JP3088297U - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソレノイドが駆動する時の騷音及び振動を最
小化できるようにするソレノイドを提供すること。 【解決手段】 本発明によるソレノイドは、ブラケット
に設置され、中央部の長さ方向に貫通孔が形成されたボ
ビンと;このボビンの外周面に所定の捲線数で巻かれて
磁力を発生するコイルと;前記ボビンの孔に組立てられ
たスリーブに移動可能に挿入され、コイルで発生した磁
力によって直線運動する駆動軸とを含み、前記ブラケッ
トの外側にはこのブラケットと一定の間隔を維持して固
定板が設置され、この固定板と駆動軸の間には駆動軸の
運動の範囲を制限するストッパーが設置されて、駆動軸
の往復運動時に騷音及び振動が発生しないように構成さ
れたことを特徴とする。また、前記ストッパーは所定の
弾力を有する弾性部材からなり、この弾性部材はコイル
に発生した磁力により、駆動軸が運動可能な状態の弾力
を有することを特徴とする。
小化できるようにするソレノイドを提供すること。 【解決手段】 本発明によるソレノイドは、ブラケット
に設置され、中央部の長さ方向に貫通孔が形成されたボ
ビンと;このボビンの外周面に所定の捲線数で巻かれて
磁力を発生するコイルと;前記ボビンの孔に組立てられ
たスリーブに移動可能に挿入され、コイルで発生した磁
力によって直線運動する駆動軸とを含み、前記ブラケッ
トの外側にはこのブラケットと一定の間隔を維持して固
定板が設置され、この固定板と駆動軸の間には駆動軸の
運動の範囲を制限するストッパーが設置されて、駆動軸
の往復運動時に騷音及び振動が発生しないように構成さ
れたことを特徴とする。また、前記ストッパーは所定の
弾力を有する弾性部材からなり、この弾性部材はコイル
に発生した磁力により、駆動軸が運動可能な状態の弾力
を有することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はソレノイドに係わり、さらに詳しくは、ソレノイドが駆動する時に発 生する騷音及び振動が最小化できるようにするソレノイドに関するものである。
【0002】
一般に、ソレノイドは電磁石の原理を利用して一定の方向に物理的な力を伝達 するものであって、ストロークが短くて大きな力を必要としないし、速い応答速 度が要求される電気、電子、機械装置などのような多様な産業分野で非常に広い 範囲で用いられている。
【0003】 このようなソレノイドは適用される所によって様々な種類が製作されて使われ ているが、その基本的な構成は、ブラケットに固定設置され、外周面にコイルが 巻かれたボビンと、このボビンの中央部の長さ方向に形成された貫通孔に移動可 能に挿入され、磁力に反応する金属を母体として形成された駆動軸と、この駆動 軸の一側に嵌合されたコイルスプリングとから構成される。
【0004】 このようなソレノイドは、コイルに電源を印加すればコイルに磁力が発生し、 この磁力によって駆動軸がコイルスプリングを圧縮しながら一側方向に移動し、 コイルに供給される電源を遮断すれば、圧縮されたコイルスプリングの弾力によ って駆動軸が元の位置に戻ってくる。
【0005】 このようにソレノイドは、駆動軸がコイルに発生した磁力及びコイルスプリン グによってボビンの孔で直線往復運動をするように形成され、このような作用で 駆動軸の一側に連結された装置が作動できるようにする。
【0006】 そして、このようなソレノイドには、駆動軸が一定の区間内でだけ往復運動が できるようにするために駆動軸の一側にストッパーが提供され、駆動軸の運動の 範囲を制限するようにしている。
【0007】 このストッパーはソレノイド製作時に駆動軸に固定設置されるが、駆動軸が駆 動する時に共に移動しながらブラケットに接触して駆動軸の運動を制限し、駆動 軸に固定された位置によって駆動軸の運動の範囲及び距離を決定する役割を果た して、ソレノイドのストローク(stroke)を短くまたは長くすることができるよ うにする。
【0008】 しかし、このような従来のソレノイドによれば、駆動軸の往復運動時に駆動軸 に結合されたストッパーがブラケットに接触して駆動軸の運動の範囲を制限する ため、これによる騷音及び振動が発生するという問題点があった。
【0009】 このような騷音及び振動は、ソレノイドの駆動力が大きかったりストロークが 短い場合にさらに著しく現れる。
【0010】
本考案は前記のような従来の問題点を解決するために案出されたものであって 、本考案の目的は、ソレノイドが駆動する時の騷音及び振動を最小化できるよう にするソレノイドを提供することにある。
【0011】
前記のような本考案の目的を実現するために、ブラケットに設置され、中央部 の長さ方向に貫通孔が形成されたボビンと;このボビンの外周面に所定の捲線数 で巻かれて磁力を発生するコイルと;前記ボビンの孔に組立てられたスリーブに 移動可能に挿入され、コイルで発生した磁力によって直線運動する駆動軸とを含 み、前記ブラケットの外側にはこのブラケットと一定の間隔を維持して固定板が 設置され、この固定板と駆動軸の間には駆動軸の運動の範囲を制限するストッパ ーが設置されて、駆動軸の往復運動時に騷音及び振動が発生しないように構成さ れたことを特徴とするソレノイドを提供する。
【0012】 前記ストッパーは所定の弾力を有する弾性部材からなり、この弾性部材はコイ ルに発生した磁力により、駆動軸が運動可能な状態の弾力を有することを特徴と する。
【0013】
以下、本考案の好ましい実施例を添付した図面を参照してさらに詳細に説明す る。
【0014】 図1は本考案によるソレノイドの分解斜視図であり、図2は図1の結合断面図 であって、本考案によるソレノイドは、ブラケット2に設置され、中央部の長さ 方向に貫通孔が形成されたボビン4と、このボビン4の外周面に所定の捲線数で 巻かれて電源の供給で磁力を発生するコイル6と、前記コイル6で発生した磁力 によって一側方向に運動する駆動軸8とを含む。
【0015】 前記ブラケット2の中央部の長さ方向には、ボビン4に形成された貫通孔と同 一な軸線状に開けられた貫通溝10が形成されるが、この貫通溝10及びボビン 4に形成された貫通孔にはスリーブ12が抑止嵌合で結合され、ボビン4の設置 状態が維持できるように構成される。
【0016】 そして、前記スリーブ12には駆動軸8が移動可能な状態で嵌合され、その両 側がブラケット2の外部に突出している。
【0017】 前記駆動軸8は、両側が互いに異なる材質からなって一側は磁力に反応する磁 性体8aとして形成され、他側は非磁性体8bとして形成されて長さ方向に連結 されるが、連結部位はコイル6の中間部分に位置し、非磁性体8b部分はブラケ ット2の外部に突出してその先端部に作動させようとする装置が連結される。
【0018】 このような駆動軸8の技術的な事項はソレノイドに通常適用される事項である ので、その詳細な説明は省略する。
【0019】 そして、前記ボビン4が固定されたブラケット2の下部には固定板14が位置 するが、この固定板14は、多数のスペースバー16でブラケット2と一定の間 隔をおいた状態で、固定板14に形成された孔18を介してスペースバー16の 内部に嵌合されるボルト20を通じてブラケット2に固定される。
【0020】 このようにブラケット2と一定の間隔を維持して設置された固定板14を通じ て駆動軸8が支持されるが、前記駆動軸8の下部にはコイルスプリングからなる 弾性部材22が提供され、この弾性部材22はその両側端部が駆動軸8と固定板 14に固定部材24、26で各々固定され、駆動軸8を固定板14に支持できる ようにしている。
【0021】 前記弾性部材22は駆動軸8の運動の範囲を制限する役割を果たし、この構造 により、駆動軸8の往復運動時にソレノイドは騷音及び振動を発生しない。
【0022】 このようなソレノイドはボルトのような固定部材を利用して被固定体に固定設 置することができるように、前記ブラケット2の両側に固定孔28が開いている 。
【0023】 前記のような本考案のソレノイドの駆動は、図3のようにコイル6に電源を印 加すれば、コイル6で発生した磁力によって駆動軸8がブラケット2とボビン4 内部に装着されたスリーブ12の内側で直線往復運動するようになり、このよう な作用で駆動軸8の一側に連結された装置(図示せず)が作動する。
【0024】 この時、前記弾性部材22は駆動軸8の運動の範囲を一定の範囲内に制限する ストッパーの役割を果たし、このような状態で駆動軸8はスリーブ12内で直線 往復運動をするので、騷音及び振動は殆ど発生しなくなる。
【0025】
以上説明したように本考案によるソレノイドは、駆動軸の運動の範囲を決定す るストッパーの役割を、駆動軸の外側と固定板の間に設置された弾性部材が果た し、駆動軸はスリーブで自由に往復運動できるので、ソレノイドの作動時の騷音 及び振動を防止することができる。
【図1】 本考案によるソレノイドの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】 本考案によるソレノイドの結合断面図であ
る。
る。
【図3】 本考案によるソレノイドの作動状態図であ
る。
る。
2 ブラケット 4 ボビン 6 コイル 8 駆動軸 8a 磁性体 8b 非磁性体 10 貫通溝 12 スリーブ 14 固定板 16 スペースバー 18 孔 20 ボルト 22 弾性部材 24、26 固定部材 28 固定孔
フロントページの続き (73)実用新案権者 501355447 1st Fl, Samsung Par k Tower Bldg. 459−10 Sungnae 1−Dong, Kan gdong−ku, Seoul Rep ublic of Korea
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラケットに設置され、中央部の長さ方
向に貫通孔が形成されたボビンと;このボビンの外周面
に所定の捲線数で巻かれて磁力を発生するコイルと;前
記ボビンの孔に組立てられたスリーブに移動可能に挿入
され、コイルで発生した磁力によって直線運動する駆動
軸とを含み、 前記ブラケットの外側にはこのブラケットと一定の間隔
を維持して固定板が設置され、この固定板と駆動軸の間
には駆動軸の運動の範囲を制限するストッパーが設置さ
れて、駆動軸の往復運動時に騷音及び振動が発生しない
ように構成されたことを特徴とするソレノイド。 - 【請求項2】 前記ストッパーは所定の弾力を有する弾
性部材からなることを特徴とする、請求項1に記載のソ
レノイド。 - 【請求項3】 前記弾性部材は、コイルに発生した磁力
によって駆動軸が運動可能な状態となることができる弾
力を有することを特徴とする、請求項2に記載のソレノ
イド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2001-031224U | 2001-10-12 | ||
KR2020010031224U KR200261378Y1 (ko) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 솔레노이드 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3088297U true JP3088297U (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=43239609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001021U Expired - Fee Related JP3088297U (ja) | 2001-10-12 | 2002-03-01 | ソレノイド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088297U (ja) |
KR (1) | KR200261378Y1 (ja) |
-
2001
- 2001-10-12 KR KR2020010031224U patent/KR200261378Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002001021U patent/JP3088297U/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR200261378Y1 (ko) | 2002-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |