JP3090607U - 潤滑剤充填コンドーム - Google Patents

潤滑剤充填コンドーム

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JP3090607U
JP3090607U JP2002003466U JP2002003466U JP3090607U JP 3090607 U JP3090607 U JP 3090607U JP 2002003466 U JP2002003466 U JP 2002003466U JP 2002003466 U JP2002003466 U JP 2002003466U JP 3090607 U JP3090607 U JP 3090607U
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condom
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妙寿 西園
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株式会社千葉港商事
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、精液溜袋部をコンドーム本体の内
側に押し込んで凹部を形成し、この凹部に潤滑剤を充填
してコンドーム使用時に潤滑剤を塗布する必要がない潤
滑剤充填コンドームを提供する。 【解決手段】 潤滑剤充填コンドーム10のコンドーム
本体12に一体形成された精液溜袋部16はコンドーム
本体12の内側に押し込まれている。これにより、コン
ドーム本体12の先端部12Aには凹部18が形成さ
れ、この凹部18にはゼリー20が充填されている。前
記コンドーム本体12の先端部12Aにはコンドーム本
体12を縁付け輪22から先端部方向に巻き上げること
により、窪み部24が形成されている。窪み部24の内
側には蓋体26が載置され、前記凹部18を閉じるよう
になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容易に挿入することができるようにゼリー等の潤滑剤を充填した潤 滑剤充填コンドームに関する。
【0002】
【従来の技術】
避妊具としてコンドームが従来より広く使用されている。ところで、このコン ドームの中には男性器を女性器に容易に挿入できるようにするために外側面にゼ リー等の潤滑剤が塗布されたコンドームが提案されている。 しかし、外側面に予めゼリー等の潤滑剤を塗布したコンドームにおいては製造 から長期間経過するとゼリー等の潤滑剤が乾燥してしまう等の劣化問題が生じる 場合がある。 そこで、ゼリー等の潤滑剤とセットになって販売され、コンドーム使用時にゼ リー等の潤滑剤をコンドームに塗布するタイプのコンドームが提案されている。 しかし、このタイプのコンドームにおいてはコンドーム使用時に一々ゼリー等 の潤滑剤をコンドームに塗布する必要があり、取り扱いが面倒であると共に煩雑 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、コンドーム本体に一体形成され た精液溜袋部をコンドーム本体の内側に押し込んで凹部を形成し、この凹部にゼ リー等の潤滑剤を充填することによりコンドーム使用時にゼリー等の潤滑剤を塗 布する必要がない潤滑剤充填コンドームを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、男性器が挿入される筒状のコンドーム本体と、このコンド ーム本体の先端部に一体形成された精液溜袋部と、この精液溜袋部を前記コンド ーム本体の内側に押し込むことにより前記コンドーム本体の先端部に形成された 凹部と、この凹部に充填された潤滑剤と、前記コンドーム本体を基端部から先端 部に巻き込んだ状態で前記コンドーム本体の先端部に載置して前記凹部を覆う蓋 体と、を有してなることを特徴としている。 請求項2の考案は、男性器が挿入される筒状のコンドーム本体と、このコンド ーム本体の先端部に一体形成された精液溜袋部と、この精液溜袋部を前記コンド ーム本体の内側に押し込むことにより前記コンドーム本体の先端部に形成された 凹部と、この凹部に充填された潤滑剤と、前記コンドーム本体を基端部から先端 部に巻き込んだ状態で前記コンドーム本体の先端部に載置して前記凹部を覆う肉 厚の蓋体と、を有してなることを特徴としている。 請求項3の考案は、前記蓋体に蛍光剤を含有又は蓋体の表面に蛍光材を塗布し たことを特徴としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1〜図4には本考案に係る潤滑剤充填コンドームの第1実施例が示されてい る。 図1及び図2に示されるように、潤滑剤充填コンドーム10のコンドーム本体 12は男性器を挿入できるように筒状に形成されている。 図1に示されるように、前記コンドーム本体12の先端部12Aには精液溜袋 部16が一体形成されている。この精液溜袋部16は前記コンドーム本体12の 内側に入り込むように押し込まれている。これにより、前記コンドーム本体12 の先端部12Aには凹部18が形成され、この凹部18には潤滑剤としてのゼリ ー20が充填されている。また、前記コンドーム本体12の基端部には縁付け輪 22が形成されている。 図3及び図4に示されるように、前記コンドーム本体12の先端部12Aには コンドーム本体12を縁付け輪22から先端部方向に巻き上げることにより、窪 み部24が形成されている。 この窪み部24の内側には円板状の薄いフィルムで形成された蓋体26が載置 され、前記凹部18を閉じるようになっている。従って、この蓋体26を前記ゼ リー20が充填された凹部18に対応させることによりゼリー20の劣化やゼリ ー20が不用意に凹部18から漏れるのを防止している。
【0006】 第1実施例の潤滑剤充填コンドーム10の作用を説明する。 前記潤滑剤充填コンドーム10においては前記ゼリー20は凹部18にまとま った状態で充填されると共に凹部18は蓋体26により蓋をされた状態になるの で経時的変化によりゼリー20が乾燥する等の劣化を可及的に防止すると共に凹 部18からゼリー20が不用意に漏れることを防止することができる。 前記潤滑剤充填コンドーム10のコンドーム本体12を男性器に装着する場合 は、巻き込まれたコンドーム本体12の先端部12Aの内側に男性器の先端部を 当接した状態にして巻き込まれたコンドーム本体12を巻き戻すようにすればコ ンドーム本体12を男性器に装着することができる。 また、上述した装着時に蓋体26を取ることにより凹部18に充填されていた ゼリー20はコンドーム本体12の先端部12Aの外側面に流れ出してゼリー2 0が塗布された状態になるので、男性器を女性器に挿入する場合にゼリー20に よりスムーズに男性器を女性器に挿入することができる。 従って、潤滑剤充填コンドーム10においては装着時に別途に用意したゼリー をコンドーム本体12に一々塗布する必要がないので面倒でなく煩雑でもない。 なお、前記潤滑剤充填コンドーム10においてはコンドーム本体12に突設さ れる精液溜袋部16を利用して精液溜袋部16をコンドーム本体12の内側に押 し込むことにより凹部18を形成するので、従来のコンドーム製造装置で対応す ることができ、製造コストのアップを抑えることができるという利点がある。
【0007】 図5には本考案に係る潤滑剤充填コンドームの第2実施例が示されている。な お、第1実施例の潤滑剤充填コンドーム10と同一の構造は同一の符号を用いて その説明を省略する。 図5に示されるように、この潤滑剤充填コンドーム30に用いられる蓋体32 は厚紙等で肉厚が厚く形成されている。従って、前記コンドーム本体12の先端 部12Aにはコンドーム本体12を縁付け輪22から先端部方向に巻き上げるこ とにより、形成された窪み部24に蓋体32を載置すると蓋体32が凹部18の 蓋の役目を果たすと共に肉厚の蓋体32が芯材の役目を果たす。 この結果、潤滑剤充填コンドーム30を図示されない包装袋に収容した場合に 蓋体32が潤滑剤充填コンドーム30が折れ曲がったりするのを防止することが できる。 なお、他の構成、作用、効果は第1実施例の潤滑剤充填コンドーム10と同一 であるので、その説明は省略する。
【0008】 図6には本考案に係る潤滑剤充填コンドームの第3実施例が示されている。な お、第1実施例の潤滑剤充填コンドーム10と同一の構造は同一の符号を用いて その説明を省略する。 図6に示されるように、この潤滑剤充填コンドーム40に用いられる蓋体42 を構成するフィルムには蛍光材が含有されている。 従って、暗闇の中で潤滑剤充填コンドーム40を使用する場合に蓋体42が光 るので潤滑剤充填コンドーム40の部位を蓋体42を目印として認識することが できるため、潤滑剤充填コンドーム40の装着が行い易い。 なお、前記蓋体42に蛍光材を含有させる代わりに蓋体42の表面42Aに蛍 光塗料を塗布してもよい。 また、他の構成、作用、効果は第1実施例の潤滑剤充填コンドーム10と同一 であるので、その説明は省略する。
【0009】 なお、実施例では潤滑剤としてゼリー20を示したが、潤滑剤はゼリー20に 限定されるものではなく、シリコンオイル等でもよいことは勿論である。
【0010】
【考案の効果】
本考案の潤滑剤充填コンドームは、潤滑剤は凹部にまとまった状態で充填され るので経時的変化により前記潤滑剤が乾燥する等の劣化を可及的に防止すること ができると共に凹部に蓋体で蓋をすることにより潤滑剤の劣化や潤滑剤が漏れる のを防止できるという優れた効果を有する。 請求項2の潤滑剤充填コンドームは、前記優れた効果の他に蓋体が芯材の役目 を果たすので、潤滑剤充填コンドームが折れ曲がったりするのを防止することが できるという優れた効果を有する。 請求項3の潤滑剤充填コンドームは、前記優れた効果の他に蓋体が暗闇で光る ので暗闇でも潤滑剤充填コンドームを装着し易いという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の潤滑剤充填コンドームの縦断面図
である。
【図2】第1実施例の潤滑剤充填コンドームのコンドー
ム本体と蓋体の斜視図である。
【図3】第1実施例の潤滑剤充填コンドームのコンドー
ム本体に蓋体を取り付けた斜視図である。
【図4】第1実施例の潤滑剤充填コンドームのコンドー
ム本体に蓋体を取り付けた状態の縦断面図である。
【図5】第2実施例の潤滑剤充填コンドームのコンドー
ム本体に蓋体を取り付けた状態の縦断面図である。
【図6】第3実施例の潤滑剤充填コンドームのコンドー
ム本体に蓋体を取り付けた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
10 潤滑剤充填コンドーム 12 コンドーム本体 16 精液溜袋部 18 凹部 20 ゼリー 24 窪み部 26 蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 男性器が挿入される筒状のコンドーム本
    体と、このコンドーム本体の先端部に一体形成された精
    液溜袋部と、この精液溜袋部を前記コンドーム本体の内
    側に押し込むことにより前記コンドーム本体の先端部に
    形成された凹部と、この凹部に充填された潤滑剤と、前
    記コンドーム本体を基端部から先端部に巻き込んだ状態
    で前記コンドーム本体の先端部に載置して前記凹部を覆
    う蓋体と、を有してなることを特徴とする潤滑剤充填コ
    ンドーム。
  2. 【請求項2】 男性器が挿入される筒状のコンドーム本
    体と、このコンドーム本体の先端部に一体形成された精
    液溜袋部と、この精液溜袋部を前記コンドーム本体の内
    側に押し込むことにより前記コンドーム本体の先端部に
    形成された凹部と、この凹部に充填された潤滑剤と、前
    記コンドーム本体を基端部から先端部に巻き込んだ状態
    で前記コンドーム本体の先端部に載置して前記凹部を覆
    う肉厚の蓋体と、を有してなることを特徴とする潤滑剤
    充填コンドーム。
  3. 【請求項3】 前記蓋体に蛍光剤を含有又は蓋体の表面
    に蛍光材を塗布したことを特徴とする請求項1、請求項
    2記載の潤滑剤充填コンドーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019529002A (ja) * 2016-10-07 2019-10-17 ケンブリッジ デザイン パートナーシップ エルエルピー コンドーム

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