JP3087790B2 - 画像データ圧縮伸長方法及び装置 - Google Patents

画像データ圧縮伸長方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データ圧縮伸長方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年DTPなどによりコンピュータ上で
作成される画像は、より高画質な画像が要求されてお
り、カラー化、多階調化が進んでいる。この種の画像に
おける情報量は、例えば、A4サイズ,400dpi,
256階調,3色カラーの場合で約88Mbyteにも
なる。画像データをページ記述言語(Page Discription
Language )などのコード情報として扱えば情報量は少
なくなる。しかしながら、コード情報から画像データへ
の展開に時間がかかるうえに、コード情報を展開しても
元の画像データを再現できないという問題点がある。
【0003】カラー多値画像の一般的な圧縮方法として
は、JPEG(Joint PhotographicExpent Group )が
推奨するADCT(Adaptive Discrete Cosine Transfo
rm)方式による圧縮法がある。ADCT圧縮法について
以下に説明する。
【0004】図26はADCT圧縮装置の機能構成を表
すブロック図である。3101は色空間変換部であり、
NTSC方式の各色毎の信号(赤(R),緑(G),青
(B))による色空間(NTSC−RGB)を、輝度信
号Yと2つの色差信号Cr,Cbとで表わされる色空間
(YCrCb)に変換する。3102は、サブサンプリ
ング部であり、人間の眼が輝度に敏感で色差に鈍感であ
るという特性を利用して、色差データの減少を行う。具
体的には、サブサンプリング部3102はとなりあう2
つの色差データの平均値をとり、色差データの量を1/
2に減少させている。3103はDCT変換部であり、
サブサンプリング部3102を経て入力された画像デー
タを水平及び垂直方向にとなり合う8×8のブロックに
分割し、DCT変換をかけ、周波数空間に変換する。3
104は量子化部であり、64個の各DCT係数をステ
ップ幅の異なった量子化値で割る。3105はハフマン
符号化部であり、量子化された64個のDCT係数を1
つのDC係数と63個のAC係数に分け、それぞれの係
数をJPEGが推奨しているハフマンテーブルに従って
符号化する。符号化されたデータは量子化テーブルデー
タ、ハフマンテーブルデータなどのヘッダを添付してメ
モリに蓄積されるかまたは他の装置等へ送信される。
【0005】図27はADCT伸長装置の機能構成を表
すブロック図である。3205はハフマン複合化部であ
り、入力された符号化データを複合し、量子化データを
生成する。3204は逆量子化部であり、ハフマン複合
化部3205にて生成された量子化データをDCT係数
データに変換する。これは、量子化部3104で量子化
する際に使用した量子化テーブルデータを用いて、64
個の係数に量子化値を乗ずることにより得られる。32
03は逆DCT変換部であり、逆量子化部3204にて
得られたDCT係数データを実画像データに逆DCT変
換する。3202は補間部であり、データ圧縮時におけ
るサブサンプリング部3102により欠落したCrおよ
びCbのデータを単純に繰り返し法により補間する。3
201は色空間編間部であり、YCrCbのデータをN
TSC−RGBのデータまたはそのデバイスの色空間デ
ータに変換する。
【0006】次に、実際のデータを示して本データ圧縮
及び伸長装置の処理の流れを説明する。
【0007】図28はコンピュータにより作成されたカ
ラー多値画像のイメージデータの1部分を示す。図28
に示されているのは、NTSC−RGBのデータであ
り、カラー多値画像の文字部分の展開されたイメージデ
ータの1部分(16画素×16画素)である。3301
は赤(R)データ、3302は緑(G)データ、330
3は青(B)データを示す。各画素のデータはレンジが
8bit(0〜255)のデータであり、(R,G,
B)=(225,225,225)というやや暗い白の
下地に(R,G,B)=(30,30,225)という
青色の文字が書いてある画像の一部である。
【0008】色空間変換部3101で行なわれるNTS
C−RGBからYCrCbへの変換は以下に示される式
により実行される。
【0009】 Y =0.299×R+0.587×G+0.114×B Cr=0.713(R−Y) Cb=0.564(B−Y) さらにCCIRの勧告により、YCrCb色空間での演
算時のオーバーシュート、アンダーシュートを許容する
ため、以下のデータの丸めを行なう。
【0010】 Y=219.0×Y+16.5 Cr=224.0×Cr+128.5 Cb=224.0×Cb+128.5 上述の各式により得られたYCrCbの各データをサブ
サンプリング部3102で色差データCr及びCbに対
してサブサンプリングを行なう。サブサンプリング法と
しては単純間引き、MAXデータ選択、MINデータ選
択などがあるが、ここでは平均値法を使用する。すなわ
ち、連接した2画素分のデータの平均値をとり、1つの
データとする方法である。以上の色空間変換部3101
及びサブサンプリング部3102を経て得られたデータ
を図29に示す。図29において、3401はYデータ
(輝度データ)、3402はCrデータ(色差デー
タ)、3403はCbデータ(色差データ)である。C
r、Cbの各データはサブサンプリング部3102の処
理により1/2に減少しているのがわかる。
【0011】次に図29に示されたYデータ3401,
Crデータ3402,Cbデータ3403はDCT変換
部3103へ入力される。DCT変換部3103におい
て、まず、水平及び垂直にとなり合う8×8データを1
ブロックとして各データのブロック分けを行う。ブロッ
ク分けの結果、Yデータ3401は3401aから34
01dの4つのブロックに分割される。同様にして、C
rデータ3402は3402a,3402bの2つのブ
ロックに分割され、Cbデータ3403は3403a,
3403bの2つのブロックに分割される。そして、こ
れら8個の各ブロックに対してDCT変換が実行され
る。
【0012】図30に、図29の8個のブロックをDC
T変換した様子を示す。3501はYデータ3401の
DCT変換後のデータを示す。4つのブロック3401
aから3401dにそれぞれ3501aから3501d
のブロックが対応する。同様に、3502はCrデータ
3402のDCT変換後のデータ、3503はCbデー
タ3403のDCT変換後のデータを示している。DC
T変換後の各ブロックの64個の係数は、1つのDC成
分(左上すみ)と63個のAC成分で構成されている。
【0013】次に、図30のDCT変換後データ350
1〜3503は量子化部3104において量子化され
る。
【0014】ここで量子化に用いる量子化テーブルはJ
PEGが推奨する量子化テーブルを使用する。図35に
量子化テーブルを示す。4001はY成分用、4002
はCr及びCb成分用である。量子化処理後のデータを
図31に示す。3601はYデータの量子化後データ、
3602はCrデータの量子化後データ、3603はC
bデータの量子化後データである。
【0015】ハフマン符号化部3105で、各量子化後
データ3601〜3603は、DC成分、AC成分に分
けられる。DC成分は前のブロックのDC成分との差分
のヒストグラムを取り、最適ハフマン符号化テーブルが
作成され、そのテーブルに従つて符号化が行なわれる。
AC成分は図36に示すようなジグザグ順に並び換えが
行われる。そしてAC成分に対しては、0ではない値X
が入るまでの0のランレングスとその値Xの組み合わせ
のヒストグラムを取り、最適ハフマンテーブルを作成す
る。この生成された最適ハフマンテーブルに従って符号
化が行なわれる。
【0016】この時点で、このNTSC−RGBにおけ
る16×16画素のデータは、795bitになる。原
画像は1画素が8bitなので、16×16×3色=7
86byte=6144bitである。従って、1/
7.7の圧縮がなされたことになる。実際は、この符号
化データに画像サイズ、量子化テーブル、符号化テーブ
ル、等が添付されて、メモリに格納、あるいは送信され
る。
【0017】次にデータ伸長時の処理について説明す
る。
【0018】ADCT圧縮法により処理された画像デー
タはハフマン複合化部3205に入力され、復号化され
る。逆量子化部3204は、ハフマン複合化部3205
にて複合化されたデータに対して図35に示される量子
化テーブルの係数を乗算することにより逆量子化の処理
を実行する。以上の処理により図32に示すようなデー
タが得られる。図32は前述のADCT圧縮法により得
られたデータに対してハフマン複合化処理及び逆量子化
処理を実行して得られるデータである。図32のデータ
を圧縮前のデータ図30と比較すれば、明らかに異なる
ことがわかる。
【0019】次に、図32のデータを逆DCT変換部3
202でYCrCbデータに変換する。そのYCrCb
データを図33に示す。そして、図33のYCrCbデ
ータは、色空間変換部3201において、NTSC−R
GBデータに変換される。こして、データ伸長処理によ
り最終的に得られたデータを図34に示す。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
上記ADCT圧縮法は、サブサンプリング部3102及
び量子化部3104において、量子化時にデータの損失
を伴う不可逆圧縮法である。従って、伸長されたデータ
は圧縮前のデータとは異なるものとなる。これは、上述
の圧縮処理前のNTSC−RGBデータを表す図28
と、図28のデータに対して圧縮伸長処理を実行した結
果得られるNTSC−RGBデータを表す図34とを比
較すれば明かである。そして、これは画質劣化が発生す
ることを意味する。
【0021】DTPデータ等のコンピュータ上で作成し
た画像(コンピュータ作成画像)は、アウトラインのき
れいさ、1図形(または1文字)単一色によるノイズの
ない色塗りがその長所である。ところが、ADCT圧縮
法により画像データを処理すると、図形のアウトライン
のみだれ、疑似エッジ(モスキートノイズと呼ばれる)
の発生、量子化による色の変化等が発生し、コンピュー
タ作成画像の長所が発揮されない。特に上述の圧縮法は
8×8ブロック処理であるため、境界域では大幅に色が
変化してしまう。圧縮率を上げると最終的に交流成分は
失われてブロック歪が発生し、解像度が1/8になった
ような画像となる。
【0022】このため、画質の劣化が目に見えない程度
の量子化におさえて圧縮することも考えられるが、もと
もと高周波数データが多いことを特徴とするコンピュー
タ作成画像であるため、圧縮率において実用的でない。
従って、DTPで作成した画像のようなコンピュータ作
成画像は可逆で高圧縮率の得られる圧縮法で圧縮するこ
とが必要である。
【0023】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、コンピュータなどにより作成された多値画像
を劣化なく高い圧縮率で圧縮する画像データ圧縮伸長方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の木体を達成するた
めの本発明による画像データ圧縮伸長装置は以下の構成
を備える。すなわち、画像データ圧縮装置においては、
原画像からの入力画素データと、前記入力画素データの
1つ前の画素データとを比較する第1の比較手段と、前
記第1の比較手段の比較結果を出力する第1の出力手段
と、前記第1の比較手段にて比較された両データが不一
致であるときの画素データを少なくとも1つ以上保持す
る保持手段と、前記第1の比較結果にて比較された両デ
ータが不一致であるとき、前記入力画素データと前記保
持手段に保持されている画素データとを比較する第2の
比較手段と、前記第2の比較手段の比較結果を出力する
第2の出力手段と、前記第2の比較手段による比較にお
いて、前記入力画素データと前記保持手段に保持された
どの画素データとも一致しないとき、前記入力画素デー
タを出力する第3の出力手段と、前記第1の比較手段に
て比較された両データが不一致であるとき、前記保持手
段に保持された画素データを前記入力画素データの1つ
前の画素データにて更新する更新手段とを備える。
【0025】また、画像データ伸長装置においては、画
素データを保持する第1の保持手段と、少なくとも1つ
以上の画素データを保持する第2の保持手段と、入力さ
れた第1のデータに基づいて画素データの変化の要否を
判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により
画素データの変化が不要と判定されたとき、前記第1の
保持手段に保持された画素データを出力する第1の出力
手段と、前記第1の判定手段により画素データの変化が
必要と判定されたとき、入力された第2のデータに基づ
いて前記第2の保持手段に保持されている画素データの
採否を判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段
により採用と判定されたとき、前記第2の保持手段に保
持された画素データを出力する第2の出力手段と、前記
第2の判定手段により採用不可と判定されたとき、入力
された第3のデータを画素データとして出力する第3の
出力手段と、前記第1の判定手段により画素データの変
化が必要と判定されたとき、前記第2の保持手段に保持
された画素データを前記第1の保持手段に保持されてい
る画素データにて更新し、前記第1の保持手段は前記第
2もしくは前記第3の出力手段により出力された画素デ
ータを保持するデータ更新手段とを備える。
【0026】また、上記の目的を達成するための本発明
による画像データ圧縮伸長方法は以下の構成を備える。
即ち、画像データ圧縮方法においては、原画像からの入
力画素データと、前記入力画素データの1つ前の画素デ
ータとを比較する第1の比較行程と、前記第1の比較行
程の比較結果を出力する第1の出力行程と、前記第1の
比較行程にて比較された両データが不一致であるときの
画素データを少なくとも1つ以上保持する保持行程と、
前記第1の比較結果にて比較された両データが不一致で
あるとき、前記入力画素データと前記保持行程に保持さ
れている画素データとを比較する第2の比較行程と、前
記第2の比較行程の比較結果を出力する第2の出力行程
と、前記第2の比較行程による比較において、前記入力
画素データと前記保持行程に保持されたどの画素データ
とも一致しないとき、前記入力画素データを出力する第
3の出力行程と、前記第1の比較行程にて比較された両
データが不一致であるとき、前記保持行程に保持された
画素データを前記入力画素データの1つ前の画素データ
にて更新する更新行程とを備える。
【0027】また、画像データ伸長方法においては、画
素データを保持する第1の保持行程と、少なくとも1つ
以上の画素データを保持する第2の保持行程と、入力さ
れた第1のデータに基づいて画素データの変化の要否を
判定する第1の判定行程と、前記第1の判定行程により
画素データの変化が不要と判定されたとき、前記第1の
保持行程に保持された画素データを出力する第1の出力
行程と、前記第1の判定行程により画素データの変化が
必要と判定されたとき、入力された第2のデータに基づ
いて前記第2の保持行程に保持されている画素データの
採否を判定する第2の判定行程と、前記第2の判定行程
により採用と判定されたとき、前記第2の保持行程に保
持された画素データを出力する第2の出力行程と、前記
第2の判定行程により採用不可と判定されたとき、入力
された第3のデータを画素データとして出力する第3の
出力行程と、前記第1の判定行程により画素データの変
化が必要と判定されたとき、前記第2の保持行程に保持
された画素データを前記第1の保持行程に保持されてい
る画素データにて更新し、前記第1の保持行程は前記第
2もしくは前記第3の出力行程により出力された画素デ
ータを保持するデータ更新行程とを備える。
【0028】
【作用】上述の構成により、第1の比較手段により画素
データの変化する位置が検出され、この情報が第1の出
力手段により出力される。また、画素データの変化する
位置において、その変化後の値が第2の保持手段に保持
されている画素データと一致するかを第2の比較手段に
より判定し、一致する画素データがあればこれに基づく
情報を第2の出力手段により出力する。また、第2の比
較手段において、一致する画素データがないと判定され
たときは、このときの画素データを第3の出力手段によ
り出力する。そして、第1の比較手段により画素データ
の変化する位置が検出されたとき、第2の保持手段の画
素データを第1の保持手段に保持されている画素データ
に変更するとともに、このときの画素データを第1の保
持手段に保持する。
【0029】第1の入力データに基づいて第1の判定手
段により画素データの変更の要否が判定される。画素デ
ータの変更が不要の場合は、第1の保持手段に保持され
た画素データを出力する。また、画素データの変更が必
要である場合には、第2の入力データに基づいて、第2
の保持手段に保持された画素データの採否を、第2の判
定手段により判定する。そして、第2の保持手段に保持
された旧画素データを採用する場合は、第2の入力デー
タに基づいて旧画素データを出力する。旧画素データを
採用しない場合は第3の入力データを画素データとして
出力する。そして、画素データの変更が必要と判定され
たときは、前記第1の保持手段に保持された画素データ
を第2の保持手段に旧画素データとして保持させるとと
もに、第1の保持手段に前記第3の入力データを画素デ
ータとして保持する。
【0030】
【実施例】以下に本発明による好適な実施例について添
付の図面を参照して説明する。
【0031】[実施例1] <データ圧縮装置>実施例1によるデータ圧縮装置につ
いて以下に説明する。
【0032】図1は実施例1によるデータ圧縮装置の機
能構成を表すブロック図である。1は画素データ発生部
であり、NTSC−RGB形式の、1画素あたり24b
itの画素データを発生する。2は第1ラッチ部であ
り、画素データ発生部1からの画素データ(24bi
t)を保持する。3は第2ラッチ部であり、第1ラッチ
部2より出力される画素データ(24bit)を保持す
る。4は第1比較部であり、画素データ発生部1からの
画素データと第1ラッチ部2に保持されている画素デー
タとを比較し、両者が等しいとき「0」を、異なるとき
「1」を出力する。5は第2比較部であり、画素データ
発生部1からの画素データと、第2ラッチ部3に保持さ
れた画素データとを比較し、両者が等しいとき「0」
を、異なるとき「1」を出力する。
【0033】6は第1メモリ部であり、第1比較器4の
比較結果を記憶する、深さ1bitのメモリである。7
は第2メモリ部であり、第2比較器5の比較結果を記憶
する、深さ1bitのメモリである。8は第3メモリ部
であり、画素データ発生部1より出力される画素データ
を記憶する、深さ24bitのメモリである。
【0034】9は制御部であり、上述の各構成の動作タ
イミングの制御、各メモリ部への書き込みアドレスの制
御等を行う。
【0035】上記の構成におけるデータ圧縮装置の動作
について、図2及び図3のフローチャートを参照しなが
ら以下に説明する。
【0036】図2及び図3は実施例1のデータ圧縮装置
による処理手順を表すフローチャートである。尚、以下
の説明においては、第1ラッチ部2に保持される最新の
更新後の色データをnext[3] とし、第2ラッチ部3に保
持される最新の更新前の色データをformer[3] とする。
また、画素データ発生部1より出力される画素データを
present[3]とする。next[3] ,former[3] ,present[3]
はNTSC−RGB形式のデータであり、R,G,Bそ
れぞれのデータを有する1×3の配列構造データであ
る。
【0037】まず、ステップS11で、第1ラッチ部2
と第2ラッチ部3の初期設定を行う。即ち、next[3]
と、former[3] に初期値をセットする。本データ圧縮装
置においては、通常の画像は白地に黒が多いと仮定し、
初期値をnext[3] ={255,255,255}
(白)、former[3] ={0,0,0}(黒)とする。次
にステップS12において処理済の画素数をカウントす
るカウンタcount をゼロにリセットする。
【0038】ステップS13において、画素データ発生
部1より画素データpresent[3]を入力する。そして、ス
テップS14では、第1比較部4によりpresent[3]とne
xt[3]を比較する。この比較の結果、present[3]とnext
[3]とが等しければステップS15へ進み、等しくない
場合は図3のステップS21へ進む。
【0039】ステップS15では、第1比較部4の比較
結果である「0」をメモリ部6へ格納し、ステップS1
6へ進む。
【0040】ステップS16においてcountをインクリ
メントし、ステップS17において、すべての画素の処
理が終了したかどうかをチェックする。即ち、count≧
全画素数であれば全ての画素の処理が終了したと判断
し、本データ圧縮処理を終了する。また、count<全画
素数のときは、未処理の画素データが残っているのでス
テップS13に戻り上述の処理を繰り返す。
【0041】次に図3のフローチャートを参照して、pr
esent[3]≠next[3]の場合の処理について説明する。
【0042】ステップS21では第1比較部4の比較結
果である「1」をメモリ部6へ格納する。ステップS2
2では、present[3]とformer[3]とを第2比較部5によ
り比較する。この比較の結果、present[3]=former[3]
であればステップS23へ進み、またpresent[3]≠form
er[3]であればステップS24へ進む。
【0043】ステップS23では、第2比較部5の比較
結果である「0」を第2メモリ部7に格納し、ステップ
S26へ進む。
【0044】一方、ステップS24では第2比較部5の
比較結果「1」を第2メモリ部7に格納する。そして、
ステップS25へ進み、画素データ発生部からの出力値
であるpresent[3]が第3メモリ部8に格納される。そし
てステップS26へ進む。
【0045】ステップS26では、最新の更新前のデー
タformer[3]に最新の更新後のデータnext[3]を代入す
る。そして、ステップS27において、最新の更新後の
データとして画像発生部1より現在出力されているデー
タpresent[3]を代入する。そして、図2のフローチャー
トにおけるステップS17へ進み、前述の処理を実行す
る。
【0046】上述のデータ圧縮装置による動作を更に具
体的な例を挙げて説明する。
【0047】図4はデータ圧縮処理されるNTSC−R
GBデータの例である。第1の走査ラインにおいて、画
素41,42,45および46は{R,G,B}={2
55,255,255}のデータを有する画素である。
同様に、画素43,44は{230,10,120}の
データを有する画素であり、画素47は{0,200,
255}のデータを有する画素である。
【0048】図5は本データ圧縮装置による画素の処理
順序を表す図である。同図に示されるごとく、ラスター
形式の順番に従って画素データの処理を実行する。
【0049】まず、next[3]、former[3]、countのそれ
ぞれに初期値を設定する(ステップS11,12)。次
に現在の値を示すpresent[3]を画素データ発生部1より
入力する(ステップS13)。まず、画素41の画素デ
ータが入力されるので、present[3]={255,25
5,255}となる。次に第1比較部4は、このpresen
t[3]とnext[3]とを比較する(ステップS14)。ここ
で、present[3]とnext[3]はともに{255,255,
255}のデータを有しており、present[3]とnext[3]
は等しいので、ステップS15に進む。present[3]とne
xt[3]が等しいとき、本実施例では、第1比較部4より
「0」が出力される。この「0」を第1メモリ部6に格
納する(ステップS15)。1画素の処理が終了したの
でカウンタをインクリメントする(ステップS16)。
このとき、count=1であり、まだ全ての画素に対する
処理は終了していないのでステップS13に戻る(ステ
ップS17)。次の画素42も{255,255,25
5}なので、同様の処理が行なわれ、第1メモリ部6の
格納状態は“00”となる。
【0050】次の画素43は異なる色なので処理手順が
変化する。画素データ発生部1より出力されるpresent
[3]は{230,10,120}のデータを有する(ス
テップS13)。次にpresent[3]とnext[3]={25
5,255,255}を比較する(ステップS14)。
今回はpresent[3]とnext[3]は異なる値となっているの
で、ステップS21に進み、第1比較部4からの出力
「1」を第1メモリ部6に格納する(ステップS2
1)。
【0051】さらにpresent[3]とformer[3]={0,
0,0}とを比較する(ステップS22)。ここでも異
なる値となっているので、ステップS24に進み、第2
比較部5の結果出力「1」を第2メモリ部7に格納する
(ステップS24)。そして、画素データ発生部1より
出力されているpresent[3](24bit)を第3メモリ
部8に格納する(ステップS25)。この時点での各メ
モリ部6〜8の内容は以下のようになる。
【0052】 第1メモリ部6:(001) 第2メモリ部7:(1) 第3メモリ部8:(111001100000101001111000)となる。
【0053】また、この場合、next[3]のデータをprese
nt[3]のデータで更新する必要があり、以下の処理が実
行される。まず、former[3]にnext[3]のデータを代入し
(ステップS26)、next[3]にpresent[3]のデータを
代入する(ステップS27)。従ってこの時点で、form
er[3]={255,255,255}、next[3]={23
0,10,120}となる。そして、カウンタcountを
インクリメントし、まだすべての画素が終了していない
のでステップS13に戻る(ステップS16,17)。
【0054】次の画素44画素43と同じであり、pres
ent[3]とnext[3]とが等しくなり、「0」が第1メモリ
部6に格納される。
【0055】次に画素45について処理を実行する。画
素データ発生部1より出力される画素データはpresent
[3]={255,255,255}となる(ステップS
13)。present[3]とnext[3]={230,10,12
0}とを第1比較部4により比較すると、両者は異なる
データを有しているので、ステップS21に進む(ステ
ップS14)。そして、第1比較部4の結果出力「1」
をメモリ部6に格納する(ステップS21)。次にpres
ent[3]とformer[3]={255,255,255}を比
較すると等しいので、ステップS23に進む(ステップ
S22)。そして、第2比較部5からの出力「0」が第
2メモリ部7に出力される。ここまでの各メモリ部6〜
8の格納状態は以下のようになる。
【0056】 第1メモリ部6:(00101) 第2メモリ部7:(10) 第3メモリ部8:(111001100000101001111000) となる。
【0057】ここで、next[3]のデータをpresent[3]の
データで更新するための処理を実行する。即ち、former
[3]にnext[3]が代入され、next[3]にpresent[3]が代入
される(ステップS26,27)。こうして、former
[3]={230,10,120}、next[3]={255,
255,255}となる。そして、カウンタをインクリ
メントし、今現在5画素の処理が終わっているのでcoun
t=5となる。まだ全画素が終了していないのでステッ
プS13に戻る(ステップS16,17)。
【0058】次の画素46はnext[3]と同じなので
「0」がメモリ部6に格納される。
【0059】次の画素47の処理は前述の画素43と同
様の処理が行なわれ、この画素に対する各メモリ部6〜
8への出力は、それぞれ“1”,“1”,“00000
000(R)11001000(G)11111111
(B)”となる。ここで各メモリ部6〜8の格納状態は
以下のようになる。
【0060】 第1メモリ部6:(0010101) 第2メモリ部7:(101) 第3メモリ部8:(111001100000101001111000 000000001100100011111111) 以上の処理をくり返していくと、全画素の処理を終了し
た時の画素データは329bitとなる。原画像データ
は8×8画素×3色×8bit=1536bitなの
で、約4.7分の1データ圧縮が実行されたことにな
る。
【0061】<データ伸長装置>次に、上述のデータ圧
縮装置により圧縮されたデータを、元の画像データに復
元するデータ伸長装置について説明する。
【0062】図1は実施例1によるデータ伸長装置の機
能構成を表すブロック図である。同図において、61は
第3比較部であり、メモリ部6から読み出される1bi
tデータと「0」とを比較して、その結果等しければ
「0」を、等しくなければ「1」を出力する。62は第
4比較部であり、第2メモリ部7から読み出される1b
itデータと「0」とを比較して、その結果等しければ
「0」を、等しくなければ「1」を出力する。
【0063】64はセレクタ部であり、第3メモリ部8
もしくは第4ラッチ部66からのデータ出力のどちらか
一方を選択し出力及び保持する。65は第3ラッチ部で
あり、セレクタ部64からのデータ出力を保持し、画素
データ格納部68へ出力する。66は第4ラッチ部であ
り、第3ラッチ部66の出力を保持する。
【0064】67は制御部であり各部の動作タイミング
の制御、各メモリ部からのデータ読み出し時のアドレス
制御等を行う。68は画素データ格納部であり、データ
伸長処理により生成される画素データを記憶する。
【0065】上記の構成におけるデータ伸長装置の動作
について、図7及び図8のフローチャートを参照しなが
ら以下に説明する。
【0066】図7及図8は実施例1のデータ伸長装置に
よる処理手順を表すフローチャートである。尚、以下の
説明においては、第3ラッチ部65に保持されるデータ
をnext[3]とし、第4ラッチ部66に保持されるデータ
をformer[3]とする。
【0067】ステップS71で第3ラッチ部65及び第
4ラッチ部66を初期化し、next[3]とformer[3]に初期
値をセットする。この初期値は、圧縮時と同じ値にする
必要があり、ここでは、next[3]={255,255,
255}、former[3]={0,0,0}となる。次にス
テップS72で、第1メモリ部6から1ビットデータを
読み出し、これをdata1とする。次にステップS73に
おいて、第3比較部61によりdata1が「0」であるか
どうか判断する。この結果、data1=0であればステッ
プS74へ進む。また、data1≠0の時は図8のステッ
プS81へ処理を進める。
【0068】ステップS74ではnext[3]をその位置の
画素として出力する。そしてステップS75へ進み、ま
だ圧縮データが残っていればステップS72へ戻り上述
の処理を繰り返す。また、圧縮データが残っていなけれ
ば、本データ伸長処理を終了する。
【0069】次にdata1=1の場合の処理を図3のフロ
ーチャートにより説明する。data1の値が1であるとい
うことは、その位置の画素の色データは1画素前の色デ
ータと異なる値をもっているということである。ステッ
プS81にて第3比較部61からの結果出力が「1」と
なるので、第2メモリ部7から1ビットデータを読み出
し、これをdata2とする。ステップS82で、第4比較
部66によりdata2=0であるかどうかを比較し、data2
=0の時ステップS83へ進み、data2≠0の時はステ
ップS87へ進む。
【0070】ステップS83では、data2=0なので、
その位置の画素はformer[3]の色データと同じであると
いうことで、former[3]を出力する。そして、続くステ
ップS84,85,86にてnext[3]とformer[3]とのデ
ータの入れ替えを実行した後、前述のステップS75へ
進む。
【0071】以上のステップS83からステップS86
までの処理を実行する動作を図6のブロック図により説
明する。第4比較部62からの結果出力が「0」となる
ので、セレクタ部64は第4ラッチ部66からの出力
(former[3])を保持する。次に、後のデータ入れ替え
のために、第4ラッチ部66に、第3ラッチ部65の出
力データを保持する。そして、セレクタ部64に保持さ
れているデータを第3ラッチ部65に保持する。そし
て、この第3ラッチ部65に保持されたデータを画素デ
ータ格納部68へ格納する。このようにして、former
[3]データが画素データとして出力され、更に、next[3]
とformer[3]とのデータの交換とが実行される。
【0072】一方、data2=1の場合は、その位置の画
素はnext[3]でもformer[3]でもない新たな色データを持
っている。従って、新たな色データを第3メモリ部6よ
り読み出して画素データ格納部68へ出力するととも
に、next[3]及びformer[3]のデータの更新を実行する。
まずステップS87において、former[3]にnext[3]の値
を代入する。次に、ステップS88において、第3メモ
リ8からRGB各8bit合計24bitのデータを読
み出し、next[3]に代入する。そして、ステップS89
でnext[3]、すなわち、第3メモリ部8から取り出した
色データをその位置の画素として出力する。そして、前
述のステップS75へ進む。
【0073】上述のステップS87からステップS89
の処理について図6のブロック図により説明する。data
1=data2=1であるので、第3比較部61及び第4比較
部62の結果出力が「1」となり、第3メモリ部8より
新たなデータ(24bit)が読み出される。このと
き、第4比較部62からの結果出力「1」を受けて、セ
レクタ部64は第3メモリ部8からのデータを選択して
出力する。こうしてセレクタ部64は第3メモリ部8か
らの新たな出力データを出力する。次に、第4ラッチ部
66は第3ラッチ部65の出力データを保持した後、第
3ラッチ部65にセレクタ部64の出力データを保持す
る。
【0074】以上のフローチャートに従い、実際の圧縮
データを伸長してみる。以下に示す各メモリ部のデータ
は、上述のデータ圧縮装置において図4に示される画像
データを圧縮処理したデータであり、 第1メモリ部6:(0010101…) 第2メモリ部7:(101…) 第3メモリ部8:(111001100000101001111000 000000001100100011111111…) となっている。
【0075】最初にnext[3]とformer[3]に初期値をセッ
トする(ステップS71)。次に、第1メモリ部6から
1ビットデータを取り出しdata1に代入する(ステップ
S72)。data1=0であるので、この画素はnext[3]と
等しいことがわかり、{255,255,255}が出
力される(ステップS73)。次にメモリ部6から読み
出されるデータも0であるので、同様に{255,25
5,255}が出力される。こうして、図4の画素4
1、42の画素データが画素データ格納部68に格納さ
れる。
【0076】次に第1メモリ部6より読み出されるデー
タは1であるので、ステップS81に進み、第2メモリ
部7のデータを読み出す。本例の場合、1であるので、
ステップS87へ進み、former[3]にnext[3]を代入し、
former[3]={255,255,255}となる(ステ
ップS87)。続いて第3メモリ部7から24bitの
データを読み出し、これをnext[3]に代入する(ステッ
プS88)。すると、第3メモリ部8より読み出された
データは{E6,0A,78}(16進数)={23
0,10,120}であるので、next[3]={230,
10,120}となり、next[3]をその位置のデータと
して出力する(ステップS89)。そして、第1メモリ
部6にデータが残っているので、ステップS72に戻
る。こうして、画素43の画素データが画素データ格納
部68に格納される。
【0077】次のメモリ部6のデータ1bitをdata1
に代入する(ステップS72)。するとdata1は0であ
るので、その位置の画素はnext[3]と等しい。従つて、n
ext[3]={230,10,120}を出力する(50
4)。メモリ1のデータはまだあるので、ステップS7
2に戻る。この時点で、画素44の画素データまで復元
されたことになる。
【0078】次のメモリ部6のデータ1bitをdata1
に代入する(ステップS72)。data1=1となるの
で、その位置の画素はnext[3]と異なる。そこで今度は
第2メモリ7のデータ1bitを読み出し、data2に入
力する(ステップS81)。data2=0であるので、そ
の位置の画素はformer[3]と等しい。従ってformer[3]=
{255、255、255}を出力する(ステップS8
3)。続くステップS84から86にて、next[3]とfor
mer[3]の入れ替えを行ない、next[3]={255,25
5,255}、former[3]={230,10,120}
となる。以上の処理で画素45の画素データが画素デー
タ格納部68に格納される。
【0079】すべての圧縮データに対して上述の伸長処
理を実行すると、図4のRGBデータを全く変化するこ
となく復元することが出来る。
【0080】以上説明してきたデータ圧縮装置により、
図33の16×16のRGB画像を処理してみると、処
理後のデータは、354bitになり、元のデータに比
較して、1/17.4の圧縮が実現できる。これは、従
来例で示したADCT圧縮法による圧縮率の1/7.7
を上まわっている。さらにADCT法は伸長後の画像
(図39)が原画像(図33)と比較して明らかに劣化
しているのに対し、本実施例による圧縮伸長方法では可
逆圧縮法であるので画像の劣化は無い。
【0081】以上説明してきたように、実施例1による
画像データ圧縮伸長装置は可逆圧縮法であり、圧縮率も
高いという特徴を有している。特に、コンピュータ上で
作成した画像等のように、1領域中を同一のデータを持
つ画素が連続しているような画像に対して優れた効果を
発揮する。
【0082】尚、上述の第1ラッチ部2の動作は、上述
のフローチャートに示されるように、第1比較部4の比
較結果に基づいて保持データを更新してもよいし、画素
データ発生部1から画素データが入力される毎に保持デ
ータを更新するようにしてもよい。
【0083】[実施例2]以上説明した実施例1におい
て、第1メモリ部6及び第2メモリ部7に格納されるデ
ータは、ON/OFF(1/0)を示すフラグ制により
構成されている。本実施例2においては、メモリ部6及
び第2メモリ部7に格納されるデータをフラグ制ではな
く、トリガー制により構成する。フラグ制とトリガー制
の違いを図9に表わす。91がフラグ制を表し、92が
トリガー制を表す。同図から明らかなように、トリガー
制92の方が同じデータが長く続く傾向がある。この性
質を利用して、第1メモリ部6及び第2メモリ部7のデ
ータに関しては、さらにMHなどのランレングス圧縮を
かけ、データ量の削減を達成することができる。また、
MHに限らず、出来上がった圧縮データにさらにハフマ
ン符号またはLempel−Ziv符号化などをかけ、
さらなるデータ圧縮を実施することが出来る。
【0084】[実施例3]また、上述の実施例1におい
て、メモリ部は3つに分かれているが、これを1つにま
とめることも可能である。この場合、図4のデータを圧
縮したとすると圧縮後のデータは、 00111110011000001010011110000100 11000000001100100011111111… となる。上記の圧縮後のデータを図4の各画素に対応さ
せると 画素41:0 画素42:0 画素43:11111001100000101001
111000 画素44:0 画素45:10 画素46:0 画素47:11000000001100100011
111111 のようになる。例えば、画素43のデータは、1bit
目がメモリ部への格納データ、2ビット目が第2メモリ
部への格納データ、以後24bitが第3メモリへの格
納データである。
【0085】この場合、圧縮時のフローチャートは図
2,3の第1メモリ部〜第3メモリ部をすべて1つのメ
モリとしたものになる。また、伸長時のフローチャート
も図7,8の第1メモリ部〜第3メモリ部をすべて1つ
のメモリとしたものとなる。
【0086】[実施例4]上述の各実施例においては圧
縮処理する画像により第2メモリ部、第3メモリ部に格
納されるデータの量が変化してしまう。特に第3メモリ
は、十分なメモリ容量を備えていないと、全ての圧縮デ
ータが格納できないという事態が発生する恐れがある。
