JP3090966U - 積雪時の視線誘導用の矢羽根 - Google Patents

積雪時の視線誘導用の矢羽根

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JP3090966U JP2002003862U JP2002003862U JP3090966U JP 3090966 U JP3090966 U JP 3090966U JP 2002003862 U JP2002003862 U JP 2002003862U JP 2002003862 U JP2002003862 U JP 2002003862U JP 3090966 U JP3090966 U JP 3090966U
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守夫 和田
了二 小野
保美 柳沢
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Nippon Steel Anti Corrosion Co Ltd
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Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光が安定して継続し、メンテナンスが簡易
であり且つ路肩の正確な位置が認識し易い、太陽電池を
用いた自発光式の積雪時用の矢羽根を提供する。 【解決手段】 受光面1が垂直な太陽電池の電力により
LEDが点灯する自発光式の積雪時用の矢羽根とする。
太陽電池の充電には電気二重層コンデンサを用いる事が
好ましい。太陽電池は矢羽根形状の視線誘導面4の裏面
に配する事が好ましい。矢羽根形状の視線誘導面4は中
央部が茶又は緑で左右が黄色の縦縞模様の色分け模様と
する事が好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、積雪時に道路の路肩の位置を知らせるために設置される、積雪時の 視線誘導用の矢羽根に関する。降雪時期には道路の路肩の位置が積雪のために見 えなくなり、車輌の走行事故が発生し易い。このため降雪地域では路肩の位置を 示す矢羽根が道路に設けられている。本考案はこの積雪時の視線誘導用の矢羽根 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の矢羽根の例の模式図で(A)は正面説明図、(B)は裏面説明図 である。矢羽根は雪に埋もれることがないように支柱7’の高所に例えば取付金 具6’により取りつけられる。矢羽根の視線誘導面4’の表面には、赤と白の横 縞模様が形成される場合が多い。また視線誘導面には夜間点灯あるいは点滅する 光源例えばLED3’が配される場合がある。
【0003】 光源の点灯、点滅用に商用電源を用いる事が考えられるが、商用電源は配線工 事に多くの費用がかかるために経済的ではない。太陽電池を用いると配線工事が 簡単でありコストが大幅に低減する。昼間発生した太陽電池の発生電力を二次電 池に充電し、この充電電力により夜間LEDを発光させる場合が多い。この際、 二次電池としては鉛蓄電池やNi−Cd電池が用いられてい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図2の2’はこの太陽電池の例であり、太陽電池2’は同一の支柱7’にある いは別の位置に設けられている。この際太陽電池2’は、太陽光線を受ける受光 面1’を太陽に向けて、傾斜させて設置されている。しかしながら、受光面1’ が傾斜した太陽電池2’においては、傾斜した受光面1’上に8の如くに雪が積 り、太陽光線を遮断するという問題点がある。このため充電が不十分となり、夜 間LED3’が発光しないという問題点がある。
【0005】 図2の5’は充電ボックスであり、内部には太陽電池の電力を充電する二次電 池が配されている。尚従来はこの二次電池として鉛蓄電池やNi−Cd電池が用 いられているが、後で詳述の如く、これ等の二次電池は充電効率が低く、またメ ンテナンスが必要である。また寿命が短いという問題点がある。また鉛系、Ni −Cd系は環境汚染を防止するための回収規制があるために廃棄に困るという問 題点がある。
【0006】 更に従来の視線誘導面4’には赤と白の横縞模様が画かれているが、赤と白の 横縞模様では、道路の路肩の正確な位置を示し難いという問題点がある。
【0007】 本考案はこれ等の問題点を解決するもので、即ちLEDの発光が安定して継続 する事が可能であり、またメンテナンスが簡易であり、かつ走行車輌の運転者が 道路の路肩の正確な位置を認識し易い、積雪時の視線誘導用の矢羽根の提供を課 題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および考案の実施の形態】
図1は本考案の例の模式説明図で、(A)は正面説明図、(B)は裏面説明図 、(C)は矢視イ−イ縦断面の図である。即ち本考案は、受光面1が垂直な板状 の太陽電池2による電力で点灯、点滅するLED3が下向き矢羽根形状の視線誘 導面4に配されていることを特徴とする、積雪時の視線誘導用の矢羽根である。 尚図中5は太陽電池2の発生電力を充電する、例えば後で述べる電気二重層コン デンサ等を収納した充電ボックスである。また6は本考案の矢羽根全体を支柱7 に取りつけるための取付金具である。
【0009】 本考案では太陽電池2の受光面1は、従来とは異なり垂直に配する。従来の受 光面1は垂直ではなかったために、傾斜した受光面上には雪が積り、積雪が太陽 光線を遮断していた。このために充電ボックス内の例えば蓄電池は未充電になり 易く、従ってLED3が点灯しない事が多かった。本考案では受光面1を垂直に したため、受光面1上に雪が積ることがなく、太陽光線が遮断されるという問題 点がなくなった。
【0010】 本考案はまた、太陽電池の発生電力を電気二重層コンデンサに充電し、この電 気二重層コンデンサを電源とする電力でLEDを点灯、点滅させる、積雪時の視 線誘導用の矢羽根である。本考案では昼間発生した太陽電池の発生電力は、従来 用いられていた鉛蓄電池やNi−Cd電池等の二次電池に充電しないで、電気二 重コンデンサに充電する。従来用いられていた鉛蓄電池やNi−Cd電池は、充 電電圧が一定の範囲でなければ効率良く充電できないため、日照や気温により起 電力が大幅に変動する太陽電池では充電効率が低い。またこれ等の二次電池は水 の補充等のメンテナンスが必要である。また充放電サイクル数が一定以上になる と劣化するため寿命が短い。
【0011】 一方電気二重層コンデンサは充電電圧が0から定格電圧までの如何なる値でも 効率良く充電できるという特徴を有している。そのため、充電電圧の制御回路が 不要となり、発電源である太陽電池から直接効率よく充電することができる。本 考案では太陽電池の受光面は垂直にするために受光量は太陽に向けて傾斜させた 場合よりも減少する。しかし電気二重層コンデンサは充電効率が良いために悪天 候や日陰でも充電できる。このため太陽の方向を考慮する必要がない。また電気 二重層コンデンサは、その構造上メンテナンスがほとんど不要で、寿命が長いこ とも利点となっている。
【0012】 従来の太陽電池は、受光面を傾斜させて配するために嵩張った構造となる。従 って視線誘導面4の裏面に取りつけるのに適していない。一方本考案の太陽電池 は垂直で板状である。従って視線誘導面の裏面に取りつけてコンパクトに配する 事ができる。また本考案で太陽電池の電力は専らLEDの照明に用いる。従って LEDの電源となる太陽電池はLEDの近傍である視線誘導面に裏面に配する事 が好ましい。
【0013】 積雪時の視線誘導用の矢羽根は、その下方の、直接には目視できない路肩の位 置を、正確に車輌の運転者に推測させる事が重要である。従来の視線誘導面4上 には赤と白で横縞模様が画かれている。しかしこの横縞模様は下方の正確な位置 を知らせる助けにはならない。従って車輌の運転者は矢羽根の輪郭のなかの左右 の縦方向の垂直な側部を頼りに、これを下方に推測延在させて路肩の位置を推測 することになる。しかし矢羽根の左右の垂直な側部は木や建造物にかくれて運転 者に見えない場合もあり、この推測は不正確になり易い。
【0014】 本考案者等の知見によると、横縞模様を縦縞模様に替えると、垂直方向に向か った線が多くなり、路肩の位置を推測する事が容易になる。またこの縦縞を図1 Aの如く3本の縦縞とし、中央部は茶または緑でその左右を黄色にし、LED3 は複数個のLEDを茶色また緑の中央部に縦一列に配すると、昼間も夜間も縦縞 が極めて鮮明となり、路肩の位置を推測する事が正確に且つ容易になる。
【0015】
【本考案の効果】
本考案の積雪時の視線誘導用の矢羽根を用いると、矢羽根の視線誘導面に配し たLEDの点灯、点滅を安定して継続する事が可能となる。また従来よりもメン テナンスが簡易化される。更に車輌の運転者は道路の路肩の正確な位置を容易に 認識する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の例の模式説明図。
【図2】は従来の例の模式説明図。
【符号の説明】
1,1’:受光面、 2,2’:太陽電池、 3,
3’:LED、 4,4’:視線誘導面、 5,5’:
充電ボックス、 6,6’:取付金具、 7,7’:支
柱、 8:積雪層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小野 了二 東京都千代田区岩本町2−11−9 日鉄防 蝕株式会社内 (72)考案者 柳沢 保美 東京都荒川区荒川5−4−6 株式会社大 蔵製作所内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面が垂直な板状の太陽電池による電
    力で点灯、点滅するLEDが、下向き矢羽根形状の視線
    誘導面に配されていることを特徴とする、積雪時の視線
    誘導用の矢羽根。
  2. 【請求項2】 太陽電池による電力が、該太陽電池の発
    生電力を電気二重層コンデンサに充電し、この電気二重
    層コンデンサを電源とする電力である、請求項1に記載
    の積雪時の視線誘導用の矢羽根。
  3. 【請求項3】 受光面が垂直な板状の太陽電池が、矢羽
    根形状の視線誘導面の裏面に配された、受光面が垂直な
    板状の太陽電池である、請求項1または2に記載の積雪
    時の視線誘導用の矢羽根。
  4. 【請求項4】 矢羽根形状の視線誘導面が、中央部は茶
    または緑でその左右が黄色の縦縞状であり、LEDは複
    数個のLEDが茶又は緑の中央部に縦一列に配されてい
    る矢羽根形状の視線誘導面であることを特徴とする、請
    求項1〜3の何れかに記載の積雪時の視線誘導用の矢羽
    根。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248461A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Sekisui Jushi Co Ltd 道路案内装置

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