JP3090990U - 治療具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石又は／及びトルマリンの効能を利用し、
血行の促進を図り筋肉の凝りや張りを解消でき着脱容易
で複数回に亘って使用可能な治療具を提供する。 【解決手段】 差しピン部２と、該差しピン部２の根元
部２ａに設けられた折り返し部３と、該折り返し部３に
続いて差しピン部２側へ延出形成された挟みピン部４と
を有してなる治療具である。前記差しピン部２には、前
記挟みピン部４と対向していない部分に、１又は複数の
磁石又は／及びトルマリンが配される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、磁石やトルマリンの作用により身体内の血行を促進して、筋肉をほ ぐし、筋肉のこりや張りを解消する治療具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、血行促進・疲労回復機能などを有する磁石・トルマリン等を利用し 、身体に取付けたり、身に着けたりするタイプの種々の治療具が考えられている 。例えば、粘着シートの内側に小粒の永久磁石を固着したものであって、絆創膏 を貼る要領で人体に密着させるようにして使用させるピップエレキバン（登録商 標；（株）ピップフジモト製）が知られている。また、トルマリンの粒子・粉末 を含有する繊維を使用した靴下が、例えば特開平１０−２１９５０２号公報に開 示されている。

【０００３】 ここで磁石及びトルマリンの有する機能について説明すると、先ず磁石は、自 信が形成する磁界が生体電流に影響を与え、神経や筋肉を刺激し、筋肉の凝りや 張り等が解消されるものである。

【０００４】 次に、トルマリン（ＮａＸ3Ａｌ6Ｂ3Ｓｉ6（Ｏ，ＯＨ）30（ＯＨ，Ｆ））は、 近年、人体に対して種々の効能を有することが知られている。このトルマリンは 、その結晶の両端にプラス電極とマイナス電極を自然に永久的に保持する特性を 有するため電気石とも呼ばれ（常に、微弱電流０．０６ｍＡを発生している。） 、主な特性として僅かな温度差や圧力を加えることにより結晶表面に電荷が発生 することが知られている。温度変化が生じると表面に電荷を生じるのが焦電気（ ピロ電気）、圧力がかかると電圧を生じるのが圧電気（ピエゾ電気）と言うが、 トルマリンは、焦電性・圧電性を有しているため電荷を発生することができる。 トルマリンは、熱を加えられると焦電気が発生し、トルマリンの周囲を流れる空 気などによる空気摩擦のような僅かな衝撃に対しても反応し圧電気を発生させる 。

【０００５】 その結果、トルマリンは、遠赤外線を発生させると共にヒドロキシルイオン（ Ｈ3Ｏ3−）と呼ばれるマイナスイオンを空気中に放出する。遠赤外線は人体に当 てられると、その熱エネルギーは人体の深層から体を温め血行を良くし、新陳代 謝を活発にし細胞を活性化することが知られている。また、このマイナスイオン が人体に接触すると、皮膚の電気抵抗の弱い部分（東洋医学でいう所謂ツボ）を 刺激し、細胞に含まれる水分に静電気が流れて、細胞を活性化させ、健康を促進 させることが昨今の研究により明らかになってきている。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、人体に直接貼り付けるような治療具では、皮膚の弱い者等は皮膚にか ゆみ等を生ずるため長時間の使用は避けなければならない場合もあった。また、 一度人体に貼り付けると、人体の油分等が粘着部分に付着し、粘着力が弱まって しまうため、一度貼ったものを剥がして別の箇所に貼り付けようとしても剥がれ 易くなっており、複数回に亘って使用できないという問題もあった。

【０００７】 また、これらの治療具を他人から見える箇所につけたりすることは、恥ずかし い等の理由から好まない使用者が多いのも実情である。特に、絆創膏タイプの治 療具の場合、粘着シートの外側を皮膚の色合いと同色として目立たないようにし ているものの、やはり他人に見られることを好まない使用者が多いのが実情であ る。

【０００８】 更に、種々考えられている治療具は特定の部位に使用されることとを目的とし たものが殆どであるが、人体の色々な箇所に簡単に複数回に亘って使用できれば 使用者にとって便利である。

【０００９】 本考案は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、上記に述べた磁石又は ／及びトルマリンの効能を利用し、血行の促進を図り筋肉の凝りや張りを解消で き、望む位置（目立たない位置等）に簡単に取付けることが可能であると共に、 複数回に亘って使用可能な治療具を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、請求項１記載の考案は、差しピン部と、該差しピ ン部の根元部に設けられた折り返し部と、該折り返し部に続いて差しピン部側へ 延出形成された挟みピン部とを有してなるヘアピン形状の治療具であって、前記 差しピン部には、前記挟みピン部と対向していない部分に、１又は複数の磁石又 は／及びトルマリンが配されていることを特徴とする。

