JP3086772U - 自動車用右方向確認補助器のサイドカメラ - Google Patents
自動車用右方向確認補助器のサイドカメラInfo
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- JP3086772U JP3086772U JP2001008355U JP2001008355U JP3086772U JP 3086772 U JP3086772 U JP 3086772U JP 2001008355 U JP2001008355 U JP 2001008355U JP 2001008355 U JP2001008355 U JP 2001008355U JP 3086772 U JP3086772 U JP 3086772U
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- JP
- Japan
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- camera
- small
- monitor
- right direction
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車で見通しが利かない交差点に進入する
際、出会い頭の衝突を避けるため、右方向を優先的に確
認するための装置で、降雪地でも使用できるものとす
る。 【解決手段】 車体前方右側面(D)上部に取付けた防
水構造の小型広角カメラ(2)と、運転席前に設置した
映像モニター(1)あるいは、既に設置されているカー
ナビゲーション等に電源スイッチ付信号変換器(3)を
接続し構成する。この小型カメラ(2)に寒冷地対策と
して、自己制御ヒーター等のヒーターを取付ける。
際、出会い頭の衝突を避けるため、右方向を優先的に確
認するための装置で、降雪地でも使用できるものとす
る。 【解決手段】 車体前方右側面(D)上部に取付けた防
水構造の小型広角カメラ(2)と、運転席前に設置した
映像モニター(1)あるいは、既に設置されているカー
ナビゲーション等に電源スイッチ付信号変換器(3)を
接続し構成する。この小型カメラ(2)に寒冷地対策と
して、自己制御ヒーター等のヒーターを取付ける。
Description
【0001】
本考案は、自動車の運転中見通しが利かない交差点に進入する際、出会い頭の 衝突を避けるため、右方向を優先的に確認するための装置と、これに降雪対策を 施した、自動車用右方向確認補助器のサイドカメラに関するものである。
【0002】
自動車で見通しが利かない信号機、反射鏡のない交差点、また図4に示すよう に、雪国では除雪によってできる雪山の交差点に進入する際、左右の視界を得る までには、車両前部をかなり交差点内に進入せざるをえない。この場合、最初に 確認を必要とする右方向からの車両(左通行の規定上)には、特に危険が伴う。
【0003】 そこで従来、車体前部のボンネット上に設置した小型V型ミラー。このミラー を直視する、左右監視装置。
【0004】 また、特開平6−171426公報では、車体前部のバンパー部にV型ミラー カメラを取付け、その分割された映像をモニターで監視する車両前方左右方向モ ニターとしている。
【0005】 特開平6−64478公報では、車体前部バンパーの両側にポール型カメラを 取付け、その映像を分割モニターで監視する車載用左右確認装置としている。
【0006】 実開平7−37801公報では、車体前部及び後部のバンパーに稼動カメラを 取付け、その映像をマルチモニターで監視する自動車用視野装置としている。
【0007】
V型ミラーでの直視は、目視角度の調整が難しいうえ反射映像が小さすぎて見 にくく、また、運転の入れ代りに各運転者の見る目の高さが違うので、その都度 の調整は困難であった。
【0008】 運転席前に搭載するモニターは、取付けスペースが少ないため小さめの画面が 多い。この画面で、さらに2分割、4分割等とするマルチ表示では、かなり見づ らくなるため、確認時間がかかるうえ見落としも起こりえる。
【0009】 降雪地及び寒冷地では、走行中、車体正面のボンネット、バンパー、ヘッドラ イトに雪が積もり凍りつくので、稼動首振り機能は不可となりやすく、カメラの 取付け位置も左右される。また、バンパーは低い位置にあり、吹き溜まりや雪壁 の突起部に接触することが多い。
【0010】 V型ミラーカメラをバンパー部に取付け、斜めに車両が進入した場合、死角が できる。
【0011】 本考案は、従来の課題を効率よく改善する目的で、必要最低限の機能で、敏速 に確認を行なうための右方向確認補助器のサイドカメラを提供しょうとするもの である。
【0012】
上記目的を達成するため、車体前方右側面(D)上部に取付けた防水構造の小 型広角カメラ(2)と、運転席前に設置した映像モニター(1)あるいは、既に 設置されているカーナビゲーション等に電源スイッチ付信号変換器(3)を接続 し構成したものである。
【0013】 また、前記の小型カメラ(2)に寒冷地対策として自己制御ヒーター(6)等 のヒーターを取付けたものである。
【0014】
上記手段のように構成し、図6に示すように最初に確認を必要とする右方向を 確認終了後、左方向は目視で確認できるので小型カメラ(2)1台の構成で済む 。
【0015】 モニター(1)は図2の構成により、1映像入力なので分割されることはなく 小型モニターでも見やすい。そのうえ、既存のモニターでも使用できるので低コ ストになる。
【0016】 小型カメラ(2)は、図1に示すように車体前方右側面(D)の最先端上部の 位置に取付け、太陽の逆光を避けるようレンズを水平下方に向ける。この位置に おいては、吹雪でも車体側面に雪は積もらずカメラの視界が保たれ、また、吹き 溜まり等に接触しにくい。
【0017】 また、小型カメラ(2)は、図7に示すような視界角度をつけることによって 、図8、9のように交差点進入角度が斜めでも視界範囲内である。
【0018】 小型カメラ(2)にヒーター(6)を取付けると、寒冷地でもカメラ本体機能 の使用温度が保たれ凍結防止にもなる。
【0019】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2は自動車用右方向確認補助器のサイドカメラの構成図で、図1はその配置 図、図3は小型カメラ(2)の取付け詳細図、図7は小型カメラ(2)の視界範 囲図である。
【0020】 これらに示すように、車体前方右側面(D)上部に小型カメラ(2)を設置し 、その映像をケーブル(4)で接続した電源スイッチ付信号変換器(3)を通し て、運転席前に設置したモニター(1)にビデオ映像入力で表示する。
【0021】 寒冷地で気温が−10℃以下または、小型カメラ(2)が凍結状態にあるとき 、自己制御ヒーター(6)等のヒーター電源を入れ、+5℃程度に保つ。
【0022】 このような自動車用右方向確認補助器のサイドカメラを装備した自動車で、図 6−(1)の見通しが利かない雪山の交差点に進入する際、最初に確認を必要と する右方向はモニター(1)に表示されるので、車両の有無を確認後、徐々に進 入しながら肉眼で確認できる位置に達する。図6−(2)の位置においては、左 方向は完全に肉眼の視界範囲となり、安全に進入する事ができる。
【0023】 また、外国で使用する場合には、車両の右側通行が多いので小型カメラ(2) の取付け位置を反対側の左側に取付ける。
【0024】 また、必要に応じて図5に示すように、小型カメラ(2)を車体前方左右両側 面上部に取付け、通常は右側をモニター(1)に表示し、左側の表示が必要なと きは、復帰型切換えトグルスイッチ(7)を入側に押えているあいだ、左側の表 示となり、指を離すと通常の右側表示に戻る。
【0025】
本考案は、以上説明したよう構成されているので下記の効果を有する。
【0026】 見通しが利かない交差点に進入する際に、肉眼では見えない右方向の映像がモ ニター(1)に映し出され、事前に車両の有無を把握できるので、交差点内に進 入させる車両前部は最小限度で済み、出会い頭の衝突を回避できる。
【0027】 また、車両がある程度斜めに停止しても視界に入るので、進入角度をあまり気 にすることもない。
【0028】 小型カメラ(2)1台とまた、モニター(1)は、既存の物も使用できるので 低コストになる。
【0029】 寒冷地及び雪国での使用において、機能を損なわず使用できる。
【0030】 小型カメラ(2)を両サイドに付けたときでも、スイッチ操作(7)によって 映像表示が切替わり、モニター(1)画面は分割されず見やすい。また、スイッ チが復帰型なので戻し忘れも起きない。
【図1】本考案の実施形態における車体への配置斜視図
である。
である。
【図2】実施形態で、小型カメラとモニターとの構成接
続図である。
続図である。
【図3】小型カメラの取付け詳細側面図である。
【図4】従来の車両確認状況を示した平面図である。
【図5】図2の実施第2形態による小型カメラとモニタ
ーとの構成接続図である
ーとの構成接続図である
【図6】実施形態で、車両確認状況を示した平面図であ
る。
る。
【図7】実施形態におけるカメラの視界角度を示した平
面図である。
面図である。
【図8】実施形態で、車両進入角度によるカメラの視界
範囲を示した平面図である。
範囲を示した平面図である。
【図9】実施形態で、車両進入角度によるカメラの視界
範囲を示した平面図である。
範囲を示した平面図である。
A 運転者 B 肉眼視界 C カメラ視界 D 車体前方右側面 1 映像モニター 2 防水小型広角カメラ 3 電源スイッチ付信号変換器 4 ケーブル 5 ビデオ入力端子 6 自己制御ヒーター 7 復帰型切換えトグルスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 車体前方右側面(D)上部に取付けた防
水構造の小型広角カメラ(以下、小型カメラと称する)
(2)と、運転席前に設置した映像モニター(以下、モ
ニターと称する)(1)あるいは、既に設置されている
カーナビゲーション等に電源スイッチ付信号変換器
(3)を接続し構成したことを特徴とする、自動車用右
方向確認補助器のサイドカメラ。 - 【請求項2】 前記の小型カメラ(2)に、寒冷地対策
として自己制御ヒーター(以下、ヒーターと称する)
(6)等のヒーターを取付けたことを特徴とする、自動
車用右方向確認補助器のサイドカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008355U JP3086772U (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 自動車用右方向確認補助器のサイドカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008355U JP3086772U (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 自動車用右方向確認補助器のサイドカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086772U true JP3086772U (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=43238149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001008355U Expired - Fee Related JP3086772U (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 自動車用右方向確認補助器のサイドカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086772U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032992A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Canon Inc | 駆動装置及び制限装置及びこれらの制御方法 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001008355U patent/JP3086772U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032992A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Canon Inc | 駆動装置及び制限装置及びこれらの制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |