JP3088362B2 - 脆い製品のためのアプリケータおよびそのようなアプリケータを備えたアプリケーションユニット - Google Patents

脆い製品のためのアプリケータおよびそのようなアプリケータを備えたアプリケーションユニット

Info

Publication number
JP3088362B2
JP3088362B2 JP09294670A JP29467097A JP3088362B2 JP 3088362 B2 JP3088362 B2 JP 3088362B2 JP 09294670 A JP09294670 A JP 09294670A JP 29467097 A JP29467097 A JP 29467097A JP 3088362 B2 JP3088362 B2 JP 3088362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
applicator
recess
application
application surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09294670A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10127335A (ja
Inventor
ジャン−ルイ・アッシュ・ゲレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPH10127335A publication Critical patent/JPH10127335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088362B2 publication Critical patent/JP3088362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M35/00Devices for applying media, e.g. remedies, on the human body
    • A61M35/003Portable hand-held applicators having means for dispensing or spreading integral media
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/0087Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks for samples
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メークアップ製品
を適用するためのタイプのアプリケータに関するもので
ある。そのようなアプリケータは、とりわけ、ほお紅、
アイシャドウ、リップスティック、ファンデーションク
リーム、ケアクリーム、サンローション、あるいは、ヘ
ア製品を適用するために、使用することができる。より
一般的には、任意の脆い製品を適用するために使用する
ことができる。本発明は、また、本発明によるアプリケ
ータを少なくとも1つ備えた、ケーシングタイプのアプ
リケーションユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、特にメークアップ製品のためのものとして、様々な
タイプのアプリケータが公知である。なかでも、ステム
の形態とされるとともに、含浸や噴霧によって化粧品が
一端に適用される、「マッチスティック」タイプの、あ
るいは「Q−チップ」タイプのアプリケータが知られて
いる。この公知の第1カテゴリーのものは、適用に際し
て製品が過度に適用されてしまうという欠点を有してい
る。さらに、このタイプのアプリケータは、柔軟化を必
要とする製品には適用できない。最後に、これらの形状
に基づいて、これらアプリケータは、一般に脆性を有し
ている。
【0003】アプリケータの表面上に化粧品タイプの製
品が付着されたあるいは組み込まれたようなアプリケー
タが、また公知である。これらアプリケータの主要な欠
点の1つは、容量の小ささである。一般に、これらアプ
リケータは、試作品として使用される。
【0004】最後に、「パフ」タイプのアプリケータ
が、また、公知である。パフタイプのアプリケータは、
内部に化粧用製品が詰め込まれるあるいは組み込まれる
少なくとも1つの凹部を備えたコンパクトと組み合わせ
て使用される。
【0005】仏国特許出願第2642675号には、固
体製品またはペースト状製品のための適用器具が記載さ
れている。この場合、固体製品またはペースト状製品
は、適用開口を有するリザーバ内に収容されており、モ
ータ機構によって適用開口を通して充填される。この文
献においては、適用開口のエッジは、製品の適用を可能
とするために、ブラシ状コーティングや小径のフォーム
といったようなコーティングでカバーされている。この
文献に記載されているようなデバイスは、操作が複雑で
あって、製造に際して比較的高価である。
【0006】また、他のタイプのアプリケータとして、
靴墨を適用するためにしばしば利用されるタイプのアプ
リケータが知られている。この場合、適用されるべき製
品は、チューブ内に保持されている。チューブには、フ
ォームブロックが取り付けられている。フォームブロッ
クには、チューブと連通するダクトをなす貫通孔が形成
されている。このようなアプリケータにおいては、製品
は、チューブの壁を押圧して(絞って)、アプリケータ
のダクトを挿通させることにより、適用表面へともたら
される。それらのサイズとは別に、このようなデバイス
は、メークアップ用の製品に対しては適切ではない。と
いうのは、主要には、適用される製品を量的に正確に採
取することが困難であるからである。
【0007】仏国特許出願第1272557号、米国特
許第1899386号、および、米国特許第24509
19号には、概して粉末の形態をなす製品のためのアプ
リケータが記載されている。この場合、粉末は、フォー
ムブロックに設けられた凹所内に収容されており、凹所
の自由面は、孔開きシート、織物、あるいは、他の多孔
質材料の形態をなすスクリーンによってカバーされてい
る。これらのデバイスにおいては、製品は、そのように
形成された凹所内においてフリーであり、よって、採取
される製品の適用を困難としている。さらに、中空凹所
を閉塞しているシートに設けられているオリフィス、微
小孔、あるいは他の孔が、すぐに詰まってしまい、デバ
イスを使用不可能とする。最後に、このようなデバイス
は、リップスティックのような比較的高密度の製品には
適切ではない。
【0008】上記の米国特許第1899386号および
米国特許第2450919号に開示されているのと同様
に、米国特許第1524008号に開示されているデバ
イスは、凹所が形成されているフォームブロックの一体
部分を形成している底部を有している。この凹所内に収
容された石鹸は、凹所に対して連結されておらず、使用
時に軸方向に移動しやすい。このように移動しやいこ
と、とりわけ軸方向に移動しやすいことにより、製品
を、正確な方式で採取することが非常に困難である。適
用時の困難さは、底部が剛直でないことにより、あるい
は、半剛直でさえあることにより、なおも強調される。
しかしながら、米国特許第1524008号のように製
品が石鹸である場合には、適用の正確さや計量といった
問題は、さほど重要ではない。
【0009】したがって、本発明の目的は、現在知られ
ているアプリケータに関する上述の欠点を有していな
い、安価なアプリケータを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、特に、製品が十分な
量だけ適用されるように、十分な容量を有したアプリケ
ータを提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、適用機能をもたらす
こととは別に、適用される製品を柔軟にし得るアプリケ
ータを提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、適用されるべ
き製品の予備を一体式に収容しており、より高価なアプ
リケータデバイスと同等に満足のいく程度に適用の容
量、正確さ、品質、および適用の柔軟化をもたらし得る
アプリケータを提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、以下の説明により、
明瞭となるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の見地にお
いては、上記目的は、脆い製品のためのアプリケータで
あって、少なくとも一面が製品を適用するための表面と
された少なくとも1つの弾性変形部材を具備し、少なく
とも1つの弾性変形部材は、軸Aを有するとともに適用
表面上において開口しかつ少なくとも1つの開口凹所を
画成する、少なくとも1つの孔を備え、製品は、少なく
とも1つの自由表面を有して、固定的に配置され、弾性
変形部材は、自由表面が適用表面のレベルにあるいは適
用表面よりも下方のレベルに位置している静止位置か
ら、弾性変形部材が少なくとも部分的に軸Aに沿って圧
縮されて自由表面が実質的に適用表面のレベルに位置し
た適用位置にまで、選択的に移行可能とされているアプ
リケータを構成することによって得られる。
【0015】本発明においては、「軸Aを有するととも
に適用表面上において開口する孔」という表現は、孔が
適用表面上において開口していることと、その開口が孔
の断面全体にわたっていることと、を意味している。言
い換えれば、適用位置においては、孔は、製品が適用さ
れるべき表面から製品を隔離させるスクリーンや孔開き
部材あるいは多孔質部材でカバーされていない。
【0016】同様に、「固定的に配置される」という表
現は、製品がアプリケータ内において軸方向に実質的に
移動不可能であることと、適用が製品を囲んでいる弾性
変形部材の表面の変位(圧縮/減圧)によりもたらされ
ることと、を意味している。この変位は、製品の「非被
覆」に対して選択的に貢献しており、また、処理される
べき表面に対する直接適用に際して、製品を実質的に適
用表面のレベルにまで出現させることに選択的に貢献し
ている。製品は、凹所のうちの例えば堅固なあるいは半
堅固なコアにより形成された底部上に設けられたアンカ
ー止め手段、あるいは、少なくとも1つの弾性変形部材
を構成している材料の構造内における製品の側方アンカ
ー止め手段(例えば、フォームのポア)、あるいはこれ
ら双方によって、軸方向に固定されている。
【0017】したがって、製品の適用に際しては、アプ
リケータは、被処理表面上に配置される。アプリケータ
を加圧することにより、凹所を画成している弾性変形部
材が、少なくとも部分的に圧縮されて、製品が、被処理
表面に当接するようになる。この時点において、製品
が、例えば小さな円形移動によって、表面に対して適用
される。
【0018】アプリケータに対する外力を解除すること
により、製品の自由表面は、凹所の内部へと戻る。弾性
変形部材の表面だけが、被処理表面に対して当接した状
態に留まる。この表面は、付加的な製品を一切加えるこ
となく製品の押し広げをもたらすことができ、および/
または、製品の柔軟化をもたらすことができる。
【0019】製品が凹所内に固定的に保持されているこ
とは、有利には、製品を収容している凹所の底部を堅固
なあるいは半堅固なコアから形成することによって、適
用製品の適用量をより正確とすることができる。
【0020】上述したように、製品を凹所内において少
なくとも軸方向に保持するために、アンカー止め手段を
備えている。アンカー止め手段は、凹所の壁におよび/
または底部上に配置することができる。製品は、隔室内
に流し込むことができるあるいは隔室内部においてコン
パクト化することができる。製品は、また、予めカップ
内において流し込むことができあるいはコンパクト化す
ることができ、その後、凹所に(カップとともに)取り
付けることができる。
【0021】フォームブロックは、凹所内における製品
レベルに関係なく高さを圧縮することができる。適用表
面は、製品の自由表面のレベルにまで下げることができ
る。これにより、製品の実質的にすべてを適用すること
ができる。この場合、製品は、凹所内に固定的に配置さ
れている。言い換えれば、切欠内における製品の表面レ
ベルにまで弾性変形部材を圧縮することにより、適用表
面を押し下げて、製品を、適用表面のレベルとすること
ができる。製品は、凹所内において、実質的にスライド
することはない。
【0022】凹所は、第1適用表面においてのみ開口す
ることができる。あるいは、第1適用表面から離れた面
に位置する第2適用表面において開口することができ
る。後者の構成においては、凹所は、第1および第2製
品を収容することができ、第1製品は、凹所のうちの第
1適用表面において開口した部分に配置され、第2製品
は、凹所のうちの第2適用表面において開口した部分に
配置される。第1および第2製品は、同じ色とすること
もできるし、また、異なる色とすることもできる。この
場合、製品のアンカー止めは、凹所の側壁によりもたら
されている。例えば、開放セルを備えたフォームのポア
によりもたらされている。実際、製品は、流し込み時に
おいては、凹所を画成している側方エッジ近傍に位置し
たフォームのポア内に流入する。硬化により、このよう
にしてフォームの開放セル内のものとともに保持された
製品は、製品ブロックを凹所内に固定する。
【0023】弾性変形部材は、有利には、第1端部が凹
所に対する底部をなすとともに第2端部がアプリケータ
を握るための手段をなしている堅固なあるいは半堅固な
部材上に取り付けられる。
【0024】有利には、アプリケータは、開放セル、半
開放セル、あるいは、閉塞セルを備えた、少なくとも1
つのフォームブロックを具備している。開放セルまたは
半開放セルを備えたフォームの場合には、セルは、製品
に対する側方アンカー止め手段を形成している。例え
ば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリエ
ーテル、ポリエステル、あるいは、SBRタイプのエラ
ストマー(合成ブタジエンラバー)、NBR、シリコー
ン、ニトリル、等のフォームが使用される。代替形態に
おいては、固定手段は、凹所の床に形成されたフィンや
リブといった部材から構成される。
【0025】ある実施形態においては、アプリケータ
は、開放セルまたは半開放セルを備えた2つのフォーム
ブロックを具備し、第1ブロックには、製品に対する少
なくとも1つの凹所が形成され、第2ブロックは、適用
表面とは反対側において第1ブロックの面上に配置され
ている。2つのフォームブロックは、堅固なあるいは半
堅固なコアによって隔離され、少なくとも1つのブロッ
クが製品に対する少なくとも1つの凹所を画成している
とともに、コアは、1つまたは複数の凹所に対する底部
をなしている。
【0026】代替形態においては、アプリケータは、開
放セルまたは半開放セルを備えたフォームブロックを具
備し、フォームブロックのうちの適用表面とは反対側の
面には、堅固なあるいは半堅固なコアが取り付けられ、
コアは、凹所に対する床をなしている。
【0027】適用表面は、ブラシ状コーティング、織物
材料、あるいは、スクリーンによりカバーすることがで
き、これにより、製品の適用を操作することができると
ともに、製品の柔軟化を促進させることができる。
【0028】製品は、ほお紅、ほおメークアップ、アイ
シャドウ、リップスティック、ファンデーションクリー
ム、ケアクリーム、サンローション、あるいは、ヘア製
品、等とすることができる。
【0029】本発明の第2の見地においては、 a)底部と、この底部をカバーすることができる蓋と、
を有するケーシングと; b)ケーシングに取り付けられるとともに、本発明の第
1の見地による、少なくとも1つのアプリケータと;を
具備するアプリケーションユニットが提供される。
【0030】ケーシングの底部は、アプリケータの1つ
または複数の孔に対する底部をなすように、設けること
ができる。同様に、蓋は、蓋が底部に対する閉塞位置に
あるときに、アプリケータの孔に対して実質的に対向配
置される開口を有することができる。これにより、製品
を、開口を通してアプリケータ内に流し込むことができ
る。製品がアプリケータ内に流し込まれた後において
は、この開口は、透明ラベルによってカバーすることが
できる。これにより、流し込まれた製品の色を見せるこ
とができる。
【0031】
【発明の実施の形態】上記構成の他に、本発明は、いく
つかの他の構成を備えている。本発明による構成につい
て、添付図面を参照しつつ、非限定的な実施形態による
例示として、以下、説明する。
【0032】図1(a)および図1(b)は、本発明に
よるアプリケータの第1実施形態を示す図であって、製
品が流し込みによってアプリケータ内に配置される様子
が示されている。図2および図3は、本発明によるアプ
リケータの第2実施形態を示す図である。図4および図
5は、本発明によるアプリケータの第3実施形態を示す
図である。図6は、本発明によるアプリケータの第4実
施形態を示す図である。図7(a)〜図7(d)は、本
発明によるアプリケータを備えたアプリケーションユニ
ットの第1実施形態を示す図である。図8(a)〜図8
(e)は、図7(a)〜図7(d)に示す実施形態の変
形例を示す図である。図9〜図11は、本発明によるア
プリケーションユニットの他の実施形態を概略的に示す
図である。図12は、本発明によるアプリケータを複数
備えたコンパクトを部分的に示す図である。
【0033】図1(a)および図1(b)に示すアプリ
ケータ1は、例えば堅固なあるいは半堅固な支持体3上
に設置された、フォームブロック2を備えている。この
フォームブロックは、軸Aを有する孔9を備えている。
孔9は、製品Pのための凹所4を形成している。この場
合、堅固なあるいは半堅固な支持体3は、凹所の底部を
なしている。1つまたは複数のフォームブロックの高
さ、密度、および、弾性は、静止位置において製品が実
質的に凹所4内に収容されるように(製品の最初の使用
前において、最大でも適用表面のレベルにまで収容され
るように)、かつ、アプリケータ内に収容された製品の
実質的に全部を使い果たせるように、適切に選択されて
いる。典型的には、リップスティックに関しては、静止
状態で2mm〜15mmの凹所に対して、製品は、2m
m〜14mmの高さにまで充填される。
【0034】図示の実施形態においては、製品は、製品
を液体形態で凹所内に流し込むことにより、導入され充
填される。その後、製品は、固化され、固体形態の脆い
製品へと変換される。液化された製品は、固体粒子相
を、水性相とともに、あるいは、バインダとともにとり
わけ溶媒中における脂質相とともに、混合することによ
り得られるペーストの形態とすることができる。液化さ
れた製品は、また、高温状態で流し込まれる熱可塑性ワ
ックス基製品あるいはゲルの形態とすることができる。
そして、選択された組成のタイプに依存して、固化過程
が、水または溶媒の蒸発により、あるいは、冷却によ
り、あるいは、化学反応により、もたらされる。製品
は、高温状態においては、無水ペーストキャストとする
ことができる。これに代えて、色付きピグメント、フィ
ラー、バインダを加えて、流し込むための製品に、硫酸
カルシウムの半水和物(CuSO4,1/2H2O)と、
十分な量の水と、を含有させることができる。これによ
り、流し込み可能な(キャスト可能な)混合物を得るこ
とができ、孔内への注入後(キャスト後)において、硫
酸カルシウムの二水和物(CuSO4,2H2O)を形成
することにより、固化を起こさせることができる。これ
に代えて、製品は、コンパクト化された形態で凹所内に
収容することができる。
【0035】フォームブロックは、開放セル、半開放セ
ル、あるいは、閉塞セルを備えたフォームから形成する
ことができる。例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポ
リウレタン、ポリエーテル、ポリエステル、あるいは、
SBRタイプのエラストマー(合成ブタジエンラバ
ー)、NBR、シリコーン、ニトリル、等からなるフォ
ームを使用することができる。フォームは、熱可塑性材
料あるいは弾性材料から成型された変形可能なフレキシ
ブルな壁上に取り付けることができる。
【0036】凹所の底部および/または側壁は、製品P
に対して非浸透性とすることができる。シールは、例え
ば閉塞セルフォームを使用したり、孔の壁に対して製品
Pに関して非浸透性のコーティングを施したり、するこ
とといった任意の適切な公知手段により、得ることがで
きる。これに代えて、フォームブロックは、例えばラテ
ックスのような材料の成型により得られ、このような成
型製品は、凹所4の側壁も含めて、完全に漏れのない側
面を有している。
【0037】凹所4の底部および/または側壁は、製品
を凹所内に落ちつかせ、軸方向に固定することを意図し
た手段を有している。好ましい実施形態においては、凹
所内への製品の充填は、開放セルあるいは半開放セルを
備えたフォームを使用することにより、得られる。その
ような構成においては、製品が凹所内に流し込まれたと
きには、製品は、主には凹所の側壁近傍に位置して、凹
所内に導入される。固化後においては、製品Pは、凹所
4内に固定される。以下に詳述するように、凹所内への
製品の充填は、好ましくは、凹所の床、あるいはいくつ
かの場合には、凹所の下部を経由してもたらされる。そ
のため、弾性的に変形可能な素材の圧縮を妨げることが
ない。
【0038】フォームブロック2は、図示実施形態のよ
うに、ブラシ状コーティング7によって被覆された、製
品を適用するための表面6を備えている。これに代え
て、適用表面は、例えば織物材料やスクリーンといった
異なる材料で被覆することができる。適用表面の素材の
選択は、製品の適用タイプに依存している。
【0039】図1(b)に示すように、弾性変形素材2
の(圧縮されていない)静止位置においては、製品Pの
自由表面5は、(アプリケータの使用前の時点において
は)適用表面のレベルに位置しており、好ましくは、適
用表面のレベルよりも下方に位置している。その結果、
静止位置においては、製品は、製品を囲むフォームによ
って実質的に保護されている。図7(c)を参照して詳
細に後述するように、製品の使用時においては、アプリ
ケータは、製品の自由表面が実質的に適用表面のレベル
となるまで、フォームの(少なくも部分的な)圧縮をも
たらした状態で、皮膚に対して適用される。その場合、
製品は、皮膚に対して当接し、適用表面は、皮膚に対し
て製品を良好に広げることができる。アプリケータにも
たらされた外力が解除されると、使用者は、引き続い
て、適用表面でもって、あるいは、アプリケータの他の
表面でもって、製品を柔らかくすることができる。この
ようにして、アプリケータにもたらされる圧力に依存さ
せて、また、圧力がもたらされている持続時間に依存さ
せて、この製品を、完全な制御性でもって適用すること
ができる。使用時においては、凹所内における製品のレ
ベルは、製品が実質的に完全に使用され終わるまで、下
がっていく。
【0040】他の代替可能な実施形態においては、弾性
変形可能な手段は、ベローズシステムから構成されてい
る。ベローズシステムは、漏れのない状態で凹所4を囲
んでおり、そして、ベローズの一表面は、製品適用の所
望品質と柔軟化とをもたらすために、適切なコーティン
グによってカバーされている。
【0041】同様に、また別の実施形態においては、弾
性フォームブロックに設けられた開口は、円形断面以外
の断面とすることができる。例えば、1つまたは複数の
開口は、フォームブロック内の1つまたは複数の同心凹
所とすることができる。
【0042】次に、図2および図3には、本発明による
アプリケータの第2実施形態を示している。この実施形
態は、アイシャドウタイプのアプリケータとして使用す
ることができる。この実施形態は、製品Pのための凹所
4が配置されている実質的な円形部と、手またはグリッ
パ(図示せず)のようなデバイスによってアプリケータ
を握ることを意図された長尺形状部と、を備えている。
この実施形態においては、第2フォームブロック8が堅
固なあるいは半堅固な支持体3の他の面に配置されてい
る。第2フォームブロック8は、適用表面6とは反対側
の面に表面27を有している。この表面27は、例え
ば、表面6によって適用された製品を柔軟にすることが
できる。
【0043】図3の断面図に示すように、製品を適用す
るための表面6は、適用の柔軟化および品質を改良する
ことのできる、ブラシ状コーティング7、あるいは、任
意の他のコーティング(織物、弾性コーティング、等)
を有している。
【0044】図4および図5に示す実施形態において
は、アプリケータは、2つの主要側面がドーム型形状と
されたパフ1の形態とされている。パフ1は、2つのフ
ォーム部分を有している。第1部分2は、同一のまたは
異なる製品を収容可能な複数の凹所40、41、42、
43をなす、複数開口(この場合には4個の開口)が孔
開けされている。すべての開口は、アプリケータの適用
表面6上に開口している。アプリケータの下部8は、フ
ォームから形成されており、有利には、堅固なあるいは
半堅固なプレート(図示せず)により第1部分2から隔
離されている。下部8は、凹所40、41、42、43
に対する底部を形成している。この構成においては、凹
所40、41、42、43内への製品の固定は、底部を
介してもたらすことができる。適用表面6とは反対側の
面27は、適用表面6によって適用された製品を柔軟に
するために使用することができる。図4に示すように、
適用表面は、また、ブラシ状コーティング7によりカバ
ーすることができる。
【0045】図6の実施形態においては、アプリケータ
は、実質的に平面的であってかつ長尺形状とされた部材
11の一端上に取り付けられている。部材11は、部材
11の一端111において、フォームブロック2に形成
された凹所4に対する底部をなしている。部材11の他
端110は、使用者によるアプリケータの操作を容易と
するための把持部材をなしている。好ましくは、部材1
1は、堅固なあるいは半堅固な材料から形成されてい
る。
【0046】次に、図7(a)〜図7(d)には、ケー
シング内に搭載された本発明の一実施形態に基づくアプ
リケータを示している。この実施形態は、製品Pのため
の凹所4をなす開口が形成されているフォームブロック
2が、例えば接着により、取り付けられた底部12を、
主要には、有している。ケーシングの底部は、また、凹
所4の底部をなしている。底部には、蓋13が、着脱可
能に取り付けられる。図7(a)に示す構成において
は、未使用状態では、製品の自由表面5は、適用表面6
のレベルに、あるいは、適用表面6よりもわずかに下の
レベルに、位置している。上述したように、製品の固定
は、フォームブロック2の開放セルあるいは半開放セル
によりもたらすことができる。これに代えて、特に凹所
に底部における、製品の固定は、フォームブロックが取
り付けられるケーシングの底部表面上に設けられたフィ
ンやリブやあるいは他の適切な浮き彫り細工といった、
他の手段によってもたらすことができる。
【0047】図7(b)においては、製品Pの自由表面
5は、複数回の使用後において、適用表面よりも実質的
に下方に位置している。したがって、製品は、凹所4の
内部に保護されている。
【0048】図7(c)の位置においては、アプリケー
タは、皮膚14に対して適用されている。フォームブロ
ックは、部分的に圧縮されており、その結果、製品Pの
自由表面5は、実質的に、適用表面6と同じレベルとな
っている。この場合、製品は、皮膚表面に対して所要量
だけ適用することができる。
【0049】図7(d)は、本発明に基づいて、ケーシ
ングに充填する方法を示している。この実施形態におい
ては、充填は、ケーシングを上下ひっくり返した後に、
開口15を通して、ケーシング底部へともたらされてい
る。充填後においては、開口15は、底部に対して溶
接、係止、あるいは、接着することができるキャップに
より閉塞される。蓋は、製品の流し込み時には、底部と
して使用される。蓋は、凹所4の直径と実質的に同じ直
径とされた中央部16を有している。これにより、中央
部16は、製品Pの流し込み時には、底部をなす。そし
て、適用表面が静止状態(非圧縮状態)にあるときに
は、好ましくは適用表面よりもわずかに下方のレベルに
まで、凹所4内への充填を制限する。有利には、未使用
状態においては、製品の自由表面5は、適用表面のレベ
ルよりも、1〜5mm下方に位置している。
【0050】図8(a)の実施形態においては、静止状
態において、適用表面6は、最小径部が凹所4に隣接し
ているような円錐台形状を有している。このような構成
により、製品の適用に際して、変化や微調整を得ること
ができる。製品の適用時においては、適用表面は、押し
つぶされて実質的にフラットとなることができ、そのた
め、皮膚表面に追従することができる。
【0051】図8(b)に示すように、フォームブロッ
クは、凹所4を囲む同中心の複数の部分200、20
1、202の形態とすることができる。各ブロックは、
異なる硬さあるいは密度とすることができる。そのた
め、製品適用に際して、微妙な感覚調節を行うことがで
きる。
【0052】図8(c)の実施形態においては、弾性変
形部材は、複数の積み重ねられたフォームブロックから
なるスタックにより形成されたチューブの形態で得られ
ている。この場合、各ブロックは、中央孔を形成してい
る。ブロック200、201、202は、それぞれの中
央孔が実質的に位置合わせされるように、配置されてい
る。図8(b)の実施形態と同様に、各ブロックは、異
なる硬さおよび密度とすることができる。スタックは、
いくつかのスタックされたブロックの成型あるいは接着
により得ることができる。
【0053】図8(d)の実施形態においては、製品
は、予めカップ12’内に取り付けられた(例えばキャ
ストされた)、例えば、リップスティックである。ユニ
ットは、アプリケータの底部12に形成された開口を通
して、アプリケータに固定的に取り付けられる。取り付
けられた後のユニットは、図8(e)に示されている。
カップ12’は、底部12に対して、溶接、係止、ある
いは、接着することができる。有利には、カップ12’
は、製品をカップにアンカー止めするための、フィンの
ような手段を有している。
【0054】図9に示すコンパクトは、底部に対してヒ
ンジピンX回りに回動自在とされた蓋13を有してい
る。蓋の内表面には、ミラー17が設けられている。こ
の実施形態においては、凹所4の充填は、上方から行わ
れる。コンパクトの底部は、凹所4の底部として機能し
ている。
【0055】図10の実施形態においては、アプリケー
タは、2つの適用側面6、60を有している。このアプ
リケータは、付加的には堅固なあるいは半堅固なコアに
よって隔離された、2つの重ね合わされたフォームブロ
ック2、20を備えている。凹所は、2つのブロック
2、20を各側面にわたって貫通している。その結果、
凹所4は、第1適用表面6上と、この第1適用表面とは
反対側の第2適用表面60上と、の双方において開口し
ている。コンパクトは、ケーシングの形態とされてい
る。ケーシングの一部が底部12を形成しており、他の
部分が蓋を形成している。蓋は、アプリケータがケーシ
ング内に挿入されたときに、凹所4に対して実質的に位
置合わせされた開口18を有している。これにより、充
填を、開口18を通しての流し込みにより行うことがで
きる。ケーシングの底部は、1つまたは複数の製品の流
し込み時には、凹所に対する底部をなしている。実際、
この実施形態においては、第1製品P’は、凹所のうち
の、表面60上において開口している部分に流し込まれ
る。凹所のうちの他の適用表面6上において開口してい
る部分には、第2製品Pが引き続いて流し込まれる。例
えば、異なる色の製品を使用することができる。このよ
うにして、両面アプリケータが得られる。製品P、P’
の軸方向固定は、凹所4が形成されている材料の開放セ
ル内における製品のアンカー止めによってもたらされて
いる。ケーシングは、半透明材料から形成することがで
きる。したがって、アプリケータ内に収容されている製
品の色を見せることができる。これに代えて、充填後に
開口18を閉塞するとともに製品Pの色を見せるため
に、蓋13上には、半透明ラベル19を取り付けること
ができる。これに代えて、この構成によるアプリケータ
は、厚さを適切に選択された単一のフォームブロックか
ら形成することができる。
【0056】図11の実施形態においては、蓋は、底部
12に対して回動可能とされている。図9の実施形態と
同様に、蓋13は、蓋13を底部12に対する閉塞位置
としたときに実質的に凹所4と位置合わせされる開口を
有している。したがって、凹所4は、開口18を通して
充填することができる。
【0057】図12においては、アプリケーションユニ
ット10は、各々が異なる製品P、P’、P”を有した
複数のアプリケータ1、1’、1”を備えている。ユニ
ットは、ヒンジピンX回りに底部12に対して回動可能
とされた蓋13を有したコンパクトの内部に取り付けら
れている。蓋の内表面には、ミラー17が設けられてい
る。各アプリケータは、ハンドル21の凸部23と係合
可能な凹部22を有している。凹所24が、コンパクト
10の底部に設けられており、コンパクト10内にハン
ドル21を収容できるようになっている。このようにし
て、同一のハンドルでもって使用可能なアプリケータを
複数備えたキット、例えばメークアップキットが得られ
る。ユニットは、小さなサイズにコンパクト化されてお
り、ハンドバッグ内に収容して容易に携帯することがで
きる。
【0058】上述した本発明は、適用すべき製品の予備
を一体式に備えているとともに、適用の容量、品質、精
度、および柔軟化に関して従来のアプリケータの容易さ
と特徴点とをすべて備えた、メークアップアプリケータ
タイプのアプリケータを構成し得るという点において、
特に有利である。
【0059】上記詳細な説明においては、本発明の好ま
しい実施形態に関して説明を行った。添付した請求範囲
といった本発明の範囲を逸脱することなく、修正を導入
し得ることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアプリケータの第1実施形態を
示す図であって、製品が流し込みによってアプリケータ
内に配置される様子が示されている。
【図2】 本発明によるアプリケータの第2実施形態を
示す図である。
【図3】 本発明によるアプリケータの第2実施形態を
示す図である。
【図4】 本発明によるアプリケータの第3実施形態を
示す図である。
【図5】 本発明によるアプリケータの第3実施形態を
示す図である。
【図6】 本発明によるアプリケータの第4実施形態を
示す図である。
【図7】 本発明によるアプリケータを備えたアプリケ
ーションユニットの第1実施形態を示す図である。
【図8】 図7に示す実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図9】 本発明によるアプリケーションユニットの他
の実施形態を概略的に示す図である。
【図10】 本発明によるアプリケーションユニットの
他の実施形態を概略的に示す図である。
【図11】 本発明によるアプリケーションユニットの
他の実施形態を概略的に示す図である。
【図12】 本発明によるアプリケータを複数備えたコ
ンパクトを部分的に示す図である。
【符号の説明】
1 アプリケータ 1’ アプリケータ 1” アプリケータ 2 弾性変形部材、フォームブロック 3 支持体(コア) 4 凹所 5 自由表面 6 適用表面 7 ブラシ状コーティング 8 弾性変形部材、フォームブロック 9 孔 10 アプリケーションユニット 11 堅固なあるいは半堅固な部材 12 底部 12’ カップ 13 蓋 18 開口 19 透明ラベル 20 弾性変形部材、フォームブロック 27 表面 40 凹所 41 凹所 42 凹所 43 凹所 50 自由表面 60 適用表面 110 第2端部 111 第1端部 200 弾性変形部材、フォームブロック 201 弾性変形部材、フォームブロック 202 弾性変形部材、フォームブロック A 軸 P 製品 P’ 製品 P” 製品
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A45D 40/26 A45D 40/26 Z (56)参考文献 特開 平2−180278(JP,A) 実開 昭59−117403(JP,U) 実公 平3−44093(JP,Y2) 実公 平3−33304(JP,Y2) 実公 平4−15681(JP,Y2) 実公 昭54−2747(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 33/34 A45D 33/00 625 A45D 33/36 A45D 40/26

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脆い製品(P)のためのアプリケータ
    (1)であって、 少なくとも一面が前記製品を適用するための表面(6、
    60)を有している、少なくとも1つの弾性変形部材
    (2、8)を具備し、 前記少なくとも1つの弾性変形部材は、軸Aを有すると
    ともに前記適用表面(6)上において開口しかつ少なく
    とも1つの開口凹所(4、40、41、42、43)を
    画成する、少なくとも1つの孔(9)を備え、 前記製品は、少なくとも1つの自由表面(5、50)を
    有して、固定的に配置され、 前記弾性変形部材は、前記自由表面(5、50)が前記
    適用表面(6、60)のレベルにあるいは前記適用表面
    (6、60)よりも下方のレベルに位置している静止位
    置から、前記弾性変形部材(2、8)が少なくとも部分
    的に前記軸Aに沿って圧縮されて前記自由表面(5、5
    0)が実質的に前記適用表面(6、60)のレベルに位
    置した適用位置にまで、選択的に移行可能とされている
    ことを特徴とするアプリケータ。
  2. 【請求項2】 前記製品は、前記凹所内に流し込まれる
    あるいは前記凹所内部においてコンパクト化されること
    を特徴とする請求項1記載のアプリケータ。
  3. 【請求項3】 前記製品は、カップ(12’)を介して
    前記凹所内に取り付けられることを特徴とする請求項1
    または2記載のアプリケータ。
  4. 【請求項4】 前記適用表面(6)とは反対側の面に表
    面(3)を備え、前記凹所(4)は、前記適用表面にお
    いてのみ開口していることを特徴とする請求項1または
    2記載のアプリケータ。
  5. 【請求項5】 前記適用表面(6)から離れた面に第2
    適用表面(60)を備え、前記凹所(4)は、前記第1
    適用表面(6)と前記第2適用表面(60)との双方に
    おいて開口していることを特徴とする請求項1または2
    記載のアプリケータ。
  6. 【請求項6】 前記凹所は、第1および第2製品(P、
    P’)を収容しており、 前記第1製品(P)は、前記凹所のうちの前記第1適用
    表面(6)において開口した部分に配置され、 前記第2製品(P’)は、前記凹所(4)のうちの前記
    第2適用表面(60)において開口した部分に配置され
    ていることを特徴とする請求項5記載のアプリケータ。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2製品(P、P’)
    は、異なる色であることを特徴とする請求項6記載のア
    プリケータ。
  8. 【請求項8】 第1端部(111)が前記凹所(4)に
    対する底部をなすとともに第2端部(110)が前記ア
    プリケータ(1)を握るための手段をなしている堅固な
    あるいは半堅固な部材(11)上に取り付けられた弾性
    変形部材を具備していることを特徴とする請求項1記載
    のアプリケータ。
  9. 【請求項9】 前記製品(P)は、前記凹所の底部およ
    び/または側面上に配置されたアンカー止め手段によ
    り、1つまたは複数の前記凹所(4、40、41、4
    2、43)内に固定されていることを特徴とする請求項
    1ないし8のいずれかに記載のアプリケータ。
  10. 【請求項10】 開放セル、半開放セル、あるいは、閉
    塞セルを備えた、少なくとも1つのフォームブロック
    (2、8、20)を具備していることを特徴とする請求
    項1ないし9のいずれかに記載のアプリケータ。
  11. 【請求項11】 開放セルまたは半開放セルを備えた少
    なくとも1つのフォームブロックを具備し、 前記セルは、前記製品に対するアンカー止め手段を形成
    していることを特徴とする請求項10記載のアプリケー
    タ。
  12. 【請求項12】 開放セルまたは半開放セルを備えた2
    つのフォームブロック(2、8)を具備し、 前記第1ブロック(2)には、前記製品に対する少なく
    とも1つの凹所(4)が形成され、 前記第2ブロック(8)は、前記凹所に対する底部と、
    前記適用表面(6)によって適用された前記製品を柔軟
    にするための表面(27)と、を画成し、 前記2つのブロック(2、8)は、堅固なあるいは半堅
    固なコア(3)によって隔離され、 該コアは、前記凹所(4)に対する底部をなしているこ
    とを特徴とする請求項10記載のアプリケータ。
  13. 【請求項13】 前記凹所回りに配置された複数のフォ
    ームブロック(200、201、202)を具備してい
    ることを特徴とする請求項10または11記載のアプリ
    ケータ。
  14. 【請求項14】 複数のフォームブロック(200、2
    01、202)からなるスタックを具備し、 これら各フォームブロックは、対向面どうしの間を貫通
    しかつこれら3つを貫通する孔を有しており、 前記フォームブロックは、各フォームブロック(20
    0、201、202)の前記孔が実質的に位置合わせさ
    れるようにして積み重ねられていることを特徴とする請
    求項10または11記載のアプリケータ。
  15. 【請求項15】 前記適用表面(6)は、前記弾性変形
    部材(2)の前記静止位置において、最小径部が前記凹
    所(4)に隣接した円錐台形状を有していることを特徴
    とする請求項1ないし14のいずれかに記載のアプリケ
    ータ。
  16. 【請求項16】 各適用表面(6、60)が、ブラシ状
    コーティング(7)、織物材料、あるいは、スクリーン
    によりカバーされていることを特徴とする請求項1ない
    し15のいずれかに記載のアプリケータ。
  17. 【請求項17】 各弾性変形材料(2、8)は、ポリ塩
    化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリエーテル、ポ
    リエステル、あるいは、SBRタイプのエラストマー
    (合成ブタジエンラバー)、NBR、シリコーン、ニト
    リル、等のフォームから形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし16のいずれかに記載のアプリケー
    タ。
  18. 【請求項18】 前記製品(P、P’、P”)は、ほお
    紅、ほおメークアップ、アイシャドウ、ファンデーショ
    ンクリーム、サンローション、あるいは、ヘア製品、等
    であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか
    に記載のアプリケータ。
  19. 【請求項19】 アプリケーションユニット(10)で
    あって、 a)底部(12)と、該底部をカバーすることができる
    蓋(13)と、を有するケーシングと; b)前記ケーシングに取り付けられるとともに、請求項
    1ないし18のいずれかに記載された、少なくとも1つ
    のアプリケータ(1、1’、1”)と;を具備すること
    を特徴とするアプリケーションユニット。
  20. 【請求項20】 前記ケーシングの前記底部(12)
    は、前記アプリケータの各凹所(4)に対する底部をな
    していることを特徴とする請求項19記載のアプリケー
    ションユニット。
  21. 【請求項21】 前記蓋(13)は、該蓋が前記底部
    (12)に対する閉塞位置にあるときに、前記アプリケ
    ータの前記孔(9)に対して実質的に対向配置される開
    口(18)を有しており、 これにより、前記製品を、前記開口(18)を通して前
    記アプリケータ内に流し込むことができるようになって
    いることを特徴とする請求項19記載のアプリケーショ
    ンユニット。
  22. 【請求項22】 前記製品(P)が前記アプリケータ内
    に流し込まれた後においては、前記蓋の前記開口(1
    8)は、透明ラベル(19)によってカバーされ、これ
    により、流し込まれた前記製品(P)の色を見せること
    ができるようになっていることを特徴とする請求項21
    記載のアプリケーションユニット。
JP09294670A 1996-10-31 1997-10-27 脆い製品のためのアプリケータおよびそのようなアプリケータを備えたアプリケーションユニット Expired - Fee Related JP3088362B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9613360A FR2754985B1 (fr) 1996-10-31 1996-10-31 Applicateur de produit delitable et ensemble d'application comportant un tel applicateur
FR9613360 1996-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10127335A JPH10127335A (ja) 1998-05-19
JP3088362B2 true JP3088362B2 (ja) 2000-09-18

Family

ID=9497256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09294670A Expired - Fee Related JP3088362B2 (ja) 1996-10-31 1997-10-27 脆い製品のためのアプリケータおよびそのようなアプリケータを備えたアプリケーションユニット

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5904151A (ja)
EP (1) EP0839472B1 (ja)
JP (1) JP3088362B2 (ja)
CN (1) CN1104865C (ja)
AR (1) AR009131A1 (ja)
DE (1) DE69712851T2 (ja)
ES (1) ES2177914T3 (ja)
FR (1) FR2754985B1 (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6325565B1 (en) 1998-06-30 2001-12-04 The Procter & Gamble Company Anti-perspirant/deodorant applicator
FR2780622B1 (fr) 1998-07-03 2001-07-20 Oreal Applicateur pour produit delitescent, ensemble comportant un tel applicateur et procede
US20010048841A1 (en) * 1998-11-04 2001-12-06 Richard Michael Girardot Applicator for applying and distributing substances to target surfaces
US6322271B1 (en) * 1998-11-04 2001-11-27 The Procter & Gamble Company Applicator for applying and distributing substances to target surfaces
US6261014B1 (en) * 1998-11-20 2001-07-17 Sunglider, Inc. Apparatus for applying a viscous lotion
US6257785B1 (en) * 1999-08-06 2001-07-10 The Procter & Gamble Company Semi-enclosed applicator utilizing a selectively-activatible sheet material for dispensing and dispersing a substance onto the surface of a target object
US6062235A (en) * 1999-08-30 2000-05-16 Cosmetic Sampling Technologies, Inc. Cosmetic sampler
GB0013915D0 (en) * 2000-06-07 2000-08-02 Leonard Jennifer Applicator for powder based products
US6654981B2 (en) 2000-09-19 2003-12-02 Lotion Puff Inc Cosmetic applicator
FR2820622B1 (fr) 2001-02-13 2003-10-31 Oreal Ensemble applicateur, notamment d'un produit de maquillage, et kit d'application
FR2823726B1 (fr) * 2001-04-20 2003-06-27 Oreal Ensemble pour le conditionnement et l'application d'un produit notamment cosmetique ou de soin
FR2833245B1 (fr) 2001-12-11 2004-03-19 Oreal Ensemble applicateur d'un produit, notamment cosmetique
AU2003223005A1 (en) * 2002-05-06 2003-11-17 Vectura Limited Application device for topical administration of pharmaceutical agents
GB2389033B (en) * 2002-05-27 2005-11-16 Caressa Kahn Ltd A cosmetic applicator
US7775685B2 (en) * 2003-05-27 2010-08-17 Cree, Inc. Power surface mount light emitting die package
US20060107967A1 (en) * 2004-07-08 2006-05-25 Miwa Kawai Beauty care utensil and beauty care method thereof
US20070206984A1 (en) * 2006-03-06 2007-09-06 Redipax, Ltd Glove for dispensing a substance therefrom to a surface
US9233516B2 (en) 2006-03-22 2016-01-12 Kusin & Kusin, Ltd. Clothing wipe
US7874756B2 (en) * 2006-06-07 2011-01-25 Beiersdorf Ag Kit for the application of a fluid preparation
US20080023025A1 (en) * 2006-06-27 2008-01-31 Aki, Inc. Dba Arcade Marketing Preloaded cosmetic applicators
US20080072400A1 (en) * 2006-09-21 2008-03-27 Alcan Packaging Beauty Services Handle For Cosmetic Products Applicator
EP2106272A4 (en) * 2007-01-11 2011-05-04 Acrux Dds Pty Ltd SPREIZUTENSIL
AU2010346453A1 (en) * 2010-02-19 2012-08-30 Majic Beauty Pty Ltd Cosmetic applicator
US20120100195A1 (en) * 2010-10-25 2012-04-26 Marielle Sainz Deodorant or antiperspirant impregnated wipes
ES2619877T3 (es) * 2011-09-21 2017-06-27 Jnc Corporation Implementos cosméticos, herramienta de retención de cosméticos y método de fabricación de implementos cosméticos
US9585456B2 (en) * 2012-04-13 2017-03-07 Amorepacific Corporation Cosmetic composition container comprising foam
US9259075B2 (en) * 2012-10-05 2016-02-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Personal care cleaning article
US20150025481A1 (en) * 2013-07-17 2015-01-22 Darlene Tyminski Ricketts Pocketable biodegradable powder application device
USD750788S1 (en) 2013-11-26 2016-03-01 Acrux Dds Pty Ltd Topical spreading applicator
USD749225S1 (en) 2013-11-26 2016-02-09 Acrux Dds Pty Ltd Topical spreading applicator
US9227044B2 (en) * 2013-12-09 2016-01-05 Amneal Pharmaceuticals Llc Applicator for applying a fluid to a surface
USD752287S1 (en) 2013-12-09 2016-03-22 Amneal Pharmaceuticals Llc Applicator for applying a liquid to a surface
FR3025406B1 (fr) * 2014-09-04 2017-12-22 Socoplan Echantillon cosmetique emballe et procede de fabrication
FR3026281B1 (fr) 2014-09-25 2018-08-24 L'oreal Organe d'application comportant deux parties assemblees.
US9622636B1 (en) * 2015-10-26 2017-04-18 Jonathan Michaels Taylor Washcloth with bar soap retention pouch
USD800961S1 (en) * 2015-11-24 2017-10-24 Rea.Deeming Beauty, Inc. Blotting sponge
US11528981B2 (en) * 2017-01-20 2022-12-20 Mark Andrew Messenger Cosmetic source applicator with multiple cartridges
JP7029785B2 (ja) * 2017-10-25 2022-03-04 紀伊産業株式会社 棒状化粧料容器
US11571058B2 (en) * 2018-05-31 2023-02-07 L'oreal Cosmetic applicator with a firm base and an attached cushioning member
EP3810313A4 (en) * 2018-06-21 2022-04-13 Silgan Dispensing Systems Corporation DISTRIBUTION SET INCLUDING ADDITIVE MIXING DEVICE
US20200367631A1 (en) 2019-05-22 2020-11-26 Toly Management Ltd. Cosmetic applicator with separately formed surfaces

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1460607A (en) * 1922-03-02 1923-07-03 Howard W Routson Cleaning stick
US1524008A (en) * 1924-07-21 1925-01-27 Anastasia Samuel Combined sponge and soap holder
US1665788A (en) * 1927-03-11 1928-04-10 Meyer William Holder for manicure preparations and the like
US1748008A (en) * 1929-04-08 1930-02-18 Barnowitz Harry Combined soap holder and massaging device
US1899386A (en) * 1932-03-07 1933-02-28 Florio G Flosi Dispensing powder puff
US2234558A (en) * 1936-11-13 1941-03-11 Huston Tom Combined dispensing and applying device
US2450919A (en) * 1942-01-14 1948-10-12 Garland D Runnels Powder applicator
FR843369A (fr) * 1944-09-19 1939-07-03 Cartier étui pour baton de rouge, fard ou autre produit
US2851041A (en) * 1955-05-31 1958-09-09 Grosso Annette Cosmetic kit
FR1272557A (fr) * 1960-08-16 1961-09-29 Récipient à crème avec couvercle portant un tampon la renfermant et servant à son application
US3332429A (en) * 1965-01-13 1967-07-25 Bates Bernice Applicators
US3664353A (en) * 1970-02-13 1972-05-23 Allen M Childress Jr Portable grooming kit
GB2086849A (en) * 1980-11-03 1982-05-19 Copa Ltd Holder for Cosmetic Sticks
US4826014A (en) * 1987-09-08 1989-05-02 Revlon, Inc. Compact case with interchangeable cosmetic inserts
FR2679879B1 (fr) * 1991-07-29 1993-11-26 Oreal Procede de fabrication d'un ensemble-applicateur contenant une faible dose de produit de maquillage et ensemble-applicateur correspondant.

Also Published As

Publication number Publication date
ES2177914T3 (es) 2002-12-16
CN1188623A (zh) 1998-07-29
CN1104865C (zh) 2003-04-09
MX9708249A (es) 1998-08-30
DE69712851D1 (de) 2002-07-04
DE69712851T2 (de) 2002-09-05
EP0839472B1 (fr) 2002-05-29
AR009131A1 (es) 2000-03-08
FR2754985A1 (fr) 1998-04-30
EP0839472A1 (fr) 1998-05-06
JPH10127335A (ja) 1998-05-19
FR2754985B1 (fr) 1999-01-08
US5904151A (en) 1999-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3088362B2 (ja) 脆い製品のためのアプリケータおよびそのようなアプリケータを備えたアプリケーションユニット
JP2002253337A (ja) 例えばメークアップ製品のためのアプリケータ装置及びアプリケータキット
JP3862082B2 (ja) 化粧品その他の製品のためのアプリケータ・アセンブリ
KR200473939Y1 (ko) 고무배출패드를 구비한 파운데이션 용기
US6883991B2 (en) Device, system, and method for applying a product
US7066674B2 (en) Application device, system, and method
JP3338685B2 (ja) 自動充填式アプリケータを有する収容塗布装置
KR200480113Y1 (ko) 파우더를 함유한 스펀지를 구비한 화장품 용기
US6945723B1 (en) Packaging and application device
KR200477739Y1 (ko) 리필이 가능한 파운데이션 용기
US6682244B2 (en) Devices and methods for dispensing
JPH11103931A (ja) 化粧品塗布器具セット
KR200478729Y1 (ko) 스퀴즈가 가능한 퍼프 일체형 화장품용기
KR20190099800A (ko) 화장품 용기
KR101836208B1 (ko) 다수의 공간으로 구획된 화장품 용기
CN111246771B (zh) 化妆品容器
US20210120937A1 (en) Compact container having improved opening/closing structure for different cosmetic materials
KR200456107Y1 (ko) 액체를 토출시키는 액체 저장부가 설치된 화장품 용기
KR101796899B1 (ko) 화장품 용기
KR101924228B1 (ko) 화장품 및 그 제조 방법
JPS6317376Y2 (ja)
KR102005788B1 (ko) 편리성이 증대된 추가 도포부재가 구비된 화장품 용기
KR102102428B1 (ko) 쿠션 타입의 메이크업용 콤팩트
KR101978871B1 (ko) 메쉬망이 수납된 화장품 용기
JPS638354Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070714

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees