JP3088956U - 水平回転式連続加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方法では、単価が低い加工物件の
加工は、一定の生産量があってこそ生産コストに見合
い、製品競争に食い込める。したがって、単一の機械で
加工する方法では稼動率が低く、大量生産した場合のよ
うな経済的効果は期待できない。 【解決手段】 本考案の水平回転式連続加工機は、それ
ぞれのユニットが、回転作業台の上の、複数の作業地点
で加工することができるようになっている。加工物件が
連続して進入して、順序通りに回転加工されるので、同
時に複数の加工工程が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は水平回転式連続加工機に関わる。本考案の水平回転式連続加工機は、 それぞれのユニットが、回転作業台の上の、複数の作業地点で加工することがで きる。加工物件が連続して進入して、順序にしたがって回転加工されるので、同 時に複数の加工工程が可能である。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、加工される物件は、小さな物である。図１を参照いただきたい。本体 １’は粉末冶金加工法で製造する。本体１’は加工して、線が巻き付いたような 軸心１１’になる。これは一種の小型物件の精密加工機を使って完成させる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、このような単価が低い加工物件の加工は、一定の生産量があっ てこそ生産コストに見合い、製品競争に食い込める。したがって、単一の機械で 加工する方法では稼動率が低く、大量生産した場合のような経済的効果は期待で きない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案水平回転式連続加工機は、回転作業台、最上部台座盤、上部カム台座リ ング、下部カム台座盤、上部ダイス台座盤、下部ダイス台座盤、原型ダイス台座 盤、上部ダイス方向固定ユニット、気動ユニット、動力駆動ユニット、複数の上 部ダイス、下部ダイス、原型ダイス、突起台座ユニット、及び、回転作業台の周 辺に設置されたエアコックユニット、フィーディングユニット、切削ユニット、 原料返却ユニット、原料切断板等のパーツからなる。そして、それぞれのユニッ トが、回転作業台の上の、複数の作業地点で加工することができるようになって いる。加工物件が連続して進入して、順序通りに回転加工されるので、同時に複 数の加工工程が可能である。

【０００５】

【考案の実施例】

図２を参照いただきたい。本考案の水平回転式連続加工機は、回転作業台１１ 、最上部台座盤１２、上部カム台座リング１３、下部カム台座盤１４、上部ダイ ス台座盤１５、下部ダイス台座盤１６、原型ダイス台座盤１７、上部ダイス方向 固定ユニット１８、気動ユニット１９、動力駆動ユニット２０、複数の上部ダイ ス２１、下部ダイス２２、原型ダイス２３、突起台座ユニット２４、及び、回転 作業台１１の周辺に設置されたエアコックユニット２５、フィーディングユニッ ト２６、切削ユニット２７、原料返却ユニット２８、原料切断板２９等のパーツ からなる。 回転作業台１１は、角度分割器１０によって移動し、固定した角度によって回 転して位置を変える作業台である（図では移動する角度はそれぞれ９０度毎にし てある）。その最上部には、連動しない最上部台座盤１２がある。この最上部台 座盤１２の中段には、これも連動しない上部カム台座リング１３が軸接続されて いる。その上部カム台座リング１３の底面は、平らではないカム曲線になってい る（図３に示したのは、展開した状態のカム運動曲線である）。そして、回転作 業台１１の底部には、連動しない下部カム台座盤１４が取り付けられている。こ の下部カム台座盤１４の最上部は、平らではないカム曲線になっている（図４に 示したのは、展開した状態のカム運動曲線である）。また、回転作業台１１の、 上部カム台座リング１３及び下部カム台座盤１４との間の空間に、連動する上部 ダイス台座盤１５、下部ダイス台座盤１６、及び、原型ダイス台座盤１７を取り 付けるようになっている。原型ダイス台座盤１７は、上部ダイス台座盤１５及び 下部ダイス台座盤１６の間の位置にある。上部ダイス台座盤１５には、回転作業 台１１の回転角度に対応する位置に、それぞれ上部ダイス２１がある。この上部 ダイス２１の側面には突起台座ユニット２４があって、固定接続されている。下 部ダイス台座盤１６には、回転作業台１１の回転角度に対応する位置に、それぞ れ下部ダイス２２がある。原型ダイス台座盤１７には、回転作業台１１の回転角 度に対応する位置に、それぞれ原型ダイス２３がある。上部ダイス２１、下部ダ イス２２は上下対応する位置に設置されている。原型ダイス２３は、上部ダイス ２１、下部ダイス２２の間にあって、回転作業台１１には、複数の上部ダイス２ １、下部ダイス２２、原型ダイス２３からなる、加工作業地点がある。どの作業 地点もそれぞれ、回転作業台１１と連動して同時に移動するようになっている。 上述の最上部台座盤１２は、周辺に、上部ダイス方向固定ユニット１８があり 、上部ダイス方向固定ユニット１８と一定の角度をおいて取り付けられた気動ユ ニット１９がある。図に示した間隔角度は９０度である。さらに、気動ユニット １９と一定の角度をおいて取り付けられた動力駆動ユニット２０がある。図に示 した間隔角度は９０度である。そして、最上部台座盤１２の底部には、固定カム １２１が軸接続されて固定されている。 上部ダイス２１は、入れ子２１１によって受け、上部ダイス台座盤１５の上に 取り付けられている。入れ子２１１の中心には、中心軸２１２が取り付けられて いる。その中心軸２１２の最上部には上部ダイス方向固定ユニット１８の摩擦滑 車１８１に抵触する回転滑車２１３が設置されている。回転滑車２１３の底端と 入れ子２１１の間には、スプリングパーツ２１４があり、回転滑車２１３を上に 持ち上げて、中心軸２１２を常に上昇させた状態にする。また、その中心軸２１ ２底部はくぼんだダイス穴２１５で、加工物件３０の最上部があたって固定でき るようになっている。そして、中心軸２１２は、中段で、入れ子２１１側面にあ る、楕円形の穴から外に突き出た繰り出しクランク２１６によって取り付けられ ていて、繰り出しクランク２１６は入れ子２１１の外縁で移動運動をする。