、装 飾体D自体のみで玩具として使用しても勿論よい。
【0025】 さらに、本実施形態において、本体1を可撓性を有する樹脂で形成したが、本 体1は、必ずしも可撓性を有する必要はなく、定型性を有するものであってもよ い。この場合において、蓄光体3の移動を担保すべく、流動体2を粘性の低い、 或いは粘性のない液体にすることが好ましい。
【0026】 また、本体1及び流動体2は、無色透明なものに限定されるものではなく、本 体1及び流動体2は、蓄光体3が自然光、又は照明光などの光を受けることがで き、且つ光を外部に照射することのできる透過性を有するものであればよい。し たがって、本体1及び流動体2は、透過性を担保した状態で鮮やかな色に着色さ れてもよい。このようにすれば、装飾体Dをいっそう興趣に富むものにすること ができる。
【0027】 さらに、本実施形態において、装飾片4を蓄光体3とともに流動体2に混入し たが、装飾片4は、必ずしも混入させる必要はなく、蓄光体3のみを流動体2に 混入してもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上の如く、本考案にかかる装飾体によれば、外装容器体に流動体とともに粒 状の蓄光体を混入したので、外装容器体を姿勢変更させることで、蓄光体が外装 容器体内で移動して発光位置を変化させることができ、興趣に富むという優れた 効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態にかかる装飾体を採用した
携帯電話機用のストラップの全体を示す斜視図である。
【図2】同実施形態にかかる装飾体の断面図であって、
(イ)は、外力の加えられていない状態を示し、(ロ)
は、外力が加えられ本体が変形した状態を示す。
【符号の説明】
1…本体(外装容器体)、2…流動体、3…蓄光体、4
…装飾片、5…取付部、D…装飾体、F…外力、H…
穴、R…リング、S…ストラップ(被取付体)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過性を有する外装容器体(1)と、該
    外装容器体(1)に封入された透過性を有する流動体
    (2)と、該流動体(2)に混入された粒状の蓄光体
    (3)とで構成されたことを特徴とする装飾体。
  2. 【請求項2】 前記外装容器体(1)は、可撓性を有
    し、外力を加えることで変形可能に構成されてなる請求
    項1記載の装飾体。
  3. 【請求項3】 前記蓄光体(3)が、複数混入されてな
    る請求項1又は2記載の装飾体。
  4. 【請求項4】 前記流動体(2)が、粘性を有してなる
    請求項1乃至3の何れかに記載の装飾体。
  5. 【請求項5】 所定形状にデザインされた小径の装飾片
    (4)が、更に前記流動体(2)に混入されてなる請求
    項1乃至4の何れかに記載の装飾体。
  6. 【請求項6】 前記外装容器体(1)は、外表面の一部
    に被取付体(S)を取り付ける取付部(5)が形成され
    てなる請求項1乃至5の何れかに記載の装飾体。
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