【００１１】 請求項２記載の考案は、差しピン部と、該差しピン部における長手方向の略中 間部から差しピン部の先端部側に向けて延出形成された挟みピン部とを有してな る治療具であって、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向していない部分 に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが配されていることを特徴とする。

【００１２】 請求項３記載の考案は、差しピン部と、該差しピン部における長手方向の略中 間部から差しピン部の先端部側に向けて延出形成された挟みピン部とを有してな る治療具であって、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向していない部分 に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが配されていると共に、前記差しピ ン部の基端部に磁石又は／及びトルマリンが配されていることを特徴とする。

【００１３】 請求項４記載の考案は、差しピン部と、該差しピン部における長手方向の略中 間部から差しピン部の先端部側に向けて延出形成された挟みピン部とを有してな る治療具であって、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向していない部分 に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが配されていると共に、前記差しピ ン部の基端部には板状に形成された磁石又は／及びトルマリンが前記差しピン部 の外向面に沿って傾くことなく略平行状態に配されていることを特徴とする。

【００１４】 請求項５記載の考案は、前記差しピン部の前記挟みピン部と対向していない部 分に配された１又は複数の磁石又は／及びトルマリンは、略半球形状であること を特徴とする。

【００１５】 請求項６記載の考案は、差しピン部と、該差しピン部における長手方向の略中 間部から差しピン部の先端部側に向けて延出形成された挟みピン部とを有してな る治療具であって、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向していない部分 に、半円球状に形成された１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが配されてい ると共に、前記差しピン部の基端部には円形板状に形成された磁石又は／及びト ルマリンが前記差しピン部の外向面に沿って傾くことなく略平行状態に配されて おり、更に、当該円形板状に形成された磁石又は／及びトルマリンの外向面の略 中央部が半円球状に突出形成されていることを特徴とする。

【００１６】 請求項７記載の考案は、２個以上の治療具が、所定の部材を介して連結されて いることを特徴とする。また、請求項８記載の考案は、当該治療具が、弾性部材 で形成されていることを特徴とする。

【００１７】 本考案に係る治療具は次のように使用される。先ず差しピン部２，２０及び挟 みピン部４，４０の各先端を手指で、その弾性に抗して各先端を開いてその状態 で、手指で摘む等して固定する。そして、洋服や下着等の端を開いた差しピン部 と挟みピン部の間に挿入し、順次後方に移動させることにより挿入を完了した後 、手指を差しピン部２，２０及び挟みピン部４，４０から離し洋服又は下着等に 固定する。次に、差しピン部に設けられた磁石又は／及びトルマリンが所望の位 置にない場合には、治療具を上下左右に移動させ所望の位置に移動させる。従っ て、使用者は、所望の位置に本考案に係る治療具を簡単に取付けることが可能と なる。また、この治療具は弾性を有するので、取付及び取り外しが自由であり、 取り付け場所を簡単に移動することができると共に何回も使用することが可能と なる。

【００１８】

【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。 ＜第１の実施例＞ 図１は、本考案に係る治療具の第１の実施例を示しており、図１中（１）はこ の治療具の側面図、図１中（２）はこの治療具の底面図、図１中（３）はこの治 療具のＡ−Ａ’断面図である。

【００１９】 この治療具１は、所謂ヘアピン形状をしており、バネ線材や弾性を有する合成 樹脂などを折り曲げることにより、差しピン部２と、この差しピン部２の根元部 ２ａに設けられた折り返し部３と、この折り返し部３に続いて差しピン部２側へ 延出形成された挟みピン部４とが一体形成されてなるものである。

【００２０】 差しピン部２及び挟みピン部４は共に略直線形状に形成され、断面略長方形状 に形成されている。差しピン部２及び挟み部４の先端は、洋服や下着に装着する 際に、洋服や下着等を傷つけたり、皮膚を傷つけたりしないようにするため、角 を無くすように面取りされている。差しピン部２には、挟みピン部４と対向して いない外向面２ｂに（図１（１）及び（３）中下方部に）、複数の半球形状のト ルマリン６が配置されている。この半球形状のトルマリン６は、半球面が外側に 位置するように差しピン部２の外向面２ｂに固着されていれば良く、その固着方 法は問われない。

【００２１】 この半球形状のトルマリン６の差しピン部２の外向面２ｂからの高さＨ１は、 装着時に不快感を与えない程度の高さである０．５ｍｍ〜３ｍｍ程度が好ましい ものであるが、考案の効果を奏するものであれば適宜変更可能である。本実施例 では、等しい大きさで同一形状のトルマリンが等間隔で配されているが、大きさ や形状等が異なるトルマリンが配されても良いことは勿論である。また、トルマ リンの形状は、図１中に示されるように半球形状をしているが、考案の効果を奏 するものであれば、楕円半球形状、四角形状等であってもよい。

【００２２】 差しピン部２の根元部２ａと挟みピン部４の根元部４ａとの間に設けられた折 り返し部３には、挟む洋服等の厚みを考慮した挟み空間５が形成されている。

【００２３】 差しピン部２の先端から折り返し部３の後端に至る全長はおおよそ３０ｍｍ〜 ７０ｍｍの範囲で決めるのが好適であり、差しピン部２のトルマリンが配される 面の幅Ｌ１は２ｍｍ〜６ｍｍの範囲で決めるのが好適である。また、トルマリン ６の幅Ｌ１１は差しピン部２のトルマリンが配される外向面２ｂの幅Ｌ１と略同 一とするのが好適である。なお、上述した長さ及び幅の範囲が好適と考えられる が、考案の効果を奏するものであれば、これらの長さや幅よりも大きくしても小 さくしても良いことは勿論である。

【００２４】 ＜第２の実施例＞ 図２は、本考案に係る治療具の第２の実施例を示しており、図２中（１）はこ の治療具の側面図、図２中（２）はこの治療具の底面図、図２中（３）はこの治 療具のＢ−Ｂ’断面図である。この治療具１０は、差しピン部２０の略中間部２ ０ｄから差しピン部２０の先端部２０ｃ側に向けて挟みピン部４０が延出形成さ れている。この治療具１０は、バネ線材や弾性を有する合成樹脂などにより形成 されている。

【００２５】 差しピン部２０及び挟みピン部４０は共に略直線形状に形成され、断面略長方 形状に形成されている。差しピン部２０の長尺は、挟みピン部４０の長尺の略２ 倍となっている。差しピン部２０の先端部２０ｃ及び挟みピン部４０の先端は、 洋服や下着に装着する際に、洋服や下着等を傷つけたり、皮膚を傷つけたりしな いようにするため、角を無くすように面取りされている。差しピン部２０には、 挟みピン部４０と対向していない外向面２０ｂに（図１（１）及び（３）中の下 方部に）、複数の半球形状のトルマリン６０が等間隔で配置されている。この半 球形状のトルマリン６０は、半球面が外側に位置するように差しピン部２０の外 向面２０ｂに固着されている。なお、トルマリン６０は、差しピン部２０に固着 されていれば良く、その固着方法は問われない。

【００２６】 この半球形状のトルマリン６０の差しピン部２の外向面２ｂからの高さＨ１１ は、最も高い部分で装着時に不快感を与えない程度の高さである０．５ｍｍ〜３ ｍｍ程度が好ましいものであるが、考案の効果を奏するものであれば適宜変更可 能である。本実施例では、等しい大きさで同一形状のトルマリンが等間隔で配さ れているが、大きさや形状等が異なるトルマリンが配されても良いことは勿論で ある。また、トルマリンの形状は、図２中半球形状をしているが、考案の効果を 奏するものであれば、楕円半球形状、四角形状等であっても良い。

【００２７】 差しピン部２０の中間部２０ｄに形成された折り返し部３０には、挟む洋服等 の厚みを考慮した挟み空間５０が形成されている。

【００２８】 差しピン部２０の基端部２０ｅには、外向面２０ｂに沿って傾くことなく略平 行状態に略円形板状に形成されたトルマリン７０が固着されている。このトルマ リン７０の外向面７０ａの略中心部は半球形状に突出形成されている。なお、ト ルマリン７０は、差しピン部２０に固着されていれば良く、その固着方法は問わ れない。

