JP3091171B2 - ごみ箱 - Google Patents

ごみ箱

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JP3091171B2
JP3091171B2 JP09241356A JP24135697A JP3091171B2 JP 3091171 B2 JP3091171 B2 JP 3091171B2 JP 09241356 A JP09241356 A JP 09241356A JP 24135697 A JP24135697 A JP 24135697A JP 3091171 B2 JP3091171 B2 JP 3091171B2
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bag
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田 敏 則 塚
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株式会社 環境システムズ
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/04Refuse receptacles; Accessories therefor with removable inserts
    • B65F1/06Refuse receptacles; Accessories therefor with removable inserts with flexible inserts, e.g. bags or sacks
    • B65F1/062Refuse receptacles; Accessories therefor with removable inserts with flexible inserts, e.g. bags or sacks having means for storing or dispensing spare bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/16Lids or covers
    • B65F1/1607Lids or covers with filling openings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F2210/00Equipment of refuse receptacles
    • B65F2210/124Counting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高速道路の
サービスエリアやコンビニエンス・ストアの店頭等に設
置されるごみ箱に関し、より詳しくは、所定の期間内に
何個のごみ入りごみ袋がこのごみ箱から回収されたかを
カウントするカウンタを備えたごみ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば高速道路のサービスエリア
やコンビニエンス・ストアの店頭等にはごみ箱が設置さ
れ、利用者が捨てるごみを受け入れている。これらのご
み箱の内部には、通常、ポリ袋やビニール袋等のごみ袋
が装着される。そして、ごみ箱がごみで一杯になると、
ごみ回収の作業員はごみ箱からごみ袋を取り出してごみ
を処分するとともに、新しいごみ袋をごみ箱に装着し、
再びごみを受け入れる状態とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、事業
系のごみを有料で処理する自治体が増えてきているた
め、ごみを回収する業者は、どこの事業所からどれだけ
の量のごみを回収したかを明確に記録し、ごみ処理料金
の請求金額に反映させて各事業所ごとに請求しなければ
ならない。しかしながら、従来は、どこの事業所からど
れだけの量のごみを回収したかというデータは、回収し
たごみ入りごみ袋の数を作業員が数えることによって得
られている。これにより、回収したごみ入りごみ袋の個
数を数え忘れたり数え間違ったりすると、ごみ処理料金
の請求金額の根拠が曖昧なものとなってしまう。
【0004】また、サービスエリアには多数のごみ箱が
設置されるが、設置するごみ箱の数や設置場所が適切で
あるか否かは、個々のごみ箱から回収されるごみの量を
測定することによって判断することができる。しかしな
がら、従来は、個々のごみ箱から回収されるごみの量を
長期間にわたって調査し集計する作業は、すべて人手に
頼らざるを得ず、極めて煩雑なものであった。
【0005】一方、ごみ箱がごみで満杯となった際に
は、直ちにごみを回収しないとごみ箱の周囲にごみが散
乱し、美観上も衛生上も好ましくない。しかしながら、
従来は、ごみ箱に装着するごみ袋は保管倉庫に保管され
ており、ごみ箱に装着するごみ袋を用意するためには保
管倉庫までいちいち出向かなければならない。特に高速
道路のサービスエリアは広大であるため、保管倉庫まで
歩く距離が長くて面倒である。また、保管倉庫の鍵を管
理者から借り受けなければならない。これにより、従来
は、ごみ箱がごみで満杯となっても、気が付いた関係者
が直ちにごみを処理することはできず、ごみ回収の作業
員が巡回して来るまで待たなければならないという状況
が生じていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、ごみ箱から回収
されたごみの量を機械的に記録することができるごみ
箱、および予備のごみ袋を収納していつでもその場で予
備のごみ袋を提供することができるごみ箱を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載のごみ箱は、ごみを受け入
れるごみ袋が装着されるごみ受け部と、予備のごみ袋を
収納するごみ袋収納部と、前記ごみ袋収納部内に収納さ
れた予備のごみ袋を前記ごみ袋収納部から取り出す際に
変位させられる変位部材と、この変位部材の変位によっ
て駆動されてカウント値を増加させるカウンタとを備え
る。好ましくは、前記変位部材は、前記ごみ袋収納部を
開閉する開閉扉とされる。また、前記変位部材を、前記
ごみ袋収納部内に収納された前記予備のごみ袋の表面に
接触するとともに、前記予備のごみ袋の取り出しに伴っ
て回転変位させられるローラとすることができる。な
お、前記予備のごみ袋を収納する収納手段に前記変位部
材および前記カウンタをそれぞれ組み付けて、前記ごみ
受け部とは別個のカウンタ装置を構成し、このカウンタ
装置を前記ごみ受け部に組み付けることができる。
【0008】また、本発明の請求項5に記載のごみ箱
は、ごみを受け入れるごみ袋が装着される容器と、この
ごみ容器内で前記ごみ袋を下方から支える可動板と、こ
の可動板を上方に付勢して持ち上げる付勢手段と、前記
可動板が前記ごみ袋内に投入されたごみの重量によって
下方に変位すると駆動されてカウント値を増加させるカ
ウンタとを備える。なお、前記可動板と前記付勢手段お
よび前記カウンタをそれぞれ支持部材に組み付けて前記
ごみ容器とは別個のカウンタ装置を構成し、前記カウン
タ装置を前記ごみ容器に組み付け可能とすることができ
る。
【0009】また、本発明の請求項7に記載のごみ箱
は、ごみを受け入れるごみ容器と、このごみ容器の開口
部分に取り付けられる蓋と、この蓋が前記ごみ容器から
取り外されると作動してカウント値を増加させるカウン
タとを備える。
【0010】すなわち、請求項1に記載のごみ箱におい
ては、予備のごみ袋がごみ袋収納部内に収納されている
ので、予備のごみ袋を入手するために作業者が保管倉庫
までわざわざ出向く必要がない。また、ごみ袋収納部か
ら予備のごみ袋を取り出そうとすると変位部材が変位
し、カウンタがカウント値を増加させるので、ごみ受け
部から取り出されたごみ入りごみ袋の個数を数えること
ができる。また、ごみ袋収納部を開閉する開閉扉を変位
部材とする場合には、ごみ袋収納部から予備のごみ袋を
取り出そうとして作業者が開閉扉を開くと、カウンタが
作動してカウント値が増加する。また、ごみ袋の引き出
しによって回転変位させられるローラを変位部材とする
ことにより、取り出されるごみ袋を直接検出してカウン
ト値を増加させることができる。なお、カウンタ装置を
別個に構成することにより、既存のごみ箱にも容易にカ
ウンタを後付けすることができる。
【0011】一方、請求項5に記載のごみ箱において
は、ごみ袋に投入されたごみの重量が付勢手段による上
向きの付勢力を上回ると、底板が下方に変位してカウン
タを駆動し、カウント値を増加させる。なお、カウンタ
装置を別個に構成することにより、既存のごみ箱にも容
易にカウンタを後付けすることができる。
【0012】また、請求項7に記載のごみ箱において
は、ごみを回収する作業者がごみ箱の蓋を容器から取り
外すと、カウンタが作動してカウント値が増加する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるごみ箱の第1
乃至第5実施形態を、図1乃至図10を参照して詳細に
説明する。ここで、図1は本発明に係る第1実施形態の
ごみ箱の全体斜視図、図2は図1に示したごみ箱の全体
縦断面図、図3は図2中に示したカウンタを拡大して示
す斜視図、図4は図1に示したごみ箱の作動を示す要部
拡大断面図、図5は本発明に係る第2実施形態のごみ箱
の全体縦断面図、図6は本発明に係る第3実施形態のご
み箱の全体縦断面図、図7は図6中に示したカウンタを
拡大して示す斜視図、図8は本発明に係る第4実施形態
のごみ箱の要部拡大断面図、図9は本発明に係る第5実
施形態のごみ箱の要部拡大断面図、図10は図9に示し
たごみ箱の作動を説明する要部拡大断面図である。
【0014】第1実施形態 まず、本発明に係る第1実施形態のごみ箱について、図
1乃至図4を参照して説明する。
【0015】図1に示した本第1実施形態のごみ箱10
0は、ごみを受け入れるごみ容器10と、このごみ容器
10の開口に着脱自在に取り付けられる蓋20と、前記
ごみ容器10内の底部に配置された、後述する第1のカ
ウンタ装置30とを備えている。そして、前記ごみ容器
10内の前記第1のカウンタ装置30より上方の空間は
ごみ受け部11とされ、このごみ箱100内に投入され
るごみを受け入れるごみ袋40が、ごみ容器10のフラ
ンジ12と蓋20のフランジ21とによって挟持された
状態で取り付けられる。
【0016】前記第1のカウンタ装置30は、ごみ容器
10内の底面に密着する底板31と、この底板31の周
囲に立設された縦壁32と、この縦壁32により支持さ
れた天板33とから形成された、箱状のハウジング34
を有している。このハウジング34の内部空間はごみ袋
収納部13とされ、予備のごみ袋40を多数枚束ねたご
み袋パック41が収納される。
【0017】前記ごみ袋パック41は、予備のごみ袋4
0を多数枚折り重ねた状態で束ねて図示されないビニー
ル袋内に収納したものである。そして、前記ビニール袋
は、予備のごみ袋40を折り曲げた部分42においてそ
の一部が破られており、この破られた部分から予備のご
み袋40を一枚ずつ引き出せるようになっている。ま
た、前記天板33の一部は図示されないヒンジによって
回動自在に支持された開閉扉35とされている。そし
て、前記開閉扉35を開くと、前記ごみ袋パック41を
前記ごみ袋収納部13内に容易に挿入できるとともに、
予備のごみ袋40を一枚ずつ容易に取り出せるようにな
っている。
【0018】一方、前記ハウジング34には、ごみ袋収
納部13内から取り出された予備のごみ袋40の枚数を
数えるカウンタ50が取り付けられている。このカウン
タ50は、図3に示したように、直方体状の本体部分5
1内に歯車作動式のカウンタ機構52を内蔵したもの
で、上方に突出するプッシュロッド53を一回押し下げ
る毎にカウント値が一つずつ増加し、最大9999まで
カウントすると再び0に戻る構造となっている。また、
図示されないリセットボタンを操作することにより、カ
ウント値を0に戻せるようになっている。なお、カウン
タ50に表示されたカウント値は、ごみ容器10の側壁
下端部に貫設された抜き窓14を介して、ごみ容器10
の外部からも容易に視認することができるようになって
いる。
【0019】次に、本第1実施形態のごみ箱100の作
動を説明すると、このごみ箱100を取り扱う作業者
は、まず第1のカウンタ装置30をごみ容器10から取
り出し、ハウジング34内にごみ袋パック41を収納す
る。次いで、カウンタ50のカウント値を0にリセット
した後、第1のカウンタ装置30をごみ容器10内の底
部に配置する。その後、ごみ袋40をごみ容器10の内
壁に沿わせて取り付けてごみ容器10に蓋20を固定す
ると、ごみ袋40はごみ容器10のフランジ12と蓋2
0のフランジ21とによって挟持されて固定される。こ
れにより、蓋20のごみ投入口22から投入されたごみ
は、ごみ袋40によって受け取られる。
【0020】本第1実施形態のごみ箱100がごみで一
杯になると、作業者は蓋20をごみ容器10から取り外
した後、ごみ袋40ごとごみを取り出して塵芥収集車に
移載する。次いで、第1のカウンタ装置30をごみ容器
10から取り出すとともに、その開閉扉35を開けてご
み袋40の折り曲げ部42をつかみ、ハウジング34内
から予備のごみ袋40を一枚取り出す。このとき、予備
のごみ袋40を掴んだ作業者の手により開閉扉35が大
きく開かれると、図4に示したように、開閉扉35の端
部がカウンタ50のプッシュロッド53を押し下げる。
すると、ハウジング34内から取り出された予備のごみ
袋40の枚数をカウントしているカウンタ50のカウン
ト値は一つ増加する。その後、作業者は、開閉扉35を
閉じた第1のカウンタ装置30をごみ容器10内に戻し
た後、第1のカウンタ装置30内から取り出した新しい
ごみ袋40をごみ容器10内に取り付け、蓋20をごみ
容器10に取り付ける。
【0021】すなわち、本第1実施形態のごみ箱100
によれば、ハウジング34内から取り出された予備のご
み袋40の枚数を、カウンタ50にデータとして記録す
ることができる。そして、カウンタ50に記録されたデ
ータは、このごみ箱100から回収したごみ入りごみ袋
の個数と判断することができるから、このごみ箱100
から回収されたごみの総容量や、このごみ箱100の利
用状況を容易に知ることができる。したがって、本第1
実施形態のごみ箱100によれば、水道やガスにメータ
が取り付けられてその使用量を把握できるように、ごみ
箱100から回収されたごみの総量を容易に把握して、
ごみ処理料金の請求に活用することができる。また、ご
み箱100の利用頻度を容易に知ることができるから、
例えば高速道路のサービスエリア等において、ごみ箱の
設置場所や設置個数が適切であるか否かを、容易に判断
することができる。
【0022】さらに、本第1実施形態のごみ箱100
は、その内部に予備のごみ袋40を収納しているので、
ごみ回収作業の際に即座に新しいごみ袋40を補充する
ことができる。したがって、例えば高速道路のサービス
エリアや公園のような広大な領域において、予備のごみ
袋を保管している保管倉庫まで予備のごみ袋を取りに出
かけたり、保管倉庫の鍵を借り受けに出向いたりする手
間を必要としない。これにより、ごみ箱が満杯となって
いることを見つけた関係者は、誰でもその場で満杯とな
ったごみ袋を取り出して新しいごみ袋を装着することが
できるから、ごみ箱の周囲にごみが散乱して美観を損ね
たり衛生上の問題生じたりすることを確実に防止できる
ばかりでなく、配置された人員の有効活用を図ることも
できる。
【0023】さらに、本第1実施形態のごみ箱100
は、ごみ容器10と蓋20とを組み合わせてなる一般的
なごみ箱内に、第1のカウンタ装置30を設置しただけ
のものであるから、既存のごみ箱を容易にカウンタ付の
ごみ箱に改造することができる。しかしながら、第1の
カウンタ装置30を構成する天板33や開閉扉35,カ
ウンタ50等をごみ容器10に一体的に組み込んで、新
規なごみ箱として製造することができることは言うまで
もない。
【0024】第2実施形態 次に、本発明による第2実施形態のごみ箱について図5
を参照して説明すると、本第2実施形態のごみ箱200
は、ごみ容器10の外壁面に第2のカウンタ装置60を
取り付けたものである。前記第2のカウンタ装置60
は、前述したごみ袋パック41を収納するハウジング6
1内にカウンタ50を取り付けたもので、前記ハウジン
グ61の上部開口を開閉する開閉扉62を開けると前記
プッシュロッド53が押し下げられ、カウント値が一つ
増加するようになっている。
【0025】すなわち、本第2実施形態のごみ箱200
は、第2のカウンタ装置60をごみ容器10の外壁面に
取り付けたものであるから、ごみ容器10内のごみ袋4
0を取り出すことなく、ハウジング61内に収納された
予備のごみ袋40を容易に取り出すことができる。ま
た、本第2実施形態のごみ箱200は、通常用いられて
いるごみ容器10の外壁面に第2のカウンタ装置60を
取り付けただけのものであるから、既存のごみ箱を容易
にカウンタ付きごみ箱に改造することができる。
【0026】第3実施形態 次に、本発明による第3実施形態のごみ箱について、図
6および図7を参照して説明する。
【0027】上述した第1および第2実施形態のごみ箱
100,200は、いずれも開閉扉35,62を開閉す
るとカウンタ50のカウント値が増加する構造とされて
いた。これに対して、本第3実施形態のごみ箱300
は、ごみ袋収納部13内に収納されている予備のごみ袋
40を引っぱり出すことにより、カウンタ50のカウン
ト値が増す構造とされている。
【0028】すなわち、図6に示したように、本第3実
施形態のごみ箱300は、ごみ容器10の外壁面に第3
のカウンタ装置70を取り付けたものである。前記第3
のカウンタ装置70は、前述したごみ袋パック41を収
納するハウジング71内にカウンタ80を取り付けたも
のである。
【0029】前記カウンタ80は、図7に示したよう
に、その本体部分81の両側壁に回転自在に取り付けら
れた左右一対の車輪82,83を有している。そして、
図示左側の車輪83は回転軸84を介してカウンタ80
内の歯車式カウント機構に接続されている。さらに、前
記カウンタ80は、図6に示したように、前記ハウジン
グ71の内壁面に支軸86により軸支された支持アーム
85の揺動端に固着されるとともに、ハウジング70の
内部において図示されないコイルばね等の付勢手段によ
って付勢され、その前記車輪82,83が予備のごみ袋
40の折り曲げ部42に押圧されている。
【0030】これにより、作業者がハウジング71の上
部を開閉する開閉扉72を開けて予備のごみ袋40を一
枚引っぱり出すと、ごみ袋40の表面に接触している車
輪83が回転させられる。そして、カウンタ80は、車
輪83が所定の回転角度以上回転するとそのカウント値
を一つ増加させる。なお、予備のごみ袋40の残り枚数
が少なくなっても、カウンタ80は、支持アーム85の
揺動によってその車輪83が確実に予備のごみ袋40の
表面に接触するので、最後の一枚の予備のごみ袋40ま
で、引っぱり出された枚数を確実にカウントすることが
できる。したがって、本第3実施形態のごみ箱300に
よれば、ごみ袋収納部13の外側に引っぱり出された予
備のごみ袋40の枚数を、直接かつ確実にカウントする
ことができる。また、本第3実施形態のごみ箱300
は、通常用いられているごみ容器10の外壁面に第3の
カウンタ装置70を取り付けただけのものであるから、
既存のごみ箱を容易にカウンタ付きごみ箱に改造するこ
とができる。
【0031】第4実施形態 次に、本発明による第4実施形態のごみ箱について図8
を参照して説明すると、本第4実施形態のごみ箱は、前
述した第1乃至第3実施形態のごみ箱100,200,
300とは異なり、ごみ容器10と蓋20との間に直接
カウンタ50を介装したものである。
【0032】すなわち、図8に示したように、本第4実
施形態のごみ箱400においては、蓋20のフランジ2
1に設けられた膨出部23にカウンタ50が取り付けら
れている。そして、そのプッシュロッド53は、その下
端がごみ容器10のフランジ21の上面に当接するよう
に配置されている。これにより、ごみで満杯となったご
み袋をごみ容器10から取り出すために、作業者がごみ
箱400の蓋20をごみ容器10から取り外すと、カウ
ンタ50のプッシュロッド53が伸張してカウント値が
一つ増加する。なお、カウンタ50のカウント値は、蓋
20に設けられた抜き窓24から容易に視認することが
できる。
【0033】したがって、本第4実施形態のごみ箱40
0によれば、作業者が予備のごみ袋40を他から持参し
た場合でも、このごみ箱400から取り出されたごみ入
りごみ袋40の個数を確実にカウントすることができ
る。なお、蓋20のフランジ21がカウンタ50のプッ
シュロッド53より下方に延びているので、蓋20を地
面に置いたとしてもカウンタ50のカウント値が増加す
ることはない。
【0034】第5実施形態 次に、本発明による第5実施形態のごみ箱について図9
および図10を参照して説明すると、本第5実施形態の
ごみ箱500は、ごみ容器10内の底部に第4のカウン
タ装置90を配置したもので、ごみ容器10内からごみ
入りごみ袋40を持ち上げるとカウンタ50のカウント
値が一つ増す構造とされている。
【0035】前記第4のカウンタ装置90は、図9に示
したように、ごみ容器10内の底壁面に密着する底板9
1と、この底板91から立設された縦壁92と、前記底
板91上に取り付けられた複数のコイルばね93と、こ
れらのコイルばねによって上方に付勢される可動天板9
4とを有している。これにより、前記可動天板94に所
定の重さ以上のごみGの重量が作用すると、可動天板9
4はコイルばね93の付勢力に抗して下方に変位し、前
記縦壁92の上端面に着座するとともに、カウンタ50
のプッシュロッド53を押し下げる。これに伴い、カウ
ンタ50のプッシュロッド53が押し下げられてカウン
ト値が一つ増加する。
【0036】すなわち、本第5実施形態のごみ箱500
によれば、作業者がこのごみ箱500から取り出したご
み入りごみ袋40の個数を、直接かつ確実にカウントす
ることができる。また、ごみGの重量が所定の重量以上
に増加しないと、可動天板94が縦壁92の上端面上に
着座してカウンタ50のプッシュロッド53を押し下げ
ないので、所定の重量に達したごみ入りごみ袋の個数の
みを確実にカウントすることができる。また、本第5実
施形態のごみ箱500は、通常用いられているごみ容器
10の内側底部に第4のカウンタ装置90を設置しただ
けのものであるから、既存のごみ箱を容易にカウンタ付
ごみ箱に改造することができる。なお、コイルばね93
に代えて、板ばねや、トーションバー、筍ばね等、機械
工学の分野で使用される種々の形式のばねを用いること
もできるし、ゴムブロック等の弾性体をも使用すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のごみ箱は、予備のごみ袋をそのごみ袋収納部内に収納
する構造としたので、ごみ回収作業の際に、即座に新し
いごみ袋を取り出して装着することができる。これによ
り、例えば高速道路のサービスエリアや公園のような広
大な領域において、予備のごみ袋を入手するために保管
倉庫までわざわざ歩いて出かけたり、保管倉庫の鍵を借
り受けに出向いたりする手間を全く必要としない。これ
により、ごみ箱が満杯となっていることを見つけた関係
者は、誰でもその場で、即座に満杯となったごみ袋を取
り出して新しいごみ袋を装着することができるから、ご
み箱の周囲にごみが散乱して美観を損ねたり衛生上の問
題生じたりすることを確実に防止することができる。ま
た、ごみ回収専門の作業員でなくとも、ごみで満杯とな
ったごみ袋を取りだして新しいごみ袋を装着することが
できるから、職種の固定化を排して、配置した人員を有
効に活用することができる。
【0038】また、本発明のごみ箱によれば、このごみ
箱から回収されたごみ入りごみ袋の個数をカウントする
ことができるから、水道やガスにメータが取り付けられ
てその使用量を把握できるように、ごみ箱から回収され
たごみの総量を容易に把握すし、ごみ処理料金の請求
や、ごみ箱の利用頻度を知るために活用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のごみ箱の全体斜視
図。
【図2】図1に示したごみ箱の全体縦断面図。
【図3】図2中に示したカウンタを拡大して示す斜視
図。
【図4】図1に示したごみ箱の作動を示す要部拡大断面
図。
【図5】本発明に係る第2実施形態のごみ箱の全体縦断
面図。
【図6】本発明に係る第3実施形態のごみ箱の全体縦断
面図。
【図7】図6中に示したカウンタを拡大して示す斜視
図。
【図8】本発明に係る第4実施形態のごみ箱の要部拡大
断面図。
【図9】本発明に係る第5実施形態のごみ箱の要部拡大
断面図。
【図10】図9に示したごみ箱の作動を説明する要部拡
大断面図。
【符号の説明】
G ごみ 10 ごみ容器 11 ごみ受け部 12 フランジ 13 ごみ袋収納部 14 抜き窓 20 蓋 21 フランジ 22 ごみ投入口 23 膨出部 24 抜き窓 30 第1のカウンタ装置 40 ごみ袋 41 予備のごみ袋 42 折り曲げ部 50 カウンタ 53 プッシュロッド 60 第2のカウンタ装置 61 ハウジング 62 開閉扉 70 第3のカウンタ装置 71 ハウジング 72 開閉扉 80 カウンタ 82,83 車輪 84 回転軸 85 支持アーム 86 支軸 90 第4のカウンタ装置 93 コイルばね 94 可動天板 100 本発明による第1実施形態のごみ箱 200 本発明による第2実施形態のごみ箱 300 本発明による第3実施形態のごみ箱 400 本発明による第4実施形態のごみ箱 500 本発明による第5実施形態のごみ箱

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ごみを受け入れるごみ袋が装着されるごみ
    受け部と、予備のごみ袋を収納するごみ袋収納部と、前
    記ごみ袋収納部内に収納された予備のごみ袋を前記ごみ
    袋収納部から取り出す際に変位させられる変位部材と、
    この変位部材の変位によって駆動されてカウント値を増
    加させるカウンタとを備えることを特徴とするごみ箱。
  2. 【請求項2】前記変位部材は、前記ごみ袋収納部を開閉
    する開閉扉とされることを特徴とする請求項1に記載の
    ごみ箱。
  3. 【請求項3】前記変位部材は、前記ごみ袋収納部内に収
    納された前記予備のごみ袋の表面に接触するとともに、
    前記予備のごみ袋の取り出しに伴って回転変位させられ
    るローラとされることを特徴とする請求項1に記載のご
    み箱。
  4. 【請求項4】前記予備のごみ袋を収納する収納手段に前
    記変位部材および前記カウンタがそれぞれ組み付けられ
    て、前記ごみ受け部とは別個のカウンタ装置を構成し、
    かつ前記カウンタ装置が前記ごみ受け部に組み付けられ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    ごみ箱。
  5. 【請求項5】ごみを受け入れるごみ袋が装着されるごみ
    容器と、このごみ容器内で前記ごみ袋を下方から支える
    可動板と、この可動板を上方に付勢して持ち上げる付勢
    手段と、前記可動板が前記ごみ袋内に投入されたごみの
    重量によって下方に変位すると駆動されてカウント値を
    増加させるカウンタとを備えることを特徴とするごみ
    箱。
  6. 【請求項6】前記可動板と前記付勢手段および前記カウ
    ンタが、それぞれ支持部材に組み付けられて前記ごみ容
    器とは別個のカウンタ装置を構成し、かつ前記カウンタ
    装置が前記ごみ容器に組み付けられることを特徴とする
    請求項5に記載のごみ箱。
  7. 【請求項7】ごみを受け入れるごみ容器と、このごみ容
    器の開口部分に取り付けられる蓋と、この蓋が前記ごみ
    容器から取り外されると作動してカウント値を増加させ
    るカウンタとを備えることを特徴とするごみ箱。
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