JP3086582B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3086582B2
JP3086582B2 JP06007707A JP770794A JP3086582B2 JP 3086582 B2 JP3086582 B2 JP 3086582B2 JP 06007707 A JP06007707 A JP 06007707A JP 770794 A JP770794 A JP 770794A JP 3086582 B2 JP3086582 B2 JP 3086582B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平4−130774号公報に示され
る、従来の洗濯機の要部構成を、図11乃至図13を参
照して説明する。100は洗濯槽内の撹拌体を駆動する
駆動モータの運転時間を設定するタイマである。このタ
イマ100は、上記駆動モータに直列接続され、上記運
転時間の間オンする第1タイマスイッチと、この第1タ
イマスイッチと上記駆動モータに直列接続され、上記運
転時間の間オン、オフを繰り返す第2タイマスイッチと
が内蔵されている(両スイッチとも図示しない)。10
1は上記タイマ100に移動自在即ち回動自在に設けら
れ、回動に伴って上記第2タイマスイッチのオン、オフ
比率を変えるタイマレバー、102は水流切り換えつま
みの回転軸103の半径方向に延設された第1延設体、
104はこの第1延設体102に回転軸103を中心と
して円弧状に形成された長穴、105は一端に設けられ
た突起が上記長穴104内を自在に移動できるように上
記長穴104内に挿入されるとともに、他端が上記タイ
マレバー101に回動自在に装着され、上記タイマレバ
ー101と第1延設体102とを連結した連結レバーで
ある。この連結レバー105の一端は、突起が長穴10
4に挿入された状態であって第1延設体102から不所
望に外れない。また、連結レバー105の他端もタイマ
レバー101から不所望に外れることはない。106は
上記回転軸103の半径方向に延設され、上記洗濯槽の
排水バルブ(図示しない)に可撓性の連結線107を介
して連結された第2延設体、108は上記連結レバー1
05を左方へ引張するスプリングである。
【0003】そして、水流切り換えつまみを水流切り換
えを行うべく所定範囲内で回動すると、上記連結レバー
105は左右方向に移動して図11か図12のいずれか
の位置に至る。具体的には、水流切り換えつまみを所定
範囲内において最も反時計方向へ回動すると、図11の
如く、上記長穴104は上方へ移動し、上記連結レバー
105は突起が長穴104の左端に当接する状態を維持
しつつ上記スプリング108に引張されて左方へ移動す
る。一方、水流切り換えつまみを所定範囲内において最
も時計方向へ回動すると、図12の如く、上記長穴10
4は右方へ移動し、上記連結レバー105は突起が長穴
104の左端に当接する状態を維持しつつ上記スプリン
グ108の力に抗して左方へ移動する。
【0004】このように上記連結レバー105が左右に
移動すると、上記タイマレバー101が図11、図12
の如く反時計、時計方向に回動し、上記第2タイマスイ
ッチのオン、オフ比率が変わる。よって、タイマ100
で設定された運転時間である洗濯時間やすすぎ時間の間
上記第1タイマスイッチがオンする一方、この間第2タ
イマスイッチが上述のように変えられた比率に基づいて
オン、オフする。これにより、上記駆動モータは上記運
転時間の間上記比率に基づいて駆動制御され、撹拌体は
所望水流を発生すべく上記比率に応じた間欠回転を上記
運転時間の間行う。
【0005】次に、洗濯・すすぎが終了し、洗濯槽から
排水するに際しては、水流切り換えつまみを上記所定範
囲外即ち所定範囲を越えて更に反時計方向へ回動する。
この場合、図13の如く、上記第2延設体106が右に
移動し、連結線107が張り、この連結線107を介し
て排水バルブが引っ張られて排水バルブが開放し、排水
が行われる。尚、上記第2延設体106は、水流切り換
えつまみを所定範囲内で移動する場合は下側か斜め左下
に位置するだけであり、この場合上記連結線107は張
らず、排水バルブは開放しない。
【0006】そして、上述のように水流切り換えつまみ
を所定範囲を越えて更に反時計方向へ回動する状況にお
いては、上記タイマレバー101及び連結レバー105
は静止状態にある。即ち、上記長穴104は、タイマレ
