JP3091066B2 - 金属の横型連続鋳造方法 - Google Patents

金属の横型連続鋳造方法

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JP3091066B2
JP3091066B2 JP05265834A JP26583493A JP3091066B2 JP 3091066 B2 JP3091066 B2 JP 3091066B2 JP 05265834 A JP05265834 A JP 05265834A JP 26583493 A JP26583493 A JP 26583493A JP 3091066 B2 JP3091066 B2 JP 3091066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属の溶湯を保持炉に
取り付けられたモ−ルドにて冷却し、鋳片を連続的に引
き出す金属の横型連続鋳造方法に係り、特に金属製薄板
用の横型連続鋳造に好適な横型連続鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属の横型連続鋳造方法の概略を
図7を用いて説明する。金属の溶湯を保持炉1に取り付
けられたモ−ルド2にて冷却し、ピンチロ−ル5,5a
にて比較的薄い厚さ(約15〜20mm)の鋳片7を水平
方向に連続的に引き出し、必要な長さの鋳片をシャ−6
にて切断し、アップコイラ−8にてコイリングする。
【0003】モ−ルド2とピンチロ−ル5,5aとの間
には、モ−ルド2から出た高温の鋳片7を常温まで冷却
するために2次冷却装置4が設けられている。したがっ
て、モ−ルド2とピンチロ−ル5,5aとの距離は通常
2000mm以上あり、鋳片のパスラインを維持するた
めに1個又は複数個のパスラインロ−ル3が設置され
る。
【0004】モ−ルド2に最も近いパスラインロ−ル3
とモ−ルドとの距離をL3とすると、L3はモ−ルド2を
交換する際に保持炉を傾ける等の作業に支障をきたさな
いだけの距離を取っておく必要から通常1000mm以
上となっている。従来の厚さが15〜20mmで、幅が3
50〜800mmである鋳片の鋳造においては、以上に述
べた方法で特に問題の生じることはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
生産性や歩留を向上させるために、鋳片の薄肉化や広幅
化が従来以上に望まれるようになってきたが、鋳片を薄
肉化したり、広幅化したりすると、図7に示すように、
引き抜きの際に鋳片が引き抜き方向に波打つという現象
が現われる。このように鋳片7が波打つとパスラインロ
−ル3やピンチロ−ル5等のロ−ル以外の、本来鋳片が
接触しない鋳造装置の部位にも鋳片7が接触して、鋳片
表面に傷が入るという問題がある。また鋳片7を切断し
た際に、鋳片の保持炉側端末がシャ−6にぶつかって、
鋳片を引き抜くことができなくなるという重大問題が発
生する。またアップコイラ−8において、鋳片の先端を
検知するためには構造上、鋳片7の側面部をセンサ−で
検知しているが、これが正確に検知できなくなる欠点も
ある。
【0006】また、金属の横型連続鋳造では、モ−ルド
内で安定した凝固シェルを形成するために、前進、後退
をくり返しながら引き抜きを行なうが、後退時に鋳片が
たわんでしまい、一定の後退量を確保できなくなるとい
う問題もある。さらに、引き抜きの際に鋳片がモ−ルド
内面の上、下面と強く接触するため、モ−ルドの寿命が
著しく短期化するなどという問題が発生する。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、金属の横型連続鋳造において、鋳片を薄肉化、
あるいは広幅化した際に発生する鋳片の引き抜き方向の
波打ち現象を防止できる金属の横型連続鋳造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、金属の溶湯を保持炉に設けられたモ−ル
ドにて冷却し、鋳片を連続的に引き出す金属の横型連続
鋳造方法において、モ−ルドに最も近いパスラインロ−
ルの位置(モ−ルドからの距離L1)と鋳片の断面サイ
ズ(幅W,厚さT)が、350mm≦W≦1200mm,8m
m≦T≦20mmの場合に、モ−ルドからの距離L1と鋳片
の断面サイズとの関係がL1≦A×T/W となる条件
で、鋳片を引き抜くことを特徴としており、またモ−ル
ド内面の上面が水平とした場合に、モールド内面の下面
の傾斜角θと、モ−ルドの引き抜き方向の長さL2と、
溶湯入側の開口幅t2および引き抜き側の開口幅t1との
関係が、0.8×1/103≦tanθ=(t1−t2
/L2≦1.8×1/103 の条件を満足しているモー
ルドを用いることを特徴とする金属の横型連続鋳造方法
である。
【0009】すなわち、本発明の特徴とするところは、
鋳片の波打ちの要因となるモ−ルド内面の上、下面から
の不均一な抜熱を防止するために、鋳片の引抜き断面サ
イズ(幅W×厚さT)に対応する最適なパスラインロ−
ルのモ−ルドからの距離L1を設定し、また最適なモ−
ルド形状を得るためのモールド内面の傾斜角θを決定す
ることにより薄肉、広幅の鋳片の引き抜きの際に波打ち
現象を防止できる金属の横型連続鋳造方法である。
【0010】
【作用】次に、本発明の作用について説明すると、横型
連続鋳造方法における引き抜きの際に発生する波打ち現
象の発生要因は、モ−ルド内において鋳片の上、下面が
不均一に抜熱されることによるものであり、鋳造を開始
した直後、モ−ルド上面とモ−ルド下面及び先頭のダミ
−バ−により溶湯は抜熱され、凝固する。この凝固収縮
した鋳片は重力のためにモ−ルド上面に比べてモ−ルド
下面により広く接触する。そのため鋳片下面からの抜熱
が鋳片上面からの抜熱よりも大きくなる。その結果、鋳
片には上に凸の熱応力が発生する。そして鋳造が進み時
間の経過にしたがいモ−ルドの外へ引き抜かれた鋳片は
モ−ルドからの拘束が無くなり、熱応力が解放されるた
め上に凸のひずみを生ずる。このひずみにより今度はモ
−ルド下面に比べてモ−ルド上面により広く接触する。
そして鋳片上面からの抜熱が、鋳片下面からの抜熱より
も大きくなる。その結果、鋳片には反対に下に凸の熱応
力が発生する。
【0011】さらに、上記メカニズムで発生した波打ち
現象は、時間の経過とともに鋳造が進行して鋳片の上に
凸な部分がパスラインロ−ル上に達すると、鋳片がモ−
ルド下面により広く接触し、今度は上に凸の熱応力が発
生する。さらに鋳片は時間の経過にしたがいモ−ルドの
外で熱応力が解放され、上に凸のひずみを生じつつ進行
し、今度は、鋳片の下に凸な部分がパスラインロ−ル上
に達すると、鋳片はモ−ルド上面により広く接触し、反
対に下に凸の熱応力が発生する。鋳片は時間の経過にし
たがいモ−ルドの外で熱応力が解放され、下に凸のひず
みを生じつつ進行し、鋳片の上に凸な部分がパスライン
ロ−ル上に達すると、鋳片はモ−ルド下面により広く接
触し、反対に上に凸の熱応力が発生し、最初の状況に戻
る。以後、このサイクルが繰り返され、サインカ−ブ状
の波打ちが発生する。
【0012】上記の波打ち現象の発生を防止するには、
この波打ち現象の発生メカニズムからモ−ルドの上、下
面への鋳片の接触を均等にすることが必要であり、その
ためにこの波打ちを防止するには、パスラインロ−ルを
モ−ルドに近接した一定距離に配置することによって解
決できる。しかも、この波打ちを防止できるパスライン
ロ−ルとモ−ルドとの最善の距離は、鋳片の厚さと幅と
に関係があり、L1 ≦A×T/W・・・(1) なる関
係式が存在する。すなわち、パスラインロ−ル4とモ−
ルド2との距離をL1 とすると、波打ちを発生させない
限界の距離L1 は、鋳片の厚さTが8mmから20mmの範
囲で厚さTに比例し、幅Wが350mmから1200mmの
範囲で幅Wに反比例する。また、上記の式においてAは
金属により決まる定数で、1×104から5×104の範
囲となる。したがって、鋳片の引抜き断面サイズ(幅W
×厚さT)に対応する最適なパスラインロ−ルのモ−ル
ドからの限界の距離L1を決定することによりモ−ルド
内面の上、下面からの均一な抜熱を行なうことができ、
波打ちを防止できる。
【0013】さらに、上記の関係に加え、モールド内面
の下面の最善の傾斜角θは、モ−ルドの引き抜き方向の
長さL2、溶湯側の開口幅t2、引き抜き側の開口幅t1
との間に、0.8×1/103≦tanθ=(t1
2)/L2≦1.8×1/103の関係があり、この条
件に合致したモールド内面の下面の傾斜角θをもつモ−
ルドを用いることで、一層波打ち現象を起こさないで、
安定して薄肉の鋳片を鋳造することができる。
【0014】
【実施例】発明者らは、鋳片の波打ちを防止すべく、種
々の実験及び検討を重ねた結果、波打ち発生の要因が、
