JP3089013U - ぶら下がり健康器 - Google Patents
ぶら下がり健康器Info
- Publication number
- JP3089013U JP3089013U JP2002001820U JP2002001820U JP3089013U JP 3089013 U JP3089013 U JP 3089013U JP 2002001820 U JP2002001820 U JP 2002001820U JP 2002001820 U JP2002001820 U JP 2002001820U JP 3089013 U JP3089013 U JP 3089013U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- health device
- hanging
- support
- stool
- hanging health
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者、脚力や腕力が弱い人、腰痛を患って
いる人などでも簡単に用いることができ、身体に大きな
負荷を与えずに用いることのできるぶら下がり健康器を
提供する。 【解決手段】 支持台101上に腰掛部が上下動作可能
に取り付けられ、また、支持台101の後方には下部支
柱103及び上部支柱104が上方に伸びるように取り
付けられている。上部支柱104の上端には把持部10
5が設けられている。腰掛部102上に着座し、把持部
105を掴んだ姿勢で、駆動モータ111を稼動させる
ことにより、腰掛部102は上下に往復運動するため、
着座状態と上半身が浮き上がった状態とが繰り返し実現
される。
いる人などでも簡単に用いることができ、身体に大きな
負荷を与えずに用いることのできるぶら下がり健康器を
提供する。 【解決手段】 支持台101上に腰掛部が上下動作可能
に取り付けられ、また、支持台101の後方には下部支
柱103及び上部支柱104が上方に伸びるように取り
付けられている。上部支柱104の上端には把持部10
5が設けられている。腰掛部102上に着座し、把持部
105を掴んだ姿勢で、駆動モータ111を稼動させる
ことにより、腰掛部102は上下に往復運動するため、
着座状態と上半身が浮き上がった状態とが繰り返し実現
される。
Description
【0001】
本考案は、脊椎を自重で伸ばすためのぶら下がり健康器に関する。
【0002】
一般に、ぶら下がり健康器は、床面に設置される支持部と、この支持部から上 方に伸びる支柱と、支柱の上端に設けられた把持部とを有する。そして、上方に 配置された把持部を握り、ぶら下がった状態で自重により脊椎や腰椎を伸ばすこ とにより、健康の維持若しくは増進、或いは、腰痛の予防若しくは改善を図るた めに用いられている。
【0003】
しかしながら、従来のぶら下がり健康器は両手でぶら下がり状態を維持するこ とによって背骨を伸ばすので、高齢者などのように脚力や腕力が弱い人、腰痛を 患っている人などにとっては、ぶら下がり状態になるために把持部を掴むために 飛び上がることが難しく、また、把持部を掴むことができても両手で自重を支え 続けることができないなどという問題点がある。
【0004】 また、上記のぶら下がり健康器においては、把持部を掴もうとして飛び上がっ たときに手を滑らして転んでしまう恐れがあり、飛び上がって把持部を掴んだ直 後には一時的ではあるが自重よりも大きな負荷が加わるなど、危険な面も少なか らず存在する。
【0005】 さらに、ぶら下がり状態になることができ、両手で自重を支え続けることがで きても、腕力が強い人でなければ長時間ぶら下がることは難しいため、脊椎の伸 長効果や腰痛の改善効果を十分に得ることができないという問題点もある。
【0006】 そこで本考案は上記問題点を解決するものであり、その課題は、高齢者、脚力 や腕力が弱い人、腰痛を患っている人などでも簡単に用いることができ、また、 身体に大きな負荷を与えずに用いることのできるぶら下がり健康器を提供するこ とにある。
【0007】
上記課題を解決するために本考案のぶら下がり健康器は、腰掛部と、該腰掛部 の上方に配置された把持部とを有することを特徴とする。
【0008】 この考案によれば、腰掛部に腰掛けてから少し立ち上がって把持部を掴むこと が可能になるので、容易に把持部を掴むことができ、上半身を浮かせた状態にす ることができる。また、体重の全てが両腕に加わらず、両足が床面についた状態 で脊椎を伸ばすことができるため、体への負担が少なく、把持部を掴んだ直後の 衝撃も小さいため、安全に使用することが可能になる。また、着座姿勢でぶら下 がりができることによって、骨盤の前傾を修正する効果も期待できる。
【0009】 本考案において、前記腰掛部と前記把持部との上下間隔が変更可能に構成され ていることが好ましい。これによって使用者の坐高にあわせて腰掛部と把持部と の高低差を調整することができる。
【0010】 本考案において、前記上下間隔を増減させる駆動機構を有することが好ましい 。この駆動機構によって上下間隔が増減されることにより、上半身が浮いた状態 が間欠的に生ずるように構成できるため、さらに身体への負担を低減できる。ま た、使用前に上下間隔が小さくなるようにしておけば、腰掛部に座った状態で立 ち上がることなく把持部を掴むことができるため、より使用しやすい器具とする ことができる。
【0011】 本考案において、前記駆動機構は、前記腰掛部を上下方向に往復運動させるこ とが好ましい。
【0012】 本考案において、前記駆動機構は、前記腰掛部を上下方向に往復運動させるこ とが好ましい。
【0013】 また、本考案の別のぶら下がり健康器は、支持台と、該支持台から上方へ伸び て把持部を構成する支柱と、前記支持台上に設けられた腰掛部とを有することを 特徴とする。
【0014】 本考案において、前記支柱は伸縮可能に構成されていることが好ましい。
【0015】 本考案において、前記把持部と前記腰掛部との上下間隔を増減させる駆動機構 を有することが好ましい。
【0016】 本考案において、前記駆動機構は、前記腰掛部を上下方向に往復運動させるこ とが好ましい。
【0017】 本考案において、前記駆動機構は、前記把持部を上下方向に往復運動させるこ とが好ましい。
【0018】
次に、添付図面を参照して本考案に係るぶら下がり健康器の実施形態について 詳細に説明する。
【0019】 [第1実施形態] 図1は、本考案のぶら下がり健康器100の構造を示す前方斜視図、図2は、 同ぶら下がり健康器100の後方斜視図である。このぶら下がり健康器100は 、支持台101と、この支持台101上に取り付けられた腰掛部102と、支持 台101の後方から立ち上がる下部支柱103と、この下部支柱103の上端に 接続された上部支柱104と、上部支柱104の上端においてやや湾曲し前方に 突出した部分に設けられた把持部105とを有する。把持部105は腰掛部10 2の上方に配置されている。
【0020】 腰掛部102は、支持台101上に固定された伸縮自在の支持脚106によっ て支持されている。この支持脚106はコイルバネ等の弾性部材やダンパー機構 等によって腰掛部102を上下動作可能な状態で支持している。支持台101上 には駆動モータ111が配置され、この駆動モータ111はプーリ112、ベル ト113、プーリ114等を介して回転軸115を回転駆動するようになってい る。回転軸115はクランク部材116を回転させ、クランク部材116に対し て偏心して取り付けられた駆動アーム117が上記腰掛部102に接続されてい る。これらの構造によって、腰掛部102は駆動モータ111の稼動によって上 下に往復運動をするようになっている。
【0021】 下部支柱103と上部支柱104とは背当部107の内部で相互に連結されて いる。ここで、背当部107の背後にはダイヤル状の操作部を有する固定部材1 08が取り付けられ、この固定部材108によって下部支柱103と上部支柱1 04とが接続固定されている。固定部材108のダイヤル状の操作部を操作(回 転させるなど)することによって下部支柱103と上部支柱104との固定状態 を解除することができ、この解除状態で上部支柱104を上下に移動させること ができるようになっている。そして、上部支柱104を上下に移動させた後に再 び固定部材108を操作して固定すれば、上部支柱104の高さを変えた状態で 固定することができる。すなわち、下部支柱103と上部支柱104とからなる 支柱は伸縮自在に構成され、この伸縮状態の適宜の位置で固定することができる ようになっている。
【0022】 本実施形態では、支柱の長さを上記のようにして適宜に設定し、腰掛部102 上に腰掛け、上方に両腕を伸ばして把持部105を把持し、図示しないスイッチ (例えば公知のフットスイッチなど)を操作することによって、駆動モータ11 1を稼動させ、腰掛部102を上下に往復運動させることにより、上半身を浮か せたぶら下がり運動を行うことができる。すなわち、腰掛部102が上位置にあ るときは着座した状態になっているが、腰掛部102が下位置にくると腰が腰掛 部102から浮いた状態になり、上半身が引き伸ばされる。
【0023】 上記のように、本実施形態では、着座した姿勢で把持部を容易に掴むことがで きるとともに、駆動モータを稼動させることにより着座状態とぶら下がり状態と が繰り返し交互に生ずるため、きわめて容易にぶら下がり運動を行うことができ る。また、足が着地しているため体に全体重が脊椎に加わることがないとともに 、ぶら下がり状態が周期的に生ずるだけであるため、体に加わる負荷を低減でき る。したがって、従来のぶら下がり健康器より安全に使用できるとともに、特に 、高齢者、体力のない者、腰痛などの体に障害を持つ者などでも容易に使用でき る。
