JP3090382U - カーテン合わせ具 - Google Patents

カーテン合わせ具

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JP3090382U JP2002003227U JP2002003227U JP3090382U JP 3090382 U JP3090382 U JP 3090382U JP 2002003227 U JP2002003227 U JP 2002003227U JP 2002003227 U JP2002003227 U JP 2002003227U JP 3090382 U JP3090382 U JP 3090382U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両開きカーテンに取り付けてカーテンを閉め
たときの合わせ目のカーテンのスタイルを整えることの
できるカーテン合わせ具を提供する。 【解決手段】 片側垂下りカーテン1の合わせ縁12に
取り付けられる第1止着体3と、第1止着体3の相手方
部材を形成して他側垂下りカーテン2の合わせ縁22に
取り付けられる第2止着体6とを備える。第1及び第2
のそれぞれの止着体3,6が磁石の吸着作用によって互
いに吸着可能な着磁面を有する。止着体3,6は垂下り
カーテン1,2の合わせ縁12,22の垂下り姿勢を維
持させ得る重りとしての機能を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カーテン合わせ具及びカーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の窓などに設置される両開きカーテンでは、カーテンを閉めたときに風な どに煽られてカーテンが開いたりばたついたりすることを防ぐために、左右のカ ーテンの合わせ縁同士を紐で結んでカーテンのスタイルを整えるということが行 われていた。また、カーテンを開いたときの納まりをよくするために、カーテン が設置されている窓枠や壁などの固定側部材に固着したフックにタッセルや房掛 けを吊るしておき、そのタッセルや房掛けを使って開いたカーテンを束ねること によってカーテンのスタイルを整えるということが行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、閉じたカーテンの合わせ縁同士をいちいち紐で結んでカーテン のスタイルを整えるのは面倒である。また、窓枠や壁などの固定側部材に固着し たフックにタッセルや房掛けを吊るしておくことは、フックの突起部分の高さ位 置がちょうど子供の頭部付近に位置することなどにより、その突起部分が頭部に 当たるという危険があった。
【0004】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、カーテンのスタイルを整える という基本的課題を解決することのできるカーテン合わせ具及びカーテンを提供 したものである。
【0005】 具体的には、カーテンを閉じたときに左右のカーテンの合わせ縁同士がはなれ ないように自然に結合させることができるようにすることによって、カーテンが 風に煽られて開いたりばたついたりすることを防ぐことのできるカーテン合わせ 具を提供することを目的とする。
【0006】 また、本考案は、レースのような薄生地のカーテンに対しても容易かつ確実に 取り付けることのできるカーテン合わせ具を提供することを目的とする。
【0007】 さらに、本考案は、タッセルや房掛けを不要にしてそれらを吊り下げるフック のような突起部分を有する吊り具を用いる必要がなくなるにもかかわらず、カー テンを開いたときの納まりをよくすることのできるカーテン合わせ具を提供する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るカーテン合わせ具は、開閉操作される片側垂下りカーテンの合わ せ縁に取り付けられる第1止着体と、この第1止着体の相手方部材を形成して上 記垂下りカーテンと対をなして開閉操作される他側垂下りカーテンの合わせ縁に 取り付けられる第2止着体とを備えている。そして、第1及び第2のそれぞれの 止着体が、それらのうちの少なくとも一方側に保持された磁石の吸着作用によっ て互いに吸着可能な着磁面を有し、かつ、それぞれの止着体は、それらが装着さ れた上記垂下りカーテンの合わせ縁の垂下り姿勢を維持させ得る重りとしての機 能を備えている。
【0009】 この合わせ具によれば、片側垂下りカーテンの合わせ縁に取り付けられた第1 止着体の着磁面と、他側垂下りカーテンの合わせ縁に取り付けられた第2止着体 の着磁面とが、カーテンを閉めたときに自然に吸着して両方の垂下りカーテンの 合わせ縁を開かないように連結する。そのため、従来の場合のようにいちいち紐 で左右のカーテンの合わせ縁同士を結ばなくても、カーテンが風に煽られて開い たりばたついたりすることがなくなる。
【0010】 本考案のカーテン合わせ具では、第1及び第2の各止着体のそれぞれは、その 止着体が取り付けられる垂下りカーテンの合わせ縁を挟んだ状態に配備される二 股状の挟持部材と、この挟持部材に嵌合されてその挟持部材を挾圧することによ りその挟持部材で上記合わせ縁を挾圧させる二股状のクリップ体とに分割されて いることが望ましい。これによれば、二股状のクリップ体の挾圧作用によって二 股状の挟持部材で垂下りカーテンの合わせ縁を確実に挟持させることが可能にな る。そのため、カーテンの合わせ縁に取り付けた第1及び第2の各止着体がずれ 落ちて位置ずれするということが起こりにくくなり、カーテンを閉めたときに自 然に両方の止着体の着磁面同士が吸着するという作用が確実に発揮されるように なる。
【0011】 本考案に係る別のカーテン合わせ具は、開閉操作される垂下りカーテンの合わ せ縁に取り付けられるカーテン側止着体と、このカーテン側止着体の相手方部材 を形成して上記垂下りカーテンが設置されている固定側部材に取り付けられる固 定側止着体とを備え、カーテン側及び固定側のそれぞれの止着体が、それらのう ちの少なくとも一方側に保持された磁石の吸着作用によって互いに吸着可能な着 磁面を有し、上記カーテン側止着体は、上記垂下りカーテンの合わせ縁の垂下り 姿勢を維持させ得る重りとしての機能を備えている。
【0012】 この合わせ具によれば、カーテンを開けたときに、カーテン側垂下りカーテン の合わせ縁に取り付けられたカーテン側止着体の着磁面と固定側部材に取り付け られた固定側止着体の着磁面とを吸着させてカーテンをスタイルよく束ねておく ことが可能になる。そして、固定側止着体は、従来の場合のように突起部分を持 つフックに吊り下げておく必要がないので、子供の頭部が当たって怪我をすると いうような危険がなくなる。
【0013】 このカーテン合わせ具においても、カーテン側止着体が、上記垂下りカーテン の合わせ縁を挟んだ状態に配備される二股状の挟持部材と、この挟持部材に嵌合 されてその挟持部材を挾圧することによりその挟持部材で上記合わせ縁を挾圧さ せる二股状のクリップ体とに分割されていることが望ましく、それによれば、二 股状のクリップ体の挾圧作用によって二股状の挟持部材で垂下りカーテンの合わ せ縁を確実に挟持させることが可能になる。そのため、カーテンの合わせ縁に取 り付けた第1及び第2の各止着体がずれ落ちて位置ずれするということが起こり にくくなる。
【0014】 本考案に係るカーテン合わせ具は、上記したカーテン合わせ具の第1止着体及 び第2止着体が、それらが装着されるそれぞれの上記垂下りカーテンの合わせ縁 の下半部領域内の所定箇所に装着されているというものである。これによれば、 それぞれの止着体に備わっている重りとしての機能が有効に発揮されて片側及び 他側の各カーテンの合わせ縁の重心位置が低位に定まる。そのため、それぞれの カーテンの合わせ縁がまっすぐに垂れ下がって両方のカーテンの合わせ目が綺麗 に揃い、カーテンを閉めたときのカーテンスタイルが良好に保たれる。また、カ ーテンが風に煽られたときでも止着体の重りとしての機能がより顕著に発揮され てカーテンのばたつきが抑制される。
【0015】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施形態のカーテンを例示した正面図、図2は図1の要部の横 断平面図、図3は図2のIII−III線に沿う部分の拡大断面図である。
【0016】 このカーテンは、片側(左側)の垂下りカーテン1と他側(右側)の垂下りカ ーテン2とのそれぞれを、図示していない窓枠上部のカーテンレールに両開き可 能に吊り下げてある。そして、それぞれの片側及び他側のそれぞれの垂下りカー テン1,2の合わせ縁12,22の下半部領域内の所定箇所、すなわち各合わせ 縁12,22の下半部領域内の同じ高さ位置に第1止着体3及び第2止着体6を それぞれ装着してある。これらの止着体3,6には、本考案の実施形態に係るカ ーテン合わせ具を構成している止着体が用いられている。
【0017】 図2のように、片側の垂下りカーテン1の合わせ縁12に装着された第1止着 体3は、垂下りカーテン1の合わせ縁12を挟んだ状態に配備された二股状の挟 持部材31と、この挟持部材31に嵌合されてその挟持部材31を挾圧すること によりその挟持部材31で合わせ縁12を挾圧させている二股状のクリップ体4 1とを備えている。
