JP3087203B2 - 循環式浴槽制御装置 - Google Patents

循環式浴槽制御装置

Info

Publication number
JP3087203B2
JP3087203B2 JP9708793A JP9708793A JP3087203B2 JP 3087203 B2 JP3087203 B2 JP 3087203B2 JP 9708793 A JP9708793 A JP 9708793A JP 9708793 A JP9708793 A JP 9708793A JP 3087203 B2 JP3087203 B2 JP 3087203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
temperature
gas
bathtub
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9708793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06281246A (ja
Inventor
敏宏 小林
昭仁 鬼頭
佳克 辻
Original Assignee
パロマ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
Priority to JP9708793A priority Critical patent/JP3087203B2/ja
Publication of JPH06281246A publication Critical patent/JPH06281246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087203B2 publication Critical patent/JP3087203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽内の水を強制的に
循環させて、循環させた水を加熱する強制循環式浴槽に
関し、さらに詳細には、その循環式浴槽を制御する制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴槽に入れた水をポンプによ
り強制的に循環させ、循環管路をガス燃焼室内に導入し
て管路内の水を加熱することにより、浴槽内の水を所定
の温度まで上昇させる強制循環式浴槽が使用されてい
る。ガス燃焼により、管路内の水を加熱する熱交換装置
の構成を図3に断面図で示す。ポンプにより循環される
水Fは、ガス燃焼室31の上部でガス燃焼室31の端部
から端部までを4回往復している。すなわち、水Fは、
ガス燃焼室31の右端部から下部パイプ41aに入り、
ガス燃焼室31の左端部まで行って下部パイプ41bに
より右端部に戻る。そして、下部パイプ41cにより、
左端部に行き中部パイプ42aにより右端部に戻る。順
次繰り返して、水Fは、上部パイプ43cよりガス燃焼
室31の外部に出て浴槽に戻される。
【0003】通常の強制循環式浴槽において、水Fの循
環流量は5〜8リットル/min、浴槽の水量は180
〜200リットル、ガスの燃焼量は約12000kca
l/hourである。水の循環流量が8リットル/mi
nの場合、ガス燃焼室31に入る時と出る時とで水温が
摂氏で約19度上昇する(以下摂氏を省略する)。浴槽
に戻った水Fは、浴槽内で自然対流を起こして浴槽内の
水Fの温度を平均的に上昇させる。浴槽内の水温は、循
環管路の入口からガス燃焼室31までの間に設けられた
サーミスタにより検出される。そして、サーミスタが所
定の温度を検出すると自動的に強制循環及びガス燃焼を
停止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
循環式浴槽及びその制御装置には、以下の問題があっ
た。すなわち、熱交換用の銅パイプ及びフィンの周囲に
発生する水滴により、それらが腐食される問題があっ
た。例えば、冬場等に浴槽内の水Fの温度が10度程度
の時に循環式浴槽を始動させる場合を考える。循環水量
が8リットル/minの場合、下部パイプ内の水温は1
0度であるが、燃焼排ガスの温度が燃焼直後は約130
0度と高温であるため、下部銅パイプの外壁等は150
〜180度となり、燃焼排ガスの露点温度(例えば55
度)以下になることはない。しかし、ガス燃焼室31の
出口付近での上部パイプ43c内の水温は約29度とな
り、銅パイプや銅製フィンの外壁温度が燃焼排ガスの露
点温度以下になってしまう。それは、燃焼排ガスの温度
が、順次熱交換を行うことにより低下し上部パイプ43
と接触する時は約200度となっているからである。
【0005】一方、燃焼ガスとして使用されるプロパン
ガスの場合、燃焼により多量の水を発生し、銅パイプ等
と接触する燃焼排ガスには多量の水分が含まれる。多量
の水分が含まれた燃焼排ガスが上部銅パイプ等により冷
却されることにより、燃焼排ガスの温度が露点以下とな
り、銅パイプ及びフィンの外壁に水滴が付着する。ここ
で、燃焼排ガス中には酸化窒素や酸化硫黄が含まれてい
る場合が多く、それらが銅パイプに付着した水滴に溶解
することにより、硫酸や硝酸が発生する。これらの硫酸
等は薄いため、はじめはあまり問題がない。しかし、浴
槽内の水温が上昇し20度を越えるようになると、上部
パイプ43c内の水温が40度を越え、銅パイプや銅製
フィンの外壁温度が燃焼排ガスの露点温度(例えば55
度)以上になる。そうすると、銅パイプ等の表面に付着
していた水分が蒸発し、水滴が濃硫酸等となり銅パイプ
等を激しく腐食する。これが毎日繰り返されることによ
り、銅パイプの熱効率が悪化したり、最悪の場合には銅
パイプに穴が開く等の問題となっていた。
【0006】本発明は、冬場においても燃焼器内の銅パ
イプ等の外壁に水滴が発生することのなく、銅パイプ等
が腐食されることのない循環式浴槽制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の循環式浴槽制御装置は、浴槽内の水を強制的に
循環させる強制循環装置と、強制循環装置の管路上にあ
ってガスを燃焼させることにより管路内を循環する水を
加熱するガス燃焼器とを有する循環式浴槽を制御するも
のであって、加熱されて浴槽に戻る水温を計測する出口
水温検出器と、強制循環装置により循環される水量を可
変する流量可変手段と、出口水温検出器が計測する水温
を所定の温度以上に維持するように流量可変手段を制御
する水温制御手段とを有している。
【0008】
【作用】このような構成を有する本発明の循環式浴槽制
御装置の強制循環装置は、浴槽内の水を、ガス燃焼器内
に強制的に循環させる。また、出口水温検出器は、加熱
されて浴槽に戻る水温を計測する。また、流量可変手段
は、強制循環装置により循環される水量を可変する。こ
こで、水温制御手段は、出口水温検出器が計測する水温
を燃焼ガスの露点温度以上に維持するように流量可変手
段を制御する。これにより、冬場に水温が低い場合でも
迅速に水の出口温度を所定温度以上に維持することがで
きるため、銅パイプ等の外壁温度を燃焼ガスの露点以上
に維持でき、銅パイプ等の外壁に水滴が付くことがな
い。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例である循
環式浴槽制御装置を図面を参照して説明する。図1に循
環式浴槽の全体構成を示す。浴槽24には、水Fが一定
量蓄えられている。屋外には、ガス燃焼室31が設置さ
れている。浴槽24の内壁の下側に水Fを流入、流出さ
せるための出入り口45が形成されている。出入り口4
5の中央部には、戻り管27が接続している。戻り管2
7は、水を循環させるためのポンプ15に接続してい
る。ポンプ15には、循環水の水量を制御するためのポ
ンプ駆動回路32が接続している。戻り管27のポンプ
上流位置にあって浴槽内の水温を検出するための浴槽水
温サーミスタ26が取り付けられている。
【0010】戻り管27は、ガス燃焼室31の内部に導
入されている。ポンプ15とガス燃焼室31の途中の管
路上に循環水の水流の有無を検出するための流水センサ
33が取り付けられている。ガス燃焼室31に導入され
た燃焼室内銅パイプ28は、図3に示すように従来と同
じく、ガス燃焼室31の上部でガス燃焼室31の端部か
ら端部までを4回往復して構成されている。すなわち、
銅パイプ28は、下部パイプ41a、41b、41c、
中部パイプ42a、42b、上部パイプ43a、43
b、43cによりガス燃焼室31内を4回往復してい
る。銅パイプ28の外壁には、集熱用の銅製フィン21
が形成されている。
【0011】本実施例の循環式浴槽においては、水Fの
流量は8リットル/min、浴槽の水量は180〜20
0リットル、ガスの燃焼量は約12000kcal/h
ourである。従って、ガス燃焼室31に入る時と出る
時とで水温が摂氏で約19度上昇する。ガス燃焼室31
を出た銅パイプ28は、浴槽に循環水を戻すための往き
管25に接続している。往き管25のガス燃焼室31を
出た付近に、ガス燃焼室31で熱交換されることにより
温度上昇した水温を計測するための、出湯温サーミスタ
14が取り付けられている。往き管25は、出入り口4
5の戻り管27の外周部に接続している。
【0012】次に、燃焼ガスであるプロパンガスGの流
路を説明する。ガスパイプ29は図示しないプロパンガ
スタンクに接続している。ガスパイプ29は、ガスの元
栓である元電磁弁13に接続している。ガスパイプ29
は、ガス燃焼室31内に導入されている。ガス燃焼室3
1の下側位置においてガスパイプ29の先端部には、ガ
スGを噴き出すノズル18が形成されている。ノズル1
8の噴き出し方向にバーナ17が固設されている。バー
ナ17の上部近傍には、ガスGに着火する火花を発生さ
せるための電極16が付設されている。ガス燃焼室31
の右下側に送風ダクト30が付設されている。送風ダク
ト30には、燃焼空気を供給するためのファン12が付
設されている。ファン12には、ファンモータ駆動回路
11が接続している。また、ガス燃焼室31の右上側に
は、燃焼排ガスを排出するための排気トップ23が形成
されている。
【0013】次に、図2に本実施例の循環式浴槽制御装
置の構成をブロック図で示す。制御装置の主要部である
コントローラ35は、演算処理を行うCPU36、制御
プログラムを記憶するROM37、データ等を一時的に
記憶するRAM38より構成されている。ROM37に
は、水Fの流量を制御するための水量可変プログラム4
8が記憶されている。コントローラ35には、入力とし
て流水センサ33、出湯温サーミスタ14及び浴槽水温
サーミスタ26が接続している。また、出力として、ポ
ンプ15を制御するためのポンプ駆動回路32、ファン
12を制御するためのファンモータ駆動回路11、及び
元電磁弁13が接続している。
【0014】次に、上記構成を有する循環式浴槽制御装
置の作用を説明する。浴槽に水Fを適当な深さまで入れ
る。次に、コントローラ35のスイッチをオンして、ガ
ス燃焼を開始する。すなわち、コントローラ35が元電
磁弁13を開いて、一定量のプロパンガスGをノズル1
8からバーナ17に噴出する。同時に電極16に電圧が
かけられ、火花が発生することによりプロパンガスGが
着火される。また、ファンモータ駆動回路11がファン
12を駆動して燃焼空気をガス燃焼室に送風する。ま
た、コントローラ35の指令を受けてポンプ駆動回路3
2が、ポンプ15を一定の回転数mで駆動し、一定の流
量の水Fをガス燃焼室31内の銅パイプ28に循環させ
る。
【0015】冬場の場合、浴槽24に蓄えられた水Fの
温度は0〜10度であり、始めに戻り管27に流れる水
Fの温度も同じである。例えば、水温が5度の場合を説
明すると、銅パイプ28の下部パイプ41aに流入する
水Fの温度は5度である。プロパンガスGの燃焼直後の
燃焼排ガス温度は、約1300度であり、これが下部パ
イプ41aの外壁と接触する。これにより、燃焼排ガス
から水Fへの熱交換の約90%が下部パイプにおいて行
われている。従って、下部パイプの外壁温度は150〜
180度となり、燃焼排ガスの露点温度(例えば55
度)よりはるかに高い。そのため、プロパンガスの燃焼
排ガスは多量の水分を含んでいるが、下部パイプの外壁
に水滴が発生することはない。本発明の主要部であるコ
ントローラ35は、フィードバックされる出湯温サーミ
スタの検出値により、ガス燃焼室31から外部に出る上
流の上部パイプ43c内を流れる水Fの温度が40度以
下にならないように、水Fの流量を制御している。
【0016】その制御方法について、図4に示すフロー
チャートを用いて説明する。コントローラ35のRAM
38にガス燃焼室から出た水Fの出口温度Tcを設定す
る(S1)。この出口温度設定値Tcは、銅パイプ28
がガス燃焼室31から外部に出る直前のパイプの外壁温
度が露点である55度以上になるように決定される。本
実施例の循環式浴槽においては、この出口温度設定値T
cを40度とすることによりパイプ外壁温度を燃焼排ガ
スの露点温度以上に維持でき、この温度では結露しない
ことが実験により確認されている。そして、出口設定温
度Tc=40度はROM37に記憶されている。
【0017】循環式浴槽が始動されると、コントローラ
35は、出湯温サーミスタ14により出口温度Toを検
出する(S2)。ここで例として、水温が5度の状態か
ら循環式浴槽により風呂を沸かす場合を考える。始めポ
ンプ15の流量は標準流量Nであるので、出口温度To
は入口温度より19度上昇して24度となる。ここで、
出口温度To=24度であり、設定温度Tc=40度よ
り大きくないので(S3,No)、コントローラ35は
水量可変プログラム48により、ポンプ駆動回路32を
介してポンプ15の回転数を下げて水Fの流量を減らす
(S5)。このとき、ポンプ15の回転数は、出口温度
Toに対応した回転数がテーブルとして水量可変プログ
ラム48に記憶されており、そのテーブルに従って下げ
られる。循環水量が減らされることにより、ガス燃焼室
31の出口付近の銅パイプ28内を流れる水Fの温度は
上昇する。そして、出口温度Toが設定温度Tc=40
度より大きくなるまで、ポンプ15の回転数を下げる。
【0018】循環加熱を続けることにより、出口温度T
oが設定温度Tcより高くなった時は(S3,Ye
s)、ポンプ15の回転数を上げる(S4)。これによ
り、冬場に水温が低い場合でも迅速に出口温度Toを4
0度以上に維持することができるため、銅パイプ28及
びフィン21の外壁温度を燃焼排ガスの露点温度以上に
維持でき、銅パイプ28やフィン21の外壁に水滴が付
くことがない。そして、水滴に酸化硫黄等が溶解して硫
酸等ができることもないため、銅パイプ28が侵食され
ることがない。
【0019】本実施例では、出口温度Toが設定温度T
cに維持されるように流量制御しているが、ステップ4
の処理を省いて、出口温度Toが設定温度Tc以上にな
るように制御しても良い。また、出口温度Toが所定の
範囲(例えば40度以上50度以下)になるように上下
限値を設定しても良い。この場合、最低温度は銅パイプ
28の外壁温度が燃焼排ガスの露点以下にならないよう
に設定することは当然である。また、最高温度は、高い
温度の水Fが出入り口45から流出しないように設定さ
れる。設定温度に上限値を設けることにより、浴槽24
内に人が入った状態で熱い湯が流出するのを防止できる