【0024】 また、本実施形態では、腰掛姿勢でぶら下がり動作を行うことによって、特に 腰痛を患っている人に多い骨盤の前傾を改善する効果が得られる。骨盤の前傾は 腰椎に負荷が加わり易くなるため腰痛を悪化させる原因となるが、本考案では、 骨盤を後傾させた状態で着座することによって、腰椎を引き伸ばし、骨盤の前傾 を修正する効果が期待できる。
【0025】 なお、上記実施形態では、駆動モータ111を稼動させて使用した例を示した が、駆動モータ111によって腰掛部102を上下動させることなく、単に着座 姿勢で上半身を浮かせるように使用しても構わない。
【0026】 [第2実施形態] 次に、図3及び図4を参照して、本考案の第2実施形態について説明する。こ の実施形態では、支持台201の上に腰掛部202が固定され、その背後に背当 部207が設けられている。支持第201と腰掛部202の間には駆動モータ2 11が配置され、この駆動モータ211は、プーリ212、ベルト213、プー リ214等を介して回転軸215を回転駆動するようになっている。回転軸21 5にはクランク板216が固定され、このクランク板216には偏心位置に駆動 アーム217が連結されている。この駆動アーム217は下部支柱203に対し て回転自在に連結されている。下部支柱203は、背当部207の内部にて上部 支柱204に連結され、固定部材208によって固定されている。下部支柱20 3、上部支柱204及び固定部材208の関係は、第1実施形態と同様に構成さ れている。また、上部支柱204の上端には第1実施形態と同様に把持部205 が設けられている。
【0027】 この実施形態では、駆動モータ211の稼動によって下部支柱203及び上部 支柱204が上下に往復運動するようになっている。したがって、腰掛部202 に座って把持部205を把持して駆動モータ211を稼動させることにより、第 1実施形態と同様に使用することができる。
【0028】 尚、本考案のぶら下がり健康器は、上述の図示例にのみ限定されるものではな く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で ある。
【0029】
以上、説明したように本考案によれば、容易かつ安全に使用することができる 。
【図1】本考案に係る第1実施形態のぶら下がり健康器
の斜め前方から見た状態を模式的に示した前方斜視図で
ある。
の斜め前方から見た状態を模式的に示した前方斜視図で
ある。
【図2】第1実施形態の斜め後方から見た状態を模式的
に示した後方斜視図である。
に示した後方斜視図である。
【図3】第2実施形態のぶら下がり健康器の斜め前方か
ら見た状態を模式的に示した前方斜視図である。
ら見た状態を模式的に示した前方斜視図である。
【図4】第2実施形態の斜め後方から見た状態を模式的
に示した後方斜視図である。
に示した後方斜視図である。
100,200・・・ぶら下がり健康器、101,20
1・・・支持台、102,202・・・腰掛部、10
3,203・・・下部支柱、104,204・・・上部
支柱、105,205・・・把持部、111,112・
・・駆動モータ
1・・・支持台、102,202・・・腰掛部、10
3,203・・・下部支柱、104,204・・・上部
支柱、105,205・・・把持部、111,112・
・・駆動モータ
Claims (10)
- 【請求項1】 腰掛部と、該腰掛部の上方に配置された
把持部とを有することを特徴とするぶら下がり健康器。 - 【請求項2】 前記腰掛部と前記把持部との上下間隔が
変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に
記載のぶら下がり健康器。 - 【請求項3】 前記上下間隔を増減させる駆動機構を有
することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のぶ
ら下がり健康器。 - 【請求項4】 前記駆動機構は、前記腰掛部を上下方向
に往復運動させることを特徴とする請求項3に記載のぶ
ら下がり健康器。 - 【請求項5】 前記駆動機構は、前記把持部を上下方向
に往復運動させることを特徴とする請求項3に記載のぶ
ら下がり健康器。 - 【請求項6】 支持台と、該支持台から上方へ伸びて把
持部を構成する支柱と、前記支持台上に設けられた腰掛
部とを有することを特徴とするぶら下がり健康器。 - 【請求項7】 前記支柱は伸縮可能に構成されているこ
とを特徴とする請求項6に記載のぶら下がり健康器。 - 【請求項8】 前記把持部と前記腰掛部との上下間隔を
増減させる駆動機構を有することを特徴とする請求項6
又は請求項7に記載のぶら下がり健康器。 - 【請求項9】 前記駆動機構は、前記腰掛部を上下方向
に往復運動させることを特徴とする請求項8に記載のぶ
ら下がり健康器。 - 【請求項10】 前記駆動機構は、前記把持部を上下方
向に往復運動させることを特徴とする請求項8に記載の
ぶら下がり健康器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001820U JP3089013U (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | ぶら下がり健康器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001820U JP3089013U (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | ぶら下がり健康器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3089013U true JP3089013U (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=43240289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001820U Expired - Fee Related JP3089013U (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | ぶら下がり健康器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089013U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013066680A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Tomoichi Kachi | 背筋伸ばし器具 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002001820U patent/JP3089013U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013066680A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Tomoichi Kachi | 背筋伸ばし器具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI577416B (zh) | 主被動混合運動訓練設備 | |
CN210020194U (zh) | 一种手臂伸展式康复设备 | |
AU2010234340A1 (en) | A sliding abdominal exercise device | |
EP2279779A1 (en) | Exercise apparatus | |
US6106490A (en) | Torso exercise and traction machine with vibrational therapy pads | |
CN201076207Y (zh) | 运动健身按摩椅 | |
JP2004024339A (ja) | 身体引き伸ばし用の椅子 | |
US7134989B2 (en) | Multifunction exercise machine | |
JP3089013U (ja) | ぶら下がり健康器 | |
JP7509346B2 (ja) | 椅子型腰部牽引装置 | |
JP2007044142A (ja) | 運動装置 | |
JP2011024689A (ja) | 起立支援椅子 | |
KR20090060485A (ko) | 스트레칭용 의자 | |
KR200405261Y1 (ko) | 척추 운동기구 | |
KR101654760B1 (ko) | 다기능 운동기구 | |
JP2013144096A (ja) | 揺動装置 | |
JP3066001U (ja) | 腰伸ばし器 | |
JP2023063790A (ja) | 誘導補助装置 | |
CN218484092U (zh) | 一种多功能健身椅 | |
CN213964209U (zh) | 一种脊柱外科用脊柱辅助治疗装置 | |
JP5750781B2 (ja) | 移乗支援器具 | |
JP6303083B1 (ja) | 筋力トレーニング可能な揺動座椅子 | |
KR200383617Y1 (ko) | 윗몸일으키기 운동기구 | |
CN2571257Y (zh) | 情趣运动椅具构造 | |
KR200402762Y1 (ko) | 허리 근력기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |