JP3089778U - 走行玩具用レール - Google Patents

走行玩具用レール

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JP3089778U JP2002002613U JP2002002613U JP3089778U JP 3089778 U JP3089778 U JP 3089778U JP 2002002613 U JP2002002613 U JP 2002002613U JP 2002002613 U JP2002002613 U JP 2002002613U JP 3089778 U JP3089778 U JP 3089778U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】わざわざスタビライザを取りつけなくても走行
玩具をスムーズに走行させることができる走行玩具用レ
ール。 【解決手段】玩具本体1をプラスチック製とし、車輪に
ゴムタイヤを備えた走行玩具1を走行させるレール2で
あって、以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)走行玩具1用の走行路をはさんでその両側にプラ
スチック製の側壁7、8を形成すること (ロ)上記両側壁7、8の上部には、走行路側に膨出す
る膨出縁9を長手方向に沿って形成し、両側の膨出縁9
間の間隔は走行玩具1の車幅よりもやや大きくすること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、走行玩具用レールに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、プルバック式ゼンマイを有するミニチュアカーなどの走行玩具は床面 を自由に走行させることはできるが、専用の走行レールを組んでその上を走らせ ることもできる。
【0003】 ところで、ゼンマイを駆動源とする走行玩具でも、レール上を走らせると、か なりのスピードがでるので、レールには、走行路をはさんでその両側に側壁が形 成されている。走行中は両側壁によって外に飛び出すのが防止されるだけでなく 、側壁が走行方向を案内するので、走行玩具は急なカーブでも勢いよく走り抜け ることができる。
【0004】 ところが、走行玩具の車輪にはゴム製のタイヤが装着されているので、単に側 壁が形成されているレール構成では、タイヤが側壁に接触する可能性がある。特 に、カーブを走行するときは、遠心力が働いてタイヤが強く外周側の側壁に接触 する。ゴムタイヤは接触抵抗が大きいので、走行路をスリップすることなく走行 できるというメリットがある反面、側壁に接触すると、走行に対する抵抗となる ので、好ましくない。そのため、従来は走行玩具のバンパーにスタビライザと呼 ばれる、車体の左右外側に突出して先端に車輪状の回転体を備えたアーム状の部 材を取りつけることが行なわれている。これによれば、レールの側壁にはタイヤ の代りに回転体が接触し、回転体は回転するので、接触抵抗は車体が接触する場 合に比べて摩擦抵抗がかなり小さくなるから、車体が側壁に当たっても、スムー ズに走行することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、レールを走行させるときにスタビライザを装着するのは作業が 面倒であるほか、外観も損なわれ、コストも高くなるという問題がある。
【0006】 本考案は上記問題点を解消し、わざわざスタビライザを取りつけなくても走行 玩具をスムーズに走行させることができる走行玩具用レールを提供することをそ の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る走行玩具用レールは、玩具本体をプラ スチック製とし、車輪にゴムタイヤを備えた走行玩具を走行させるレールであっ て、以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)走行玩具用の走行路をはさんでその両側にプラスチック製の側壁を形成す ること (ロ)上記両側壁の上部には、走行路側に膨出する膨出縁を長手方向に沿って形 成し、両側の膨出縁間の間隔は走行玩具の車幅よりもやや大きくすること
【0008】 なお、前記側壁のうちカーブに対応する部位の外周側の側壁の膨出縁は、少な くとも走行玩具の前輪よりも高い位置に形成するのが好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1において符号1は走行玩具、2はプラスチック製の走行用レールを示す。 走行玩具1は市販されているもので、図2に示されるように玩具本体1aはプラ スチック製であり、車輪3、4にゴムタイヤ5が装着され、玩具本体1aの内部 にはプルバック式の駆動装置(図示せず)が設けられている。なお、前輪3は後 輪4よりも小さく形成されている。また、ゴムタイヤ5は玩具本体1aの側面よ りもやや外側に出ている。
【0010】 レール2は真直状のものやカーブしたレール部材2a、2bを突合せ連結して 無限軌道状に組み合わせ可能になっている。
【0011】 レール2は図3及び図4に示されるように、走行玩具走行用の走行路6をはさ んでその内周側と外周側の両側に側壁7、8が形成されている。側壁7、8の高 さは走行中に走行玩具1が飛び出さない程度にすればよい。なお、このような構 成のレールは公知である。
【0012】 次に、上記両側壁7、8の上部には、走行路6側に膨出する膨出縁9が長手方 向に沿って形成されている。両側の膨出縁9間の間隔は走行玩具1の車幅よりも やや大きくする。
【0013】 ところで、走行玩具1が真直状のレール部材2a上を走行するときは、ストレ ートに走行するので、その側面が側壁7、8に当たるとしても一瞬であり、連続 的に当たることはない。したがって、膨出縁9の高さも走行玩具1が飛び出さな い程度の高さでよい。膨出縁9の高さがたとえ車輪3、4の高さよりも低くても 、走行玩具1の側面に当たるのは膨出縁9の内端面であるから、走行玩具1には 線接触状に接触するだけであり、走行への影響は非常に少ない。それよりも、膨 出縁9が低いことにより、走行玩具1が側壁7、8で隠れる部分を最小に抑える ことができ、外から見える部分が大きくなるから、走行遊びの面白さが損なわれ ない。
【0014】 これに対し、カーブに対応する部位のレール部材2b上を走行するときは、走 行玩具1には遠心力が働くので、走行玩具1は内周側の側壁7にはほとんど接触 することがない。このため、内周側の側壁7は真直状のレール部材2aの場合と 同じく、走行玩具1が飛び出さない程度の高さでよく、膨出縁9の高さも前輪3 の高さよりも低くてもよい。しかし、走行玩具1は、外周側の側壁8には遠心力 により強く押しつけられるので、外周側の側壁8の膨出縁9は、少なくとも走行 玩具1の前輪3よりも高い位置に形成されている。
【0015】 例えば、走行玩具の幅30mm、前輪の直径11mmとした場合、レール2の 膨出縁9、9間の幅は約32mm、真直状のレール部材2aの側壁7、8の走行 面から膨出縁9の下面までの高さは約7mm、カーブのレール部材2bの外周側 の側壁8の走行面から膨出縁ま9の下面までの高さは約11.5mmとするのが 好ましい。
【0016】 上記構成のレール2に沿って走行玩具1を走行させると、直進走行のときは、 走行玩具1は側壁7、8に接触しても、線接触状に接触するだけであるから、走 行抵抗は小さくて済む。
【0017】 これに対し、カーブ走行するときは、走行玩具1は遠心力により外周側の側壁 8側に強く押しつけられる。ところで、プルバックゼンマイ式の走行玩具1は、 前後車輪3、4の向きを変えることができないので、走行玩具1は常に直進しな がら、弯曲する膨出縁9に案内されてカーブ走行する。したがって、走行玩具1 の前輪3のタイヤハウスの外面が常に外周側の膨出縁9の内面に接触し、上記内 面によって強制的に内周側に押しやられるので、内周側に位置ずれを起こしなが らカーブ走行することになる。つまり、走行玩具1は、前部よりも後部の方がよ り強く膨出縁9に当たるのである。その際、上記膨出縁9は、走行玩具1の前輪 3が接触しない程度の高さ、つまり走行玩具1の前輪3のタイヤハウス10の上 部外面に接触する程度に形成され、前輪3のゴムタイヤ5には接触しない。タイ ヤハウス10は走行玩具1の他の側面部分よりも外側に突出しているので、上記 膨出縁9とは点接触状に接触するにすぎない。このようにプラスチック同士の接 触であり、しかも点接触状に接触するから、走行抵抗は十分に小さく、遠心力が 働いたとしても、その影響は最小限に抑えることができる。したがって、カーブ もスムーズに走行することができる。
【0018】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、走行路の両側に走行玩具を案内する側壁が形成 され、しかも両側壁の上部には、走行路側に膨出する膨出縁を長手方向に沿って 形成されているので、走行玩具の側面又はゴムタイヤが接触することがあっても 、膨出縁とは線接触状に接触するのであるから、走行抵抗は小さくて済み、スム ーズに走行することができる。したがって、わざわざスタビライザを取りつけな くても走行玩具をスムーズに走行させることができる。
【0019】 請求項2に係る考案によれば、カーブに対応する部位の外周側の側壁の膨出縁 は、少なくとも走行玩具の前輪が接触しない程度の高さに形成されているので、 前輪のゴムタイヤは膨出縁には接触しない。このように、膨出縁と走行玩具とは プラスチック同士の接触となるから、走行抵抗は十分に小さく、遠心力が働いた としても、その影響は最小限に抑えることができる。したがって、カーブをスム ーズに走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る走行玩具走行用レールの一例の平
面図
【図2】走行玩具の斜視図
【図3】図1のX−X線上の断面図
【図4】図1のY−Y線上の断面図
【符号の説明】
1 走行玩具 2 レール 7、8 側壁 9 膨出縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体をプラスチック製とし、車輪に
    ゴムタイヤを備えた走行玩具を走行させるレールであっ
    て、以下の要件を備えたことを特徴とする走行玩具用レ
    ール。 (イ)走行玩具用の走行路をはさんでその両側にプラス
    チック製の側壁を形成すること (ロ)上記両側壁の上部には、走行路側に膨出する膨出
    縁を長手方向に沿って形成し、両側の膨出縁間の間隔は
    走行玩具の車幅よりもやや大きくすること
  2. 【請求項2】 前記側壁のうちカーブに対応する部位の
    外周側の側壁の膨出縁は、少なくとも走行玩具の前輪よ
    りも高い位置に形成されている、請求項1記載の走行玩
    具用レール。
JP2002002613U 2002-05-08 2002-05-08 走行玩具用レール Expired - Lifetime JP3089778U (ja)

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