JP3090731U - ワンタッチスライドケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースのキヤップを開閉させるには、両手が
必要であり、片手で操作できなかった。そこで片手で操
作できるケース及びキヤップを提供するものである。 【構成】 ケースの内部に凹状のスライド部をもうけ、
スライド部の一方に摘み５をもうけ、その反対側の先端
部分６がキャップ３を押し上げ，開閉させ，片手で操作
できることを特徴とするワンタッチ スライドケースで
ある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ケースのキャップをワンタッチで開閉させるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ケースのキャップの開閉は両手を必要とし、片手が塞がっているときは 、開閉が不可能であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、その不便さを除くために考案したものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

ケース２の内部に凹状のスライド部４をもうけ、スライド部上方外側に摘み５ をケース２の外部にもうけ、摘み５を上下に可動させることにより、その反対側 の先端部分６が上下に可動する形状とする。 スプリング９の作用で、常時塞がっているキャップ３はスライド先端部分６の 押し上げ作用によりキヤップが開く構造とする。 スライド部４が上下にスライドし、左右にブレないよう筒状・凹状等のガード ８をケース２の内部側面にもうけ、その中にスライド先端部分６を挿入する構造 等とする。 摘み５が上下に可動出来るようケースの側面、換言すれば、摘み５の接触部分 に縦の切り込み（溝）１０をもうける。 スライド部の一部分に磁石を装着、又は金属製とすれば、ケース２の中に入れ る物品が金属製又は磁石を装着したものであれば、スライド部の磁石等の据付け 場所を調整する。内容物の一例としてメガネで考察すれば、メガネのフレームの 一部に磁石又は金属を埋め込めば、スライド部の金属又は磁石と接合し、内容物 をより強く保護することができる。メガネのフレームに装着した磁石は、ケース より取りだし、金属製の置物・家具に容易に接合させることができ、置き忘れ・ 破損より回避することができる。

【０００５】

【作用】

このケースの使用方法は、摘み５を指で上にスライドさせる．すると一方の先 端部分６が持ちあがり、キャップ３を持ち上げ、キャップが開く、その時スライ ド部４の底部７も持ちあがり、ケース内の物品も持ちあがり，容易に取り出すこ とが可能である。ケースを傾ければ内容物が排出する。スライド部の磁石の作用 を利用すれば、より強く接合・保護することができる。

【０００６】

【実施例】

ケースに内容物・例えばフレームに磁石を埋め込んだメガネを入れれば、スラ イド部の金属部分と接合し、ケースの中でガタガタと揺れることもなく、安全に 保護できる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造のため、片手でキャップを開け、内容物を容易に取 り出すことができ便利なケースである。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本考案の先端部分がキヤップを持ち上げた
内部側面図

【符号の説明】

２ ケース ３ キヤップ ４ スライド部 ５ 摘み ６ スライド先端部分 ７ スライ
ド底部 ８ ガード ９ スプリング １０ 切り込み

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 摘み５をスライドさせることによりス
   ライド部４の先端部分６がスライドし、キヤップ３を開
   閉させる構造のワンタッチ スライドケース。