JP3090861U - 動的表示装置 - Google Patents

動的表示装置

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JP3090861U
JP3090861U JP2002003758U JP2002003758U JP3090861U JP 3090861 U JP3090861 U JP 3090861U JP 2002003758 U JP2002003758 U JP 2002003758U JP 2002003758 U JP2002003758 U JP 2002003758U JP 3090861 U JP3090861 U JP 3090861U
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義片 後藤
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義片 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動的で、見る者に強烈な印象なを与え、これに
より、広告表示効果やディスプレイ表示効果を高めるこ
とができる動的表示装置の提供。 【解決手段】文字、写真、イラスト等の任意の表示もし
くはこれ等を表示したシートの貼り付けが可能な所定の
弾力性を有するシート状表示体6と、外形が略円形で略
円形外筒4内において軸方向昇降可能に設けられた表示
体取付部材5と、該表示体取付部材5を略円形外筒4内
において軸方向に昇降駆動させる昇降駆動手段2と、を
備え、シート状表示体6は、その下端側に下方に向かう
につれてその幅が減少するように案内テーパー部61、
61が形成され、その下端部を表示体取付部材5の外周
面でその全周の内の一部の円弧状外面に沿って湾曲させ
た状態で取り付け固定するように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、広告表示やディスプレイとして用いられる動的表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来、広告表示装置としては、広告物を表示した看板が用いられていたが、看 板は、静的で動きがないため、目立たず、かつ、印象が薄く、このため、十分な 広告効果を得ることができないという問題点がある。
【0003】 本考案は、かかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その 目的とするところは、動的で、見る者に強烈な印象なを与え、これにより、広告 表示効果やディスプレイ表示効果を高めることができる動的表示装置を提供する ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するための手段として本考案請求項1記載の動的表示装置は、 文字、写真、イラスト等の任意の表示もしくはこれ等を表示したシートの貼り付 けが可能な所定の弾力性を有するシート状表示体と、外形が略円形で略円形外筒 内において軸方向昇降可能に設けられた表示体取付部材と、該表示体取付部材を 前記略円形外筒内において軸方向に昇降駆動させる昇降駆動手段と、を備え、前 記シート状表示体は、その下端側に下方に向かうにつれてその幅が減少するよう に案内テーパー部が形成され、その下端部を前記表示体取付部材の外周面でその 全周の内の一部の円弧状外面に沿って湾曲させた状態で取り付け固定するように 構成されていることを特徴とする手段とした。
【0005】 以上のように、シート状表示体の下端が表示体取付部材の外周面でその全周の 内の一部の円弧状外面に沿って湾曲された状態で取り付け固定されることで、表 示体取付部材が上昇していて、シート状表示体における案内テーパー部が略円形 外筒の上端開口縁部より上方に位置した状態においては、シート状表示体が少し だけ湾曲し、これにより、弾力性を有するシート状表示体を広げて直立させた状 態とすることができる。 従って、表示体取付部材を上昇させた状態においては、シート状表示体に表示 し、もしくは貼り付けた文字、写真、イラスト等の任意の表示を、ほぼ平面に近 い状態でそのまま表示させた状態とすることができる。
【0006】 次に、昇降駆動手段により表示体取付部材を下降させると、シート状表示体が 下降する際にその下部に形成された案内テーパー部が略円形外筒の上端開口縁部 に当接しながら下降することで、シート状表示体が徐々に丸め込まれながら略円 形外筒内に引き込まれて行く。 従って、シート状表示体が略メガホン状に丸め込まれた形態に変形する。 そして、以上とは逆に、表示体取付部材を上昇させると、略メガホン状に丸め 込まれた状態のシート状表示体が、徐々に広がりながら上昇し、ほぼ平面に近い 状態に戻る。
【0007】 そこで、昇降駆動装置により、表示体取付部材の下降および上昇を繰り返させ ることにより、シート状表示体を略平面状態と略メガホン状態の間で形態を徐々 に変化させることができ、これにより、シート状表示体の立体的な動き自体と、 該シート状表示体に表示もしくは貼り付けた文字、写真、イラスト等の任意の表 示を立体的に変化させることができるもので、従って、動的で、見る者に強烈な 印象なを与え、これにより、広告表示効果やディスプレイ表示効果を高めること ができるようになる。
【0008】 請求項2記載の動的表示装置は、請求項1に記載の動的表示装置において、前 記表示体取付部材が略円形外筒に対し回動可能に設けられ、前記略円形外筒の内 周面側に軸方向線に対し傾斜する傾斜状案内溝が設けられる一方、前記表示体取 付部材の外周面には前記傾斜状案内溝に係合する係合突起が設けられていること を特徴とする手段とした。
【0009】 以上のように構成することで、表示体取付部材が昇降する際に、該表示体取付 部材が傾斜状案内溝に沿って回動し、これにより、シート状表示体が回りながら 昇降するもので、従って、シート状表示体の動きがさらに複雑化し、広告表示効 果やディスプレイ表示効果をさらに高めることができるようになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 まず、本考案の実施の形態の動的表示装置の構成を、図1〜図7に基づいて説 明する。図1は本考案の実施の形態の動的表示装置におけるシート状表示体が上 昇して広がった状態を示す正面図、図2は図1のII−II線における拡大縦断面図 、図3は図2の III−III 線における拡大横断面図、図4は図2の III−III 線 における横断面図、図5は図2のV−V線における横断面図、図6は回動案内筒 の展開図、図7は本考案の実施の形態の動的表示装置におけるシート状表示体が 下降して丸め込まれた状態を示す正面図であり、これらの図において、1は基台 部、2は昇降駆動手段、3は回動案内筒、4は円形外筒、5は表示体取付部材、 6はシート状表示体を示す。
【0011】 前記基台部1は、横長長方形の箱状に形成され、その内部に昇降駆動手段2を 構成する減速機構付モータ21が収容されている。また、前記基台部1の上面で 減速機構付モータ21の出力軸21a側には円形穴11が開設され、この円形穴 11の開口縁部に回動案内筒3の下端部が取り付け固定され、前記基台部1の上 面に回動案内筒3が垂直に立設された状態となっている。 そして、前記回動案内筒3には、図6の展開図に示すように、垂直な案内溝3 1と、傾斜方向を異にする2つの傾斜状案内溝32、33が略ハ字状に形成され ている。
【0012】 前記円形外筒4は、前記回動案内筒3の外周に着脱可能に装着されるもので、 図2に示すように、その上端部が回動案内筒3の上端部より突出するように回動 案内筒3よりは長く形成されている。また、この円形外筒4の上端開口縁部の内 側は円弧状にテーパー加工されている。
【0013】 前記表示体取付部材5は、前記回動案内筒3内において軸方向昇降可能に収容 されている。また、この表示体取付部材5は断面略H状に形成されていて、その 軸心部を貫通する軸心穴51が形成されている。また、表示体取付部材5の外面 には、前記回動案内筒3に形成された垂直な案内溝31、または、傾斜方向を異 にする2つの傾斜状案内溝32、33のいずれかに係合するローラ付の係合突起 52が設けられている。 そして、前記軸心穴51には、回転自在な状態でかつ軸方向に少しがたを設け た状態で、軸棒7が取り付けられている。
【0014】 この軸棒7の下端には、前記減速機構付モータ21と共に昇降駆動手段2を構 成するクランク機構22の一方の部材である昇降アーム22aの上端が回動自在 に軸支されている。また、昇降アーム22aの下端は、減速機構付モータ21の 出力軸21aに基部が固定されたもう一方の部材である回転アーム22bの自由 端に回転自在に軸支されている。
【0015】 前記シート状表示体6は、図1に示すように、文字、写真、イラスト等の任意 の表示もしくはこれ等を表示したシートの貼り付けが可能な所定の弾力性を有す る縦長の略長方形状樹脂製シートで構成され、その下端側に下方に向かうにつれ てその幅が減少するように案内テーパー部61、61が形成されている。そして 、図2、3にも示すように、該案内テーパー部61、61により絞られた下端部 の幅狭部62が、環状固定具8により、前記表示体取付部材5の上端部に形成さ れた小径部53の外周面でその全周の内の一部の円弧状外面に沿って湾曲させた 状態で取り付け固定されており、このため、図1、2に示すように、表示体取付 部材5が上昇していて、シート状表示体6における案内テーパー部61、61が 円形外筒4の上端開口縁部より上方に位置した状態においては、シート状表示体 6が少しだけ湾曲し、これにより、弾力性を有するシート状表示体が直立した状 態となっている。
【0016】 従って、表示体取付部材5が上昇した状態においては、シート状表示体6に表 示し、もしくは貼り付けた文字、写真、イラスト等の任意の表示を、ほぼ平面に 近い状態でそのまま表示させた状態とすることができる。
【0017】 次に、昇降駆動手段2により表示体取付部材5を下降させると、シート状表示 体6が下降する際にその下部に形成された案内テーパー部61、61が円形外筒 4の上端開口縁部に当接しながら下降することで、シート状表示体6が徐々に丸 め込まれながら略円形外筒内に引き込まれて行く。 従って、図7の実線で示すように、シート状表示体6が略メガホン状に丸め込 まれた形態に変形する。 そして、以上とは逆に、表示体取付部材5を上昇させると、略メガホン状に丸 め込まれた状態のシート状表示体6が、徐々に広がりながら上昇し、1点鎖線で 示すように、ほぼ平面に近い状態に戻る。
【0018】 そこで、昇降駆動装置2により、表示体取付部材5の下降および上昇を繰り返 させることにより、シート状表示体6を略平面状態と略メガホン状態の間で形態 を徐々に変化させることができ、これにより、シート状表示体6の立体的な動き 自体と、該シート状表示体6に表示もしくは貼り付けた文字、写真、イラスト等 の任意の表示を立体的に変化させることができるもので、従って、動的で、見る 者に強烈な印象なを与え、これにより、広告表示効果やディスプレイ表示効果を 高めることができるようになるという効果が得られる。
【0019】 また、ローラ付の係合突起52を垂直な案内溝31に係合させると、表示体取 付部材5およびシート状表示体6は垂直に昇降するが、傾斜状案内溝32、33 のいずれかに係合させておくことにより、傾斜状案内溝32、33の傾斜に沿っ て表示体取付部材5およびシート状表示体6を回動させながら昇降させることが できる。 従って、シート状表示体6の動きがさらに複雑化し、広告表示効果やディスプ レイ表示効果をさらに高めることができるようになる。
【0020】 以上本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案の具体的な構成は本考案の 実施の形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更 等があっても本考案に含まれる。
【0021】 例えば、考案の実施の形態では、シート状表示体6を単なる縦長の長方形状に 形成した例を示したが、その形態は任意であり、例えば、両手を広げた人形の形 に形成することにより、両手を広げたり合わせたりする動作となり、新たな広告 表示効果やディスプレイ表示効果を出すことができるようになる。 また、考案の実施の形態では、昇降駆動手段2として減速機構付モータ21と クランク機構22を用いた例を示したが、その他公知の昇降駆動手段を用いるい ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の動的表示装置におけるシ
ート状表示体が上昇して広がった状態を示す正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線における拡大縦断面図である。
【図3】図2の III−III 線における拡大横断面図であ
る。
【図4】図2の III−III 線における横断面図である。
【図5】図2のV−V線における横断面図である。
【図6】本考案の実施の形態の動的表示装置における回
動案内筒の展開図である。
【図7】本考案の実施の形態の動的表示装置におけるシ
ート状表示体が下降して丸め込まれた状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 基台部 2 昇降駆動手段 3 回動案内筒 4 円形外筒 5 表示体取付部材 6 シート状表示体 32 傾斜状案内溝 33 傾斜状案内溝 61 案内テーパー部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字、写真、イラスト等の任意の表示もし
    くはこれ等を表示したシートの貼り付けが可能な所定の
    弾力性を有するシート状表示体と、 外形が略円形で略円形外筒内において軸方向昇降可能に
    設けられた表示体取付部材と、 該表示体取付部材を前記略円形外筒内において軸方向に
    昇降駆動させる昇降駆動手段と、を備え、 前記シート状表示体は、その下端側に下方に向かうにつ
    れてその幅が減少するように案内テーパー部が形成さ
    れ、その下端部を前記表示体取付部材の外周面でその全
    周の内の一部の円弧状外面に沿って湾曲させた状態で取
    り付け固定するように構成されていることを特徴とする
    動的表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示体取付部材が略円形外筒に対し回
    動可能に設けられ、 前記略円形外筒の内周面側に軸方向線に対し傾斜する傾
    斜状案内溝が設けられる一方、前記表示体取付部材の外
    周面には前記傾斜状案内溝に係合する係合突起が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の動的表示装
    置。
JP2002003758U 2002-06-20 2002-06-20 動的表示装置 Expired - Lifetime JP3090861U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534155U (ja) * 1991-10-04 1993-05-07 株式会社吉野工業所 クリーム状物注出容器
JPH068255U (ja) * 1992-07-02 1994-02-01 株式会社吉野工業所 クリーム状物吐出容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534155U (ja) * 1991-10-04 1993-05-07 株式会社吉野工業所 クリーム状物注出容器
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