そこで、実施例4では備えられたメモリ容量に適応して
圧縮データを格納する画像データ圧縮伸長装置について
説明する。
【0087】<圧縮装置>図10は実施例3によるデー
タ圧縮装置の機能構成を表すブロック図である。同図に
おいて、101は画素データ発生部であり、NTSC−
RGB形式の、1画素あたり24bitの画素データを
発生する。102は第1ラッチ部であり、画素データ発
生部101からの画素データ(24bit)を保持す
る。103は第2ラッチ部であり、第1ラッチ部102
より出力される画素データ(24bit)を保持する。
104は第1比較部であり、画素データ発生部101か
らの画素データと第1ラッチ部102に保持されている
画素データとを比較し、両者が等しいとき「0」を、異
なるとき「1」を出力する。105は第2比較部であ
り、画素データ発生部101からの画素データと、第2
ラッチ部103に保持された画素データとを比較し、両
者が等しいとき「0」を、異なるとき「1」を出力す
る。
【0088】106は第1メモリ部であり、第1比較器
104の比較結果を記憶する、深さ1bitのメモリで
ある。107は第2メモリ部であり、第2比較器105
の比較結果を記憶する、深さ1bitのメモリである。
108は第3メモリ部であり、画素データ発生部101
より出力される画素データを記憶する、深さ24bit
のメモリである。
【0089】109はパラレル/シリアル変換部であ
り、画素データ発生部より出力される8bit×3色
(24bit)のパラレルデータをそれぞれの色毎のシ
リアルデータに変換する。110はシリアル/パラレル
変換部であり、パラレル/シリアル変換部109より出
力されるシリアルデータを第3メモリ部108の有する
bit深さに対応したパラレルデータに変換する。シリ
アル/パラレル変換部110より得られるパラレルデー
タはバッファ111を介して第3メモリ部108に格納
される。
【0090】112はカウンタであり、パラレル/シリ
アル変換部109より出力されるシリアルデータのbi
t数を数える。113はカウンタであり、第1比較部1
04,第2比較部105からの出力がともに「1」とな
る回数をカウントする。114は演算部(ALU)であ
り、カウンタ113のカウント値に基づいて画素データ
の取り得るbit数を算出する。バッファ115はAL
U114の算出結果を保持する。116は第3比較部で
あり、バッファ115の値がカウンタ112の値以上で
あるとき「1」を出力し、他の場合は「0」を出力す
る。
【0091】117はカウンタであり、パラレル/シリ
アル変換部109よりシリアル/パラレル変換部110
に入力されたデータのbit数をカウントする。118
は定数発生部であり、第3メモリ部108のbit深さ
が設定されている。119は第4比較部であり、カウン
タ117の値が定数発生部118の値と等しいとき
「1」を出力する。
【0092】122は制御部であり、上述の各構成の動
作タイミング制御及び各メモリ部の書き込みアドレス制
御等を実行する。制御部122による各部の動作タイミ
ング制御により、以下に説明するデータ圧縮の動作を実
行する。
【0093】以上の構成によるデータ圧縮装置の動作を
図12から図15のフローチャートを用いて説明する。
尚、実施例1と同様に、第1ラッチ部102に保持され
るデータをnext[3]、第2ラッチ部103に保持される
データをformer[3]、そして、画素データ発生部101
より発生する画素データをpresent[3]とする。また、カ
ウンタ113のカウント値をtotalとする。
【0094】ステップS101において第1ラッチ部1
02と第2ラッチ部103を初期化し、next[3]とforme
r[3]に初期値をセットする。本実施例においては、実施
例1と同様に、通常画像は白地に黒が多いと仮定し、初
期値をnext[3]={255,255,255}(白)、f
ormer[3]={0,0,0}(黒)とする。ステップS1
02において、処理済みの画素数をカウントするcount
をゼロに設定する。ステップS103において、カウン
タ113をリセットし、変数totalをゼロにセットす
る。
【0095】ステップS104において、画素データ発
生部101より画素データを読み出す(present[3])と
する。そして、ステップS105において、present[3]
とnext[3]を比較し、両者が等しいときはステップS1
06へ進み、異なるときは図13のステップS111へ
進む。
【0096】図13のステップS111において、pres
ent[3]toformer[3]とを比較し、両者が等しいときは
ステップS113へ進む。また、ステップS111で両
者が異なるときはステップS112へ進み、totalをイ
ンクリメントする。これはカウンタ113がアンド回路
121からの出力「1」を数えることにより実行され
る。
【0097】ステップS113において、next[3]のデ
ータをpresent[3]に代入し、続いてステップS114に
てpresent[3]の値をnext[3]へ代入する。そして、図1
2ステップS106へ処理を移す。
【0098】図12のステップS106において、coun
tをインクリメントすることにより処理済みの画素数を
数え、ステップS107において、全画素数とcountと
を比較し、全画素の処理が終了したかどうかを判断す
る。全画素数の処理が終了していなければステップS1
04へ戻り上述の処理を繰り返す。また、全画素の処理
が終了していればステップS108へ進む。
【0099】ステップS108では、この画像に許容で
きるビット数を算出し、これをbitableとしている。bit
ableは第3メモリ部108のメモリ容量を3×totalで
割ることにより得られる。即ち、上述の処理で得られる
totalの値は、第3メモリ部108に格納されるべき画
素データの数を表しており、このtotalの値に基づいて
1画素あたりの許容bit数を算出しているものであ
る。図11のブロック図により説明すると、カウンタ1
13の値totalを用いてALU114にて所定の演算を
実行し、この結果を許容bit数としてバッファ115
に保持する。
【0100】ステップS109で、画像をはじめに戻
す。これは画素データ発生部101に対する読み出しア
ドレス等をリセットして、同一の画素データを再び最初
から読み出すための処理である。そして、ステップS1
21へ進み、データの圧縮処理を実行する。
【0101】ステップS121からS127,ステップ
S131から137は、実施例1におけるステップS1
1からS17,ステップS21からS27に準ずるもの
であり、ここでは、異なる部分についてのみ説明する。
実施例1とはステップS135における処理が異なる
(ステップS25に対応する)ので、この部分について
説明する。
【0102】ステップS135では、上述のステップS
108で得られたbitableの値で表されるbit数によ
りpresent[3]の各色データのbit数を制限して、第3
メモリ部108へ出力する。図11のブロック図により
説明すると以下のようになる。画素データ発生部101
より読み出された画素データ(8bit×3)をパラレ
ル/シリアル変換部109により各色毎にシリアルデー
タに変換する。そして、カウンタ112により、パラレ
ル/シリアル変換部109から出力されたbit数をカ
ウントする。カウンタ112のカウント値とバッファ1
15に保持された許容bit数とを第3比較部116で
比較する。第3比較部116の結果出力によりシリアル
/パラレル変換部110のパラレル変換を制御する。こ
うして、許容bit数以内のシリアルデータがパラレル
に変換され、それ以外は切り捨てられることになる。ま
た、カウンタ117によりパラレルに変換されたbit
の数をカウントし、このカウント値が第3メモリ部10
8のbit深さに一致したとき、第4比較部119より
結果出力「1」が出力される。この第4比較部119か
らの出力により、第3メモリ部108はシリアル/パラ
レル変換部110からの変換出力をバッファ111を介
して格納する。
【0103】このようにして、present[3]のデータをbi
tableの値によりbit数を制限して第3メモリ部10
8へ格納するので、所定のメモリ容量を越えることがな
くなる。
【0104】以上説明してきた実施例3のデータ圧縮装
置により、図15に示される画像を処理した場合につい
て説明する。図15に示される画像はコンピュータによ
り作成された画像の1部分であり、各画素はRGB各々
8bitの深さを持つ。また、第3メモリ部108のメ
モリ容量を128bitとする。
【0105】最初に、next[3],former[3],count,tot
alのそれぞれを初期化する(ステップS101からS1
03)。
【0106】続いてステップS104〜109及びステ
ップS111〜114により、第3メモリ部に格納され
る画素データの数をカウントする。画素151,152
ではpresent[3]={255,255,255}であり、
next[3]と等しいのでcount値のみがインクリメントされ
る。次の画素153ではpresent[3]={230,10,
120}であり、next[3]ともformer[3]とも異なるの
で、このpresent[3]は第3メモリ部108に書き込まれ
なければならない。従って、totalの値をインクリメン
トし、former[3]及びnext[3]の値を更新する(ステップ
S112〜114)。次の画素154では、present[3]
=next[3]となるので、countのみをインクリメントす
る。次に、画素155を入力すると、present[3]≠next
[3]となるが、present[3]=former[3]であるので、form
er[3]及びnext[3]の値を更新するのみで、totalの値は
変化しない(ステップS111,113,114)。
【0107】以上の処理を図15の全画像データに対し
て実行すると、total=8となる。次に、第3メモリ部
108に格納できる画素データのbit数を決定するた
めに、ステップS108の処理を実行する。
【0108】本実施例では、RGBとも許容されるbi
t数を等しくするので、画素データの各色データの許容
bit数bitableは、 bitable=(第3メモリ部の許容メモリ容量)/(3×t
otal) で与えられる。そして、本例では、第3メモリ部の許容
メモリ容量=128(bit)、total=8であるの
で、bitable=5となる。
【0109】次に、各部の初期化を行い、図15の画像
に対して圧縮処理を行う。この圧縮処理は、bitable
(=5)の値により各画素の色毎のデータのbit数を
丸めて第3メモリ部108へ格納することを除いては、
実施例1と同様である。
【0110】以上のデータ圧縮処理が終了すると、第1
メモリ部106の内容は図16のようになる。また、第
2メモリ部107の内容は図17のようになる。尚、こ
の第1メモリ部106、第2メモリ部107の内容は実
施例1の圧縮法で処理した場合と同じものとなる。ま
た、図17において「*」はデータ無しを表す。
【0111】第3メモリ部108に格納されるデータを
図18に示す。各データが5bitのデータ長となって
いることがわかる。参考までに、実施例1の圧縮法で処
理した場合に第3メモリ部108に格納されるデータを
図19に示す。図19では8bit×3×8=192b
itであるが、図19では5bit×3×8=120b
itとなり、第3メモリ部108の許容メモリ容量であ
る128bit内に納まることがわかる。
【0112】<データ伸長装置>上述のデータ圧縮装置
により圧縮されたデータに対して伸長処理を行い、元の
画像データに復元するデータ伸長装置について以下に説
明する。
【0113】図20,21は実施例3によるデータ伸長
装置の機能構成を表す概略ブロック図である。同図にお
いて、201は第5比較部であり、第1メモリ部106
からの出力値が「1」のとき、比較結果として「1」を
出力する。202は第6比較部であり、第2メモリ部1
07からの出力値が「1」のとき、比較結果として
「1」を出力する。
【0114】203はラッチであり、第3メモリ部10
8からの読み出し値を保持する。204はパラレル/シ
リアル変換部であり、ラッチ203に保持されたデータ
を、各色毎にシリアルデータに変換する。205はセレ
クタであり、パラレル/シリアル変換部204からのシ
リアルデータか、セレクタ212からのデータのどちら
かを選択して出力する。206はシリアル/パラレル変
換部であり、セレクタ205を介して入力されるシリア
ルデータをパラレルデータへ変換する。207はラッチ
であり、シリアル/パラレル変換部206の出力を保持
する。208はセレクタであり、ラッチ207の保持デ
ータか、第4ラッチ部210の保持データのどちらかを
選択して出力する。209は第3ラッチ部であり、セレ
クタ208の出力を保持し、その保持データは画素デー
タ格納部218に出力される。210は第4ラッチ部で
あり、第3ラッチ部209からの出力データを保持す
る。
【0115】211は第7比較部であり、パラレル/シ
リアル変換部204から出力される各色のシリアルデー
タが「1」のとき「1」を出力する。セレクタ212
は、第7比較部211の結果出力により、「0」か
「1」を選択してセレクタ205へ出力する。尚、第7
比較部211は、パラレル変換したときに最上位bit
ととなるbitに対して比較を実行するように制御部2
19等によりタイミングを制御される。
【0116】213はカウンタであり、パラレル/シリ
アル変換部204より出力されたbit数をカウントす
る。214は、バッファであり、前述のデータ圧縮装置
により得られたbitableの値を保持する。215は第8
比較部であり、カウンタ213及びバッファ214の値
を比較し、カウンタ213の値がバッファ214に保持
されている値を越えると結果出力として「1」が出力さ
れる。
【0117】216はカウンタであり、パラレル/シリ
アル変換部204より出力されたbit数をカウントす
る。217は第9比較部であり、カウンタ216の値
と、第3メモリ部108のbit深さmとを比較する。
そして、カウンタ216の値がmより大きくなると、第
9比較部217は結果出力として「1」を出力する。こ
の出力により第3メモリ部108からの読み出しを行
う。
【0118】218は画素データ格納部であり、データ
伸長処理により生成された画素データを格納する。21
9は制御部であり、上述の各部のタイミング制御、各メ
モリ部に対するアドレス制御などを実行する。
【0119】以上の構成によるデータ伸長装置の動作に
ついて図22から図24のフローチャートにより説明す
る。
【0120】図22〜図24は実施例3のデータ圧縮装
置による処理手順を表すフローチャートである。尚、第
3ラッチ部209に保持されるデータをnext[3]、第4
ラッチ部210に保持されるデータをformer[3]とす
る。また、第1メモリ部106から読み出された値をda
ta1とし、第2メモリ部107から読み出された値をdat
a2とする。
【0121】ステップS201からステップS205は
実施例1のステップS71からステップS75に対応す
る。また、ステップS211からステップS217及び
ステップS223は実施例1のステップS81からステ
ップS87及びステップS89に対応する。従って、こ
こでは、実施例1と異なる処理であるステップS218
からステップS222の各処理について説明する。
【0122】ステップS218において、第3メモリ部
108よりデータを読み出し、buf[3]にbitableの値
のbit数だけ格納する。続いて、元の画素データのb
it数に復元するために、以下の補間処理を実行する。
【0123】ステップS219において、buf[3]の
各色毎のデータの最上位bitが「1」かどうかを判定
し、「1」の場合ステップS220へ、「0」の場合ス
テップS221へ進む。そして、ステップS220で
は、buf[3]の残りの下位bit全てに「1」を代入
する。また、ステップS221では残りの下位bit全
てに「0」を代入する。上記のステップS219〜ステ
ップS221の処理は、buf[3]の各色毎のデータに
対して別々に実行される。このようにして元の画素デー
タのbit長に対応するデータがbuf[3]に格納され
るので、ステップS222にて、buf[3]の内容をnex
t[3]に代入する。
【0124】上述の補間方法はデータの最大値及び最小
値を保持するために採用された方法である。例えば、8
bitデータを5bitの丸め込むと、最大値255は
31に、最小値0は0となる。これらの5bitデータ
に、単純に0を補間して8bitに復元すると、255
→31→248、0→0→0となり、最大値が248と
なってしまう。また、5bitデータに単純に1を補間
して8bitデータに復元すると、255→31→25
5、0→0→7となり、最小値が7となってしまう。従
って、最上位bitが1のときは1を補間し、再下位b
itが0のときは0を補間することにより、255→3
1→255、0→0→0となるようにして、最大値25
5、最小値0を保っている。
【0125】上述のステップS217からステップS2
23の処理動作を、図20,21のブロック図に対応さ
せて説明する。まず第5比較部201,第6比較部20
2,第9比較部217の比較結果出力をアンド回路21
9で処理することにより、第3メモリ部108にたいす
る読み出し要求信号が生成される。第3メモリ部108
より読み出されたデータはm×3bitのパラレルデー
タであり、ラッチ203により保持される。続いてパラ
レル/シリアル変換部204により各色毎にシリアル変
換される。
【0126】第7比較部211は、パラレル/シリアル
変換部204からの出力データと「1」を比較し、その
比較結果をセレクタ212に出力することによりセレク
タ212の出力値(「0」または「1」)を決定する。
また、第7比較部211は、第8比較部215の比較結
果出力及び制御部219により制御され、パラレル変換
したときに最上位bitとなるシリアルデータについて
比較を実行する。
【0127】第8比較部215の比較結果出力により、
セレクタ205はbitable分のシリアルデータをシリア
ル/パラレル変換部206へ出力する。そして、残りの
bit分については、セレクタ205はセレクタ212
からの出力値を選択してシリアル/パラレル変換部20
6へ出力する。以上のようにして、圧縮時に切り捨てら
れた下位bitの補間処理が実行される。そして、シリ
アル/パラレル変換部206より各色毎の画素データと
して出力される。これをラッチ207により保持する。
第9比較部217はパラレル/シリアル変換部204よ
り出力されたbit数と、第3メモリ部の有するbit
深さにより、第3メモリ部108からの次のデータの読
み出し要求を行う。
【0128】尚、バッファ214のbitableの値は、第
3メモリ部108の先頭にヘッダとして圧縮時につけて
おき、伸長時に取り出す方法が考えられるが、これに限
られるものではない。
【0129】以上説明してきたデータ伸長装置により図
17、図18、図19に示された圧縮データに対して伸
長処理を実行すると、図25に示されるような画像デー
タが得られる。各画素のデータはこれを図16の原画像
と比較すると、補間処理のため、{230,10,12
0}の色が{231,8,120}に変化している。ま
た、{0,200,255}の色が{0,207,25
5}に変化している。しかしながら、エッジは保存され
ているし、原画像で単一な色の部分は、変換後も単一で
ある。
【0130】コンピュータ作成画像などの高周波を多く
含む画像においては、人間の目に対して必要とされる階
調数は4bit(16階調)あれば十分なものであり、
5bit(32階調)もあれば満足すると言われている
ので、この程度の色の変化は画質の劣化とはならないも
のである。
【0131】以上説明してきたように実施例4の画像デ
ータ圧縮伸長装置によれば、圧縮後のデータ量が所定の
メモリ容量に適応するように画像データを圧縮すること
ができる。
【0132】[実施例5]実施例4においては、第1メ
モリ部〜第3メモリ部の3つのメモリを使用しているが
これを1つのメモリにすることも可能である。このと
き、圧縮データを格納するメモリのデータ構成は実施例
2に準ずるものである。
【0133】この構成により実施例3では使用されなく
て無駄になった第2メモリ部107の未使用部分を第3
メモリの色データの記憶のために使用できる。この場
合、bitableの計算式は、 bitable={C′−(x+y)}/(3×total) となる。ここで、C′は許容メモリ容量、xは画素数、
yはpresent[3]とnext[3]が異なる数、totalはpresent
[3]とnext[3]及びformer[3]が異なる数である。yのカ
ウントは図12のステップS111の直前でyをインク
リメントすればカウントできる。
【0134】実施例4によれば、図15の画像データの
圧縮時の各画素データのbit数は以下のようになる。
即ち、C′=64+64+128=256(bit),
x=64,y=19,total=8であるので、 bitable={248ー(64+19)}/(3×8)=
6.8 となり、許容bit数は実施例3の5bitから6bi
tに増える。このため、更に色変化の少ない圧縮が可能
となっていることがわかる。
【0135】[実施例6]上記の実施例4,5では、
R,G,Bそれぞれ同じbit数のデータを記憶してい
るが、実施例6では、これを各色毎に異なるbit数で
記憶する方法を説明する。
【0136】この場合、1画素につき何bit使用でき
るかを算出するので、 bitable=C(許容メモリ容量)/total となる。図15の画像について処理すると、C=12
8,total=8であるので、1画素あたり16bitの
許容bit数となる。これを、色毎に優先順位をつけて
割り振り、例えばRを5bit,Gを6bit,Bを5
bitとすることにより、Gのデータに1bit多くメ
モリを使用することができる。
【0137】また、メモリを1つとする構成の場合は、 bitable={C′−(x+y)}/total で表され、これを図15の画像を処理するとして数値を
代入すると、C′=256,x=64,y=19,tota
l=8であるので、bitable=20.6となる。従って1
画素あたり20bitの許容bitとなる。従って、こ
れを各色に分配し、Rが7bit、Gが7bit、Bが
6bitのbit数が取れるようになる。従って、更に
復元時の色の変化がなくなる。
【0138】尚、上述の各実施例においてはハードウエ
アによりその圧縮伸長方法を実現しているが、ソフトウ
エアによりこれを実現してもよい。
【0139】尚、上述の各実施例における画素データ圧
縮装置では、第2ラッチ部(3,103)に保持される
画素データは1つだけであるがこれに限られるものでは
ない。前回の更新後の画素データ、前々回の更新後の画
素データというように保持する画素データの数は複数で
あってもよい。
【0140】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるデー
タ圧縮装置及び方法によれば、コンピュータなどにより
作成された多値画像を劣化なく高い圧縮率で圧縮するこ
とが可能となる。
【0142】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のデータ圧縮装置の概略構成を表すブ
ロック図である。
【図2】実施例1のデータ圧縮装置の処理手順を表すフ
ローチャートである。
【図3】実施例1のデータ圧縮装置の処理手順を表すフ
ローチャートである。
【図4】画像データの1例を表す図である。
【図5】データ圧縮処理する画素の順番を表す図であ
る。
【図6】実施例1のデータ伸長装置の概略構成を表すブ
ロック図である。
【図7】実施例1のデータ伸長装置の処理手順を表すフ
ローチャートである。
【図8】実施例1のデータ伸長装置の処理手順を表すフ
ローチャートである。
【図9】フラグ制とトリガ制によるON/OFFの表現
の違いを表す図である。
【図10】実施例4のデータ圧縮装置の概略構成を表す
ブロック図である。
【図11】実施例4のデータ圧縮装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図12】実施例4のデータ圧縮装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図13】実施例4のデータ圧縮装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図14】実施例4のデータ圧縮装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図15】画像データの1例を表す図である。
【図16】第1メモリ部に格納されるデータを表す図で
ある。
【図17】第2メモリ部に格納されるデータを表す図で
ある。
【図18】実施例4によるデータ圧縮装置の第3メモリ
部に格納されるデータを表す図である。
【図19】実施例1によるデータ圧縮装置の第3メモリ
部に格納されるデータを表す図である。
【図20】実施例4のデータ伸長装置の概略構成を表す
ブロック図である。
【図21】実施例4のデータ伸長装置の概略構成を表す
ブロック図である。
【図22】実施例4のデータ伸長装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図23】実施例4のデータ伸長装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図24】実施例4のデータ伸長装置の処理手順を表す
フローチャートである。
【図25】実施例4のデータ伸長装置による伸長処理の
結果として得られる画像を示す図である。
【図26】ADCT圧縮装置の機能構成を表すブロック
図である。
【図27】ADCT伸長装置の機能構成を表すブロック
図である。
【図28】画像データの1例であるRGBデータを表す
図である。
【図29】図28のRGBデータをYCrCbに変換
し、サブサンプリングを行なった後のYCrCbデータ
を表す図である。
【図30】図29のデータをDCT変換したDCTデー
タを表す図である。
【図31】図30のデータを量子化した量子化データを
表す図である。
【図32】図31のデータを逆量子化し得たDCTデー
タを表す図である。
【図33】図32のデータを逆DCT変換したYCrC
bデータを表す図である。
【図34】図33のデータを補間し、RGBデータに変
換したRGBデータを表す図である。
【図35】量子化テーブルの例を表す図である。
【図36】ジグザグスキャンを表す図である。
【符号の説明】
1 画素データ発生部 2 第1ラッチ部 3 第2ラッチ部 4 第1比較部 5 第2比較部 6 第1メモリ部 7 第2メモリ部 8 第3メモリ部 9,67 制御部 61 第3比較部 62 第4比較部 64 セレクタ部 65 第3ラッチ部 66 第4ラッチ部 68 画素データ格納部

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像からの入力画素データと、前記入
    力画素データの1つ前の画素データとを比較する第1の
    比較手段と、 前記第1の比較手段の比較結果を出力する第1の出力手
    段と、 前記第1の比較手段にて比較された両データが不一致で
    あるときの画素データを少なくとも1つ以上保持する保
    持手段と、 前記第1の比較結果にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記入力画素データと前記保持手段に保持さ
    れている画素データとを比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段の比較結果を出力する第2の出力手
    段と、 前記第2の比較手段による比較において、前記入力画素
    データと前記保持手段に保持されたどの画素データとも
    一致しないとき、前記入力画素データを出力する第3の
    出力手段と、 前記第1の比較手段にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記保持手段に保持された画素データを前記
    入力画素データの1つ前の画素データにて更新する更新
    手段とを備えることを特徴とする画像データ圧縮装置。
  2. 【請求項2】 原画像からの入力画素データと、前記入
    力画素データの1つ前の画素データとを比較する第1の
    比較手段と、 前記第1の比較手段にて比較された両データが不一致で
    あるときの画素データを少なくとも1つ以上保持する保
    持手段と、 前記第1の比較結果にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記入力画素データと前記保持手段に保持さ
    れている画素データとを比較する第2の比較手段と、 前記第1の比較手段にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記保持手段に保持された画素データを前記
    入力画素データの1つ前の画素データにて更新する更新
    手段と、 前記第2の比較手段による比較の結果、前記入力画素デ
    ータと前記保持手段に保持されたどの画素データとも一
    致しない場合の発生回数を前記原画像の全画素データに
    ついてカウントするカウント手段と、 前記カウント手段のカウント結果と圧縮データの記憶容
    量に基づいてデータ圧縮時の画素データのデータ長を決
    定する決定手段と、 前記第1の比較手段の比較結果を出力する第1の出力手
    段と、 前記第2の比較手段の比較結果を出力する第2の出力手
    段と、 前記第2の比較手段による比較の結果、前記入力画素デ
    ータと前記保持手段に保持されたどの画素データとも一
    致しないとき、前記入力画素データを前記決定手段にて
    決定されたデータ長に変換して出力する第3の出力手段
    とを備えることを特徴とする画像データ圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の出力手段、前記第2の出力手
    段、前記第3の出力手段により出力される各データを記
    憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像データ圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の出力手段、前記第2の出力手
    段、前記第3の出力手段により出力される各データは、
    連続したデータとして前記記憶手段に記憶されることを
    特徴とする請求項3に記載の画像データ圧縮装置。
  5. 【請求項5】原画像からの入力画素データと、前記入力
    画素データの1つ前の画素データとを比較する第1の比
    較工程と、 前記第1の比較工程の比較結果を出力する第1の出力工
    程と、 前記第1の比較工程にて比較された両データが不一致で
    あるときの画素データを少なくとも1つ以上保持する保
    持工程と、 前記第1の比較結果にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記入力画素データと前記保持工程に保持さ
    れている画素データとを比較する第2の比較工程と、 前記第2の比較工程の比較結果を出力する第2の出力工
    程と、 前記第2の比較工程による比較において、前記入力画素
    データと前記保持工程に保持されたどの画素データとも
    一致しないとき、前記入力画素データを出力する第3の
    出力工程と、 前記第1の比較工程にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記保持工程に保持された画素データを前記
    入力画素データの1つ前の画素データにて更新する更新
    工程とを備えることを特徴とする画像データ圧縮方法。
  6. 【請求項6】原画像からの入力画素データと、前記入力
    画素データの1つ前の画素データとを比較する第1の比
    較工程と、 前記第1の比較工程にて比較された両データが不一致で
    あるときの画素データを少なくとも1つ以上保持する保
    持工程と、 前記第1の比較結果にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記入力画素データと前記保持工程に保持さ
    れている画素データとを比較する第2の比較工程と、 前記第1の比較工程にて比較された両データが不一致で
    あるとき、前記保持工程に保持された画素データを前記
    入力画素データの1つ前の画素データにて更新する更新
    工程と、 前記第2の比較工程による比較の結果、前記入力画素デ
    ータと前記保持工程に保持されたどの画素データとも一
    致しない場合の発生回数を前記原画像の全画素データに
    ついてカウントするカウント工程と、 前記カウント工程のカウント結果と圧縮データの記憶容
    量に基づいてデータ圧縮時の画素データのデータ長を決
    定する決定工程と、 前記第1の比較工程の比較結果を出力する第1の出力工
    程と、 前記第2の比較工程の比較結果を出力する第2の出力工
    程と、 前記第2の比較工程による比較の結果、前記入力画素デ
    ータと前記保持工程に保持されたどの画素データとも一
    致しないとき、前記入力画素データを前記決定工程にて
    決定されたデータ長に変換して出力する第3の出力工程
    とを備えることを特徴とする画像データ圧縮方法。
  7. 【請求項7】前記第1の出力工程、前記第2の出力工
    程、前記第3の出力工程により出力される各データを記
    憶する記憶工程を更に備えることを特徴とする請求項5
    または6に記載の画像データ圧縮方法。
  8. 【請求項8】 画素データを保持する第1の保持手段
    と、 少なくとも1つ以上の画素データを保持する第2の保持
    手段と、 入力された第1のデータに基づいて画素データの変化の
    要否を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が不要と判
    定されたとき、前記第1の保持手段に保持された画素デ
    ータを出力する第1の出力手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、入力された第2のデータに基づいて前記
    第2の保持手段に保持されている画素データの採否を判
    定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により採用と判定されたとき、前記
    第2の保持手段に保持された画素データを出力する第2
    の出力手段と、 前記第2の判定手段により採用不可と判定されたとき、
    入力された第3のデータを画素データとして出力する第
    3の出力手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、前記第2の保持手段に保持された画素デ
    ータを前記第1の保持手段に保持されている画素データ
    にて更新し、前記第1の保持手段は前記第2の出力手段
    もしくは前記第3の出力手段により出力された画素デー
    タを保持するデータ更新手段とを備えることを特徴とす
    る画像データ伸長装置。
  9. 【請求項9】 画素データを保持する第1の保持手段
    と、 少なくとも1つ以上の画素データを保持する第2の保持
    手段と、 入力された第1のデータに基づいて画素データの変化の
    要否を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が不要と判
    定されたとき、前記第1の保持手段に保持された画素デ
    ータを出力する第1の出力手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、入力された第2のデータに基づいて前記
    第2の保持手段に保持されている画素データの採否を判
    定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により採用と判定されたとき、前記
    第2の保持手段に保持された画素データを出力する第2
    の出力手段と、 前記判定手段により採用不可と判定されたとき、入力さ
    れた第3のデータを画素データのデータ長に適合するよ
    うに補間し画素データを生成する補間手段と、 前記補間手段により生成された画素データを出力する第
    3の出力手段と、 前記第1の判定手段により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、前記第2の保持手段に保持された画素デ
    ータを前記第1の保持手段に保持されている画素データ
    にて更新し、前記第1の保持手段は前記第2の出力手段
    もしくは前記第3の出力手段により出力された画素デー
    タを保持するデータ更新手段とを備えることを特徴とす
    る画像データ伸長装置。
  10. 【請求項10】 前記補間手段は入力された前記第3の
    データの最上位bitにより補間値を決定し、前記補間
    値により画素データのbit長に適合するように補間し
    画素データを生成することを特徴とする請求項9に記載
    の画像データ伸長装置。
  11. 【請求項11】画素データを保持する第1の保持工程
    と、 少なくとも1つ以上の画素データを保持する第2の保持
    工程と、 入力された第1のデータに基づいて画素データの変化の
    要否を判定する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が不要と判
    定されたとき、前記第1の保持工程に保持された画素デ
    ータを出力する第1の出力工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、入力された第2のデータに基づいて前記
    第2の保持工程に保持されている画素データの採否を判
    定する第2の判定工程と、 前記第2の判定工程により採用と判定されたとき、前記
    第2の保持工程に保持された画素データを出力する第2
    の出力工程と、 前記第2の判定工程により採用不可と判定されたとき、
    入力された第3のデータを画素データとして出力する第
    3の出力工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、前記第2の保持工程に保持された画素デ
    ータを前記第1の保持工程に保持されている画素データ
    にて更新し、前記第1の保持工程は前記第2の出力工程
    もしくは前記第3の出力工程により出力された画素デー
    タを保持するデータ更新工程とを備えることを特徴とす
    る画像データ伸長方法。
  12. 【請求項12】画素データを保持する第1の保持工程
    と、 少なくとも1つ以上の画素データを保持する第2の保持
    工程と、 入力された第1のデータに基づいて画素データの変化の
    要否を判定する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が不要と判
    定されたとき、前記第1の保持工程に保持された画素デ
    ータを出力する第1の出力工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、入力された第2のデータに基づいて前記
    第2の保持工程に保持されている画素データの採否を判
    定する第2の判定工程と、 前記第2の判定工程により採用と判定されたとき、前記
    第2の保持工程に保持された画素データを出力する第2
    の出力工程と、 前記判定工程により採用不可と判定されたとき、入力さ
    れた第3のデータを画素データのデータ長に適合するよ
    うに補間し画素データを生成する補間工程と、 前記補間工程により生成された画素データを出力する第
    3の出力工程と、 前記第1の判定工程により画素データの変化が必要と判
    定されたとき、前記第2の保持工程に保持された画素デ
    ータを前記第1の保持工程に保持されている画素データ
    にて更新し、前記第1の保持工程は前記第2の出力工程
    段もしくは前記第3の出力工程により出力された画素デ
    ータを保持するデータ更新工程とを備えることを特徴と
    する画像データ伸長方法。
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