JP3088039U - 握持式健康球 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 伝統的な健康球に一体成形のハンドルを設け
て、使用者の片手或いは両手による握持に供し、並びに
対応する体操活動を組み合わせることにより、人体の持
続的負荷運動中に、体力を増進する効果を得られ、並び
に体操の補助工具とされ得て、使用者の興味と楽しみを
増進できる握持式健康球を提供する。 【解決手段】 ゴムを硫化し一体成形された内層、外層
球皮で球体１が組成され、球体内に空腔が形成され、球
皮上に充気ノズルが設けられ、球体に、二つの、人の手
を収容し握持に供されるハンドル２が設けられ、ハンド
ルが貫通孔と内層、外層球皮で構成され、貫通孔が内
層、外層球皮と球体空腔の間に位置し、貫通孔の内側面
と外側がいずれも円弧形を呈し、ハンドルを具えた球体
により、運動器具が良好な協調性と趣味性を有するほ
か、球体が打撃運動以外の運動時に良好な握持操作の効
果を有するものとされる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の握持式健康球に係り、特に、球体に二つの、人の手の握持に供 されるハンドルが設けられ、球体が運動に使用される時、良好な強調性と趣味性 を有し、さらに打撃以外の運動に使用される時の握持と操作を提供することがで きる、握持式健康球に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、球体に二つの、人の手の握持に供されるハンドルが設けられ、球体 が運動に使用される時、良好な強調性と趣味性を有し、さらに打撃以外の運動に 使用される時の握持と操作を提供することができる、握持式健康球の構造は提供 されていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、伝統的な健康球に一体成形のハンドルを設けて、使用 者の片手或いは両手による握持に供し、並びに対応する体操活動を組み合わせる ことにより、人体の持続的負荷運動中に、体力を増進する効果を得られ、並びに 体操の補助工具とされ得て、使用者の興味と楽しみを増進できるようにすること にある。

【０００４】 本考案の次の目的は、ハンドルを一体成形する時に、その内層球皮の厚さを増 大すると、球体の全体の円弧要求が相対的に低くなることを利用し、球体の製造 を簡易とし、製造コストを減らすことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ゴムを硫化し一体成形された内層、外層球皮で組成された 球体の内部に空腔が形成され、球皮に充気ノズルが設けられた握持式健康球にお いて、 球体に二つの、人の手を収容でき握持に供されるハンドルが設けられ、ハンド ルが貫通孔と内層、外層球皮で組成され、貫通孔が内層、外層球皮と球体の空腔 の間に位置し、貫通孔の内側面と外側がいずれも円弧形とされたことを特徴とす る、握持式健康球としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１、２に示されるように、本考案の握持式健康球は球体１、ハンドル２及び 空腔３で組成されている。

【０００７】 前述の球体１は、内層球皮１１と外層球皮１２を具え、該内層、外層球皮１１ 、１２はゴム材料を硫化一体成形してなり、その直径は各種の適合する寸法とさ れ得て、これにより異なる運動の使用者に適合する。該球体１に充気ノズル１３ が設けられ、充気ノズル１３は内層球皮１１の凸体１３１及び気孔１３２で組成 され、それは球体の空腔３に対する充気に利用される。

【０００８】 前述のハンドル２は貫通孔２１と内層、外層球皮１１、１２で組成され、貫通 孔２１は内層、外層球皮１１、１２の内側と球体の空腔３の外側に位置し、貫通 孔２１の外側面２２と球体１の外表面１４の間の内層、外層球皮１１、１２が外 表面１４に対応する円弧を形成し、該円弧構造がちょうど掌を通せる構造とされ 、上述の貫通孔２１の周囲の円弧構造は使用者が手に取ったり置いたり或いは握 持するに供され、且つ貫通孔２１周囲の内層球皮１１はいずれも円角過度の構造 とされ、人の手の伸縮或いは握持の快適性を保持する。

【０００９】 該球体１にはハンドル２と対称なもう一つのハンドル２’を設置可能で、その 貫通孔２１’の内側面２３’、外側面２２’とハンドル２の内側面２３、外側面 ２２の構造形状は同じか近似とされ、ハンドル２の寸法とハンドル２’の寸法は 異なり、異なる人体の要求に適応し、ハンドル２’の増設により握持式健康球の 使用に更に便利とされている。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は一体成形のハンドル構造により、伝統的な健康球の構造中、伝統的な 健康球の機能のほか、使用者の片手或いは両手による握持に供され、並びに対応 する各種の運動動作に組み合わされ、人体が続けて負荷運動を行ううちに、体力 増進の効果が得られ、体操の補助工具とされ得て、使用者の興味と楽しみを増進 する。一般の伝統的な球体に較べ、リハビリする者、老人、児童の使用に適合し 、ハンドルの設計により使用者の操作に便利で、体力や弱っている者や障害者に とっても安全な設計とされる。また、ハンドルが一体成形とされ、その内層球皮 の厚さを増大すると、球体の全体の円弧要求が相対的に低くなり、球体の製造が 簡易となり、製造コストを減らすことができる。

【００１１】 以上から分かるように、本考案は実用性、新規性、進歩性及び産業上の利用価 値を具えた考案であるといえる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の局部断面図である。

【符号の説明】

１ 球体 １１ 内層球皮 １２ 外層球皮 １３ 充気ノズル １３１ 凸体 １３２ 気孔 ２ 空腔 １４ 外表面 ２’ ハンドル ２１’ 貫通孔 ２１ 貫通孔 ２２ 外側面 ２３ 内側面 ２２’ 外側面 ２３’ 内側面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴムを硫化し一体成形された内層、外層
   球皮で組成された球体の内部に空腔が形成され、球皮に
   充気ノズルが設けられた握持式健康球において、 球体に二つの、人の手を収容でき握持に供されるハンド
   ルが設けられ、ハンドルが貫通孔と内層、外層球皮で組
   成され、貫通孔が内層、外層球皮と球体の空腔の間に位
   置し、貫通孔の内側面と外側がいずれも円弧形とされた
   ことを特徴とする、握持式健康球。