JP3089338U - 自転車用タイヤ空気圧自動調整装置 - Google Patents

自転車用タイヤ空気圧自動調整装置

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JP3089338U
JP3089338U JP2002002151U JP2002002151U JP3089338U JP 3089338 U JP3089338 U JP 3089338U JP 2002002151 U JP2002002151 U JP 2002002151U JP 2002002151 U JP2002002151 U JP 2002002151U JP 3089338 U JP3089338 U JP 3089338U
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敏一 比留間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気圧が調整されて空気注入回数を減少できる
自転車用タイヤ空気圧調整装置を提供すること。 【解決手段】タイヤ1内に弾力性のある空気袋5を設
け、該空気袋にリム3を貫通して外気を該空気袋内へ導
入する吸気弁6と該空気袋から該タイヤ内へ空気を放出
する排気弁7を設け、空気袋内にこの空気袋が縮小され
ても残存する空気溜まり8を設けた。空気袋の膨張力を
空気袋の内部に設けたバネにより与える構成とし、排気
弁を、空気袋からタイヤ内へ自由に空気を流し、その逆
方向には流れを絞る弁で構成し、空気袋と対向するタイ
ヤもしくはチューブの内面に保護マット15を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自転車のタイヤ空気圧を自動調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車のタイヤには、虫ゴムと称されるパッキンを備えたエアバルブを介 して空気入れから空気を所望の空気圧になるまで送り込むようになっている。こ のエアバルブの虫ゴムが空気入れの空気圧により押し開かれるとタイヤ内へ空気 の注入が許容され、その注入後は周囲のタイヤ内の空気圧により虫ゴムが閉じて 空気漏れを防止するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした構成のエアバルブは、密封性が良好でなく、多少の空気漏れがあるた め時々空気を注入しなければならない煩わしさがある。また、空気圧は空気の注 入量により調整するので、空気圧が高すぎたときには再度注入をやり直す必要が あり、これは子供などには容易でない。
【0004】 本考案は、空気圧が調整されて空気注入回数を減少できる自転車用タイヤ空気 圧調整装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するため、自転車用タイヤ内に膨縮自在の空気袋 を設けるとともに該空気袋にリムを貫通して外気を該空気袋内へ導入する吸気弁 と該空気袋から該タイヤ内へ空気を放出する排気弁を設け、該空気袋内にこの空 気袋が縮小されても残存する空気溜まりを設けるようにした。該空気袋の膨張力 を該空気袋の内部に設けたバネにより与え、該排気弁を、該空気袋からタイヤ内 へ自由に空気を流し、その逆方向には流れを絞る弁で構成し、該空気袋と対向す るタイヤもしくはチューブの内面に保護マットを設けておくことで、上記目的を 一層的確に達成できる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図面に基づき本考案の実施の形態を説明すると、図1に於いて、符号1は自転 車の車輪2を構成するリム3に取り付けたタイヤ、符号4は該タイヤ1の内部に 設けられたチューブを示す。
【0007】 こうした構成は通常の自転車用タイヤと異ならないが、該タイヤ1内の空気圧 を自動調整するために、該チューブ4の内部に膨張と収縮自在の合成ゴム等で構 成された空気袋5を該チューブ4と一体に設け、該空気袋5に、該リム3とチュ ーブ4を貫通して外気を該空気袋5内へ導入するための吸気弁6と、該空気袋5 からチューブ4内へ空気を放出するための排気弁7を設けるようにし、更に、該 タイヤ1内の空気圧を調整するために空気溜まり8を該空気袋5の内部に設ける ようにした。該空気袋5が膨張と収縮を繰り返すことでチューブ4内に空気を充 填するポンプ作用を営み、該空気溜まり8が該タイヤ1内の空気圧が必要以上に 高まらないように圧力調整する。
【0008】 これを更に説明すると、該空気袋5を蛇腹状の側面を有するとともに内部に膨 張用のバネ12を備えたチューブ4と一体の合成ゴムの袋で構成し、該空気袋5 が運転者の体重や衝撃などの作用により押圧されたときその内部の空気をチュー ブ4内へ送り出して収縮し、その押圧から解放されたあとバネ12の力で原形に 膨張復帰する。該吸気弁6および排気弁7には、バネで押されたポペット9から なる封止部を設け、更に該排気弁7には絞り10を設けて該チューブ4内から空 気袋5内へ絞られた空気が流れるようにした。また、該空気袋5の内部に空気溜 まり8を形成するために、該空気袋5内に対向した一対の突起部13、13を設 け、該空気袋5が収縮したとき突起部13同士が当接してその周囲に空気溜まり 8の空間が形成されるようにし、潰れにくい各突起部13に吸気弁6および排気 弁7からの空気通路14を設けて空気の流通路が確保されるようにした。符号1 5はチューブ4の内面の空気袋5と対向する位置に重層して形成した緩衝材製の 保護マットで、チューブ4と空気袋5が互いの衝突により損傷することを防止す る。吸気弁6にはエアーフィルターを設けて空気漏れや穴詰まりを防止すること が好ましい。
【0009】 該吸気弁6は、外気を導入できる密閉性のよい弁であればよく、該排気弁7は 、家庭用の灯油ポンプの弁体のように揺動板からなる密閉性のあまり良くない弁 体を備えた弁で構成することも可能である。該空気袋5の膨張用のバネ12のバ ネ力は、チューブ4内の空気圧が例えば2Kg以下になったとき該空気袋5内が 大気圧以下になるような急激な膨張を行わせ得るようなバネ力に設計される。
【0010】 図示した装置の作動を、タイヤ1の空気圧が低く、タイヤ1が回転すると空気 袋5が運転者の体重により押圧縮小される場合について説明すると、タイヤの回 転毎に該空気袋5は図4のように縮小し、その内部の圧縮された空気が排気弁7 からチューブ4内へ送り出され、その圧縮が解消するとバネ12の力で空気袋5 の容積が膨張復元する。この膨張の際、排気弁7は閉じ、絞り10を介してチュ ーブ4内からわずかな空気しか逆流してこないので空気袋5内は負圧になり、そ のため、空気袋5は吸気弁6を開いて外部からの空気を吸い込みながら急速に膨 張する。該空気袋5の膨張圧縮の繰り返しで次第にチューブ4内に空気が送り込 まれ圧力が高まるが、その圧力が或る値になると空気袋5はバネ12の力で急速 な膨張復元を行えなくなり、絞り10を介して徐々に導入されるチューブ4内の 空気により徐々に膨張復元するようになる。該空気袋5の内部には、これが押圧 縮小されたときでも空間として残存する空気溜まり8を備えているので、該空気 溜まり8に溜まる空気の圧力が高ければ空気袋5が膨張しても大気圧よりも高い 状態が維持され、吸気弁6から外部の空気が導入されないようになり、チューブ 4内の高圧化が防止される。
【0011】 該空気袋5の大きさは任意であり、空気袋5自体に充分な復元用の弾力性を具 備させ得る場合はバネ12を省略することができる。また、タイヤ1はチューブ レスであってもよく、吸気弁6、排気弁7の構造は、その機能を損なわないもの であるなら任意である。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案では、自転車用タイヤ内に膨縮自在の空気袋を設けてこ れに外気を該空気袋内へ導入する吸気弁と該空気袋から該タイヤ内へ空気を放出 する排気弁を設け、該空気袋内にこの空気袋が縮小されても残存する空気溜まり を設けたので、タイヤに多少の空気漏れがあっても使用中に自動的に空気を充填 して適正な空気圧を維持することができ、しかも空気入れにより空気を入れる回 数を少なく出来、また、空気の入れすぎなどの不都合もなく、子供などが使用す るのに便利である等の効果があり、請求項2以下の構成とすることでより一層的 確に目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す截断側面図
【図2】図1の2−2線部分の断面図
【図3】排気弁の拡大断面図
【図4】作動状態の説明図
【符号の説明】
1 タイヤ、3 リム、5 空気袋、6 吸気弁、7
排気弁、8 空気溜まり、10 絞り、12 バネ、1
5 保護マット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車用タイヤ内に膨縮自在の空気袋を設
    けるとともに該空気袋にリムを貫通して外気を該空気袋
    内へ導入する吸気弁と該空気袋から該タイヤ内へ空気を
    放出する排気弁を設け、該空気袋内にこの空気袋が縮小
    されても残存する空気溜まりを設けたことを特徴とする
    自転車用タイヤ空気圧自動調整装置。
  2. 【請求項2】上記空気袋の膨張力を該空気袋の内部に設
    けたバネにより与えることを特徴とする請求項1に記載
    の自転車用タイヤ空気圧自動調整装置。
  3. 【請求項3】上記排気弁は、上記空気袋からタイヤ内へ
    自由に空気を流し、その逆方向には流れを絞る弁で構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の自転車用タイヤ
    空気圧自動調整装置。
  4. 【請求項4】上記空気袋と対向するタイヤもしくはチュ
    ーブの内面に保護マットを設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の自転車用タイヤ空気圧自動調整装置。
JP2002002151U 2002-04-17 2002-04-17 自転車用タイヤ空気圧自動調整装置 Expired - Fee Related JP3089338U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131488A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Goodyear Tire & Rubber Co:The 自動膨脹タイヤ用のポンプとアクチュエータの組み立て品
KR102104849B1 (ko) * 2019-11-11 2020-05-29 이승범 자동차용 자동공기주입노즐장치

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