バー101及び連結レバー105の静止状態を可能とす
べく、水流切り換えつまみ(上記第1延設体102)の
回動に伴って更に反時計方向へ回動しても上記突起に不
所望に当って突起に影響を与えることがないように、適
切な長さを有する円弧状となっているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造を有
する洗濯機にあっては、水流切り換えつまみ1つで、水
流切り換えを行うべく第2タイマスイッチのオン、オフ
比率を変えることができるとともに排水バルブの開閉を
行うことができ、よって、水流切り換えつまみの他に排
水バルブつまみを設ける必要がなく、構造の簡単化が図
られている。
【0008】しかし乍ら、排水に際して水流切り換えつ
まみを所定範囲を越えて回動した時に連結レバー105
の突起を回避すべく、上述の如く上記長穴104が必要
となっている。そして、このように長穴104を設けた
ことにより、水流切り換えに際して水流切り換えつまみ
を所定範囲内で回動するに伴い、第2タイマスイッチの
オン、オフ比率を変えるべく突起を介して上記連結レバ
ー105及びタイマレバー101が追随して動くよう
に、上記スプリング108を設けている。このスプリン
グ108がないと、水流切り換えつまみの所定範囲内で
の回動に対して長穴104が移動しても、突起は単に長
穴104内に位置するだけとなり(突起の長穴104内
での相対的位置は変わる)、第2タイマスイッチのオ
ン、オフ比率を変えることができない。而して、上記ス
プリング108が別途必要であるから、この点で洗濯機
の構造が複雑となっている。
【0009】本発明は、スプリングの如き部品を追加す
ることなく、水流切り換えつまみ1つで、水流切り換え
に際して第2タイマスイッチのオン、オフ比率を変える
ことができるとともに排水バルブの開閉を行うことがで
きる、構造が頗る簡単で、組み立て工数及びコストの低
減を図った洗濯機を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯槽内の攪
拌体を駆動する駆動モータと、この駆動モータの運転時
間を設定するタイマと、このタイマに内蔵されるととも
に、上記駆動モータに直列接続され、上記運転時間の間
オンする第1タイマスイッチと、上記タイマに内蔵され
るとともに、上記第1タイマスイッチと上記駆動モータ
に直列接続され、上記運転時間の間オン、オフを繰り返
す第2タイマスイッチと、上記タイマに移動自在に設け
られ、移動に伴って上記第2タイマスイッチのオン、オ
フ比率を変えるタイマレバーと、水流切り換えつまみ
と、この水流切り換えつまみの回転軸の半径方向に延設
された第1延設体と、この第1延設体に形成された長穴
と、一端に設けられた突起が上記長穴内を自在に移動で
きるように上記長穴内に挿入されるとともに、他端が上
記タイマレバーに回動自在に装着され、上記タイマレバ
ーと第1延設体とを連結した連結レバーと、上記回転軸
の半径方向に延設され、上記洗濯槽の排水バルブに連結
された第2延設体とを備え、上記水流切り換えつまみの
回動による上記長穴の回動によってのみ、上記連結レバ
ーが移動する構成とし、上記水流切り換えつまみを所定
範囲内で回動した時、上記連結レバーが移動して、上記
タイマレバーが上記第2タイマスイッチのオン、オフ比
率を変えるように移動するとともに、上記水流切り換え
つまみを上記所定範囲外へ回動した時は、上記排水バル
ブが開放する洗濯機において、上記長穴の長手方向を上
記回転軸の半径方向にほぼ一致させ、上記水流切り換え
つまみを上記所定範囲内で回動した時、上記長穴の回動
に追随して上記タイマレバーが回動し、上記水流切り換
えつまみを上記所定範囲外へ回動した時、上記長穴が回
動しても上記突起が長穴内を移動するだけで上記タイマ
レバーがほぼ静止状態を維持する構成としたものであ
る。
【0011】
【作用】水流切り換え時は、水流切り換えつまみを所定
範囲内で回動する。すると、水流切り換えつまみの回転
軸の第1延設体に形成された長穴が追随して回動し、連
結レバー及びてタイマレバーが移動して第2タイマスイ
ッチのオン、オフ比率が変わる。これにより、駆動モー
タは洗濯・すすぎ等の運転時間の間上記比率に基づいて
駆動制御され、撹拌体は所望水流を発生すべく上記比率
に応じた間欠回転を運転時間の間行う。
【0012】洗濯・すすぎが終了し、洗濯槽から排水す
るに際しては、水流切り換えつまみを上記所定範囲外即
ち所定範囲を越えて更に回動する。すると、上記回転軸
の第2延設体が回動して排水バルブが開放し、排水が行
われる。同時に上記長穴も回動するが、この時の長穴の
回動に対しては、上記連結レバーは移動するが上記タイ
マレバーはほぼ静止状態を維持し、水流切り換え動作は
不所望に行われない。
【0013】
【実施例】本発明実施例の二槽式洗濯機を図1乃至図7
に基づいて説明する。図1は同洗濯機の外観を示す。1
は洗濯槽及び脱水槽(いずれも図示しない)を内蔵する
洗濯機本体、2はこの洗濯機本体1の上部に配置され、
上記洗濯槽の上部開口を開閉する洗濯蓋、3は上記洗濯
機本体1の上部に配置され、上記脱水槽の上部開口を開
閉する脱水蓋、4は排水ホース、5は上記洗濯機本体1
の上部の後側に設けられた合成樹脂製のコントロールパ
ネルである。
【0014】このコントロールパネル5において、6は
洗濯タイマつまみ、7は水流切り換えつまみ、8は脱水
タイマつまみ、9は上記洗濯機本体1外の水道蛇口に連
なる給水ホース(図示しない)が着脱自在に結合される
給水口、10はこの給水口9に給水ホースを介して供給
された水道水を洗濯槽か脱水槽へ選択的に導くように切
り換え操作される給水切り換えつまみである。
【0015】図2は上記洗濯機の回路を示す。11は上
記洗濯槽内の撹拌体を駆動する洗濯駆動モータ、12は
上記洗濯タイマつまみ6で操作され、洗濯・すすぎ時間
である洗濯駆動モータ11の運転時間を設定するための
洗濯タイマで、この洗濯タイマ12には、上記洗濯駆動
モ−タ11に直列接続され、上記運転時間の間オンする
第1タイマスイッチ13と、この第1タイマスイッチ1
3と上記洗濯駆動モータ11に直列接続され、上記運転
時間の間オン、オフを繰り返す第2タイマスイッチ14
とが内蔵されている。この場合、オンのタイミング毎に
可動接点cが接点a、bに交互にオンする。15は上記
脱水槽を回転する脱水駆動モータ、16は上記脱水タイ
マつまみ8で操作され、脱水時間を設定するための脱水
タイマで、この脱水タイマ16には、上記脱水駆動モー
タ15に直列接続され、上記脱水時間の間オンする脱水
タイマスイッチ17が内蔵されている。
【0016】図3は洗濯・すすぎ時における、上記第2
タイマスイッチ14の作動状態を示す。上記洗濯タイマ
12に設定された運転時間の間上記第1タイマスイッチ
13がオンするが、この間上記水流切り換えつまみ7で
標準水流が切り換え設定されていると、上記第2タイマ
スイッチ14は図3(a)の如くオン、オフを繰り返
す。即ち、2秒のオフ期間を挟み、可動接点cが接点
a、bに交互に13秒ずつオンする。一方、上記水流切
り換えつまみ7でソフト水流が切り換え設定されている
と、上記第2タイマスイッチ14は図3(b)の如くオ
ン、オフを繰り返す。即ち、12秒のオフ期間を挟み、
可動接点cが接点a、bに交互に4秒ずつオンする。
【0017】このように、水流切り換えつまみ7での水
流の切り換え設定に基づいて、第2タイマスイッチ14
のオン、オフ比率が変わり、上記洗濯駆動モータ11は
上記運転時間の間上記比率に基づいて駆動制御され、撹
拌体は所望水流を発生すべく上記比率に応じた間欠反転
駆動を上記運転時間の間行う。即ち、図3(a)に対応
する比率の下では標準水流が発生し、図3(b)に対応
する比率の下ではソフト水流が発生する。
【0018】図4乃至図6は上記洗濯タイマ12付近の
要部構造を示す。18は上記洗濯タイマつまみ6が装着
された洗濯タイマ12の回転軸、19は洗濯タイマ12
に移動自在即ち回動自在に設けられ、回動に伴って上記
第2タイマスイッチ14のオン、オフ比率を変えるタイ
マレバー、20は水流切り換えつまみ7の回転軸21の
半径方向に延設された第1延設体、22はこの第1延設
体20に形成された長穴で、この長穴22の長手方向は
上記回転軸21の半径方向にほぼ一致する。23は一端
に設けられた突起24が上記長穴22内を自在に移動で
きるように上記長穴22内に挿入されるとともに、他端
が上記タイマレバー19に回動自在に装着され、上記タ
イマレバー19と第1延設体20とを連結した連結レバ
ーである。
【0019】この場合、長穴22には切欠25が連接
し、一方上記突起24はこの長穴22及び切欠25の双
方に合致するようなT字構造を先端(図面の手前側)に
有している。而して、上記連結レバー23を図7の如く
実線の位置に持っていって、突起24のT字構造を長穴
22及び切欠25に貫通させ、その後連結レバー23を
一点鎖線の位置に持っていくことにより、連結レバー2
3の一端は、突起24が長穴22に挿入された状態にお
いて第1延設体20から不所望に外れないようになって
いる。即ち、T字構造が外れ止めの役目を果たしてい
る。また、連結レバー23の他端もタイマレバー19か
ら不所望に外れない構造となっている。
【0020】26は上記回転軸21の半径方向に延設さ
れ、上記洗濯槽の排水バルブ(図示しない)に可撓性の
連結線27を介して連結された第2延設体、28は上記
第1延設体20に一体形成された、上記連結線27を支
持するための円筒リブである。
【0021】さて、このような構造において、上記水流
切り換えつまみ7を水流切り換えを行うべく所定範囲内
で回動すると、上記連結レバー23は左右方向に移動し
て図4か図5のいずれかの位置に至る。具体的には、水
流切り換えつまみ7を所定範囲内において最も時計方向
へ回動すると、図4の如く、上記長穴22は右方へ移動
し、上記連結レバー23は長穴22に追随して右方へ移
動する。一方、水流切り換えつまみ7を所定範囲内にお
いて最も反時計方向へ回動すると、図5の如く、上記長
穴22は上方へ移動し、上記連結レバー23は長穴22
に追随して左方へ移動する。
【0022】このように上記連結レバー23が左右に移
動すると、上記タイマレバー19が図4、図5の如く時
計、反時計方向に回動し、洗濯タイマ12内のカム(図
示しない)が切り換わり、上記第2タイマスイッチ14
のオン、オフ比率が変わる。タイマレバー19が図4、
図5の如く回動した状態においては、各々図3(a)、
(b)に示すように第2タイマスイッチ14はオン、オ
フし、洗濯タイマ12で設定された洗濯・運転時間であ
る運転時間の間、標準水流、ソフト水流が発生する。
【0023】次に、洗濯・すすぎが終了し、洗濯槽から
排水するに際しては、水流切り換えつまみ7を上記所定
範囲外即ち所定範囲を越えて更に時計方向へ回動する。
この場合、図6の如く、上記第2延設体26が左に移動
し、連結線27が張り、この連結線27を介して排水バ
ルブが引っ張られて排水バルブが開放し、排水が行われ
る。この時、連結線27は上記円筒リブ28で手繰られ
る状態にあり、排水バルブのストロークが大きく、排水
バルブは確実に開放する。また、上記円筒リブ28の作
用により連結線27が連結レバー23に不所望に当るの
が防止される。尚、上記第2延設体26は、水流切り換
えつまみ7を所定範囲内で移動する場合は下側か斜め右
下に位置するだけであり、この場合上記連結線27は例
え張っても、排水バルブを開放するまでには至らない。
【0024】そして、上述のように水流切り換えつまみ
7を所定範囲を越えて更に時計方向へ回動する状況にお
いては、上記タイマレバー19は静止状態にある。即
ち、水流切り換えつまみ7(上記第1延設体20)の回
動に伴って長穴22が更に時計方向へ回動しても、突起
24が長穴22内を移動するだけである。換言すれば、
上記連結レバー23が単にタイマレバー19に対して回
動するだけである。尚、水流切り換えつまみ7を所定範
囲内に戻すまでの間にあっても、同様にタイマレバー1
9は静止状態にある。また、タイマレバー19自身も静
止状態を維持するように規制されている。
【0025】以上の説明から分かる通り、水流切り換え
つまみ7の所定範囲内での回動に伴う上記連結レバー2
3の左右方向への移動は、水流切り換えつまみ7の回動
による上記長穴22の回動によってのみ行われる。そし
て、上記長穴22の長手方向が上記回転軸21の半径方
向にほぼ一致する構造が作用して、水流切り換えつまみ
7を上記所定範囲外へ回動しても、上記長穴22の回動
に対し上記タイマレバー19はほぼ静止状態を維持する
のである。
【0026】図8乃至図10は上記回転軸21の他の実
施形態を示す。回転軸21の一部は断面が変則5角形を
有し、この変則5角形の部分に対応して板バネ29が設
けられている。これにより、水流切り換えつまみ7を標
準水流及びソフト水流を得るために切り換えた場合、回
転軸21は各々図8及び図9の位置に規制され、水流切
り換えつまみ7を排水するために切り換えた場合は、回
転軸21は図10の位置に規制される。よって、水流切
り換えつまみ7を上述のように切り換えた場合、水流切
り換えつまみ7が不所望に回動するのが抑制される。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、水流切り換えつまみの
回動による、このつまみの第1延設体の長穴の回動によ
ってのみ、連結レバーが移動する構成とし、上記水流切