さら に、スプリングパーツ２１４が中心軸２１２を押し上げる作用をすることで、そ の最上部は始終上部カム台座リング１３の底部に接触しているので、繰り出しク ランク２１６は上部カム台座リング１３のカム運動曲線にしたがって移動する（ 図３を参照いただきたい）。また、回転滑車２１３は外縁上に切り込み２１７が 設けられている（図５を参照いただきたい）。 下部ダイス２２は、入れ子２２１を受けて、下部ダイス台座盤１６の上にあり 、入れ子２２１の中心には中心軸２２２が取り付けられている。その中心軸２２ ２最上部には、上部ダイス２１の中心軸２１２底端のダイス穴２１５と互いには さみあって加工物件３０を固定するくさび形ヘッド２２３がある。そのくさび形 ヘッド２２３は、原型ダイス台座盤１７上の、原型ダイス２３の中心穴２３１の 中にちょうど伸びている。そして、その中心軸２２２底部は受け台２２４に固定 され、この受け台２２４と入れ子２２１の間には、スプリングパーツ２２５があ り、受け台２２４によって持ち上げられることで、中心軸２２２は常に下に押さ れた状態を保つ。その中心軸２２２は、入れ子２２１側面の楕円形の穴から外に 突き出た繰り出しクランク２２６によって、中段の位置で固定されていて、繰り 出しクランク２２６は入れ子２２１の外縁で移動運動をする。さらに、スプリン グパーツ２２５が中心軸２２２を押すことで、その最底部は始終下部カム台座盤 １４の最上部に接触しているので、繰り出しクランク２２６は下部カム台座盤１ ４のカム運動曲線にしたがって移動する（図４を参照いただきたい）。 突起台座ユニット２４の中心には、スプリングパーツ２４１によって常に回転 作業台１１の内側に向かって伸びた滑動台座２４２に向いている。その滑動台座 ２４２には、スプリングパーツ２４３によって常に押し上げられた状態で、回転 作業台１１内側に突き出た連結バー２４４に向いている。この連結バー２４４両 端には、それぞれ抵触滑車２４５、２４６がある。そのうち、内側の抵触滑車２ ４５は常に固定カム１２１に抵触している状態で、外側は抵触滑車２４５と連動 する抵触滑車２４６で、抵触滑車２４５が固定カム１２１の突起した縁１２２を 経過する時、抵触滑車２４６を連動させ、ソフトに回転滑車２１３外縁の切り込 み２１７の中に当たらせる。図５を参照いただきたい。したがって、上部ダイス ２１が０度から９０度の時、それは突起台座ユニット２４の抵触滑車２４５、２ ４６の運動の影響を受けて、上部ダイス２１が９０度の作業地点は、原料を投入 する規準面となる。そして、上部ダイス２１が１８０度から２７０度の時、その 突起台座ユニット２４の抵触滑車２４５は固定カム１２１の突起した縁１２２の 上に押し上げる影響を受けない。滑動台座２４２は、スプリングパーツ２４３に 押され、抵触滑車２４６は回転作業台１１内側に退く。したがって、回転滑車２ １３は位置の制限を受けない。さらに、１８０度の時、動力駆動ユニット２０の 駆動滑車２０１と互いに抵触して連動し、切削作業を行なう。このように、上部 ダイス２１が決まった位置で連続して加工作業をし、駆動する方式である。 上述の説明からわかるように、本考案の回転作業台１１が３６０度旋回する時 、その上部ダイス２１は上部カム台座リング１３のカム運動曲線にしたがって移 動し、下部ダイス２２は下部カム台座盤１４のカム運動曲線にしたがって移動す る。どの作業地点も上部ダイス２１、下部ダイス２２と原型ダイス２３の間の対 応する位置関係は、図６から図９に示す通りである。そのうち、図６は０度時の 三者の対応関係である。図７は９０度時の三者の対応関係である。図８は１８０ 度時の三者の対応関係である。図９は２７０度時の三者の対応関係である。 また、本考案の、回転作業台１１の周辺を取り巻くエアコックユニット２５、 フィーディングユニット２６、切削ユニット２７、原料返却ユニット２８、及び 、原料切断板２９等の配置関係は、図１０に示す通りである。エアコックユニッ ト２５は、回転作業台１１のスタート位置作業地点の一方向に設置されていて、 この作業地点の上部ダイス２１、下部ダイス２２は、エアコックユニット２５か ら噴き出す空気を受けてきれいになる。原料切断板２９は、作業地点のもう一方 の側にあって、回転作業台１１が連続して作業をする時、この作業地点に移動し た際のダイスに加工物件３０があれば、加工物件３０が邪魔され落ちて、集中処 理されるようになっていて、この作業地点のダイスをいつも空の状態にする。 上述のフィーディングユニット２６は、回転作業台１１の９０度の位置にある 作業地点の周辺に設置されている。このフィーディングユニット２６は、加工物 件３０を振動器２６１に送ることができるフィーディング往復台座２６２、及び 、エンディング往復台座２６３からなる。そのうち、フィーディング往復台座２ ６２は、振動器２６１前端軌道上に接続していて、エンディング往復台座２６３ の延長上にあるV字形ストッパー２６４は、フィーディング往復台座２６２と対 応状態にある。フィーディング往復台座２６２及びエンディング往復台座２６３ は共に回転作業台１１と同時に作業する。回転作業台１１の角度が移動すると、 それぞれ譲り合う形になる。回転作業台１１の角度の移動が停止すると、そのフ ィーディング往復台座２６２及びＶ字形ストッパー２６４はそれぞれ原型ダイス ２３の付近まで移動する。図７に示すように、下部ダイス２２の中心軸２２２の 上端にあるくさび形ヘッド２２３もやや下に下りて原型ダイス２３の中心にある 穴２３１の中に留まり、原型ダイス２３との間にくぼんだ面を形成する。加工物 件３０が原料の投入中は、振動器２６１によって送られ、Ｖ字形ストッパー２６ ４に邪魔されて上述のくぼみ面に落ち、この三方向の固定作用によってダイスの 中心を正確に決めるのである。 上述の切削ユニット２７は、回転作業台１１の１８０度の位置にある作業地点 の周辺に設置されている。この切削ユニット２７のダイアモンド研磨機２７１は 、回転作業台１１と同時に作業するようになっている。回転作業台１１の角度が 移動すると押され、回転作業台１１の角度の移動が停止すると、そのダイアモン ド研磨機２７１は前進して切削作業をする。さらに、上部ダイス２１の回転滑車 ２１３と動力駆動ユニット２０の駆動滑車２０１は互いに抵触して連動する時、 下部ダイス２２のくさび形ヘッド２２３も原型ダイス２３の上方に突き上げられ 、原型ダイス２３とは抵触して摩擦することがない。下部ダイス２２と上部ダイ ス２１は同時に回転し、ダイアモンド研磨機２７１を前進させ、切削作業を行な う（図８を参照いただきたい）。そして、加工物件３０を切削して、線が巻き付 いたような軸心３０１にする。切削後、ダイアモンド研磨機２７１はまた元の位 置に戻る。 上述の原料返却ユニット２８は、回転作業台１１の２７０度の位置にある作業 地点の周辺にある。原料返却ユニット２８は、歯棒２８１、回転軸ブーム２８２ 、吸入口２８３及び振動器２８４からなり、歯棒２８１は回転軸ブーム２８２を 動かして１８０度移動させる。回転軸ブーム２８２前端には、吸入口２８３があ って、下部ダイス２２の加工物件３０を吸い付ける作用をする。回転作業台１１ の角度が２７０度の時、上部ダイス２１、下部ダイス２２はそれぞれ、上部カム 台座リング１３及び下部カム台座盤１４に持ち上げられ、図９のような開いた状 態になる。回転軸ブーム２８２前端の吸入口２８３も加工物件３０の上方のあり 、この吸入口２８３が真空パーツによって吸い付ける時、歯棒２８１も駆動ユニ ット制御されて前進し、回転軸ブーム２８２を１８０度移動させて、加工物件３ ０を吸い付け、振動器２８４の輸送軌道上に集中させる。 本考案の水平回転式連続加工機の実施例は、図１１に示す通りである。上部ダ イス２１、下部ダイス２２は空の状態である。エアコックユニット２５は、上部 ダイス２１、下部ダイス２２を加工前にきれいにする。同時に、上部ダイス２１ は上部ダイス方向固定ユニット１８の摩擦滑車１８１と突起台座ユニット２４の 抵触滑車２４５、２４６の動きの組み合わせによって、上部ダイス２１を確実に 原料投入方向に到達させる。図１２を参照いただきたい。フィーディングユニッ ト２６は、加工物件３０を正確に下部ダイス２２の中心の位置に輸送する。加工 物件３０が中心位置に固定されると、気動ユニット１９によって上部ダイス２１ が下に押し下げられ、上部ダイス２１は上部カム台座リング１３底部に押し付け られる。そして、下部ダイス２２も下部カム台座盤１４最上部によって押し付け られるので、上部ダイス２１と下部ダイス２２は確実に加工物件３０をはさむ状 態になる。それから、１８０度位置にある作業地点に留まって切削作業行なう。 図１３を参照いただきたい。上部ダイス２１が１８０度位置の作業地点に留まっ た時、回転滑車２１３は動力駆動ユニット２０の駆動滑車２０１と互いに抵触連 動し、この時、切削ユニット２７のダイアモンド研磨機２７１は制御を受けて前 進し、回転する加工物件３０を切削する。そして、線を巻き付けた軸心３０１に して加工物件３０の切削加工作業を完成させる。図１４を参照いただきたい。回 転作業台１１が再び２７０度の作業地点に来た時、上部ダイス２１、下部ダイス ２２はそれぞれ上部カム台座リング１３及び下部カム台座盤１４によって持ち上 げられ、開いた状態になる。同時に原料返却ユニット２８の吸入口２８３の位置 は、加工物件３０の上方にあり、加工物件３０を吸い付ける。この時、歯棒２８ １は回転軸ブーム２８２が１８０度移動する動きを受けて、吸い付けた加工物件 ３０を振動器２８４の輸送軌道上まで移動させ、加工物件３０の原料返却作業を 完成させる。このように、本考案の複数の上部ダイス２１、下部ダイス２２は連 続して回転作業台１１によって回転移動し、同時にダイスを開閉移動させる作業 を行い、加工物件は連続して原料の投入を受け、順序通りに回転加工して、一回 に同時に多くの加工物件の加工工程を完成させることが可能である。 再び、図１０を参照いただきたい。本考案は、上部ダイス２１が原料の投入時 、返却作業時に確実に定位置に固定されるように、センサーユニット４０、４１ を設置して、上部ダイス２１の高度を測定している。そのうち、センサーユニッ ト４０は、切削作業地点の前方に設置されている。図では、回転作業台１１の１ ５０度ほどの位置にある。回転作業台１１が９０度から１８０度の角度に移動す ると、センサーユニット４０が上部ダイス２１の降下高度を測定する（図８を参 照いただきたい）。仮に、上部ダイス２１、下部ダイス２２が原料投入作業地点 において加工物件３０をはさまなかった場合、上部ダイス２１の高度はセンサー ユニット４０の測定を受け、高度を下げ、全体の回転作業台１１が回転位相を停 止し、加工物件３０をはさんでいない上部ダイス２１が切削作業地点に侵入する のを防ぎ、上部ダイス２１が切削ユニット２７のダイアモンド研磨機２７１によ って切削されるのを防ぎ、上部ダイス２１とダイアモンド研磨機２７１がぶつか って破損しないように守っている。そして、センサーユニット４１は、原料返却 作業地点の前方に設置されている。図では、回転作業台１１の２４５度ほどの位 置にある。回転作業台１１が１８０度から２７０度の角度に移動すると、センサ ーユニット４１が上部ダイスの上昇高度を測定する（図９を参照いただきたい） 。上部ダイス２１が切削作業地点に到達した時、その高度はセンサーユニット４ １の測定を受け、仮に、開いた状態の正確な高度に達していない場合、全体の回 転作業台１１が回転移動を停止し、上部ダイス２１が原料返却作業地点にある時 、正確な高度まで退かず、原料返却ユニット２８の回転軸ブーム２８２とぶつか るという状況を防ぐ。故に、センサーユニット４０、４１は、上部ダイス２１が 突き出る時と中に縮む時の定位置を確実にする安全保護の役割を果たしている。 上述の図に示した例及び説明は、本考案の実施例に過ぎず、本考案の作業地点 の設置はこの図にある四組の作業地点の例の制限を受けるものではない。加工工 程により、作業地点は随時増減可能である。

【０００６】

【考案の効果】

本考案の水平回転式連続加工機は、回転作業台上の複数の作業地点で加工する 方式を採用し、原料が連続して送り込まれ、回転加工で加工物件を加工し、１度 に、そして、同時に順序通りの加工工程が完成するので、全体の加工稼動率がア ップし、加工を完全自動化することができ、生産効果の高い大量生産が可能であ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 加工された物件が軸心になったようすを示し
た図である。

【図２】 本考案に関連するユニットの見取り図であ
る。

【図３】 本考案の、上部カム台座リングの底面が展開
した時の、カムの運動曲線図である。

【図４】 本考案の、上部カム台座盤の最上面が展開し
た時の、カムの運動曲線図である。

【図５】 本考案の上部ダイスが回転作業台において各
角度で移動する際の状態を示した図である。

【図６】 本考案の、ダイスが０度の時、対応する関係
を示した図である。

【図７】 本考案の、ダイスが９０度の時、対応する関
係を示した図である。

【図８】 本考案の、ダイスが１８０度の時、対応する
関係を示した図である。

【図９】 本考案の、ダイスが２７０度の時、対応する
関係を示した図である。

【図１０】 本考案の回転作業台が、各角度で作業地点
を移動する際に組み合わされる周辺ユニットの位置を示
した図である。

【図１１】 本考案の、０度の作業地点で実施した状態
を示した図である。

【図１２】 本考案の、９０度の作業地点で実施した状
態を示した図である。

【図１３】 本考案の、１８０度の作業地点で実施した
状態を示した図である。

【図１４】 本考案の、２７０度の作業地点で実施した
を示した図である。

【符号の説明】

１’ 本体 １１’ 軸心 １０ 角度分割器 １１ 回転作業台 １２ 最上部台座盤 １２１ 固定カム １２２ 突起した縁 １３ 上部カム台座リング １４ 下部カム台座盤 １５ 上部ダイス台座盤 １６ 下部ダイス台座盤 １７ 原型ダイス台座盤 １８ 上部ダイス方向固定ユニット １８１ 摩擦滑車 １９ 気動ユニット ２０ 動力駆動ユニット ２０１ 駆動滑車 ２１ 上部ダイス ２１１ 入れ子 ２１２ 中心軸 ２１３ 回転滑車 ２１４ スプリングパーツ ２１５ ダイス穴 ２１６ 繰り出しクランク ２１７ 切り込み ２２ 下部ダイス ２２１ 入れ子 ２２２ 中心軸 ２２３ くさび形ヘッド ２２４ 受け台 ２２５ スプリングパーツ ２２６ 繰り出しクランク ２３ 原型ダイス ２３１ 中心穴 ２４ 突起台座ユニット ２４１ スプリングパーツ ２４２ 滑動台座 ２４３ スプリングパーツ ２４４ 連結バー ２４５ 抵触滑車 ２４６ 抵触滑車 ２５ エアコックユニット ２６ フィーディングユニット ２６１ 振動器 ２６２ フィーディング往復台座 ２６３ エンディング往復台座 ２６４ V字形ストッパー ２７ 切削ユニット ２７１ ダイアモンド研磨機 ２８ 原料返却ユニット ２８１ 歯棒 ２８２ 回転軸ブーム ２８３ 吸入口 ２８４ 振動器 ２９ 原料切断板 ３０ 加工物件 ３０１ 軸心 ４０、４１ センサーユニット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 回転作業台があり、その回転作業台は角
   度分割器によって動き、一定の角度で回転移動する作業
   台で、その最上部には連動しない最上部台座盤があり、
   その最上部台座盤は、連動せず、底面が平らでないカム
   曲線をした上部カム台座リングが中段で軸固定されてい
   て、回転作業台の底部には、連動せず、最上部が平らで
   ないカム曲線をした下部カム台座盤があり、回転作業台
   の上部カム台座リングと下部カム台座盤の間の位置に
   は、上部ダイス台座盤、下部ダイス台座盤、原型ダイス
   台座盤があって、原型ダイス台座盤は、上部ダイス台座
   盤、及び、下部ダイス台座盤の間の空間に位置し、上部
   ダイス台座盤、下部ダイス台座盤、及び、原型ダイス台
   座盤上には、回転作業台の回転角度によって、それぞれ
   対応する位置に、上部ダイス、下部ダイス、原型ダイス
   があり、この上部ダイスの一側面には突起台座ユニット
   があって、回転作業台には、複数の上部ダイス、下部ダ
   イス、原型ダイスからなる作業地点があり、どの作業地
   点も全て回転作業台と同時に連動して移動し、回転作業
   台は固定した角度で回転し、その対応する作業地点の周
   辺に、それぞれエアコックユニット、フィーディングユ
   ニット、切削ユニット、原料返却ユニット、原料切断板
   が設置されていて、 最上部台座盤は、回転作業台の固定角度によって移動
   し、その対応する作業地点にそれぞれ底部に摩擦滑車が
   伸びた上部ダイス方向固定ユニット、気動ユニット、底
   部に駆動滑車がある、動力駆動ユニットがあって、さら
   に、最上部台座盤底部には、固定カムが軸接続されて固
   定されていて、固定カムの外側は突起した縁があり、 上部ダイスは、入れ子によって受け、上部ダイス台座盤
   の上に取り付けられていて、入れ子の中心には、中心軸
   が取り付けられていて、その中心軸の最上部には、上述
   の摩擦滑車及び駆動滑車に抵触する回転滑車が設置され
   ていて、回転滑車の底端と入れ子の間には、スプリング
   パーツがあり、回転滑車を上に持ち上げて、中心軸を常
   に上昇させた状態にし、その中心軸底部はくぼんだダイ
   ス穴で、加工物件の最上部があたって固定できるように
   なっていて、中心軸は、中段で、入れ子側面にある、楕
   円形の穴から外に突き出た繰り出しクランクによって取
   り付けられていて、スプリングパーツが中心軸を押し上
   げる作用をすることで、その最上部は始終上部カム台座
   リングの底部に接触しているので、繰り出しクランクは
   上部カム台座リングのカム運動曲線にしたがって移動
   し、回転滑車は外縁上に切り込みが設けられていて、 下部ダイスは、入れ子を受けて、下部ダイス台座盤の上
   にあり、入れ子の中心には中心軸が取り付けられてい
   て、その中心軸最上部には、上部ダイスの中心軸底端の
   ダイス穴と互いにはさみあって加工物件を固定するくさ
   び形ヘッドがあって、そのくさび形ヘッドは、原型ダイ
   ス台座盤上の、原型ダイスの中心穴の中にちょうど伸び
   ていて、その中心軸底部は受け台に固定され、この受け
   台と入れ子の間には、スプリングパーツがあり、受け台
   によって持ち上げられることで、中心軸は常に下に押さ
   れた状態を保ち、その中心軸は、入れ子側面の楕円形の
   穴から外に突き出た繰り出しクランクによって、中段の
   位置で固定されていて、スプリングパーツが中心軸を押
   すことで、その最底部は始終下部カム台座盤の最上部に
   接触しているので、繰り出しクランクは下部カム台座盤
   のカム運動曲線にしたがって移動し、 突起台座ユニットは、上部ダイスの入れ子に、内側に近
   い位置で外縁上に固定されていて、その中心には、スプ
   リングパーツによって常に回転作業台の内側に向かって
   伸びた滑動台座が取り付けられていて、その滑動台座に
   は、スプリングパーツによって常に押し上げられた状態
   で、回転作業台内側に突き出た連結バーに向いていて、
   この連結バー両端には、それぞれ抵触滑車があり、その
   うち、内側の抵触滑車は常に固定カムに抵触している状
   態で、外側は抵触滑車と連動する抵触滑車で、抵触滑車
   が固定カムの突起した縁を経過する時、連動させ、ソフ
   トに回転滑車外縁の切り込みの中に当たらせて、上部ダ
   イス回転滑車が摩擦滑車の抵触回転を受けて、抵触滑車
   の制御制止によって、回転滑車が空転状態になり、上部
   ダイスが単一方向に定位置で原料の投入を受けるように
   し、 エアコックユニットは回転作業台のスタートの位置にあ
   る作業地点の位置側面に設置されていて、上部ダイス、
   下部ダイスをきれいにし、作業地点のもう一方の側に
   は、原料切断板があって、この作業地点のダイスにある
   加工物件を落とし、集中処理し、この作業地点のダイス
   をいつも空の状態にして、反復して定位置で未加工の加
   工物件の加工作業をし、 フィーディングユニットは、回転作業台の第二作業地点
   の周辺に設置されていて、加工物件を輸送して振動器に
   送ることができるフィーディング往復台座、及び、エン
   ディング往復台座からなり、フィーディングユニットの
   フィーディング往復台座は、振動器前端軌道上に接続し
   ていて、エンディング往復台座の延長上にあるV字形ス
   トッパーは、フィーディング往復台座と対応状態にあ
   り、フィーディング往復台座及びエンディング往復台座
   は共に回転作業台と同時に作業し、回転作業台の角度が
   移動すると、それぞれ譲り合う形になり、停止時には、
   それぞれ原型ダイスの付近まで前進して移動し、同時
   に、下部ダイスの中心軸の上端にあるくさび形ヘッドも
   下部カム台座盤の曲線運動によって、やや下に下りて原
   型ダイスの中心にある穴の中に留まり、原型ダイスとの
   間にくぼんだ面を形成し、加工物件が原料の投入中は、
   振動器によって送られ、Ｖ字形ストッパーに邪魔されて
   上述のくぼみ面に落ち、この三方向の固定作用によって
   ダイスの中心を正確に決め、 切削ユニットは、回転作業台の第三作業地点の周辺に設
   置されていて、この切削ユニットはダイアモンド研磨機
   を制御し前進させて、切削作業を行ない、加工物件を切
   削して、線が巻き付いたような軸心にし、 原料返却ユニットは、回転作業台の第四作業地点の周辺
   あって、歯棒、回転軸ブーム、吸入口及び振動器からな
   り、歯棒は回転軸ブームを動かして１８０度移動させ、
   回転軸ブーム前端には、吸入口があって、下部ダイスの
   加工物件を吸い付ける作用をし、歯棒が回転軸ブームを
   制御することで１８０度移動させて、加工物件を吸い付
   け、振動器の輸送軌道上に集中させて原料の返却作業を
   行なうことによって、 回転作業台が固定した角度で回転移動し、上部ダイス、
   下部ダイス及び原型ダイスも同時に移動して、上部ダイ
   ス、下部ダイスが移動すると、上部カム台座リング及び
   下部カム台座盤のカム曲線にしたがって、縦向きに対応
   し、開閉移動するので、回転作業台が回転する時、上部
   ダイス、下部ダイスも順序通りに型をきれいにし、原料
   を投入し、切削、及び、原料の返却等の加工作業を連続
   して行ない、同時に多くの加工物件の加工過程を完成さ
   せることができるという特徴を持つ、水平回転式連続加
   工機。