JP3086669U

JP3086669U - バッグ

Info

Publication number: JP3086669U
Application number: JP2001008105U
Authority: JP
Inventors: 伸幸赤松
Original assignee: 株式会社アカマツ
Priority date: 2001-12-13
Filing date: 2001-12-13
Publication date: 2002-06-28
Anticipated expiration: 2007-12-13

Abstract

(57)【要約】【課題】使用していないベルトが邪魔になる。【解決手段】正面の上部における両側部及び背面の上
下部における両側部にワンタッチバックル２の一方部材
３、３…を取り付けたバッグ本体１と、両端部にワンタ
ッチバックル２の他方部材3a、3a…を取り付けた２本の
ベルト４、4aで構成する。バッグ本体１の正面側及び背
面側の上部の一方部材３、３…と２本のベルト４、4aの
他方部材3a、3a…を連結すれば手持ちバッグとなり、正
面側及び背面側の上部の４個の一方部材３、３…におけ
る対角の２個の一方部材３、３と１本のベルト４の他方
部材3a、3aを連結すればショルダーバックになり、背面
側の上下部の一方部材３、３…と２本のベルト４、4aの
他方部材3a、3a…を連結すればリュックになる。つま
り、ベルト４、4aを兼用して３バターンのバッグに変更
可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、手持ちバッグ、ショルダーバック又はリュックに変更可能なバッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手持ちバッグ、ショルダーバック又はリュックの全ての機能を具備するバッグとしては、各機能専用のベルトがバッグ本体に固定又は着脱自在に取り付けられているものが見受けられる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記バッグにあっては、全てのベルトを同時に使用することは無く、よって使用するベルト以外のベルトが垂れ下がって衣服、手足に引っ掛かって、歩行時又は荷降ろし時の邪魔になる等解決せねばならない課題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記従来技術に基づく、使用していないベルトが邪魔になる課題に鑑み、バッグ本体の正面の上部における両側部及び背面の上下部における両側部にワンタッチバックルの一方部材を取り付けたバッグ本体と、両端部にワンタッチバックルの他方部材を取り付けた２本のベルトで構成し、正面側及び背面側の上部の一方部材と２本のベルトの他方部材を連結すれば手持ちバッグとなり、正面側及び背面側の上部の４個の一方部材における対角の２個の一方部材と１本のベルトの他方部材を連結すればショルダーバックになり、背面側の上下部の一方部材と２本のベルトの他方部材を連結すればリュックになる様にすることによって、使用するベルト以外のベルトがバッグに取り付けられていない状態にする、即ちベルトを兼用して３バターンのバッグに用途に応じて変更する様にして、上記課題を解決する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図１は、本考案に係るバッグを手持ちバッグとした状態の背面斜視図であり、図２は、本考案に係るバッグをショルダーバッグとした状態の背面斜視図であり、図３は、本考案に係るバッグをリュックとした状態の背面斜視図である。本考案に係るバッグは、図１〜３に示す様に、バッグ本体１の正面の上部における両側部及び背面の上下部における両側部の計６ヵ所にワンタッチバックル２の一方部材３、３…を取り付けると共に、２本のベルト４、4aの両端部の計４ヵ所にワンタッチバックル２の他方部材3a、3a…を取り付け、ベルト４、4aの一方又は両方の他方部材3a、3a…とバッグ本体１側の所定位置の一方部材３、３…を連結することで各種形態のバッグと成る様にしている。又、ベルト４、4aにあっては、図面上、一定の長さのものであるが、長さ調節自在とするのが好ましい。

【０００６】バッグ本体１の前後面の上部中央に一対のベルト５、5aの基端部を固定し、該ベルト５、5aの先端に、ワンタッチバックル２の一方部材３及び他方部材3aを取り付けている。又、一方のベルト５の長さを調節自在としている。

【０００７】次に本考案に係るバッグの作用について説明する。第１に、バッグにする場合、バッグ本体１の正面側及び背面側の上部の４個の一方部材３、３…と、２本のベルト４、4aの４個の他方部材3a、3a…を連結すると共に、ベルト４、4aの長さを短くする。第２に、ショルダーバッグにする場合、バッグ本体１の正面側及び背面側の上部の４個の一方部材３、３…における対角の２個の一方部材３、３と１本のベルト４の他方部材3a、3aを連結すると共に、ベルト４をある程度長くする。第３に、リュックにする場合、背面側の上下部の４個の一方部材３、３…と２本のベルト４、4aの他方部材3a、3a…を連結すると共に、バッグ本体１の背面が背中に密着する様にベルト４、4aの長さを調節する。

【０００８】特にリュックとして使用する場合（バッグ、ショルダーバッグとして使用する場合も含む）、一対のベルト５、5a先端の一方部材３と他方部材3aを連結すると共に、一方のベルト５の長さを、バッグ本体１の正面部を釣り上げる様に調節する。

【０００９】

【考案の効果】

要するに本考案は、バッグ本体１の正面の上部における両側部及び背面の上下部における両側部にワンタッチバックル２の一方部材３、３…を取り付けると共に、２本のベルト４、4aの両端部にワンタッチバックル２の他方部材3a、3a…を取り付けたので、２本のベルト４、4aの一方又は両方を使用して、該ベルト４、 4aの他方部材3a、3a…をバッグ本体１側の一方部材３、３…に適宜連結することで、手持ちバッグ、ショルダーバック又はリュックの３パターンに変更することが出来ることから、少なくとも２本のベルト４、4aがあれば対応することが出来るため、歩行時、荷降ろし時に邪魔になる余分なベルトをバッグ本体１に取り付けずに各種バッグとして使用することが出来る。

【００１０】バッグの形態又は体格により変更すべきベルト４、4aの長さを調節自在としたので、かかるバッグを形態に拘らず楽に持ち運ぶことが出来る。

【００１１】バッグ本体１の前後面の上部中央に一対のベルト５、5aの基端部を固定すると共に、該ベルト５、5aの先端に、ワンタッチバックル２の一方部材３及び他方部材3aを取り付け、どちらか一方のベルト５の長さを調節自在としたので、一対のベルト５、5a先端の一方部材３と他方部材3aを連結すると共に、一方のベルト５の長さを、バッグ本体１の正面部を釣り上げる様に調節することで、例えばリュックとして使用する場合、バッグ本体１内の収容物が背中から離間する様に倒れずに背中に密着させることが出来るため、楽に持ち運ぶことが出来る等その実用的効果甚だ大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るバッグを手持ちバッグとした状態
の背面斜視図である。

【図２】本考案に係るバッグをショルダーバッグとした
状態の背面斜視図である。

【図３】本考案に係るバッグをリュックとした状態の背
面斜視図である。

【符号の説明】

１バッグ本体２ワンタッチバックル３、３… 一方部材 3a、3a… 他方部材４、4a ベルト５、5a ベルト

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】バッグ本体の正面の上部における両側部
及び背面の上下部における両側部にワンタッチバックル
の一方部材を取り付けると共に、２本のベルトの両端部
にワンタッチバックルの他方部材を取り付けたことを特
徴とするバッグ。
【請求項２】ベルトの長さを調節自在としたことを特
徴とする請求項１記載のバッグ。
【請求項３】バッグ本体の正背面の上部中央に一対の
ベルトの基端部を固定すると共に、該ベルトの先端に、
ワンタッチバックルの一方部材及び他方部材を取り付
け、どちらか一方のベルトの長さを調節自在としたこと
を特徴とする請求項１又は２記載のバッグ。