JP3086810B2 - サーマルスタンパ - Google Patents

サーマルスタンパ

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JP3086810B2
JP3086810B2 JP26226395A JP26226395A JP3086810B2 JP 3086810 B2 JP3086810 B2 JP 3086810B2 JP 26226395 A JP26226395 A JP 26226395A JP 26226395 A JP26226395 A JP 26226395A JP 3086810 B2 JP3086810 B2 JP 3086810B2
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中井健雄
八木正行
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株式会社エムエスティ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、製造ラ
イン中における包装工程において、その各種包装材料に
より供される被印字体に対して、多様化した伝達情報を
選択的に印字処理可能になした、所謂スタンパによる印
字システムに対してサーマルプリントヘッドを適用した
サーマルスタンパに係るものであり、特に、当該サーマ
ルスタンパへの転写リボンの装填を容易になし得るよう
に構造化するとともに、転写リボンのゆるみの発生を自
動的制御によって防止し、転写リボンの巻取りを正確に
制御して、その無駄な送り出しを防止し、転写リボン消
費量の低減を図るべくなしたサーマルスタンパに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、産業流通社会における流
通商品包装システムの多様化、並びに情報処理の多様化
にともない、各種包装システムによって包装された包装
商品に対するリアルタイムでの伝達情報印字システムの
開発が要求されている。例えば、製造ライン中における
包装工程において、その多様化する各種包装材料(プラ
スチックフィルム、紙、ラベルシート等)の被印字体に
対して、製造年月日、製造管理番号またはバーコード、
さらには食品類にあってはその賞味期限等を表示するよ
うな場合、包装システムの完全自動化にともない、上記
するような表示内容をコンピュータ処理によりリアルタ
イムで変更しなければならない。このような場合に、上
記する被印字体に対して即効的に印字処理することがで
き、当該状況に的確に応答し得るスタンパ装置が要望さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一例になる従来のスタ
ンパ装置は、スタンパに所望の活字を予めセットしてお
き、当該活字を空気圧あるいは電動にて被印字体に押し
つけて、被印字体上に印字処理を行う方式が知られてい
る。この方式は、任意の文字に印字内容を変更すること
ができず、さらには、グラフィックパターンあるいはバ
ーコード等の印字内容を都度変更することができないも
のであって、多様化する伝達情報の印字処理に対して適
合し得ないものであった。
【0004】さらにまた、従来の他のスタンパ装置にあ
って、インクジェット方式のものでは、インクの吸着性
の点において、被印字体の材質に制約があるなどの大き
な問題点を有していた。
【0005】一方、同一出願人は、上記する従来の各種
スタンパ装置にみられる欠点並びに問題点を解消する目
的において、自動化する包装工程にあって、当該各種の
包装材料で供される包装物を被印字体として、これら
に、製造年月日、製造管理番号、バーコード、種々のグ
ラフィックパターン、さらには食品類に対する賞味期限
などの伝達情報をコンピュータとオンラインし、リアル
タイムで印字内容の変更を可能になし、多様的な伝達情
報を選択的に印字処理可能になした図11に示すような
構成のサーマルスタンパを開発し、これを特願平7−5
3406号として特許出願している。この特願平7−5
3406号にかかるサーマルスタンパは、本発明とその
基本的構成においては符合するものである。
【0006】上記する同一出願人による特願平7−53
406号にかかるサーマルスタンパは、基本的には、直