という利点がある。
【0020】次に、第二の実施例の循環式浴槽制御装置
を説明する。基本的な構成及び作用は、第一の実施例の
循環式浴槽制御装置と同様であるので、異なる点のみを
説明し、同一部分の説明は省略する。第二の実施例の特
徴は、図6に示すように、銅パイプ28内を流れる水F
の流量を増減する方法として、ポンプ15と流水センサ
33との間に流量を制御するための流量制御弁である水
制御弁46を設けている点である。水制御弁46は、例
えば弁体をモータにより移動させることにより、弁座と
弁体との隙間を変化させて任意の流量の水Fを流す流量
制御弁である。この場合、ポンプ15の出力は一定と
し、銅パイプ28内を流れる水Fの流量は、コントロー
ラ35が水量可変プログラムにより流量制御回路47を
介して水制御弁46の流量を制御する。
【0021】すなわち、図5に示すように、循環式浴槽
が始動されると、コントローラ35は、出湯温サーミス
タ14により出口温度Toを検出する(S12)。ここ
で例として、水温が5度の状態から循環式浴槽により風
呂を沸かす場合を考える。始め水制御弁46の開度は標
準流量Nであるので、出口温度Toは入口温度より19
度上昇して24度となる。ここで、出口温度To=24
度であり、設定温度Tc=40度より大きくないので
(S13,No)、コントローラ35は水量可変プログ
ラム48により、流量制御回路47を介して水制御弁4
6の開度を絞って水Fの流量を減らす(S15)。この
とき、水制御弁46の開度は、出口温度Toに対応した
開度がテーブルとして水量可変プログラム48に記憶さ
れており、そのテーブルに従って絞られる。循環水量が
減らされることにより、ガス燃焼室31の出口付近の銅
パイプ28内を流れる水Fの温度は上昇する。
【0022】次に、循環加熱を続けることにより、出口
温度Toが設定温度Tcより高くなった時は(S13,
Yes)、水制御弁46の開度を開いく(S14)。こ
れにより、冬場に水温が低い場合でも迅速に出口温度T
oを40度以上に維持することができるため、銅パイプ
28及びフィン21の外壁温度を燃焼排ガスの露点温度
以上に維持でき、銅パイプ28やフィン21の外壁に水
滴が付くことがない。そして、水滴に酸化硫黄等が溶解
して硫酸等ができることもないため、銅パイプ28が侵
食されることがない。本実施例によれば、第一の実施例
と比較してポンプを一定に稼働できるので、制御が容易
になる利点がある。
【0023】以上、いくつかの実施例について本発明を
説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形
改良が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では流量制御方法としてポンプの回転
数を変化させる方法、及びモータ流量制御弁により制御
する方法を説明したが、コイルにかける電圧を変えるこ
とにより弁体と弁座との隙間を変化させる電圧比例弁等
を用いる方法を使用しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の循環式浴槽制御装置は、加熱されて浴槽に戻る水
温を計測する出口水温検出器と、強制循環装置により循
環される水量を可変する流量可変手段と、出口水温検出
器が計測する水温を所定の温度以上に維持するように流
量可変手段を制御する水温制御手段とを有しているの
で、冬場に水温が低い場合でも迅速に出口温度を所定温
度以上に維持することができるため、銅パイプ等の外壁
温度を燃焼排ガスの露点以上に維持でき、銅パイプ等の
外壁に水滴が付くことがないため、水滴に酸化硫黄等が
溶解して硫酸等ができることもなく、銅パイプ等が侵食
されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である循環式浴槽制御装
置の構成を示す図面である。
【図2】循環式浴槽制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】燃焼器の構成を示す断面図である。
【図4】第一の実施例の循環式浴槽制御装置の作用を示
すフローチャートである。
【図5】第二の実施例の循環式浴槽制御装置の作用を示
すフローチャートである。
【図6】第二の実施例である循環式浴槽制御装置の構成
を示す図面である。
【符号の説明】 14 出湯温サーミスタ 15 ポンプ 24 浴槽 26 浴槽水温サーミスタ 28 銅パイプ 31 ガス燃焼室 32 ポンプ駆動回路 35 コントローラ 46 水制御弁 47 流量制御回路 48 水量可変プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−288641(JP,A) 特開 平5−79702(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 F24H 1/10 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の水を強制的に循環させる強制循
    環装置と、強制循環装置の管路上にあってガスを燃焼さ
