JP3086536U - 小動物捕獲装置 - Google Patents

小動物捕獲装置

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JP3086536U
JP3086536U JP2001007990U JP2001007990U JP3086536U JP 3086536 U JP3086536 U JP 3086536U JP 2001007990 U JP2001007990 U JP 2001007990U JP 2001007990 U JP2001007990 U JP 2001007990U JP 3086536 U JP3086536 U JP 3086536U
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皓士 川上
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イースタン實業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を低減できる小動物捕獲装置を提供す
ることにある。 【解決手段】遮断扉11は、容器1の開口部1Aを開閉
可能な位置に備えられる。遮断扉11は、シャフト13
によって、容器1の開口部を開口した位置に保持され
る。遮光式検出器5,6が、容器1内侵入した小動物を
検出すると、電気制御器4は、遮断扉11を落下させ
る。シャフト13を遮断扉11の穴11A,11Bに挿
入して、開口位置に保持するとき、開閉器10を動作さ
せ、電気制御器4に通電する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、小動物捕獲装置に係り、特に、電気式の制御方式を用いた小動物捕 獲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小動物捕獲装置は、猫,りす,マングース,鼠等の小動物の侵入口に上 下動可能に設けた遮断扉を備えている。この遮断扉は、待機時には、侵入口を開 放する位置に引き上げられ、保持手段により、引き上げられた位置に保持されて いる。捕獲装置内に小動物が侵入すると、遮光式検出器等により小動物の侵入を 検出し、保持手段によって保持されていた遮断扉を落下させることにより、小動 物を捕獲するようにしている。
【0003】 電気制御器は、遮光式検出器や電気式保持手段から構成されている。電気制御 器の電源としては、交流電源ではなく、一般に、電池等の直流電源が使用される 。交流電源を使用する場合には、電源コードの展張が必要なため、捕獲装置を設 置できる場所が制限されるからである。また、交流電源から発生する低周波の影 響で、動物が警戒して、捕獲が困難になるからである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
直流電源を用いる電気式捕獲装置においては、電源の容量に限りがあるため、 消費電力を少なくする必要がある。しかしながら、従来の電気式捕獲装置では、 電気制御器の電源のオンオフは、遮断扉の開閉と連動していたため、捕獲した動 物を捕獲装置から取り出すとき、遮断扉を大きく引き上げると、電気制御器の電 源が入り、電力を消費するという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、消費電力を低減できる小動物捕獲装置を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本考案は、容器の開口部を開閉可能な遮断 扉と、この遮断扉を上記容器の開口部を開口した位置に保持する保持手段と、上 記容器内侵入した小動物を検出する遮光式検出器と、この遮光式検出器により小 動物の侵入が検出されると上記遮断扉を落下させる制御手段とを有する小動物捕 獲装置において、上記保持手段による上記遮断扉の開口位置への保持動作に連動 して、上記制御手段に通電するようにしたものである。 かかる構成により、小動物捕獲装置への不要な通電を防止して、消費電力を低 減し得るものとなる。
【0007】 (2)上記(1)において、好ましくは、上記保持手段は、上記遮断扉に設け られた穴に挿入されるシャフトであり、このシャフトを上記穴に挿入することに より、上記遮断扉を上記容器の開口部を開口した位置に保持し、上記保持手段の シャフトを上記遮断扉の穴に挿入する時に、上記制御手段と電源との間に設けら れたスイッチをオンして、上記制御手段に通電するようにしたものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図4を用いて、本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の構成 について説明する。 最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態による小動物捕獲装置の全体構成 について説明する。 図1は、本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の全体構成を示す斜視図で ある。図2は、本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の全体構成を示す側面 図である。