線状の発熱ドット素子列からなる発熱体をもつサーマル
プリントヘッド8と、前記サーマルプリントヘッド8を
駆動させるためのサーマルプリントヘッド駆動手段と、
転写リボンTRを送るための転写テープ送り手段10と
を備えたものからなっている。このサーマルスタンパ
は、より具体的には、転写リボンTR並びにラベルRな
どの被印字体Hを停止させた状態でサーマルプリントヘ
ッドを走行移動させて印字処理する構造になっており、
走行印字期間中、転写リボンが弛まないように、走行す
るサーマルプリントヘッド8を搭載する台車に対し、一
体に移動する移動ガイドローラ50が取り付けてある。
従って、走行するサーマルプリントヘッド8が印字開始
ポジションP1 から印字終了ポジションP2 に至る間、
当該転写リボンTRは、静止ガイドローラ間において常
時一定の長さを確保する。このように構成することによ
って、走行印字期間中、転写リボンに弛みが生じること
がないので、転写リボンの送りを制御しなくてもよいと
いう作用効果を奏する。
【0007】しかしながら、上記するサーマルスタンパ
では、転写リボンTRを移動ガイドローラ50の内側に
セットしなければならないため、転写リボンTRの交換
装填に際してその作業の困難性が強いられていた。すな
わち、同一出願人の開発にかかる特願平7−53406
号のサーマルスタンパは、転写リボンTRの弛みに対す
る送り制御が不要であるという有効な作用効果を奏する
反面、転写リボンTRの交換装填に際して煩雑な作業を
要するという問題点があった。
【0008】この発明は、上記する同一出願人による特
願平7−53406号にかかるサーマルスタンパにおい
て、特に、転写リボンの装填に関して、当該転写リボン
を転写リボンガイド部材並びにサーマルプリントヘッド
などの各構成部材の外周囲に周回させてセットするよう
に構成し、もって、転写リボンの交換装填作業の簡易化
を図り得るようになしたサーマルスタンパを提供するこ
とにある。
【0009】この発明の別の目的は、サーマルプリント
ヘッドを印字開始ポジションP1 から印字終了ポジショ
ンP2 の間で走行させ、その走行期間中、停止状態の転
写リボンを介してラベルなどの被印字体に印字処理する
際、前記サーマルプリントヘッドの走行移動に関して転
写リボンに生じる弛みを自動的に制御し、正確なリボン
巻き取りを行い得るようになし、一印字終了段階毎に、
転写リボンをラベルなどの被印字体表面から確実に剥が
し得るようになしたサーマルスタンパを提供することに
ある。
【0010】さらに、この発明の別の目的は、転写リボ
ンの巻き取りを正確にして、サーマルプリントヘッドに
よる印字終了ポジションP2 における転写リボンの使用
済み端末対応部分を、走行ヘッドによる次の印字開始ポ
ジションP1 に正確に送り得るように巻き取り制御し
て、転写リボンの無駄な消費を防止し、高価な転写リボ
ンの消費量の低減を図るべくなしたサーマルスタンパを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、直線状の発熱ド
ット素子列からなる発熱体をもつサーマルプリントヘッ
ドと、前記サーマルプリントヘッドを駆動させるための
サーマルプリントヘッド駆動手段と、転写リボンを送る
ための転写リボン送り手段とを備え、前記転写リボン並
びにラベルなどの被印字体を停止させた状態で前記サー
マルプリントヘッドを走行移動させて、前記サーマルプ
リントヘッドによって前記転写リボンを介して前記被印
字体上に印字処理するようになしたサーマルスタンパに
おいて、前記サーマルプリントヘッド駆動手段は、一つ
の駆動源と、前記サーマルプリントヘッドの発熱体の並
びに直交する方向に前記サーマルプリントヘッドを印字
開始ポジションP1 と印字終了ポジションP2 との間で
スライド往復移動させるためのサーマルプリントヘッド
スライド往復移動機構と、前記サーマルプリントヘッド
のスライド往復移動期間中に、前記サーマルプリントヘ
ッドを被印字体に対して一定圧力をかけて押圧して、前
記サーマルプリントヘッドによって前記被印字体上に印
字処理し、印字処理終了後、前記サーマルプリントヘッ
ドを前記被印字体から離遠させるべく動作するサーマル
プリントヘッドアップダウン移動機構とからなり、前記
転写リボン送り手段は、転写リボン送り用の駆動源と、
前記サーマルプリントヘッドが印字開始ポジションP1
から印字終了ポジションP2 へ走行移動する期間中、前
記転写リボンを前記サーマルプリントヘッドに対して当
接させて張架支持するガイドローラおよび転写リボン送
りローラとを備え、前記サーマルプリントヘッドの走行
移動と同時に、前記サーマルプリントヘッドの移動に応
じて変化する転写リボンの弛み量を、前記サーマルプリ
ントヘッド駆動源のステップ送りに対応させて、前記転
写リボン送り駆動源をステップ送りして、前記転写リボ
ンの弛み量を取り除くようにしたサーマルスタンパを構
成するものである。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、この発明になるサーマルス
タンパについて、図面に示す具体的な実施例にもとづい
て詳細に説明する。まず、この発明になるサーマルスタ
ンパの具体的な実施例にあって、その全体的構成につい
て、図1〜図4にもとづいて説明する。図1は、この発
明になるサーマルスタンパの全体構成を概略的な正面図
で示すものであり、図1Aは、サーマルプリントヘッド
が印字開始ポジションP1 に位置する状態を示す概略的
な正面図であり、図1Bは、サーマルプリントヘッドが
印字終了ポジションP2 に位置する状態を示す概略的な
正面図である。一方、図2は、当該サーマルスタンパの
全体構成をより具体的に示す正面図であり、図3は、図
2に示すサーマルスタンパの右側面方向からみた一部断
面で示す部分断面側面図であり、図4は、図2に示すサ
ーマルスタンパの平面方向からみた一部を断面にして示
す部分断面平面図である。
【0013】この発明になるサーマルスタンパ1は、基
本的には、コンパクトな機体枠2によって構成される。
前記機体枠2は、第1の基板3と、前記第1の基板3に
対して複数の組み立てポール5、5を介して所定の間隔
を隔てて平行に組み立てた第2の基板4とを含むものか
らなっている。さらに、前記機体枠2は、前記第1の基
板3と第2の基板4との間に、前記第1および第2の基
板3、4に平行に配した中間基板6(この中間基板6
は、スペーサを含むボルトなどの手段によって前記第1
の基板3上に組み立ててある)を含むものからなってい
る。
【0014】この発明になるサーマルスタンパ1は、直
線状の発熱ドット素子列からなる発熱体7をもつサーマ
ルプリントヘッド8およびこのサーマルプリントヘッド
8を駆動させるためのサーマルプリントヘッド駆動手段
9および転写リボンTRを送るための転写リボン送り手
段10とを備えてたものからなっている。
【0015】この発明になるサーマルスタンパ1におい
て、前記サーマルプリントヘッド駆動手段9は、サーマ
ルプリントヘッド駆動源11と、サーマルプリントヘッ
ド8の発熱体7の並び方向に直交する方向に前記サーマ
ルプリントヘッド8をスライド往復移動させるためのサ
ーマルプリントヘッドスライド往復移動機構12と、前
記サーマルプリントヘッドのスライド往復移動期間中
に、前記サーマルプリントヘッド8を被印字体H上のラ
ベルRなどに対して一定圧力をかけて押圧して、前記サ
ーマルプリントヘッド8によって前記被印字体H上のラ
ベルRなどに印字処理し、印字処理終了後、前記サーマ
ルプリントヘッド8を前記被印字体H上のラベルRから
離遠させるべく動作するサーマルプリントヘッドアップ
ダウン移動機構13とを有するものからなっている。
【0016】より具体的には、前記サーマルプリントヘ
ッド駆動源11は、例えば、ステッピングモータにより
構成されており、前記中間基板6に取り付けてある。前
記サーマルプリントヘッド駆動手段9における前記サー
マルプリントヘッドスライド往復移動機構12およびサ
ーマルプリントヘッドアップダウン移動機構13は、前
記一つのサーマルプリントヘッド駆動源11によって作
動するように機械的に組み立てられている。
【0017】前記サーマルプリントヘッド駆動手段9に
おける前記サーマルプリントヘッドスライド往復移動機
構12およびサーマルプリントヘッドアップダウン移動
機構13の具体的機構について説明する。まず、前記サ
ーマルプリントヘッド駆動源11の回転軸14に対し、
所定の間隔をおいて平行にのびる当該装置における主回
転軸15が設けてある。前記主回転軸15は、前記中間
基板6に設けた一対の軸受部16、17によって回転可
能に軸支されており、前記サーマルプリントヘッド駆動
源11の回転軸14側プーリ18、主回転軸15側プー
リ19、および前記プーリ18および19間に架けわた
されたベルト20とによって前記サーマルプリントヘッ
ド駆動源11の回転駆動時に回転するようになってい
る。
【0018】前記主回転軸15の両端15aおよび15
bに左右一対のスライダリンク機構21、21は、全く
左右対称のものであるので、以下、その一方について説
明する。前記スライダリンク機構21は、前記主回転軸
15に固着してある回転ディスク22と、回転ディスク
22の中心から距離rを隔てた位置に植設してある支軸
ピン23と、一端が前記支軸ピン23に回転可能に枢支
連結されていて、他端側にスライダベアリング25を備
えた連結バー部材24とを含むものからなっている。
【0019】前記連結バー部材24に設けたスライダベ
アリング25は、図3中、その右側にあっては、前記機
体枠2における第1の基板3に設けてある長溝26に、
図3中、その左側にあっては、前記機体枠2における第
2の基板4に設けてある長溝27にスライド移動可能な
ように係合支持されている。
【0020】一方、前記サーマルプリントヘッド駆動手
段9は、サーマルプリントヘッド搭載台車28を含むも
のからなっている。前記サーマルプリントヘッド搭載台
車28は、台車フレーム29と、この台車フレーム29
に取り付けてある第1および第2の台車軸30、31を
有しており、前記第1の台車軸30は、前記左右一対の
連結バー部材24、24における各スライダベアリング
取付け端側を互にに連結するものからなっている。した
がって、前記左右一対の連結バー部材24、24にける
端部に設けた一対のスライダベアリング25、25が、
前記サーマルプリントヘッド搭載台車28における後輪
を形成する。前記サーマルプリントヘッド搭載台車28
における前記第2の台車軸31の両端部にスライダベア
リング32、33を設けておき、これを、前記第1及び
第2の基板3、4に設けた別の長溝34、35に係合さ
せて前輪を形成する。
【0021】上記構成において、前記サーマルプリント
ヘッド駆動源11を反時計方向に回転駆動させると、前
記スライダリンク機構21、21を介して、前記サーマ
ルプリントヘッド搭載台車28を前記第1及び第2の基
板3、4に設けてある長溝に沿わせてスライド往復駆動
させることができる。
【0022】一方、前記サーマルプリントヘッドアップ
ダウン移動機構13は、次のような構成のものからなっ
ている。当該装置において、前記サーマルプリントヘッ
ドアップダウン移動機構13は、前記主回転軸15に設
けたサーマルプリントヘッドアップダウン用カム部材3
6と、前記サーマルプリントヘッド搭載台車28に組み
立てられたサーマルプリントヘッド組立体37とを含む
ものによって構成される。前記サーマルプリントヘッド
組立体37は、前記サーマルプリントヘッド8と、サー
マルプリントヘッド支持体38と、押圧バネ部材39と
の組み合わせによって構成される。
【0023】前記サーマルプリントヘッド組立体37
は、その中間部分において枢軸部40により前記サーマ
ルプリントヘッド搭載台車28に対し回動自在に連結さ
れている。前記サーマルプリントヘッド支持体38は、
前記枢軸部40の部分から一方の方向にのびるサーマル
プリントヘッド取付け部41と、他方の方向にのびるカ
ム当接プレート部42とを有している。
【0024】上記構成において、前記サーマルプリント
ヘッド駆動源11を反時計方向に回転駆動させると、前
記主回転軸15に固着してあるサーマルプリントヘッド
アップダウン用カム部材36が回動し、サーマルプリン
トヘッドアップダウン用カム部材36の突出部36aが
前記サーマルプリントヘッド組立体37におけるカム当
接プレート部42に当接している期間中、サーマルプリ
ントヘッド8を上昇状態に維持し、当接が解除されると
押圧バネ部材39の拡張方向の付勢力によって、サーマ
ルプリントヘッド8を下降位置に押圧する。前記サーマ
ルプリントヘッドスライド往復移動機構12の制御並び
に前記サーマルプリントヘッドスライド往復移動機構1
2およびサーマルプリントヘッドアップダウン移動機構
13の駆動タイミング制御については後述する。
【0025】一方、この発明になるサーマルスタンパ1
において、転写リボンTRを送るための転写リボン送り
手段10は、転写リボン送り用駆動源43、この駆動源
43の回転軸44に対して、ベルト45により伝動連結
されていて、前記転写リボン送り用駆動源43の回転に
よって回転する転写リボン巻取り軸46、および転写リ
ボン巻き出し軸47を含むものからなっている。
【0026】さらに、前記転写リボンTRを送るための
転写リボン送り手段10は、前記転写リボン送り用駆動
源43の回転軸44に対して伝動ベルト45により伝動
連結されていて、前記転写リボン送り用駆動源43の回
転によって回転する転写リボン送りローラ51およびガ
イドローラ49を含むものからなっている。
【0027】前記転写リボン送りローラ51およびガイ
ドローラ49は、前記サーマルプリントヘッド8が印字
開始ポジションP1 から印字終了ポジションP2 へ走行
移動する期間中、前記転写リボンTRを前記サーマルプ
リントヘッド8に対して当接させて張架支持する。
【0028】新しい転写リボンTRは、転写リボン巻き
出し軸47側にセットされ、ガイドローラ48、49、
サーマルプリントヘッド8および転写リボン送りローラ
51の外周囲を周回して転写リボン巻取り軸46に巻き
付けられセットされる。前記転写リボンTRは、転写リ
ボン送り用駆動源43の回転に応じて矢印方向に移動
し、ガイドローラ48、49および転写リボン送りロー
ラ51を介して、前記転写リボン巻取り軸46側に巻き
取られる。
【0029】この発明において、前記転写リボンTR
は、図1Aに示すサーマルプリントヘッド8が印字開始
ポジションP1 から、図1Bに示す印字終了ポジション
2 に至る間、転写リボンTR自体が停止状態にあるが
ためサーマルプリントヘッド8の走行移動にともない、
サーマルプリントヘッド8と転写リボン送りローラ51
との間のリボン部分52に弛みが生じることになる。
【0030】この発明では、前記転写リボンTRは、サ
ーマルプリントヘッド8の走行移動と同時に、前記サー
マルプリントヘッド8の移動に応じて変化する転写リボ
ンTRの弛み量を、前記サーマルプリントヘッド駆動源
11のステップ送りに対応させて、前記転写リボン送り
用駆動源43をステップ送りして、前記転写リボンTR
の弛みを取り除くように構成してある。
【0031】前記転写リボンTRは、サーマルプリント
ヘッドが上昇中に、矢印方向に移動して新しいリボン部
分をサーマルプリントヘッド8の部分にもたらす。その
移動量は、印字に使用された量となるよう転写リボン送
り用駆動源43側において制御し得るようになってい
る。
【0032】図6A中、参照符号53は、スタート位置
検知手段を示すものであって、例えば、サーマルプリン
トヘッド搭載台車28側に設けた光路遮蔽体と機体枠2
側に設けた光電センサでなり、前記サーマルプリントヘ
ッド搭載台車28のスタート位置を検知して、前記サー
マルプリントヘッド駆動源11の駆動を制御する。一
方、図3中、参照符号54は、サーマルプリントヘッド
アップ検知手段を示すものであって、例えば、主回転軸
15に設けた光路遮蔽体と機体枠2側に設けた光電セン
サでなり、前記サーマルプリントヘッドの上昇を検知し
て、前記サーマルプリントヘッド駆動源11の回転速度
を制御する。
【0033】次いで、この発明になるサーマルスタンパ
1におけるサーマルプリントヘッドスライド往復移動機
構12の制御、並びに前記サーマルプリントヘッドスラ
イド往復移動機構12およびサーマルプリントヘッドア
ップダウン移動機構13の駆動タイミング制御について
図6〜図11にもとづいて説明する。
【0034】この発明になるサーマルスタンパ1の制御
において重要な点は、一つの駆動源11における円運動
−直線運動の変換に生じる不等速な直線運動を、少なく
ともサーマルプリントヘッドの印字処理期間中、等速直
線運動になすべく該駆動源11の回転系側を制御しよう
とする点にある。図6A〜図6Dは、サーマルプリント
ヘッド駆動手段によるサーマルプリントヘッドの駆動態
様を概略的正面図であらわしたものであり、一つの駆動
源11の反時計方向の回転に対し、図6Aは、図8にお
けるポイントAの態様を具体的に示したものであって、
当該装置におけるスタート位置を明示するものである。
【0035】図6Bは、図8におけるポイントBの態様
を具体的に示したものであって、図6Aに示す状態から
主回転軸15がさらに反時計方向に回転した状態を示
し、サーマルプリントヘッド搭載台車28が前進(右向
き移動)を始め、サーマルプリントヘッド組立体37
は、押圧バネ部材39によって拡張方向の付勢力を受け
下降する。図6Bから図6Cへの移動が当該装置におけ
る印字処理期間であって、図6Cは、図8におけるポイ
ントCの態様を具体的に示したものであって、最終状態
を示す。図6Dは、図8におけるポイントDをあらわす
ものであり、サーマルプリントヘッド搭載台車28が退
動(左向き移動)中であって、サーマルプリントヘッド
組立体37は、サーマルプリントヘッドアップダウン用
カム部材36の働きによって上昇し、非印字状態に移行
している。
【0036】図7、図8および図9は、当該サーマルス
タンパの印字制御に関してサーマルプリントヘッドの水
平方向(x軸方向)のスライド移動を解析しようとする
ものであり、図7において、T点移動による水平方向の
x座標は、 Tx=r・cosθ+√(q2 −(h+y)2 )…… 式1 で求められる。回転ディスク22の回転期間中、図8に
おいてポイントAは、当該装置のスタート位置であり、
スタート位置検知手段53にて検出され、停止(待機)
状態に制御される。ポイントAからポイントBは、加速
領域として制御しておくことができる。ポイントBから
ポイントCは、T点が等速となるようにステッピングモ
ータ11に対し一定時間毎にパルスを与える。この場
合、マイクロプロセッサにより、1ステップ歩進に要す
る時間を式1によって算出し、ステッピングモータ11
を回転させればよい。ポイントCからポイントDは、ポ
イントCの速度と同一速度またはさらに加速し、ポイン
トDに到達させる。ポイントDからポイントAは、減速
しつつポイントAで停止させる。
【0037】図8に示すような回転ディスク22の回転
に対応してサーマルプリントヘッドは、図9Aに示すよ
うな移動軌跡を描く。この場合、実際には印字期間中、
サーマルプリントヘッドには、押圧バネ部材39の付勢
力に抗した圧力がかかるため、実際のサーマルプリント
ヘッドの移動軌跡は図9Bのようになる。
【0038】一方、転写リボンTRの送り制御は、次の
ように設定される。サーマルプリントヘッドのアップを
サーマルプリントヘッドアップ検知手段54で検出した
後、ポイントAに戻るまでの間に、転写リボンTRを送
る。その送り量は、送り量=印字により消費された転写
リボンの長さ≦ポイントBとポイントCとの間の距離で
ある。転写リボン送り用モータ43をサーマルプリント
ヘッド移動用のモータと別に設けてある。印字した長さ
を印字データから計算により求めた値だけ転写リボンを
送るので、転写リボンの無駄をなくすことができる。
【0039】さらに、この発明になるサーマルスタンパ
1の制御に関して、図10および図11にもとづいて説
明する。図10は、この発明になるサーマルスタンパ1
の制御部のブロック図であり、例えば、24V電源によ
り駆動する制御ボードを含むものからなっている。前記
制御ボードは、CPU、ROM、RAMによって構成さ
れており、前記サーマルプリントヘッド駆動源11、転
写リボン送り用駆動源43、サーマルプリントヘッド
8、スタート位置検知手段53、サーマルプリントヘッ
ドアップ検知手段54を制御する。
【0040】図11は、この発明になるサーマルスタン
パ1のソフト部のフローチャートである。この例によれ
ば、前記サーマルプリントヘッド8は、サーマルプリン
トヘッド駆動源11により原点(スタート位置)から印
字開始位置まで送られる。この時点で、転写リボンTR
の弛みを取るカウンタはクリアされている。前記サーマ
ルプリントヘッド8は、サーマルプリントヘッド駆動源
11により印字開始ポジションP1 から印字終了ポジシ
ョンP2 にステップ送りする。この間、前記サーマルプ
リントヘッド8をステップ送りしながら印字する。この
時、転写リボンTRが弛まないように、例えば、前記サ
ーマルプリントヘッド駆動源11のステップ送りx回に
1回の割合で転写リボン送り用駆動源43をステップ送
りし、転写リボンTRの弛みを取り除く。
【0041】この発明になるサーマルスタンパ1におい
て、転写リボンTRの弛みを取り除かなければならない
理由は、 1.高価な転写リボンTRを無駄なく正確に巻き取らな
ければならないため、転写リボン送り用駆動源43によ
り駆動する転写リボン送りローラ51とサーマルプリン
トヘッド8との間のリボン部分52に弛みがあると転写
リボンTRの正確な巻き取りができない。 2.印字後、転写リボンを被印字体から確実に剥がさな
ければならないため、転写リボンの弛みがあると、印字
終了点までサーマルプリントヘッド8が移動し、サーマ
ルプリントヘッド8がアップした時点で、印字領域の最
後の部分が被印字体にくっついたまま残る。常に、リボ
ン部分52を張架しておくことにより、転写リボンを被
印字体から確実に剥がすことができる。
【0042】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明のサーマルス
タンパ1は、自動化する包装工程において、当該各種の
包装材料で供される包装物を被印字体として、これら
に、製造年月日、製造管理番号、バーコード、種々のグ
ラフィックパターン、さらには食品類に対する賞味期限
などの伝達情報をコンピュータとオンラインし、リアル
タイムで印字内容の変更を可能になした点においてきわ
めて有効に作用するものであり、さらに、多様的な伝達
情報を選択的に印字処理可能であり、被印字体上のラベ
ルなどに対して正確にかつ美しく印字し得る点において
きわめて実効性の高いものであるといえる。
【0043】さらに、この発明のサーマルスタンパ1
は、被印字体Hの静止中に印字処理が可能なため、自動
化システムのタイミング制御が容易に行うことができる
点、同じく被印字体Hの静止中に印字処理が可能なた
め、印字方向を任意に設定することができる点、さらに
は、シンプルな構造のものとして設計が可能であり、所
要スペースも少なく省資源化が計れる点など多くの点に
おいてきわめて有効に作用するものといえる。
【0044】さらに、この発明のサーマルスタンパ1
は、転写リボンTRを転写リボンガイド部材並びにサー
マルプリントヘッドなどの各構成部材の外周囲に周回さ
せてセットするように構成した点において、転写リボン
TRの交換装填に際して、転写リボンの交換装填作業の
簡易化を図り得るようになした点においてきわめて有効
に作用するものといえる。
【0045】さらに、この発明になるサーマルスタンパ
1は、サーマルプリントヘッドを印字開始ポジションP
1 から印字終了ポジションP2 の間で走行させ、その走
行期間中、停止状態の転写リボンを介してラベルなどの
被印字体に印字処理する際、前記サーマルプリントヘッ
ドの走行移動に関して転写リボンに生じる弛みを自動的
に制御し、正確なリボン巻き取りを行い得るようにな
し、一印字終了段階毎に、転写リボンをラベルなどの被
印字体表面から確実に剥がし得るようになした点におい
てきわめて有効に作用するものといえる。
【0046】さらに、この発明になるサーマルスタンパ
1は、転写リボンの巻き取りを正確にして、サーマルプ
リントヘッドによる印字終了ポジションP2 における転
写リボンの使用済み端末対応部分を、走行ヘッドによる
次の印字開始ポジションP1に正確に送り得るように巻
き取り制御して、転写リボンの無駄な消費を防止し、高
価な転写リボンの消費量の低減を図るべくなした点にお
いてきわめて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になるサーマルスタンパの全
体構造についての具体的な実施例を示すものであり、図
1Aはサーマルプリントヘッドが印字開始ポジションP
1 に位置する状態を示す概略的な正面図であり、図1B
はサーマルプリントヘッドが印字終了ポジションP2
位置する状態を示す概略的な正面図である。
【図2】図2は、当該サーマルスタンパの全体構成をよ
り具体的に示す概略的な正面図である。
【図3】図3は、図2に示すサーマルスタンパの右側面
方向からみた一部断面で示す部分断面側面図である。
【図4】図4は、図2に示すサーマルスタンパの平面方
向からみた一部断面で示す部分断面平面図である。
【図5】図5は、この発明になるサーマルスタンパにつ
いて、特に、サーマルプリントヘッド駆動手段を説明す
るための具体的構成を示す概略的な正面図である。
【図6】図6A〜図6Dは、サーマルプリントヘッド駆
動手段によるサーマルプリントヘッドの駆動態様を示す
概略的な正面図である。
【図7】図7は、サーマルプリントヘッド駆動手段によ
るサーマルプリントヘッドの移動の状態を説明するため
のグラフである。
【図8】図8は、サーマルプリントヘッド駆動手段によ
るサーマルプリントヘッドの移動の主要な各段階を説明