モ−ルド内において、鋳片の上、下面が不均一に抜熱さ
れることにあることを見出し、その発生メカニズムを実
験によって解明し、その波打ち現象の防止できる横型連
続鋳造方法を発明した。以下に、本発明に係る横型連続
鋳造方法による電気・電子機器部品にばね材等として使
用されるりん青銅合金の薄板用の横型連続鋳造について
行なった実験を図面を参照して説明する。図1は本実験
に使用した横型連続鋳造装置を示しており、金属の溶湯
を保持炉1に取り付けられたモ−ルド2にて冷却し、ピ
ンチロ−ル5,5aにて特に薄い厚さ(約8〜15mm)
の鋳片7を水平方向に連続的に引き出し、必要な長さの
鋳片をシャ−6にて切断し、アップコイラ−8にてコイ
リングする。モ−ルド2とピンチロ−ル5,5aとの間
には、モ−ルド2から出た高温の鋳片7を常温まで冷却
するために2次冷却装置4が設けられている。そして、
図1においてモ−ルド2と最初のパスラインロ−ル3と
の距離はL1として表示されている。
【0015】次に、本実験によって明らかになった波打
ち発生のメカニズムを図2、図3及び図4を用いて説明
する。図2は鋳造を開始した直後の状態を示しており、
(a)から(d)へと鋳造時間が経過している。(a)
において、モ−ルド上面10、モ−ルド下面11及びダ
ミ−バ−9により溶湯1aは抜熱され、凝固する。凝固
収縮した鋳片7は、重力によりモ−ルド下面11にモ−
ルド上面10に比べて、より広く接触する。そして、鋳
片下面7bからの抜熱が、鋳片上面7aからの抜熱より
も大きくなる。その結果、(b)の矢印Pに示すごとく
上に凸の熱応力が発生する。鋳造時間の経過にしたがい
モ−ルド2の外へ引き抜かれた鋳片7は、モ−ルド2か
らの拘束が無くなり、熱応力が解放され、上に凸のひず
みを生ずる。このひずみにより今度は、モ−ルド上面1
0にモ−ルド下面11に比べて、より広く接触する。そ
して鋳片上面7aからの抜熱が鋳片下面7bからの抜熱
よりも大きくなる。その結果、(c)の矢印Qに示すよ
うに下に凸の熱応力が発生する。(d)は鋳片7の上に
凸となった部分が最初のパスラインロ−ル3に達した状
態を示している。
【0016】図3は、その後の鋳造中の状況を示し、
(a)から(d)へと鋳造時間が経過している。図2で
説明したメカニズムで発生した波打ちは、時間の経過と
共に、上に凸となった部分が最初のパスラインロ−ル3
上に達すると、鋳片は(a)に示すごとく、モ−ルド下
面11により広く接触し、上に凸の熱応力Pが発生す
る。鋳片7は鋳造時間の経過にしたがいモ−ルド2の外
で熱応力が解放され、上に凸のひずみを生じつつ(b)
の状況を経て、今度は下に凸な部分がパスラインロ−ル
3上に達し、鋳片7は(c)に示すごとくモ−ルド上面
10により広く接触し、下に凸の熱応力Qが発生する。
鋳片7は鋳造時間の経過にしたがいモ−ルド2の外で熱
応力が解放され、下に凸のひずみを生じつつ(d)の状
況を経て、(a)の状況に戻る。以後、このサイクルが
繰り返され、サインカ−ブ状の波打ちが発生する。
【0017】さらに図4に示すごとく、複数個のパスラ
インロ−ルを設置している場合、モ−ルドに近い方のパ
スラインロ−ルRを取り除くと、鋳片は自重により下に
凸のたわみが生じる。このたわみにより鋳片7はモ−ル
ド下面11により広く接触し、上に凸の熱応力Pが発生
する。このたわみは、図2に示した鋳造開始直後にも生
じている。すなわち、鋳造開始直後は、モ−ルド2内で
凝固収縮した鋳片7がモ−ルド下面11により広く接触
することと、たわみによってモ−ルド下面11により広
く接触するという両方の現象により波打ちが発生する。
【0018】以上に説明した波打ち発生のメカニズムか
ら考えて、波打ち発生を防止するにはモ−ルド上、下面
への鋳片の接触を均等にすればよいことがわかる。発明
者らはその方法を種々検討した結果、その方法の1つと
して、最初のパスラインロ−ルをモ−ルドに近接配置し
てやればよいことを見出した。しかもこの波打ちを防止
できる最初のパスラインロ−ルとモ−ルドとの距離に
は、鋳片の厚さと幅に関して L1≦A×T/W・・・
(1) なる関係の存在することを見出した。
【0019】この関係を図5を用いて説明する。最初の
パスラインロ−ル3とモ−ルド2との距離をL1とする
と、波打ちを発生させない限界の距離L1は鋳片7の厚
さTに比例し、幅Wに反比例する。この関係は実験の結
果幅Wが350mmから1200mmの範囲で成立し、この
範囲でない場合には上記(1)式の関係は必ずしも成り
立たないことが判った。また、厚さTは8mmから20mm
の範囲で成立し、この範囲でない場合には(1)式の関
係は必ずしも成り立たないことが判った。なお、Aは金
属により決まる定数で、1×104から5×104の範囲
であった。
【0020】さらに、上記の方法に加え、図6に示すよ
うにモールド内面の下面の最善の傾斜角θは、モ−ルド
の引き抜き方向の長さL2、溶湯側の開口幅t2及び引き
抜き側の開口幅t1との間に、0.8×1/103≦ta
nθ=(t1−t2)/L2 ≦1.8×1/103の関係
があることが実験の結果判ったので、下面の傾斜角をθ
としたモ−ルドを用いることによって、一層波打ちのな
い鋳片を安定して鋳造できる。なお、この際モ−ルド上
面10は水平であることが望ましいが、一定の角度に規
定しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、薄肉鋳片
の引抜き断面サイズに対応する最適なパスラインロ−ル
のモ−ルドからの限界の距離L1 で鋳片を引き抜くこと
によりモ−ルド内面の上、下面からの均一な抜熱を行な
うことができるので、金属薄板の横型連続鋳造の際に発
生する波打ちを完全に防止できる。さらに加えて、鋳片
の引抜き断面サイズに対応する最適なモールド下面の傾
斜角をもったモ−ルドを用いることによって波打ち現象
を起こさずに、より安定した薄肉、幅広の鋳片を鋳造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の工程説明図である。
【図2】本実験の工程説明図である。
【図3】本実験の工程説明図である。
【図4】本実験の工程説明図である。
【図5】本実施例の斜視図である。
【図6】本実施例のモ−ルド断面説明図である。
【図7】従来例の工程説明図である。
【符号の説明】
1 保持炉 1a 溶湯 2 モールド 3 パスラインロール 4 2次冷却装置 5,5a ピンチロール 6 シャー 7 鋳片 7a 鋳片上面 7b 鋳片下面 8 アップコイラー 9 ダミーバー 10 モールド上面 11 モールド下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−320236(JP,A) 特開 平5−169195(JP,A) 特開 平5−69091(JP,A) 特開 平4−319058(JP,A) 特開 平4−284946(JP,A) 特開 昭62−61758(JP,A) 特開 昭61−219445(JP,A) 特開 昭62−57740(JP,A) 特開 昭59−174257(JP,A) 特開 昭57−91846(JP,A) 特開 昭57−22853(JP,A) 特開 昭53−95828(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/045 B22D 11/128

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の溶湯を保持炉に設けられたモ−ル
    ドにて冷却し、鋳片を連続的に引き出す金属の横型連続
    鋳造方法において、モ−ルドに最も近いパスラインロ−
    ルの位置(モ−ルドからの距離L1)と鋳片の断面サイ
    ズ(幅W,厚さT)が、 350mm≦W≦1200mm,
    8mm≦T≦20mmの場合に、モ−ルドからの距離L1
    鋳片の断面サイズとの関係が L1≦A×T/W とな
    る条件で鋳片を引き抜くことを特徴とする金属の横型連
    続鋳造方法。但し、上記Aは1×104≦A≦5×104
    の範囲で、金属により決まる定数とする。
  2. 【請求項2】 金属の溶湯を保持炉に設けられたモ−ル
    ドにて冷却し、鋳片を連続的に引き出す金属の横型連続
    鋳造方法において、モ−ルド内面の上面が水平とした場
    合に、モールド内面の下面の傾斜角θと、モ−ルドの引
    き抜き方向の長さL2と、溶湯入側の開口幅t2および引
    き抜き側の開口幅t1との関係が、0.8×1/103
    tanθ=(t1−t2)/L2≦1.8×1/103
    条件を満足しているモールドを用いることを特徴とする
    請求項1記載の金属の横型連続鋳造方法。
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