【0009】 図1及び図2に示すように、直方体形状の容器1の前面には、捕獲対象の小動 物が侵入可能な開口部1Aが形成されている。容器1は、金属や樹脂によって形 成されている。容器1の大きさは、例えば、全長L1が640mmであり、高さ H1が332mmであり、幅W1が320mmである。なお、容器1の前面側の 上部には、電気制御器4が配置されており、電気制御器4まで含めた全体の高さ H2は、例えば、462mmである。
【0010】 容器1の開口部1Aには、上下動可能な遮蔽扉11が備えられている。遮蔽扉 11には、2つの穴11A,11Bが形成されている。遮蔽扉11を手動で矢印 A1方向に上昇し、遮蔽扉11の穴11A,11Bに、シャフト8A,8Bをそ れぞれ挿入することにより、遮蔽扉11は、図中に実線で示すように、開口部1 Aを開放した状態で、容器1の上部に保持される。シャフト8A,8Bは、アー ム9を介して、ソレノイド7に連結されている。ソレノイド7が非通電状態では 、シャフト8A,8Bは、遮蔽扉11の穴11A,11Bに挿入された位置に位 置しており、遮蔽扉11を上方に引き上げた状態に保持できる。ソレノイド7に 通電されると、シャフト9及びシャフト8A,8Bは、矢印B1方向に駆動され 、遮蔽扉11の穴11A,11Bからシャフト8A,8Bが引き抜かれるため、 遮蔽扉11は、自重で、矢印A2方向に下降して、容器1の開口部1Aを閉じる 。
【0011】 容器1の背面側には、餌出入扉2が設けられている。餌出入扉2は、容器1の 中に餌箱3を設置するときに用いられる。餌箱2の近傍であって、容器1の側面 には、赤外線送光部5と、赤外線受光部6とが対向配置されている。赤外線送光 部5と、赤外線受光部6とによって、遮光式検出器を構成している。容器1の内 部に侵入した小動物等が餌箱3に近づくと、赤外線送光部5から送光され、赤外 線受光部6で受光される赤外線が遮られるため、小動物等の侵入を検出すること ができる。遮光式検出器によって、小動物等の侵入が検出されると、ソレノイド 7が動作して、シャフト8A,8Bが移動して、遮蔽扉11が下降する。
【0012】 また、電気制御器4には、電源開閉器10が備えられているが、その詳細につ いては、図3を用いて後述する。
【0013】 次に、図3を用いて、本実施形態による小動物捕獲装置の要部の構成について 説明する。 図3は、本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の要部構成を示す斜視図で ある。なお、図1,図2と同一符号は、同一部分を示している。
【0014】 ソレノイド7のシャフト9には、アーム5を介して、シャフト8A,8Bが連 結されている。アーム5と、シャフト8A,8Bとの間は、自在継手16A,1 6Bによって連結されている。アーム5と、シャフト8A,8Bとの連結部に自 在継手16A,16Bを用いることにより、円滑に位置設定可能としている。自 在継手16A,16Bは、ソレノイド7のシャフト9に片荷重となることを防止 するために用いられている。また、自在継手16A,16Bは、遮断用シャフト 8a,8Bとアーム15の水平バランスをとるために、用いられている。
【0015】 遮蔽扉11は、その両側を、ガイドレール12A,12Bによってガイドされ ている。ガイドレール12A,12Bは、固定用ボード13によって固定されて いる。固定用ボード13には、シャフト8A,8Bが挿入可能な穴13A,13 Bが設けられている。
【0016】 さらに、シャフト9の先端部の近傍には、電源開閉器10が配置されている。 電源開閉器10は、図示するように、シャフト8A,8Bが穴13A,13Bに 挿入されている状態では、シャフト9が電源開閉器10をオン状態としている。 ソレノイド7が動作して、シャフト8A,8Bが矢印B1方向に移動すると、同 時に、シャフト9も矢印B1方向に移動して、電源開閉器10をオフとする。ソ レノイド7は、バネ復帰式でないため、シャフト9を矢印B1方向に移動した後 、その吸引された位置に維持される。
【0017】 次に、図4を用いて、本実施形態による小動物捕獲装置に用いる電気制御器の 構成について説明する。 図4は、本考案の一実施形態による小動物捕獲装置に用いる電気制御器の回路 図である。なお、図1〜図3と同一符号は、同一部分を示している。
【0018】 赤外線送光部5及び赤外線受光部6は、それぞれ、電源開閉器10を介して、 直流電源14に接続されている。赤外線受光部6のカソード側と接地電位の間に は、抵抗R1が接続されている。直流電源14は、例えば、乾電池からなり、電 圧は例えば6Vである。
【0019】 トランジスタTrのコレクタは、抵抗R2を介して、直流電源14に接続され ている。トランジスタTrのエミッタは、接地されている。トランジスタTrの ベースは、赤外線受光部6のカソード側と抵抗R1の間に接続されている。トラ ンジスタTrのコレクタには、リレーRyが接続されている。
【0020】 スイッチSW1とソレノイド7の直列回路は、直流電源14に接続されている 。スイッチSW1は、リレーRyによって開閉動作される。
【0021】 電源開閉器10は、ソレノイド7のシャフト9によって開閉動作される。
【0022】 次に、図4に示した電気制御器の動作について説明する。 赤外線送光部5と赤外線受光部6との間が、小動物等によって遮蔽されていな いときは、赤外線送光部5からの光が赤外線受光部6によって受光され、抵抗R 1には電源14から電流が流れている。従って、トランジスタTrのベースは所 定電位に保たれ、トランジスタTrが導通している。従って、リレーRyには電 流が流れず、リレーRyは動作していない状態となっている。その結果、スイッ チSW1はオフとなっており、ソレノイド7も非導通である。したがって、シャ フト9は、電源開閉器10のスイッチをオフすることなく、オン状態を保つこと になる。
【0023】 赤外線送光部5と赤外線受光部6との間が、小動物等によって遮蔽されると、 赤外線送光部5からの光が赤外線受光部6によって受光されないため、抵抗R1 には電源14から電流が流れなくなる。その結果、トランジスタTrのベースは 接地電位となり、トランジスタTrがオフとなる。そして、リレーRyには、抵 抗R2を介して電源14から電流が流れるため、リレーRyが動作する。その結 果、スイッチSW1はオンとなり、ソレノイド7が導通する。そして、シャフト 9が移動して、電源開閉器10のスイッチをオフするため、リレーRyへの電源 供給が遮断される。
【0024】 次に、図1〜図4を用いて、本実施形態による小動物捕獲装置の動作について 説明する。
【0025】 図1に示したように、小動物等の捕獲時には、遮蔽扉11の穴11A,11B に、シャフト8A,8Bがそれぞれ挿入されており、遮蔽扉11が、図中に実線 で示すように、開口部1Aを開放した状態で、容器1の上部に保持されている。
【0026】 この状態で、容器1の内部に小動物等が侵入し、赤外線送光部5から送光され 、赤外線受光部6で受光される赤外線が遮られると、小動物等の侵入が検出され 、ソレノイド7が動作して、シャフト8A,8Bが移動して、遮蔽扉11が下降 する。これによって、小動物等は、容器1の内部に閉じこめられ、捕獲されるこ とになる。それと同時に、ソレノイド7の通電が遮断されるため、シャフト8A ,8Bは、矢印B2方向に移動し、また、電源開閉器10もオフとなる。したが って、小動物等の捕獲後は、通電されないため、消費電力を少なくすることがで きる。
【0027】 捕獲した動物を容器1から取り出す際に、遮断扉11を上方に引き上げるとき 、遮蔽扉11の上部がシャフト8A,8Bに係合することなく、電源開閉器10 がオンとされることがないため、消費電力を低減することができる。
【0028】 捕獲装置を初期の捕獲するための状態にするには、遮断扉11を上方に引き上 げ、電気制御器4の上部の蓋を開けて、遮蔽扉11の穴11A,11Bに、シャ フト8A,8Bを指先等で挿入し、係合することにより、シャフト9が電源開閉 器10をオン状態として、電気制御器が動作可能となり、電気式の捕獲装置とし て動作することになる。
【0029】 以上説明したように、本実施形態によると、小動物等の捕獲後は捕獲装置への 通電は遮断されるので、消費電力を低減することができる。
【0030】 また、捕獲された小動物等を容器から引き出す際に、遮断扉を開けても捕獲装 置への通電遮断は維持されるため、誤って通電されることがなく、消費電力を低 減することができる。
【0031】
【考案の効果】
本考案によれば、小動物捕獲装置における消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の全
体構成を示す側面図である。
【図3】本考案の一実施形態による小動物捕獲装置の要
部構成を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施形態による小動物捕獲装置に用
いる電気制御器の回路図である。
【符号の説明】
1…容器 1A…開口部 2…餌出入箱 3…餌箱 4…電気制御器 5…赤外線送光部 6…赤外線受光部 7…ソレノイド 8A,8B…シャフト 9…シャフト 10…電源開閉器 11…遮断扉 11A,11B…穴 12A,12B…ガイドレール 13…固定用ボード 14…潮流電源 15…アーム 16A,16B…自在継手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の開口部を開閉可能な遮断扉と、この
    遮断扉を上記容器の開口部を開口した位置に保持する保
    持手段と、上記容器内侵入した小動物を検出する遮光式
    検出器と、この遮光式検出器により小動物の侵入が検出
    されると上記遮断扉を落下させる制御手段とを有する小
    動物捕獲装置において、 上記保持手段による上記遮断扉の開口位置への保持動作
    に連動して、上記制御手段に通電することを特徴とする
    小動物捕獲装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の小動物捕獲装置において、 上記保持手段は、上記遮断扉に設けられた穴に挿入され
    るシャフトであり、このシャフトを上記穴に挿入するこ
    とにより、上記遮断扉を上記容器の開口部を開口した位
    置に保持し、 上記保持手段のシャフトを上記遮断扉の穴に挿入する時
    に、上記制御手段と電源との間に設けられたスイッチを
    オンして、上記制御手段に通電することを特徴とする小
    動物捕獲装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210124667A (ko) * 2020-04-07 2021-10-15 박광배 야생동물 포획장치

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