するためのグラフである。
【図9】図9Aおよび図9Bは、サーマルプリントヘッ
ド駆動手段によるサーマルプリントヘッドの移動軌跡を
示すグラフである。
【図10】図10は、この発明になるサーマルスタンパ
1のための制御部についてのブロック図である。
【図11】図11は、この発明になるサーマルスタンパ
1についてのソフト部のフローチャートである。
【図12】図12は、同一出願人の開発にかかる先のサ
ーマルスタンパの具体例を示すものであり、図12Aは
サーマルプリントヘッドが印字開始ポジションP1 に位
置する状態を示す概略的な正面図であり、図12Bはサ
ーマルプリントヘッドが印字終了ポジションP2 に位置
する状態を示す概略的な正面図である。
【符号の説明】
1 サーマルスタンパ 2 機体枠 3 第1の基板 4 第2の基板 6 中間基板 7 発熱体 8 サーマルプリントヘッド 9 サーマルプリントヘッド駆動手段 10 転写リボン送り手段 TR 転写リボン 11 サーマルプリントヘッド駆動源 12 サーマルプリントヘッドスライド往復移動機構 13 サーマルプリントヘッドアップダウン移動機構 15 主回転軸 21 スライダリンク機構 22 回転ディスク 24 連結バー部材 25 スライダベアリング 28 サーマルプリントヘッド搭載台車 36 サーマルプリントヘッドアップダウン用カム部材 37 サーマルプリントヘッド組立体 39 押圧バネ部材 43 転写リボン送り用駆動源 51 転写リボン送りローラ 53 スタート位置検知手段 54 サーマルプリントヘッドアップ検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65B 61/26 B41J 25/30 L (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/28 B41J 2/32 B41J 2/325 B41J 5/30 B41J 25/304 B65B 61/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の発熱ドット素子列からなる発熱
    体をもつサーマルプリントヘッドと、前記サーマルプリ
    ントヘッドを駆動させるためのサーマルプリントヘッド
    駆動手段と、転写リボンを送るための転写リボン送り手
    段とを備え、前記転写リボン並びにラベルなどの被印字
    体を停止させた状態で前記サーマルプリントヘッドを走
    行移動させて、前記サーマルプリントヘッドによって前
    記転写リボンを介して前記被印字体上に印字処理するよ
    うになしたサーマルスタンパにおいて、 前記サーマルプリントヘッド駆動手段は、一つの駆動源
    と、前記サーマルプリントヘッドの発熱体の並びに直交
    する方向に前記サーマルプリントヘッドを印字開始ポジ
    ションP1 と印字終了ポジションP2 との間でスライド
    往復移動させるためのサーマルプリントヘッドスライド
    往復移動機構と、前記サーマルプリントヘッドのスライ
    ド往復移動期間中に、前記サーマルプリントヘッドを被
    印字体に対して一定圧力をかけて押圧して、前記サーマ
    ルプリントヘッドによって前記被印字体上に印字処理
    し、印字処理終了後、前記サーマルプリントヘッドを前
    記被印字体から離遠させるべく動作するサーマルプリン
    トヘッドアップダウン移動機構とからなり、 前記転写リボン送り手段は、転写リボン送り用の駆動源
    と、前記サーマルプリントヘッドが印字開始ポジション
    1 から印字終了ポジションP2 へ走行移動する期間
    中、前記転写リボンを前記サーマルプリントヘッドに対
    して当接させて張架支持するガイドローラおよび転写リ
    ボン送りローラとを備え、 前記サーマルプリントヘッドの走行移動と同時に、前記
    サーマルプリントヘッドの移動に応じて変化する転写リ
    ボンの弛み量を、前記サーマルプリントヘッド駆動源の
    ステップ送りに対応させて、前記転写リボン送り駆動源
    をステップ送りして、前記転写リボンの弛み量を取り除
    くようにしたことを特徴とするサーマルスタンパ。
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