【0018】 次に、第1止着体3の構成部品やその構成部品の組付け構造を説明する。図6 (A)は挟持部材31の平面図、同(B)は挟持部材の正面図、図7はクリップ 体41の概略斜視図、図8はホルダーの斜視図である。
【0019】 挟持部材31は合成樹脂の一体成形体でなり、図6(A)(B)のように、横 長略矩形に形成されていて、その左右方向略中央部に薄肉部を形成してその薄肉 箇所をヒンジ32としてある。また、表面の左右方向両端部に、縦方向に長くか つ下端に係止面34を備えた係合溝33が備わっているのに対し、裏面の左右方 向両端部に、縦方向に延びる複数の突条35が備わっている。この挟持部材31 は、図6(A)に矢印bで示したように、ヒンジ32のところで折り曲げて二股 状に形作ることによって、一端側の突条35に他端側の突条35を食い違い状態 に対向させることができるようになっている。
【0020】 クリップ体41も合成樹脂の一体成形体でなり、図7のように、先端部に突条 43を備えた板片状の一対の弾性片42,42の基部同士が背板部44によって 連結されている。また、背板部44には一対の係止片部45,45が設けられて いると共に、これらの係止片部45,45と背板部44とによって形作られた縦 溝46,46の下端位置に係止面47が形成されている。図8に示したホルダー 5は、幅方向中央部に膨出部51を有し、かつ、幅方向両端部に脚片部52,5 2を備えた板金でなる。
【0021】 図2又は図3のように、ホルダー5の脚片部52,52の相互間に縦長矩形の 永久磁石55が収容され、脚片部52,52の相互間に永久磁石55を収容した ホルダー5の脚片部52,52が、クリップ体41の縦溝46,46(図7参照 )に上方から挿入されると共に、ホルダー5の膨出部51がクリップ体41の係 止片部45,45の相互間に挿入される。こうしてホルダー5を介して永久磁石 55を取り付けたクリップ体41にあっては、ホルダー5の膨出部51の表面が 着磁面56となり、この着磁面56が他の磁性材料との間で吸引作用を発揮する 。
【0022】 図2のように、挟持部材31は、図6(A)に矢印bで示したように、ヒンジ 32のところで折り曲げて二股状に形作ることによって、垂下りカーテン1の合 わせ縁を挟んだ状態に配備される。そして、その挟持部材31の外側にクリップ 体41を嵌合してクリップ体41の一対の弾性片42,42で挟持部材31を挾 圧させることにより、挟持部材31で合わせ縁12を挾圧させている。クリップ 体41を挟持部材31に嵌合したときには、クリップ体41の弾性片42,42 の突条43,43のそれぞれが挟持部材31の係合溝33,33のそれぞれに各 別に係合し、かつ、それらの係合溝33,33の係止面34,34に上記突条4 3,43が係止するので、クリップ体41が挟持部材31から容易に脱落するこ とはない。また、このように二股状のクリップ体41の挾圧作用によって、合わ せ縁12を挟んでいる二股状の挟持部材31で垂下りカーテン1の合わせ縁12 を挟持させるという構造を採用することによって、垂下りカーテン1の合わせ縁 12に取り付けた第1止着体3がずれ落ちて位置ずれするということが起こりに くくなる。
【0023】 図1に示した他側の垂下りカーテン2の合わせ縁22に取り付けられている第 2止着体6も、上記した第1止着体3と同じ構成になっているけれども、その第 2止着体6の着磁面は、第1止着体3の着磁面56との間で吸引作用を発揮する ようにその極性が定められている。
【0024】 以上において、図1のようにカーテンを閉めたときには、片側垂下りカーテン 1の合わせ縁12に取り付けられた第1止着体3の着磁面56(図3又は図4参 照)と、他側垂下りカーテン2の合わせ縁22に取り付けられた第2止着体6の 着磁面とが自然に吸着して両方の垂下りカーテン1,2の合わせ縁12,22を 開かないように連結する。そのため、カーテンが風に煽られて開いたりばたつい たりしにくくなる。
【0025】 ここで、第1止着体3や第2止着体6は、それらが装着された垂下りカーテン 1,2の合わせ縁12,22の垂下り姿勢を維持させ得る重りとしての機能を発 揮し得る重量を持っている。そのため、図1のように垂下りカーテン1,2の合 わせ縁12,22の下半部領域内の同じ高さ位置に第1止着体3及び第2止着体 6をそれぞれ装着してあると、垂下りカーテン1,2の合わせ縁12,22が第 1止着体3や第2止着体6の重量によって下方に引っ張られるので、合わせ縁1 2,22同士の合わせ目が綺麗に揃って、カーテンを閉めたときのカーテンスタ イルが良好に保たれる。なお、図1には各垂下りカーテン1,2の縦方向中央位 置を一点鎖線aで示してある。
【0026】 図4は別の本考案に係る実施形態のカーテン合わせ具を用いたカーテンを閉め た状態で示した正面図、図5はそのカーテンを開いた状態で示した正面図である 。
【0027】 図4及び図5に示したカーテンにおいて、片側(左側)の垂下りカーテン1の 合わせ縁12や他側(右側)の垂下りカーテン2の合わせ縁22に取り付けられ ている各カーテン側止着体3a,3bには図6〜図8で説明した第1止着体3と 同じものが用いられている。したがって、説明の重複を避けるため、カーテン側 止着体3a,3bの具体的構成の説明は省略する。
【0028】 図4及び図5において、8a,8bは固定側止着体であり、この固定側止着体 8a,8bは、垂下りカーテン1,2が設置されている窓枠や壁などの固定側部 材に取り付けられていて、上記したカーテン側止着体3a,3bの着磁面との間 で吸引作用を発揮し得る材料、たとえば鉄板などの磁性体や永久磁石などによっ て形成されている。そして、片側の固定側止着体8aは、片側の垂下りカーテン 1を開けて束ねることのできる箇所に粘着テープなどを介して取り付けられ、他 側の固定側止着体8bは、他側の垂下りカーテン1を開けて束ねることのできる 箇所に粘着テープなどを介して取り付けられている。
【0029】 このように、カーテンにカーテン側止着体3a,3bを取り付け、固定側部材 に固定側止着体8a,8bを取り付けておけば、図5のようにカーテンを開けた ときに、カーテン側垂下りカーテン1,2の合わせ縁12,22に取り付けられ たカーテン側止着体3a,3bの着磁面と固定側部材に取り付けられた固定側止 着体8a,8bの着磁面とをそれぞれ吸着させてカーテンをスタイルよく束ねて おくことが可能になる。しかも、固定側止着体8a,8bには、鉄板のように板 片状に形成して固定側部材に貼着しておくことができるため、そのようにしてお くことによって、従来の場合のように突起部分を持つフックを固定側部材に取り 付けなくて済むので、子供の頭部が当たって怪我をするというような危険がなく なる。
【0030】 また、図4のようにカーテンを閉めたときには、片側垂下りカーテン1の合わ せ縁12に取り付けられたカーテン側止着体3aの着磁面と、他側垂下りカーテ ン2の合わせ縁22に取り付けられたカーテン側止着体3bの着磁面とが自然に 吸着して両方の垂下りカーテン1,2の合わせ縁12,22を開かないように連 結するので、カーテンが風に煽られて開いたりばたついたりしにくくなる。しか も、カーテン側止着体3a,3bの重りとしての機能により、図4のように垂下 りカーテン1,2の合わせ縁12,22の下半部領域内の同じ高さ位置にそれら のカーテン側止着体3a,3bをそれぞれ装着してあると、垂下りカーテン1, 2の合わせ縁12,22がカーテン側止着体3a,3bの重量によって下方に引 っ張られるので、合わせ縁12,22同士の合わせ目が綺麗に揃って、カーテン を閉めたときのカーテンスタイルが良好に保たれる。なお、図4には各垂下りカ ーテン1,2の縦方向中央位置を一点鎖線aで示してある。
【0031】 図1や図4及び図5に示したカーテンでは、片側及び他側のそれぞれの垂下り カーテン1,2の各合わせ縁12,22に、永久磁石を保持した止着体3,6, 3a,3bを取り付けた事例を説明したけれども、この点は、左右の止着体のい ずれか一方だけに永久磁石を保持した止着体を用い、他方には一方の止着体の永 久磁石によって発揮される吸引作用で一方の止着体の着磁面に吸着可能な材料、 たとえば金属磁性体を用いることが可能である。
【0032】
【考案の効果】
以上のように、請求項1に係る考案のカーテン合わせ具によれば、カーテンを 閉めたときに左右のカーテンの合わせ縁同士をはなれないように自然に結合する ため、カーテンが風に煽られて開いたりばたついたりすることを防止してカーテ ンのスタイルを整えるという基本的課題が解決される。
【0033】 また、請求項3に係る考案のカーテン合わせ具によれば、カーテンを開けたと きのカーテンの納まりをよくするために従来より用いられていたタッセルや房掛 けを不要にすることができるので、それらを吊り下げるフックのような突起部分 を有する吊り具を用いずにカーテンを開いたときの納まりをよくしてカーテンの スタイルを整えるという基本的課題を解決することができるだけでなく、突起部 分に子供の頭が当たるというような危険を回避することが可能になる。
【0034】 特に請求項2や請求項4に係る考案のカーテン合わせ具によれば、レースのよ うな薄生地のカーテンに対しても容易かつ確実に取り付けることのできるカーテ ン合わせ具を提供することが可能になる。
【0035】 請求項5に係る考案のカーテン合わせ具によれば、止着具の重量を利用してカ ーテンスタイルが自然に整えられるので、カーテンのスタイルを整えるという基 本的課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態のカーテンを例示した正面図
である。
【図2】図1の要部の横断平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う部分の拡大断面
図である。
【図4】図4は別の本考案に係る実施形態のカーテン合
わせ具の使用例をカーテンを秘めた状態で示した正面図
である。
【図5】図4の使用例をカーテンを開いた状態で示した
正面図である。
【図6】(A)は挟持部材の平面図、(B)は挟持部材
の正面図である。
【図7】クリップ体の概略斜視図である。
【図8】ホルダーの斜視図である。
【符号の説明】
1,2 垂下りカーテン 12,22 合わせ縁 3 第1止着体 6 第2止着体 55 永久磁石 56 着磁面 31 挟持部材 41 クリップ体 3a,3b カーテン側止着体 8a,8b 固定側止着体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉操作される片側垂下りカーテンの合
    わせ縁に取り付けられる第1止着体と、この第1止着体
    の相手方部材を形成して上記垂下りカーテンと対をなし
    て開閉操作される他側垂下りカーテンの合わせ縁に取り
    付けられる第2止着体とを備え、 第1及び第2のそれぞれの止着体が、それらのうちの少
    なくとも一方側に保持された磁石の吸着作用によって互
    いに吸着可能な着磁面を有し、かつ、それぞれの止着体
    は、それらが装着された上記垂下りカーテンの合わせ縁
    の垂下り姿勢を維持させ得る重りとしての機能を備えて
    いることを特徴とするカーテン合わせ具。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の各止着体のそれぞれは、
    その止着体が取り付けられる垂下りカーテンの合わせ縁
    を挟んだ状態に配備される二股状の挟持部材と、この挟
    持部材に嵌合されてその挟持部材を挾圧することにより
    その挟持部材で上記合わせ縁を挾圧させる二股状のクリ
    ップ体とに分割されている請求項1に記載したカーテン
    合わせ具。
  3. 【請求項3】 開閉操作される垂下りカーテンの合わせ
    縁に取り付けられるカーテン側止着体と、このカーテン
    側止着体の相手方部材を形成して上記垂下りカーテンが
    設置されている固定側部材に取り付けられる固定側止着
    体とを備え、カーテン側及び固定側のそれぞれの止着体
    が、それらのうちの少なくとも一方側に保持された磁石
    の吸着作用によって互いに吸着可能な着磁面を有し、上
    記カーテン側止着体は、上記垂下りカーテンの合わせ縁
    の垂下り姿勢を維持させ得る重りとしての機能を備えて
    いることを特徴とするカーテン合わせ具。
  4. 【請求項4】 カーテン側止着体が、上記垂下りカーテ
    ンの合わせ縁を挟んだ状態に配備される二股状の挟持部
    材と、この挟持部材に嵌合されてその挟持部材を挾圧す
    ることによりその挟持部材で上記合わせ縁を挾圧させる
    二股状のクリップ体とに分割されている請求項3に記載
    したカーテン合わせ具。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載したカーテ
    ン合わせ具の第1止着体及び第2止着体が、それらが装
    着されるそれぞれの上記垂下りカーテンの合わせ縁の下
    半部領域内の所定箇所に装着されていることを特徴とす
    るカーテン合わせ具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006141718A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Maruyama Seni Sangyo Kk タペストリー構成シート、タペストリー構成シート用連結部材及びタペストリー
KR200470811Y1 (ko) * 2013-04-18 2014-01-08 박범진 출입문에 설치되는 개폐장치
KR200472897Y1 (ko) * 2012-10-08 2014-05-29 한규룡 자석어셈블리가 구비된 커튼
JP2019198377A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 幸治 ▲廣▼▲瀬▼ 連結部材ならびにそれを用いる衣服およびシート材

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