    せることにより管路内を循環する水を加熱するガス燃焼
    器とを有する循環式浴槽を制御する循環式浴槽制御装置
    において、 加熱されて浴槽に戻る水温を計測する出口水温検出器
    と、 前記強制循環装置により循環される水量を可変する流量
    可変手段と、 前記出口水温検出器が計測する水温を所定の温度以上に
    維持するように前記流量可変手段を制御する水温制御手
    段とを有することを特徴とする循環式浴槽制御装置。
JP9708793A 1993-03-30 1993-03-30 循環式浴槽制御装置 Expired - Fee Related JP3087203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9708793A JP3087203B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 循環式浴槽制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9708793A JP3087203B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 循環式浴槽制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06281246A JPH06281246A (ja) 1994-10-07
JP3087203B2 true JP3087203B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=14182863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9708793A Expired - Fee Related JP3087203B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 循環式浴槽制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087203B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169548A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Noritz Corp 風呂装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169548A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Noritz Corp 風呂装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06281246A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3087203B2 (ja) 循環式浴槽制御装置
JP3087206B2 (ja) 循環式風呂釜制御装置
JP3087207B2 (ja) 循環式風呂釜制御装置
JP3150234B2 (ja) 循環式風呂釜制御装置
JP3117577B2 (ja) 循環式風呂釜制御装置
KR970704995A (ko) 비정상 상태 또는 수명 판정용 연소 기기
JP3087205B2 (ja) 循環式風呂釜制御装置
JP3579484B2 (ja) 燃焼装置
KR100210467B1 (ko) 난방수 순환저항에 따른 가스보일러의 유량제어방법
JP3094615B2 (ja) 燃焼器具の煤詰まり安全装置
JPH10267265A (ja) ガスボイラーの空気対ガス比制御装置及びその方法
JPH1114142A (ja) 即湯機能を備えた給湯装置の給湯終了時処理方法
KR0157001B1 (ko) 가스보일러의 열교환기 비등음 방지방법
JP3069157B2 (ja) 燃焼装置、及び同装置の制御方法
JPH05272765A (ja) 温水暖房装置
JP3081379B2 (ja) 浴用液供給装置
JPH1026416A (ja) 給湯器付き風呂釜
JP4144774B2 (ja) 送風量の測定値に基づいてパージ制御を行うボイラ
JP3164712B2 (ja) 循環式給湯装置
JPH08233259A (ja) フィン詰まり検出装置を備えた給湯器
JP3315209B2 (ja) 給湯器における再出湯時の立ち上がり水量制御方法
JP2002195659A (ja) 給湯装置
KR960000678B1 (ko) 보일러의 난방수 순환량 제어장치 및 그 방법
JP3442121B2 (ja) 給湯器の再出湯時における燃焼制御方法
JP3454995B2 (ja) フィン閉塞検出装置を備えた給湯器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070714

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees