JP3088135U - 人形やロボット等の関節装置 - Google Patents

人形やロボット等の関節装置

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JP3088135U
JP3088135U JP2002000862U JP2002000862U JP3088135U JP 3088135 U JP3088135 U JP 3088135U JP 2002000862 U JP2002000862 U JP 2002000862U JP 2002000862 U JP2002000862 U JP 2002000862U JP 3088135 U JP3088135 U JP 3088135U
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spherical
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元三 諏訪
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元三 諏訪
株式会社講談社
桜井 裕司
株式会社丸福
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人形やロボット等の胴体部に対し肢体部をス
ムースに動けるようにし、かつ、その取り付けを簡便化
し、さらに、コストも低減することができる関節装置を
提供する。 【解決手段】 ロボット等の胴体部Aに内蔵する取付板
部3の左右両サイドに横杆部4を設けた固定側関節部材
1と、ロボット等の左右の肢体部B,Cに内蔵する一対
の取付板部8の一端に肢体部B,Cの外部へ貫出する突
出部9を設けた一対の可動側関節部材2とを具え、互い
に嵌着して相互の球面運動を可能とする球形ジャーナル
5と球面軸受10の一方を固定側関節部材1における横
杆部4に設けるとともに他方を可動側関節部材2の突出
部9に設け、さらに、球面軸受10に嵌着した球形ジャ
ーナル5の横杆部4を嵌入させて固定側関節部材1の横
杆部4に対し可動側関節部材2の突出部9を略直交する
ように屈曲可能とする切欠部11を球面軸受10の開口
縁部に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は人形やロボット等の関節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人形やロボット等は、その胴体部に対し肢体部をスムースに動けるように連結 することが望ましい。そこで、本出願人は先に、球面軸受と、そこに嵌着する球 形ジャーナルを用いて、肢体部の運動の自由度を大きくすることができる人形や ロボット等の関節装置を提案した(実用新案登録第3077258号参照)。し かしながら、その関節装置は、胴体部に対し片側の肢体部のみを連結するための もので、両側の肢体部を連結するには2セット必要であった。したがって、取り 付けが面倒であり、コストも高くなるという不満があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、人形やロボット等の胴体部に対し肢体部をスムースに動ける ように連結することができ、かつ、その取り付けを簡便化することができるとと もに、コストも低減することができる関節装置の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の人形やロボット等の関節装置は、人形 やロボット等の胴体部Aに内蔵して固定可能な取付板部3の左右両サイドにそれ ぞれ胴体部Aの外部へ突出する横杆部4を設けた固定側関節部材1と、人形やロ ボット等の左右の肢体部B,Cにそれぞれ内蔵して固定可能な一対の取付板部8 のそれぞれの一端に肢体部B,Cの外部へ貫出する突出部9を設けた一対の可動 側関節部材2とを具え、互いに嵌着して相互の球面運動を可能とする球形ジャー ナル5と球面軸受10の一方を固定側関節部材1における左右両サイドの横杆部 4にそれぞれ設けるとともに他方を一対の可動側関節部材2におけるそれぞれの 突出部9に設け、さらに、球面軸受10に嵌着した球形ジャーナル5の横杆部4 を嵌入させて固定側関節部材1の横杆部4に対し可動側関節部材2の突出部9を 略直交するように屈曲可能とする切欠部11を球面軸受10の開口縁部に設けた ことを特徴とする、という構成にしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。なお、図は本考案の 一実施例を示したものであって、本考案はこの実施例に限定するものではない。 まず、本考案の関節装置は、固定側関節部材1と、左右一対の可動側関節部材2 とによって構成するものである。
【0006】 固定側関節部材1は、中央部に人形やロボット等の胴体部Aに内蔵して固定す る取付板部3を有している。そして、その取付板部3の左右両サイドにそれぞれ 胴体部Aの外部へ突出する横杆部4を一体に設けている。さらに、その左右の横 杆部4の先端に球形ジャーナル5を一体に設けている。なお、胴体部Aに対する 取付板部3の固定手段は自由であるが、例えば、その固定手段として、図示した 実施例のように、取付板部3の両面にそれぞれ係止ピン6を突設するとともに、 取付板部3の両側縁部にそれぞれ掛止片7を突設することができる。
【0007】 可動側関節部材2は同一構造のものを左右一対具えている。この可動側関節部 材2も左右の肢体部B,C、例えば両脚部に内蔵して固定する取付板部8を有し ている。そして、その取付板部8は一端に肢体部B,Cの外部へ貫出する突出部 9を一体に設けている。さらに、その突出部9には上記の固定側関節部材1の球 形ジャーナル5を嵌着させる球面軸受10を設けている。すなわち、球形ジャー ナル5が球面軸受10に嵌着することにより固定側関節部材1と可動側関節部材 2は連結する。そして、球形ジャーナル5と球面軸受10は嵌着した状態で相互 に球面運動することができる。また、球面軸受10の開口縁部における左右対称 位置には固定側関節部材1の横杆部4が嵌入可能な切欠部11を設けて、横杆部 4と突出部9を相互に略直交するように屈曲自在としている。なお、肢体部B, Cに対する取付板部8の固定手段は自由であるが、例えば、その固定手段として 、図示した実施例のように、取付板部8の両面にそれぞれ係止ピン12を突設す ることができる。
【0008】 固定側関節部材1と可動側関節部材2は共にプラスチック製とすることができ る。このようにプラスチック製にすると、その材料弾性を利用して、可動側関節 部材2の球面軸受10に対し固定側関節部材1の球形ジャーナル5を着脱自在に することができる。
【0009】 なお、上記の実施例では、固定側関節部材1の横杆部4に球形ジャーナル5を 設け、可動側関節部材2の突出9に球面軸受10を設けているが、これを逆にし て、固定側関節部材1の横杆部4に球面軸受10を設け、可動側関節部材2の突 出部9に球形ジャーナル5を設ける構成にすることも可能である。
【0010】
【考案の効果】
本考案の人形やロボット等の関節装置は上記の通りであり、まず、固定側関節 部材1に対し可動側関節部材2を球面軸受10と球形ジャーナル5を介して連結 したことにより、可動側関節部材2の運動の自由度が大きくなって、人形やロボ ット等の肢体部B,Cの動作がスムースになるという効果がある。次に、固定側 関節部材1の左右両サイドにそれぞれ可動側関節部材2を連結したことにより、 これを1セット備えるだけで、左右の肢体部B,Cを一緒に胴体部Aに取り付け ることができるので、従来のように関節装置を2セット備えて左右の肢体部B, Cを別々に胴体部Aに取り付ける場合に比べて、人形やロボット等の胴体部Aや 肢体部B,Cに対する取り付けが簡便化するとともに、材料費等を削減してコス トを低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットに取り付けた状態を示す正面図であ
る。
【図2】固定側関節部材に対し可動側関節部材を同一平
面上に伸展した状態の平面図である。
【図3】図2のX−Y線断面図である。
【図4】固定側関節部材に対し可動側関節部材を同一平
面上に伸展した状態の正面図である。
【図5】固定側関節部材に対し可動側関節部材を同一平
面上に伸展した状態で一方の可動側関節部材を回転した
状態の平面図である。
【符号の説明】
1 固定側関節部材 2 可動側関節部材 3 取付板部 4 横杆部 5 球形ジャーナル 6 係止ピン 7 掛止片 8 取付板部 9 突出部 10 球面軸受 11 切欠部 12 係止ピン A 胴体部 B 肢体部 C 肢体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 591142840 株式会社丸福 東京都台東区千束1丁目17番3号 (72)考案者 諏訪 元三 東京都足立区中川4丁目6番4号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形やロボット等の胴体部Aに内蔵して
    固定可能な取付板部3の左右両サイドにそれぞれ胴体部
    Aの外部へ突出する横杆部4を設けた固定側関節部材1
    と、人形やロボット等の左右の肢体部B,Cにそれぞれ
    内蔵して固定可能な一対の取付板部8のそれぞれの一端
    に肢体部B,Cの外部へ貫出する突出部9を設けた一対
    の可動側関節部材2とを具え、互いに嵌着して相互の球
    面運動を可能とする球形ジャーナル5と球面軸受10の
    一方を固定側関節部材1における左右両サイドの横杆部
    4にそれぞれ設けるとともに他方を一対の可動側関節部
    材2におけるそれぞれの突出部9に設け、さらに、球面
    軸受10に嵌着した球形ジャーナル5の横杆部4を嵌入
    させて固定側関節部材1の横杆部4に対し可動側関節部
    材2の突出部9を略直交するように屈曲可能とする切欠
    部11を球面軸受10の開口縁部に設けたことを特徴と
    する人形やロボット等の関節装置。
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