JP3089512U - バンドのアジャスト構造 - Google Patents
バンドのアジャスト構造Info
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- JP3089512U JP3089512U JP2002002326U JP2002002326U JP3089512U JP 3089512 U JP3089512 U JP 3089512U JP 2002002326 U JP2002002326 U JP 2002002326U JP 2002002326 U JP2002002326 U JP 2002002326U JP 3089512 U JP3089512 U JP 3089512U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 工具を使わない簡易なバンドのアジャスト構
造の提供にある。 【解決手段】 両側端11を垂下させ、その垂下部分1
2にピン孔13,14を設けた本体駒10、貫通したピ
ン孔を設け、隣り合う本体駒どうしをつなぐつなぎ駒2
0、本体駒に設けられたピン孔とつなぎ駒に設けられた
ピン孔43,44とを合わせて形成されるピン孔に挿通
される連結ピン50を備える。つなぎ駒は、両側端41
を起立させ、その起立部分にピン孔を設けた外パーツ4
0、貫通したピン孔を設け、外パーツの起立部分に挟ま
れるようにして取り付けられる弾性体からなる内パーツ
30を備える。
造の提供にある。 【解決手段】 両側端11を垂下させ、その垂下部分1
2にピン孔13,14を設けた本体駒10、貫通したピ
ン孔を設け、隣り合う本体駒どうしをつなぐつなぎ駒2
0、本体駒に設けられたピン孔とつなぎ駒に設けられた
ピン孔43,44とを合わせて形成されるピン孔に挿通
される連結ピン50を備える。つなぎ駒は、両側端41
を起立させ、その起立部分にピン孔を設けた外パーツ4
0、貫通したピン孔を設け、外パーツの起立部分に挟ま
れるようにして取り付けられる弾性体からなる内パーツ
30を備える。
Description
【0001】
本考案は、バンドの長さ調整のためのアジャスト構造に関する。
【0002】 駒を組み合わせて構成されるバンドのサイズをその装着部分に合わせて調節す るためには、アジャスト駒といわれる調節駒を取り外すことによって行われる。 従来、このアジャスト駒を取り外すためには、取り外すアジャスト駒と他の駒と を連結させている連結用ピンを外さなければならず、この連結用ピンを外すため に目打ちなどの工具が必要であった。
【0003】
腕時計などを購入する際、販売店でバンドのサイズを調節してもらう場合には このような作業は問題にはならない。しかし、サイズの合わないバンドを個人的 に調節しようとする場合、前記のように工具を使う必要があるために、適切な工 具を所持していないとアジャスト駒の取り外し作業ができなく、不便である。ま た、工具があっても、細かい面倒な作業であるために自分で作業せず、販売店に 持って行き、そこで調節してもらう場合も多い。
【0004】 とくに、近年のインターネットなどによる通信販売の普及に伴い、未調節のバ ンドを購入する場合も多くなり、工具を使わずに、簡易にバンドのサイズを調節 できる構造が求められている。 そこで、本考案は、工具を使わない簡易なバンドのアジャスト構造の提供を目 的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の第一は、両側端を垂下させ、その垂下部 分にピン孔を設けた本体駒、 貫通したピン孔を設け、隣り合う本体駒どうしをつなぐつなぎ駒、 本体駒に設けられたピン孔とつなぎ駒に設けられたピン孔とを合わせて形成さ れるピン孔に挿通される連結ピンを備え、 つなぎ駒は、両側端を起立させ、その起立部分にピン孔を設けた外パーツ、 貫通したピン孔を設け、外パーツの起立部分に挟まれるようにして取り付けら れる弾性体からなる内パーツを備えたバンドのアジャスト構造である。
【0006】 本考案の第二は、連結ピンの直径a、本体駒のピン孔の直径b、外パーツのピ ン孔の直径c、内パーツのピン孔の直径dが、b>a>dかつc>a>dの関係 を有することを特徴とする。
【0007】 本考案の第三は、つなぎ駒の外パーツと内パーツには、お互いに嵌合する凹凸 を設けたことを特徴とする。
【0008】
第一の考案によれば、隣り合う本体駒どうしをつなぐつなぎ駒の内パーツが弾 性体からなることで、つなぎ駒と本体駒とを連結するためにピン孔へ挿入された 連結ピンの着脱・維持が自在となる。
【0009】 第二の考案によれば、連結ピンの直径a、本体駒のピン孔の直径b、外パーツ のピン孔の直径c、内パーツのピン孔の直径dとした場合に、b>a>dかつc >a>dの関係を有することで、連結ピンは本体駒及び外パーツのピン孔に挿入 可能である。また、内パーツのピン孔にあっては、内パーツが弾性体からなるこ とで、連結ピンをそのピン孔へ着脱でき、かつ、ピン孔内では応力によって連結 ピンの位置が維持される。
【0010】 第三の考案によれば、つなぎ駒の外パーツと内パーツにお互いに嵌合する凹凸 を設けることで、外パーツに対する内パーツの位置が確実に決まる。
【0011】
【考案の実施の形態】 本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の実施形態を示す分解斜視図である。本考案は、本体駒10と つなぎ駒20と連結ピン50とを備える。本体駒10は、両側端11,11を垂 下させた垂下部分12,12を有し、その垂下部分12,12に連結ピン50を 通すピン孔13,14を横並びで設けている。
【0012】 つなぎ駒20はブロック体で、内パーツ30と外パーツ40とを備えてなる。 外パーツ40が両側端41,41を起立させた起立部分42,42を有し、その 起立部分42,42に連結ピン50を通すピン孔43,44を横並びで設けてい る。
【0013】 一方、内パーツ30はシリコンゴムやウレタンゴムなどの弾性体からなるもの であり、貫通したピン孔33,34を横並びで設け、外パーツ40の起立部分4 2,42間に挟まれるようにして取り付けられている。なお、内パーツ30の底 面35には長手方向へ溝36が切ってあり、外パーツ40の平坦部45には溝3 6に合致する突起46を設けている。これによって、外パーツ40に対する内パ ーツ30の位置が確実に決まる。
【0014】 連結ピン50は棒状体であり、両端部51,51を尖鋭化している。尖鋭化す ることで、本体駒10のピン孔13,14へ連結ピン50を挿入しやすくなる。 この連結ピン50は、本体駒10とつなぎ駒20を組み合わせて、本体駒10の ピン孔13と内パーツ30のピン孔34と外パーツ40のピン孔44とで形成さ れるピン孔、本体駒10のピン孔14と内パーツ30のピン孔33と外パーツ4 0のピン孔43とで形成されるピン孔にそれぞれ挿入される。これによって、本 体駒10とつなぎ駒20とが連結され、つなぎ駒20が隣り合う本体駒10どう しをつなぐことになる。
【0015】 ここで、連結ピン50の直径をa、本体駒のピン孔の直径をb、外パーツのピ ン孔の直径をc、内パーツのピン孔の直径をdとした場合に、「b>a>d」か つ「c>a>d」の条件を満たすようにする。こうすることで、連結ピン50は 本体駒10のピン孔13,14及び外パーツ40のピン孔43,44を挿通でき る。また、a>dであるが、内パーツ30は弾性体であるため、連結ピン50は 内パーツ30のピン孔33,34に着脱可能であり、ピン孔33,34内では応 力によりその位置が維持される。
【0016】 図2では、本体駒10及びつなぎ駒20を組み合わせた状態の正面図である。 本体駒10の垂下部分12,12で挟まれた部分に、つなぎ駒20が取り付けら れ、連結ピン50によって本体駒10とつなぎ駒20とが連結されている。
【0017】 図3は、図1に示す構造(アジャスト構造)によって本体駒10をつないでバ ンドを構成した外観斜視図である。図4に示す図3のA−A断面図にあるように 、つなぎ駒20の上方四隅21,21が切り欠きとなっているので、その切り欠 き分だけ本体駒10とつなぎ駒20とが連結ピン50を軸に回動可能となる。
【0018】 図5は、外パーツ40の製造方法を示した説明図である。まず、平板を矩形状 にかつその両側端41,41へピン孔43,44を有するようにプレスする。次 に、ピン孔43,44を有する両側端41,41を起立させて起立部分42,4 2とする。そして、外パーツ40が完成する。このようにして製造することで、 厚みをもったブロック体の中央部分を削って、同じ形状の外パーツ40を作成す るよりも、コストを低減できる。
【0019】
本考案によれば、以下のような効果がある。 隣り合う本体駒どうしをつなぐつなぎ駒の内パーツが弾性体からなることで 、つなぎ駒と本体駒とを連結するためにピン孔へ挿入された連結ピンの着脱・維 持が自在となる。 連結ピン50の直径をa、本体駒のピン孔の直径をb、外パーツのピン孔の 直径をc、内パーツのピン孔の直径をdとした場合に、「b>a>d」かつ「c >a>d」であることで、連結ピンは本体駒のピン孔及び外パーツのピン孔を挿 通できる。また、a>dであるが、内パーツは弾性体であるため、連結ピンは内 パーツのピン孔に着脱可能であり、ピン孔内では応力によりその位置が維持され る。すなわち、着脱自在でありながら、ピン孔内で確実に維持されるという相反 する効果を有することができる。 つなぎ駒の外パーツと内パーツには、お互いに嵌合する凹凸を設けることで 、外パーツに対する内パーツの位置が確実に決まり、位置決めが容易となる。
【図1】 本考案の実施形態を示す分解斜視図。
【図2】 本体駒及びつなぎ駒を組み合わせた状態の正
面図。
面図。
【図3】 本体駒をつないでバンドを構成した外観斜視
図。
図。
【図4】 図3のA−A断面図。
【図5】 外パーツの製造方法を示した説明図。
10 本体駒 11 両側端 12 垂下部 13 ピン孔 14 ピン孔 20 つなぎ駒 23 ピン孔 24 ピン孔 30 内パーツ 33 ピン孔 34 ピン孔 35 底面 36 溝 40 外パーツ 41 両側端 42 起立部 43 ピン孔 44 ピン孔 45 平坦部 46 突起
Claims (3)
- 【請求項1】 両側端を垂下させ、その垂下部分にピン
孔を設けた本体駒、 貫通したピン孔を設け、隣り合う本体駒どうしをつなぐ
つなぎ駒、 本体駒に設けられたピン孔とつなぎ駒に設けられたピン
孔とを合わせて形成されるピン孔に挿通される連結ピン
を備え、 つなぎ駒は、両側端を起立させ、その起立部分にピン孔
を設けた外パーツ、 貫通したピン孔を設け、外パーツの起立部分に挟まれる
ようにして取り付けられる弾性体からなる内パーツを備
えたバンドのアジャスト構造。 - 【請求項2】 連結ピンの直径a、本体駒のピン孔の直
径b、外パーツのピン孔の直径c、内パーツのピン孔の
直径dが、b>a>dかつc>a>dの関係を有する請
求項1記載のバンドのアジャスト構造。 - 【請求項3】 つなぎ駒の外パーツと内パーツには、お
互いに嵌合する凹凸を設けた請求項1又は2記載のバン
ドのアジャスト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002326U JP3089512U (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | バンドのアジャスト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002326U JP3089512U (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | バンドのアジャスト構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3089512U true JP3089512U (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=43240768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002326U Expired - Fee Related JP3089512U (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | バンドのアジャスト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089512U (ja) |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002002326U patent/JP3089512U/ja not_active Expired - Fee Related
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