【００２９】 差しピン部２の先端から差しピン部２がトルマリンとの固着部分に至る差しピ ン部２の全長はおおよそ４０ｍｍ〜８０ｍｍの範囲で決めるのが好適であり、差 しピン部２０のトルマリンが配される面の幅Ｌ２は２ｍｍ〜６ｍｍの範囲で決め るのが好適である。また、トルマリン７０の直径Ｌ３は８ｍｍ〜２０ｍｍの範囲 で決めるのが好適である。また、トルマリン６０の幅Ｌ２１は、差しピン部２０ のトルマリンが配される外向面２０ｂの幅Ｌ２と略同一とするのが好適である。 なお、上述した長さ及び幅の範囲が好適と考えられるが、考案の効果を奏するも のであれば、これらの長さや幅よりも大きくしても小さくしても良いことは勿論 である。

【００３０】 ＜第３の実施例＞ 上記第１及び２実施例に係る治療具を棒状部材等で２つ以上連結して１つの治 療具として構成することも可能である。このように構成することにより、更に治 療具の効果をあげることが可能となる。この場合、同一形状の治療具を連結して も良く、異なる形状の治療具を連結しても良い。また、連結できればよいため、 一箇所又は複数箇所で連結しても良い。更に、治療具を連結できればよいため、 棒状部材以外の部材であっても、考案の効果を奏するものであれば良いことは勿 論である。

【００３１】 上述した第１〜３の実施例に係る治療具は、例えば図３及び図４に示されるよ うに下着等に装着され使用される。図３は、第１の実施例に係る治療具を下着等 の肩紐に装着した使用状態を表す図である。図４は、第２の実施例に係る治療具 を腰の部分に当るようにパンツ等に装着した使用状態を示す図である。

【００３２】 これらの治療具は、次のように使用される。先ず差しピン部２，２０及び挟み ピン部４，４０の各先端を手指で、その弾性に抗して各先端を開いてその状態で 、手指で摘む等して固定する。そして、洋服や下着等の端を差しピン部２，２０ が身体側となる様に、差しピン部２，２０と挟みピン部４，４０の先端部間に挿 入し、順次後方に移動させることにより挿入を完了させる。その後、手指を差し ピン部２，２０及び挟みピン部４，４０から離し洋服又は下着等に固定する。次 に、差しピン部に設けられたトルマリンが所望の位置にない場合には、治療具を 上下左右に移動させ所望の位置に移動し固定させる。従って、使用者は、所望の 位置に当該治療具を簡単に取付けることが可能となる。また、本実施例に係る治 療具は弾性を有する部材で造られているので、取付及び取り外しが自由であり、 何回も使用することが可能となる。更に、このトルマリンが略半球状態に形成さ れており、装着時にはこの半球面が身体側に向くこととなるので、これが原因で 使用者が怪我することもない。

【００３３】 そして、上記各実施例に係る治療具によれば、遠赤外線を発し、マイナスイオ ンを発するトルマリンが治療具に配されたので、装着後に使用者の体温によりト ルマリンに熱が加わり、トルマリンから遠赤外線が発生すると共にマイナスイオ ンが放出される。そして、この放出されたマイナスイオンが人体に接触すると、 皮膚の電気抵抗の弱い部分（東洋医学でいう所謂ツボ）を刺激し、細胞に含まれ る水分に静電気が流れる。更に、その使用者にトルマリンが密着するため、トル マリンから発生する微弱電流が筋肉やつぼ等を刺激し、新陳代謝や血液循環を活 発化するため、血行が良くなり、筋肉の凝りや張りが緩和される。

【００３４】 また、磁石が治療具１，１０に配されると、磁石自身が形成する磁界が生体電 流に影響を与え、神経や筋肉を刺激し、筋肉の凝りや張り等が解消されるもので ある。

【００３５】 トルマリンと磁石が混合して治療具１，１０に配されると、トルマリンの効能 に加え、磁石の効能により、一層血行が良くなるので、更に筋肉の凝りや張り等 が解消されるものである。

【００３６】 なお、本考案は前記実施態様に限定されるものではなく、本考案の目的を達成 できる範囲での変更、改良等は本考案に含まれるものである。例えば、上記各実 施例ではトルマリンを配したが、この代わりに磁石を配しても良いことは勿論で り、トルマリンと磁石を混合して配しても良いことは勿論である。また、差しピ ン部２，２０の表面に合成樹脂等を用いてトルマリン層を形成したりしても良い ものである。また、差しピン部２，２０に固着するトルマリン又は／及び磁石の 大きさを異ならせたりしても良く、その数も考案の効果を奏することが出来れば 幾つ取付けるかも問われない。また、上記実施例では、トルマリンを外向面２ｇ ，２０ｇに設けているが、挟みピン部４，４０と向き合う内向面以外であれば、 考案の効果を奏することが可能であるため、内向面以外の適当な場所に設けても 良い。また、差しピン部２，２０及び挟みピン部４，４０の先端には、引掛かり 防止用に合成樹脂等で形成された被覆部を設けていも良い。また、上記実施例で は、トルマリン６，６０同士の間隔は略同一となっているが、この間隔を異なら せても良い。また、洋服や下着等を傷つけたり皮膚を傷つけないようにするため 、上記各実施例に係る治療具の全体を角を無くすように面取りすると良い。なお 、磁石とは永久磁石を含むものであり、考案の効果を奏するものであれば、その 種類等は問われないものである。

【００３７】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、望む位置（目立たない場所等）に簡単 に取付け取り外しが容易に可能であると共に、複数回に亘って使用可能な治療具 を提供することができる。そして、この治療具に設けられた磁石又は／及びトル マリンの効能により、血行の促進等を図り筋肉の凝りや張りを解消することが可 能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る第１の実施の形態に係る治療具の
側面図、底面図及びＡ−Ａ’断面図である。

【図２】本考案に係る第２の実施の形態に係る治療具の
側面図、底面図及びＢ−Ｂ’断面図である。

【図３】本考案に係る第１の実施の形態に係る治療具の
使用参考図である。

【図４】本考案に係る第２の実施の形態に係る治療具の
使用参考図である。

【符号の説明】

１，１０ 治療具 ２，２０ 差しピン部 ２ａ 根本部 ２ｂ，２０ｂ 外向面 ２０ｃ 先端部 ２０ｄ 中間部 ２０ｅ 基端部 ３，３０ 折り返し部 ４，４０ 挟みピン部 ４ａ 根本部 ５，５０ 挟み空間 ６，６０，７０ トルマリン ７０ａ 外向面

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 差しピン部と、該差しピン部の根元部に
   設けられた折り返し部と、該折り返し部に続いて差しピ
   ン部側へ延出形成された挟みピン部とを有してなる治療
   具であって、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対
   向していない部分に、１又は複数の磁石又は／及びトル
   マリンが配されていることを特徴とする治療具。
2. 【請求項２】 差しピン部と、該差しピン部における長
   手方向の略中間部から差しピン部の先端部側に向けて延
   出形成された挟みピン部とを有してなる治療具であっ
   て、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向してい
   ない部分に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが
   配されていることを特徴とする治療具。
3. 【請求項３】 差しピン部と、該差しピン部における長
   手方向の略中間部から差しピン部の先端部側に向けて延
   出形成された挟みピン部とを有してなる治療具であっ
   て、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向してい
   ない部分に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが
   配されていると共に、前記差しピン部の基端部に磁石又
   は／及びトルマリンが配されていることを特徴とする治
   療具。
4. 【請求項４】 差しピン部と、該差しピン部における長
   手方向の略中間部から差しピン部の先端部側に向けて延
   出形成された挟みピン部とを有してなる治療具であっ
   て、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向してい
   ない部分に、１又は複数の磁石又は／及びトルマリンが
   配されていると共に、前記差しピン部の基端部には板状
   に形成された磁石又は／及びトルマリンが前記差しピン
   部の外向面に沿って傾くことなく略平行状態に配されて
   いることを特徴とする治療具。
5. 【請求項５】 請求項１乃至４記載の治療具であって、
   前記差しピン部の前記挟みピン部と対向していない部分
   に配された１又は複数の磁石又は／及びトルマリンは、
   略半球形状であることを特徴とする治療具。
6. 【請求項６】 差しピン部と、該差しピン部における長
   手方向の略中間部から差しピン部の先端部側に向けて延
   出形成された挟みピン部とを有してなる治療具であっ
   て、前記差しピン部には、前記挟みピン部と対向してい
   ない部分に、半円球状に形成された１又は複数の磁石又
   は／及びトルマリンが配されていると共に、前記差しピ
   ン部の基端部には円形板状に形成された磁石又は／及び
   トルマリンが前記差しピン部の外向面に沿って傾くこと
   なく略平行状態に配されており、更に、当該円形板状に
   形成された磁石又は／及びトルマリンの外向面の略中央
   部が半円球状に突出形成されていることを特徴とする治
   療具。
7. 【請求項７】 請求項１乃至６記載の治療具であって、
   ２個以上の治療具が、所定の部材を介して連結されてい
   ることを特徴とする治療具。
8. 【請求項８】 請求項１乃至７記載の治療具であって、
   当該治療具が、弾性部材で形成されていることを特徴と
   する治療具。