JP3091300U

JP3091300U - 教材用備長炭燃料電池

Info

Publication number: JP3091300U
Application number: JP2002005013U
Authority: JP
Inventors: 千年中筋
Original assignee: 千年中筋
Priority date: 2002-07-08
Filing date: 2002-07-08
Publication date: 2003-01-24
Anticipated expiration: 2008-07-08

Abstract

(57)【要約】【課題】電気分解・貯液層・燃料電池を円筒型に一体化
し、且つ備長炭を使用するこ事で、安全な実験と軽量化
をして、これを解決しようとするものでらる。【解決手段】本案は、貯液層内にＴ字管を内蔵させ、電
解槽共円筒型にし、連結させ一体化し軽量にした。且つ
電極には備長炭を使用して問題を解決している。。

Description

【考案の詳細な説明】【０００１】【考案が属する技術分野】本考案は、電解分解及び燃料電池の化学実験装置に関するもので有る。【０００２】【従来の技術】従来の装置は、【０００３】電解槽２個と貯液層１個を円筒型固定板付に一体化したものはなく、自動車等への搭載は不安定で且つ多種類の実験ができなかった。【０００４】貯液層内にはＴ字管を内蔵したものはなく、簡単に貯液ができなかった。【０００５】電極は特殊電極を使用している為、使用する電解液は限定され、実験範囲が狭められて不便である。【０００６】【考案が解決しようとする課題】本稿案の、解決する課題は【０００７】電解槽２個と貯液層１個を円筒型にし底板で連結する。【０００８】貯液層にはＴ字管を内蔵させ、安全な貯液ができる様にする。【０００９】電極には、備長炭を使用して、他種類の電解液で使用できる様にする。【００１０】ターミナル付き端子は、ゴム栓を有し、且つ極内部端子を螺旋型にし、備長炭の大きさや取り替えを簡単にできる様にする。これ等を解決しようとするものである。【００１１】【課題を解決するための手段】本考案は，【００１２】電解槽２個と貯液層１個を円筒型にし、底板で連結させる。【００１３】電解槽２個の各内側片方に穴を開け、貯液層の両側面に穴を開ける、中にＴ字管を内蔵させ、電解槽と電解槽を貯液層内のＴ字管で連ねる。【００１４】電極ホルダーは螺旋型極内部端子にした。【００１５】電極には備長炭を使用して問題を解決している。【００１６】【考案の実施の形態】（ア）電解槽２個と電液層１個は円筒型にし、底板で連結する。（イ）電解槽の２個には、ゴム栓付きリード線端子を装着する。（ウ）中央の貯液槽には、Ｔ字管を内蔵させ電解槽２個とＴ字管を通じて電解液が流れる様にする。（エ極内部端子は螺旋型端子にする。（オ）電極には備長炭を使用する。【００１７】以下添付図面の図１〜図７に従って一実施例を説明する。１図は図１で示すようにアクリル等（円筒など）の電解槽（１・２）で内側と貯液層（４）の下部両側に穴を開け、貯液槽内（４）に図２のＴ字管（５．６）で電解槽（１．２）につなげた。又安定させるため底板（３）で電解槽と（２）貯液層の３槽を固定する。図２Ｔ字管（５．６）はその形態を示したものである。図３リード線端子（７・８）付きゴム栓（９・１０）を電解槽（１．２）の上部に挿入する。極内部端子（１１・１２）は螺旋型にし備長炭電極を固定する。【００１８】図４の電解槽（１）へ電解液を注入する．電解液はＴ字管（５．６）の横パイプ（５）を通り、電解槽（２）に流れ、図５のように貯液層（４）・電解槽（１）・電解槽（２）Ｔ字管（５・６）の縦パイプ（６）の各８０％まで電解液を注入する。図６の如く、リード線端子付き（７・８）ゴム栓（９・１０）を電解槽（１．２）に挿入すると電解槽（１・２）・Ｔ字管（５・６）は電解液で満タンになる。、余った電解液はＴ字管（６）に流れて貯液槽（４）に溜まる。図７のリード線端子（７・８）に直流６Ｖ程度を流すと、電気分解が始まり水素と酸素が発生し、電解槽（１．２）の上部に水素と酸素が溜まる。水素と酸素の同量の電解液はＴ字管（５・６）を通りあふれ出て貯液層（４）に溜まる。【００１９】水素と酸素の溜まったリード端子（７・８）に負荷（電子メロディー等）を接続すると燃料電池になり、電気が流れ電子メロディーを鳴らします。電解液は水酸化ナトリウム・塩化ナトリウム・炭酸水素ナトリウム等他種類の電解液で実験できます。【００２０】備長炭を取り出して備長炭電池としても実験ができます。【考案の効果】１台で３役備長炭電池・電解装置・燃料電池の実験が可能で貯液槽を有する為、電解液をこぼす事はなく安全な実験が可能です。全体がコンパクトのためミニ自動車にも搭載した実験が可能です。

【図面の簡単な説明】【図１】本考案の連結固定部を示す図面である。【図２】本考案の貯液槽とＴ字管の図面である。【図３】電極部分を示す図面である。【図４】電解液の注入方法を示す図面である。【図５】電解液の注入を完了した図面である。【図６】電極部分を固定し、実験準備を完了した図面で
ある。【図７】電気分解で水素と酸素を発生させ、発生した水
素と酸素で、燃料電池の実験ができる状態を示す図面で
ある。【符号の説明】１・２電解槽３槽固定板４貯液層５Ｔ字管横パイプ６Ｔ字管縦パイプ７・８リード線端子９・１０ゴム栓１１・１２極内部端子１３・１４備長炭

Claims

【実用新案登録請求の範囲】【請求項１】（ア）円筒型電解漕２個と貯液層１個を底
板により連結する。（イ）中央の円筒型貯液漕に電解槽２個に通じるＴ字管
を内蔵する。（ウ）両側の円筒型電解漕の上部に電極付きゴム栓を付
ける。（エ）リード線端子は螺旋型電極ホルダー付き。（オ）電極に備長炭を使用する。以上（ア）（イ）（ウ）（エ）（オ）から構成され、備
長炭電池・電気分解燃料電池の実験を可能にした教材用
備長炭燃料電池である。