り換えつまみを所定範囲内で回動した時、上記連結レバ
ーが移動して、タイマレバーが第2タイマスイッチのオ
ン、オフ比率を変えるように移動するとともに、上記水
流切り換えつまみを上記所定範囲外へ回動した時は、排
水バルブが開放する洗濯機において、上記水流切り換え
つまみを上記所定範囲外へ回動した時、上記長穴の回動
に対し上記タイマレバーがほぼ静止状態を維持するよう
に、上記長穴を構成したものである。従って、従来の如
きスプリングを追加することなく、水流切り換えつまみ
1つで、水流切り換えに際して第2タイマスイッチのオ
ン、オフ比率を変えることができるとともに、排水バル
ブの開閉を行うことができ、構造が頗る簡単で、組み立
て工数及びコストの低減を図った洗濯機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の二槽式洗濯機の外観斜視図であ
る。
【図2】同洗濯機の回路図である。
【図3】同洗濯機の第2タイマスイッチの作動状態を示
すタイミング図である。
【図4】同洗濯機の標準水流設定時の洗濯タイマ付近の
要部平面図である。
【図5】同洗濯機のソフト水流設定時の洗濯タイマ付近
の要部平面図である。
【図6】同洗濯機の排水操作時の洗濯タイマ付近の要部
平面図である。
【図7】同洗濯機の連結レバーの装着の仕方を示す要部
平面図である。
【図8】本発明他の実施例の二槽式洗濯機における、標
準水流設定時の回転軸付近の要部断面図である。
【図9】同洗濯機における、ソフト水流設定時の回転軸
付近の要部断面図である。
【図10】同洗濯機における、排水操作時の回転軸付近
の要部断面図である。
【図11】従来の洗濯機の所望水流設定時のタイマ付近
の要部平面図である。
【図12】同洗濯機の他の所望水流設定時のタイマ付近
の要部平面図である。
【図13】同洗濯機の排水操作時のタイマ付近の要部平
面図である。
【符号の説明】
7 水流切り換えつまみ 11 洗濯駆動モータ 12 洗濯タイマ 13 第1タイマスイッチ 14 第2タイマスイッチ 19 タイマレバー 20 第1延設体 21 回転軸 22 長穴 23 連結レバー 24 突起 26 第2延設体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内の攪拌体を駆動する駆動モータ
    と、この駆動モータの運転時間を設定するタイマと、こ
    のタイマに内蔵されるとともに、上記駆動モータに直列
    接続され、上記運転時間の間オンする第1タイマスイッ
    チと、上記タイマに内蔵されるとともに、上記第1タイ
    マスイッチと上記駆動モータに直列接続され、上記運転
    時間の間オン、オフを繰り返す第2タイマスイッチと、
    上記タイマに移動自在に設けられ、移動に伴って上記第
    2タイマスイッチのオン、オフ比率を変えるタイマレバ
    ーと、水流切り換えつまみと、この水流切り換えつまみ
    の回転軸の半径方向に延設された第1延設体と、この第
    1延設体に形成された長穴と、一端に設けられた突起が
    上記長穴内を自在に移動できるように上記長穴内に挿入
    されるとともに、他端が上記タイマレバーに回動自在に
    装着され、上記タイマレバーと第1延設体とを連結した
    連結レバーと、上記回転軸の半径方向に延設され、上記
    洗濯槽の排水バルブに連結された第2延設体とを備え、
    上記水流切り換えつまみの回動による上記長穴の回動に
    よってのみ、上記連結レバーが移動する構成とし、上記
    水流切り換えつまみを所定範囲内で回動した時、上記連
    結レバーが移動して、上記タイマレバーが上記第2タイ
    マスイッチのオン、オフ比率を変えるように移動すると
    ともに、上記水流切り換えつまみを上記所定範囲外へ回
    動した時は、上記排水バルブが開放する洗濯機におい
    て、上記長穴の長手方向を上記回転軸の半径方向にほぼ
    一致させ、上記水流切り換えつまみを上記所定範囲内で
    回動した時、上記長穴の回動に追随して上記タイマレバ
    ーが回動し、上記水流切り換えつまみを上記所定範囲外
    へ回動した時、上記長穴が回動しても上記突起が長穴内
    を移動するだけで上記タイマレバーがほぼ静止状態を維
    持する構成としたことを特徴とする洗濯機。
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